JPS6217375Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217375Y2 JPS6217375Y2 JP1983029305U JP2930583U JPS6217375Y2 JP S6217375 Y2 JPS6217375 Y2 JP S6217375Y2 JP 1983029305 U JP1983029305 U JP 1983029305U JP 2930583 U JP2930583 U JP 2930583U JP S6217375 Y2 JPS6217375 Y2 JP S6217375Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- hinge
- container body
- container
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
蓋体と容器体とを閉じたとき一定角度まで蓋体
を容器体側に閉じると弾力により中間より自動的
に閉じることができる作用を薄板状の長方形容器
に利用したものである。
を容器体側に閉じると弾力により中間より自動的
に閉じることができる作用を薄板状の長方形容器
に利用したものである。
従来、屈折作用面付き複数の長さを異にする帯
片のそれぞれ両端縁を直線上に整列して平面状に
並列配置し、両端縁の角度を保持した態様をもつ
て連結面部に固定し、ある屈折角度を境として自
動的な開閉運動ができるようにしたもの(実公昭
44−7798号)もあるが、長方形で比較的大きく且
つ薄板で形成した蓋体と容器体とをヒンジで連結
した容器には利用できない。即ち薄板であるので
切れ目が入ると弾性がなくなり用をなさなくなる
ものである。
片のそれぞれ両端縁を直線上に整列して平面状に
並列配置し、両端縁の角度を保持した態様をもつ
て連結面部に固定し、ある屈折角度を境として自
動的な開閉運動ができるようにしたもの(実公昭
44−7798号)もあるが、長方形で比較的大きく且
つ薄板で形成した蓋体と容器体とをヒンジで連結
した容器には利用できない。即ち薄板であるので
切れ目が入ると弾性がなくなり用をなさなくなる
ものである。
従来厚い容器と蓋との場合は従来の技術で述べ
たように切れ目を入れたり長さを異にし角度を与
えて自動的閉合力を与えることができるが、薄板
状の長方形の容器には連結部に切れ目を入れると
全く弾力がなくなり用をなさなくなるという問題
点を解決しようとする考案である。
たように切れ目を入れたり長さを異にし角度を与
えて自動的閉合力を与えることができるが、薄板
状の長方形の容器には連結部に切れ目を入れると
全く弾力がなくなり用をなさなくなるという問題
点を解決しようとする考案である。
蓋体と容器体とをヒンジで連結した容器本体に
おいて、ヒンジ部の長手方向に対しヒンジ部の端
部より中央部に向けて徐々に容器本体の外側方向
に深く凹こませることにより、弾性力をヒンジ部
に与え蓋体と容器体に閉じたとき一定角度まで蓋
体を容器体側に閉じると弾性力により中間より自
動的に閉じるようにしたことにより問題点を解決
したものである。
おいて、ヒンジ部の長手方向に対しヒンジ部の端
部より中央部に向けて徐々に容器本体の外側方向
に深く凹こませることにより、弾性力をヒンジ部
に与え蓋体と容器体に閉じたとき一定角度まで蓋
体を容器体側に閉じると弾性力により中間より自
動的に閉じるようにしたことにより問題点を解決
したものである。
蓋体をヒンジの部分で曲折して容器体に嵌合す
るものであるが、この曲折時に円弧状の凹みがあ
るので一定角度曲折した後は、該円弧状の凹みが
バネ作用を生じて自動的に蓋が容器体側に曲折さ
れ蓋体が容器体に嵌合するものである。
るものであるが、この曲折時に円弧状の凹みがあ
るので一定角度曲折した後は、該円弧状の凹みが
バネ作用を生じて自動的に蓋が容器体側に曲折さ
れ蓋体が容器体に嵌合するものである。
第1図乃至第3図の場合は天板1aより外方に
向けて拡大する形状で傾斜側板1bを形成した長
方形の蓋体1と底板2aより外方に向けて拡大す
る形状で傾斜側板2bを形成した長方形の容器体
2を形成し、前記蓋体1と容器体2とはほぼ同等
の大きさに形成し、傾斜側板1b及び傾斜側板2
bの開口端に同一巾の水平リブ1c,2cを形成
すると共に、蓋体1と容器体2とを一側にて一定
巾Wのヒンジ3でほぼ全長にわたつて連結し、ヒ
ンジ3とリブ1c,2cとの連結部の内面に全長
にわたつて二条の凹溝5を形成する。
向けて拡大する形状で傾斜側板1bを形成した長
方形の蓋体1と底板2aより外方に向けて拡大す
る形状で傾斜側板2bを形成した長方形の容器体
2を形成し、前記蓋体1と容器体2とはほぼ同等
の大きさに形成し、傾斜側板1b及び傾斜側板2
bの開口端に同一巾の水平リブ1c,2cを形成
すると共に、蓋体1と容器体2とを一側にて一定
巾Wのヒンジ3でほぼ全長にわたつて連結し、ヒ
ンジ3とリブ1c,2cとの連結部の内面に全長
にわたつて二条の凹溝5を形成する。
且つ蓋体1のヒンジ3との連結部以外の三辺の
開口端部に垂れ下がり縁辺3dを形成する。
開口端部に垂れ下がり縁辺3dを形成する。
更にヒンジ3の長手方向の両端7から長手方向
(矢印Aの方向)の中央に向けて円弧状に凹こま
せて凹み6を形成して成るものである。
(矢印Aの方向)の中央に向けて円弧状に凹こま
せて凹み6を形成して成るものである。
8は垂れ下がり縁辺3dの端部に形成した水平
リブである。
リブである。
従つて、ヒンジ3と連結した傾斜側板1b,2
bは円弧状の凹み6が深く成るだけ外側に膨み9
を形成するものである。
bは円弧状の凹み6が深く成るだけ外側に膨み9
を形成するものである。
本願は前記構成よりして、蓋体1をヒンジ3の
部分で曲折して容器体2に嵌合するものである
が、この曲折時に円弧状の凹み6があるので一定
角度曲折した後は、該円弧状の凹み6がバネ作用
を生じて自動的に蓋体1が容器体2側に曲折され
蓋体1が容器体2に嵌合するものである。
部分で曲折して容器体2に嵌合するものである
が、この曲折時に円弧状の凹み6があるので一定
角度曲折した後は、該円弧状の凹み6がバネ作用
を生じて自動的に蓋体1が容器体2側に曲折され
蓋体1が容器体2に嵌合するものである。
次に第4図及び第5図の実施例について説明す
れば、第1図乃至第3図の実施例との相違は二条
の凹溝5及び凹み6の形成のしかたが異なるもの
である。第1図乃至第3図は二条の凹溝5間は一
定巾で連結部全長にわたつて形成されているので
傾斜側板1b,2bは中央に行くに従つて外側に
膨み9を形成するものである。
れば、第1図乃至第3図の実施例との相違は二条
の凹溝5及び凹み6の形成のしかたが異なるもの
である。第1図乃至第3図は二条の凹溝5間は一
定巾で連結部全長にわたつて形成されているので
傾斜側板1b,2bは中央に行くに従つて外側に
膨み9を形成するものである。
しかしながら第4図及び第5図の場合は傾斜側
板1b,2bがそのまま外側に膨まない状態を保
つて凹み6を形成したものであるので凹み6が深
くなればなるほど傾斜側板1b,2bの間隔が広
がり、従つてヒンジ3の巾Wも拡がる。又二条の
凹溝5の間隔も拡がつて行き、中央が最も巾広に
形成されているものである。
板1b,2bがそのまま外側に膨まない状態を保
つて凹み6を形成したものであるので凹み6が深
くなればなるほど傾斜側板1b,2bの間隔が広
がり、従つてヒンジ3の巾Wも拡がる。又二条の
凹溝5の間隔も拡がつて行き、中央が最も巾広に
形成されているものである。
第4図及び第5図は前記の点において第1図乃
至第3図と相違するが他は同一である。そして作
用効果は第1図乃至第3図と第4図及び第5図と
は同一の作用効果を有するものである。
至第3図と相違するが他は同一である。そして作
用効果は第1図乃至第3図と第4図及び第5図と
は同一の作用効果を有するものである。
ヒンジを蓋体と容器体の連結部全長にわたつて
形成し、ヒンジと蓋体及び容器体との連結部にお
いて内側面に二条の凹溝をヒンジの全長にわたつ
て形成すると共に、ヒンジの長手方向の両端から
中央に向け且つ容器本体の外側方向に向けて中央
を円弧条に凹ませて凹みを形成して成るので円弧
条の凹みがバネ作用を生じ、蓋体と容器体の開閉
が確実で一定角度曲折した後は自動的に閉じたり
開いたりでき且つバネ作用により閉じた時に確実
に密接嵌合できるものである。
形成し、ヒンジと蓋体及び容器体との連結部にお
いて内側面に二条の凹溝をヒンジの全長にわたつ
て形成すると共に、ヒンジの長手方向の両端から
中央に向け且つ容器本体の外側方向に向けて中央
を円弧条に凹ませて凹みを形成して成るので円弧
条の凹みがバネ作用を生じ、蓋体と容器体の開閉
が確実で一定角度曲折した後は自動的に閉じたり
開いたりでき且つバネ作用により閉じた時に確実
に密接嵌合できるものである。
第1図乃至第3図は第1実施例を示し、第4図
及び第5図は第2実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は第1図の中央横断面図、第3図は第
1図の中央縦断面図、第4図は斜視図、第5図は
第4図のV−V線断面図である。
及び第5図は第2実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は第1図の中央横断面図、第3図は第
1図の中央縦断面図、第4図は斜視図、第5図は
第4図のV−V線断面図である。
Claims (1)
- 蓋体1と容器体2とをヒンジ3で連結した容器
本体4において、ヒンジ3を蓋体1と容器体2の
連結部全長にわたつて形成し、ヒンジ3と蓋体1
及び容器体2との連結部において内側面に二条の
凹溝5をヒンジ3の全長にわたつて形成すると共
に、ヒンジ3の長手方向の両端から中央に向け且
つ容器本体4の外側方向に向けて中央を円弧状に
凹こませて凹み6を形成して成る包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2930583U JPS59136415U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2930583U JPS59136415U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136415U JPS59136415U (ja) | 1984-09-12 |
JPS6217375Y2 true JPS6217375Y2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=30160163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2930583U Granted JPS59136415U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136415U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014141273A (ja) * | 2013-01-23 | 2014-08-07 | Jdp Kk | プラスチックヒンジ及びプラスチック開閉具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS447798Y1 (ja) * | 1966-08-29 | 1969-03-25 | ||
JPS4411662Y1 (ja) * | 1965-12-25 | 1969-05-14 |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP2930583U patent/JPS59136415U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4411662Y1 (ja) * | 1965-12-25 | 1969-05-14 | ||
JPS447798Y1 (ja) * | 1966-08-29 | 1969-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59136415U (ja) | 1984-09-12 |
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