JPS6218206A - 化粧柱の製造方法 - Google Patents
化粧柱の製造方法Info
- Publication number
- JPS6218206A JPS6218206A JP15676185A JP15676185A JPS6218206A JP S6218206 A JPS6218206 A JP S6218206A JP 15676185 A JP15676185 A JP 15676185A JP 15676185 A JP15676185 A JP 15676185A JP S6218206 A JPS6218206 A JP S6218206A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- decorative
- column base
- film adhesive
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の目的）
この発明は、柱基材、特に大断面の自然材あるいは集成
材からなる構造用柱基材の外表面に、天然材からなる比
較的厚手の化粧用板材を添接、固定するための新規な製
造方法に関するものであり、接着面積が艮細くて大きく
、比較的厚手の化粧用板材を効率的且つ確実に柱基材に
添接、固定するに適した製造方法を提供しようとするも
のである。
材からなる構造用柱基材の外表面に、天然材からなる比
較的厚手の化粧用板材を添接、固定するための新規な製
造方法に関するものであり、接着面積が艮細くて大きく
、比較的厚手の化粧用板材を効率的且つ確実に柱基材に
添接、固定するに適した製造方法を提供しようとするも
のである。
（従来技術）
木材を薄く剥いた板、即ち単板を何枚も積重ねて接着剤
で貼り合わせ、強度および化粧効果を高める如くした、
所謂合板は、その構造面からも製造方法面からも共に改
良に改良が加えられ、あとは接着剤の開発以外に研究、
開発の余地がないのではないのかといった程に飛躍的な
技術的発展を遂げてきている。
で貼り合わせ、強度および化粧効果を高める如くした、
所謂合板は、その構造面からも製造方法面からも共に改
良に改良が加えられ、あとは接着剤の開発以外に研究、
開発の余地がないのではないのかといった程に飛躍的な
技術的発展を遂げてきている。
しかし、角材、特に２１０Ｘ２１０ｍ角（７寸角）のよ
うな大断面の構造用柱表面に比較的厚手、例えば３ない
し６ｍ程度の天然材からなる化粧用板材を、効率的且つ
確実に、しかも大量生産的に貼り合わせる技術は、これ
までにその必要もなかったという理由等に起因してか、
特に有効なものが開発されないまま放置されてきた技術
分野といえる。
うな大断面の構造用柱表面に比較的厚手、例えば３ない
し６ｍ程度の天然材からなる化粧用板材を、効率的且つ
確実に、しかも大量生産的に貼り合わせる技術は、これ
までにその必要もなかったという理由等に起因してか、
特に有効なものが開発されないまま放置されてきた技術
分野といえる。
本願出願人は、実願昭５８−１５６２６５号（実開昭６
０−６３６０１ ＠＞考案等に見られるような大断面木
造柱を採用した特異な構造による建築構造を開発、完成
させ、既に実用段階に入ろうとするところまできている
。
０−６３６０１ ＠＞考案等に見られるような大断面木
造柱を採用した特異な構造による建築構造を開発、完成
させ、既に実用段階に入ろうとするところまできている
。
この過程において、大断面木造柱を、その材質強度上お
るいは外観意匠上あるいはまた経済効果上等から少しで
も向上したものとするために、単に天然、自然の秀れた
一木柱に拘泥するだけではなく、雑木の活用あるいは集
成材による実現等あらゆる方面からの開発、研究を継続
してきた結果、娃にその一つの成果を得るに至ったもの
である。
るいは外観意匠上あるいはまた経済効果上等から少しで
も向上したものとするために、単に天然、自然の秀れた
一木柱に拘泥するだけではなく、雑木の活用あるいは集
成材による実現等あらゆる方面からの開発、研究を継続
してきた結果、娃にその一つの成果を得るに至ったもの
である。
以下、その開発された化粧柱の製造方法を詳細に説示す
るものでおる。
るものでおる。
（発明の構成）
この発明の化粧柱の製造方法は、基本的に次のような三
つの工程から構成されるものである。
つの工程から構成されるものである。
［第１工程］
ローラーコンベア１上を所定速度で移動する柱基材２の
両側面近傍に仮着ローラー４，４を配し、柱基材２と該
仮着ローラー４．４の間にフィルム状接着材３，３を送
り出しながら柱基材２両側面に同時にフィルム状接着剤
３．３を仮着する工程。
両側面近傍に仮着ローラー４，４を配し、柱基材２と該
仮着ローラー４．４の間にフィルム状接着材３，３を送
り出しながら柱基材２両側面に同時にフィルム状接着剤
３．３を仮着する工程。
［第２工程］
仮着されたフィルム状接着剤３，３を予備加熱５，５す
ると共に、その外側から化粧用板材６．６をやや湾曲さ
せた状態で該予備加熱されたフィルム状接着剤３，３の
外表面に添接、送り込む工程。
ると共に、その外側から化粧用板材６．６をやや湾曲さ
せた状態で該予備加熱されたフィルム状接着剤３，３の
外表面に添接、送り込む工程。
［第３工程］
所定速度で移動する化粧用板材６．６の添接された柱基
材２の両側面外方から加熱兼用プレスローラー７．７・
・・・・・で加熱、圧着し、柱基材２の所定速度移動過
程中に化粧用板材６，６を柱基材２の両側面に同時に接
着固定してしまう工程。
材２の両側面外方から加熱兼用プレスローラー７．７・
・・・・・で加熱、圧着し、柱基材２の所定速度移動過
程中に化粧用板材６，６を柱基材２の両側面に同時に接
着固定してしまう工程。
この工程で採用されるフィルム状接着剤３には、公知の
接着用樹脂フィルム、例えば、ポリエステル樹脂やポリ
ビニールアルコール、ポリエチレン等からなる接着剤の
外、今後開発されるでおろうあらゆるタイプのフィルム
状接着剤が適合するものとなることはいうまでもないこ
とである。
接着用樹脂フィルム、例えば、ポリエステル樹脂やポリ
ビニールアルコール、ポリエチレン等からなる接着剤の
外、今後開発されるでおろうあらゆるタイプのフィルム
状接着剤が適合するものとなることはいうまでもないこ
とである。
第１工程の仮着ローラー４，４は、第３図図示のように
、柱基材２の両側面に送り出されたフィルム状接着剤３
，３の要所だけを柱基材２に線状あるいは点状に仮着（
熱溶着あるいはスパイク状食い込み仮着等）し、第２工
程以降への移動に際して該フィルム状接着剤３，３が柱
基材２から離脱してしまわないよう機能するものでおる
。
、柱基材２の両側面に送り出されたフィルム状接着剤３
，３の要所だけを柱基材２に線状あるいは点状に仮着（
熱溶着あるいはスパイク状食い込み仮着等）し、第２工
程以降への移動に際して該フィルム状接着剤３，３が柱
基材２から離脱してしまわないよう機能するものでおる
。
この仮着工程を円滑且つ連続的に実施するようにするた
めには、例えば、同第３図実施例の如く、仮着ローラー
４，４の直前に押えローラー３３．３３を介してフィル
ム状接着剤ロール３１．３１を脱着自在に装着し得るセ
ットローラー３２．３２を配し、該セットローラー３２
゜３２から自動的にフィルム状接着剤３，３が供給され
るようにしたフィルム状接着剤供給工程を組み込むよう
にすると良い。
めには、例えば、同第３図実施例の如く、仮着ローラー
４，４の直前に押えローラー３３．３３を介してフィル
ム状接着剤ロール３１．３１を脱着自在に装着し得るセ
ットローラー３２．３２を配し、該セットローラー３２
゜３２から自動的にフィルム状接着剤３，３が供給され
るようにしたフィルム状接着剤供給工程を組み込むよう
にすると良い。
一方、第２工程における化粧用板材６，６は、柱基材２
の両側面に仮着され、予備加熱された直接のフィルム状
接着剤３，３の外側面に、自身の湾曲弾発復元力を利用
した押圧力を以て当接され、次の第３工程へと移動する
ものである。
の両側面に仮着され、予備加熱された直接のフィルム状
接着剤３，３の外側面に、自身の湾曲弾発復元力を利用
した押圧力を以て当接され、次の第３工程へと移動する
ものである。
この工程により、化粧用板材６，６は、柱基材２の両側
面に同時平行して仮着状に添接され、第３工程の添接、
固定工程を円滑たらしめる為の前処理工程の機能を果す
。
面に同時平行して仮着状に添接され、第３工程の添接、
固定工程を円滑たらしめる為の前処理工程の機能を果す
。
なお、化粧用板材６，６が自動的且つ柱基材２側面に対
して所定角度を以て供給されるようにするために、図示
の例の如く、板材自動供給装置６１．６１と自動送り出
しローラー６２゜６２との組み合わせからなる化粧用板
材自動供給装置をローラーコンベア１の両外側に配する
ようにすると、この化粧柱の製造方法は、より効率的な
ものとなって好都合のものとなる。
して所定角度を以て供給されるようにするために、図示
の例の如く、板材自動供給装置６１．６１と自動送り出
しローラー６２゜６２との組み合わせからなる化粧用板
材自動供給装置をローラーコンベア１の両外側に配する
ようにすると、この化粧柱の製造方法は、より効率的な
ものとなって好都合のものとなる。
第３工程における加熱兼用プレスローラー７゜７・・・
・・・は、柱基材２として自然−木本が採用されでいる
場合、採用されるフィルム状接着剤３の種類やその加熱
効率等から最も適した加熱装置を選択するようにすれば
よいが、柱基材２として集成材が採用される場合には、
その集成材に使用されている接着剤に悪影響を与えるこ
とのない加熱装置を注意して選択するようにしなければ
ならず、この際に選択される加熱装置の種類は、例えば
高周波誘電加熱や遠赤外線加熱等が望ましい。
・・・は、柱基材２として自然−木本が採用されでいる
場合、採用されるフィルム状接着剤３の種類やその加熱
効率等から最も適した加熱装置を選択するようにすれば
よいが、柱基材２として集成材が採用される場合には、
その集成材に使用されている接着剤に悪影響を与えるこ
とのない加熱装置を注意して選択するようにしなければ
ならず、この際に選択される加熱装置の種類は、例えば
高周波誘電加熱や遠赤外線加熱等が望ましい。
（作用効果）
上記工程により、例えば２１０Ｘ２１０ｓ角等といった
大断面柱基材の相対する両側面に同時に所定の化粧用板
材が添接、固定されるものである。しかも、その添接長
は、柱基材の長さ、例えば、本願出願人において開発済
となっている大断面木造軸組み構造に採用される構造柱
を例にとれば、全て６００１ｒｇＩあるいは７００ｆＭ
１等といった定尺の通し柱だけで軸組み構造を実現する
ものであるが、その６００ｍ、７００ａｎといった長大
な寸法の柱は勿論のこと、あるいはそれ以上に長い寸法
の柱でおっても、化粧用板材の長さ寸法が柱基材の長さ
寸法に相当する長さのものとして供給される限り、いく
らでも連続的に添接、固定することができる。
大断面柱基材の相対する両側面に同時に所定の化粧用板
材が添接、固定されるものである。しかも、その添接長
は、柱基材の長さ、例えば、本願出願人において開発済
となっている大断面木造軸組み構造に採用される構造柱
を例にとれば、全て６００１ｒｇＩあるいは７００ｆＭ
１等といった定尺の通し柱だけで軸組み構造を実現する
ものであるが、その６００ｍ、７００ａｎといった長大
な寸法の柱は勿論のこと、あるいはそれ以上に長い寸法
の柱でおっても、化粧用板材の長さ寸法が柱基材の長さ
寸法に相当する長さのものとして供給される限り、いく
らでも連続的に添接、固定することができる。
特に、この長大な柱基材を所定速度で移動させながら、
その両側面に比較的厚手の化粧用板材を確実に添接、固
定するためには、第１工程のフィルム状接着剤の仮着工
程と第２工程の接着剤予備加熱および化粧用板材湾曲供
給工程とは、この発明の化粧柱の製造方法にとって不可
欠の工程となっている。
その両側面に比較的厚手の化粧用板材を確実に添接、固
定するためには、第１工程のフィルム状接着剤の仮着工
程と第２工程の接着剤予備加熱および化粧用板材湾曲供
給工程とは、この発明の化粧柱の製造方法にとって不可
欠の工程となっている。
また、柱基材に集成材が採用される場合には、加熱、加
圧時にその集成材の材質強度の劣化を来たさないよう、
プレスローラーに組み込まれる加熱装置を高周波誘電加
熱、遠赤外線加熱等 ・特に限定された加熱装置とする
ことにより、確実に所期の目的を達成するものとするこ
とができる。
圧時にその集成材の材質強度の劣化を来たさないよう、
プレスローラーに組み込まれる加熱装置を高周波誘電加
熱、遠赤外線加熱等 ・特に限定された加熱装置とする
ことにより、確実に所期の目的を達成するものとするこ
とができる。
更にまた、フィルム状接着剤の仮着工程（第１工程）の
直前に、同接着剤ロールをセットして連続的に供給でき
る工程を組み込むようにすれば、この発明の製造方法は
、極めて効率的なものとなる。
直前に、同接着剤ロールをセットして連続的に供給でき
る工程を組み込むようにすれば、この発明の製造方法は
、極めて効率的なものとなる。
以上のとおり、この発明の化粧柱の製造方法は、長大で
大断面の柱基材外側面に、連続的且つ効率よく化粧用板
材を添接、固定させる製造方法として、従前までにほと
んど採用されることのなかった新規な製造工程を採用し
ていることから、安価にして強度ある大断面構造用木造
柱の大量生産が可能となり、したがって、特に本願出願
人山らが開発中の大断面部材による軸組み構造を、経済
的且つ効率的に実現することを保証するものとなるとい
う秀れた効果を発揮するものである。
大断面の柱基材外側面に、連続的且つ効率よく化粧用板
材を添接、固定させる製造方法として、従前までにほと
んど採用されることのなかった新規な製造工程を採用し
ていることから、安価にして強度ある大断面構造用木造
柱の大量生産が可能となり、したがって、特に本願出願
人山らが開発中の大断面部材による軸組み構造を、経済
的且つ効率的に実現することを保証するものとなるとい
う秀れた効果を発揮するものである。
図面は、この発明の代表的な製造工程を示すものであり
、第１図は、その工程を平面的に示した工程図、第２図
は、他の実施例によるものの製造装置と共にその１製造
過程を示した平面図、第３図は、第１工程に関わる部分
に関連した装置を略図的に示した斜視図である。 １・・・ローラーコンベア、２・・・柱基材、３・・・
フィルム状接着剤、４・・・仮着ローラー、５・・・予
備加熱、６・・・化粧用板材、７・・・加熱兼用プレス
ローラー。
、第１図は、その工程を平面的に示した工程図、第２図
は、他の実施例によるものの製造装置と共にその１製造
過程を示した平面図、第３図は、第１工程に関わる部分
に関連した装置を略図的に示した斜視図である。 １・・・ローラーコンベア、２・・・柱基材、３・・・
フィルム状接着剤、４・・・仮着ローラー、５・・・予
備加熱、６・・・化粧用板材、７・・・加熱兼用プレス
ローラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ローラーコンベア上を所定速度で移動する柱基材の
両側面近傍に仮着ローラーを配し、柱基材と該仮着ロー
ラーの間にフィルム状接着材を送り出しながら柱基材両
側面に同時にフィルム状接着剤を仮着する第１工程、仮
着されたフィルム状接着剤を予備加熱すると共に、その
外側から化粧用板材をやや湾曲させた状態で該予備加熱
されたフィルム状接着剤の外表面に添接、送り込む第２
工程、所定速度で移動する化粧用板材の添接された柱基
材の両側面外方から加熱兼用プレスローラーで加熱、圧
着し、柱基材の所定速度移動過程中に化粧用板材を柱基
材両側面に同時に接着固定してしまう第３工程からなる
化粧柱の製造方法。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の化粧柱の製造方法にお
ける第３工程の加熱兼用プレスローラーに、高周波発生
装置や遠赤外線発生装置等、既存接着層に与える影響の
少ない加熱装置の組み込まれたプレスローラーを採用す
る如くした柱基材を集成材としてなる化粧柱の製造方法
。 ３ フィルム状接着剤を柱基材両側面に仮着する第１工
程の直前に、フィルム状接着剤を連続的に供給する為の
セットローラーにフィルム状接着剤ロールを脱着自在に
セットして柱基材移動方向に所定速度で送り出す工程が
加えられてなる特許請求の範囲第１ないし２項記載の化
粧柱の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15676185A JPS6218206A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 化粧柱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15676185A JPS6218206A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 化粧柱の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6218206A true JPS6218206A (ja) | 1987-01-27 |
Family
ID=15634742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15676185A Pending JPS6218206A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 化粧柱の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6218206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0273138U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-04 |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP15676185A patent/JPS6218206A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0273138U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-04 |
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