JPS6217591A - セラミツクス焼成装置 - Google Patents

セラミツクス焼成装置

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JPS6217591A
JPS6217591A JP15658985A JP15658985A JPS6217591A JP S6217591 A JPS6217591 A JP S6217591A JP 15658985 A JP15658985 A JP 15658985A JP 15658985 A JP15658985 A JP 15658985A JP S6217591 A JPS6217591 A JP S6217591A
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JP
Japan
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furnace
tube
supply
ceramic
supply tube
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JP15658985A
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勝部 正嘉
桜井 利隆
泰誠 藤田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、成型処理を経たセラミックス素体を焼成する
セラミックス焼成装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のセラミックス焼成装置としては、トンネ
ル炉やバッチ炉を利用する形態と、回転炉床炉を用いる
形態がある。
(発明が解決しようとする問題点) 前者は、従来より最も一般的に行なわれている形態であ
るが、次のような欠点がある。■セラミックス素体を収
容して炉内に供給する箱や合板が必要であり、このため
、これらを加熱するためのエネルギ損失がある。また、
これら箱や合板は消耗品となるので、焼成装置全体とし
てのコストが高くなる。■箱や合板にセラミックス素体
を装填する行程が必要となるので、このことが作業性の
向上の妨げとなっている。■炉内、箱内の温度、雰囲気
にバラツキが発生し易く、このため焼成特性が不均一に
なる。
これに対して、回転炉床炉を用いる後者の形態は、回転
炉心管の前部人口からセラミックス素体を供給し、炉床
の回転に伴って順次後部出口に送り出すものであるから
、前記箱や合板は不要であリ、前者形態に見られた欠点
を解消できる利点がある。
しかしながら、このような回転炉床形態では、次のよう
な問題点が新たに生じるものであった。
即ち、炉心管の入口近くにおいて、セラミックス素体に
含まれる結合剤(バインダー、)が加熱によって抜は出
してしまい、セラミックス素体の強度が低下して転勤移
゛送中に損傷を受ける。また、結合剤の分解ガスが比較
的温度が低い炉内入口付近の内壁面に凝縮付着し、その
炉内でのセラミックス素体の円滑な流動を阻害する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、回転炉床を用いたセラミックス焼成装置における前
記欠点を解消することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、回転炉心管の前部入口か
らセラミックス素体を供給し、またそれの後部出口から
焼成品を取り出すよう構成したセラミックス焼成装置に
おいて、前記炉心管の入口から炉内に耐熱材料からなる
、前記セラミックス素体の供給チューブを挿入し、前記
供給チューブを加振駆動して、該供給チューブの終端か
ら炉内の比較的高温の部位にセラミックス素体を供給す
゛るように構成し、かつ、前記供給チューブ内に空気も
しくは酸素を強制供給する手段を備え1こ点にある。
(作用) この構成によると、供給チューブの振動によってセラミ
ックス素体が供給チューブ内を静かに送られる間に、供
給チューブを介した加熱によりセラミックス素体内のバ
インダーは抜は出して分解される。バインダーの分解ガ
スは供給チューブ内に強制供給される空気もしくは酸素
によって後方に送られながら燃焼する。また、脱バイン
ダーが完了したセラミックス素体は、振動移送の間に、
成る程度焼成固化され、その後に供給チューブ終端から
炉心管内に供給され、それ以後は従来と同様に転勤移動
しながら焼成される。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は本発明の実施例に係るセラミックス焼成
装置の縦断断面図である。同図において、■は回転炉床
炉を構成する炉心管であり、この炉心管lは耐熱性に優
れ、かつ、被焼成物であるセラミックス素体Wと反応を
起こさないセラミックス、例えば、アルミナ、ジルコニ
ア等で構成されている。2は炉心管Iを傾斜角度0.5
〜2度程度の前玉がり傾斜姿勢で支持するローラであり
、炉心管lに一定方向の回転を与えるために図示しない
モータによって駆動される。3は炉心管lの周囲に巻回
配備された電熱ヒータ、4は炉全体を保温するための断
熱材である。5は炉心管lの人口蓋板である。
6は入口蓋板5の中央孔5aを通過して炉内に挿入され
た供給チューブであり、高剛性・高耐熱性のセラミック
スで構成されている。7は供給チューブ6の前部を支持
した加振機構であり、供給チューブ6を前後に微振動駆
動して、内部のセラミックス素体Wを静かに送り、炉心
管1の前端より適当な距離だけ内方に位置した部位で炉
内にそのセラミックス素体Wを供給する。8は炉内に供
給されたセラミックス素体Wの入口側への逆流を阻止す
るための炉心管l内に設けた障壁である。9は供給チュ
ーブ6の前端開放部に臨設した供給シュートであり、図
外のホッパーからセラミックス素体Wを供給チューブ6
に流下供給する。10は供給チューブ6の内部に空気ま
たは高濃度の酸素を含んだ空気、もしくは酸素そのもの
を強制的に吹き込むバイブである。
本発明のセラミックス焼成装置は以上のように構成され
たものであるが、供給チューブ6内にセラミックス素体
Wを移送する間に、セラミックス素体Wの脱バインダー
処理およびそれ以後の炉内での転勤移送によってもそれ
が損傷しない程度の強度が出るまでの焼成処理を行うも
のであり、このために供給チューブ6の終端位置の温度
が、900℃以上、望ましくは1100℃以上であるこ
とが必要である。
ちなみに、本発明の装置を用いて、第2図の温変分布の
下で、Tie!を主成分とする誘電体組成物の焼成を行
った結果を下表に示す。ここで、被焼成物はメチルセル
ロースをバインダーとして成型した直径7 am、厚さ
0.3111mの円板状のものを用いた。
表 (効果) 以上のように、本発明によれば、■脱バインダーされて
強度が高くない状態のセラミックス素体は振動フィーダ
で駆動される供給パイプによって静かに移送し、パイプ
内で、成る程度焼成して強度が高くなった状態で初めて
炉心管内に供給するので、それ以降の転勤移送中でのセ
ラミックス素体の割れや欠損が殆ど発生することがない
。■しかも、脱バインダー処理が行なわれる供給パイプ
内には空気または酸素を強制供給しているので、バイン
ダー分解ガスの燃焼およびパイプ外への排出が良好に行
なわれ、供給パイプ内面への分解ガスの凝縮付着は発生
しなくなり、パイプ内での静かな移送を円滑に行って前
記■の効果を助長する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例のセラミックス焼成装置を示し、
第1図はその縦断側面図、第2図は焼成試験における炉
内温度分布図である。 図中、符号lは回転炉心管、6は供給チューブ、aは入
口、bは出口、Wはセラミックス素体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転炉心管の前部入口からセラミックス素体を供
    給するとともに、該回転炉心管の後部出口から焼成品を
    取り出すよう構成したセラミックス焼成装置において、 前記炉心管の入口から炉内に耐熱材料からなる、前記セ
    ラミックス素体の供給チューブを挿入し、前記供給チュ
    ーブを加振駆動して、該供給チューブの終端から炉内の
    比較的高温の部位にセラミクス素体を供給するように構
    成し、 かつ、前記供給チューブ内に空気もしくは酸素を強制供
    給する手段を備えてあるセラミックス焼成装置。
JP15658985A 1985-07-15 1985-07-15 セラミツクス焼成装置 Expired - Lifetime JPH0674951B2 (ja)

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JPS6217591A true JPS6217591A (ja) 1987-01-26
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559826A (en) * 1992-06-23 1996-09-24 Tdk Corporation Calcination furnace
JP2010138017A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Hakatako Kanri Kk 焼き塩装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559826A (en) * 1992-06-23 1996-09-24 Tdk Corporation Calcination furnace
US5703901A (en) * 1992-06-23 1997-12-30 Tdk Corporation Calcination furnace
JP2010138017A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Hakatako Kanri Kk 焼き塩装置

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