JPS62178600A - ヘプタノイル―Glu―Asp―Ala―アミノ酸系免疫賦活薬 - Google Patents

ヘプタノイル―Glu―Asp―Ala―アミノ酸系免疫賦活薬

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JPS62178600A JP62013917A JP1391787A JPS62178600A JP S62178600 A JPS62178600 A JP S62178600A JP 62013917 A JP62013917 A JP 62013917A JP 1391787 A JP1391787 A JP 1391787A JP S62178600 A JPS62178600 A JP S62178600A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗感染系、および細菌感染の危険性が高い患者
における抱土防御刺激のだめの免疫調節薬(imtnu
外otn6d111αtoy)として有用な特定の新規
なアシルトリペプチド、それらの中間体、ならびにそれ
らアシルトリペプチドの製法に関する。
従来の技術 比較的新しい免疫薬埋字の分野、特に免疫調節に閥する
部分は急速に進展し続けている。各種の天然化合物が研
究され、これには化学的にNx−C1−(N”−L〜ス
レオニル−L−リシル)−L−プロリル〕−L−アルギ
ニンとして知られるテトラペプチドであるタフトシンが
含まれる。合成ペプチドグリカンts導体、特にムラミ
ルジペプチドとして知られているものに多大な関心が向
けられている。免疫調節薬特に免疫賦活薬(immun
o−a t im%la%t)として研究されている広
範な化合物の概要についてはデュヵーらのアニュ・レブ
・メデイ・ケミ、 (Asss、 Rap、 Mad、
 Cham)、14.146−167(1979)、レ
ーダラーのジェイ、メデイ、ケミ、 (J、 Mad、
 Cham ) 、23゜819−825(1980)
、およびジェイ、タラロペツクのドラッグズ・オプ゛・
ザ・ツユ−チャー、8.615−638(1983)が
注目される。
免疫賦活系であるペプチドは多数の特許明細曹に記載さ
れている。
L−アラニル−α−グルタミン酸−N−アシル系ジペプ
チド、ドイツ特許第3,024,355号、1981年
1月15日発行; D−アラニル−L−グルタミル部分またはL−アラニル
−D−グルタミル部分を含むテトラ−およびペンタペプ
チド、それぞれ英国特許第2.053,231号、19
81年2月4日発行、およびドイツ特許第3.024,
281号、1981年1月8日発行; N〜アラニルN−アラニル−α−グルタミル系トリペプ
チド誘導体、C−末端アミノ酸かりシンまたはジアミノ
ピメリン酸であるもの、ドイツ特許第3,024,36
9号、1981年1月15日発行;ならびに N−ラクチルアラニル、グルタミル、ジアミノピメリン
およびカルボキシメチルアミノ各成分から構成されるラ
クチルテトラペプチド、欧州特許第11283号、19
80年5月28日発行。
次式(A) (式中、Rtは水素原子またはアシル基であり;R2は
特に水素原子、低級アルキル、ヒドロキシメチル、ベン
ジルであり;R”およびR4はそれぞれ水素原子、カル
ボキシ、−CONR’E” で、l)、ここでR?は水
素原子、低級アルキル(水酸基により置換されていても
よい)であり;R1はモノ−またはジカルボキシ−低級
アルキルであIQ;Rゝは水素原子またはカルボキシで
あり、ただしR4およびBsのうち一方が水素原子であ
る場合、他方は−CONR7R−であり;R6は水素原
子であり;mは1〜3、九は0〜2である)の構造をも
つ他の免疫賦活ポリペプチド、ならびにカルボキシ基お
よびアミン基が保護されたそれらの誘導体が米国特許第
4,311,640号および4,322,341号;ヨ
ーロッパ特許出願第25,482;50,856;51
.812;53,388;55,846および5741
9号に示されている。
キタウラらはジェイ6メディ、ケミ(J、Mad。
Churn)、25,335−337(1982)にN
2−(ガンマ−D−グルタミル)−メソ−2(L)、2
’ CD)  −ジアミノピメリン酸を式(,4)の化
合物に特徴的な生物応答を引き出しうる最小構造である
と報告している。これは九が1であり;RIがCH3C
N(OH)−CO−であり:R” dEcH,であり:
R1およびR1がそれぞれ−COOHであり;R4が−
CONHCH,C0OHであり;R“がHである。この
式(A)の化合物はFK−156として知られている。
問題を解決するための手段 本発明者らは、Y、Z、R’およびR2がそれぞれ水素
原子である式(1)の化合物が有効な免疫調節薬である
ことを見出した。
本発明は、 0  II (C1ft>t ば a (式中、R1は水素原子またはベンジル基であり−R1
は水素原子種たけメチル基であり:ここでZは水素原子
でおり;Yは水素原子である)ならびにY、Z、R”ま
たはR2の少なくとも1つが水素原子である化合物の薬
剤学的に受容できる塩を提供する。
Y、Z、R’およびR2の少なくとも1つが水素原子以
外のものである式(Ilの化合物はこれらの化合物の中
間体である。
同様に本発明に含唸れるものは、式(11の化合物の製
造用中間体として有用な特定の他の化合物である。これ
らの中間体は式(Illおよび(III)の構造をもつ
式中、Xは水素原子またはt−ブチル基である。
式中、Zは水素原子またはカルボベンジルオキシ基であ
る。
式(Ilの化合物を形成するアミノ酸部分の立体配置は
これらの化合物の薬理活性に関して重要である。最も強
い活性は、上記式に示した立体化学の式(11の化合物
において認められる。天然アミノ酸のものに関する立体
化学はD−またはL−と表示される。
本発明には式(11の化合物の薬剤学的に受容できる塩
、特にアルカリ金属塩、殊にナトリウム塩およびカリウ
ム塩が含まれる。これらの塩は酸形の式+11の化合物
(R1、R2、YおよびZ=II)を水性アセトン中で
化学量論的にの適宜なアルカリ金属水酸化物と反応させ
ることによって容易に製造される。溶剤を除去すると目
的の塩が得られる。
式illの化合物は後記の反応序列により製造される。
この方法はアミノ酸間のペプチド結合の形成を伴う。ア
ミノ酸はアミン基およびカルボキシル基をもつので、特
定の反応を行うために、またはこの種の反応を最適なも
のにするためにこれらの基の保護および/またはこれら
の基の活性化(特にカルボキシル基の)tt必要とする
。この反応序列全体は各種工程に用いられる保護基に関
して新規である。反応序列を効果的にかつ最適条件で進
行させるためには種々の保護基が必要である。これによ
って特定の工程で、他の部位の保護基を保持した状態で
特定の基を好都合にかつ選択的に除去できるからである
。特定の一連の反応条件下でそれぞれ除去できる3種の
保護基を用いるので、この反応序列は三直父性(tri
orthogo%αl)であると記載される。本発明方
法を新規なものにしているのはこの三直父性である。
(IV)            (V)(■)(■) ↓ (Ill)  Z=カルボベンジルオキシ@  ;l=
H ↓ 本方法において基本的な出発単位であるアスパラギン酸
部分のアミン官能基はカルボベンジルオキシ基により保
護される。この種の保護基は尚業者に知られている比較
的緩和な条件下でベンジルエステル結合を接触水添分解
することによって容易に除去される。置換カルボベンジ
ルオキシ基、たとえばp−クロル−1p−ニトロ−1p
−メトキシ−1p−フェニルアゾ−および3,5−ジメ
トキシ置換カルボベンジルオキシ基な好ましい非置換カ
ルボベンジルオキシ基の代わりに保護基として使用でき
ることは当業者にはもちろん認識されるであろう。これ
らもそれぞれ接触水添分解により除去される。
アスパラギン酸部分のβ−カルボキシル基はt−ブチル
エステル基に転化することにより保護され、この基は不
活性溶剤中で無水の酸により処理することによって好都
合に除去される。
構造式(In)、(u)および(1)のD−アラニン部
分のカルボキシル基はメチルエステルとして保護され、
これは必要な場合にけん化によって除去される。同様に
フェニルエステルもけん化によって開裂するのでこのカ
ルボキシル基の保護に使用できる。このカルボキシル基
に対する好ましい保護基はメチルエステルである。エチ
ルエステルはメチルエステルまたはフェニルエステルの
いずれよりも望ましくない。これtけん化によって除去
するためにはより過酷な条件を必要とし、これによって
官能基脱保faL(dablocki%g)の選択性が
低下するからである。
式tU+および(11においてD−グルタミル部分のカ
ルボキシル基はベンジルエステルまたは置換ベンジルエ
ステルに転化することにより保護される。
これらの基は後記のように接触水添分解により除去され
る。
これら3種の保護基、すなわちアスパラギン酸部分のβ
−カルボキシル基上のt−ブチル基、アラニン部分のカ
ルボキシル基上のメチル基、およびグルタミン酸部分の
カルボキシル基上のベンジル基は、R1およびR2がそ
れぞれ水素原子であり、Bsが先きに定めたものである
式(11の化合物の製造に重要である。これらの保護基
をそれぞれ選択的に除去することにより、目的部位にお
ける反応を他の部位に影響を与えることなく行うことが
できる。たとえばアスパラギン酸部分からt−ブチル基
を除去することにより、この部位に基Ha−t、。
導入して式(Ilの化合物Vg造することが可能となる
化合物(fV)、(V)、(Vl)および(■)はイト
ウによリケミ、ファル、プレ、 (Cham、 Pha
r、 Bull、117.1679−1686(196
9)に報告された既知の化合物である。化合物(鴇)、
すなわちN−ベンジルオキシカルボニル−L−アスノク
ラキン酸β−t−ブチル(カルボベンジルオキシ−L−
アスパラギン酸β−t−プチルエステルトシテも知られ
ている)もシュレーダーらによりアン。
ケミ、 (Ann、 Che雇、)、673.208(
1964)に記載されている。(vlI)から(In)
のカルボベンジルオキシ−α−L−アスパルチルーD−
7ラニンメチルエステルへの転化は(vII) yx反
応不活性i 剤(すなわち反応体または生成物と認識で
きるほどに反応しないもの)中でカンプリング剤(好ま
しくはカルボジイミド)の存在下にD−アラニンメチル
エステルでアシル化することにより行われる。
用いられるカルボジイミド試薬の選択は、それらのうち
特定のもの(たとんばN 、 N’−ジシクロへキシル
カルボジイミド)がラセミ化を起こしやすいにもかかわ
らず重要ではない。ラセミ化は反応混合物中に1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(1〜2当量)もしくはその
誘導体、またはN−ヒドロキシスクシンイミド(1〜2
当量)が存在することにより最小限に抑えることができ
る。これらは活性エステルを形成し、反応を促進する作
用乞もつ。本発明においては1−シクロヘキシル−3−
(2−モルホリノエチル)カルボジイミド・メト−p−
トルエンスルホネートが好ましいカップリング剤である
このカップリング反応に適した溶剤は塩化メチレン、エ
ーテル、ベンゼン、ジオキサンおよびN、N−ジメチル
ホルムアミドである。
遊離アミノ−エステル生成物口を放出させる反応には酸
受容体も用いられる。好ましい塩基はN−メチルモルホ
リンであるが、他の塩基、たとえばピリジン、トリエチ
ルアミンなども、望ましくない副反応、たとえばエステ
ル系反応体および生成物の加水分解を起こさない限り使
用できる。
このカップリング反応はすべての反応体を実施例1に示
した順序で、すなわち反応体(II)、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール、酸受容体、(■)に結合させる反
応体、およびカップリング剤の順序で添加することによ
り行うことが好都合である。
各反応体を次ぎの反応体に添加する前に溶解しておき、
反応な円滑に行う。同様に反応を円滑に行うためにこの
添加工程では約−10〜約+10℃の温度で反応を行い
、次いで周囲温度にまで昇温させて反応を終了する。所
望により溶剤の沸点までの高い温度を採用することもで
きる。
次いでZがカルボベンジルオキシである式(■)の化合
物を、当業者に知られている方法に従5接触水添分解に
よりZが水素原子である式(III)の化合物に転化す
る。本発明の好ましい方法は炭素上の水酸化パラジウム
(特にパールマン触媒:水酸化パラジウム含i20%、
水分31%)を用いて水素圧約1〜約100pjj(0
,07〜7.03#/c1rL2)、好ましくは約50
 ps i (3,52Ay/cm” )でメタノール
中において行う水素添加からなる。生成物は標準法によ
り採取される。
反応序列における欠ぎの工程であるヘプタノイルグルタ
ミル部分の尋人、すなわちZが水素原子である(ill
)から(II)への転化は先きに(■)から(I[Dへ
の転化について述べたアシル化反応により行われる。
こうして得られた式(IIIの化合物(X=t−ブチル
)を酸無水物により不活性溶剤中でXが水素原子である
式tUtの化合物に変える。この加水分解は適宜な溶剤
中で(たとえば無水の酸−ジオキサンまたは無水の酸−
テトラヒドロフラン)周囲温度において行われる。好ま
しい酸は鉱酸、たとえばHCLSHEr、 HFおよび
HNO3である。好ましい酸は無水HC1である。生成
物は既知の方法により、たとえば溶剤を除去し、残渣を
抽出することによって採取される。
Xが水素原子である式tUtの化合物へのBS基の導入
は先きに(■)から(DI)の製造につき述べたアシル
化法により達成される。
R3基のための反応体として用いられるアミノ酸、すな
わち (al            (61のアミノ基が適
宜な基により保獲されていることは認められるであろう
。反応体(a)においてYはt−ブチルオキシカルボニ
ル基を表わし、(b)においてZはカルボベンジルオキ
シ基を表わす。(α)およヒtb1のカルボキシル基は
それぞれメチルエステルおよびベンジルエステルとして
保護される。しかしく(Elまたは(61の保護基の性
質は全体的な反応序列には関係がない。これらの保護基
は(a)および(61の合成にとって好都合であったも
のである。他の保護基も使用できる。
作用 本発明の生成物は細菌の攻撃に対する宿主(哺乳動物)
の防御を刺激するための免疫調節薬として有用である。
これらは、既存のまたは臨床的に誘発された免疫抑制に
より細菌感染の危険性が高い動物(特にヒト)に対して
特に価値がある。これらは個々の細菌性攻撃に対して有
効な抗園栗と併用される。
C,H/HmN雄マウス(チャールズ・リバー・ブリー
ディング−ラボラトリーズより)を用いた試験法を以下
に示す。マウスを使用前に5日間気候順応させたのち、
被験化合物の各種希釈物(10,1および0.1m9/
却)またはブセシーボ(発熱物質を含まない食塩液)に
より(0,27!の容量を使用)皮下(SC)または経
口(po)処理した。処理方式は用いる感染性生物に依
存した。すなわち肺炎杆菌(Klabaimlla p
*gsmoniaa )攻撃の一24〜θ時間前に行い
、この攻撃は股部に筋肉内投与するものであった。攻撃
には0.2−の容量を用いた。7日後に死亡率を記録し
た。
培養物の調製; 肺炎杆菌:培養物を純培養のため凍結保存血液カラフレ
インハートインフュージョン(Bir ) 寒天に画線
培養した。18時間培養物から3コロニーを取出し、B
HIプロス9−に入れた。ブロス培養物を37℃で2時
間、回転振と5機上で増殖させたのち、0.2−を数個
のBHI寒天斜面の表面に画線培養した。37℃で18
時間インキユペートシたのち、斜面なりHIプロスで洗
い、スペクトロニック20を用いて培養濃度を調整し、
マウスにおいてLDl(10攻撃水準を達成するのに適
した希釈を行った(約250CFU/動物)(CFU=
コロニー形成単位)。
ヒトにおける免疫賦活薬などの免疫調節薬として用いる
場合、本発明の化合物は一般に組成物の形で経口、皮下
、筋肉内、静脈内または腹腔内の仔路で好都合に投与さ
れる。この種の組成物には薬剤学的に実用されるものが
含まれる。たとえばこれらはでんぷん、乳糖、特定の種
類のクレーなどを含有する錠剤、丸剤、散剤または顆粒
剤の形で投与できる。またこれらと同じかまたはこれら
に類する賦形剤との混合物としてカプセル剤の形でこれ
らを投与することができる。これらは経口用の懸濁剤、
液剤、乳剤、シロップ剤およびエリキシル剤の形で投与
することもでき、これらは矯味矯臭剤および着色剤を含
有しつる。本発明の治療薬の経口投与のためには約50
〜約5001n9’に含有する錠剤またはカプセル剤が
大部分の用途に適している。
個々の患者に最適な用量は医師が決定するであろう。こ
れはその患者の年令、体重および応答、ならびに投与経
路に応じて異なるであろう。しかし一般に成人における
初期用量は1回量または分割量として2〜100197
k17日であろう。好ましい経口用量範囲は約10〜約
3001ng/#/日である。好ましい非経口用量は約
0.1〜約100111g7kV7日であり、好ましい
範囲は約0.1〜約20m97M7日である。
本発明はここに示す用途のための上記配合物用として価
値ある薬剤組成物(単位用量刑形を含む)をも提供する
。特定の用途に有効な18童な得る丸めに前記のように
これらの剤形を1回または多数回投与することができる
実施例 下記実施例は詳細な説明のために提示されるにすぎない
。簡略化のためNMRスペクトルのピークの形状につい
て下記の略号を用いる。8、−重線;d、二重線;t、
三重線;q、四重線;惧、多重線。
実施例1゜ カルボベンジルオキシ−α−(Z、)−アスパルチル−
D−アラニンメチルエステル−β−C−プチルエステル 無水塩化メチレン3を中のカルボベンジルオキシ−L−
アスパラギン酸−β−t−ブチルエステル78.2f(
0,24モル)の溶液に0〜5℃で窒素雰囲気下に十分
に撹拌しながら1−ヒドロキシベンゾトリアゾール32
.62f(0,24モル)N−メチルモルホリン23.
0gIt(21,16f、0.21モル)、D−アラニ
ンメチルエステル塩酸塩28.10?(0,20モル)
および1−シクロへキシル−3−(2−モルホリノエチ
ル)カルボジイミド・メト−p−トルエンスルホネート
107.28r(0,25モル)を順次添加した。各試
薬は次ぎ乞添加する前に十分に溶解させた。次いで反応
混合物を周囲温度で18時間撹拌したのち2.5tずつ
の5%塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
、最後に水で順次洗浄した。
硫酸ナトリウムで乾燥させた有機相を真空中で製編して
粗生成物(84,!M’)−4淡黄色シロップとして得
た。この粗生成物の一部(30,Or)をフラスコカラ
ム上でシリカゲル(微細メツシュ)1500ノを用いて
酢酸エチルとへキサンの容量比1:1.5の混合物で溶
離するクロマトグラフィー処理した。カラムの進行は薄
層クロマトグラフィーにより追跡した(シリカゲルtl
cプレート:ff[エチル/ヘキサン=1=1で溶離;
熱および10%エタノール性スプレーにより発色;生成
物Rf=0.41 )。純生成物のみを含有するカラム
画分を合わせて真空中でmmL、、表題の化合物を無色
固体xo、951収率37%)として得た。
13 C5snr CCDCl5) pp情172.9
.170.6.170.1(アミド、エステルカルボニ
ル)、156.1(カルバメートカルボニル)、136
.2.128.5.128.2.128.1(芳香族C
)、81.7.67.2.52.3.51.4.48.
2.37.5.28.0.18.0;’Hntnr (
CDCts)δL、37(3H,d、アラニルCH,−
)、AEXパターン、HAおよびHB多重線’a:含t
r (2m 、アスパルチルメチレンH)2.62およ
び2.90に中心、Hxは解像不能な多重線4.5〜4
.63内(2H,アスパルチルおよびアラニルメfンH
) ; 3.72 (3H,a、−Co、CH,) ;
5.14(2H%m、ベンジルH)、7.35 (5H
,tn、芳香族H)。
上記方法をカルボベンジルオキシ−L−アスパラキンt
ll−β−t−ブチルエステル145f(0,449モ
ル)、l−ヒドロキシベンゾトリアゾール60.72(
0,449モル)、N−メチルモルホリン41.(1(
37,72f、0.374モル)、D−アラニンメチル
エステル塩s塩52.19F(0,374モ#)および
1−シクロヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カ
ルボジイミド・メト−p−トルエンスルホネート200
 ? (0,449モル)を用いてスケールアップして
、粗生成物(黄色シロップ)160.9′?を得た。粗
生成物全体を塩化メチレン1.5tに入れ、シリカゲル
(32〜63メツシユのもの170fl’添加した。混
合物を激しく撹拌し、真空中で乾燥させた。
粗生成物ヲ吸着したシリカゲルt、酢酸エチル/ヘキサ
ン(1:2)中のシリカゲル1却を装填したクロマトグ
ラフィーカラムに装填した。酢酸エチル/ヘキサン(1
:2)で溶離して(カラム画分のtic監視)、表題の
生成物140.2?(収492%)をワックス状固体と
して得た。
実施例2゜ α−(L)−アスバルケルーD−アラニンメチルコステ
ルーβ−t−7”チルエステル 無水メタノール95〇−中のカルボベンジルオキシーα
−(Z、)−アスパルチル−D−アラニンメチルエステ
ル62.5P(0,153ミリモル)の汁液な20℃で
50 ps i (3,52H/Cr1L” )におい
1パル装置により5時間、炭素上の水酸化パラジウム触
媒(パールマン触媒:水酸化パラジウム含120%、水
分31%)63Pi用いて水素添加した。反応混合物を
濾過したのちフィルターケージをメタノール500 m
lずつで2回洗浄した。PNとメタノール洗液を合わせ
て真空中で濃縮し、作を得た。この粗生成物を酢酸エチ
ル1tに浴解し得られた溶液を5%炭酸水素ナトIJウ
ム水溶液500−および水500−で順次洗浄し、次い
マ硫酸ナトリクムで乾燥させた。乾燥した有機相を次い
で真空中でlA36して表題の化合物を無色の泪(29
,6F、収率70%)として得た。’Hnnhr(60
mHz、CDCl、)、δ1.39(3H,d、J=7
Hz’)、1.45(9H,g)、2.3−2.8 (
2H。
惰)、3.5−3.8 (1pz、一部子明瞭なm)、
3.72(3H,a)、4.52(IH,m)、7.7
5(@広いd)。
実施例3゜ ヘプタノイル−γ−D−グルタミルーα−ベンジルエス
テル−α−(Z、)−アスパルチル−α−D−アラニン
メチルエステルーβ−t−メチルエステル ヘプタノイル−r−D−グルタミン・α−ベンジルエス
テル(13,91F、39.8ミリモル)、α−(Z、
)−アスパルチル−D−アラニンメチルエステル−β−
1−ブチルエステル(9,10r、33.0ミリモル)
、l−ヒドロキシベンゾトリアゾール(5,38r、3
9.8ミリモル)、および1−シクロへキシル−3−(
2−モルホリノエチル)カルボジイミド・メト−、l−
トルエンスルホネート(17,75F、39.8ミリモ
ル)をこの順で無水塩化メチレン396tnt中におい
て0〜5℃で混和した。次いでこの混合物を20℃で2
0時間撹拌シた。塩化メチレン300rRtで希釈した
のち反応混合物を1tずつの5%塩酸水溶液、飽和炭酸
水素す) 17ウム水溶液および水で洗浄した。有機相
?:硫酸ナトIJウムで乾燥させ、真窒中で0縮して油
を得た。この粗生成物(21,71’にシリカゲル(3
2〜63メツシユ)1700P上で酢酸エチル/ヘキサ
ン=3=1により溶離するクロマトグラフィー処理した
。薄層クロマトグラフィー(シリカゲルticプレート
;酢酸エチル/ヘキサン=3:1;熱および10%エタ
ノール性リンモリブデン酸スプレーにより発色)により
判定して目的生成物を含有するカラム画分を合わせて溶
剤な真窄中で除去し、無色固体残渣を得た。残渣を酢酸
エチル400 trtlJlc@解し、1N水酸化ナト
リウム400−で2回、次いで水4 U Oml(痕跡
量の不純物を除去するために)で洗浄した。硫酸ナトリ
ウムで乾燥させた有機相を濃縮して、純粋な表題の化合
物を非晶質の無色固体(6,27r、収率31%)とし
て得た。R/=0.68 (シリカゲルTLCプレート
、酢酸二チル/ヘキサン=1−1で溶離;熱および10
%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより発色)
。”Cnmr (CDCl4)pア惰 173.4、1
72.9、172.1、172.0.170.8.17
0.2(カルボニル):135.3.128.6.12
8.4.128.3(芳香族(II’);67.2.8
1.6.52.2.51.5、−49.4.48.3(
−Co、C1l、およびアミノ酸の不斉C);36.9
.36.4.32,0.31.5.28,9.28.0
.25.5.22.4.17.6.1=@、0゜’ I
f smr (CDC4)多重線、δ0.83および1
.1−1.7(H,CHs(CH4’)4−およびグル
タミルC−3メチレンff)、1.34(3H,d、J
=7Hz、アラニンCH,−) ; 1.40[9H,
s 、−C(CH8)z]、重複多重52.1−2.4
(4H,ヘプタノイルC−2およびグルタミルC−4メ
チレンH):AEXパターン、HA多重線、2.57 
(IH)に中心、HB多重線、2.78 (IH)に中
r9. H1多M線、4.47(IH)に多重線、δ7
.B=15Hg 1.7AX2JBX=6Hz、  ア
スパルチルメチレンおよびメチンH;7.30(5H,
s。
芳香族H)。
実施例4゜ ヘプタノイル−γ−D−グルタミルーα−ベンジルエス
テル−α−L−アス/ N11ルチル−D−7ラニンメ
チルエステル ヘブタノイルーγ−D−グルタミル−α−ベンジルエス
テル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチル
エステル−β−t−ブチルエステル(6,13F、10
.0ミリモル)を無水5N塩酸−ジオキサン溶液10.
0−に溶解し、周囲温度で1.5時間撹拌した。浴剤馨
真空中で除去し、残渣を酢酸エチル300 mlに入れ
、得られた溶iを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液350
−で洗浄した。
分離した水相に新たな酢酸エチル450−を@層し、一
方6N塩酸の添加によりpHを1.5に調整した(かな
り起泡)。十分に混和したのち各相を分離し、水相をさ
らに2回、酢酸エチル35〇−ずつで抽出した。酢酸エ
チル抽出液を合わせて水600 meで洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥させ、真空中で濃縮して、表題の化合
物を無色泡状物4.52?(収率82%)として得た。
Rf=tlcプレート;酢酸/酢酸エチ#/n−ブタノ
ール/水=1 : 1 : 1 : lで溶離;熱およ
び10%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより
プレートを発色させた)。”Cntnr (CD、OH
) pptn176.3.174.7.174.4.1
73.8.173.1.172.7.53,2.52.
8.51.1゜’ Hstnr (CD@OD)多重線
δ0.9および1.2−1.7 [13H。
CH,(CHt)a−およびグルタミルC−3メチレン
H)、L37(3H,d、J=7Hz、アラニンCH,
−);多重線2か所、2.2−2.4 (4H,ヘプタ
ノイルC−2およびグルタミルC−4メチレンH)、A
BXパターン、HA多重線、2.65(IH)に中心、
HB多重線、2.84(IH)に中心、Hx多i#1.
4.80に中心1.7AB= 18lg%JAXQdJ
Bz = 6 Hz、アスパルチルメチレンおよびメチ
ンH,3,68C3H,s、−CO,CH,);  重
複多重線2か所、4.36〜4.53 (2H)、グル
タミルおよびアラニルメチンH0 実施例5゜ ベンジルN!−(ヘプタノイル−γ−D−グルタミルー
α−ベンジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α
−D−アラニンメチルエステル) −NZ −カルボベ
ンジルオキシ−D−2,3−ジアミノプロピオネート 無水塩化メチレン795rd中のN”−カルボベンジル
オキシ−D−2,3−ジアミノプロピオネート・モノ塩
酸塩3.78L/(0,0138モル)の溶液(水浴中
で冷却)に、ヘプタノイル−γ−D−グルタミルーα−
ベンジルエステル−α−(L) −アスハルチルーD−
アラニンメチルエステル5.43r(9,88モル)、
N−メチルモルホリン1.801nt(16,4モル)
、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1.45f(10
,7モル)、および1−シクロへキシル−3−(2−モ
ルホリノエチル)カルボジイミド・メト−p−トルエン
スルホネート3.54r(9,xモル)をこの順に添加
した。冷却浴を取り除き、反応混合物t8囲温度で17
時間撹拌した。次いで有機層をIN塩酸水浴液1tで2
回洗浄した。有機層および水層は酸洗浄中に乳化した。
この乳濁液は乳化した部分を水1tで最終況浄すること
により分離した。次いで有機層をlN水酸化ナトリワム
水溶液1tで2回洗浄した。この場合も、透明な水相を
除去したのち、乳化した部分“を水1tで澄明化した。
有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、回転蒸発させ、
欠いて真窒乾燥して表題の化合物を無色の顆粒状固体5
.78S’(収率74%)として得た。”Hsnげ(C
DsOD)多重線、0.9および1.2−1.7 [1
3H。
C11s(CHx’h−およびグルタミルC−3−メチ
レン];L−35(311,d、アラニンCH1−) 
; 3.67 (3H。
a 、 −Co、C1l、) : 4.3−4.5 (
4H、m:なった多重線、−CONII−CH−Co−
) ;多ffi線5.1 (2H)および5.17(4
H)、ベンジル−〇H,−;7.34(15H,m、芳
香族H)。
実施例6゜ n3−しヘプタノイル−γ−D−グルタミルーβ−CL
)−アスパルチル−α−D−アラニンメチルエステル〕
−D−2,3−ジアミノプロピオン酸エタノール28〇
−中のベンジル、y! −[ヘプタノイル−γ−D−グ
ルタミルーα−ベンジルエステル−β−(Z、)−アス
パルチル−α−D−75二ンメチルエステル] + H
R−カルボベンジルオキシ−D−2,3−ジアミノプロ
ピオネート0.83F(0,97ミIJモル)の溶液を
パールマン触媒(炭素上の水酸化パラジウム;水酸化パ
ラジウム合溝・20%、水分約31%)1.3Fにより
パル装置で50 psi (3,52#/のりにおいて
55時間水素添加した。触媒を濾過し、溶剤を真空中で
除去して表題の化合物を無色非晶質固体として得た。
Rf=0.49 (シリカゲルtieプレート;酢酸/
酢酸エチル/水/n−ブタノール=1:1:1:1で溶
離;プレート乞熱および10%エタノール性ホスホモリ
ブテン酸スプレー)。’ Hnmr (DME 0−d
6)δ0.86(3H,惰)および1.05−1.86
(16H,重なった一連の多重線; CHB(CHt)
a  *グルタミルC−3メチレンH、アラニンCH1
);2.06−2.33(4H,慣、ヘプタノイルC−
2およびグルタミルC−4メチレンl;2.35−2.
67(2H,m、アスパルチルメチレンH)、3.1−
3.8 (2H、幅広いm;メチレンH1ジアミノプロ
ピオン酸部分)、3.62 (3H,s 、 −CO2
CII3) ; 重なった多重縁2か1=JT4.06
−4.35(2H)および4.5 (LH,rPL)、
 アミノ酸メチン実施例7゜ N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルクミルーβ−(L
)−アスパルチル−α−D−アラニン〕−D−2.3−
ジアミノプロピオン酸トリナトリウム塩水8.3−およ
びアセトン25m1中のNS−〔ヘプタノイル−γ−D
−グルタミルーβ−(L)−アスパルチル−α−D−ア
ラニンメチルエステル〕−D−2,3−ジアミノプロピ
オン酸2.00?(3,7ミlJモル)の溶液(水浴中
で冷却)に1.0ON水酸化ナトリウム10.923f
f+7!(10,9ミリモル)?ニ一度に添加した。水
浴を取り除き、溶液を周囲温度で1.5時間撹拌した。
アセトンを回転蒸発させ、凍結乾燥して、表題の化合物
を非晶質の無色(■体2.14y(収率97%)として
得た。
Rf= O,,16(シリカゲルtLcプレート;酢酸
/酢酸エチル/TL−ブタノール/水=1:1:1:1
で浴離;プレート?熱および10%エタノール法リンモ
リブデン酸スプレーにより発色)。”Cnmデ(DtO
’)741)脩180.6.179.8.178.5.
176.8.175.8,172.3.171.8.5
5.98.54.95.51.42.51.16゜実施
例8゜ #3−[ヘプタノイル−r−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−β−(L>−アスパルチル−α−D−7
ラニンメチルエステルー4−(t−ブチルオキシカルボ
ニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン 無水塩化メチレン300rnl中の4−(t−ブチルオ
キシカルボニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジ
ン1.Of、l’(3,87ミリモル)の浴液(水浴中
で冷却)に、ヘプタノイル−γ−D−グルタミルーα−
ベンジルエステル−α−(L)−アス、soルチルーD
−アラニンメチルエステル1.90?(3,46ミリモ
ル)、1−ヒドロキシベンツトリアゾール0.529(
3,58ミリモル)、および1−シクロヘキシル−3−
(2−モルホリノエチル)カルボジイミド・メトーp−
トルエンスルホネー)1.44r(4,06ミリモル)
をこの順に添加した。反応g、?周囲温度で18時間撹
拌した。
混合物を等容も′のIN水酸化ナトリウム水溶液で2回
、および等答被のIN塩r俊水浴液、水、最後にプライ
ンで1回洗浄した。分離した有機相を無水41el’?
2ナトリウムで乾燥させ、真望中で濃縮して無色固体(
1,941乞得た。この粗生成物を、同様な様式で行っ
たパイロット試#i/zoの規模)で得た゛阻生酸物9
3・1LtJと合わせた。この合わせた粗生成物をシリ
カゲル(32〜62メツシユ)150?のカラムで、酢
酸エチル/メタノール=98:2で液流するクロマトグ
ラフィー処理し、カラムの進行乞薄層クロマトグラフィ
ーにより追跡した(生成物のRf=0.24ニジリカゲ
ルticプレート;酢酸エチル/メタノール=9.8:
0.2により溶離;熱および10%エタノール注リンモ
リブデン酸スプレーにより発色)。こうして純粋な表題
の化合物x、o4r(収率36%)を無色の非晶質固体
として単離した。’ l1ntnr (60mHt 。
CDC1,)、δ1.45(9#、s)、重なった一重
線2本3.71.3.72 (6H)、5.14(2H
,8)、7.31 (5H,s )。
実施例9゜ N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミルーα−ベン
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−D−ア
ラニンメチルエステル〕−4−アミノ−4−カルボメト
キシピペリジン N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミルーα−ベン
ジルエステルーβ−(L>−アスパルチル−α−アラニ
ンメチルエステル]−4−(t−ブチルオキシカルボニ
ルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン(1,04
r、1.31ミリモル)?ジオキサン中の4N無水塩葭
浴敲(20℃)6.8づ中で4時間撹拌した。反応液ビ
真双中で濃縮して油を得た。これケ酢酸エチル60m1
に溶解した。
この浴液を水80−と共に撹拌し、2N塩酸水溶液でp
H’Y2.0に調整した。十分に混合し、各層を分離し
く乳濁液を透明にするのに十分なプラインを添加したの
ち)、水相を等容量の新たな酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル抽出液は共に廃棄した。次いで水相を新たな酢
酸エチル80m1と共に撹拌し、2N水酸化ナトリウム
でpH’ff:9.5に調整した。分離した水相を第2
の新たな酢酸エチルで抽出した。塩基性水相の酢酸エチ
ル抽出液2回分を合わせて等容量の水で洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、真空中で濃縮して表題の化合物を
無色の泡状物564〜(収率63%)として得た。生成
物は本質的に純粋であることが示された。
(Rf=0.50 ;シリカゲルticプレート;酢酸
/外−ブタノール/水=1/4/lで溶離;熱および1
0%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより発色
)をさらに精製することなく次ぎの工程に用いた。
実施例10、 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミルー!−(L
)−アスパルチル−α−アラニンメチルエステル〕−4
−アミノ−4−カルボメトキシピペリジメタノール10
6−中のN3−〔ヘプタ/イル−γ−D−グルタごルー
α−ベンジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α
−アラニンメチルエステル〕−4−アミノ−4−カルボ
メトキンピペリジン564mq(0,82ミリモル)の
溶液ff:50pat (3,52AV/c+rL” 
’) (20℃)でパル装置により18時間、パールマ
ン触媒(炭素上の水酸化パラジウム;水酸化パラジウム
含量20%、水分31%)水素添加した。触媒を濾過し
、熱メタノール150−で洗浄した。メタノール洗液お
よび涙液を合わせて真空中で濃縮し、表題の化合物を無
色泡状物478〜(収率98%)として得た。
Rf=0.36(シリカゲルプレート;酢酸/n−ブタ
ノール/水=1:4:1;熱および10%エタノール性
リンモリブデン酸スプレーにより発色)。
”Hf&fnr (60mHz 、 CD30D 、δ
3.73(3H,s)および3.86(3H,g)、−
CO,CH,。
実施例11゜ N1−〔ヘプタノイル−r−D−グルタミル−β−(L
)−アスパルチル−α−D−アラニン〕−4−アミノー
4−カルボキシピペリジン・トリナトリウム塩 アセトン1.3−および水0.4d中のN3−〔ヘプタ
ノイル−γ−D−グルタミルーβ−(L)−アズハルチ
ル−α−アラニンメチルエステル:]−]4−アミ/−
カルボメトキシピペリジン10017190.17ミリ
モル)の溶液(5℃)に1.000#水酸化ナトリウム
水@液0.491ffi7!(0,49ミリモル)を一
度に添加した。この溶液を5℃で3時間撹拌した。得ら
れた透明な溶液の凍結乾燥により表題の化合物(97m
9、収率92%)を無色の非晶質固体として得た。Rf
=0.26 (シリカゲルtieプレート:酢酸/か一
ブタノール/水=1:4:1により溶離;プレートを熱
および10%エタノール性リンモリブデン酸スプレーに
より発色)。
”Cnmr (D20 ) ppm 183.4.17
9.9.178.6.176.9.175.8.171
.9.169.9.56.8.55.0.51.5.5
1.0.43.2.39.5.36.3.35.5.3
5.0.32.7.31.1.28.4.25.6.2
2.2、18.2、13.8゜ 製造例A N−カルボベンジルオキシ−4−アミノ−4−カルボキ
シピペリジン−4−アミノ−4−カルボキシピペリジン 臭化水素酸塩〔(ピー・ヤコプソン、クー・シャラムバ
ーク、ピー・クロゲスガード−ラルゼン、アクタ・ヘミ
力・スカンディナビアE 34.319−326(19
80)12.25?(10ミリモル)をリン酸二水素カ
リウム緩衝液(IN水酸化ナトリウム水溶液中の0.0
5リン酸二水素カリウム)18−および水6mlの溶液
に溶解した。この溶液を水浴で1時間にわたって冷却し
、この間にトルエン3.Od中のカルボベンジルオキシ
クロリド(1,57ml、  11ミリモル)の溶液3
よびIN水酸化ナトリウム水浴′に!Lを同時にiXi
加してpH1,cjを維持した。次いで混合物乞5℃で
1時間、周囲温度でさらに4時間撹拌した。この反応中
に生じた沈殿を濾過し7、フィルターケークをジエチル
エーテル30−ずつで3回洗浄した。非晶質の無色固体
を真突?f7.燥して表題の化合物L4?(収率50%
)を得た。’Hnmr (60m11x : CF3C
O2D )δ2.0〜2.7 (4H、r4広いm)、
3.5−4.5 (4H。
幅広い−nL)、5.28 (2H、a )、7.4 
(5H、s)。
製造例B N−カルボベンジルオキシ−4−アミノ−4−カルボメ
トキシピペリジン 蒸留した塩化チオニル(1,25m;2.05L/;1
7.2ミリモル)を無水メタノール19.0ffi7!
に添加した。N−カルボベンジルオキシ−4−アミノ−
4−カルボキシピペリジン(0,5r ; 1.8ミリ
モル)金塩化チオニル/メタノール混合物の2(6,6
ゴ)に溶M、(7、得られた溶液を20分間遠流した。
塩化チオニル/メタノール試薬の他のス(6,6m)を
反応液にざδ加し、これを次いで1時間遠流した。最後
のス(6,6m)の塩化チオニル/メタノール試柴乞反
応液に添加したのちさらに1時間遠流した。次いで反応
混合物を真空中で5−の容量に濃縮し;酢酸エチル40
づを添加した。
沈殿(未反応出発物質の塩酸塩;120rn9)を戸云
し、母0.をI〔空中でご縮して白色固体(347m9
)をイbだ。粗生成物をクロロホルム25−に溶解し、
水25−と共に撹拌し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
の添加により水相のpH?:8.4に調整した。水相を
分離し、等容量のクロロホルムで抽出した。クロロホル
ム抽出液を合わせて乾燥させ(硫酸すl−IJウム)、
真空中で濃縮して目的生成物を無色の油(228m9、
収率43%)として得り。Al=o、s 1(シリカゲ
ルプレート;塩化メチレン/メタノール=9:1で溶離
;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸スプレ
ーにより発色)。” Hnmr (60mHz 、 C
DCj3)δ1.2 2.3(6H,m)、3.2−4
.0(4H,m)、3.72(3H,s)、5.16(
2H,g)、7.39(5H,s)。
製造例C N−カルボベンジルオキシ−4−(t−ブチルオキシカ
ルボニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン 乾燥塩化メチレン1.〇−中のN−カルボベンジルオキ
シ−4−アミノ−4−カルボメトキシピペリジン1.9
58r(6,7ミリモル)の溶液にジ−t−ブチルジカ
ーボネート(アルドリッヒ・ケミカル社:ミルウオーキ
ー、ライスコンシン)1.60?(7,36ミリモル)
?:添加し、密栓した溶液を周囲温度で48時間撹拌し
た。溶剤を真空中で除去したのち残渣を、あらかじめ同
様に行った(0.12倍の規模)パイロット反応の粗層
残渣と合わせ、塩化メチレン20−に溶解した。次いで
この溶液を等各社の低温のIN塩酸水浴液、水および飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。
有機相暑無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真
空中で濃縮して油(2,47r)を得た。この油をヘキ
サン80m1と共に15分間摩砕した。
次いでヘキサンを慎重にデカントした。この摩砕処坤ン
6回反復して油を固化させ、これにより表題の化合物乞
無色の非晶質固体として得た。これ′?:真空中で乾燥
させた。1.071(収率36%)。
Rf=0.6 (シリカゲルプレート;塩化メチレン/
メタノール=9:1で#離;熱および10%エタノール
性リンモリブデン酸スプレーにより発色)。
’ Hnmr (60trdlz 、 CDCL、)δ
1.49 (9H、a)、1.82.2(4H,m)、
2.9−4.05 (4H、きわめて幅広い多重線)、
3.67(3H,s)、5.07(2H,s)、7.2
4(5H,s)。
製造例D 4−(t−ブチルオキシカルボニルアミノ)−4−カル
ボメトキシピペリジン メタノール15〇−中のN−カルボベンジルオキシ−4
−Ct−ブチルオキシカルボニルアミノ)−4−カルボ
メトキシピペリジン1.56 L/(4,0ミリモル)
の溶液を50pss(3,52却/工2)(20℃)テ
ハル装置上で18時間、パールマン触媒(炭素上の水酸
化パラジウム;水酸化パラジウム含量20%、水分31
%)を用いて水素化(7た。触媒をp過し、P液を真空
中で濃縮して表題の化合物(1,02r;収率100%
)乞無色の非晶質固体としてイ0た。’ Hxmr (
60mHz 、 CDC1,)δ1.23(9H,g)
、1.8−2.35 (4H、幅広いfn)、2.78
−3.23(4H,g広い−)、3.77 (3H,s
 )。
代  理  人  弁理士   湯 浅 恭 三 i:
、=;辷、1.:・;J(外5名)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子またはベンジル基であり;R
    ^2は水素原子またはメチル基であり; R^3は▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼であり; ここでZは水素原子またはカルボベンジルオキシ基であ
    り;Yは水素原子またはt−ブトキシカルボニル基であ
    る) の化合物、ならびにY、Z、R^1またはR^2の少な
    くとも1つが水素原子である化合物の薬剤学的に受容で
    きる塩。
  2. (2)R^3が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る、特許請求 の範囲第1項に記載の化合物。
  3. (3)YおよびR^1がそれぞれ水素原子である、特許
    請求の範囲第2項に記載の化合物。
  4. (4)R^2が水素原子である、特許請求の範囲第3項
    に記載の化合物。
  5. (5)R^3が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る、特許 請求の範囲第1項に記載の化合物。
  6. (6)R^1およびZがそれぞれ水素原子である、特許
    請求の範囲第5項に記載の化合物。
  7. (7)R^2が水素原子である、特許請求の範囲第5項
    に記載の化合物。
  8. (8)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは水素原子またはt−ブチル基である)の化
    合物。
  9. (9)Xが水素原子である、特許請求の範囲第8項に記
    載の化合物。
  10. (10)Xがt−ブチル基である、特許請求の範囲第8
    項に記載の化合物。
  11. (11)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中Zは水素原子またはベンジルオキシカルボニル基
    である)の化合物。
  12. (12)Zが水素原子である、特許請求の範囲第11項
    に記載の化合物。
  13. (13)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^3は▲数式、化学式、表等があります▼ま
    たは ▲数式、化学式、表等があります▼であり、 ここでR^1は水素原子またはベンジル基であり;R^
    2は水素原子またはメチル基であり; Yは水素原子またはt−ブチルオキシカルボニル基であ
    り;そして Zは水素原子またはカルボベンジルオキシ基であり、 R^1、R^2、YまたはZの少なくとも1つは水素原
    子以外のものである) の化合物を脱保護することよりなる、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −A) (式中、R^3は▲数式、化学式、表等があります▼ま
    たは ▲数式、化学式、表等があります▼である) の化合物の製法。
  14. (14)R^1、R^2、YおよびZがそれぞれ水素原
    子である特許請求の範囲第1項に記載の化合物またはそ
    の薬剤学的に受容できる塩からなる抗感染薬。
  15. (15)薬剤学的に受容できるキャリヤー、特許請求の
    範囲第1項に記載の化合物(R^1、R^2、Yおよび
    Zがそれぞれ水素原子である)もしくはその薬剤学的に
    受容できる塩からなる免疫賦活用組成物。
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