JPS6218489B2 - - Google Patents
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- JPS6218489B2 JPS6218489B2 JP6242379A JP6242379A JPS6218489B2 JP S6218489 B2 JPS6218489 B2 JP S6218489B2 JP 6242379 A JP6242379 A JP 6242379A JP 6242379 A JP6242379 A JP 6242379A JP S6218489 B2 JPS6218489 B2 JP S6218489B2
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- burner
- soot body
- gas
- soot
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- Expired
Links
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Landscapes
- Silicon Compounds (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は気相ベルヌイ法により二酸化硅素の中
空スス体を製造する方法に関する。
空スス体を製造する方法に関する。
従来、中空スス体を作る代表的方法として円柱
状出発部材の上にススを堆積し、次いで出発部材
を除去するか或いは一旦棒状スス体を作り、その
中心部に孔をあけて作る方法が行われてきた。
状出発部材の上にススを堆積し、次いで出発部材
を除去するか或いは一旦棒状スス体を作り、その
中心部に孔をあけて作る方法が行われてきた。
本発明は高精度に直接中空スス体を製造する新
しい方法を提供する。
しい方法を提供する。
以下、詳細を第1図、第2図、第3図により説
明を行う。
明を行う。
1は2酸化珪素のススを発生させるためのバー
ナで、4重管バーナである構造は12,13,1
4,15の管が同心にて組合されていて、それぞ
れガス供給口16,17,18,19を有する。
2は、ススを発生させるための原料ガスを発生さ
せる容器で、第3図に示す様に、原料液中に達す
る管20及び放出管21を有する10は、バーナ
1及び原料ガス発生容器2へ燃焼用及びキヤリア
用のガスを供給するための制御装置である。3,
4,6,7,11は、バーナー1、原料ガス発生
容器2、ガス制御装置10の間を、それぞれ連絡
する管である。8はスス体引上棒で、図示してい
ない機構により、矢印イで示す様に水平面内で回
転させながら、ロの方向つまり垂直方向に一定ス
ピードで引上げる。9は中空スス体である。21
は1と同様のバーナーである。
ナで、4重管バーナである構造は12,13,1
4,15の管が同心にて組合されていて、それぞ
れガス供給口16,17,18,19を有する。
2は、ススを発生させるための原料ガスを発生さ
せる容器で、第3図に示す様に、原料液中に達す
る管20及び放出管21を有する10は、バーナ
1及び原料ガス発生容器2へ燃焼用及びキヤリア
用のガスを供給するための制御装置である。3,
4,6,7,11は、バーナー1、原料ガス発生
容器2、ガス制御装置10の間を、それぞれ連絡
する管である。8はスス体引上棒で、図示してい
ない機構により、矢印イで示す様に水平面内で回
転させながら、ロの方向つまり垂直方向に一定ス
ピードで引上げる。9は中空スス体である。21
は1と同様のバーナーである。
先ず本発明に採用されている、気相ベルヌイ法
の原理は四塩化硅素(SiCl4)を含んだキヤリヤガ
ス(不活性ガス)と、酸素ガス(O2)水素ガス
(H2)を混合、燃焼させることによりSiCl4+2H2
+O2→SiO2+4HClの反応によりSiO2の粉末を得
る。この反応はバーナー1の燃焼部にて行われ
る。第2図に於いて1番内層の管12には管19
より原料ガスが供給される。原料ガスは第1図に
示す、原料ガス発生容器2より供給される。第1
図、第3図にて原料(SiCl4)5が原料ガス発生容
器2に入れられてガス制御装置10より供給され
た不活性ガスが管3を通じて管20に供給され、
原料液中にガスを放出、バブリングさせる。バブ
リングにより不活性ガス中に原料液が気化した成
分が含まれた、いわゆる原料ガスが放出管21よ
り管4を通じて、バーナー1へ送られる。
の原理は四塩化硅素(SiCl4)を含んだキヤリヤガ
ス(不活性ガス)と、酸素ガス(O2)水素ガス
(H2)を混合、燃焼させることによりSiCl4+2H2
+O2→SiO2+4HClの反応によりSiO2の粉末を得
る。この反応はバーナー1の燃焼部にて行われ
る。第2図に於いて1番内層の管12には管19
より原料ガスが供給される。原料ガスは第1図に
示す、原料ガス発生容器2より供給される。第1
図、第3図にて原料(SiCl4)5が原料ガス発生容
器2に入れられてガス制御装置10より供給され
た不活性ガスが管3を通じて管20に供給され、
原料液中にガスを放出、バブリングさせる。バブ
リングにより不活性ガス中に原料液が気化した成
分が含まれた、いわゆる原料ガスが放出管21よ
り管4を通じて、バーナー1へ送られる。
次に第2図で示す第2層の管13には、管18
より水素ガスが供給される。第1図に示すように
ガス制御装置10より管7を通じて供給される。
次いで第2図で示す第3層の管14には管17よ
り不活性ガスが送られ、第4層の管15には管1
6より酸素ガスが送られる。第1図に示すよう
に、ガス制御装置10より管、6,11を通じ
て、それぞれ供給される。バーナー1の先端部2
0では、それぞれのガスが拡散により混り合うた
めに、そのガスに着火すると前記反応が起り、
SiO2の粉末が発生する。バーナー21も1と同
様のバーナーでスス体9に対し、水平位置に配置
される。またバーナー1は引上棒8の回転中心に
対して、距離Cだけ偏心させて配置される。次に
本発明の作用について説明すると、バーナーにて
発生したSiO2粉末は、火炎の流れに乗つて移動
し、バーナ1に於いては引上棒端面に中空状にス
ス体を付着される。バーナー1にて形成された中
空スス体の外周面にバーナー21にて必要な量の
スス体を付着させる。つまり本発明の特徴とする
ところは、引上棒端面方向へスス体を付着させる
バーナと、そのスス体の外周方向へ付着させるバ
ーナーの2系統のバーナを有していることにあ
る。つまり端面方向バーナー1は、スス体内径寸
法形状を形成する事を主にし、従つて比較的バー
ナー外径の小さいシヤープな火炎を放出するバー
ナーが望ましく、また外周方向バーナー21は比
較的外径寸法の大きい、大量のスス体を発生する
バーナーが望ましい。
より水素ガスが供給される。第1図に示すように
ガス制御装置10より管7を通じて供給される。
次いで第2図で示す第3層の管14には管17よ
り不活性ガスが送られ、第4層の管15には管1
6より酸素ガスが送られる。第1図に示すよう
に、ガス制御装置10より管、6,11を通じ
て、それぞれ供給される。バーナー1の先端部2
0では、それぞれのガスが拡散により混り合うた
めに、そのガスに着火すると前記反応が起り、
SiO2の粉末が発生する。バーナー21も1と同
様のバーナーでスス体9に対し、水平位置に配置
される。またバーナー1は引上棒8の回転中心に
対して、距離Cだけ偏心させて配置される。次に
本発明の作用について説明すると、バーナーにて
発生したSiO2粉末は、火炎の流れに乗つて移動
し、バーナ1に於いては引上棒端面に中空状にス
ス体を付着される。バーナー1にて形成された中
空スス体の外周面にバーナー21にて必要な量の
スス体を付着させる。つまり本発明の特徴とする
ところは、引上棒端面方向へスス体を付着させる
バーナと、そのスス体の外周方向へ付着させるバ
ーナーの2系統のバーナを有していることにあ
る。つまり端面方向バーナー1は、スス体内径寸
法形状を形成する事を主にし、従つて比較的バー
ナー外径の小さいシヤープな火炎を放出するバー
ナーが望ましく、また外周方向バーナー21は比
較的外径寸法の大きい、大量のスス体を発生する
バーナーが望ましい。
このようにそれぞれ別の機能及び目的を持つた
2系統のバーナーを用いることにより内径の均一
なかつ必要な肉厚の中空スス体を得ることができ
るのである。また2系統のバーナはそれぞれ複数
本有しても良く、それによりさらに多彩な制御が
可能になる。
2系統のバーナーを用いることにより内径の均一
なかつ必要な肉厚の中空スス体を得ることができ
るのである。また2系統のバーナはそれぞれ複数
本有しても良く、それによりさらに多彩な制御が
可能になる。
第1図は本発明による製造装置の概略図、第2
図は多重管バーナーの断面図、第3図は容器の断
面図を示す。 1はバーナー、2は容器、5は原料ガス、9は
中空スス体、10はガス制御装置を表わす。
図は多重管バーナーの断面図、第3図は容器の断
面図を示す。 1はバーナー、2は容器、5は原料ガス、9は
中空スス体、10はガス制御装置を表わす。
Claims (1)
- 1 垂直軸を中心に自転し、かつ軸方向に移動す
る引上棒の端部へ気相ベルヌイ法により生成され
た二酸化硅素のスス体を付着して中空スス体を製
造する方法において、引上棒の回転中心より水平
方向に所定の距離だけ偏心させて配置した一方の
バーナーより二酸化硅素のスス体を放出して引上
棒の端面に中空状に付着せしめ、さらに該中空ス
ス体の外周面に他のバーナーにより二酸化硅素の
スス体を放出して付着せしめることを特徴とする
中空スス体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242379A JPS55154312A (en) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | Manufacture of hollow sooty body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242379A JPS55154312A (en) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | Manufacture of hollow sooty body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55154312A JPS55154312A (en) | 1980-12-01 |
JPS6218489B2 true JPS6218489B2 (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=13199722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6242379A Granted JPS55154312A (en) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | Manufacture of hollow sooty body |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55154312A (ja) |
-
1979
- 1979-05-21 JP JP6242379A patent/JPS55154312A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55154312A (en) | 1980-12-01 |
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