JPS62171529A - クラッチ操作装置 - Google Patents

クラッチ操作装置

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JPS62171529A
JPS62171529A JP1166186A JP1166186A JPS62171529A JP S62171529 A JPS62171529 A JP S62171529A JP 1166186 A JP1166186 A JP 1166186A JP 1166186 A JP1166186 A JP 1166186A JP S62171529 A JPS62171529 A JP S62171529A
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piston
clutch
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Kiyoyuki Takaiwa
清之 高岩
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a6  産業上の利用分野 本発明は主としてトラックやバス等に装備されるブース
タ式のクラッチ操作装置に係り、特にクラッチペダルの
解放状態においてマスタシリンダ側の液圧供給系にまっ
たく影響をおよぼすことなくブースタのパワーピストン
を単独で往復動可能に構成したクラッチ操作装置に関す
る。
b、 従来の技術 トラックやバス等の中、大型車両には一般にブースタ式
のクラッチ操作装置が採用されている。
このブースタ式のクラッチ操作装置は、マスタシリンダ
から供給される油圧をリレーパルプによって空気圧に変
換し、この空気圧によってブースタのパワーピストンを
往動させてクラッチを切断するように構成されている。
ところで、この種のクラッチ操作装置はクラッチペダル
の踏込量をパワーピストンのストローク量に対応させる
ため、例えば第4図に示す如くマスタシリンダlの油圧
配管2をブースタ3に付設されたシリンダ4の油液室5
に接続している。この油液室5の容積はパワーピストン
6のストローク量に対応して増減するため、クラ、チベ
ダルの踏込量はパワーピストンのストローク量に完全に
対応し、運転者はクラッチの断接操作ないし半クラツチ
操作を適確に行なうことができる。なお第4図における
他の部分の構成は上記説明とは関係がない。
C0発明が解決しようとする問題点 しかし、最近のクラッチ操作装置のなかにはクラッチペ
ダル9の解放状態においてパワーピストン6を単独で往
復動させる駆動手段を配設したものがあり、このような
りラッチ操作装置では前述したクラッチペダルの踏込量
とパワーピストン6のストローク量との対応関係がずれ
てしまうおそれがある。第4図はパワーピストン6を単
独で往復動可能に構成したクラッチ操作装置の一例を示
したものであって、この装置は特に変速機(図示せず、
)が中立でかつ車両停止時にクラッチペダル9を解放し
ていてもパワーピストン6が駆動手段によって往動して
クラッチが切断されるように構成したものである(実公
昭59−27304 rクラッチ制御装置」に同様の構
成が示されている。)、すなわち、同図において10は
マニュアルスイッチ、11は中立スイッチ、12は車両
停止スイッチであって、これらスイッチ10−12がす
べてONになると電磁弁13が供給モードになり、エア
タンク14の圧力がダブルチェック弁15を介してブー
スタ3の圧力室16に供給され、パワーピストン6が同
図で矢印a方向に往動してクラッチレバ−17が切断方
向に作動する。こうしてクラッチが切断されると変速機
のカウンタシャフトが停止するので、ギヤの噛み合い音
の解消ならびにアイドル燃費の向上が図れる。
ところが、このようにクラッチペダル9を解放した状態
でパワーピストン6が往動すると、油液室5の容積増大
にともないマスタシリンダ1のリザーバ18の油液が油
液室5に吸入されてしまう。
従ってこの状態から車両を発進させようとしてクラッチ
ペダル9を踏込むと、油液室5に過剰の油液が供給され
てクラッチレバ−17が切断方向に動き過ぎてしまう。
従って変速機を操作してギヤーを投入した後クラッチペ
ダル9を戻していっても、踏込量が非常に浅い位置にな
らないとクラッチが接続しなかったり、場合によっては
クラッチペダル9を完全に解放してもクラッチがすぐに
は接続せず、やや時間を置いてから接続するといった不
具合を生ずるおそれがある。もっとも、上述した不具合
はクラッチペダル9を踏込む前にマニュアルスイッチ1
0をOFFにしパワーピストン6が復動するのを待てば
避けられないこともないが、車両の発進、停車のたびに
マニュアルスイッチ10を切換えるのはきわめて煩雑で
ある。
上述したクラッチペダルの踏込量とパワーピストン6の
ストローク量との対応関係のずれは、第4図に示すクラ
ッチ操作装置に特有の問題ではなく、例えば自動トラン
スミッションに適用されるクラッチ操作装置にも同様に
生ずる余地がある。
本発明は上述した不具合を有効に解決すべ〈発明するに
至ったものであって、第1の発明の目的は、クラッチペ
ダルの解放状態においてパワーピストンを往復動させる
駆動手段が配設されたクラッチ操作装置において、パワ
ーピストンが単独で往復動してもマスタシリンダ側の油
圧供給系にまったく影響がおよばないクラッチ操作装置
を提供することにある。また第2の発明の目的は、変速
機が中立状態でかつクラッチペダルが解放状態のときに
パワーピストンが自動的に往動してクラッチが切断され
、しかもこのときマスタシリンダ側の油圧供給系にまっ
たく影響がおよばないクラッチ操作装置を提供すること
にある。また第3の発明の目的は、変速機が中立状態で
かつクラッチペダルが解放状態のときにパワーピストン
が自動的に往動してクラッチが切断され、しかもこのと
きマスタシリンダ側の油圧供給系にまったく影響がおよ
ばず、また車両を発進させようとしてクラッチペダルを
踏込んだ際に、第1または第2の発明におけるマニュア
ルピストンがパワーピストンと当接した後に駆動手段の
圧力が解放されるようにし、これによりマニュアルピス
トンとパワーピストンとの衝撃を防止してクラッチペダ
ルの円滑な操作性を実現することにある。また第4の発
明の目的は、クラッチペダルが解放状態のときにパワー
ピストンが自動的に往動してクラッチが切断され、しか
もこのときマスタシリンダ側の油圧供給系にまったく影
響がおよばず、また車両を発進させようとしてクラッチ
ペダルを踏込んだ際に、第1の発明におけるマニュアル
ピストンがパワーピストンと当接した後に駆動手段の圧
力が解放されるようにし、これによりマニュアルピスト
ンとパワーピストンとの衝撃を防止してクラッチペダル
の円滑な操作性を実現することにある。
d、 問題点を解決するための手段 第1の発明は上述した目的を達成するために、クラッチ
ペダルによってマスタシリンダを作動させ、このマスタ
シリンダの作動により供給される作動流体の供給量に対
応してパワーピストンを往復動させ、このパワーピスト
ンの往復動によってクラッチを断接操作するようにした
クラッチ操作装置において、上記クラッチペダルの解放
状態において上記パワーピストンを往復動させる駆動手
段を配設するとともに、上記パワーピストンの復動側後
方に、上記マスタシリンダから供給される作動流体によ
って往動するマニュアルジストンを上記パワーピストン
と別体に配設し、上記マニュアルピストンが往動したと
き、上記マニュアルピストンが上記パワーピストンを往
動方向に押圧するように構成したものである。
また第2の発明は、クラッチペダルによってマスタシリ
ンダを作動させ、このマスタシリンダの作動により供給
される作動流体の供給量に対応してパワーピストンを往
復動させ、このパワーピストンの往復動によってクラッ
チを断接操作するようにしたクラッチ操作装置において
、上記クラッチペダルの解放状態において上記パワーピ
ストンを往復動させる駆動手段を配設するとともに、変
速機の2中立状態を検出する第1の検出手段と、上記ク
ラッチペダルの解放状態を検出する第2の検出手段をそ
れぞれ設け、上記第1および第2の検出手段からの出力
がともに得られたとき、上記パワーピストンを上記駆動
手段によって往動させるように構成し、かつ上記パワー
ピストンの復動側後方に、上記マスタシリンダから供給
される作動流体によって往動するマニュアルピストンを
上記パワーピストンと別体に配設し、上記マニュアルピ
ストンが往動したとき、上記マニュアルピストンが上記
パワーピストンを往動方向に押圧するように構成したも
のである。
また第3の発明は、クラッチペダルによってマスタシリ
ンダを作動させ、このマスタシリンダの作動により供給
される作動流体の供給量に対応してパワーピストンを往
復動させ、このパワーピストンの往復動によってクラッ
チを断接操作するようにしたクラッチ操作装置において
、上記クラッチペダルの解放状態において上記パワーピ
ストンを往復動させる駆動手段を配設するとともに、変
速機の中立状態を検出する第1の検出手段と、上記クラ
ッチペダルの解放状態を検出する第2の検出手段と、上
記クラッチペダルの踏込状態を検出する第3の検出手段
とをそれぞれ設け、上記第1および第2の検出手段から
の出力がともに得られたとき上記パワーピストンを上記
駆動手段によって往動させ、かつ上記第3の検出手段か
らの出力が得られたとき上記駆動手段の作動圧を解放す
るように構成するとともに、上記パワーピストンの復動
側後方に、上記マスタシリンダから供給される作動流体
によって往動するマニュアルピストンを上記パワーピス
トンと別体に配設し、上記マニュアルピストンが往動し
たとき、上記マニュアルピストンが上記パワーピストン
を往動方向に押圧するように構成したものである。
また第4の発明は、クラッチペダルによってマスタシリ
ンダを作動させ、このマスタシリンダの作動により供給
される作動流体の供給量に対応してパワーピストンを往
復動させ、このパワーピストンの往復動によってクラッ
チを断接操作するようにしたクラッチ操作装置において
、上記クラッチペダルの解放状態において上記パワーピ
ストンを往復動させる駆動手段を配設するとともに、上
記クラッチペダルの踏込状態を検出する第3の検出手段
を設け、上記第3の検出手段からの出力が得られたとき
上記駆動手段の作動圧を解放するように構成し、かつ上
記パワーピストンの復動側後方に、上記マスタシリンダ
から供給される作動流体によって往動するマニュアルピ
ストンを上記パワーピストンと別体に配設し、上記マニ
ュアルピストンが往動したとき、上記マニュアルピスト
ンが上記パワーピストンを往動方向に押圧するように構
成したものである。
e、 作用 上述の如く構成された第1ないし第4の発明においては
、パワーピストンの復動側後方にマニュアルピストンを
配設しているので、クラッチペダルを解放したまま駆動
手段によってパワーピストンを往動させても、マニュア
ルピストンは停止したままであり、従ってマスタシリン
ダ側の油圧供給系にはまったく影響がおよばず、クラッ
チペダルの踏込量とパワーピストンのストローク量との
対応関係が 正確に維持される。
また第2の発明においては、第1、発明の名称に加えて
、変速機の中立状態を検出する第1の検出手段と、クラ
ッチペダルの解放状態を検出する第2の検出手段を設け
、これら雨検出手段からの出力がともに得られたときパ
ワーピストンを自動的に往動させるようにしているので
、例えば車両停止時等においていちいちクラッチペダル
を踏込まなくとも変速機のカウンタシャフトの回転が停
止し、ギヤの噛み合い音の解消ならびにアイドル燃費の
向上が図れる。勿論、クラッチペダルの踏込量とパワー
ピストンのストローク量との対応関係も第1の発明と同
様に正確に維持される。
また第3および第4の発明においては、クラッチペダル
の踏込状態を検出する第3の検出手段を設け、この検出
手段からの出力が得られたときパワーピストンの駆動手
段の作動圧を解放するようにしているので、上記作動圧
が解放されるときはマニュアルピストンがすでにパワー
ピストンと当接しており、従って作動圧の解放によって
パワーピストンが急速に復動し、マニュアルピストンと
衝突するようなおそれはまったくなく、クラッチペダル
の円滑な操作性を実現することができる。
r、 実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。同図において23は空圧式のブースタであって
、このブースタ23のシリンダ24内にはパワーピスト
ン25が摺動可能に配設されている。
シリンダ24内はこ゛のパワーピストン25によって圧
力室26と大気室27とに区画され、パワーピストン2
5は圧力室26に供給される空気圧によって第1図で右
側方向へ往動するようになっている。
パワーピストン25と一体のピストンロッド28は、中
継ピストン29および連結ロンド30を介してクラッチ
レバ−31と連結され、パワーピストン25が第2図お
よび第3図に示す如(往動すると、クラッチレバ−31
が同図で時計方向に回動してクラッチ(図示せず)が切
断されるようになっている。
ブースタ23の後部(パワーピストン25の復動側後方
)にはマニュアルシリンダ32が取付けられている。こ
のシリンダ32内にはマニュアルピストン33が配設さ
れ、シリンダ32内はピストン33によって油液室34
と圧力室26a とに区画されている。そしてマニュア
ルピストン33は油液室34に供給される油液圧によっ
て第1図で右側方向へ往動するようになっている。なお
圧力室26aはブースタ23の圧力室26の一部として
構成されている。
油液室34は油圧配管38によってマスタシリンダlと
連結され、クラッチペダル9を踏込むとマスタシリンダ
1の油液が油圧配管38を通して油液室34に供給され
るようになっている。油液室34にはリレーパルプ19
が接続されており、エアタンク39の圧力がリレーパル
プ19において油液室34圧力に対応した圧力に調圧さ
れ、この圧力がダブルチェック弁15を介してブースタ
3の圧力室16に供給されるようになっている。
エアタンク39は供給用電磁弁40を介してダブルチェ
ック弁15と接続され、電磁弁40がON(開)になる
とエアタンク39の圧力がダブルチェック弁15に供給
されるようになっている。ダブルチェック弁15の弁体
15はリレーパルプ19または電磁弁40からの供給圧
力によって作動し、低圧側を遮断し、高圧倒を圧力室2
6に連結するようになっている。供給用電磁弁40とダ
ブルチェック弁15との間には排気用電磁弁41が接続
され、ダブルチェック弁15の弁体15aが第1図およ
び第2図に示す位置にある状態で電磁弁41がOFF 
(閉)になると、ブースタ23の圧力室26内の空気が
電磁弁41から排気されるようになっている。なお、上
記供給用電磁弁40と排気用電磁弁41はパワーピスト
ン25の駆動手段を構成する。
供給用電磁弁40と電源42との間にはマニュアルスイ
ッチ43.中立スイッチ44.クラッチ解放スイッチ4
5およびストップスイッチ46が直列に配設されており
、これら4つのスイッチ43〜46がすべてONになっ
たときに供給用電磁弁40がON(開)になるように構
成されている。上記中立スイッチ44は図示しない変速
機の中立状態を検出する第1の検出手段の出力に基づき
ON −OFF されるようになっており、変速機が中
立のとき中立スイッチ44がONになるように構成され
ている。またクラッチ解放スイッチ45はクラッチペダ
ル9の解放状態を検出する第2の検出手段としてのりミ
ントスイッチ47の信号出力に基づきON −OFF 
されるようになっており、クラッチペダル9が解放され
ているときはクラッチ解放スイッチ45がONになるよ
うに構成されている。またストップスイッチ46はブー
スタ23のパワーピストン25が往動を完了したことを
検出するりミントスイッチ48の信号出力に基づきON
 −OFFされるようになっており、パワーピストン2
5が往動を完了しているとき以外はストップスイッチ4
6がONになるように構成されている。
一方、排気用電磁弁41はクラッチペダル9の踏込状態
を検出する第3の検出手段としてのリミットスイッチ4
9の信号出力に基づきON −OFF されるようにな
っており、クラッチペダル9が踏込まれたとき電磁弁4
1がON(開)になるように構成されている。
クラッチ操作装置は上述の如く構成されてなり、マニュ
アルスイッチ43をONにして例えば停車時に変速機を
中立にし、かつクラッチペダル9を解放すると、電磁弁
40がON(開)になってエアタンク39の圧力がダブ
ルチェック弁15を介してブースタ23の圧力室26に
直接供給される。圧力室26に圧力が供給されるパワー
ピストン25が第2図に示す如くマニュアルピストン3
3の口7ド33aから離れて単独で往動し、クラッチが
切断される。この結果、変速機のカウンタシャフトはそ
の回転を停止し、ギヤの噛み合い音の解消ならびにアイ
ドル燃費の低減が図られる。なお、この際マニュアルピ
ストン33は圧力室26のエアー圧により非作動位置に
保持されるため油液室34の容積はまったく変化せず、
リザーバ18の油液が油液室34に吸入されることがな
い。
パワーピストン25が往動を完了するとストップスイッ
チ46がOFF になり、供給用電磁弁4oがoPF(
閉)になる。このためブースタ23の圧力室26に圧縮
空気が保持され、パワーピストン25が第2図に示す往
動位置に保持される。
次に第2図に示す状態から車両を発進させるためにクラ
ッチペダル9を踏込むと、マスタシリンダ1の油液がマ
ニュアルシリンダ32の油液室34に圧送される。油液
室34の圧力が圧力室26の圧力以上に上昇するとマニ
ュアルピストン33が第3図に示す如く往動し、マニュ
アルピストン33のロッド33a の先端がパワーピス
トン25に当接する。この状態からさらにクラッチペダ
ルが踏込まれると油液室34の圧力がさらに上昇し、リ
レーバルブ19により圧力室26の圧力と同程度の圧力
がダブルチェック弁15に作用する。このとき、電磁弁
40から供給されている圧力の方が高い場合はダブルチ
ェック弁15の弁体15a は第2図の位置にある。こ
の状態においてクラッチペダル9の踏込みにより排気用
電磁弁41がON(開)になると、ブースタ23の圧力
室26内の圧縮空気がいったん電磁弁41から排気され
、その後ダブルチェック弁15の弁体15aが第3図に
示す如く切換わるので、エアタンク39の圧力がリレー
バルブ19およびダブルチェック弁15を介して再び圧
力室26に供給される。なお電磁弁41から排気がなさ
れてもマニュアルピストン33のロッド33a の先端
が既にパワーピストン25に当接しているのでパワーピ
ストン25が急速に復動してマニュアルピストン33に
衝撃をおよぼすようなおそれはまったくない。
クラッチペダル9を踏込んだ状態で変速機のギヤを投入
した後クラッチペダル9を徐々に戻していくと、マニュ
アルシリンダ32の油液室34圧力ならびにブースタ2
3の圧力室26圧力が徐々に低下し、マニュアルピスト
ン33およびパワ−ピストン25カ一体的に復動してス
ムーズなりラッチの接続がなされる。なおこの際のクラ
ッチペダル9の踏込量は、前述の如くパワーピストン2
5単独の往動時に油液室34の容積が変化しないので、
常に一定である。
以上、本発明の一実施例につき説明したが本発明は上記
実施例に限定されることなく種々の変形が可能である。
例えば上記実施例ではリミットスイッチ49によってク
ラッチペダルの踏込状態を検出したが、油液室34圧力
にてON −OFFする圧力スイツチによって上記踏込
状態を検出することも可能である。また、マニュアルピ
ストン33の位置をリミットスイッチによって検出する
ことにより、上記踏込み状態を検出することも可能であ
る。
g、 発明の効果 第1ないし第3の発明によれば、クラッチペダルの解放
時にパワーピストンを単独で往動させてもマスタシリン
ダ側の油圧供給系にはまったく影響がおよばず、クラッ
チペダルの踏込量とパワーピストンのストローク量ない
しクラッチの接続度との対応関係が正確に維持される。
また特に第2の発明によれば、例えば車両停止時等にお
いていちいちクラッチペダルを踏込まなくとも自動的に
クラッチが切断されるので、変速機ギヤの噛み合い音の
解消ならびにアイドル燃費の向上が図られる。
また特に第3および第4の発明によれば、クラ・ノチペ
ダルの踏込時においてブースタの作動圧が排気される前
にマニュアルピストンをパワーピストンに当接させるよ
うにしているので、パワーピストンの急速な復動により
マニュアルピストンに衝撃が作用するようなおそれがま
ったくなく、従ってスムーズなりラッチ接続がなされる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係るクラッチ操作装置の概略
構成図、第4図は従来のクラッチ操作装置の概略構成図
である。 l・・・マスタシリンダ、 9・・・クラッチペダル、
15・・・ダブルチェック弁、 19・・・リレーバルブ、 25・・・パワーピストン、 33・・・マニュアルピストン、 39・・・エアタンク、 40・・・供給用電磁弁(駆動手段)、41・・・排気
用電磁弁(駆動手段)、43・・・マニュアルスイッチ
、 44・・・中立スイッチ、 45・・・クラッチ解放スイッチ、 46・・・ストップスイッチ、 47・・・リミットスイッチ (第2の検出手段)、4
9・・・リミットスイッチ (第3の検出手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラッチペダルによってマスタシリンダを作動さ
    せ、このマスタシリンダの作動により供給される作動流
    体の供給量に対応してパワーピストンを往復動させ、こ
    のパワーピストンの往復動によってクラッチを断接操作
    するようにしたクラッチ操作装置において、上記クラッ
    チペダルの解放状態において上記パワーピストンを往復
    動させる駆動手段を配設するとともに、上記パワーピス
    トンの復動側後方に、上記マスタシリンダから供給され
    る作動流体によって往動するマニュアルピストンを上記
    パワーピストンと別体に配設し、上記マニュアルピスト
    ンが往動したとき、上記マニュアルピストンが上記パワ
    ーピストンを往動方向に押圧するように構成したことを
    特徴とするクラッチ操作装置。
  2. (2)クラッチペダルによってマスタシリンダを作動さ
    せ、このマスタシリンダの作動により供給される作動流
    体の供給量に対応してパワーピストンを往復動させ、こ
    のパワーピストンの往復動によってクラッチを断接操作
    するようにしたクラッチ操作装置において、上記クラッ
    チペダルの解放状態において上記パワーピストンを往復
    動させる駆動手段を配設するとともに、変速機の中立状
    態を検出する第1の検出手段と、上記クラッチペダルの
    解放状態を検出する第2の検出手段をそれぞれ設け、上
    記第1および第2の検出手段からの出力がともに得られ
    たとき、上記パワーピストンを上記駆動手段によって往
    動させるように構成し、かつ上記パワーピストンの復動
    側後方に、上記マスタシリンダから供給される作動流体
    によって往動するマニュアルピストンを上記パワーピス
    トンと別体に配設し、上記マニュアルピストンが往動し
    たとき、上記マニュアルピストンが上記パワーピストン
    を往動方向に押圧するように構成したことを特徴とする
    クラッチ操作装置。
  3. (3)クラッチペダルによってマスタシリンダを作動さ
    せ、このマスタシリンダの作動により供給される作動流
    体の供給量に対応してパワーピストンを往復動させ、こ
    のパワーピストンの往復動によってクラッチを断接操作
    するようにしたクラッチ操作装置において、上記クラッ
    チペダルの解放状態において上記パワーピストンを往復
    動させる駆動手段を配設するとともに、変速機の中立状
    態を検出する第1の検出手段と、上記クラッチペダルの
    解放状態を検出する第2の検出手段と、上記クラッチペ
    ダルの踏込状態を検出する第3の検出手段とをそれぞれ
    設け、上記第1および第2の検出手段からの出力がとも
    に得られたとき上記パワーピストンを上記駆動手段によ
    って往動させ、かつ上記第3の検出手段からの出力が得
    られたとき上記駆動手段の作動圧を解放するように構成
    するとともに、上記パワーピストンの復動側後方に、上
    記マスタシリンダから供給される作動流体によって往動
    するマニュアルピストンを上記パワーピストンと別体に
    配設し、上記マニュアルピストンが往動したとき、上記
    マニュアルピストンが上記パワーピストンを往動方向に
    押圧するように構成したことを特徴とするクラッチ操作
    装置。
  4. (4)クラッチペダルによってマスタシリンダを作動さ
    せ、このマスタシリンダの作動により供給される作動流
    体の供給量に対応してパワーピストンを往復動させ、こ
    のパワーピストンの往復動によってクラッチを断接操作
    するようにしたクラッチ操作装置において、上記クラッ
    チペダルの解放状態において上記パワーピストンを往復
    動させる駆動手段を配設するとともに、上記クラッチペ
    ダルの踏込状態を検出する第3の検出手段を設け、上記
    第3の検出手段からの出力が得られたとき上記駆動手段
    の作動圧を解放するように構成し、かつ上記パワーピス
    トンの復動側後方に、上記マスタシリンダから供給され
    る作動流体によって往動するマニュアルピストンを上記
    パワーピストンと別体に配設し、上記マニュアルピスト
    ンが往動したとき、上記マニュアルピストンが上記パワ
    ーピストンを往動方向に押圧するように構成したことを
    特徴とするクラッチ操作装置。
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