JPS62181358A - アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤 - Google Patents

アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤

Info

Publication number
JPS62181358A
JPS62181358A JP2265686A JP2265686A JPS62181358A JP S62181358 A JPS62181358 A JP S62181358A JP 2265686 A JP2265686 A JP 2265686A JP 2265686 A JP2265686 A JP 2265686A JP S62181358 A JPS62181358 A JP S62181358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
polyethylene
granules
modified polyethylene
modifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2265686A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Uchida
正明 内田
Shuichi Jinno
神野 修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP2265686A priority Critical patent/JPS62181358A/ja
Publication of JPS62181358A publication Critical patent/JPS62181358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B26/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
    • C04B26/02Macromolecular compounds
    • C04B26/26Bituminous materials, e.g. tar, pitch

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アスファルト舗装道路の路面表層再生工法に
添加するアスファルト改質剤に関し、更に詳しくは、舗
装道路のアスファルトに配合される骨材等とのMk層性
及び耐水性を改善し得、善し得る再生舗装道路用のアス
ファルト改質剤に関するものである。
〔従来技術〕
近年、我国において資源の再利用の観点から、アスファ
ルト軸装廃材を再利用することが行なわれている。例え
ば、既設アスファルト舗装廃材を路面表層再生工法によ
って、路面に再舗装することが活発に行なわれている。
該工法は、現地において、アスファルト舗装の表層部を
加熱ヒーターで加熱したのち、かきほぐして均一に混合
し、次いで再度敷きならして路面形状に再舗装するもの
であり、必要に応じて、上記アスファルト舗装の表層混
合物に改質剤(軟化剤及び硬化剤)を添加して、上記混
合物の性状の改質をはかることが行なわれている。特に
、該工法はアスファルト舗装道路の温度依存性の大きい
ことに起因した、夏期における路面の軟化によるわだち
掘れ発生等による、路面表層部の凹凸を補修する丹生工
法として好適に開用される。
アスファルト舗装の路面表層部のわだち堀れ性を改善す
るために用いるアスファルト改質剤は、通常アスファル
ト舗装の路面を加熱したのち、路面に所定量添加して均
一に敷きならし、その後の路面表層部をかきほぐしてア
スファルト舗装材に均一に混合される。
従来よりr用されているアスファルト改質剤としては、
大別して無機フィラー及び有機高分子ポリマーが知られ
ている。無機フィラーとしては、セメント系の無機フィ
ラー、例えば、0R−60(大阪セメント開開品名)等
が用いられており、その使用量は上記アスファルト舗装
材に対し通常jt−10(4程度である。該無機フィラ
ーを改質剤として用いる場合には、路面への添加により
路面温度の低下をきたすため、路面の加熱温度を通常の
アスファルト舗装時に比べ、IO−一〇℃程度篩くする
必要があり、このためアスファルトの劣化又は変質をき
たすので好ましくない。また、無機フィラーを予め予備
加熱して用いる場合には、無機フィラーの使用量が多い
ため、大型の加熱装置及び多数の労力を必要とし、コス
ト・アップにつながっていた。
一方、高分子ポリマーの改質剤としては、エチレン−エ
チルアクリレートtたuエチレン−酢酸ビニル共重合体
が知られているが、該高分子ポリマーは分子貸の大きい
もの程改質効果が大きく、路面での耐わだち堀九件の効
果が大きいが、現地において用いる場合には、路面加熱
後、アスファルトの劣化又は変性をきたさない、路面温
度下でかきほぐしによって、アスファルト舗装材との均
一混合が短時間では難しく、アスファルト改質効果は十
分発揮できない。一方、分子貨の小ざいものを用いた場
合には、かきほぐしによって、アスファルト舗装材との
均一混合は可能であるが、アスファルトのC3cX効果
は小さい等の欠点を有する。また、本発明者等は先にア
スファルトに′cカルボキシル基及び/又はカルボキシ
/I/Mから誘4δれる基を有する特定の変性オレフィ
ンを配合すれば、アスファルト舗装道路に於けるわだち
堀れ性が改善できる優れたアスファルト組成物が得られ
ることを見い出し、提案した(特開昭3ff−7,7g
ユ63、特開法用のアスファルト改質剤としては、わだ
ち堀れ改質効果が十分発揮できないという欠点を有して
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、かかる従来技術における欠点を改善すべ
く、鋭意検討した結果、上記用途のアスファルト改質剤
として、特定の物性を有する変性ポリエチレンを用いる
ことにより、アスファルトの改質効果が大きく、それ故
、耐わだち掘れ性が著しく改善され、且つ、上記欠点が
改善されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、カルボキシル基及び/又は
カルボキシル基から肪導される基を有し、酸価がo、1
−iooで、融点がqs〜/20℃で、且つ、−〇〇’
GKおける溶融粘度が70’〜10”OPである変性ポ
リエチレンであって、その粒子の平均粒径がコ朋以下の
粒状物であることを特徴とする、アスファルト舗装にお
ける表層再生工法用のアスファルト改質剤に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において開用する変性ポリエチレンはポリエチレ
ンを不飽和カルホン酸及び/又はこの誘導体による変性
、ポリエチレンを酸素等によって酸化分解する変性、或
はそれらの組合せによって得られるものであり、その分
子内にはカルボキシル基及び/又はカルボキシル基から
銹導される基を含有し、特定の酸価、融点及び浴融粘度
を有するものである。
変性ポリエチレンはその酸価がO07〜100、好まし
くは0.7〜10未溝のものである。酸価がo、1l−
i下の場合には耐水性及び耐剥離性が光分でなく、また
酸価が100以上の場合には接着性は改善されるが、高
温域での感温性の抑制及び耐久性が充分でないので好ま
しくない。なお、上記の酸価は試料/yをバラキシレン
100mtに溶解し、フェノールフタレインを指示薬と
して水酸価カリウム例よって/ 、l j ℃で滴定し
て求めたものである。
また、本発明で用いる変性ポリエチレンは200℃にお
けるその溶融粘度が/×/θ1〜/ X 10’ CP
、好ましくはJ X 10” 〜、2 X 10’ap
のものである。該粘度が/X/θ”以下の場合洸は感温
性の抑制が光分でなく、また該粘度があまり高い場合、
例えばl×/θ’op以上の場合にはアスファルト改質
効果は特に変らないが、変性ポリエチレ/が高粘度のた
めアスファルトとの均一混合に際して高温度で長時間混
合処理することが必要である。なお、か\る溶融粘度の
ものを粘度平均分子量で示せば、粘度平均分子量は変性
ポリエチレンに使用する原料ポリエチレンの種類によっ
て異なるが、例えば高圧法低そ度ポリエチレンを用いた
ものでは前記値は粘度平均分子量約6’400〜コ30
00、好適なものは約7300〜ts000 K相当す
る。
さらK、本発明で用いる変性ポリエチレンは融点がqs
〜/コ0 ’C、好ましくは100〜/i s ℃のも
のでなければならない。該融点が9j’cIJ下の場合
にはアスファルト舗装材への均一混合は充分であるが、
感温性への抑制が充分でなく、また該融点が/コ0 ’
C以上の場合九は短時間でのアスファルト舗装材への均
一混合が不充分で、且つ、施行性も不良となりアスファ
ルト改質効果は十分発揮し得ない。
変性ポリエチレンの原料となるポリエチレンとしては高
圧法低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エ
チレンーグロビレン共重合体等が挙げられ、これらは単
独でも混合物でも使用できる。
ポリエチレンの変性方法としては、特に原料ポリエチレ
ンに不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体をグラフト
する変性方法が好適である。
原料ポリエチレンとしては通常の重合方法によって製造
されたもの、或は成型品を粉砕したものがいずれも使用
できる。グラフト重合した変性ポリオレフィンをそのま
\アスファルトに配合するときは、グラフトさせるモノ
マーの種類及びその量によって異なるが、通常粘度平均
分子量が7Sθ0〜/!;000のポリエチレンが好適
である。またポリエチレンの該分子量が致方以上のもの
、特にコ万以上のものを用いるときは、ポリエチレンを
予じめ熱分解し、該分子量を低下させて用いれば良い。
例えば高分子量のポリエチレンを不活性ガス雰囲気下に
3so−as。
℃でl〜30分間熱分解熱ることにより本発明の目的に
適した原料ポリエチレンをvM製することができる。
これらの原料ポリエチレンに不飽和カルボン酸及び/又
はその誘導体をグラフトする方法としては原料ポリエチ
レンと不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体をラジカ
ル反応開始剤の存在下に溶液法、クラリ−法または溶融
混線法等の公知の方法で高温下で接触させることにより
行なわれる。溶融混練法による場合には原料ポリエチレ
ンの粉末またはベレットに不飽和カルボン酸及び/又は
その誘導体及びラジカル反応開始剤を所定の配合比でヘ
ンシェルミキサー等でトライブレンドするか、もしくは
有機溶媒に不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体及び
ラジカル反応開始剤を溶解し、ポリエチレンの粉末また
はベレットに噴精し、ヘンシェルミキサー等でブレンド
する。この配合したポリエチレンの粉末もしくはベレッ
トをバンバリーミキサ−またはダブルスクリユーミキサ
ー等の混練機に投入し、100〜.300℃の温度で0
07〜30分間溶融混練することにより上記した変性ポ
リエチレンがイ替られる。上甚己涼科ポリエチレンだ配
合する不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体の童は、
得られる変性ポリエチレンの変性度、すなわちその酸価
が前記した量の範囲となるような量で適宜調節して用い
られるが、通常は原料ポリエチレンに対し、0.07〜
10重t%、好ましくは0.0二〜S重着係、さらに好
ましくはO,OS〜7.0俤の範囲内で用いられ、また
うジカル反応開始剤の童は原料ポリエチレンに対し、0
.3重量チ以下、好ましくはo、ooi〜o、i重量%
、さらに好ましくはθ、07〜O,OS重量係の範囲内
で用いられる。
不飽和カルボン酸及びその訪導体としては、マレイン酸
、7マル酸、アクリル酸、メタクリル酸、シトラコン酸
等の不飽和カルボン酸及びその無水物、エステル、アミ
ド等の訴導体を挙げることができる。この中では無水マ
レイン酸、アクリル酸が好ましく、特に無水マレイン酸
が好適である。
また、ラジカル反応開始剤としては有機過酸化物または
アゾビス化合物等が用いられる。有機過酸化物としては
ベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、℃−ブチルパー万キシ
ラウレート、ジクミルパーオキサイド、α、α′−ビス
(t−プチルパーオキシイソグロビル)ベンゼン、コ、
j−ジメチルーコ、Sジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
シン−3、コ、j−ジメチルーー、jジ(1−ブチルパ
ーオキシフヘキサン、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、n−ブチル−q、q−ビス(t−ブチルパーオキシ
)ビバレート、オクタノイルパーオキサイド、p−メン
タンヒドロパーオキサイド等があげられる。また、アゾ
ビス化合物としてはアゾビスインブチロニトリル、2、
−′−アゾビス(=、弘謎−トリスメチルバレロニトリ
ル〕、λ、コ′−アゾビス(,2−シクログロビルプロ
ビオニトリル)等があげられる。
また、別の変性方法としては、分子量致方以上のポリエ
チレンを上記した方法により不飽和カルボン酸及び/又
はその酵導体でグラフト変性したのち、熱分解または酸
化分解する方法、例えば高分子量のポリエチレンに無水
マレイン酸等をグラフトさせたものを不活性ガス雰囲気
下に330〜aSO℃で7〜30分間熱分解または酸化
雰囲気下に1SQ−200℃で/〜30分間酸化分解す
る方法が挙げられる。
さらに他の変性方法としては、分子菫致方以上のポリエ
チレンを酸化″#囲気下において酸化分解し、カルボキ
シル基を導入する方法が挙げられ、酸化分解後はそのま
ま、或は必要に応じて上記方法によって更釦グラフトし
て用いる。
酸化分解はポリエチレンを攪拌下釦、酸素または空気の
如き酸素含有ガスを吹き込みなから1!70−200℃
の温度で7〜30分間酸化処理することにより行なわれ
る。
いずれの変性方法によっても、原料ポリエチレン等だ、
カルボキシル基及び/又はカルボキシル基から縛導され
る基、即ち、エステル、酸アミド等を導入することが必
要であり、更K、カルボニル基や水酸基が変性ポリエチ
レンタ中に一部存在しても良い。変性条件等は、得られ
る変性ポリエチレン等の酸価?:0./〜100゜更に
好適には0.7〜10未満、最も好適には1価がioo
以上では接着性は改着されるが、高温域での感温件の抑
制、耐久性の点から酸価100以下が好ましく、耐水性
、耐剥離性のためには0,1以上が適している。
本発明くおけるアスファルト改質剤は上記変性ポリエチ
レンを粉砕処理によってその粒子の平均粒径なコ朋以下
、好ましくは0.2〜−非の範囲の粒状物にしたものが
用いられる。上記粒状物の平均粒径が2mb上のものを
、アスファルト舗装道路の現地で用いた場合洗は路面加
熱後、かきほぐしによってアスファルト舗装材トの均一
混合が短時間では難しく、アスファルト改質効果は十分
発揮できない。
上記の粉砕処理としては、上記変性ポリエチレンを粉砕
機を用いた機械的粉砕、液体窒素を用いた冷凍粉砕、有
機溶剤を用いた溶解−晶析による化学粉砕、溶融樹脂を
ノズル噴射させて粉砕する噴射粉砕等の粉砕手段によっ
て実施される。
装するには、境地においてアスファルト舗装道路の路面
(表ノ一部)を加熱ヒーターによって表1一部を通常1
so−、too℃の温度にuD熱した後、上記アスファ
ルト改質剤を該加熱路面にほぼ均一分散させてmIJO
L、短時間(70〜30秒)のかきほぐしによって該改
質剤を該アスファルト舗装材(路面浅層部混合物)に均
一混合し、次いで該混合物を再度路面に数なおして路面
形状に再舗装することにより行なわれる。
上記アスファルト改質剤の添加倉はアスファルト舗装材
中のアスファルトtVc対し通常2〜10重を俤、望ま
しくは3〜り重lit%の範囲内で使用される。
本発明のアスファルト改質剤は、舗装施工時の加熱状態
(通常lSO〜200℃)!/Cおいては原料のアスフ
ァルトの粘度に近いため、従来のアスファルトと同様に
施工作業ができる。また、施工後冷却されて凝固すると
、骨材との接着性、耐水耐久性だ優れ、感温性が抑制さ
れ、さらに耐わだち掘れ性が着しく改讐される。
本発明においてアスファルトの性質が著しく改菩される
理由は、定かではないが、改質剤の何らかの作用により
、冷却後のアスファルト舗装材とちる糧のネットワーク
を構成するためと考えられる。
以下に実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例/ (AJ  アスファルト改質剤(変性ポリエチレン粒状
物)の製造 粘度平均分子量が弘万で、且つ融点が10S℃の高圧法
低密度ポリエチレンを、aOθ℃で19分間窒素雰囲気
下で熱分解して原料ポリエチレンを得た。原料ポリエチ
レンに、無水マレイン酸! 000 ppm及びα1C
f−ビス(ターシャリプチルパーオキシイソグロビル)
ベンゼンコj Oppmを配合し、230℃にて加熱混
合し、マレイン酸をグラフトした変性ポリエチレンを得
た。得られた変性ポリエチレンを粉砕機で粉砕し、平均
粒径へs rityrの粒状物とし、該粒状物の性質を
表−7中(変性ポリエチレン)に示した。なお表中の浴
融粘度はブルックフィールド型粘度計(以下B型粘度計
と称す。)で測定した。酸価は試料/Iをバラキシレン
1oorrtlに溶解し、フェノールフタレインを指示
薬として水酸化カリウムによって/Jj’cで滴定して
求めたものである。なお、融点は示差熱分析において1
0ダの試料を窒素雰囲気中で、10℃/分の速度で昇温
した時得られる吸熱ピーク高さの最高値で示した。
(Bl  設計アスファルト量の設定 表コに示す骨材に対し、最適な配合量の設計アスファル
ト&を下記方法によシ求めた。
上記fAlで得た、変性ポリエチレン粒状物jitf部
とストレートアスファルト(bo/10 )qszfk
部とを140℃の温度で混合したアスファルト組成物を
用いて、日本道路協会編「アスファルト舗装要綱」(社
団法人、日本道路協会 昭和57年S月30日発行)(
P。
S9〜P、Ab、特にP、l、l)に記載されている方
法に基づき、下記表−一に示した骨材を用いて設計アス
ファルト量を求めた。その結果を表−/のバインダf(
%)として示す。
(CI  アスファルト組成物 アスファルト改質剤の感温性を評価するため、上記(A
lで得た変性ポリエチレン粒状物5重重部とストレート
アスファルト(/、0710)95重菫部とを140℃
の温度で混合して得た、アスファルト組成物の針入度、
軟化点、粘度の測定を行なった。その結果を表−/(組
成物物性ンに示した。なお、測定法は針入度及び軟化点
を、7より Kココθりに準拠して行ない、粘度はB型
粘度計を用いて行なった。
(Di  アスファルト合材の製造 ストレートアスファルト(、bO/gO) 3.7重量
部と表−一に示した骨材(6号粉石、7号粉石、粗砂、
細砂及び石粉の混合@)?弘、J重を部とを、各々に示
す温度に加熱した後、ミキサー内に投入して30秒混合
し、これに上記(AJで得たアスファルト改質剤粒状物
(平均粒径へ5朋)を該アスファルitに対して5.2
6重量部を院加し、/Aj℃で3分間加熱混合し、得ら
れた生成物についてマーシャル安定度試験及びホイール
トラッキング試験を行なった。
なお、上記加熱混合以外に、9j”C−30秒間、ii
o℃−30秒間、/λ5℃−30秒間、及び/IIO℃
−30秒間のそれぞれの条件についても実施した。なお
、ホイールトラッキング試験は耐わだち堀れ性を評価す
るために用いられる試験であシ、動的安定度は大なる値
が優れている。
さらにまた、上記(C1のアスファルト組成物3型譬部
を骨材?7重量部(表−コ中の6号粉石のみ)に配合し
得られた生成物について剥離試験を行なった。それらの
結果を表−7(合材物性)に示した。
なお、マーシャル安定度試験の結果、ホイールトラッキ
ング試験の測定及び剥離試験の方法は日本道路協会緬「
アスファルト舗装要綱」(社団法人、日本道路協会 昭
和37年S月30日発行)(P、/り/、P、17g及
びP、/1,4)に記載されている方法に基づいてそれ
ぞれ行なった。表中に示された結果より実施例の変性ポ
リエチレン粒状物添加だよるアスファルト組成物は、ア
スファルトの感温性が大さく改善され、またアスファル
ト合材として用いた場合にも、「アスファルト舗装要綱
」に記載されている標準条件において、マーシャル安定
度試験及びホイールトラッキング試験共に優れた結果を
示しており、特に対わだち堀れ性が著しく散音されてい
ることがわかる。
さらに驚くべきことに、上記の加熱混合条件が上記標準
条件よシも低温度で短時間の混合条件下、例えば、77
0℃の温度で30秒間の混合条件下においても、上記標
準条件とアスファルト合材に均一に混合されていること
がわかる。
実施例− (Al  アスファルト改質剤(変性ポリエチレン粒状
物)の製造 粘度平均分子賞が9万で、且つ融点が703℃の高圧法
低督度ポリエチレンに無水マレイン酸!; 000 p
pmおよびα、α′−ビス(ターシャリブチルパーオキ
シインクロビル)ベンゼンλ!r Oppmを配合し、
コjθ℃にて加熱混合してマレイン酸をグラフトした。
上記グラ7トポリエチレンを弘OO℃窒素雰囲気下でi
s分間熱分解して変性ポリエチレンを得た。変性ポリエ
チレンを粉砕機で粉砕し平均粒逆Lo ynyrの粒状
物とし、該粒状物の性質を表−lに示した。測定法は実
施例1の場合と同様である。
(Bl  アスファルト組成物の製造 上記(Atのアスファルト改質剤を用いて、実施例/の
場合と同様にアスファルト組成物を調製し、針入度、軟
化点、粘度の測定を行なった。結果を表−/に示した。
(C1アスファルト合材の製造 上記(Alのアスファルト改質剤を用いて実施例1の場
合と同様にアスファルト及び骨材を配合したアスファル
ト合材の物性を測定した。
結果を表−7に示した。
実施例のアスファルト改質材はアスファルトの感温性の
抑制に優れておシ、また、アスファルト合材として用い
た場合にも耐わだち堀れ性の改善に、非常に優れた成績
を示している。
比較例1 実施例/ (Alにおいて、粘度平均分子菫が9万で、
且つ、融点が/ 、?! ℃の高密度ポリエチレンをt
ioo℃で10分間鼠素雰囲気下で熱分解して得たもの
を、原料ポリエチレンとして用いたこと以外は、実力例
/ (Alと同様にして変性ボチレン粒状物(Atを用
い、実施例/の(at及び(D+と同様にして製造した
、アスファルト組成物及びアスファルト合材の物性を表
−/に示した。
比較側御 実施例/ (Atにおいて、変性ポリエチレンを添加せ
ずにストレートアスファルト(60乙U)のみを使用し
たこと以外は実施例/と同様に行なった。アスファルト
の物性及びアスファルト合材の物性を表−/に示した。
比較例3及びe 実施例/ iAlにおいて、原料ポリエチレンとして粘
度平均分子量がjOθ0で、融点が70−℃で、且つ、
−00℃における溶融粘度がり5OOPのポリエチレン
(比較例3)、または、粘度平均分子蓋が3.3万で、
融点が1011”Qで、且つ、二00′Cにおける溶融
粘度が!; X 10”CPのポリエチレン(比較例4
c)を用いて変性ポリエチレン粒状物(Alを得たこと
以外は、実施例1と同昧にして製造した、アスファルト
組成物及びアスファルト合材の物性を表−/に示した。
比較例よ 実施例/(AIにおいて、変性ポリエチレンのかわ#)
に粘度平均分子量が、32000のエチレン−エチルア
クリレートを用い、実施例/の(cl及び(DIと同様
にして製造した、アスファルト組成物及びアスファルト
合材の物件を表−/に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カルボキシル基及び/又はカルボキシル基から誘
    導される基を有し、酸価が0.1〜100で、融点が9
    5〜120℃で、且つ、200℃における溶融粘度が1
    0^3〜10^3CPである変性ポリエチレンであつて
    、その粒子の平均粒径が2mm以下の粒状物であること
    を特徴とする、アスファルト舗装における表層再生工法
    用のアスファルト改質剤。
JP2265686A 1986-02-04 1986-02-04 アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤 Pending JPS62181358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2265686A JPS62181358A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2265686A JPS62181358A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62181358A true JPS62181358A (ja) 1987-08-08

Family

ID=12088882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2265686A Pending JPS62181358A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62181358A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06248135A (ja) * 1993-02-16 1994-09-06 Cheil Ind Co Ltd 耐候性が優れた熱可塑性樹脂組成物
JP2015040399A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 大林道路株式会社 アスファルト舗装のひび割れ補修方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06248135A (ja) * 1993-02-16 1994-09-06 Cheil Ind Co Ltd 耐候性が優れた熱可塑性樹脂組成物
JP2015040399A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 大林道路株式会社 アスファルト舗装のひび割れ補修方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2907827B2 (ja) 重合体コンセントレート及びその製法
JP3375244B2 (ja) アスファルト改質材及びアスファルト組成物
JPS5891736A (ja) 充填剤の顆粒化方法
WO2006003309A1 (fr) Procede de preparation d’un melange bitume-polymere
JP2000290507A (ja) アスファルト改質剤及び改質アスファルトの製造方法
JPH0925416A (ja) アスファルト改質材およびアスファルト組成物
AU2015277361A1 (en) Composite polymer materials for modification of adhesive compositions and associated methods of manufacture
JP2005015597A (ja) 石油樹脂組成物及び熱溶融型道路標示塗料組成物
US20130005887A1 (en) Process to prepare additive packages for use in pvc compounding
JPS62181358A (ja) アスフアルト舗装における表層再生工法用のアスフアルト改質剤
EP0499326B1 (en) Process for marking a pavement
JPH0673279A (ja) 硬化可能成形材料およびその製造方法
JP2003238757A (ja) ガスバリア性熱可塑性重合体組成物
JP2001131348A (ja) アスファルト改質剤の製造方法
JP4848081B2 (ja) 顆粒状タルク及び当該タルク含有の熱可塑性樹脂成形材料
JPS638458A (ja) 着色用樹脂組成物
JPH02228363A (ja) アスファルト常温硬化合材およびその製造法
EP4116490A1 (en) Asphalt composition
Faraguna et al. Influence of chemical functionalization of carbon nanotubes on their dispersibility in alkyl methacrylate polymer matrix
JPS60158256A (ja) アスフアルト組成物
JPS62223266A (ja) 過酸化物濃縮物及びその重合体担体組成物
JPS6360791B2 (ja)
JP4596624B2 (ja) 官能基含有化合物変性オレフィン系樹脂用組成物及びこれを用いた変性オレフィン系樹脂の製造方法
JPH0284465A (ja) アスファルト常温硬化合材
JPS63179944A (ja) フイラ−含有プロピレン重合体組成物の製造法