JPS62181209A

JPS62181209A - 皮膚の熱トリ−トメント用無水化粧用組成物

Info

Publication number: JPS62181209A
Application number: JP62000636A
Authority: JP
Inventors: ユージン　ノーマン　チェルノウスキー; マイケル　グアン−ユー　ング
Original assignee: Redken Laboratories Inc
Current assignee: Redken Laboratories Inc
Priority date: 1986-01-08
Filing date: 1987-01-07
Publication date: 1987-08-08
Also published as: AU6714187A; DE3700269A1; GB2185683A; GB8700226D0; US4751075A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分！Ｌ’Ｆ］本発明は熱の適用を併用する化粧用皮膚ｌ・リートメン
ト組成物に関する８［発明の背景］皮膚の４ヒ粧トリートメントにおいては、化粧用調製物
はしばしば熱の適用と組合わせて使用される。熱を使用
することは多くの利点がある。すなわち、ｉＩ！、を使
用することにより循環が活発化され。

ｆヒ粧用ｊ円製′）勿の液体性か増加し、皮膚への浸透
性が増し、皮膚の固さが減少される。

悲は種々の方法で皮膚へ適用することができる。

イヒ粧用上製物それ自体を皮膚への適用の前に周囲温度
以上に加温し、放冷することもできる。ＷＪ融パラフィ
ン調製物はこの方法の一例である。別の方法として、化
粧用′Ａ製物を周囲温度で皮膚に適用し、この調製物の
Ｌから温湿布を当てるか、あるいは顔面用アイロンまた
は他の外部熱ａを皮膚に当てる方法もある。トリートメ
ントにおいては、さらにｉムかい化粧用組成物を皮膚表
面上および皮膚表面内へ揉み込むことも含まれる。

このようなトリートメントにおいて重要なことはずヒ粧
用調ｗ物それ自体である。この化粧用調製物は数多くの
性質を備えていなければならない。

その組成物は熱によって成分が不均一状態に劣ｆヒして
しまわないよう十分安定でなければならず、また周囲温
度において容易に広げられる液体でなければならない、
またこの組成物は皮膚温度を上昇させるために長時間加
温しなくても温熱を皮膚にすぐに伝えられるものである
べきである。この組成物は適用すると皮膚を体温以下に
冷却するように作用するもの、すなわち外部熱の効果を
少なくするものであってはならない、また、加温したと
きに摩擦特性が増加するとマツサージに必要な操作の容
易性を妨げることになるので好ましくない。

皮膚の熱）・リートメントに使用されてきた化粧用組成
物としては、パラフィン、カンデリラ（Ｃａｎｄｅｌｌ
ｉｌａ）　＋あるいはオシケライト（０ｚｏｋｅｒｉｔ
ｅ）−カルナウバ（Ｃａｒｎａｕｂａ）　、および温液
状態で皮膚に適用して放冷する“ワックスマスク°°を
調製するのに使用される他のワックスがある。しかし、
純粋ワックスまたはワックス混合物は皮膚に高摩擦を与
える傾向がある。さらに、それらは予め溶融させて温か
い間に適用しなければならない、それらは周囲温度です
ぐに冷却されて硬化するので、マスクが温かい間に皮膚
をマツサージする時間はない。

［発明の概５！Ｊ］本発明は、周囲温度において皮膚上で容易に広げること
ができ、外部熱を適用する前に皮膚を温める無水化粧用
組成物からなる０本発明の組成物は、熱が加えられたと
きに摩擦効果の増加を何ら伴なうことなく加熱其による
皮膚の処理を容易にする。

本発明の組成物は、実質的に無水で、ペトロラタム、少
なくとも１粍類のトリグリセリド、およびポリエチレン
を含んでいる。好ましくはトリグリセリドは、カプリン
酸トリグリセリド、カプリルＭｉ＋−リグリセリドおよ
びステアリン酸トリグリセリドの混合物を含む。ペトロ
ラタムおよびトリグリセリドは組成物の約９０〜約９８
重量％であり、ぺｌ・ロラタムは組成物の約３０−約７
０重量％、トリグリセリドは組成物の約２０〜約６８Ｍ
１　ｎ％である。

本組成物はまた皮膚トリートメント用活性成分のような
他の成分を１重１％程度含んでいてもよい、活性成分と
しては、油溶性ビタミン、活性脂肪酸、抗刺激剤、油溶
性タンパク質誘導体、およびリン脂質が含まれる。保存
剤、香料、油溶性着色剤、オイル類、エステル類−炭化
水嵩類およびワックス類のような他の成分の少量を上記
基礎組成物に加えてもよい、これらの他の成分の存在は
本発明にとって重要ではない。

本発明の組成物は種々の方法で皮膚に適用することがで
きる９本組成物を予め加温してから皮膚に適用すること
もできる。また、本組成物を皮膚に適用しておき、この
上から温湿布を適用するか、あるいは顔面用アイロンの
ような道具を用いて皮膚を処理することもできる。

［詳細な説明］本発明は■ペトロラタム、■トリグリセリド、■ポリエ
チレンをきむ無水化粧用組成物に関する。

ペトロラタムおよびトリグリセリドは組成物の約９０〜
約９８ｆｆｉ　１２ｔ％（以下、％はずべて重Ｉ％）で
あり大部分を占める。ペトロラタムは閉′Ｘ作用により
皮膚を温め、皮膚の角質層の水分倉１を増加させる。こ
れはまた組成物の成形性を富め、へらや他の器具を用い
ずに指で直接所望量をすくうのが容易になる。石油ゼリ
ーとして知られるペトロラタムはマツサージにおいて以
前から使用されている。しかしながら、それ自体で用い
ると若干の好ましくない特性がある。それは油質であり
πい摩擦係数を有している。トリグリセリドはペトロラ
タムの詣っこさを減少させる。

ペトロラタムとトリグリセリドの相対存在址はコンシス
チンシーと組成物の所望の感触に依存する。好ましくは
、ペトロラタムは組成物の約３０−約７０％の範囲とす
る０組成物中のペトロラタムが約３０％よりも少ないと
固くなりすぎ、使用しやすくするための可塑性が不十分
となる０組成物中のペトロラタムが約７０％よりも多い
と脂っこくなる傾向がある。特に好ましくは組成物は４
２％のべＩ・ロラタムを含む。

本発明の組成物は好ましくは約２０％〜約６８％のトリ
グリセリドを含む。特に好ましくはトリグリセリドは、
カブリン酸トリグリセリド、カプリル酸トリグリセリド
およびステアリン酸ｌ・リグリセリドである。これらの
トリグリセリドは員息であり、刺激剤として作用し得る
香料のない組成物とすることができるので望ましい。ま
たこの３種の１−リグリセリドは組成物に対しより覧燥
した望ましい感触を与える。さらにまたそれらは低粘度
であり１本組成物に添加される各種の（ヒ粧用皮膚トリ
ートメント成分を可溶化するのに特に効用的である。ス
テアリン酸１−リグリセリドは固体であり、組成物をよ
り固くする傾向がある一カプリン酸ｌ・リグリセリドお
よびカプリル酸トリグリセリドは液体である。好ましく
は３種のすべてのトリグリセリドを用いる。これらの相
対比は組成物の所望の固さに依存する。

特に無臭の組成物が必要ない場合は他のｌ・リグリセリ
ドを上記トリグリセリドに加えてもよく、またこれらと
置き換えてもよい。特に好ましい組成物はカプリン酸；
・リグリセリド、カプリル社）・リグリセリドおよびス
テアリン酸トリグリセリドの混合物を含む。

本発明の組成物はさらに約０．１％〜約５％のポリエチ
レンを含む。好ましい範囲は約１％〜約３％で、特に好
ましくは１％のポリエチレンを含む。

ポリエチレンは周囲温度で固くしかも広げることが可能
なものとするために調製物の融点および硬化点を上げる
役割を果たす０組成物は使用前に高温度で保存されるか
もしれないので、融点が低すぎないもので、らることが
重要である。平らでない場所に保存され組成物が溶ける
と、温度が冷えたときに異なる位置で固まってしまい、
蓋に付着してしまうことにもなる０組成物中のポリエチ
レンが０，１％より少ないと、融点を上げる効果がほと
んどなくなる。組成物中のポリエチレンが３％より多い
と、固くなる傾向があり、５％を越えろと好ましくない
固さとなる、好ましくはポリエチレンは、例えば約８５
°Ｃ〜約１００°Ｃの比較的低融点のものから選択する
。

本発明の組成物は、皮膚の化粧用トリートメント川活性
成分のような他の活性成分を含ませてもよい、活性成分
は油溶性でなければならない、活性成分は皮膚のタイプ
および条件に関して汎用ｆヒすることもできる。皮膚ト
リートメント用活性成分としては油溶性タンパク質誘導
体、シコニン、グアイアズレン、サクラソウ油、ウンデ
シレン酸塩およびリン脂質のほか、パルミチン酸しチニ
ル、トコフェノールおよびバルミチン酸アスコルビルの
ような油溶性ビタミン、γ−リルン酸のような活性脂肪
酸、ビサボロールのような抗刺激剤が挙げられるがこれ
らに限定されるものではない。

他の成分の少量を上記基礎組成物に加えることもできる
。これらはオイル類、エステル類、炭化水素類およびワ
ックス類を含む、さらに本ｆｆｉ成酔Ｊは保穿剤、香料
または油溶性着色剤を倉んでもよい。

カプリン酸トリグリセリド、カプリル酸１〜リグリセリ
ドおよびステアリン酸トリグリセリドのみ含む組成物は
比較的無臭で、香ｒ＋添加を不要とすることができる。

香料は皮膚刺激の原因となるので、この組成物は感受性
の嘉い皮膚を持つ人に竹に適している、他のＩ・リグリ
セリドを用いると党いが適さない場合に香料の添加が必
要となる。

本発明の組成物は実質的に無水であるので、乳化剤は添
加する必要ない、保存剤は最少レベルにすることができ
る。水があると組成物を劣化させるので保存剤を添加し
てこれを防ぐ必要がある。

乳化剤および保存剤は皮膚に対して刺激物として作用す
るおそれがある。

水がないことは他の利点もある０本発明の無水組成物は
皮膚に対する閉塞作用があり、したがって皮膚の角質中
の水分含量を増加させ、皮膚の軟度と柔軟性を改善する
。乳化組成物と異なり〜気水組成物はｔＢ−相均一系と
することができ、加温によって成分が分離することはな
い。水がないので本発明の組成物はマツサージに必要な
軟化剤および滑剤として十分に作用する。さらに、水不
溶性の軟化剤および滑剤はマツサージ中に水の蒸発によ
る窄擦抵抗の増加がない。

本発明の組成物を作るには、ペトロラタム、トリグリセ
リドおよびポリエチレンを加熱源を有する混自容器に入
れてｍ今する一ｍも忘い融点を宥する成分の融点よりら
３°Ｃ高い温度になるようにして各成分を一定に混合す
る０例えば、融点８６°Ｃのポリエチレンを用いた場合
は各成分を８９°Ｃの温度にし、この温度で混合物が透
明になるまで混合を継続する。他の成分をいつ添加する
かは、添加する成分の耐熱度によって決定する０本組成
物を、透明に保てる最低温度である約５５−・６０°Ｃ
の温度でびんの中に充填する。充填されたびんを組成物
か固まるまで放冷し、それから蓋をしめる。

顔面のトリートメントのためには０．０６オンス（２グ
ラム）の少量で十分であることが判った。

本発明の組成物は種々の方法で熱トリートメントと共に
用いることができる。本組成物を皮膚に適用する前に予
め温めてもよい．また、赦初に本組成物を皮膚に適用し
、その上から温湿布を当ててもよい．本組成物はまた顔
面アイロンのような外部加熱具を用いる場合にも用いる
ことができる。

この方法はマツサージと熱の利点の両方を組合わせたも
ので，マツサージと熱の適用の両方に対する本発明組成
物の適合性の利点を十分に活かすものである。

上記説明は本発明の好ましい実施例に基づいて説明した
ものであり、当業者であれば本発明の精神および範囲に
逸脱することなく種々の変更が可能であることを理解さ
れたい。

特許出願人　　レッドケン　ラボラトリーズ。

インコーホレイテッド

Claims

【特許請求の範囲】

（１）皮膚の熱トリートメントのための実質的に無水の
化粧用組成物であって、ペトロラタム、少なくとも１種のトリグリセリド、およ
びポリエチレンを含み、組成物中にペトロラタムおよび
トリグリセリドが約９０〜約９８重量、ポリエチレンが
約０．１〜約５重量％含有されていることを特徴とする
無水化粧用組成物。
（２）組成物中にペトロラタムが約３０〜約７０重量％
、トリグリセリドが約２０〜約６８重量％含有されてい
る特許請求の範囲第（１）項に記載の無水化粧用組成物
。
（３）トリグリセリドが、カプリン酸トリグリセリド、
カプリル酸トリグリセリド、ステアリン酸トリグリセリ
ド、およびこれらの混合物からなる群から選択される特
許請求の範囲第（１）項に記載の無水化粧用組成物。
（４）トリグリセリドが、カプリル酸トリグリセリド、
ステアリン酸トリグリセリドの混合物として存在する特
許請求の範囲第（１）項に記載の無水化粧用組成物。
（５）油溶性ビタミン、脂肪酸、抗刺激剤、油溶性タン
パク質誘導体、シコニン、グアイアズレン、サクラソウ
油、ウンデシレン酸塩、およびリン脂質からなる群から
選択された少なくとも一成分をも含有する特許請求の範
囲第（１）項に記載の無水化粧用組成物。
（６）ペトロラタムを約４２重量％、カプリン酸トリグ
リセリド、カプリル酸トリグリセリドおよびステアリン
酸トリグリセリドの混合物を約５６重量％、ポリエチレ
ンを約１重量％、その他の成分を約１重量％含有する特
許請求の範囲第（１）項に記載の無水化粧用組成物。