JPS6217751A - 静電潜像用現像剤 - Google Patents
静電潜像用現像剤Info
- Publication number
- JPS6217751A JPS6217751A JP60155091A JP15509185A JPS6217751A JP S6217751 A JPS6217751 A JP S6217751A JP 60155091 A JP60155091 A JP 60155091A JP 15509185 A JP15509185 A JP 15509185A JP S6217751 A JPS6217751 A JP S6217751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- electrostatic latent
- latent image
- toner
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/06—Developing
- G03G13/08—Developing using a solid developer, e.g. powder developer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、複写機、静電プリンタ等で形成した静電潜像
を可視像にする際に使用する現像剤に関する。
を可視像にする際に使用する現像剤に関する。
従来の技術
静電沿像を可視像にする現像法としては、カスケード現
像法、磁気ブラシ現像法、液体現像法、パウダークラウ
ド現像法、ファーブラシ現像法等が良く知られている。
像法、磁気ブラシ現像法、液体現像法、パウダークラウ
ド現像法、ファーブラシ現像法等が良く知られている。
このうち、カスケード現像法、磁気ブラシ現像法、液体
現像法等を採用した現像装置は、広く実用に供されては
いるが、定期的な現像剤の交換を行なう必要があるため
、保守点検等の点で多くの作業労力を費すという欠点が
ある。
現像法等を採用した現像装置は、広く実用に供されては
いるが、定期的な現像剤の交換を行なう必要があるため
、保守点検等の点で多くの作業労力を費すという欠点が
ある。
近年、このような欠点を解決する手段として、現像剤に
キャリヤーを含まないいわゆるキャリヤーレス−成分現
像法が注目され、さらにカラー化への対応で透明性が高
いという観点から非磁性の現像剤を用いた一成分現像法
が望まれている。
キャリヤーを含まないいわゆるキャリヤーレス−成分現
像法が注目され、さらにカラー化への対応で透明性が高
いという観点から非磁性の現像剤を用いた一成分現像法
が望まれている。
−成分現像法の一つとして、米国特許明細書箱２．８９
５．８４７号に開示される［タッチダウン現像法」が知
られており、このタッチダウン現像法の一つに現像剤担
持体と静電潜像保持体との間に一定の間隙をおいて非画
像部への現像剤の付着を防止するようにして現像する非
接触の現像法が種々提案されている（特願昭５９−１０
９７３７号など）。
５．８４７号に開示される［タッチダウン現像法」が知
られており、このタッチダウン現像法の一つに現像剤担
持体と静電潜像保持体との間に一定の間隙をおいて非画
像部への現像剤の付着を防止するようにして現像する非
接触の現像法が種々提案されている（特願昭５９−１０
９７３７号など）。
発明が解決しようとする問題点
しかし、上述した非接触のタッチダウン現像法にあって
は、現像剤担持体上の現像剤を静電潜像保持体上の静電
潜像に応じて適度に現像剤が飛翔して静電潜像に付着す
るのを助けるため、現像バイアスとして交流電圧を印加
しているのであるが、現像剤担持体の表面に現像剤が比
較的強い静電吸着力により付着していることから、この
現像剤を静電潜像保持体上に飛翔させるためにはかなり
高い交流電圧を印加する必要があり、これによりしばし
ば現像バイアスがエアーブレークダウンを起してしまう
という問題があった。エアーブレークダウンを起すこと
により、現像装置における交流バイアス電圧や前記間隙
距離等の現像条件の設定許容範囲が狭くなるという問題
を生じている。
は、現像剤担持体上の現像剤を静電潜像保持体上の静電
潜像に応じて適度に現像剤が飛翔して静電潜像に付着す
るのを助けるため、現像バイアスとして交流電圧を印加
しているのであるが、現像剤担持体の表面に現像剤が比
較的強い静電吸着力により付着していることから、この
現像剤を静電潜像保持体上に飛翔させるためにはかなり
高い交流電圧を印加する必要があり、これによりしばし
ば現像バイアスがエアーブレークダウンを起してしまう
という問題があった。エアーブレークダウンを起すこと
により、現像装置における交流バイアス電圧や前記間隙
距離等の現像条件の設定許容範囲が狭くなるという問題
を生じている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、現像条件の設定許容範囲が広く現像バイアスのエアー
ブレークダウンの起こり難い非接触タッチダウン現像法
に適用する静電潜像用現像剤を提供することを目的とす
る。
、現像条件の設定許容範囲が広く現像バイアスのエアー
ブレークダウンの起こり難い非接触タッチダウン現像法
に適用する静電潜像用現像剤を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段
本発明の静電潜像用現像剤は、キャリヤーを有しないト
ナーに負帯電性添加剤と正帯電性添加剤を含有したこと
を特徴とする。
ナーに負帯電性添加剤と正帯電性添加剤を含有したこと
を特徴とする。
本発明の望ましい実Ｍ態様によれば、現像剤として使用
するトナーは、スチレン、スチレンアクリル、アクリル
、ポリエステル、スチレンアレイン酸、エポキシ、ポリ
プロピレン等の結着剤８０〜９０重量％と、カーボンブ
ラック１ｏａａ％と、含クロム錯塩染料等の帯電制御剤
５〜１５重量％とからなり、これらを練り込み１〜５０
μｍに粉砕し、さらに分級により粒径５〜１５μ雇の粒
子に揃えたものである。負極性帯電トナーとしては、含
金染料を含有するトナーが一般的であり、正極性帯電ト
ナーとしては、ニグロシン染料や第四級アンモニウム塩
等を含む例えばアミノ基含有トナーが挙げられる。
するトナーは、スチレン、スチレンアクリル、アクリル
、ポリエステル、スチレンアレイン酸、エポキシ、ポリ
プロピレン等の結着剤８０〜９０重量％と、カーボンブ
ラック１ｏａａ％と、含クロム錯塩染料等の帯電制御剤
５〜１５重量％とからなり、これらを練り込み１〜５０
μｍに粉砕し、さらに分級により粒径５〜１５μ雇の粒
子に揃えたものである。負極性帯電トナーとしては、含
金染料を含有するトナーが一般的であり、正極性帯電ト
ナーとしては、ニグロシン染料や第四級アンモニウム塩
等を含む例えばアミノ基含有トナーが挙げられる。
負帯電性をもつ添加剤としては、Ｒ−９７２、Ｒ−９７
４、Ｒ−８０５、Ｒ−８１２、Ｒ−１７０、アエ［１ジ
ル２００、アエロジル３００ （以２Ｉ：日本アエロジ
ル社製）、Ｍ−５、ＭＳ−７、ＭＳ−７５、ＭＳ−５、
Ｅｌ−１−５（以上キャボット社製）等があげられる。
４、Ｒ−８０５、Ｒ−８１２、Ｒ−１７０、アエ［１ジ
ル２００、アエロジル３００ （以２Ｉ：日本アエロジ
ル社製）、Ｍ−５、ＭＳ−７、ＭＳ−７５、ＭＳ−５、
Ｅｌ−１−５（以上キャボット社製）等があげられる。
また正帯電性をもつ添加剤としては、ＲＡ−２００、Ｒ
Ａ−２００Ｈ（日本アエロジル社製）や、疎水化しない
シリカ表面をアミノオイルやアミノシラン、イミン化合
物等で処理したものがあげられる。
Ａ−２００Ｈ（日本アエロジル社製）や、疎水化しない
シリカ表面をアミノオイルやアミノシラン、イミン化合
物等で処理したものがあげられる。
添加剤の含有聞は、前記トナーの帯電極性と同極性の添
加剤が逆極性の添加剤より多いことが必要で、更に好ま
しい範囲としては、前記トナーの帯電極性と同極性の添
加剤についてはトナーに対し０．１〜２．０ｔ１１％、
逆極性の添加剤についてはトナーに対し０．０５〜０．
５重量％であることが判明した。尚前記トナーに対する
添加剤の添加方法としては、■ブレンダーやヘンシェル
混合器を用いるのが望ましい。
加剤が逆極性の添加剤より多いことが必要で、更に好ま
しい範囲としては、前記トナーの帯電極性と同極性の添
加剤についてはトナーに対し０．１〜２．０ｔ１１％、
逆極性の添加剤についてはトナーに対し０．０５〜０．
５重量％であることが判明した。尚前記トナーに対する
添加剤の添加方法としては、■ブレンダーやヘンシェル
混合器を用いるのが望ましい。
本発明を適用する望ましい現像装置の構成を第１図に示
す。
す。
現像剤供給部材３はステンレス鋼製の芯金の外周にスポ
ンジを介してエチレンプロピレンダイマテリアル（ＥＰ
ＤＭ）から成るゴム層を接着して成り、現像剤担持体４
の周面と深さ約１１ｎＩＲで圧接しながら回転している
。現像剤担持体４は鉄製の中空円筒部材の表面に半導電
性樹脂としての比抵抗１０〜１０１０Ω・１のフェノー
ル樹脂を厚さ例えば１ａｓ＋に被覆して構成されている
。帯電規制部材５は、板バネ材から成る弾性体８と例え
ばシリコーンゴムから成る軟弾性体９とから構成され、
例えば板厚０．１ｊｗ＋の板バネ材から成る弾性体８に
前述した軟弾性体９を接着して構成されている。
ンジを介してエチレンプロピレンダイマテリアル（ＥＰ
ＤＭ）から成るゴム層を接着して成り、現像剤担持体４
の周面と深さ約１１ｎＩＲで圧接しながら回転している
。現像剤担持体４は鉄製の中空円筒部材の表面に半導電
性樹脂としての比抵抗１０〜１０１０Ω・１のフェノー
ル樹脂を厚さ例えば１ａｓ＋に被覆して構成されている
。帯電規制部材５は、板バネ材から成る弾性体８と例え
ばシリコーンゴムから成る軟弾性体９とから構成され、
例えば板厚０．１ｊｗ＋の板バネ材から成る弾性体８に
前述した軟弾性体９を接着して構成されている。
１１は、ロアシール材で厚さ２００μｍのポリエステル
フィルムからなり、図のようにホッパー１の下端から折
曲して現像剤担持体４に圧接している。
フィルムからなり、図のようにホッパー１の下端から折
曲して現像剤担持体４に圧接している。
しかして、ホッパー１内の現像剤２は現像剤供給部材３
と現像剤担持体４との摺擦により摩擦帯電されて電荷が
与えられたあとに現像剤担持体４上に付着しながら帯電
規制部材５に移送され、該帯電規制部材５により所定厚
さの薄層の現像剤層に形成されると共に帯電規制部材５
により所定の極性をもつ充分な電荷が付与される。
と現像剤担持体４との摺擦により摩擦帯電されて電荷が
与えられたあとに現像剤担持体４上に付着しながら帯電
規制部材５に移送され、該帯電規制部材５により所定厚
さの薄層の現像剤層に形成されると共に帯電規制部材５
により所定の極性をもつ充分な電荷が付与される。
この充分な電荷を付与された現像剤１層は、現像剤担持
体４に電源１０で直流重畳交流バイアス電圧を印加しな
がら現像剤担持体４を回転することにより静電潜像保持
体６に送られ、静電潜像保持体６上の静電潜像と現像剤
担持体５との間の電界により静電潜像に向けて飛翔し、
該静電潜像上に付着させられて静電潜像を可視像にする
。
体４に電源１０で直流重畳交流バイアス電圧を印加しな
がら現像剤担持体４を回転することにより静電潜像保持
体６に送られ、静電潜像保持体６上の静電潜像と現像剤
担持体５との間の電界により静電潜像に向けて飛翔し、
該静電潜像上に付着させられて静電潜像を可視像にする
。
静電潜像保持体６と現像剤担持体４との間の現像領域Ａ
は例えば２００μｍの間隙をもって保持されており、静
電潜像１２は例えば２００〜１０００■に帯電され、現
像剤担持体４に印加される現像バイアスは直流電圧に交
流電圧が重畳されている。
は例えば２００μｍの間隙をもって保持されており、静
電潜像１２は例えば２００〜１０００■に帯電され、現
像剤担持体４に印加される現像バイアスは直流電圧に交
流電圧が重畳されている。
作 用
本発明の静電潜像用現像剤を用いると、例えば第２図に
示すように、現像剤担持体４に印加する交流バイアス電
圧及び静電潜像保持体６−現像剤担持体４間の間隙距離
に関し、現像剤担持体４上の現像剤を静電潜像保持体６
上の静電潜像に飛翔して付着する際エアーブレークダウ
ンを起こすことなくかつ現像剤を確実に飛翔させること
のできる現像条件設定範囲を大幅に拡張することが可能
になる。
示すように、現像剤担持体４に印加する交流バイアス電
圧及び静電潜像保持体６−現像剤担持体４間の間隙距離
に関し、現像剤担持体４上の現像剤を静電潜像保持体６
上の静電潜像に飛翔して付着する際エアーブレークダウ
ンを起こすことなくかつ現像剤を確実に飛翔させること
のできる現像条件設定範囲を大幅に拡張することが可能
になる。
すなわち、現像剤担持体４と静電潜像保持体６との間に
生じる交番電界により現像剤のうちのトナーのもつ帯電
極性と逆極性の帯電電荷をもつ添加剤が、静電潜像１２
上に付着する際微妙に反発作用することにより静電潜像
１２を適正に可視像化することを見出した。
生じる交番電界により現像剤のうちのトナーのもつ帯電
極性と逆極性の帯電電荷をもつ添加剤が、静電潜像１２
上に付着する際微妙に反発作用することにより静電潜像
１２を適正に可視像化することを見出した。
以下本発明の実施例を挙げてその作用効果を明らかにす
ることにする。
ることにする。
衷１」Ｌ−ユ
第１実施例における現像剤のトナーは、結着剤としての
熱可塑佳樹脂としてスチレン、スチレンアクリル、アク
リル、ポリエステル、スチレンアレイン酸、エポキシ、
ボリプＯピレン等をそれぞれ単独又は混合して用い、こ
れらにカーボンブラック１０重湯％、負帯電性の帯電制
御剤として含りＯム錯塩染料を５〜１５重量％の割合で
練り込み、粉砕、分級により粒径５〜１５μｍに揃えた
ものを用いた。
熱可塑佳樹脂としてスチレン、スチレンアクリル、アク
リル、ポリエステル、スチレンアレイン酸、エポキシ、
ボリプＯピレン等をそれぞれ単独又は混合して用い、こ
れらにカーボンブラック１０重湯％、負帯電性の帯電制
御剤として含りＯム錯塩染料を５〜１５重量％の割合で
練り込み、粉砕、分級により粒径５〜１５μｍに揃えた
ものを用いた。
この負帯電性トナーに対して負帯電性添加剤としてＲ９
７２（日本／エロジル社製）を１．０重量％と正帯電性
添加剤としてＲＡ−２００８（日本アエロジル社製）を
０．１［ｔ％を添加し、これらをヘンシェルミキサーに
入れ羽根を７ｍ／秒の周速で回転しながら１０秒間撹拌
したものを用いた。
７２（日本／エロジル社製）を１．０重量％と正帯電性
添加剤としてＲＡ−２００８（日本アエロジル社製）を
０．１［ｔ％を添加し、これらをヘンシェルミキサーに
入れ羽根を７ｍ／秒の周速で回転しながら１０秒間撹拌
したものを用いた。
比較例１としては、上記実施例１と同じ負帯電性のトナ
ーを用い、これに同極性の負帯電性添加剤Ｒ−９７２（
日本アエロジル社［）を１．０重量％添加し、正帯電性
添加剤を入れることなくこれらを実施例１と同−設定条
件のもとでヘンシェルミキサーにいれ撹拌したものを用
いた。
ーを用い、これに同極性の負帯電性添加剤Ｒ−９７２（
日本アエロジル社［）を１．０重量％添加し、正帯電性
添加剤を入れることなくこれらを実施例１と同−設定条
件のもとでヘンシェルミキサーにいれ撹拌したものを用
いた。
このようにして得られた両現像剤を第１図に示す現像装
置に適用した。この現像装置を説明すると、まずホッパ
ー１内の現像剤２を重力により現像剤供給部材３上に供
給し、該現像剤供給部材３と現像剤担持体４の摺擦によ
り該現像剤をｒＩ１ｗ１帯電したあと帯電規制部材５に
該現像剤を移送し、ここで現像剤にさらに充分な電荷を
付与すると共に均一な現像剤薄層を現像剤担持体４上に
形成することにより、この現像剤薄層が静電潜像保持体
６と対向する現像領域にて静電潜像に飛翔し、もって該
静電潜像を可視像にするようになっている。
置に適用した。この現像装置を説明すると、まずホッパ
ー１内の現像剤２を重力により現像剤供給部材３上に供
給し、該現像剤供給部材３と現像剤担持体４の摺擦によ
り該現像剤をｒＩ１ｗ１帯電したあと帯電規制部材５に
該現像剤を移送し、ここで現像剤にさらに充分な電荷を
付与すると共に均一な現像剤薄層を現像剤担持体４上に
形成することにより、この現像剤薄層が静電潜像保持体
６と対向する現像領域にて静電潜像に飛翔し、もって該
静電潜像を可視像にするようになっている。
現像剤供給部材３はステンレス鋼製の芯金の外周にスポ
ンジを介してエチレンプロピレンダイマテリアル（ＥＰ
ＤＭ）から成るゴム層を接着して成り、現像剤担持体４
の周面と深さ約１噛で圧接しながら回転している。現像
剤担持体４は鉄製の中空円筒部材の表面に半導電性樹脂
として比抵抗１０１０Ω・αのフェノール樹脂を厚さ１
ｍに被覆して構成されている。帯電規制部材５は、板バ
ネ材から成る弾性体８とシリコーンゴムから成る軟弾性
体９とで構成し、板厚０．１ａｌｌの板バネ材から成る
弾性体８に前述した軟弾性体９を接着して構成されてい
る。１１は、Ｏアシール材で厚さ２００μｍのポリエス
テルフィルムからなり、図のようにホッパー１の下端か
ら折曲して現像剤担持体４に接している。
ンジを介してエチレンプロピレンダイマテリアル（ＥＰ
ＤＭ）から成るゴム層を接着して成り、現像剤担持体４
の周面と深さ約１噛で圧接しながら回転している。現像
剤担持体４は鉄製の中空円筒部材の表面に半導電性樹脂
として比抵抗１０１０Ω・αのフェノール樹脂を厚さ１
ｍに被覆して構成されている。帯電規制部材５は、板バ
ネ材から成る弾性体８とシリコーンゴムから成る軟弾性
体９とで構成し、板厚０．１ａｌｌの板バネ材から成る
弾性体８に前述した軟弾性体９を接着して構成されてい
る。１１は、Ｏアシール材で厚さ２００μｍのポリエス
テルフィルムからなり、図のようにホッパー１の下端か
ら折曲して現像剤担持体４に接している。
しかして、ホッパー１内の現像剤２は現像剤供給部材３
と現像剤担持体４との摺擦により摩擦帯電されて電荷が
与えられたあとに現像剤担持体４上に付着しながら帯電
規制部材５に移送され、該帯電規制部材５により所定厚
さの１層の現像剤層に形成されると共に帯電規制部材５
により所定の極性をもつ充分な電荷が付与される。
と現像剤担持体４との摺擦により摩擦帯電されて電荷が
与えられたあとに現像剤担持体４上に付着しながら帯電
規制部材５に移送され、該帯電規制部材５により所定厚
さの１層の現像剤層に形成されると共に帯電規制部材５
により所定の極性をもつ充分な電荷が付与される。
この充分な電荷を付与された現像剤ｈ’ｌ １４は、現
像剤担持体４に電源１０で直流重畳交流バイアス電圧を
印加しながら現像剤担持体４を回転することにより静電
潜像保持体６に送られ、静電潜像保持体６上の静電潜像
と現像剤担持体５との間の前記バイアス電界により静電
潜像に向けて飛翔し、該静電潜像上に付着させられて静
電潜像を可視像にする。
像剤担持体４に電源１０で直流重畳交流バイアス電圧を
印加しながら現像剤担持体４を回転することにより静電
潜像保持体６に送られ、静電潜像保持体６上の静電潜像
と現像剤担持体５との間の前記バイアス電界により静電
潜像に向けて飛翔し、該静電潜像上に付着させられて静
電潜像を可視像にする。
この現像装置に実施例１及び比較例１の各現像剤を適用
し、現像剤担持体４に印加する交流バイアス電圧及び静
電潜像保持体６−現像剤担持体４間の間隙距離に関する
現像設定条件の許容範囲について測定したところ、第２
図に示すような結果を得た。
し、現像剤担持体４に印加する交流バイアス電圧及び静
電潜像保持体６−現像剤担持体４間の間隙距離に関する
現像設定条件の許容範囲について測定したところ、第２
図に示すような結果を得た。
第２図に示すグラフから明らかなように、一般に現像剤
担持体４に印加する交流バイアス電圧が過度に大きくな
るとエアーブレークダウンを発生し、逆に該交流バイア
ス電圧が過度に低いとトナーの飛翔不良を発生すること
がわかる。例えば間隙距離を２００μｍに設定すると、
このとき使用できる交流バイアス電圧の印加範囲は、比
較例１でΔ５００Ｖｐ、（２７００〜３２００Ｖ）ｔ−
あるのに対し、実施例１でΔ１７００Ｖ （１５００
ｐ 〜３２００Ｖ）になり、大幅に改善された。
担持体４に印加する交流バイアス電圧が過度に大きくな
るとエアーブレークダウンを発生し、逆に該交流バイア
ス電圧が過度に低いとトナーの飛翔不良を発生すること
がわかる。例えば間隙距離を２００μｍに設定すると、
このとき使用できる交流バイアス電圧の印加範囲は、比
較例１でΔ５００Ｖｐ、（２７００〜３２００Ｖ）ｔ−
あるのに対し、実施例１でΔ１７００Ｖ （１５００
ｐ 〜３２００Ｖ）になり、大幅に改善された。
実施例 ２
第２実施例における現像剤は、正帯電性トナーに対し正
帯電性添加剤ＲＡ−２００Ｈを１．０重量％、負帯電性
添加剤Ｒ−９７２を０．２重り％含有した。すなわち、
帯電制御剤としてニグロシン染料や第四級アンモニウム
塩などを含有しその他の結着剤としての熱可塑性樹脂、
カーボンブラックについては実施例１と同様のものを用
い、これらを実施例１と同様の条件で練り込み、粉砕、
分級により５〜１５μｍの粒径に揃えたものを用いた。
帯電性添加剤ＲＡ−２００Ｈを１．０重量％、負帯電性
添加剤Ｒ−９７２を０．２重り％含有した。すなわち、
帯電制御剤としてニグロシン染料や第四級アンモニウム
塩などを含有しその他の結着剤としての熱可塑性樹脂、
カーボンブラックについては実施例１と同様のものを用
い、これらを実施例１と同様の条件で練り込み、粉砕、
分級により５〜１５μｍの粒径に揃えたものを用いた。
、
比較例２としては、前記実施例２の正帯電性トナーに対
し同極性の正帯電性添加剤ＲＡ−２００Ｈを１．０重量
％含有し負帯電性添加剤を含有しないものを用いた。
し同極性の正帯電性添加剤ＲＡ−２００Ｈを１．０重量
％含有し負帯電性添加剤を含有しないものを用いた。
第１図に示す現像装置に実施例２及び比較例２の各現像
剤を適用し、現像剤担持体４に印加する交流バイアス電
圧及び静電潜像保持体６−現像剤担持体４の間隙距離に
関し現像条件設定許容範囲を測定したところ、該間隙距
離２００μｍにおける使用可能な交流バイアス電圧の印
加範囲が、比較例２でΔ３００ＶＩ）。（２９００〜３
２００ＶｐＩ））であったのに対し実施例２ではΔ２０
００Ｖ、。
剤を適用し、現像剤担持体４に印加する交流バイアス電
圧及び静電潜像保持体６−現像剤担持体４の間隙距離に
関し現像条件設定許容範囲を測定したところ、該間隙距
離２００μｍにおける使用可能な交流バイアス電圧の印
加範囲が、比較例２でΔ３００ＶＩ）。（２９００〜３
２００ＶｐＩ））であったのに対し実施例２ではΔ２０
００Ｖ、。
（１２００〜３２００Ｖｐｐ）になり大幅に改善される
ことがわかった。
ことがわかった。
衷１」Ｌ−且
第３実施例では、第１図に示す現像剤供給部材３に代え
て、第３図に示すような二成分マグネット現像機１３を
取付けた現像装置を用いることにより、トナーに対し同
極性と逆極性の帯電性をもつ添加剤をそれぞれ含有した
前記実施例１及び実施例２の現像剤を使用したときの現
像条件設定許容範囲を測定したところ、実施例１及び実
施例２と同様に交流バイアス電圧の印加範囲が大幅に拡
張されることが判明した。
て、第３図に示すような二成分マグネット現像機１３を
取付けた現像装置を用いることにより、トナーに対し同
極性と逆極性の帯電性をもつ添加剤をそれぞれ含有した
前記実施例１及び実施例２の現像剤を使用したときの現
像条件設定許容範囲を測定したところ、実施例１及び実
施例２と同様に交流バイアス電圧の印加範囲が大幅に拡
張されることが判明した。
尚この実施例で適用した現像装置について詳述すると、
第３図のように構成されている。即ち、ホッパー１４内
にはトナーとキャリヤーの二成分現像剤が混入されてお
り、これらを磁気ロール１５の周りを回転するスリーブ
１６により現像剤担持体４の周面に運搬するようにして
いる。スリーブ１６と現像剤担持体４との対向領域では
、キャリヤーとの摩擦帯電により帯電されたトナーが現
像剤担持体４上に付着され、キャリヤーについてはホッ
パー１４内に回収されるようになっている。
第３図のように構成されている。即ち、ホッパー１４内
にはトナーとキャリヤーの二成分現像剤が混入されてお
り、これらを磁気ロール１５の周りを回転するスリーブ
１６により現像剤担持体４の周面に運搬するようにして
いる。スリーブ１６と現像剤担持体４との対向領域では
、キャリヤーとの摩擦帯電により帯電されたトナーが現
像剤担持体４上に付着され、キャリヤーについてはホッ
パー１４内に回収されるようになっている。
そして、現像剤担持体４上に付着されたトナーは、実施
例１の場合と同様に帯電規制部材５により所望の極性を
もつ充分な電荷が付与され、現像剤担特休４上に均一な
現像剤薄層を形成するようになっている。
例１の場合と同様に帯電規制部材５により所望の極性を
もつ充分な電荷が付与され、現像剤担特休４上に均一な
現像剤薄層を形成するようになっている。
発明の効果
本発明によれば、現像剤としてキャリヤーを有しないト
ナーに負帯電性添加剤と正帯電性添加剤を含有したので
、このような現像剤を用いることにより、現像剤の飛翔
不良を回避しかつ現像バイアスのエアーブレークダウン
の起ることのない現像条件の設定許容範囲を大幅に拡張
することができる。
ナーに負帯電性添加剤と正帯電性添加剤を含有したので
、このような現像剤を用いることにより、現像剤の飛翔
不良を回避しかつ現像バイアスのエアーブレークダウン
の起ることのない現像条件の設定許容範囲を大幅に拡張
することができる。
したがって、静電潜像保持体と現像剤担持体の間を所定
の間隙をもって非接触な状態に保持し、現像剤担持体に
交流バイアス電圧を印加したとき該間隙に生じる交１ｍ
界が多少変動した場合にも、現像剤の飛翔不良を確実に
回避すると共にエアーブレークダウンを起こすことなく
静電潜像に応じた適正な現像を行なうことができる。ま
た現像機能を損うことなく静電潜像保持体、現像剤担持
体等の取付精度等を緩和することができるので、設計が
容易になりコストが安くなるという利点もある。
の間隙をもって非接触な状態に保持し、現像剤担持体に
交流バイアス電圧を印加したとき該間隙に生じる交１ｍ
界が多少変動した場合にも、現像剤の飛翔不良を確実に
回避すると共にエアーブレークダウンを起こすことなく
静電潜像に応じた適正な現像を行なうことができる。ま
た現像機能を損うことなく静電潜像保持体、現像剤担持
体等の取付精度等を緩和することができるので、設計が
容易になりコストが安くなるという利点もある。
第１図は本発明の現像剤を適用する現像装置の一例をあ
られす概略構成図、 第２図は本発明の一実施例における現像剤を適用した場
合の現像条件の設定許容範囲をあられすグラノ、 第３図は本発明の現像剤を適用する現像装置の他の例を
あられす第１図に対応する概略構成図である。 １・・・ホッパー、 ２・・・現像剤、３・・・
現像剤供給部材、 ４・・・現像゛剤担持体、５・・・
帯ＮＭ制部材、 ６・・・静電潜像保持体、１０・・
・電源、 １２・・・静電潜像。
られす概略構成図、 第２図は本発明の一実施例における現像剤を適用した場
合の現像条件の設定許容範囲をあられすグラノ、 第３図は本発明の現像剤を適用する現像装置の他の例を
あられす第１図に対応する概略構成図である。 １・・・ホッパー、 ２・・・現像剤、３・・・
現像剤供給部材、 ４・・・現像゛剤担持体、５・・・
帯ＮＭ制部材、 ６・・・静電潜像保持体、１０・・
・電源、 １２・・・静電潜像。
Claims (2)
- （１）キャリヤーを有しないトナーに負帯電性添加剤と
正帯電性添加剤とを含有したことを特徴とする静電潜像
用現像剤。 - （２）前記負帯電性添加剤と正帯電性添加剤の含有量は
、トナーの帯電極性と同極性の添加剤が、逆極性の添加
剤より多いことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の静電潜像用現像剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60155091A JPS6217751A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 静電潜像用現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60155091A JPS6217751A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 静電潜像用現像剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6217751A true JPS6217751A (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=15598446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60155091A Pending JPS6217751A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 静電潜像用現像剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6217751A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627724A (ja) * | 1992-04-20 | 1994-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 正帯電一成分現像剤 |
| JP2009074758A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Sharp Corp | 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置 |
| US8623581B2 (en) | 2011-03-17 | 2014-01-07 | Ricoh Company, Ltd. | Electrostatic image developing toner, developer, and image forming apparatus |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP60155091A patent/JPS6217751A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627724A (ja) * | 1992-04-20 | 1994-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 正帯電一成分現像剤 |
| JP2009074758A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Sharp Corp | 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置 |
| US8623581B2 (en) | 2011-03-17 | 2014-01-07 | Ricoh Company, Ltd. | Electrostatic image developing toner, developer, and image forming apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0126057B2 (ja) | ||
| JPS6342783B2 (ja) | ||
| JPS61250658A (ja) | 現像剤 | |
| JPH0587830B2 (ja) | ||
| JPS6217751A (ja) | 静電潜像用現像剤 | |
| JPS6227751A (ja) | 静電潜像用現像剤 | |
| JPS6217772A (ja) | 一成分現像装置 | |
| JP2765554B2 (ja) | 現像剤 | |
| JPH048432Y2 (ja) | ||
| JPS6161107B2 (ja) | ||
| JPH046039Y2 (ja) | ||
| JPS61250666A (ja) | １成分系トナ−摩擦帯電部材 | |
| JPS6217773A (ja) | 一成分現像装置 | |
| JPH048431Y2 (ja) | ||
| JPH0412517Y2 (ja) | ||
| JPS60140277A (ja) | 電子写真法における現像方法 | |
| JPH045985B2 (ja) | ||
| JPS6224280A (ja) | 現像装置 | |
| JPH048433Y2 (ja) | ||
| JPH0157904B2 (ja) | ||
| JP2519422B2 (ja) | 現像装置 | |
| JPS6129868A (ja) | 非磁性一成分現像装置 | |
| JPS5921028B2 (ja) | 静電潜像現像方法 | |
| JPS6380269A (ja) | 現像方法 | |
| JPS6224282A (ja) | 現像装置 |