JPS62182997A

JPS62182997A - 防犯・防災監視装置

Info

Publication number: JPS62182997A
Application number: JP2408486A
Authority: JP
Inventors: 出口　和
Original assignee: Azbil Corp
Current assignee: Azbil Corp
Priority date: 1986-02-07
Filing date: 1986-02-07
Publication date: 1987-08-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、富内への不法侵入を監ネ見すふ装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

オフィス、ホテル、会館、集合住宅等の大規模構築物に
おいては、特定室内の人員在室、および特定室内への不
法侵入等を監視し、監視状況に応じたサービス、管理等
を行なう目的上、近来は、人体より放射される赤外線を
赤外線センサにより検出し、あるいは、超音波または電
波等の振動波を送波しておき、これに基づく物体からの
反射波を受波し、物体の運動により生ずるドプラ効果を
ドプラセンサにより検出するものとし、在室、不法侵入
等を監視することが行々われている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来においては、赤外線センサまたはドプラセ
ンサを各個別に用いているため、赤外線センサのみによ
る場合は、室内に放熱性の機器または物体があれば誤検
出を行なうおそれがあシ、ドプラセンサのみによる場合
は、低速により移動する物体を検出できず、これを関知
している不法侵入者に対しては無効になる等の問題を生
じている０〔問題点を解決するための手段〕前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手段により
構成するものとなっている。

すなわち、外出に伴なう操作に応じて外出中信号を送出
する手段と、特定室内の物体より放射される赤外線を各
方向にわたり検出する赤外線センサと、特定室内の全域
へ振動波を送波しこの振動波に基づく物体からの反射波
を受波し物体の運動により生ずるドプラ効果を検出する
ドプラセンサと、赤外線センサおよびドプラセンサの各
検出出力がほぼ同時に生じたとき特定室内への人員入室
を判断しかつこれら各センサの検出出力消滅により人員
出室を判断する人出定判断手段と、外出中信号を受けた
後に人出定判断手段が入室と判断したとき不法侵入を判
断する手段とを備えたものである。

〔作用〕したがって、赤外線センサとドプラセンサとの組み合せ
、および、外出操作により、室内への不法侵入を確実に
検出することができる。

〔実施例〕

以下、実施例を示す図によって本発明の詳細な説明する
。

第１図は、電気的構成のブロック図であシ、ビルディン
グ等の特定構成における特定の室内１へ、複数のセンサ
Ｓ１〜Ｓｎからなる赤外線センサ（以下、ＩＲ８）２、
ならびに、例えば電波を室内１の全域へ送信し、とれに
基づく物体からの反射波を受信のうえ、物体の運動によ
り生ずるドプラ効果を検出するドプラセンサ（以下、Ｄ
ＰＳ）３、および、温度センサ（以下、ＴＳ）４を設け
、これらの検出出力を制御部（以下、ＣＮＴ）５へ与え
ていると共に、ＣＮＴ　Ｓにより、室内１の空調用ファ
ンコイルユニット（以下、ＦＣＵ）　６　、および、室
内１の照明灯を点滅するスイッチ盤（以下、ｓｗｎ　）
　７を制御するものとなっている。

また、ＣＮＴ５は、マイクロプロセッサ等のプロセッサ
（以下、ＣＰＵ）５１を中心とし、固定メモリ（以下、
ＲＯＭ）　５２、可変メモリ（以下、ＲＡＭ）　５３、
インターフェイス（以下、Ｉ／Ｆ）５４〜５７を周辺に
配し、これらを母線により接続してお、９、Ｌ々５６に
ｌＲ８２、ＤＰＳ３およびＴＳ４の検出出力が与えられ
ていると共に、Ｉ／ＦＳＴからはＦＣＵ　ＳおよびＳＷ
Ｂ　７に対する制御信号が送出される一方、送受信機能
を有する通信用のＩ／Ｆ５４を介しては、光ファイバ等
の伝送路８を経て、電子計算機等の主制御装置（以下、
ＭＣＴ）９、および、受付またはフロント等へ設けられ
るフロント管理装置（以下、ＦＭＥ）１０が接続されて
おシ、Ｉ／Ｐ５５には、室内１の入口ドア近傍等に設け
られる施錠用のキーボックス（以下、ＫＢ）１１の出力
が与えられている。

ここにおいて、ＣＰＵ５１は、ＲＯＭ５２中のプログラ
ムを実行し、Ｉ／Ｆ５６を介するｌＲ８２、ＤＰＳ３お
よびＴＳ４の各検出出力、Ｉ／Ｆ５４を介するＭＣＴ９
からの受信信号、ＫＢｌｌの出力等に応じて各判断を行
なうと共に１制御演算を行ない、これらの結果にしたが
ってＦＣＵ６および５ＷＢ７に対し、し’Ｆ５７を介し
て制御信号の送出を行ない、これらを制御する一方、各
判断および制御の状況をＩ／Ｆ５４によりＭＣＴ９へ監
視情報として送信するものとなっているが、とれらを実
行する各過程においては、必要とするデータをＲＡＭ５
３に対しアクセスしながら各動作を実行するものとなっ
ている。

また、ＦＭＥｌｏは、各室毎の監視表示および利用状況
の入力操作機能等を備え、ＭＣＴ９がＦＭＥｌＧおよび
各室毎に備えたＣＮＴ　５との信号送受信により全般的
な管理および制御上の判断を行ない、ＦＭＥｌｏへ所定
の表示を行なわせると共に、ＣＮＴ５に対し必要とする
信号を送信し、ＣＮＴ　５において行なう局部的な制御
および判断上の基本データを与えるものとなっている。

第２図は、室内１およびその周辺の平面図であシ、浴室
２１を除く室内１のほぼ中央部天井にｌＲ８２およびＤ
ＰＳ３が設けられ、室内１の全域に対しＤＰＳ３からの
電波が送信されるものになっていると共に、ＩＰＳ２は
、各センサＳ１〜Ｓｎの各検出指向性がビーム′状とな
っており、これらが室内１の各方向へかつ立体的に配さ
れ、室内１のいずれかに赤外線を放射する物体が存在す
れば、この赤外線を各方向毎に検出するものとなってい
る。

なお、ｌＲ８２には、赤外線量の変化に応じて検出出力
を生ずる微分形のものを用いておシ、入射する赤外線量
に応じた検出出力を生ずる一方、同一量の赤外線が連続
的に入射すれば、次第に検出出力が低下する特性となっ
ている。

また、ＴＳ４は、壁面等に固定され、ＦＣＵ　６は窓２
２の内側床面に固定してアシ、ＦＣＵ　６には、冷房ま
たは暖房能力をＨＳＭ、Ｌ（高、中、低）の３段階に切
替可能なものが用いられておシ、通路２３の壁面中には
、ＣＮＴ５およびＳＷＢ　７が埋設されていると共に、
人出用ドア２４の近傍には、ＫＢｌｌが同様に埋設され
、キーまたは識別カード等の挿入により、ドア２４を電
気的に施錠し、または、解錠するものとなっている。

このほか、室内１および浴室２１内には、図上省略した
照明灯および常夜灯等が設けてあり、ｓｗＢＩ中のリレ
ーにより、これらに対する電源のＯＮ。

ＯＦＦが制御されるものとなっている。

第３図は、ＣＮＴ　５のＣＰＵ５１による監視制御状況
を示す総合的なフローチャートであり、ｌＲ５２および
ＤＰＳ３の各検出出力に基づく「人出室判断」００１、
在室人員の「就寝判断」００２を行ない、これに応じて
ＳＷＢ　７に対する「照明制御」０１１を行なうと共に
、ＦＣＵ６に対し「室温制御」０１２を行ない、ついで
、ｌＲ８２の検出出力に基づき「火災判断」０２１を行
なったうえ、ＭＣＴ９またはＫＢｌｌからの信号および
ステップ００１の判断に応じて「侵入判断」０２２を行
ない、これらの状況を含めてＭＣＴ９との「データ送受
信ＪＯ３１によυ各信号の送信および受信を行なった後
、ステップ００１以降を反復する。

第４図は、ステップ００１の詳細を示すフローチャート
であシ、人員がドア２４から入室すれば、これの運動に
したがうｒＤＰｓ検出？Ｊ１０１がＹ（ＹＥＳ　）とな
、９　、ＣＰＵ５１中へ構成したタイマーによる時間「
ｔ１遅［Ｊ１０２の経過後に、人体からの放射赤外線に
よｊ９「ＩＲ８検出？Ｊ　１１１がＹとなれば、確実性
を維持するため、更Ｋ［ＤＰ８検出？Ｊ１１２をチェッ
クし、これのＹに応じて［在室フラグ・セット」１２１
を行なう。

また、ステップ１１１″＆たは１１２がＮ（Ｎｏ）であ
れば「在室フラグ・リセット」１２２を行なう。

なお、ステップ１０１がＮのときは、ステップ１０２と
同様の時間ｒｔｚ遅延」１３１を介してからステップ１
１１へ移行する。

したがって、ｌＲ８２およびＤＰＳ３の各検出出力がほ
ぼ同時に生ずれば、人員の入室と判断され「在室フラグ
」のセットが行なわれるのに対し、ｌＲ８２およびＤＰ
Ｓ３の各検出出力が共に消滅すれば、人員の出室と判断
され「在室フラグ」のリセットが行なわれるものとなり
、このフラグに応じて人員の人出室状況が示される。

第５図は、ステップ００２の詳細を示すフローチャート
であシ、在室人員が就寝すると、運動が緩慢となシ「Ｄ
ＰＳ検出？Ｊ２０１がＮとなるのに応じ、ＣＰＵ５１中
のタイマーによる時間ｒｔ３遅延」２０２を経てｒＩＲ
８検出？Ｊ２Ｌ１をチェックし、これのＹを介したうえ
、人体からの赤外線検知方向が固定的となるため「検出
出力・所定値まで低下？」２１２がＹとなれば、「就寝
フラグ・セット」２２１を行なうのに対し、ステップ２
０１のＹｌまたは、ステップ２１１　、２１２のいずれ
かがＮであるときは「就寝フラグ・リセット」２２２を
行なう。

したがって、ＤＰ８３の検出出力が消滅し、かつ、ｌＲ
８２の検出出力が所定値まで低下すると就寝の判断がな
され、この状況が「就寝フラグ」Ｋより示される。

第６図は、ステップ０１１の詳細を示すフローチャート
であシ、ステップ１２１　、１２２に応じ［在室フラグ
・セット？Ｊ３０１を判断し、これがＹであれば８ＷＢ
　７を制御して「照明電源０ＮＪ３０２を行カい、つい
で、ステップ２２１　、２２２に応じて「就寝フラグ・
セット？Ｊ３１１を判断し、これがＹであれば、ＣＰＵ
５１中のタイマーによる時間ｒｔ４遅延」３１２を介し
、ｓｗｎ　ｙの制御により［主照明ＯＦＦ　Ｊ３１３を
行ない、常夜灯のみの点灯状態とする。

これに対し、ステップ３１１がＮのときは［主照明０Ｎ
Ｊ３１４により、常夜灯以外も点灯する。

また、ステップ３０１がＮの場合は、ステップ３１２と
同様の時間Ｉｔｓ遅延」３２１を経て「照明電源０ＦＦ
Ｊ　３２２を行なう。

第７図は、ステップ０１２の詳細を示すフローチャート
であシ、ステップ１２１　、１２２に応じ「在室フラグ
・セラ）？Ｊ４０１を判断し、これがＹの場合ＦＣＵＳ
を制御し「ＦｃＵ−Ｈにより強制運転」４０２を行ない
、Ｔａ２の検出出力により「室温φ−一定範囲内Ｊ４０
３がＹとなれば、「ＦＣＵ　−ＭによりＯＮ・ＯＦＦ制
御」４１１により、Ｔａ２の検出出力に応じ室温を一定
範囲内へ室温設定値ｓｐｔを基準として制御し、ステッ
プ２２１　、２２２による［就寝フラグ・セット？Ｊ４
１２がＹとなれば、ＲＡＭ５３のデータにしたがい「Ｓ
Ｐｔ変更」４２１によ、６ｓｐｔｔ−ｍ喪中の最適値と
し、「ＦＣＵ−変更ｓｐｔによりＯＮ　−ＯＦＦ制御」
４２２を行ない、再度［在室フラグ・セット？Ｊ４２３
のチェックを行なう。

ステップ４２３がＮとなれば、「ＦｃＵ−ＬによりＯＮ
・ＯＦＦ制御」４３１を行ない、ＣＰＵ５２中のタイマ
ーにより時間ｒｔｓ経過？Ｊ４３２をチェックし、これ
がＹとなるのに応じて「ＦＣＵ停止」４４１を行なう。

したがって、ステップ４０３がＮの間は、ステップ４０
２が反りされ、急速に室温が一定範囲内へ到達すると共
に、ステップ４１２がＮであれば、同様にステップ４１
１が反復され、ステップ４１２および４２３がＹの間は
同様にステップ４２１　、４２２が反復され、ナイト・
セット・バックが行なわれる。

また、出室または入浴等によりステップ４２３がＮとな
れば、ｉ６を経過するまではステップ４３１が実行され
、’Ｌ６の経過後にＦＣＵ　６が停止するため、短時間
の不在室では室温が急激に変化しない。

第８図は、ステップ０２１の詳細を示すフローチャート
であり、ｒＩＲ８検出？Ｊ５０１がＹとなり、これが［
複数同時検出？Ｊ５０２のＹとなれば、これらの「各検
出出力一定値以上？Ｊ５０３を判断し、これもＹのとき
Ｋは、ＣＰＵ５１中のタイマーによる時間ｒｔｙ遅延」
５１１を介し、直ちにＩ／Ｆ５４からＭＣＴ９に対し「
火災警報送出」５１２を行なう。

したがって、ｌＲ８２のセンサＳ１〜Ｓｎ中いずれか複
数により、検出出力が複数方向＃１は同時に生じ、かつ
、これらの各検出出力が一定値以上となれば、火災の発
生と判断され、この情報がＭＣＴ９へ送信されるため、
ＭＣＴ９がＦＭＥｌｏへ表示信号を送信し、この旨の表
示および警報音の送出により火災の発生を報知するもの
となる。

第９図は、ステップ０２２の詳細を示すフローチャート
であシ、外出に際し、ＫＢｌｌによる施錠操作を行なう
と、これから外出中信号が送出されると共に、キー等を
受付または７四ントへ返却すれば、係員がＦＭＥｌｏの
当該室用ボックスへキー等を挿入するため、これが電気
的に検出されてＭＣＴ９へ送信され、これに応じてＭＣ
Ｔ９から外出中信号が送信されて来るものとなっておシ
、このデータ有無をＲＡＭ５３のチェックにより［外出
中信号受信？Ｊ６Ｇ１によって判断し、これのＹを前提
としてステップ１２１　、１２２に応じ［在室フラグ・
セット？Ｊ６０２をチェックし、これもＹであれは不法
侵入者の在室と判断し、直ちＫＩ／Ｆ５４を介してＭＣ
Ｔ９へ「侵入警報送出」６１１を行なう。

したがって、外出中信号を受信した後に、ステップ００
１により入室あシと判断されれば、不法侵入の判断がな
され、前述と同様にＦＭＥｌｏによりこの旨の報知が行
なわれる。

以上のとおりＱＩＲ８２とＤＰＳ３との組み合せ、およ
び、ＫＢｌｌまたはＦＭＥｌｏの操作により、防犯を含
む各種の判断が行なわれると共に、在室人員の就寝も判
断され、これらの監視結果に応じて各種の制御が最適に
行なわれるため、室内１の居住条件快適化および省エネ
ルギーが達せられる。

また、ＭＣＴ９およびＦＭＥｌｏとの連携により、構内
全般の集中監視および管理が確実かつ容易となシ、特に
不法侵入および火災発生への対処が迅速となるため、各
種構築物内の各室毎にｌＲ８２，ＤＰＳ３およびＣＮＴ
５等を設ければ、人出室管理の省力化および災害拡大の
防止等が火災センサを必要としない経済的な構成により
実現する。

ただし、ｌＲ８２として微分形のものを用いず、連続的
に検出出力を生ずるものを用い、検出出力の変化をＣＮ
Ｔ５において判断してもよく、この場合には、室温に応
じて赤外線放射量の変化する金翼板等からの検出出力に
より室温を求めるものとし、ＴＳ４を省略しても同様で
ある。

また、ＦＣＵ　６およびＳＷＢ　７のほか、状況に応じ
て制御対象機器を選定すればよいと共に、ＣＮＴ　５と
して、特ＫＣＰＵ５１を用いず、各種論理回路により構
成した専用の制御判断回路を用いてもよい等、種々の変
形が自在である。

〔発明の効果〕

以上の説明により明らかなとおシ本発明によれば、特定
室内への不法侵入が確実に検出されるため、各種室内の
防犯−視において顕著な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は電気的構成のブロ
ック図、第２図は室内およびその周辺の平面図、第３図
は監視および制御状況の総合的フローチャート、第４図
乃至第９図は第３図における各ステップの詳細を示すフ
ローチャートである。１・・・・室内、２・・・・ＩＲＥ（赤外線センサ）、
３・・・・ＤＰＳ　（ドプラセンサ）、４・拳・・ＴＳ
（温度センサ）、５・・・・ＣＮＴ　（制御部）、６・
・・・ＦＣＵ　（ファンコイルユニット）、Ｔ・・・・
ｓｗｎ（スイッチ盤）、９・・・・ＭＣＴ　（主制御装
置）、１０・・・・ＦＭＥ　（７０ント管理装置）、１
１−−−−　ＫＢ（キーボックス）、　２４拳・・・ド
ア、５１・・・・ＣＰＵ　（プロセッサ）、５２・・・
・ＲＯＭ　（固定メモリ）、５３・・・・　。ＲＡＭ　（可変メモリ）、５４〜５１・・・・ＩＮＦ　
（インターフェイス）。

Claims

【特許請求の範囲】

外出に伴なう操作に応じて外出中信号を送出する手段と
、特定室内の物体より放射される赤外線を各方向にわた
り検出する赤外線センサと、前記特定室内の全域へ振動
波を送波し該振動波に基づく物体からの反射波を受波し
前記物体の運動により生ずるドプラ効果を検出するドプ
ラセンサと、前記赤外線センサおよびドプラセンサの各
検出出力がほぼ同時に生じたとき前記特定室内への人員
入室を判断しかつこれら各センサの検出出力消滅により
人員出室を判断する入出室判断手段と、前記外出中信号
を受けた後に前記入出室判断手段が入室と判断したとき
不法侵入を判断する手段とを備えたことを特徴とする防
犯監視装置。