JPS62181390A - 難燃剤組成物 - Google Patents

難燃剤組成物

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JPS62181390A
JPS62181390A JP2189586A JP2189586A JPS62181390A JP S62181390 A JPS62181390 A JP S62181390A JP 2189586 A JP2189586 A JP 2189586A JP 2189586 A JP2189586 A JP 2189586A JP S62181390 A JPS62181390 A JP S62181390A
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JP
Japan
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parts
group
flame retardant
retardant composition
halogenated
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Pending
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JP2189586A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Ogawa
小川 吉克
Haruhiko Hisada
晴彦 久田
Takeshi Kasahara
猛 笠原
Fumihiko Kizaki
木崎 文彦
Masahide Yoshiya
葭矢 誠秀
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Marubishi Yuka Kogyo KK
Original Assignee
Marubishi Yuka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難燃剤組成物に関する。
従来、プラスチック、繊維、繊維製品等の難燃剤として
、燐酸、アンモニウム、臭化アンモニウム、硼砂、硼酸
、スルファミノ酸アンモニウム、水酸化アルミニウム等
の無機化合物、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモジフ
ェニルオキサイド、テトラブロモビスフェノールA1塩
索化パラフイン等の有機ハロゲン化合物、トリスクロロ
エチルホスフェート、トリスジクロロプロピルホスフェ
ート、トリクレジルボスフェート等の有機燐化合物等が
知られている。しかしこれらの難燃剤は、繊維及び繊維
製品に付着させた場合、表面が白色になったり、ベタツ
キが生じたり、粗剛になる等、風合いを極度に悪化させ
る。またプラスチックに内部添加した場合、透明に混入
されなかったり、粒径の大きな難燃剤を添加した場合、
プラスチックの物性、特に強度を低下させる欠点がある
。本発明者らは、これらの欠点を改良するため鋭意研究
を行つた結果、従来の難燃剤に比1咬して難燃効果が優
れ、さらに繊維及び繊維製品等に加工した場合、風合い
が優れている難燃剤組成物を見出した。
本発明は、一般式 (式中Rはハロゲン化されていてもよい炭素数2〜9の
アルキル基又はアリール基、R1は炭素数2〜5のアル
キレン基、基−0R2−1−0R20−又は−〇R20
R20−を示し、ここにR2は炭素数2〜5のアルキレ
ン基を意味し、R1及びR2のアルキレン基はハロゲン
化されていてもよ<、Xは直接結合又は酸素原子、nは
0〜50の整数を示す)で表わされる燐化合物100重
量部に対し、ジプロモグロビル基を有するハロゲン化合
物を1〜100重量部の割合で含有する難燃剤組成物で
ある。
式Iの燐化合物の置換基Hのためのアリール基としては
例えばフェニル基、トリル基、クツニル基などがあげら
れる。置換基R1及びR2のための炭素数2〜5のアル
キレン基としては例えばエチレン基、プロピレン基、イ
ンプロピリデン基、ペンタメチレン基などがあげられ、
これらの基は塩素原子、臭素原子などによりハロゲン化
されていてもよい。nは0〜50の整数であって、nが
50より多(なると、燐化合物が高粘度の流動物又は固
体となるため、後加工用の加工液の粘度が高く、加工処
理が困難となり、また加工品の風合いが硬くなる。
本発明に用いられる式1の燐化合物としては例えば下記
の化合物があげられる。なお括弧内の数字は化合物番号
を示す。
0 =P (0CH2CHCI CH2C1)3   
  (2)0 =P (0CH2CH2Cl )3(3
)o = p (QC,H,)3(8) 0 = P (0CaH+ 7 )s        
  (9)OCH2CH2C1 H2Br 0CH2CH,CI OCH2CH2Cl 0CR2CH2C1c)I3 ジプロモグロビル基を有するー・ロゲン化合物としては
、例えばジフェニルメタン系、ジフェニルスルホン系、
トリアジン系化合物などがあげられる。ジプロモグロビ
ル基としては2,6−ジプロモグロビル基(−cH2c
sBrch2sr )があげられる。1分子中に2個以
上のジプロモグロビル基を有する化合物が好ましい。
本発明に用いられるジブロモグロビル基を有するハロゲ
ン化合物(以下ハロゲン化合物と呼ぶ)としては例えば
下記の化合物があげられる。
なお式中のZは基−CH2CHB r CH2B rを
意味する。
また括弧内の数字は化合物番号を示す。
Br             I:lrCH2CH”
= CH2 CH。
H3 Br 本発明の難燃剤組成物は、燐化合物に7・ロゲン化合物
を加え、均一に混合又は溶解することにより得られる。
燐化合物を、50〜150℃に加温し、これにノ・ロゲ
ン化合物を溶解させることが好ましい。
本発明の難燃剤組成物は、式Iの燐化合物100重量部
に対し、ハロゲン化合物を1〜100重景部の割合で含
有することが必要である。
ハロゲン化合物の割合がこれより低いと充分な難燃効果
及び風合いの向上がみられない。またハロゲン化合物の
割合をこれより高くしても格別の効果が得られない。
本発明の難燃剤組成物は、そのままプラスチもよい。
本発明の難燃剤組成物は、下記の繊維及び繊維製品、紙
類、プラスチック等の難燃剤として用いることができる
。木綿、羊毛、麻、絹等の天然繊維、レーヨン、アセテ
ート等の再生セルロース、ポリエステル、ポリアミド、
ポリプロピレン、ビニロン、ポリアクリロニトリル等の
合成繊維、塩化ビニノペポリオレフィン、ポリスチレン
、ABS 樹脂、MMA樹脂、ゴム、ポリウレタン、ポ
リウレタンフォーム等のプラスチック、フェノール樹脂
、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
ジアリルフタレート樹脂等の熱硬化性樹脂、酢酸ビニル
、塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル、塩化ヒニリテン
、アクリル酸エステル、アクリロニトリル、SBR等の
ラテックス、紙、合成紙、不織布等。これらの製品とし
ては例えばカーテン、カーペット、シュウタン、マット
、シート、壁装材、断熱材、寝具、エアフィルター、電
線、弱電部品、自動車、車輛用部品等があげられる。
本発明の難燃剤組成物を用いて繊維及び繊維製品を加工
処理する場合は、難燃剤を溶剤に溶解するか又は水中に
乳化分散させ、必要に応じて他の添加剤を加えて加工液
を調製し、この加工液を塗布、浸漬、噴霧等の方法によ
って付着させて乾燥する。プラスチックへ内部添加する
場合は、プラスチックの粉末、ペレット等と難燃剤を混
合し、ニータ′−1押出機、ミキシングロール等を用い
て溶融混和する。その他、合成繊維に内部添加する場合
は、紡糸液に混合し紡糸する。これらの製品は、フィル
ム、テープ、リボン、プレート、チューブ、パイプ、糸
、繊維、その他いかなる形状の物質にも利用することが
できる。
本発明の難燃剤組成物は、必要に応じて着色剤、活性剤
1分散剤、撥水剤、撥油剤、柔軟剤、仕上げ剤、熱安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐候安定剤、増粘剤、
樹脂加工剤、艶消し剤、架橋剤、触媒、接着剤、減煙剤
、他の難燃剤、難燃助剤、その他の添加剤を含んでいて
もよい。
下記側中の部は重量部を意味する。
製造例1〜10 燐化合物100部に下記の割合でハロゲン化合物を加え
、120〜130℃に加熱し、ハロゲン化合物を均一に
溶解させた。難燃剤組成物のエマルジョンを調製する場
合は、難燃剤組成物50部に非イオン界面活性剤5部及
び水45部を加えてエマルジョン100部とした。
第  1  表 実施例1 ウレタンフオーム用ポリエーテル(三洋化成工業社製、
サンニツクスGP100 ) 100部に第2表の難燃
剤12部を加え、さらにシリコン系整泡剤(5H−19
0) 1.2部、錫系触媒(T−9)0.3部、N−エ
チルモルホリン0.1部、水4.7部及びトリエチレン
ジアミン0.1部を加え。
均一に混合したのちトリレンジインシアネート(TDI
−80) 6 o部を加え、ハンドミキシングにより発
泡を行い、90℃で60分間オープン中でキユアリング
を行い、ウレタンフオームを作成した(ウレタンフオー
ムの密度0.03)。
得られたウレタンフオームの燃焼試験を酸素指fi (
J工S K−7201)法によって行った。比較のため
、燐化合物のみの場合及びハロゲン化合物のみの場合に
ついて同じ方法で試験した。その結果を第2表に示す。
第  2  表 実施例2 市販の塩化ビニル樹脂粉末100部に可塑剤(DOP)
50部及び安定剤(ステアリン酸亜鉛及びステアリン酸
バリウムの混合物)2部を加え、ミキシングロールを用
いて約140℃で第3表の可り燃剤20部を練り込み、
プレス成形により厚さ6市の塩化ビニルのシートを作成
した。
得られたシートの燃焼状、1倹を酸素指数(JISK−
7201)法によって行った。比較のため、燐化合物の
みの場合について同じ方法によって試験した。その結果
を第6表に示す。
第  6  表 実施例3 市販のポリスチレンペレット(旭化成工業社製、スタイ
ロン666)100部に、ミキノングロールを用いて約
150℃で、第4表の難燃剤2部を練り込み、プレス成
形によって厚さ6mmのシートを作成した。得られたシ
ートの燃焼試験を酸素指数(JIS K−7201)法
によって行った。比較のため、燐化合物のみの場合及び
ハロゲン化合物のみの場合のほか、ジブロモプロピル基
を有しないハロゲン化合物のみの場合及びこれと燐化合
物とを併用した場合(燐化合物:ハロゲン化合物=1o
o:6o)について試験した。その結果を第4表に示す
第  4  表 実施例4 市販のSBRラテックス(固形分50%)100部に製
造例2又は4のエマルジョン15部(難燃剤として15
部)及びポリアクリル酸ソーダ系増粘剤0,1部を加え
加工液とした。ポリプロピレン・ニードルパンチ(If
l付260p/m2)の裏面に加工液を240g/m2
塗布し、85°Cで1時間乾燥させたのち、FMVSS
−302法(フエデラル・モーター・ビヒクル・セイフ
テイ会スタンダード)によって燃焼試験を行った。比較
のため、燐化合物1及び6を用い、製造例2と同様にし
て同じ濃度のエマルジョンとしたのち加工液を調製して
使用した。またハロゲン化合物1及び6は微粉末のまま
用い、ラテックス100部に対してハロゲン化合物15
部を均一に混合して加工液とした。表中の数値は5回の
測定値の平均値であり、括弧内は最小値及び最大値を示
す。
第  5  表 実施例5 市販のアクリル酸エステル系ラテックス(固形分50%
)100部に製造例2又は4のエマ゛ルジョン60部及
びポリアクリル酸ンーダ系増粘剤を加え、粘度8000
 cpsの加工液を調製し、80’Cで15分間乾燥し
たのち、150’Cで1分間キユアリングし、得られた
ンートのテi[燃性及び風合いを調べた。難燃性はFM
VSS 302法により試験した。比較のため燐化合物
のみ及びハロゲン化合物のみの場合についても試、験し
た。燐化合物1及び6は製造例2と同様にして同じ濃度
のエマルジョンとしたのち、加工液を調製して使用した
。ハロゲン化合物1及び6は粉末のまま用い、ラテック
ス100部に対して・・ロゲン化合物60部及び水60
部を加え、難燃剤の濃度を製造例2の加工液と同じにし
て、同じ方法で加工した。また他の・・ロゲン化合物に
ついても同様にして試験した。その結果を第6表に示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Rはハロゲン化されていてもよい炭素数2〜9の
    アルキル基又はアリール基、R^1は炭素数2〜5のア
    ルキレン基、基−OR^2−、−OR^2O−又は−O
    R^2OR^2O−を示し、ここにR^2は炭素数2〜
    5のアルキレン基を意味し、R^1及びR^2のアルキ
    レン基はハロゲン化されていてもよく、Xは直接結合又
    は酸素原子、nは0〜50の整数を示す)で表わされる
    燐化合物100重量部に対し、ジプロモプロピル基を有
    するハロゲン化合物を1〜100重量部の割合で含有す
    る難燃剤組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009174109A (ja) * 2007-12-27 2009-08-06 Marubishi Oil Chem Co Ltd ポリエステル繊維用難燃加工剤及び難燃性ポリエステル繊維の製造方法
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