JPS62185165A - パ−ティキュレ−ト分析装置 - Google Patents
パ−ティキュレ−ト分析装置Info
- Publication number
- JPS62185165A JPS62185165A JP61027082A JP2708286A JPS62185165A JP S62185165 A JPS62185165 A JP S62185165A JP 61027082 A JP61027082 A JP 61027082A JP 2708286 A JP2708286 A JP 2708286A JP S62185165 A JPS62185165 A JP S62185165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- concentration
- exhaust gas
- diesel engine
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 39
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 38
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 36
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 claims abstract description 28
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 17
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 14
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 claims description 11
- 238000010790 dilution Methods 0.000 claims description 7
- 239000012895 dilution Substances 0.000 claims description 7
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 claims 4
- 239000002904 solvent Substances 0.000 abstract description 5
- YMWUJEATGCHHMB-UHFFFAOYSA-N Dichloromethane Chemical compound ClCCl YMWUJEATGCHHMB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 239000002195 soluble material Substances 0.000 description 3
- 150000001721 carbon Chemical class 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 description 1
- 235000002595 Solanum tuberosum Nutrition 0.000 description 1
- 244000061456 Solanum tuberosum Species 0.000 description 1
- 238000000944 Soxhlet extraction Methods 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 1
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000010339 dilation Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 235000012015 potatoes Nutrition 0.000 description 1
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 1
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/06—Investigating concentration of particle suspensions
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0004—Gaseous mixtures, e.g. polluted air
- G01N33/0009—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
- G01N33/0027—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
- G01N33/0031—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector comprising two or more sensors, e.g. a sensor array
- G01N33/0032—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector comprising two or more sensors, e.g. a sensor array using two or more different physical functioning modes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/38—Diluting, dispersing or mixing samples
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディーゼルエンジンからの排気ガス、正確に
は、ディーゼルエンジンから排出されてから常温空気に
より希釈および冷却された後の低温排気ガス中に含まれ
るパーティキュレートの濃度またはfffffiを71
11i定および分析するための装置に関する。
は、ディーゼルエンジンから排出されてから常温空気に
より希釈および冷却された後の低温排気ガス中に含まれ
るパーティキュレートの濃度またはfffffiを71
11i定および分析するための装置に関する。
前記低温排気ガス中に含まれるパーティキュレートは、
有機溶媒(例えばジクロロメタンなど)に不可溶な物質
であるD S (dry 5oot)と、有機溶媒に可
?容な物質S OF (soluble organi
c frac−tion)とから構成されたものである
ことが知られている。このうち、前者のDSは主として
結晶構造を持つ球状カーボン粒子が凝集したものであり
、排出されて黒色となることから一般に黒煙として理解
され、また、後者のSOFは煤の前段階物質である凝縮
炭化水素液滴および潤滑油が排出されたものであり、排
出されて白色または青色となることから一般に白煙また
は青煙として理解されている。
有機溶媒(例えばジクロロメタンなど)に不可溶な物質
であるD S (dry 5oot)と、有機溶媒に可
?容な物質S OF (soluble organi
c frac−tion)とから構成されたものである
ことが知られている。このうち、前者のDSは主として
結晶構造を持つ球状カーボン粒子が凝集したものであり
、排出されて黒色となることから一般に黒煙として理解
され、また、後者のSOFは煤の前段階物質である凝縮
炭化水素液滴および潤滑油が排出されたものであり、排
出されて白色または青色となることから一般に白煙また
は青煙として理解されている。
即ち、ディーゼルエンジンから排出された直後の高温排
気ガス中には、カーボン粒子とガス状の炭化水素化合物
(これには、高沸点炭化水素化合物と低沸点炭化水素化
合物上がある)などが含まれており、このディーゼルエ
ンジンから排出された高温排気ガスが常温空気により希
釈冷却されると、前記ガス状炭化水素化合物のうらの高
沸点炭化水素化合物が凝縮して微小な液滴となって前記
SOFが生成され、前記カーボン粒子から生成されるO
3と相まって、前記パーティキュレートが発生するので
ある。
気ガス中には、カーボン粒子とガス状の炭化水素化合物
(これには、高沸点炭化水素化合物と低沸点炭化水素化
合物上がある)などが含まれており、このディーゼルエ
ンジンから排出された高温排気ガスが常温空気により希
釈冷却されると、前記ガス状炭化水素化合物のうらの高
沸点炭化水素化合物が凝縮して微小な液滴となって前記
SOFが生成され、前記カーボン粒子から生成されるO
3と相まって、前記パーティキュレートが発生するので
ある。
従って、ディーゼルエンジンから排出された直後の高温
排気ガス中の高沸点炭化水素化合物の4度または重量は
前記SOFの4度または重油と非常に高い相関を有し、
また、ディーゼルエンジンから排出されてから常温空気
により希釈冷却された後の低温排気ガス中には、前記D
SおよびSOFから成るパーティキュレートとガス状の
まま残存する低沸点炭化水素化合物が含まれていること
になる。
排気ガス中の高沸点炭化水素化合物の4度または重量は
前記SOFの4度または重油と非常に高い相関を有し、
また、ディーゼルエンジンから排出されてから常温空気
により希釈冷却された後の低温排気ガス中には、前記D
SおよびSOFから成るパーティキュレートとガス状の
まま残存する低沸点炭化水素化合物が含まれていること
になる。
ところで、前記したパーティキュレートの排出特性、つ
まり、それを構成するDSおよびSOFの各濃度または
重量は、エンジンの負荷や回転数等の運転条件によって
著しく変動するため、エンジンのパーティキュレートの
排出特性改善等を図るための有効な基礎データを得るに
は、排出され′るパーティキュレートの総濃度または総
重量を測定するのみならず、DSおよびSOFの夫々の
濃度または重量を個別に測定することが重要である。
まり、それを構成するDSおよびSOFの各濃度または
重量は、エンジンの負荷や回転数等の運転条件によって
著しく変動するため、エンジンのパーティキュレートの
排出特性改善等を図るための有効な基礎データを得るに
は、排出され′るパーティキュレートの総濃度または総
重量を測定するのみならず、DSおよびSOFの夫々の
濃度または重量を個別に測定することが重要である。
而して、従来は、このパーティキュレートの測定および
分析を、下記のようなフィルター秤量法を用いて行って
いた。
分析を、下記のようなフィルター秤量法を用いて行って
いた。
即ち、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスをフ
ィルターにかけて、その排気ガス中に含まれるパーティ
キュレート(DSおよび5OF)をフィルター上にサン
プリングした後、ソックスレー抽出処理を施して、SO
Fを有機溶媒(例えばジクロロメタン)に溶解させると
共にDSをフィルター上に残すようにし、しかる後、前
記有機溶媒を加熱飛散させた後の残留物(SOF)の重
量を天秤で秤量し、一方、前記フィルター上にトランプ
された有機溶媒に不可溶な物’ff(DS)の重■を天
秤で秤量する、という手段によっていた。
ィルターにかけて、その排気ガス中に含まれるパーティ
キュレート(DSおよび5OF)をフィルター上にサン
プリングした後、ソックスレー抽出処理を施して、SO
Fを有機溶媒(例えばジクロロメタン)に溶解させると
共にDSをフィルター上に残すようにし、しかる後、前
記有機溶媒を加熱飛散させた後の残留物(SOF)の重
量を天秤で秤量し、一方、前記フィルター上にトランプ
された有機溶媒に不可溶な物’ff(DS)の重■を天
秤で秤量する、という手段によっていた。
しかしながら、上記従来手段による場合には、特にSO
F抽出に長時間(通常8時間程度)を要することもあっ
て測定・分析に非常に時間がかかると共に、極めて煩雑
な手作業による測定・分析手順が必要であり、その上、
間欠的にしか測定・分析を行えない、という種々の欠点
があった。
F抽出に長時間(通常8時間程度)を要することもあっ
て測定・分析に非常に時間がかかると共に、極めて煩雑
な手作業による測定・分析手順が必要であり、その上、
間欠的にしか測定・分析を行えない、という種々の欠点
があった。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、ディーゼルエンジンから排出された排気
ガス中に含まれるパーティキュレートの総濃度または総
重量は勿論、そのパーティキュレートの構成要素である
カーボン粒子(DS)および対有機溶媒可溶性物質(S
OF)の各個別濃度または個別重量を、掻く短時間で、
かつ、連続的に、しかも、殆ど手作業を要しないで自動
的に測定・分析可能なパーティキュレート分析装置を提
供せんとすることにある。
、その目的は、ディーゼルエンジンから排出された排気
ガス中に含まれるパーティキュレートの総濃度または総
重量は勿論、そのパーティキュレートの構成要素である
カーボン粒子(DS)および対有機溶媒可溶性物質(S
OF)の各個別濃度または個別重量を、掻く短時間で、
かつ、連続的に、しかも、殆ど手作業を要しないで自動
的に測定・分析可能なパーティキュレート分析装置を提
供せんとすることにある。
上記目的を達成するために、本発明によるパーティキュ
レート分析装置は、ディーゼルエンジンから排出された
排気ガス中のカーボン粒子(DS)の/農度を連続測定
可能なカーボン粒子検出器と、前記ディーゼルエンジン
から排出された直後の高温排気ガス中のガス状炭化水素
化合物の1・−タルで濃度を連続4jll定可能な高温
+(C検出器と、前記ディーゼルエンジンから排出され
た後で希釈および冷却された低温排気ガス中に残存する
ガス状炭化水素化合物の残存濃度を連続測定可能な低温
)[C検出器とを設けると共に、前記低温排気ガスの希
釈率を連続測定するために、前記高温排気ガス中の基準
ガスの濃度を連続測定可能な高温基準ガス検出器と前記
低温排気ガス中の基準ガスの濃度を連続測定可能な低温
基小ガス検出器とを設け、かつ、前記各検出器による測
定結果に基いて、前記ディーゼルエンジンから排出され
た排気ガスが希釈冷却されたときに発生するパーティキ
ュレートの総濃度または総重量、ならびに、そのパーテ
ィキュレートを構成するカーボン粒子(DS)の個別濃
度または個別重量、および、同じくそのパーティキュレ
ートを構成する対有機溶媒可溶性物質(SOF)と相関
の高い高沸点炭化水素化合物の個別/農度または個別重
量を自動的に演算して出力可能な演算器を設けである、
という特徴を(+tffえている。
レート分析装置は、ディーゼルエンジンから排出された
排気ガス中のカーボン粒子(DS)の/農度を連続測定
可能なカーボン粒子検出器と、前記ディーゼルエンジン
から排出された直後の高温排気ガス中のガス状炭化水素
化合物の1・−タルで濃度を連続4jll定可能な高温
+(C検出器と、前記ディーゼルエンジンから排出され
た後で希釈および冷却された低温排気ガス中に残存する
ガス状炭化水素化合物の残存濃度を連続測定可能な低温
)[C検出器とを設けると共に、前記低温排気ガスの希
釈率を連続測定するために、前記高温排気ガス中の基準
ガスの濃度を連続測定可能な高温基準ガス検出器と前記
低温排気ガス中の基準ガスの濃度を連続測定可能な低温
基小ガス検出器とを設け、かつ、前記各検出器による測
定結果に基いて、前記ディーゼルエンジンから排出され
た排気ガスが希釈冷却されたときに発生するパーティキ
ュレートの総濃度または総重量、ならびに、そのパーテ
ィキュレートを構成するカーボン粒子(DS)の個別濃
度または個別重量、および、同じくそのパーティキュレ
ートを構成する対有機溶媒可溶性物質(SOF)と相関
の高い高沸点炭化水素化合物の個別/農度または個別重
量を自動的に演算して出力可能な演算器を設けである、
という特徴を(+tffえている。
上記特徴構成により発揮される作用は下記の通りである
。
。
即ち、上記本発明に係るパーティキュレート分析装置に
おいては、後述する実施例の説明からより一層明らかと
なるように、カーボン粒子検出器により連続測定される
排気ガス中のカーボン粒子(D S)の濃度と、高?H
II C検出器により連続測定されるディーゼルエンジ
ンから排出された直後の高温排気ガス中のガス状炭化水
素化合物のトータル濃度と、低/DLHC検出器により
連続測定される希釈および冷却された低温排気ガス中に
残存するガス状炭化水素化合物の残存濃度、および、高
温基準ガス検出器により連続測定される高温1F気ガス
中の基準ガスの濃度と、低温基を律ガス検出器により連
続測定される低温排気ガス中の基1艦ガスの濃度とから
得られる希釈度に基いて、演算器によって、ディーゼル
エンジンから排出された排気ガスが希釈冷却されたとき
に発生するパーティキュレートの総濃度または総重量は
勿論、そのパーティキュレートを構成するカーボン粒子
(DS)の個別濃度または個別重量、および、同じくそ
のパーティキュレートを構成する封有Ja溶媒可溶性物
質(SOF)と相関の高い高沸点炭化水素化合物の個別
濃度または個別重量を自動的に演算して出力させるよう
に構成しであるから、従来のような煩雑で長時間に亘る
抽出作業などの手作業を要しないで、自動的にかつ極く
短時間で、しかも、連続的に、パーティキュレートの測
定・分析を行うことができる。
おいては、後述する実施例の説明からより一層明らかと
なるように、カーボン粒子検出器により連続測定される
排気ガス中のカーボン粒子(D S)の濃度と、高?H
II C検出器により連続測定されるディーゼルエンジ
ンから排出された直後の高温排気ガス中のガス状炭化水
素化合物のトータル濃度と、低/DLHC検出器により
連続測定される希釈および冷却された低温排気ガス中に
残存するガス状炭化水素化合物の残存濃度、および、高
温基準ガス検出器により連続測定される高温1F気ガス
中の基準ガスの濃度と、低温基を律ガス検出器により連
続測定される低温排気ガス中の基1艦ガスの濃度とから
得られる希釈度に基いて、演算器によって、ディーゼル
エンジンから排出された排気ガスが希釈冷却されたとき
に発生するパーティキュレートの総濃度または総重量は
勿論、そのパーティキュレートを構成するカーボン粒子
(DS)の個別濃度または個別重量、および、同じくそ
のパーティキュレートを構成する封有Ja溶媒可溶性物
質(SOF)と相関の高い高沸点炭化水素化合物の個別
濃度または個別重量を自動的に演算して出力させるよう
に構成しであるから、従来のような煩雑で長時間に亘る
抽出作業などの手作業を要しないで、自動的にかつ極く
短時間で、しかも、連続的に、パーティキュレートの測
定・分析を行うことができる。
以下、本発明に係るパーティキュレート分Fr装置の具
体的実施例を図面に基いて説明する。
体的実施例を図面に基いて説明する。
図において、Cはディーゼルエンジン(図示せず)を装
備した自動車であって、シャーシダイナモメータSによ
り、実際の道路を走行しているのと同様の状態に制御(
シミュレート)可能に構成されている。
備した自動車であって、シャーシダイナモメータSによ
り、実際の道路を走行しているのと同様の状態に制御(
シミュレート)可能に構成されている。
そして、前記自動車Cのディーゼルエンジンから排出さ
れる高温の排気ガスの殆どは主排気管lを介してグイリ
ュージョントンネル2の上流部に導かれ、このダイリュ
ー−ジョントンネル2において、フィルター3を介して
外部から導入される常温空気により希釈および冷却され
るように構成されている。なお、このグイリュージョン
トンネル2には、常時一定流量の希釈排気ガスが流れる
ように、一定流Iqaの吸引および排気を行うCV S
(Con5tant Volume Sampler
) 4がその下流側に接続されている。
れる高温の排気ガスの殆どは主排気管lを介してグイリ
ュージョントンネル2の上流部に導かれ、このダイリュ
ー−ジョントンネル2において、フィルター3を介して
外部から導入される常温空気により希釈および冷却され
るように構成されている。なお、このグイリュージョン
トンネル2には、常時一定流量の希釈排気ガスが流れる
ように、一定流Iqaの吸引および排気を行うCV S
(Con5tant Volume Sampler
) 4がその下流側に接続されている。
また、前記主排気管1の自動車に極く近い個所からは、
ディーゼルエンジンから排出される高温の排気ガスの一
部(極く少■)を分流させるための第1分岐排気管5お
よび第2分岐排気管6が4出され、その一方の第2分岐
排気管6には、排気ガス中のカーボン粒、7−(DS)
やその他の夾雑物を除去するためのフィルター7が介装
されていると共に、そのフィルター7の下流側の個所か
ら第3分岐排気管8が導出されている。なお、これら第
1.第2.第3分岐排気管5,6.8は、ディーゼルエ
ンジンから排出された直後の高温排気ガスをできるだ[
)冷却しないように、極く短いものとするか、あるいは
、必要に応じて保温または加熱可能な構成とされる。
ディーゼルエンジンから排出される高温の排気ガスの一
部(極く少■)を分流させるための第1分岐排気管5お
よび第2分岐排気管6が4出され、その一方の第2分岐
排気管6には、排気ガス中のカーボン粒、7−(DS)
やその他の夾雑物を除去するためのフィルター7が介装
されていると共に、そのフィルター7の下流側の個所か
ら第3分岐排気管8が導出されている。なお、これら第
1.第2.第3分岐排気管5,6.8は、ディーゼルエ
ンジンから排出された直後の高温排気ガスをできるだ[
)冷却しないように、極く短いものとするか、あるいは
、必要に応じて保温または加熱可能な構成とされる。
前記第1分岐排気管5には、前記ディーゼルエンジンか
ら排出された高温排気ガス中のカーボン粒子(DS)の
lz度を連続測定可能なカーボン粒子検出器9が設けら
れている。このカーボン粒子検出器9としては、同志社
大学と本願出願人の共同開発に係るEDM (Elec
tron DiffusibilityMeasure
ment)検出器を用いている。このEDM検出器は、
対有機溶媒可溶性物質(SOF)の4電率に比べてカー
ボン粒子(D S)の導電率が十分に高いことを利用し
て、排気ガスのエアロゾルの導電率を測定することによ
って、カーボン粒子(DS)の重aQ度を連続測定でき
るように構成されているものである。なお、このカーボ
ン粒子検出器9を通過する流量は掻く少量の一定流量Q
Iとされている。
ら排出された高温排気ガス中のカーボン粒子(DS)の
lz度を連続測定可能なカーボン粒子検出器9が設けら
れている。このカーボン粒子検出器9としては、同志社
大学と本願出願人の共同開発に係るEDM (Elec
tron DiffusibilityMeasure
ment)検出器を用いている。このEDM検出器は、
対有機溶媒可溶性物質(SOF)の4電率に比べてカー
ボン粒子(D S)の導電率が十分に高いことを利用し
て、排気ガスのエアロゾルの導電率を測定することによ
って、カーボン粒子(DS)の重aQ度を連続測定でき
るように構成されているものである。なお、このカーボ
ン粒子検出器9を通過する流量は掻く少量の一定流量Q
Iとされている。
ml記第2分岐排気管6には、前記ディーゼルエンジン
から排出された直後の高温す1気ガス中のガス状炭化水
素化合物(高沸点炭化水素化合物および低沸点炭化水素
化合物)のトータル容積濃度を連続測定可能な高温1−
I C検出器lOが設けられている。この高温HC検出
器10としては、いわゆるF I D (Flaim
Ionization Detector )が用い
られる。なお、この高温HC検出器lOを通過する流量
も掻く少量の一定流量Q2とされている。
から排出された直後の高温す1気ガス中のガス状炭化水
素化合物(高沸点炭化水素化合物および低沸点炭化水素
化合物)のトータル容積濃度を連続測定可能な高温1−
I C検出器lOが設けられている。この高温HC検出
器10としては、いわゆるF I D (Flaim
Ionization Detector )が用い
られる。なお、この高温HC検出器lOを通過する流量
も掻く少量の一定流量Q2とされている。
前記第3分岐排気管6には、前記高温排気ガス中の基準
ガス(例えばCo2ガスまたはN Oxガスなど)の濃
度を連続測定可能な高温基準ガス検出器11が設けられ
ている。この高温基準ガス検出器11としては、非分散
型赤外線分析器が用いられる。なお、この高温基準ガス
検出器11を通過する流量も掻く少量の一定流量Q、と
されている。
ガス(例えばCo2ガスまたはN Oxガスなど)の濃
度を連続測定可能な高温基準ガス検出器11が設けられ
ている。この高温基準ガス検出器11としては、非分散
型赤外線分析器が用いられる。なお、この高温基準ガス
検出器11を通過する流量も掻く少量の一定流量Q、と
されている。
一方、前記グイリュージョントンネル2の下流部からは
、希釈および冷却された低温の排気ガスの一部(極く少
量)を取り出すための第1分岐管12が導出され、その
第1分岐管12には、排気ガス中のカーボン粒子(DS
)や冷却により液化した高沸点炭化水素化合物やその他
の夾雑物を除去するためのフィルター13が介装されて
いると共に、そのフィルター13の下流側の個所から第
2分岐管14が導出されている。
、希釈および冷却された低温の排気ガスの一部(極く少
量)を取り出すための第1分岐管12が導出され、その
第1分岐管12には、排気ガス中のカーボン粒子(DS
)や冷却により液化した高沸点炭化水素化合物やその他
の夾雑物を除去するためのフィルター13が介装されて
いると共に、そのフィルター13の下流側の個所から第
2分岐管14が導出されている。
そして、前記第1分岐管12には、前記低温排気ガス中
に残存するガス状炭化水素化合物(係沸点炭化水素化合
物のみ)の容積濃度を連続測定可能な低温11c検出器
15が設けられている。この低>=+(C検出器15と
しても、やはりFIDが用いられる。なお、この低温H
C検出器15を通過する流量も極く少量の一定流ff1
q、とされている。
に残存するガス状炭化水素化合物(係沸点炭化水素化合
物のみ)の容積濃度を連続測定可能な低温11c検出器
15が設けられている。この低>=+(C検出器15と
しても、やはりFIDが用いられる。なお、この低温H
C検出器15を通過する流量も極く少量の一定流ff1
q、とされている。
前記第2分岐管14には、前記低温排気ガス中の基準ガ
ス(前記したと同じ種類のガス)の濃度を連続測定可能
な低温基準ガス検出器16が設けられている。この低温
基準ガス検出器16としても、やはり非分散型赤外線分
析器が用いられる。
ス(前記したと同じ種類のガス)の濃度を連続測定可能
な低温基準ガス検出器16が設けられている。この低温
基準ガス検出器16としても、やはり非分散型赤外線分
析器が用いられる。
なお、この低温基準ガス検出器16を通過する流量も極
く少量の一定流fitQsとされている。
く少量の一定流fitQsとされている。
ところで、後述するように、この低温基準ガス検出2S
16による検出値と前記高温基準ガス検出器11による
検出値とを比較することにより、前記グイリュージョン
トンネル2における排気ガスの希釈度が求められ、また
、その求められた希釈度と前記高iHc検出器10によ
る検出値および前記低温II C検出器15による検出
値とから、排気ガス中のパーティキュレートを構成する
対有機溶媒可溶性物質(SOF)と相関の高い高沸点炭
化水素化合物のみの容積濃度が求められるのである。
16による検出値と前記高温基準ガス検出器11による
検出値とを比較することにより、前記グイリュージョン
トンネル2における排気ガスの希釈度が求められ、また
、その求められた希釈度と前記高iHc検出器10によ
る検出値および前記低温II C検出器15による検出
値とから、排気ガス中のパーティキュレートを構成する
対有機溶媒可溶性物質(SOF)と相関の高い高沸点炭
化水素化合物のみの容積濃度が求められるのである。
さて、図中点線矢印および符号■5■、■、■。
■で示しているように、前述した各種検出器9゜10、
It、15.16から出力される検出値のデータ(測定
結果)は全て演算器(コンピューター)17へ入力され
ている。
It、15.16から出力される検出値のデータ(測定
結果)は全て演算器(コンピューター)17へ入力され
ている。
そして、前記演工γ器17はそれら入力データに基いて
、前記ディーゼルエンジンから排出された排気ガスが希
釈冷却されたときに発生するパーティキュレートの総組
ftt ?M度、ならびに、そのパーティキュレートを
構成するカーボン粒子(D S>の個別型14度、およ
び、同じ(そのパーティキュレートを構成する対をn、
溶媒可溶性物質(S。
、前記ディーゼルエンジンから排出された排気ガスが希
釈冷却されたときに発生するパーティキュレートの総組
ftt ?M度、ならびに、そのパーティキュレートを
構成するカーボン粒子(D S>の個別型14度、およ
び、同じ(そのパーティキュレートを構成する対をn、
溶媒可溶性物質(S。
F)と相関の高い高沸点炭化水素化合物の個別重量1度
を、次の各式<1)、 (11>、 (III)に
より連続的に自動演算し、かつ、出力データとして出力
する。
を、次の各式<1)、 (11>、 (III)に
より連続的に自動演算し、かつ、出力データとして出力
する。
(1)グイリュージョントンネル2中のカーボン粒子(
D S)の個別重量濃度 =〔カーボン粒子検出器9の測定値〕×(高温基準ガス
検出n11のΔIII定I直〕ここで、 〔低温基バ東ガス検出器16の測定値〕〔高温基準ガス
検出2::11の測定値〕は、ダイリニーショントンネ
ル2内における常温空気による排気ガスの希釈率を表し
ている。
D S)の個別重量濃度 =〔カーボン粒子検出器9の測定値〕×(高温基準ガス
検出n11のΔIII定I直〕ここで、 〔低温基バ東ガス検出器16の測定値〕〔高温基準ガス
検出2::11の測定値〕は、ダイリニーショントンネ
ル2内における常温空気による排気ガスの希釈率を表し
ている。
([)グイリュージョントンネル2中の高沸点炭化水素
化合物(SOF相関物質)の個別重量1114度 −(〔高温11C検出器1oの測定値〕×〔低温基準ガ
ス検出器16の測定値〕 〔高温基準ガス検出2311の測定値〕−〔低温HC検
出器15の測定値〕)×〔容積濃度から重量濃度への換
算イモ数〕([1)グイリュージョントンネル2中のパ
ーティキュレートの総重量濃度 =(上記N)で得られたDSの個別重量濃度の演算値〕 +〔上記(■)で得られた高沸点炭化水素化合物の個別
重量濃度のf4算値〕 X C3OF相関イエ数〕 なお、前記CVS4からの流量Q0のデータをも演算器
I7へ人力するか、あるいは、予め演算器17にブリセ
ントしておいて、上記した(I)。
化合物(SOF相関物質)の個別重量1114度 −(〔高温11C検出器1oの測定値〕×〔低温基準ガ
ス検出器16の測定値〕 〔高温基準ガス検出2311の測定値〕−〔低温HC検
出器15の測定値〕)×〔容積濃度から重量濃度への換
算イモ数〕([1)グイリュージョントンネル2中のパ
ーティキュレートの総重量濃度 =(上記N)で得られたDSの個別重量濃度の演算値〕 +〔上記(■)で得られた高沸点炭化水素化合物の個別
重量濃度のf4算値〕 X C3OF相関イエ数〕 なお、前記CVS4からの流量Q0のデータをも演算器
I7へ人力するか、あるいは、予め演算器17にブリセ
ントしておいて、上記した(I)。
(H)、 (III)の各式から得られた結果(重量
濃度)に掛は合わせるようにすれば、前記ディーゼルエ
ンジンから排出された排気ガスが希釈冷却されたときに
発生するパーティキュレートの総重量、ならびに、各構
成要素〔カーボン粒子(DS)および封有a溶媒可溶性
物質(SOF>の個別重量の概略値をも算出することが
できる。また、その際、前記各検出器9,10,11,
15.16によるサンプル吸引流量Q+ 、Qt 、Q
l 、 Qa 。
濃度)に掛は合わせるようにすれば、前記ディーゼルエ
ンジンから排出された排気ガスが希釈冷却されたときに
発生するパーティキュレートの総重量、ならびに、各構
成要素〔カーボン粒子(DS)および封有a溶媒可溶性
物質(SOF>の個別重量の概略値をも算出することが
できる。また、その際、前記各検出器9,10,11,
15.16によるサンプル吸引流量Q+ 、Qt 、Q
l 、 Qa 。
Q5をも演算器17に与えて、前記流1tQoの代わり
に、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスの正確
な総流71 (= (Ql +Q! +Q2 )+
(Qo 十〇a +Qs ) X (前記希釈率)〕を
用いれば、前記パーティキュレートの総重量ならびに各
構成要素の個別重量をより精度良く算出することができ
る。
に、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスの正確
な総流71 (= (Ql +Q! +Q2 )+
(Qo 十〇a +Qs ) X (前記希釈率)〕を
用いれば、前記パーティキュレートの総重量ならびに各
構成要素の個別重量をより精度良く算出することができ
る。
ところで、上記した実施例においては、カーボン粒子検
出器9に対して、ディーゼルエンジンから排出された直
後の高温排気ガスを供給するようにしたものを示したが
、これはカーボン粒子検出器9としてのEDM (El
ectron DifrusibilityMeasu
rement)検出器が、希釈および冷却後に生成され
るパーティキュレートを構成する封有at8媒可溶性物
質(SOF)の濃度が大きい場合にそれによる影響を受
ける虞れがあるためである。しかし、封有a溶媒可溶性
物質(S OF)の濃度が小さくてそれによる影響が無
視できる程度である場合には、前記カーボン粒子検出器
9を前記グイリュージョントンネル2よりも下流側に配
置して、希釈および冷却後の低温排気ガスを供給するよ
うにしても差支え無い。
出器9に対して、ディーゼルエンジンから排出された直
後の高温排気ガスを供給するようにしたものを示したが
、これはカーボン粒子検出器9としてのEDM (El
ectron DifrusibilityMeasu
rement)検出器が、希釈および冷却後に生成され
るパーティキュレートを構成する封有at8媒可溶性物
質(SOF)の濃度が大きい場合にそれによる影響を受
ける虞れがあるためである。しかし、封有a溶媒可溶性
物質(S OF)の濃度が小さくてそれによる影響が無
視できる程度である場合には、前記カーボン粒子検出器
9を前記グイリュージョントンネル2よりも下流側に配
置して、希釈および冷却後の低温排気ガスを供給するよ
うにしても差支え無い。
以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
パーティキュレート分析装置によれば、前述したような
機能を夫々有するカーボン粒子検出器、高温HCC検出
器15HC検出器、高温基準ガス検出器、低温基準ガス
検出器等を備えると共に、それら各検出器による測定結
果に基いて、パーティキュレートのKt 4度または総
重量、ならびに、そのパーティキュレートを構成するカ
ーボン粒子(DS)の個別濃度または個別重量、および
、同じくそのパーティキュレートを構成する対有機溶媒
可溶性物質(SOF)と相関の高い高沸点炭化水素化合
物の個別・濃度または個別重量を自動的に演算して出力
可能な演算器を備えているから、ディーゼルエンジンか
ら排出されり()[気ガス中に含まれるパーティキュレ
ートの総濃度または総重油は勿論、そのパーティキュレ
ートの構成要素であるカーボン粒子(DS)および対有
機溶媒可溶性物質(SOF)の各個別濃度または個別重
量を、従来のような煩雑で長時間に亘る抽出作業などの
手作業を要しないで、自動的にかつ極く短一時間で、し
かも、連続的に、パーティキュレートの測定・分析を行
え、もって、加速や減速などの多様なバリエーションを
盛り込んだディーゼルエンジンの動作状態におけるパー
ティキュレートの過度的な発生状況を、極めて能率的に
かつ詳細に調査できるようになり、各種の開発研究に多
大な貢献を為し得る、という優れた効果が発揮されるの
である。
パーティキュレート分析装置によれば、前述したような
機能を夫々有するカーボン粒子検出器、高温HCC検出
器15HC検出器、高温基準ガス検出器、低温基準ガス
検出器等を備えると共に、それら各検出器による測定結
果に基いて、パーティキュレートのKt 4度または総
重量、ならびに、そのパーティキュレートを構成するカ
ーボン粒子(DS)の個別濃度または個別重量、および
、同じくそのパーティキュレートを構成する対有機溶媒
可溶性物質(SOF)と相関の高い高沸点炭化水素化合
物の個別・濃度または個別重量を自動的に演算して出力
可能な演算器を備えているから、ディーゼルエンジンか
ら排出されり()[気ガス中に含まれるパーティキュレ
ートの総濃度または総重油は勿論、そのパーティキュレ
ートの構成要素であるカーボン粒子(DS)および対有
機溶媒可溶性物質(SOF)の各個別濃度または個別重
量を、従来のような煩雑で長時間に亘る抽出作業などの
手作業を要しないで、自動的にかつ極く短一時間で、し
かも、連続的に、パーティキュレートの測定・分析を行
え、もって、加速や減速などの多様なバリエーションを
盛り込んだディーゼルエンジンの動作状態におけるパー
ティキュレートの過度的な発生状況を、極めて能率的に
かつ詳細に調査できるようになり、各種の開発研究に多
大な貢献を為し得る、という優れた効果が発揮されるの
である。
図面は本発明に係るパーティキュレート分析装置の具体
的一実施例を示す全体概略ブロック構成図である。 9・・・・・・・・・カーボン粒子検出器、10・・・
・・・・・・高温I C検出器、15・・・・・・・・
・低l詰1+c検出器、II・・・・・・・・・高温基
半ガス検出器、16・・・・・・・・・低温基準ガス検
出器、17・・・・・・・・・演算器。
的一実施例を示す全体概略ブロック構成図である。 9・・・・・・・・・カーボン粒子検出器、10・・・
・・・・・・高温I C検出器、15・・・・・・・・
・低l詰1+c検出器、II・・・・・・・・・高温基
半ガス検出器、16・・・・・・・・・低温基準ガス検
出器、17・・・・・・・・・演算器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕ディーゼルエンジンから排出された排気ガス中の
カーボン粒子(DS)の濃度を連続測定可能なカーボン
粒子検出器と、前記ディーゼルエンジンから排出された
直後の高温排気ガス中のガス状炭化水素化合物のトータ
ル濃度を連続測定可能な高温HC検出器と、前記ディー
ゼルエンジンから排出された後で希釈および冷却された
低温排気ガス中に残存するガス状炭化水素化合物の残存
濃度を連続測定可能な低温HC検出器とを設けると共に
、前記低温排気ガスの希釈率を連続測定するために、前
記高温排気ガス中の基準ガスの濃度を連続測定可能な高
温基準ガス検出器と前記低温排気ガス中の基準ガスの濃
度を連続測定可能な低温基準ガス検出器とを設け、かつ
、前記各検出器による測定結果に基いて、前記ディーゼ
ルエンジンから排出された排気ガスが希釈冷却されたと
きに発生するパーティキュレートの総濃度または総重量
、ならびに、そのパーティキュレートを構成するカーボ
ン粒子(DS)の個別濃度または個別重量、および、同
じくそのパーティキュレートを構成する対有機溶媒可溶
性物質(SOF)と相関の高い高沸点炭化水素化合物の
個別濃度または個別重量を自動的に演算して出力可能な
演算器を設けてあることを特徴とするパーティキュレー
ト分析装置。 〔2〕前記カーボン粒子検出器は、前記ディーゼルエン
ジンから排出された直後の高温排気ガス中のカーボン粒
子(DS)の濃度を連続測定可能な位置に設けられてい
る特許請求の範囲第〔1〕項に記載のパーティキュレー
ト分析装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61027082A JPS62185165A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | パ−ティキュレ−ト分析装置 |
US07/012,650 US4747297A (en) | 1986-02-10 | 1987-02-09 | Apparatus for analyzing particulates |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61027082A JPS62185165A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | パ−ティキュレ−ト分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185165A true JPS62185165A (ja) | 1987-08-13 |
JPH0511787B2 JPH0511787B2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=12211152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61027082A Granted JPS62185165A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | パ−ティキュレ−ト分析装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4747297A (ja) |
JP (1) | JPS62185165A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006153746A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Horiba Ltd | 排気ガス分析装置及び混合システム |
JP2006153716A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Horiba Ltd | 排気ガス分析装置及びSoot測定方法 |
JP2019105640A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 株式会社堀場製作所 | 排ガス分析システム及び排ガス分析方法 |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63261137A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | Agency Of Ind Science & Technol | 微粒状物質質量測定装置 |
US5096834A (en) * | 1988-09-30 | 1992-03-17 | Agency Of Industrial Science And Technology | Method for determination of concentration of smoke and apparatus therefor |
US5109708A (en) * | 1989-03-15 | 1992-05-05 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Sampling system and method for sampling concentrated aerosols |
DE3935149A1 (de) * | 1989-10-21 | 1991-05-02 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und messanordnung zur bestimmung des russgehaltes in abgasen |
JP2841224B2 (ja) * | 1990-02-07 | 1998-12-24 | 株式会社堀場製作所 | 気液分離器 |
FR2702839B1 (fr) * | 1993-03-17 | 1995-04-21 | Peugeot | Procédé et appareil de mesure et d'analyse des particules solides émises par un moteur diesel. |
US5410907A (en) * | 1993-08-25 | 1995-05-02 | White Consolidated Ind Inc | Gas sampling method and dilution tunnel therefor |
DE4439433A1 (de) * | 1994-11-04 | 1996-05-09 | Draegerwerk Ag | Verfahren und Vorrichtung zur quantitativen Analyse von Luftinhaltsstoffen |
US5907109A (en) * | 1998-05-05 | 1999-05-25 | Tedeschi; Rinaldo R. | Vehicle emission sampling probe apparatus |
US6062092A (en) * | 1998-09-09 | 2000-05-16 | Engine, Fuel, And Emissions Engineering, Incorporated | System for extracting samples from a stream |
US6151952A (en) * | 1998-10-26 | 2000-11-28 | California Analytical Instruments, Inc. | System for mass emission sampling of combustion products |
EP1063516A3 (en) * | 1999-04-30 | 2003-12-10 | Horiba, Ltd. | Method for particulate-matter measuring of exhaust gas and an apparatus therefor |
US7741127B2 (en) * | 2001-08-06 | 2010-06-22 | Southwest Research Institute | Method for producing diesel exhaust with particulate material for testing diesel engine aftertreatment devices |
AU2002337924A1 (en) * | 2001-10-22 | 2003-05-06 | Gideon Eden | Vehicle particulate analysis method and apparatus |
JP3899004B2 (ja) * | 2002-09-27 | 2007-03-28 | 株式会社堀場製作所 | 車載型hc測定装置 |
US7434449B2 (en) * | 2004-11-30 | 2008-10-14 | Horiba, Ltd. | Exhaust gas analyzer |
US20070089501A1 (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-26 | Endicott Dennis L | Method for monitoring exhaust gas condensates |
US7523641B2 (en) * | 2006-10-11 | 2009-04-28 | Juon Co., Ltd. | Method to measure exhaust-gas components |
US8451444B2 (en) * | 2009-06-25 | 2013-05-28 | Ut-Battelle, Llc | Optical backscatter probe for sensing particulate in a combustion gas stream |
US8505395B2 (en) * | 2009-08-25 | 2013-08-13 | Caterpillar Inc. | Dilution system test apparatus with added capability and method of operating same |
JP5492001B2 (ja) * | 2010-07-23 | 2014-05-14 | 株式会社堀場製作所 | 排ガス分析システム |
EP2504536B1 (en) | 2010-08-06 | 2019-03-13 | AVL Test Systems, Inc. | Particulate measurement system |
US9188506B2 (en) | 2010-09-24 | 2015-11-17 | Horiba, Ltd. | Exhaust gas analysis system and exhaust gas analysis program |
JP6306626B2 (ja) * | 2016-03-09 | 2018-04-04 | 本田技研工業株式会社 | オープンエミッション分析の漏れ検出方法及びオープンエミッション分析装置 |
US10774722B2 (en) * | 2018-09-04 | 2020-09-15 | Afton Chemical Corporation | Predictive methods for emissions control systems performance |
US10774708B2 (en) | 2018-09-04 | 2020-09-15 | Afton Chemical Corporation | Gasoline particulate filters with high initial filtering efficiency and methods of making same |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3986386A (en) * | 1974-04-12 | 1976-10-19 | Exxon Research And Engineering Company | Particulate sampling system |
DE2836787A1 (de) * | 1978-08-23 | 1980-03-06 | Sun Electric Europ Bv | Abgasanalysator fuer dieselmotoren |
DE3304846A1 (de) * | 1983-02-12 | 1984-08-16 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und vorrichtung zur detektion und/oder messung des partikelgehalts in gasen |
JPS6097240A (ja) * | 1983-11-01 | 1985-05-31 | Nippon Soken Inc | 車輌用微粒子排出量測定装置 |
US4586367A (en) * | 1984-03-19 | 1986-05-06 | Horiba Instruments Incorporated | Proportional exhaust sampler and control means |
US4660408A (en) * | 1984-03-19 | 1987-04-28 | Horiba Instruments Incorporated | Proportional exhaust sampler system and control means |
-
1986
- 1986-02-10 JP JP61027082A patent/JPS62185165A/ja active Granted
-
1987
- 1987-02-09 US US07/012,650 patent/US4747297A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006153746A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Horiba Ltd | 排気ガス分析装置及び混合システム |
JP2006153716A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Horiba Ltd | 排気ガス分析装置及びSoot測定方法 |
JP4544978B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2010-09-15 | 株式会社堀場製作所 | 排気ガス分析装置及びSoot測定方法 |
JP4652786B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-03-16 | 株式会社堀場製作所 | 排気ガス分析装置及び混合システム |
JP2019105640A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 株式会社堀場製作所 | 排ガス分析システム及び排ガス分析方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4747297A (en) | 1988-05-31 |
JPH0511787B2 (ja) | 1993-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62185165A (ja) | パ−ティキュレ−ト分析装置 | |
CN102066900B (zh) | 颗粒状物质测量装置 | |
US6796165B2 (en) | Apparatus and method for real-time measurement of mass, size and number of solid particles of particulate matter in engine exhaust | |
US3793887A (en) | Isokinetic sampling probe | |
CN104165665B (zh) | 排气流量计和排气分析系统 | |
JPH0545284A (ja) | パーテイキユレート連続分析装置 | |
CN108226387B (zh) | 车载型排气分析系统及其检查方法、存储介质、检查系统 | |
US3727048A (en) | Chemical tracer method of and structure for determination of instantaneous and total fluid flow mass and volume | |
CN104062409B (zh) | 智能油烟气体分析方法和设备 | |
JP2001188031A (ja) | 排気ガス中の粒子状物質の測定方法および測定装置 | |
JP2811564B2 (ja) | 自動車排ガス中の煤粒子測定装置 | |
JPH11344425A (ja) | ガストレース法を用いた内燃機関の排ガス分析装置 | |
JP3617261B2 (ja) | 連続パティキュレート測定装置 | |
JP2676602B2 (ja) | 排ガス中に含まれる燃焼生成微粒子の濃度測定方法 | |
JPH1114530A (ja) | 排ガス中のpm測定装置 | |
JPH1090228A (ja) | 排ガス中のpm測定装置 | |
JP3195725B2 (ja) | 排ガス中のpm測定装置 | |
Cirillo | Development of a micro-dilution tunnel system for in-use, on-board heavy-duty vehicle particulate matter emissions measurement | |
JP3521104B2 (ja) | 排ガス中のpm測定装置 | |
Hall et al. | research and development needs for air pollution instrumentation | |
JP3035115B2 (ja) | パティキュレート連続分析方法 | |
JPH01239441A (ja) | エンジンオイル消費量測定方法 | |
JPH0545285A (ja) | パーテイキユレート連続分析装置 | |
JPS62298721A (ja) | エンジンの排気ガス流量測定方法 | |
Knight | Measurement of total hydrocarbon emissions with MEMS using a portable FID and a novel exhaust flow meter |