JPS62176085A - 高周波電縫管溶接方法とその装置 - Google Patents

高周波電縫管溶接方法とその装置

Info

Publication number
JPS62176085A
JPS62176085A JP5587686A JP5587686A JPS62176085A JP S62176085 A JPS62176085 A JP S62176085A JP 5587686 A JP5587686 A JP 5587686A JP 5587686 A JP5587686 A JP 5587686A JP S62176085 A JPS62176085 A JP S62176085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
pipe
edges
preheating
electric resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5587686A
Other languages
English (en)
Inventor
石坂 雄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Publication of JPS62176085A publication Critical patent/JPS62176085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は高周波を線管の溶接方法とその装置に関する。
B0発明の概要 本発明は、高周波電縫管溶接ラインにおいて、管素材の
Vシーム溶接部の手前に周波数が20,000H2以下
の電力を供給して管素材の対向する縁部近傍を予熱する
ようにしたことにより、溶接後の溶接部の冷却が急冷で
なく徐冷とな9、よって溶接後における溶接部の焼鈍装
@(シーム。
アニーラ)を不安ならしめるとともに、厚肉管の電縫管
溶接においても溶接エツジの幅方向の温度差を教書でき
、溶接品質を向上することができたものである。
C0従来の技術 第13図および第14図に接触式および誘導式の電縫管
溶接装置の概念図を示す。まず第13図にりψて説明す
ると、金属板を管状に成形した管素材lを対向配置され
た一対の加圧ロールコa。
2b間に挿入し、これを矢印方向に移動させる。
この場合、管素材Iの進行方向にみて加圧ロールコa、
コbの手前側にはV字状ギヤツブSが形成サレ、そ0対
向スル縁Fils !t a 、 j b Kh N0
OK)izから400KH2程度の周波数の高周波電源
7に接i院された一対の接触子Aa、ibによって高周
波電力が供給され、#接寛流工が流れることにより両縁
部が加熱される。さらに加圧ロール2&、コbによる加
圧によってV字状ギャップ5が閉じて両縁部sh、sb
が接する■シーム溶接点弘において、前記両縁部ja、
jbの温度が溶融点近傍に達し、加圧されながら溶接接
合が行なわれる。
また、第14図に示す誘導式の¥L縫竹管d接装置にあ
っては、第13図に示す接触子ba、bbに代えて誘導
コイル3を用いてV字状ギヤツブjの対向する縁部ja
、5bに溶接電流Iを流すもので、その他の点は接触式
と同じである。
D0発明が解決しようとする問題点 上述した従来の電縫管溶接装置によると次の3つの問題
点があった。
問題点1 高周波電縫管浴接の場合、通常使用される周波数が10
0〜400KHz程度と高く、迂路効果により対向する
縁部j& 、jbの先端部分のみが局部加熱されるので
、溶接後はこの局部加熱された先端部分が急冷される。
この急冷のため溶接部が硬化するので、溶接部を再加熱
して焼鈍する必要が生じる。ところで、この焼鈍のため
の電力は溶接電力の2〜4倍の大きな電力が必要である
また、焼鈍は溶接に続いてライン内で行なわれることが
一般的であるが、再加熱した溶接部を徐冷する(すなわ
ち硬化しないように)ため徐冷区間として例えば35m
というような非常に長い距目りが必要であり、このため
にラインが長いものになってしまうという問題がある。
また、縁部に供給する高周波電力の周波数を前記の値よ
りかなり低くすることは、加熱される範囲が広くなるも
のの溶接にとっては不都合である。
問題点2 管素材lの肉厚が厚くなるに従って、健全な溶接を蝕す
うえで難点が生じる。例えば肉厚が20〜25叫を越え
る厚肉管になると電縫管溶接が離しくなる。これを説明
すると、近接効果を利用してV字状ギャップjo縁部j
a 、jbを効果的に加熱して溶接を行なうため溶接に
は通常100〜400KHzの高い周波数の電力が使用
される。
ところが、このような高い周波数で加熱する場合、管素
材lが厚肉になると、対向する縁部j a 、 jbの
コーナ(すなわち、縁部の内、外径側の角〕に電流が集
中し、このコーナが先に温度上昇して過熱状態となり、
縁部ja、jaの中央部(すなわち、縁部の内、外径側
の中間)との温度差および加熱幅の差が大きくなり均等
に加熱されなくなる。
ところで、電縫管溶接では、溶接点付近の温度に達した
両縁部ja、jbの先端部分が、溶接に際して加圧ロー
ルユa、2bによる加圧によって管の内径側に押し出さ
れて健全な溶接が行なわれることが望ましい。しかるに
、厚肉管の場合、上述のように縁部ja、jbの温度お
よび加熱幅の不均一(りtb、縁部の中央部より内外径
側が高温、および内外径側が加熱範囲が広い)のため溶
融点近傍の温度に達した内外径側の充分な押出し排除が
難しくなる。このため溶接部の内外面で過熱による酸化
物の残留のまき込みが発生し易くなり、溶接部の健全性
の維持が難しくなるという問題がある。
問題点3 電縫管溶接においては、管素材lの移動速度を岐低でも
ほぼ15m/馴以上にしない七安定な溶接か行なわれな
−ことが解明されている(つまり、15m/M以下では
溶接点の位置が安定せず、またエツジコーナのオーバ、
ヒートが顕著になり、溶接品質か低下する)。このため
、管素材lか厚肉になると溶接のための必要電力が増大
し、例えば肉厚20 rtrm 、溶接速度(=移動速
度)15m/朋の場合、溶接装置は2.000Kw程度
の大容量が必要となる。また、このような大容量では、
一般に第13図に示す接触式の給電方式が採用される本
通電電流値が増大し、接触子&a、6bの通電電流密度
が増大するのに比例して接触子の消耗が急速に増加し連
続使用が困難になる。例えば、4時間程度の連続運転に
しか耐えなくなり、そのたびにラインを停止して接触子
の交換を行なわねばならず、ラインの一生産性が着るし
く低下する。要するに、接触子の消耗を抑えるには通電
電流値を抑える必要があるが、従来方式では厚肉管につ
いてはこれが難しいという問題があった。
本発明は上述の問題点1.2.3を教書するための新し
い高周波電縫管の溶接方法と装置!を提案するものであ
る。
E0問題点を解決するための手段 第1の発明の高周波電縫管溶接方法は、第1図に示すよ
うに6)素材lをV字状ギヤツブSを有する管状に成形
しながら移動させ、その対向する縁部5a 、jbを連
続して電気溶接する高周波’a a’;M管溶接ライン
において、管素材lの進行方向にみてV字状シーム溶接
部の手jjυに、周波数が20,000Hz以下の電力
を供給して管素材/の対向する縁部近傍を予熱するもの
である、。
第2の発明の高周波電縫管溶接装置は第1の発明の方法
を実施するための装置であって、管素材lの対向する両
縁部jaI 、jblに沿った一対の直線部分911,
9bと管素材lの外周でその円周方向に沿って、前記の
直線部分9a、Wbに接続して設けられた幅広の環状部
分lθ(7tと接続端子部13th、/3bとよりなり
、接続端子部7.7a 、/Jbにて周波数が20,0
00Hz以下の電源に接続された予熱コイルtを備えて
いる。この予熱コイルtはV字状シーム溶・接部の手前
に設けられ、溶接加熱に先立ち、管素材lの管状に成形
された両縁部jal+3bl とその近傍を予備加熱す
るように設けである。
第3の発明は、予熱コイルlの導体を管素材lの対向す
る両縁部jal、jblに沿った一対の直線部分qa 
、9bと、両縁FM!ias  + j b tからそ
れぞれ円周方向に離して且つ縁部とほぼ平行に設けられ
た一対の幅広の導体部分/ Oa 、 tubと、管素
材lの外周でその円周方向に沿って前記の縁部に沿った
直線部分9a、9bと幅広の導体部分10& 、10b
をそれぞれ接続して設けられた円周方向の幅広導体部分
lla、llb、l:1と接続端子部分/31L、/3
bより成るものである。
第4の発明は、予熱コイルtの導体を管素材/の対向す
る両縁部3a1,3bIからそれぞれ円周方向に離して
且つ縁部sa1  、sb+とほぼ平行に設けられた一
対の幅広の導体部分t O、a 、10b。
10cと管素材lの円周方向に沿って前記一対の幅広の
導体部分10&、10b、IOcをその両端にてそれぞ
れ接続して設けられた幅広の導体部分l二&、/ユbと
接続端子部分/、?a、/3bとより形成したものであ
る。
第5の発明はVシーム溶接部の手前に設ける予熱手段と
して管素材Iの対向する両縁部jam。
jblに接触する2組の通電接触子:lO&、ユOhコ
/a、2/bを設け、そのうちの1組の接触子ユOa、
:10bは周波数が20,000)1z以下の電源に接
続され、他の1組の接触子コ/a、コ/bけ導体:L:
1により接続されている。
F0作    用 管素材lのVシーム溶接部の手前を20 、0(lOH
z以下の周波数の電力によって予熱することにより該V
シーム溶接部はその先端部のみでなく、円周方向に更に
幅広く加熱されるので徐々に冷却されると共に、溶接に
必要な加熱領域は均一に加熱される。
G、実  施  例 以下、第1図〜第12図に例示するところに従って本発
明に使用する装置及び作業方法を説明する。なお、従来
と同一部分には同一符号を用いて説明する。
第1実施例 第1図に示すようにm NU管テライン溶接部の接触子
ba、bb (または図示省略する加熱コイル)の手i
jUに予熱コイルgを配設し、l 、 000〜20 
、 (JOOHz程度の周波数の電−rjQtφに接続
して管素材lの管状に曲げ成形した縁部’ al + 
j blを均熱的に予熱するものである。さらに具体的
に云うと、予熱コイルtは、両縁部jal+jblに沿
った直線部9&、9bとこれを両端部で連結する幅広の
環状部10 、 / /よりなっている。また、一方の
環状部ioには端子部/Jb、/Jaが設けてあって、
この端子部/3& 、/3bが電源/φに接続している
予熱コイルrTfi上述の構成からなり、両縁部jal
、!;blに沿った直線部分9a、9bではコイルに流
れる電流は集中して流れる。また、W寸法の1鴫広の環
状部1o、ttでは電流は分散して流れる。従って、こ
の予熱コイルtを流れる電流IPによって管素材lに誘
起される予熱電流lは、両縁部3 al  、!; b
lにおいては狭い範囲に集中して流れ、両縁部近傍を予
熱する。しかし、■字状ギヤツブSの両縁部!;a、3
bに供給される電力(周波rIi、100〜400KH
z)VC比ヘテ周波数が低いので(1、000−20、
000)1漏度)、縁部jal、jblのコーナーや縁
部の最先端のみが過熱されることはなく、両縁部近傍の
円周方向に沿った部分が幅広くほぼ同じ温度に予熱芒れ
る。
第2図、第3図を参照してさらに説明すると、符号15
で示す部分が両縁部j !Ll  、 !r blの予
熱範囲であり、この予熱範囲15を設けたことにより、
管素材lの両縁部のa点、b点、0点は第5図にグラフ
で示す温度曲線をたどる。すなわち、管素材lは進行方
向手前の位置において予熱コイルtにより600〜1,
000°Cまで徐々に加熱され、その後、接触子4a、
Ab(または加熱コイル3)により1,450’Cにま
で加熱され、その頂上である溶接点φにおいて溶接され
、以後徐々に降温され条。しかして、この場合、図面か
ら分るように溶接点弘を中心に見た場合管素材lの両縁
部は徐々に加熱され、溶接点ダでピークとなり徐々に冷
却されるとともに、両縁部のa点、b点。
0点の温度差が少なく、比較的均熱されていることが分
る。これは第6図(至)に示す従来の接触子ia、6b
のみにより両縁部を加熱する場合の温度曲線と比較すれ
ば明らかである。即ちこの従来方法によると管素材lの
両縁部は溶接点弘をピークとしてその前後で急激に昇温
しかつ急激に降温している(そのために焼鈍が必要とさ
れる)。これは、同図から分るとおり、100〜400
 KHz程度の高い周波数で急激に加熱されることによ
り両縁部の端面、つまりa点、b点のみが局部的に加熱
され、0点との温度差が大きく、降温時C点に熱が奪わ
れることにより急激に冷却されることになるのである。
また、b力に比べてもa点の昇温の方が早いので管素材
が厚肉になるに従い第6図(b)に断面図を示すように
対向する両縁部ja。
jbの内、外径側のコーナーに近い部分が円周方向の広
い範囲にわたって溶融点近傍の温度に加熱され、溶接後
も残留して酸化物等を含む不健全溶接部の発生原因とな
る。
なお、本発明による場合、予熱範囲tSは管素材lの両
縁部ja1 、jbIの端面より円周方向に各5〜20
甜とし、この範囲をほぼ等しい温度に加熱することがで
きる。また例えば、前述のように予熱範囲15を600
〜1 、000°Cに昇温した場合、予熱コイルtの環
状部1o、ttの幅を少くとも50mm以上にすること
によって両縁部以外の円周部の温度を約100°C以下
にとどめることかできた 第2実施例 第4図は第2実施例を示す すなわち、予熱コイルtに
おける接続端子部/Ja 、/Jbは第1図に示す位置
に設けるとは限らず、第4図のように直線部9B、9b
に設けてもよく、この場合は環状部//も片方の1個の
みとするとよい。
第3実施例 第7図に第3実鶏例に係る予熱コイルtの導体配置図を
、第8図に斜視図を、第9図に誘起電流の経路を示し、
これを第1実施例と比較して説明する。すなわち、第1
実施例の予熱コイルlの円周方向の幅広袖体部分10.
//が管素材lのほぼ全周を包囲するごとき環状にル成
されているのに対し、第3実施例の予熱コイルtの円周
方向の幅広得体部分//&、I/b、/コは、管素材/
の両縁部jal  、3b1を挺うようにして円周方向
両側に適宜の角度範囲に亘って円9.1x状に設けてい
る。すなわち、予熱コイルざは管素材lの縁部jal、
jblに沿って対向する直線導体部qa。
9bと、この直線導体部9a、?bの両側に平行に且つ
管素材Iの軸線方向に設けられた幅広の導体部toa、
tabと、これら導体部9 a 、 10&と9b、1
0bを結ぶ円周方向の幅広の導体部II&、//b (
但し、第8図で//aは図に表れない)と、前記導体部
tOa、IO>を結ぶ円周方向の幅広の導体部l:lと
、端子部73 a 、 13bとよりなり、端子部/J
a、/Jbが電源に接続されている。
予熱コイルtに交番電流IPが流れると管素材lの対向
部分に誘起された予熱電流11*1mが第9図に示す経
路で流れる。そして、管素材lの対向する縁部ja1 
 、jblでは電流の方向が逆向きとなるので、近接効
果も作用して、予熱電流’1+’l!は両縁部3 al
  、 s blでは第9図に△Wで示した電流の浸透
深さの範囲にほぼ集中して流れ、縁部近傍を効果的に昇
温予熱する。
なお、電流の浸透深さ△Wは μ:管素材の透磁率 の周波数 で表わされるので、電源l弘の周波数jを遺ぶことによ
って縁部xal、5blの予熱範囲(これは△Wに依存
する)を広くシ念り、せまくしたりすることができる。
また、縁部’ as  e j b 1以外では温度上
昇を例えば100°C以下に抑えるように導体の幅Wl
 、Wzを適宜広くして予熱電流iが集中して流れない
ようにすると良く、実用的には50≦W、、W、≦20
0van程度とする。そして、高周波電源7より供給さ
れた高周波電流Iによって、■シーム溶接虚弘において
溶接が行なわれる。
しかして、第1実施例と比較して第3実地例の作用を説
明すると、第1実施例においては予熱コイルtの導体部
10.llが管素材lのほぼ全周を包囲しているので管
径が大きい場合には予熱電流経が長くなり管素材lの全
周が加熱されるのに対して、第3実施例では第9図のよ
うに電流経路が短く、両縁部sal 、sblを集中的
に加熱するから電力効率がよく、管径が大きい場合の予
備加熱に適している。なお管径が小さい場合には第1実
施例における予熱コイルtが適している。
第4実権例 第1θ図に第4実施例に係る予熱コイルざの配置図を、
第11図に斜視図を示す。図について説明すると、予熱
コイルtは管素材lの対向する縁部jal、Sb1の円
周方向の両側に離れて縁部jal、jblと平行する幅
広の導体部toa。
10b、IOcと、これらをつなぐ円周方向の幅広の導
体部12g 、/2bと端子部/3&、/3bとよりな
り、電源l弘と接続されている。縁部jal とjb 
1の間はギャップとなっているので、予熱コイルlに流
れる交番電流Ipによる透し電流は11+1!となり、
これが予熱電流となる。
この予熱電流+1+1意の流れる経路は第9図に示した
第3実施例と同じになり、同様の予熱効果が得られる。
この予熱コイルtにおりても、縁部3 al  、 3
 b1以外での温度上昇が例えば100’C以下となる
ように、コイルの導体幅Ws  、w、を決めればよい
ことは第3実施例と同じである。また両縁部jal、j
blにおける予熱範囲の広さも同じく電流の浸透深さ△
Wに依存する。
なお、前記第1実施例〜第4実胤例の各予熱コイルtと
も図では導体のみ示したが、導体の背後及び両極を取囲
む口字状の鉄心を積むことによって磁束の集中を計り、
磁束鎖交を良くして効率を向上することができる。
第5実施例 管素材Iの縁部jal、jblの予熱は誘導加熱による
他にも直接通電によって行ってもよい。
第12図に第5実地例として直接通電により予熱を行な
う場合の概念図を示す 図において、ra。
コob、コ/a、!−/bは予熱用の通電接触子であっ
て、溶接部の接触子6a、ibと同様に対向する縁部j
a1.jb1の近傍に配設され、管素材lの表面と摺動
自在に接触している。η工源l≠からの電力は、接触子
20a、:lθbによって縁部ja+、jkl+に供給
される。接触子2/aと21bの間は導体ココによって
電気的に接続されている。従って、電源/’4より供給
される交番電流II)は、接触子コob→縁部sb1→
接触子コ/b−4尋体ココ゛→接触子コ/a→縁部ja
l→接触子2θ&−1;源lψの経路で流れる。この際
対向する両縁部!; al  + ’ blを流れる’
LM流Ipは方向が逆向きとなるので近接効果が作用し
、対向する縁部j al  r ’ blに集中して流
れ、縁部近傍を効果的に予熱する。予熱範囲の広さは△
Wに依存する。
第5実施例を実施する場合、接触子−〇a。
二〇bは溶接用の接剛(子Aa、Abと同じ給電装置、
例えば実公昭57−29982号公報に示されている如
き給電装置fを用いるとよい。また、接触子コ/&、2
1bについても、同じ給電装置の両極間を′電気的に短
絡したものを使用すればよく、この場合も上記公報に示
された公知手段を用いるとよい。
H0発明の効果 本発明によると、管素材のVシーム溶接部の手前におい
て、両縁部とその近傍(つまり熱影響部〕が予熱される
ので、溶接後において溶接部の冷却は急冷でになく徐冷
となり、よって従来のような 。
溶接後のシーム、アニーラを不要とすることができ、且
つそれに伴ってシーム、アニーラ後の徐冷区間例えば3
5FF1前後のスペースが不要となり、ライン長がそれ
だけ短くでき、設置スペースが少くてすむ。また、管素
材の肉厚が厚くなつな場合も両縁部とその近傍を予熱す
ることにより、溶接エツジの内外径方向の温度差および
加%幅の差が改善されたので、溶接部の内外径側面部分
の過熱による酸化物の残留巻き込みが軽減され、特に厚
肉管の場合において溶接内部の欠陥を減らすことができ
溶接品質を向上することができる。例えば従来溶接部の
欠陥をなくすることがI唯しいとされてい之20個以上
の厚内”計において健全な電縫管浴接が本発明によって
実現できた。さらに、溶接部の手前両縁部が予熱されて
いることによって、厚肉管の場合でも従来のように溶接
装置を大宮Siとしなくとも例えば15 m /mvt
以上の連続溶接が可能となる。このことにより更にまた
溶接部通電用接触子の耐用時間も大幅に向上できるなど
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の@1実称例に係るtl管溶接装置の斜
視図、第2図は■シーム部における溶接電流Iおよび予
熱電流lの流れと予熱範囲を示す斜視図、第3図は予熱
範囲における各点を示す説明図、第4図は電縫管溶接装
置の第2実兎例の斜視図、第5図は本発明に係る予熱コ
イルにより管素材の両縁部を予熱することによる該両縁
部の温度変化を示す図、第6図囚は管素材の両縁部を予
熱しない場合における該両級部の温度変化を示す図、第
6図[F])は予熱しない場合の厚肉管の断面の縁部の
温度上昇範囲を示す図、第7図、第81閑。 第9図は第3実fI五例を示し、第7図は予熱コイルを
流れる電流の経路を示す図、第8図は予熱コイルの斜視
図、第9図は管素材を流れる誘起電流の経路を示す図、
第10図、第11図は第4実施例を示し、第10図は予
熱コイルを流れる電流の図、第11図は予熱コイルの斜
視図、第12図は第5実権例に係る予熱装置の斜視図、
第13図は一般の接触式高周波電縫管溶接装置の斜視図
、第14図は誘導式高周波電縫管溶接装置の斜視図であ
る。 l・・・管素材、2a、コb・・・加圧ロール、3・・
・誘導コイル、寥・・・Vシーム溶接点、S・・・V字
状ギャップ、ja、jb、jal  、!;bl・−・
両縁部、6a、6b・・・接触子、?、/ダ・・・電源
、t・・・予熱コイル、qa、fb・・・直線部分、1
0.//・・・歩状部分、/Ja、/Jb・・・接続端
子部、−〇a。 @]

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管素材をV字状ギャップを有する管状に成形し、
    V字状ギャップの対向する縁部を連続して電気溶接する
    高周波電縫管溶接ラインにおいて、管素材のVシーム溶
    接部の手前に周波数20,000Hz以下の電力を供給
    して管素材の対向する縁部近傍を予熱することを特徴と
    する高周波電縫管溶接方法。
  2. (2)管素材をV字状ギャップを有する管状に成形し、
    V字状ギャップの縁部を連続して電気溶接する高周波電
    縫管ラインにおいて、Vシーム溶接部の手前に予熱コイ
    ルを配設してなり、該予熱コイルは管素材の対向する両
    縁部に沿った一対の直線部分と、管素材の外周でその円
    周方向に沿って前記の直線部分に接続して設けられた幅
    広の環状部分と接続端子部とよりなり、接続端子部は周
    波数が20,000Hz以下の電源に接続されたことを
    特徴とする高周波電縫管溶接装置。
  3. (3)管素材をV字状ギャップを有する管状に成形し、
    V字状ギャップの対向する縁部を連続して電気溶接する
    高周波電縫管溶接ラインにおいて、管素材のVシーム溶
    接部の手前に予熱コイルを配設してなり、該予熱コイル
    の導体は管素材の対向する両縁部に沿った一対の直線部
    分と、両縁部からそれぞれ円周方向に離して且つ縁部と
    ほぼ平行に設けられた一対の幅広の導体部分と、管素材
    の外周でその円周方向に沿って前記縁部に沿った各直線
    部分と前記縁部から離して設けられた各幅広の導体部分
    をそれぞれ接続して設けられた幅広の円弧状部分と接続
    端子部とよりなり、接続端子部は周波数が20,000
    Hz以下の電源に接続されたことを特徴とする高周波電
    縫管溶接装置。
  4. (4)管素材をV字状ギャップを有する管状に成形し、
    V字状ギャップの縁部を連続して電気溶接する高周波電
    縫管ラインにおいて、Vシーム溶接部の手前に予熱コイ
    ルを配設してなり、該予熱コイルの導体は管素材の対向
    する両縁部からそれぞれ円周方向に離して且つ縁部とほ
    ぼ平行に設けられた一対の幅広の導体部分と、管素材の
    円周方向に沿って前記の一対の幅広の導体部分をその両
    端にてそれぞれ接続して設けられた幅広の円弧状部分と
    、接続端子部とよりなり、接続端子部は周波数20,0
    00Hz以下の電源に接続されたことを特徴とする高周
    波電縫管溶接装置。
  5. (5)管素材をV字状ギャップを有する管状に成形し、
    V字状ギャップの対向する縁部を連続して電気溶接する
    高周波電縫管溶接ラインにおいて、管素材のVシーム溶
    接部の手前に設ける予熱手段として管素材の対向する両
    端部に接触する2組の接触子を設け、そのうちの1組の
    接触子は周波数が20,000Hz以下の電源に接続さ
    れ、他の1組の接触子は互いに接続されてなることを特
    徴とする高周波電縫管溶接装置。
JP5587686A 1985-10-18 1986-03-13 高周波電縫管溶接方法とその装置 Pending JPS62176085A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23238685 1985-10-18
JP60-232386 1985-10-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62176085A true JPS62176085A (ja) 1987-08-01

Family

ID=16938419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5587686A Pending JPS62176085A (ja) 1985-10-18 1986-03-13 高周波電縫管溶接方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62176085A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018117039A1 (ja) 2016-12-22 2018-06-28 新日鐵住金株式会社 電縫管溶接装置及び電縫管溶接方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125228A (ja) * 1974-08-26 1976-03-01 Nissan Motor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125228A (ja) * 1974-08-26 1976-03-01 Nissan Motor

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018117039A1 (ja) 2016-12-22 2018-06-28 新日鐵住金株式会社 電縫管溶接装置及び電縫管溶接方法
JPWO2018117039A1 (ja) * 2016-12-22 2018-12-20 新日鐵住金株式会社 電縫管溶接装置及び電縫管溶接方法
KR20190088505A (ko) 2016-12-22 2019-07-26 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 전봉관 용접 장치 및 전봉관 용접 방법
CN110072663A (zh) * 2016-12-22 2019-07-30 日本制铁株式会社 电焊管焊接装置和电焊管焊接方法
EP3520949A4 (en) * 2016-12-22 2020-06-03 Nippon Steel Corporation WELDING DEVICE FOR A RESISTANCE WELDED TUBE AND WELDING METHOD FOR A RESISTANCE WELDED TUBE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0691163B1 (en) Method of and apparatus for joining metal pieces
US3860778A (en) Melt welding by high frequency electrical current
JP4786365B2 (ja) 金属板の誘導加熱装置及び誘導加熱方法
JP4153895B2 (ja) 金属帯板の誘導加熱装置および誘導加熱方法
JP5626497B2 (ja) 電縫管溶接装置
US2632079A (en) Means and method for electric seam welding
JP4926608B2 (ja) 金属板の誘導加熱装置及び誘導加熱方法
JPS62176085A (ja) 高周波電縫管溶接方法とその装置
JP6436267B2 (ja) 電縫管溶接装置及び電縫管溶接方法
KR101833109B1 (ko) 전봉관 용접 장치
US4822969A (en) Apparatus for continuous-direct-resistance heating of long-length articles
JPS6397373A (ja) 高周波電縫管の溶接方法とその装置
JPS62234679A (ja) 板材の突合せ溶接方法とその装置
JPS5850186A (ja) 電縫鋼管の中周波溶接用インピ−ダ
JP3689331B2 (ja) 円筒状金属コイルの加熱方法
GB2213030A (en) An apparatus for heating of long-length articles
JP3556061B2 (ja) オープン管エッジ部予熱装置
JP3321040B2 (ja) オープン管エッジ部予熱装置
JP5015345B2 (ja) 金属板の誘導加熱装置及び誘導加熱方法
JPS63215387A (ja) 溶接装置
JP3098024U (ja) 誘導加熱ハイブリッドアーク溶接装置
JP2910335B2 (ja) 高周波電縫管溶接装置
JP2002100467A (ja) 誘導加熱用シングルターンコイル
JPH0514471Y2 (ja)
JP2924675B2 (ja) 溶接形鋼の製造方法