JPS62184524A - 書込動作中断検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置の記憶装置に利用する。

本発明は、記憶装置の書込動作を実行中に電源電圧が低
下して、書込動作が中断されたことを警報表示する回路
に関する。

〔概要〕

本発明は、記憶装置への書込動作実行中に電源電圧が低
下したことを警報する回路において、自己保持リレーを
用い、このリレーを書込命令によりトリガされる第一の
ワンショット回路で付勢し、このリレーの解放回路をこ
の第一のワンショット回路の後縁でトリガされる第二の
ワンショット回路で制御し、電圧が低下したときにこの
第二のワンショット回路の出力を禁止する構成により、 電源電圧が低下したときに書込が行われたことを警報し
て以降動作が継続することがないようにしたものである
。

〔従来の技術〕

従来磁気テープ装置、磁気ディスク装置にデータの書込
を実行中に停電等によりコンピュータシステムの電源が
切断された場合、これらの装置が切断時にデータの書込
を実行中であったかどうか電源再投入後には知る手段が
なかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

これら前記の装置に記録されたデータが正しく更新され
た状態にあることの確認がとれず、電源再投入後金ての
装置についてデータの正常性の確認を長時間を費やして
行わなければならない欠点があった。

本発明は、上記問題点を解決するものであり、電源電圧
の低下等の異常が発生したとき全装置に亘るデータにつ
いて異状の確認を行う必要がなく、動作中断の表示のあ
る装置のみの正常性の確認を行うだけでよいようにして
、異状後の再立上げを迅速に行える書込動作中断検出回
路を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、書込命令がトリガ入力に接続された第一のワ
ンショト回路と、この第一のワンショット回路の出力に
より付勢される自己保持リレーと、上記第一のワンショ
ット回路の出力信号の後縁でトリガされる第二のワンシ
ョット回路と、この第二のワンショット回路の出力が接
続された上記自己保持リレーの解放回路と、電源電圧が
所定値を下回ったことを検出する低電圧検出回路とこの
低電圧検出回路の検出出力により上記第二のワンショッ
ト回路の出力を禁止する回路と、上記自己保持リレーの
接点に直列に接続された警報回路とを備えたことを特徴
とする。

〔作用〕

書込命令の実行中に電源電圧が所定値以下に低下すると
、自己保持リレーの解放回路に供給する信号が禁止され
て解放回路が動作しなくなりリレーは自己保持を継続す
る。これにより警報が出力されて、オペレータに表示さ
れるとともに以降の書込動作が禁止される。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例装置のブロック構成図である。第
一のワンショット回路には、そのトリガ入力に書込命令
Ａが入力する。この第一のワンショット回路１の出力に
は、リレー駆動回路４が接続され、このリレー駆動回路
４の出力には自己保持リレー６の駆動巻線８が接続され
る。また第一のワンショット回路の出力には、その出力
信号の後縁でトリガされる第二のワンショット回路２が
接続される。この第二のワンショット回路の出力はリレ
ー駆動回路５に接続され、このリレー駆動回路５の出力
は上記自己保持リレー６の解放回路６に接続される。

低電圧検出回路３は電源電圧が所定値を下回ったことを
検出する回路であって、この低電圧検出回路３の検出出
力は上記リレー駆動回路５に接続され、電圧低下が検出
されているときに、上記第二のワンショット回路の出力
を禁止する。

上記自己保持リレー６の接点１１には直列に警報回路１
２が接続され、ランプ表示を行うとともにこの装置の上
位装置に以降の書込動作を禁止させる。

第２図は本発明の実施例において電源電圧が正常な場合
の動作タイムチャートである。書込命令信号Ａの前縁で
トリガされた第一のワンショット回路１は所定のパルス
幅ｔを持つパルス出力信号Ｂを出力する。出力信号がア
クティブな間にさらにトリガ信号が第一のワンショット
回路１に入力すると最終トリガ入力の前縁から所定のパ
ルス幅ｔを確保するように動作する。

第二のワンショット回路２は第一のワンショット回路１
の出力信号Ｂの後縁でトリガされ、パルス出力信号Ｃを
出力する。自己保持型リレー６は第一のワンショット回
路ｌの出力Ｂで作動し、第二のワンショット回路２の出
力１０３で復旧しその接点の動作状況は信号りのように
なる。

第３図は本発明の実施例において、電源電圧が書込動作
開始後に低下した場合の動作タイムチャートである。信
号Ａは書込命令信号であり、信号Ｂは第一のワンショッ
ト回路の出力パルス信号である。信号Ｅは低電圧検出回
路３の出力であり、「１」レベルで電源電圧正常、「０
」レベルで異常を表わす。書込動作直後に電源電圧が低
下したことを示している。信号Ｃは第二のワンショット
回路２の出力である。この信号Ｃは低電圧検出回路３の
出力Ｅが「０」レベルになった状態では出力されない。

従って自己保持型リレー６の接点１１はメイクしたまま
で動作信号りのように保持される。

本発明の実施例では自己保持型リレーの接点により作動
する警報回路１２が設けである。これにより電源異常が
警報されるので、システム再立上げ直後に表示を確認す
ることにより電源断時に書込動作を行っていたかどうか
知ることが可能となる。

〔発明の効果〕

本発明により磁気テープ装置、磁気ディスク装置へのデ
ータ書込動作が停電等による電源の異常により中断され
たかどうか、また通常上記装置への書込動作は一定のデ
ータ量ずつ複数回に分けて連続的に行われるが最終書込
動作後完全に終了したかどうか、電源再投入に知ること
ができる。従って停電等の異常が発生した後に、本発明
により書込動作が中断されたと表示された装置について
のみデータの正常性の確認を実施すれば良く、従来のよ
うに全装置の確認を行う必要がないので、異常後の再立
上げに必要な時間を大幅に短縮する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置のブロック構成図。 第２図は電源正常時の動作タイムチャート。 第３図は電源電圧が低下した場合の動作タイムチャート
。 １・・・第一のワンショット回路、２・・・第二のワン
ショット回路、３・・・低電圧検出回路、４．５・・・
リレー駆動回路、６・・・自己保持型リレー、７．１０
１．２０１・・・書込命令信号、８・・・駆動巻線、９
・・・解放巻線、１０．１０２．２０２・・・第一のワ
ンショト回路の出力信号、１１・・・磁気自己保持型リ
レーの接点、１０３・・・第二のワンショット回路の出
力信号、１０４・・・リレー接点の動作信号、２０３・
・・低電圧検出回路の出力信号、２０４・・・第二のワ
ンショット回路の出力信号、２０５・・・リレー接点の
動作信号。 特許出願人　日本電気株式会社、　、 ｊ１１図 Ｃ 異常時 第３図 り 正常時 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）書込命令がトリガ入力に接続された第一のワンシ
   ョト回路と、 この第一のワンショット回路の出力により付勢される自
   己保持リレーと、 上記第一のワンショット回路の出力信号の後縁でトリガ
   される第二のワンショット回路と、この第二のワンショ
   ット回路の出力が接続された上記自己保持リレーの解放
   回路と、 電源電圧が所定値を下回ったことを検出する低電圧検出
   回路と、 この低電圧検出回路の検出出力により上記第二のワンシ
   ョット回路の出力を禁止する回路と、上記自己保持リレ
   ーの接点に直列に接続された警報回路と を備えた書込動作中断検出回路。