JPS62179810A - 押出用ダイス - Google Patents

押出用ダイス

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JPS62179810A
JPS62179810A JP1922086A JP1922086A JPS62179810A JP S62179810 A JPS62179810 A JP S62179810A JP 1922086 A JP1922086 A JP 1922086A JP 1922086 A JP1922086 A JP 1922086A JP S62179810 A JPS62179810 A JP S62179810A
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JP
Japan
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die
nib
extrusion
shape
angle
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JP1922086A
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Akira Kikuchi
亮 菊地
Masaharu Fukuma
正治 福間
Kenji Ogata
緒方 憲嗣
Hisao Hara
久雄 原
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は押出用ダイスに関し、詳しくは5i−A l−
0−N系化合物(以下サイアロンと記す)焼結体でなる
ニブを有する押出用ダイスに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の押出用ダイスとしては、ニブが超硬合金のものが
主として用いられている。また最近になり、ジルコニア
を主とするセラミックスがニブに使用され始めている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、超硬合金製ニブあるいはジルコニア製ニ
ブを用いた押出用ダイスは、次のような欠点を有し、実
用上一層の改良が望まれている。
(1)超硬合金は高価である。
(2)超硬合金は金属と焼付を起しやすい。
(3)押出時はニブが600℃以上の高温になり、超硬
合金では硬度が、ジルコニアでは強度が著しく低下し、
寿命が短くなる。
(4)  ジルコニアは耐熱衝撃性が低く、押出時60
0℃以上に熱せられたビレットが当った際、破損しやす
い。
本発明は以上の点を鑑み、これらの欠点を排除し、高温
での押出に十分対応可能な押出用ダイスを提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは種々の検討を行なった結果、ニブとダイケ
ースを有する押出用ダイスにおいて、ニブの最適な材質
および形状を究明し、前記問題点を解決するに至ったも
のである。すなわち本発明は、サイアロン焼結体でなる
ニブを用いたことを特徴とする押出用ダイスであり、と
くに該ニブの逃げの部分を、製品の直径または肉厚が2
5m以下ではダイラス中心軸とのなす角度が5〜15°
のテーパ、製品の直径または肉厚が15+am以上では
半径が1−2mのコーナーR形状とすることが望ましい
また、本発明の押出用ダイスにおいては、互いに接触す
るニブの外周とダイケースの内周の接触面とダイス中心
軸とのなす角度が0.5〜3″であること、さらにニブ
とダイケースとの嵌合が締りばめにより、この時の締め
代比が0.1%以上であることが望ましい。
〔作用〕
本発明においては、ニブにサイアロンを使用するが、こ
れは600℃以上の高温における超硬合金、ジルコニア
の特性と比較すると、次のような長所があり、高温で使
用するには超硬合金、ジルコニアより優れている。
(1)  曲げ強度が強い。
(2)  硬さが高い。
(3)金属との親和性が低く、焼付を起しにくい。
また、材料価格についても超硬合金、ジルコニアに比べ
安価である。
次に図面により、本発明ダイスの形状について詳述する
第1図に本発明における望ましい押出用ダイスの形状(
Aに全体断面図、Bにその逃げ部の形状の一例、Cに逃
げ部の形状の他の一例を示す)、第2図A、Bに比較と
して従来の超硬合金性ニブを用いた押出用ダイスの形状
を示す。
第2図に示す通り、従来のニブ1′においては。
逃げの部分が凹んだものとなっているのに対し、本発明
のニブ1においては、テーパ(B)あるいはコーナーR
形状(C)となっている。
従来のニブでは、この凹んだ逃げ部から割れが生じ問題
となっていた。本発明者は、割れが生じ易い逃げの部分
に注目し、該部分の応力値を有限要素法を用いて計算す
ることにより、ニブの最適形状を究明したのである。
第3図、第4図は上述したそれぞれ本発明および従来の
押出用ダイスの形状で穴径りが等しいニブを用い、70
0℃に予熱した真ちゅうを押出した場合の逃げの部分の
応力値を有限要素法を用いて計算したものである。図か
られかるように、従来の形状(第4図)では圧縮応力が
130’kgf/1ml” 、引張応力が180 kg
 f/ mm ”となっており、−力木発明における形
状(第3図)では、圧縮応力が85kgf/mm、”、
引張応力が50 )cg f / nn 2と小さくな
っている。
また、本発明において、穴径の違いにより逃げの部分の
形状が異なっているのは、穴径の違いと逃げの形状を因
子として有限要素法を用いて計算することにより、穴径
が15mm以上ではテーパにした方が、25■以下では
コーナーR形状にした方がこの部分に加わる応力が小さ
くなり、15〜25ma+ではほぼ同じ応力となること
を知見したことに基づくものである。
また本発明において、互いに接触するニブの外周とダイ
ケースの内周とのダイス中心軸とのなす角度0が0.5
〜3°とした場合、押出時にニブがダイケース2に押込
まれる形になり、ニブの内周に圧縮応力を発生させ、押
出される被加工材がニブの外周を拡げようとする引張応
力を打消す作用がある。更に嵌合を締りばめとし、締め
代比を0.1%以上としたのは、押出時被加工材がニブ
の内周を拡げようとする引張応力を打消すために、ニブ
内周に圧縮応力を発生させる必要があるためであり、ダ
イケースの材質により、締め代を0.1%以上で必要な
圧縮応力を与えるような値をとることが望ましい。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 第2図に示す形状でニブ1′の材質を超硬合金、ジルコ
ニア、およびサイアロンとし、各寸法を第1表に示すと
ころの押出用ダイスを製作(ダイケースはJIS 5K
D61) L 、直径200mm、長さ800mの真ち
ゅうを700℃に予熱し押出を行なったところ、超硬合
金製ニブを用いたダイスでは、65回目で被加工材の押
出後の肌が悪くなり、また、ジルコニアでは1回目で、
本発明であるサイアロンを用いたものでは80回目まで
良好な押出が行なえた。
第1表 実施例2 第1図Bに示した形状で、ニブ1の材質をサイアロン、
ダイケース2の材質をJIS 5KD61とし、穴径D
□を20no、逃げの部分を中心軸とのなす角度が10
°、長さが3mのテーパ、アプローチ部の半径を8mm
、ベアリング部の長さを6mmとし、互いに接触するニ
ブの外周とダイケースの内周との接触面とダイスの中心
軸とのなす角度を2°、嵌合を圧入とし、また圧入代比
を0.8%とした押出用ダイスを製作した。上記ダイス
を用い、直径が200閣、長さ800mの真ちゅうを7
00℃に予熱し、押出を行なったところ、150回の押
出まで行なってもダイスの破損はみられず、押出後の被
加工材の肌も良好であった。
このように、ニブの材質を変えるだけでなく。
形状もニブの材質に適したものとすることにより、押出
が充分に行なえる。
実施例3 第1図Cに示した形状でニブの材質をサイアロン、逃げ
の部分を半径1mのコーナーR形状とし、他の部分を実
施例1と同じとした押出用ダイスを製作し、実施例1と
同じ条件で押出を行なったところ、150回押出しても
ダイスは破損せず、被加工材の押出後の肌も良好であっ
た。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく、本発明にかかる押出用ダイスは、
寿命がこれまでの押出用ダイスよりも長く、押出後の仕
上りも良好であり工業上非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダイス形状を示す図、第2図は従来の
ダイス形状を示す図、第3図は本発明のダイスのニブの
逃げの部分の応力値を示す図、第4図は従来のダイスの
逃げの部分の応力値を示す図である。 1:ニブ、2:ダイケース、la、 la’ ニアプロ
ーチ部、lb、 lb’ :ベアリング部、1c、10
′:逃げ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ニブとダイケースを有する押出用ダイスにおいて、
    該ニブがSi−Al−O−N系化合物焼結体であること
    を特徴とする押出用ダイス。 2 押出製品の直径または肉厚が25mm以下であり、
    ニブの逃げ部はダイス中心軸に対し、5〜15°のテー
    パである特許請求の範囲第1項記載の押出用ダイス。 3 押出製品の直径または肉厚が15mm以上であり、
    ニブの逃げ部は半径1〜2mmのコーナーR形状である
    特許請求の範囲第1項記載の押出用ダイス。 4 互いに接触するニブの外周とダイケースの内周の接
    触面とダイス中心軸とのなす角度が0.5〜3°である
    特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載の押
    出用ダイス。 5 ニブとダイケースとの嵌合が締りばめであり、締め
    代比が0.1%以上である特許請求の範囲第1項ないし
    第4項いずれかに記載の押出用ダイス。
JP1922086A 1986-01-31 1986-01-31 押出用ダイス Expired - Lifetime JPH0790264B2 (ja)

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JPH0790264B2 JPH0790264B2 (ja) 1995-10-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0621090A1 (de) * 1993-03-30 1994-10-26 Alusuisse-Lonza Services Ag Strangpresswerkzeug
CN106140854A (zh) * 2015-04-22 2016-11-23 扬中凯悦铜材有限公司 双面c形排30×40挤压模具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0621090A1 (de) * 1993-03-30 1994-10-26 Alusuisse-Lonza Services Ag Strangpresswerkzeug
CN106140854A (zh) * 2015-04-22 2016-11-23 扬中凯悦铜材有限公司 双面c形排30×40挤压模具

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