JPS62180348A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は複写倍率を設定することのできる複写機の改
良に関する。

〈発明の概要〉 この発明は複写倍率を設定することのできる複写機にお
いて、等倍以外の複写倍率で複写作業を行った後、自動
的に複写倍率を等倍に復帰させるようにした複写機に関
する。

〈従来技術とその欠点〉 従来より、例えばＢ５サイズの原稿をＡ４サイズの用紙
に拡大コピーする場合や、逆にＡ４サイズの原稿を８５
サイズの用紙に縮小コピーする場合等、複写倍率を変更
することのできる複写機が用いられている。このような
変倍機能を有する複写機はコピーの用紙サイズを統一す
る場合や、図面を所望の大きさで複写する場合等に有効
であるところが、従来は変倍モードで拡大または縮小コ
ピーを行った後、そのままの状態で放置すると、次に複
写する者が変倍モードであることに気付かずにそのまま
複写作業を行って、ミスコピーのトラブルが発生するこ
とがあった。

このような問題点を解消するために、複写作業終了後一
定時間内に装置を使用しなければ自動的に等倍モードに
復帰する機能を設けたものもあるが、その一定時間内に
異なる操作者が複写作業を行う場合は、その作業者がや
はりキー操作によって等倍モードに設定しなければなら
なかった。

〈発明の目的〉 この発明の目的は、変倍モードでの一連の複写作業が終
了したことを検知して自動的に等倍モードに復帰させる
ようにした複写機を提供することにある。

〈発明の構成および効果〉 この発明は、複写倍率の設定手段と、原稿台に載置され
た原稿を前記設定手段により設定された倍率で複写を行
う変倍複写手段と、原稿台に載置された原稿の有無を検
知する原稿検知手段と、原稿台上を覆う原稿カバーの開
閉状態を検知する原稿カバー開閉検知手段と、を有する
複写機において、前記原稿検知手段が原稿を検知しない
状態でしかも前記原稿カバー開閉検知手段が原稿カバー
の閉状態を検知したとき自動的に複写倍率を等倍に設定
する複写倍率自動復帰手段を設けたことを特徴とする。

以上のように構成したため原稿台から原稿を取り除き、
原稿カバーを閉じたとき複写倍率が自動的に等倍に設定
される。

複写作業の終了は、原稿台から原稿を取り除き原稿カバ
ーを閉じることによって検知することができる。したが
って、複写作業を終了したとき複写倍率が直ちに等倍に
復帰する。

このようにして複写倍率を等倍に復帰させるためのキー
操作が不要となり、ミスコピーのトラブルを防止するこ
とができる。

〈実施例〉 第１図はこの発明の実施例である複写機の外観を表す概
略斜視図である。

複写機本体４の上面に原稿台７が設けられていて、さら
にその上部に原稿カバー１が開閉自在に取り付けられて
いる。本体４の上部に原稿カバー開閉検知スイッチ３が
設けられていて、原稿カバー１の開閉状態を検知する。

同図に示すように原稿カバーが開状態であるとき、マイ
クロスイッチからなる原稿カバー開閉検知スイッチ３の
アクチュエータ３ａが開状態となりスイッチ３がオフす
る。

第２図は同複写機の原稿カバーを閉じた状態を表す概略
正面図である。

図より明らかなように原稿カバー開閉検知スイッチ３の
アクチュエータ３ａは原稿カバーに設けられた突起部１
ａによって押下され、スイッチ３がオンする。これによ
って原稿カバーが閉状態であることを検知する。

第３図は同複写機における原稿検知手段を表す図である
。複写機本体４内にＬＥＤからなる発光素子６およびフ
ォトダイオードよりなる受光素子５が設けられていて、
発光素子６から発射された赤外線は原稿カバー１の可動
部に形成された反射板２に反射して受光素子５へ導かれ
る。ただしこのとき赤外線は原稿台に原稿が裁置されて
いないとき原稿台を透過するが、原稿が載置されている
ときは原稿によって遮断され、受光素子５は赤外線を受
光しない。このことによって原稿の有無を検知する。

第４図は前記複写機の制御部のブロック図を表す。

全体の制御はＣＰＬＪＩＯのプログラム処理によって行
われ、その制御プログラムがＲＯＭ１２に予め書き込ま
れている。また制御プログラムを実行するに際してＲＡ
Ｍ１３がフラグやバッファ等のワーキングエリアとして
用いられる。Ｉ１０ボート１）は各種入出力装置が接続
されて、ＣＰＵ１０によって制御される。主な入出力装
置として、前記原稿カバー開閉検知スイッチ３．複写倍
率を設定するためのレンズモータやスキャナのスキャン
ニングを行うためのミラーモータ等のモータ１５を駆動
するドライバ１４．前記受光素子５や発光素子６を含む
各種センサ１６．後述するようにキー操作が一定時間行
われなかったことを検知するためのタイマ１７．キー人
力装置１８がある第５図は前記制御部の処理手順を表す
フローチヤードである。

まずタイマをリセットしスタートさせるとともに、キー
の読み込みを行う（ｎｌｏ−ｎ１２）。

何らかのキー人力があれば、その操作されたキーに対応
する処理を行う。倍率を設定するためのキーが操作され
た場合、複写倍率を表すバッファの内容が変更される（
ｎ１Ｂ−ｎ２０）。その後変更された複写倍率に応じた
位置にズームレンズを移動させ、スキャナのスキャンニ
ング速度を設定する（ｎ２２→ｎ２４）。

このようにして所望の複写倍率が設定された後プリント
キーが操作されたなら、複写倍率に応じた複写処理を行
った後、原稿カバーの状態と原稿の有無を判別する。原
稿カバーが開けられた後、原稿が取り除かれ、その後再
び原稿カバーが閉じられたとき、複写倍率を等倍すなわ
ち１．００に設定する（ｎ　２８→ｎ　３０−＝ｎ　３
２−ｎ　３６−＝ｎ　２２−ｎ２４）。その他の場合、
すなわち原稿カバーが閉じられたままのときや原稿カバ
ーが開けられ原稿が取り除かれても次の新たな原稿が載
置されて原稿カバーが閉じられたときは、タイマをリセ
ットし次のキー壕作を待つ（ｎ　２８＝ｎ　１０．　　
ｎ３０→ｎ１０）。

以上のようにして原稿台から原稿を取り除き原稿カバー
を閉じることによって複写倍率が等倍に復帰される。

また、従来通り複写終了後一定時間以上キー操作を行わ
なかったとき複写倍率を等倍に復帰する（１４−ｎ　３
４−”ｎ　３６−ｎ　２２−→ｎ　２４）。

なお、実施例は原稿カバー開閉検知スイッチをマイクロ
スインチによって構成したが、実施例における原稿検知
手段と同様に光学的に検知することも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である複写機の外観を表す概
略斜視図、第２図は同複写機の原稿カバーを閉じた状態
を表す概略正面図、第３図は同複写機の原稿カバーを開
けた状態を表す概略正面図、第４図は同複写機の制御部
のブロック図、第５図はその処理手順を表すフローチャ
ートである。 １−原稿カバー、２−反射板、 ３−原稿カバー開閉検知スイッチ、 ４一本体、５−受光素子、６−発光素子、７−原稿台。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複写倍率の設定手段と、原稿台に載置された原稿
   を前記設定手段により設定された倍率で複写を行う変倍
   複写手段と、原稿台に載置された原稿の有無を検知する
   原稿検知手段と、原稿台上を覆う原稿カバーの開閉状態
   を検知する原稿カバー開閉検知手段と、を有する複写機
   において、前記原稿検知手段が原稿を検知しない状態で
   しかも前記原稿カバー開閉検知手段が原稿カバーの閉状
   態を検知したとき自動的に複写倍率を等倍に設定する複
   写倍率自動復帰手段を設けたことを特徴とする複写機。