JPS6218524B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6218524B2
JPS6218524B2 JP53067812A JP6781278A JPS6218524B2 JP S6218524 B2 JPS6218524 B2 JP S6218524B2 JP 53067812 A JP53067812 A JP 53067812A JP 6781278 A JP6781278 A JP 6781278A JP S6218524 B2 JPS6218524 B2 JP S6218524B2
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JP
Japan
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acid
moles
ethylene oxide
product
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP53067812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54160314A (en
Inventor
Juzo Higaki
Akitoshi Ukai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Oillio Group Ltd
Original Assignee
Nisshin Oil Mills Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Oil Mills Ltd filed Critical Nisshin Oil Mills Ltd
Priority to JP6781278A priority Critical patent/JPS54160314A/ja
Publication of JPS54160314A publication Critical patent/JPS54160314A/ja
Publication of JPS6218524B2 publication Critical patent/JPS6218524B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/85Polyesters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は親規な化粧料に関する。 一般に化粧料油剤が持つべき理想的な性質とし
ては、(1)皮膚刺激の少ないこと (2)色、臭いのな
いこと (3)経時的に着色したり変敗しないこと
(4)感触のすぐれていること (5)他の成分との相溶
性がよいこと (6)目的にあつた粘度を有すること
(7)皮膚の生理作用を妨害しないこと等があげら
れる。本発明の目的は、上記各種の性質を備え、
かつ粘稠で、さらに水溶性から油溶性まで種々の
物性を備えた油剤を提供するとともに、このもの
を含有してなる性能のすぐれた皮膚用および頭髪
用化粧料を得ることにある。従来の化粧品や軟こ
う用の油剤としては、動植物油から得られるグリ
セリドやワツクス、あるいは鉱油から得られるワ
セリンやパラフイン等の炭化水素が主として使用
されている。これ等の油剤はそれぞれ一長一短が
あり、一般に動植物油脂は品質、価格の変動が大
きく、かつ、酸化に対する安定性が悪く、経時的
に品質が劣化する等の難点がある。また広く使用
されている炭化水素系油剤は分子内に極性基を有
していないため保存安定性は比較的すぐれている
が、反面極性基がないことにより思うような感触
が得られないこと、および他の成分との相溶性が
劣つている等の欠点を有し、化粧料用には必ずし
も適当ではない。 本発明者らは、かかる現状に鑑み鋭意研究の結
果、次のエステル化生成物が、前記の目的を満た
すものであることを見い出し、本発明を完成し
た。 即ち、本発明は、(1)4価以上の多価アルコール
にエチレンオキサイドまたは(および)プロピレ
ンオキサイドを付加変性せしめた高分子ポリオー
ル(多価アルコール1分子中の付加モル数はエチ
レンオキサイド0〜20モル、プロピレンオキサイ
ド0〜100モル、エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドの付加モル数の合計は、ポリオール
のOH基の数以上)と(2)飽和脂肪族ジカルボン酸
または(および)オキシジカルボン酸とをエステ
ル化させて得られるエステル化生成物またはその
塩を1種または2種以上配合することを特徴とす
る化粧料である。 本発明における高分子ポリオールとは、4価以
上の多価アルコール、たとえばペンタエリトリツ
トあるいはその縮合物、ジグリセリン、ポリグリ
セリン、ソルビトール、シユークローズなどにエ
チレンオキサイドまたは(および)プロピレンオ
キサイドを付加させた生成物であり、一般に各種
ウレタン樹脂およびポリエステル樹脂のポリオー
ル原料として市販されているものが使用できる。
商品名ではPNT−4G(日本乳化剤(株))、サンニツ
クスS−P(三洋化成(株))、ポリオールHSシリー
ズ、OSシリーズ(いずれも三井日曹ウレタン
(株))、アデカポリエーテルDGシリーズ、SPシリ
ーズ、SCシリーズ(いずれも旭電化工業(株))等
が知られている。これらの高分子ポリオールの代
表的なものの化学式は第1表のとおりであり、い
ずれも分子内にエーテル結合をもち、分子末端に
は第2級OH基または第1級OH基をもつポリエ
ーテルポリオールである。また、エチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイドの両方を付加させる
場合は、ブロツク重合でもランダム重合でもかま
わない。
【表】
【表】 飽和脂肪族ジカルボン酸としては、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、お
よびこれらの酸に飽和アルキル側鎖基のあるもの
等が使用でき、エステル化に当り、単品または2
種類以上を混合して、或いは次のオキシジカルボ
ン酸と混合して用いる。 オキシジカルボン酸としてはリンゴ酸、酒石酸
を使用し、エステル化に当り、単品または2種類
を混合して用いる。 エステル化には無触媒または触媒存在下、常圧
または減圧下でのエステル化反応等常法が採用で
きる。 エステル化において酸過剰で反応すると酸価の
の高い生成物が得られるが、この酸価の一部また
は全部をナトリウムやカリウムなどのアルカリ金
属塩やトリエタノールアミン、モノエタノールア
ミン、モルホリンなどのアミン塩としてもよい。 本発明のエステル化生成物はポリエーテルポリ
オール(4価以上のアルコール)と脂肪族ジカル
ボン酸とのエステル化反応物であるので、アルコ
ール過剰率あるいは酸過剰率を変えることにより
種々の物性をそなえた、いわゆるオリゴエステル
化生成物が得られる。さらに、ポリエーテルポリ
オールの種類、エチレンオキサイドあるいはプロ
ピレンオキサイドの付加モル数、脂肪族二塩基酸
の種類の組合せにより、種々の異なつた物性の油
剤が得られる。 つまり、エチレンオキサイドおよびプロピレン
オキサイドの付加モル数を種々変えることによ
り、水溶性のものから油溶性のものまで、目的と
する性能のものが得られ、また、ポリエーテルポ
リオールの種類、脂肪族二塩基酸の種類あるいは
反応時の過剰率を変えることにより、粘度および
親水性を自由に調節することができる。 そして本発明のエステル化生成物の粘度は、も
との高分子ポリオールよりも高く、また、すぐれ
た風合を有している。 このように本発明のエステル化生成物はオリゴ
エステル化物となるため従来の油剤とは異質のモ
ノマーとポリマーの両性能を具備した物性を備え
た化合物であり、粘度、親水性、分子量等の程度
の低いものから高いものへと任意に変えることが
でき、それぞれに対応した特徴ある化粧料が製造
できる。 また、本発明のエステル化生成物は、エーテル
及びエステルと末端水酸基が1つの分子内に導入
されているために分子間会合が期待でき、さらに
4価以上の多価アルコールのポリエーテルポリオ
ールを使用するため、そのオリゴエステル化物は
立体的な構造となるため、より分子間会合が強く
なり、同一分子量の油剤とくらべ充分なる粘性を
得ることが可能となる。 以上のことから本発明のエステル化生成物は、
ゲル化剤、分散剤、可溶化剤、保湿剤としての機
能を有するため、これを配合してなる化粧料は、
クリーム、ローシヨン等の皮膚用として好適であ
り、さらに、毛髪に対してもすぐれた整髪性能を
発揮するので頭髪用化粧料にも適する。即ち、本
発明の化粧料は上記エステル化生成物を必須成分
として含有するものであり、製造に際しては常用
成分、任意成分が適宜に配合される。 つまり、従来の油剤、ゲル化剤等の全部または
一部を上記エステル化生成物に代えて、常法によ
り化粧料を製造すればよい。 つぎに実施例に基づいて、さらに具体的にこの
発明を説明する。 〔〕 エステル化生成物の調製 第2表に示す組成のエステル化生成物をつぎ
の要領で調製した(なお試料No.9〜11は対照
例)。 撹拌機、温度計、窒素ガス吹込管、水分離器
を備えた1の4つ口フラスコに、アデカポリ
エーテルDG−500(旭電化工業(株))を509g、
無水コハク酸を50g、エステル触媒として、塩
化スズを全仕込量に対し0.5%、キシロールを
全仕込量に対して5%加えてよく撹拌し、160
〜230℃で12時間反応させた。 反応終了後、触媒を追別し、減圧下で乾燥
し、さらに水蒸気で減圧下の脱臭を行なつて淡
黄色、無臭のDG−500−コハク酸オリゴエステ
ル(試料No.7)を得た。 以下同様にして試料No.1〜6および8のエス
テル化生成物を得た。 〔〕 エステル化生成物の性状 これらエステル化生成物の酸価、含水エタノ
ールに対する溶解性、粘度を調べると、第2表
に示す結果が得られた。 即ち、本発明のエステル化生成物は対応する
もとの高分子ポリオールよりも高い粘度を有
し、また、風合がすぐれている。 一方、エステル化生成物の人体に対する刺激
性の有無および臭気の有無についても調査し
た。 まず人体に対する一次刺激性は閉塞バツチテ
ストによつてつぎのようにして調べた。 即ち、健康人20名の前膊または上腕屈側部表
皮から角質および皮脂を取除き、この表膚表面
に対して試料を塗布した1インチ四方のリント
布を貼布し、油紙で覆つて紙絆創膏で四方を井
桁にとめ、さらにこの上から繃帯で押さえる。
この状態で24時間後、48時間後、1週間後にお
ける刺激性の有無を判定したところ、本発明の
条件を満たすエステル化生成物(No.1〜8)に
は、刺激性が全然認められず、化粧料用油剤と
して有用であることが判明した。 また、健康人20名の前膊部の表膚表面に0.2
gの試料を2インチ四方にわたつて塗布し、10
分後、20分後、30分後、1時間後、4時間後、
8時間後に臭覚による臭気の判定を行なつたと
ころ、この発明の条件を満たすエステル化生成
物(No.1〜8)はいずれも臭気が全然感じられ
なかつた。 〔〕 化粧料の調製 必須成分のエステル化生成物のほかに、常用
成分を混合して化粧料をつくる。 エステル化生成物としては、試料No.1〜8の
いずれも使用できるが、簡略のためそのうちの
いくつかを用いた配合例を以下に示す。 配合例1 (コールドクリーム) No.2のエステル化生成物 5重量% アーモンド油 8 流動パラフイン 8 セタノール 2 鯨ロウ 5 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン
14 香 料 適量 防腐剤 〃 精製水 全量100% 配合例2 (口紅) セレシン 24% ミツロウ 10 カルナウバロウ 8 ラノリン 10 流動パラフイン 22 No.7のエステル化生成物 21 エオシン酸 2.5 顔 料 1.0 香 料 1.5 酸化防止剤 適量 配合例3 (ヘアクリーム) No.4のエステル化生成物 9.0% 流動パラフイン 37.5 ミツロウ 12.0 セスキオレイン酸ソルビタン 3.0 モノラウリン酸ソルビタン 2.0 モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン
2.0 ホウ砂 0.5 防腐剤 適量 香 料 〃 精製水 全量100.0% 配合例4 (水溶性ポマード) No.6のエステル化生成物 15% 流動パラフイン 10 モノラウリン酸ポリエチレングリコール 7 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 13 香 料 適量 着色料 〃 防腐剤 〃 精製水 全量100% 配合例5 (ヘアスプレー) ポリビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体
3.00% シリコン 0.25 No.3のエステル化生成物 0.50 フタル酸ジメチル 0.10 香 料 0.25 エタノール 全量100.00 フロン 11 40.00 フロン 12 40.00
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (1)4価以上の多価アルコールにエチレンオキ
    サイドまたは(および)プロピレンオキサイドを
    付加変性せしめた高分子ポリオール(多価アルコ
    ール1分子中の付加モル数はエチレンオキサイド
    0〜20モル、プロピレンオキサイド0〜100モ
    ル、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイド
    の付加モル数の合計はポリオールのOH基の数以
    上)と(2)飽和脂肪族ジカルボン酸または(およ
    び)オキシジカルボン酸とをエステル化させて得
    られるエステル化生成物またはその塩を1種また
    は2種以上配合することを特徴とする化粧料。
JP6781278A 1978-06-07 1978-06-07 Esterification product and cosmetic Granted JPS54160314A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0985164A (ja) * 1995-09-26 1997-03-31 Natl House Ind Co Ltd 建築用パネルの製造方法

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JPS50132134A (ja) * 1974-04-10 1975-10-20

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