JPS62184520A

JPS62184520A - 座標入力シ−ト

Info

Publication number: JPS62184520A
Application number: JP61027087A
Authority: JP
Inventors: Haruyuki Koizumi; 小泉　治幸; Shinichi Hashizume; 橋詰　伸一; Koichi Omae; 大前　浩一; Yamaji Nakabayashi; 中林　山治
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-02-10
Filing date: 1986-02-10
Publication date: 1987-08-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、手書き文字や図形などの入力装置としての
所謂デジタイザにおいて、特にコンピュータに図形を入
力する場合や、コピーマシンで印刷物の部分的な領域の
みを指定してコピーするために、それぞれの座標入力デ
ータを特定すべく用いる座標入力シートに関する。

（ロ）発明の背景上記座標入力シートを用いるデジタイザは第５図にその
原理を示すように、２枚の座標入力シートＩＡ、ＩＢを
備え、それぞれ座標入力シ一ト１Ａ、ＩＢは絶縁シート
の両端に電極２．３を対向配設し、かつ電極間に面抵抗
４を形成し、これら２枚の座標入力シ一ト１Ａ、ＩＢを
上下に、それぞれの電極間方向を９０ｆＩずらして重ね
、例えば下部座標入力シート１Ｂを下記する接摺点のＸ
軸座標位置検出用、上部座標入力シート１ＡをＹ軸座標
位置検出用として用いる。

即ち、第５図の任意の点Ｐに上部座標入力シート１Ａか
ら接摺する動作に伴い、上部座標入力シート１Ａに対す
る電圧５Ａの印加によって、該シート１Ａにおける接摺
入力点Ｐの分圧が下部座標入力シート１Ｂの分圧出力端
６からＸ軸座標位置データとして取出され、次に下部座
標入力シート１Ｂに対する電圧５Ｂの印加によって、該
シート１Ｂにおける接摺入力点Ｐの分圧が上部座標入力
シート１Ａの分圧出力端７からＹ軸座標位置データとし
η取出され、しかしてこのような時分割によって接脂入
力点ＰのＸ−Ｙ座標が求められるのである。

しかるに、上部座標入力シート１Ａの接脂入力点分圧を
考えると、電極２．３間の面抵抗４の直線性が確保され
ていれば、電極間の電位差（例えば５Ｖ）に対し、上記
接脂入力点分圧は十電極２からの別離に反比例した値を
示ず。つまり、接脂入力点Ｐが電極２．３の中間位置と
すると、２゜５Ｖを示すはずである。

しかし、実際には面抵抗４は夛の印刷ムラ等の影響を受
け、正確な抵抗直線性を示さず、従って上記２．５Ｖラ
インは第６図の鎖線の本来あるべ　′き位置に対し曲線
のようにずれ、入力者が正確に中間点に接摺したにかか
わらず、それよりも外れた座標データが入力される事態
が多発していた。

これは下部座標入力シート１Ｂについても同様である。

（ハ）発明の目的そこで、この発明は、使用する座標入力シートの面抵抗
のバラツキを解消すべく、補助電極を面抵抗部分に設け
て、不足する電圧分をこれに印加し、しかして正確な接
摺入力点座標をコンピュータ等に入力することのできる
座標入力シートを提供することを目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、電極間の面抵抗部分のシート面に゛　該電
極と平行なストライプ状の補助電極を１本または複数本
配設し、この補助電極に該補助電極の位置に応じて設定
された電圧を印加する座標入力シートを特徴とする。

（ホ）発明の効果この発明によれば、座標入力シートの面抵、抗の直線性
が損われている場合、例えば電極間の中間位置において
Ｊ本来２．５Ｖの電位が得られるべきところが、２．３
Ｖというように不足する場合に、この不足が解消する電
圧分を補助電極により印加することにより、面抵抗の抵
抗値のズレ（狂い）を解消し、かつリニアリティを向上
して、コンピュータ等に正確な接脂点座標を入力できる
。

（へ）発明の実施例以下、この発明の−・実施例を第１図乃至第４図に基づ
いて説明する。尚、本実施例中、第５図のものと同一構
成要素については同一符号を記す。

第１図に示す座標入力シート８において、電極２．３間
の中間位置の、面抵抗４部分に補助電極９が電極２．３
と平行に、かつストライプ状に配設される。この補助電
極９はシートニ端部に印刷した補助抵抗（調整抵抗）１
０に接続され、かつ補助抵抗１０は電極２．３にも接続
される。

従って、電極２，３に電圧を印加すれば、補助抵抗１０
を介し補助電極９にも電圧が印加されることになる。そ
こで、他の計測機器により補助電極９に対応する位置の
電位を測定しておき、この位置の電位が設計上の電位と
差があると、補助抵抗１０に矢印イに示すようにレーザ
・トリミングを施こし、補助抵抗１０の抵抗値を変化さ
せ、かつ補助電極９の印加電圧を修正し、設計上の電位
が得られるようにする。

このような構成は第１図の回路抵抗を等価回路に書き改
めた第２図によって表わされ、補助抵抗１０が可変抵抗
の役目をなし、この可変抵抗の可変操作によって電位調
整がなされることが明瞭に理解されるであろう。□これ
によって面抵抗４の印刷ムラ等による面抵抗４上の電位
分布の非直線性が改善されることになる。

レーザ・トリミングによる抵抗調整箇所は図示のものに
限定されず、面抵抗の直線性欠除位置に応じて選択され
る。また、補助電極９の配線位置および使用本数も限定
されるものではない。

第３図は、補助電極９を２本設け、第１図の補助抵抗１
０の代りにオペアンプ１１を介し外部電源から、これら
補助電極９．９に設定電圧を印加するようにしたもので
ある。

また、第４図′は補助電極の代りに、電極２．３に接続
それた外部抵抗１２を設け、これの分圧電圧を補助電極
９．９に印加するようにしている。

このようにしてこれらの実施例によれば、補助電極９に
電圧を印加して、面抵抗４の電位分布の非直線性を改善
しているので、接摺入力点の座標出力は正しいものとな
る。

尚、第１図乃至第４図では、電極２，３および補助抵抗
１０に斜線を入れているが、これは断面を表わすもので
はなく、もっばら該電極２．３および補助抵抗１０の存
在を目視的に明らかにするためである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は、座標入力シートの一実施例を示す平面図、第２図は第１図の等価回路図、第３図は第１図の補助抵抗をオペアンプに代えた平面図
、第４図は第１図の補助抵抗を外部抵抗に代えた平面図、第５図は従来の座標入力シートを用いたデジタイザの検
出原理を説明するための概略図、第６図は第５図座標入
力シートの平面図である。２．３・・・電　極　　　　４・・・面抵抗８・・・座
標入力シート　　９・・・補助電極ヤ咽卑４才の≦ 「！２ａ）Ｓｇ　　　　　　　　　％Ｊ

Claims

【特許請求の範囲】１、絶縁シートに所定の間隔を隔てて電極を配設し、こ
の電極間のシート面に面抵抗を形成する座標入力シートであって、前記面抵抗部分のシート面に前記電極と平行なストライプ状の補助電極を１本または複数本配設し、この補助電極に該補助電極の位置に応じて設定された電圧を印加するようにした座標入力シート。