JPS62180144A - ベベルギアのバツクラツシユ調整方法及びその装置 - Google Patents

ベベルギアのバツクラツシユ調整方法及びその装置

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Publication number
JPS62180144A
JPS62180144A JP1961886A JP1961886A JPS62180144A JP S62180144 A JPS62180144 A JP S62180144A JP 1961886 A JP1961886 A JP 1961886A JP 1961886 A JP1961886 A JP 1961886A JP S62180144 A JPS62180144 A JP S62180144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backlash
shaft
bevel gear
motor
gears
Prior art date
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Pending
Application number
JP1961886A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Hatakeyama
畠山 務
Yutaka Sawada
豊 沢田
Nobuaki Suzuki
延明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1961886A priority Critical patent/JPS62180144A/ja
Publication of JPS62180144A publication Critical patent/JPS62180144A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベベルギアのバックラッシュ調整方法及びそ
の装置に関する。
(従来の技術) 一般に、ベベルギアのバックラッシュ調整は、一方のギ
アを軸方向に移動させて行なう。
この時、移動位置を決める方法として、ある決められた
位置でバックラッシュを測定し、この値と適正バックラ
ッシュ値の差の分だけ、軸方向移動量に換算し、軸移動
を行なっている。即ち、従来のものは、バックラッシュ
によるギアの動きを、パルスエンコーダやスケールで読
みとり、そのデータをもとに軸方向移動量を演算し、適
正バックラッシュを得ようとするものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものは、ギアの動きを読みと
るための装置が必要(即ち、ギア駆動部とギア動作測定
部よりなる)で、装置が複雑となること、また、ギア円
周上の1ポイントの測定だけでは、ギアの振れがあると
誤差となるため、少なくとも3ポイントの測定が必要と
なり、測定時間が長くなることなどの問題がある。
本発明はかかる問題点を除去したベベルギアのバックラ
ッシュ調整方法及びその装置を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するための手段として、ベベ
ルギアのバックラッシュ調整方法を、複数のベベルギア
を、その噛合により回転させながらギア同志の押し付け
を行ない、押し付けていくときの回転トルクの変化でバ
ックラッシュが零になったことを検出すると共に。
その検出時点でギアの押し付けを止め、次いで、規定の
バックラッシュ量に相当する分だけギアを元に戻す構成
とし、また、このバックラッシュ調整方法に使用される
装置を、交差する軸にそれぞれ固設された複数のベベル
ギアを保持する保持手段と、一方のベベルギアの、軸線
方向に移動可能な可動軸に係合する可動軸移動手段と、
他方のベベルギアの固定軸に係合するドライブユニット
とからなり、該ドライブユニットを、固定軸を把持する
チャックと、そのチャックに順次連結したトルクメータ
及び駆動モータとで構成したことを特徴とするものであ
る。また1本発明の装置は、可動軸移動手段が、可動軸
を回転自在に支承し、かつ、可動軸支持部材に進退自在
に螺合する軸移動量調整ボルトを回転させる回転部材と
、その回転部材を介して、前記調整ボルトの回転量及び
回転方向を制御する位置決めモータとからなる軸移動手
段であることを望ましい構成とするものである。
(作 用) かかる構成においては、まず、複数のベベルギアを、そ
の噛合いにより回転させながら、ギア同志を押し付けて
いき、そのときの回転トルクの変化でバックラッシュ量
が零になったことを検出し、その検出時点でギアの押し
付けを止め、それから規定のバックラッシュ量に相当す
る分だけギアが元に戻される。
従って、従来のように、バックラッシュを直接1111
定する必要がなく、ギア同志が押し付けられた位置から
、規定のバックラッシュeに相当する分だけギアを元に
戻すこと、即ち、該位置から定ψだけ軸を戻すことによ
り、適正バックラッシュを得ることができ、簡単かつ正
確にバックラッシュの調整が行えることになる。しかも
、連続的な動作で調整が完了するので、調整時間が短か
くなり、また、連続測定を行なっているため、ギアの振
れによる誤差が生じない。
そして、このような方法は、交差する軸にそれぞれ固設
された複数のバックラッシュを保持する保持手段と、一
方のベベルギアの、軸線方向に移動可能な可動軸に係合
する可動軸移動手段と、他方のベベルギアの固定軸に係
合するドライブユニットとを配設すると共に、ドラ・イ
ブユニットを、固定軸を把持するチャックと、そのチャ
ックに順次連結したトルクメータ及び駆動モータとで構
成することにより可能となる。
即ち、駆動モータの駆動で、チャックに把持された固定
軸が回転し、対をなすベベルギアを介して、可動軸に回
転運動が伝達されると共に、駆動モータの回転トルクが
トルクメータに連続的に取り込まれる。従って、このよ
うにギア同志を回転させながら、前記可動軸移動手段で
可動軸をギア方向に移動させることにより、ギア同志が
押し付けられ、そのときの回転トルクの変化でバンクラ
ッシュが零になったことを検出することができる。そし
て、検出された時点で駆動モータ及び可動軸移動手段を
止めて、ギア同志の押し付けを止め、次いで、可動軸移
動手段の逆操作で、規定のバックラッシュ量に相当する
分だけギアを元に戻すこと、即ち定寸だけif動軸を戻
すことにより、適正なバックラッシュが得られることに
なる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図について説明する。
なお、第1図は本発明を実施してベベルギアのバックラ
ッシュ調整を行なっている状態を示す一部縦断側面図、
第2図はギア同志を回転させながら押し付けていく際の
回転トルクの変化を示す特性図である。
まず、本発明によるバックラッシュ調整装置から説明す
ると、該装置は、第1図に示すように、大別して、交差
する袖にそれぞれ固設された複数のベベルギアを保持す
る保持手段である冶具lと、可動軸移動手段である軸移
動ユニット2と、ドライブユニット3とから構成されて
いる。
前記のごとく、ベベルギアは、交差する軸にそれぞれ固
設された複数のベベルギア4,5からなり、ベベルギア
4を固設した軸は、軸線方向に移動可能な可動軸4a、
ベベルギア5を固設した軸は、軸線方向に移動しない固
定軸5aであり、軸支持部材6に支持される。該軸支持
部材6の可動軸4a側の端部には、可動軸4aを回転自
在に支承し、かつ、軸支持部材6に進退自在に螺合する
軸移動量調整ポルト7が設けられている。該調整ポルト
7は、軸支持部材6に螺合し、該調整ポルト7の回転に
よる進退の調整で可動軸4aを左右に移動できるように
構成されている。また、該調整ポルト7の端面には、後
述する、軸移動ユニットの駆動ピン8が嵌合する穴7a
が設けられている。図中、7bは軸承、9は前記調整ポ
ルト7をロックするロックナツトである。一方、前記固
定軸5aは、軸支持部材6に軸承6aにより回転自在に
支承されている(なお、上記ベベルギア及び機能部品を
含めて、以下の説明では、ベベルギアユニー/ トとい
う)。
前記冶具lは、クランプ等からなり、前記ベベルギアユ
ニットを所定の位置に保持する。
前記軸移動ユニット2は、前記ベベルギアユニットの調
整ポルト7を回転させる回転部材である駆動ピン8と、
その駆動ピン8を介して、該調整ポルト7の回転量及び
回転方向を制御する位置決めモータ10とで構成され、
また、該軸移動ユニット2を移動させるシリンダ11が
設けられている。前記位置決めモータ10は、前記ベベ
ルギアユニットの可動軸4aの軸線上に配置され、該位
置決めモータ10で回転される軸部材10aが1hb承
2aに回転自在に支歎され、その軸部材10aに前記駆
動ピン8が取付けられている。該駆動ピン8は、前記軸
部材10aにキー10bによりスライド可能に取付けら
れ、該軸部材10aに一端が固定されたコイルスプリン
グ10cにより前記調整ポルト7の方向に付勢されてい
る。
従って、該調整ポルト7の穴7aに嵌入した駆動ピン8
は、該コイルスプリング10cにより嵌入状態を維持す
る。なお、該軸移動ユニット2の前記可動軸4a方向へ
の大巾な移動はシリンダ+1の作動で行なわれ、その後
のギア同志の押し付けのための可動軸4aの移動及び戻
しのための移動は位置決めモータlOの作動で行なわれ
る。
前記ドライブユニット3は、前記固定軸5aを把持する
チャック12と、そのチャック12に連結したトルクメ
ータ13及び駆動モータ14とで構成され、また、該ド
ライブユニット3を移動させるためのシリンダ15が設
けられている。なお、前記チャック12、トルクメータ
13及び駆動モータ14は、前記固定軸5aの軸線上に
配置されている。
次に、以上のように構成される装置を用いた、本発明に
よるバックラッシュ調整方法について説明すると、まず
、前記ベベルギアユニットを治具1に保持する。次に、
軸移動ユニット2をシリンダ11により前進(右動)さ
せ、かつ、位置決めモータlOを低速正回転させること
により、駆動ピン8が調整ポルト7の穴7aに嵌入する
。この駆動ピン8の調整ポルト7の穴7aへの嵌入を確
認したのち、前記位置決めモータ10を低速逆回転して
、ベベルギア4,5のバックラッシュが零でないことを
確認する。また、これと同時にドライブユニット3もシ
リンダ15により上昇し、チャック12により固定軸5
aを把持する。
次に、バンクラッシュ零の位置決めを行なう方法につい
て説明すると、まず、駆動モータ14により固定軸5a
を駆動する。この時の回転トルクをトルクメータ13に
より連続的に取り込む。
また、これと同時に、位置決めモータ10を正回転させ
、バックラッシュを零に近づけると、第2図に示すよう
な、トルク特性図が得られる。
しかして、回転トルクがある決められた値T1まで上昇
した時、位置決めモータ10を停止し、この位置を零バ
ックラッシュとする。換言すれば、バックラッシュが零
になったことを回転トルクの最大値T、で検出すること
ができる。
次に、適正バックラッシュの調整について説明すると、
上記のように、位置決めモータlOが停止した位置から
適正バックラッシュに相当する角度だけ調整ポルト7を
位置決めモータ10の逆転により回転させ、可動軸4a
を左へ戻すことにより調整される。調整後は、ロックナ
ツト9で調整ポルト7をロックする。
本発明によるバックラッシュ調整方法及びその装置は概
ね以上の様に構成される。なお、トルクメータ13と、
位置決めモータ10及び駆動モータ14の制御について
は、要は、回転トルクが定められた値TI (即ち、零
バックラッシュの状態)になったら、位置決めモータ1
o及び駆動モータ14を停止することのできる制御装置
があればよく、適宜に選定することができる。また、前
記バックラッシュの調整については、作業者がベベルギ
アユニットを治具1にセットして起動ボタンを押すこと
により、爾後の操作を全自動で行なうことが可能である
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように、本発明は以下の
効果を奏するものである。
バ・ツクラッシュ調整方法の発明においては、複数のベ
ベルギアを、その1纏合いにより回転させながらギア同
志の押し付けを行ない、押し付けていくときの回転トル
クの変化でバックラッシュが零になったことを検出する
と共に、その検出時点でギアの押し付けを[ヒめ、次い
で、規定のバックラッシュ量に相当する分だけギアを元
に戻すようにしたから、簡単かつ正確にバックランシュ
の調整を行なうことができる。また、連続的な動作で調
整が完了するので、調整時間を短かくすることができる
。また、a続測定を行なっているため、ギアの振れによ
る誤差を生じることがない。
また、バックラッシュ調整装置の発明においては、交差
する軸にそれぞれ固設された複数のベベルギアを保持す
る保持手段と、一方のベベルギアの、軸線方向に移動可
能な可動軸に係合する可動軸移動手段と、他方のベベル
ギアの固定軸に係合するドライブユニットを配設すると
共に、該ドライブユニットを、固定軸に把持するチャッ
クと、そのチャックに順次連結したトルクメータ及び駆
動モータとで構成するようにしたから、上記方法を効率
良〈実施することが可能となる。また、バックラッシュ
によるギアの動きを直接測定する装置が不要となるので
、装置的に簡単となり、コスト的に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施してベベルギアのバックラッシュ
調整を行なっている状態を示す一部縦断側面図、第2図
はギア同志を回転させながら押し付けていく際の回転ト
ルクの変化を示す特性図である。 1・・・冶具、2・・・軸移動ユニット、3・・・ドラ
イブユニット、4.5・・・ベベルギア、4a・・・可
動軸、 5a・・・固定軸、6・・・軸支持部材、7・
・・軸移動量調整ボルト、8・・・駆動ビン、lO・・
・位置決めモータ、  12・・・チャンク、 13・
・・トルクメータ、  14・・・駆動モータ。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (はη)1石ノ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のベベルギアを、その噛合いにより回転させ
    ながらギア同志の押し付けを行ない、押し付けていくと
    きの回転トルクの変化で バックラッシュが零になったことを検出すると共に、そ
    の検出時点でギアの押し付けを止め、次いで、規定のバ
    ックラッシュ量に相当する分だけギアを元に戻すことを
    特徴とするベベルギアのバックラッシュ調整方法。
  2. (2)交差する軸にそれぞれ固設された複数のベベルギ
    アを保持する保持手段と、一方のベベルギアの、軸線方
    向に移動可能な可動軸に係合する可動軸移動手段と、他
    方のベベルギアの固定軸に係合するドライブユニットと
    からなり、該ドライブユニットを、固定軸を把持するチ
    ャックと、そのチャックに順次連結したトルクメータ及
    び駆動モータとで構成したことを特徴とするベベルギア
    のバックラッ シュ調整装置。
  3. (3)可動軸移動手段が、可動軸を回転自在に支承し、
    かつ、可動軸支持部材に進退自在に螺合する軸移動量調
    整ボルトを回転させる回転部材と、その回転部材を介し
    て、前記調整ボルトの回転量及び回転方向を制御する位
    置決めモータとからなる軸移動手段である特許請求の範
    囲第2項記載のベベルギアのバック ラッシュ調整装置。
JP1961886A 1986-01-31 1986-01-31 ベベルギアのバツクラツシユ調整方法及びその装置 Pending JPS62180144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1961886A JPS62180144A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 ベベルギアのバツクラツシユ調整方法及びその装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1961886A JPS62180144A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 ベベルギアのバツクラツシユ調整方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62180144A true JPS62180144A (ja) 1987-08-07

Family

ID=12004173

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1961886A Pending JPS62180144A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 ベベルギアのバツクラツシユ調整方法及びその装置

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JP (1) JPS62180144A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057054A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd ギヤードモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007057054A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd ギヤードモータ

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