JPS6217071Y2 - - Google Patents

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JPS6217071Y2
JPS6217071Y2 JP6488483U JP6488483U JPS6217071Y2 JP S6217071 Y2 JPS6217071 Y2 JP S6217071Y2 JP 6488483 U JP6488483 U JP 6488483U JP 6488483 U JP6488483 U JP 6488483U JP S6217071 Y2 JPS6217071 Y2 JP S6217071Y2
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JP
Japan
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arm
horizontal
treatment table
caster
support arm
Prior art date
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JP6488483U
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JPS59169824U (ja
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は歯科治療台装置、更に詳しくは、歯科
治療台と組み合せて各種インスツルメントを装備
するユニツトをアーム機構と共に含み、このアー
ム機構の操作範囲を拡大させることによつてドク
ター及びアシスタントの両者に対して治療操作上
更に便ならしめるために、アーム機構を治療台の
体軸線に交叉して治療台の頭部方向に開口した及
びもしくは体軸線に平行に開口したベースの夫々
の開口溝内を摺動自在ならしめた歯科治療台装置
の改良に関し、その改良点は上記構成に於けるア
ーム機構がベースの開口溝内の摺動機構部分によ
る片持ち構造であつた為に生ずる摺動機構部分で
所謂“こじれ”やアーム機構の強度アツプのため
の増肉による重量増やこれにもとづいて操作性が
悪化することを夫々改善することに指向されてい
る。
前記のようにアーム機構をベースの開口溝内に
摺動自在としてその操作範囲を拡大せる試みは本
出願人の先願(実願昭56−121235)に係るもので
あり、その詳細は同出願明細書に詳述されている
のでこゝではその細部にわたる記述を省略する
が、この先行技術の難点はアーム機構が摺動機構
部分による片持ち支持のため重量あるユニツトテ
ーブルを支持しながら旋回させると回転、捻りの
モーメントが摺動機構部分に集中して所謂“こじ
れ”と云う現象を発生して同部分の円滑な摺動が
阻害されたり、場合によつては破損することもあ
つた。これを防ぐためにアーム機構を構成するパ
イプを増肉すると重量増となつて操作性が悪くな
る問題も生起する。
本考案は、そこでアーム機構に摺動機構以外に
重量の新しい支持手段、すなわち、キヤスタを導
入することによつて問題解決を図つたものであ
り、望ましい実施例に於ては、単なるキヤスタに
よる転動的支持のみならずキヤスタ転動による上
下動をアーム機構が吸収し得る仕組みを取り入れ
てある。以下に2つの望ましい実施例を図に採つ
て詳述するに; 第1図は本考案の第1実施例を示す歯科治療台
装置の斜視図、第2図は本考案の第2実施例を示
す同斜視図、第3図は第1図の要部拡大縦断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
第2図の要部拡大縦断面図、第6図は第5図の
−線断面図を夫々示す。図より本考案の要旨
は、ベース1上に載置された歯科治療台2と、ア
ーム機構3によつて旋回自在に支持されたユニツ
トテーブル4とを含み上記アーム機構3が治療台
2の体軸線lに交叉して治療台2の頭部方向に開
口したベース1の開口溝5及びもしくは体軸線l
に平行に開口せる開口溝51内に摺動自在となる
ように上記ベース1に取着されている装置に於
て、上記アーム機構3が上記開口溝5,51に摺
動自在とされた水平アーム31と、この水平アー
ム31に対してほゞ垂直関係を維持し上部にユニ
ツトテーブル4を保持した支持アーム32と、こ
の支持アーム32の下端と床面Fとの間に介装さ
れたキヤスタ9とより成る歯科治療台装置にあ
る。第1図、第3図及び第4図に示された第1の
実施例に於ては、開口溝5が治療台2の体軸線l
に交叉して該台2の頭部方向に開口した場合で、
アーム機構3がキヤスタ9の転動上下動を吸収す
る部材33を含み、この上下動を吸収する部材3
3が支持アーム32と一体とされた水平アーム3
1の長手方向の途中より2つに割分されたアーム
分体311及び312と、両分体311,312
を水平に枢支連結して支持アーム32側の分体3
12をして上下摺動可能とした水平な枢軸313
とより成る例を示している。なお、上記アーム分
体311は第3図の如くスライダ14の前端の筒
接手17に嵌合連結され、スライダ14はベース
1に連成されたチヤンネル15の上下壁12,1
3に転接するコロ入りローラ16,16を備える
と共に上壁12の内側に設けられた凹溝120内
に別のコロ入りガイドローラ18を内蔵して、こ
のローラ18のガイド規制下に上記ローラ16,
16が開口溝5内を移動自在とされている。第1
図に於て6はバツクレスト、7はヘツドレスト、
8は昇降用油圧ピストン、10はキヤスタ支脚、
41はインスツルメントを、314は軸止めピン
を示す。第1実施例は上記構成のため、アーム機
構3を開口溝5に沿つて摺動させることによつて
ドクター及びアシスタント両者の治療操作と準備
操作に便ならしめたものであるが、この際、キヤ
スタ9の床面F上の転動によりアーム機構3の重
量がキヤスタ9によつて分担支持されると共にこ
の転動によつて生ずる上下振動は、枢軸313を
支点として上下に揺動するアーム分体312によ
つて吸収せられるため、キヤスタ9によるアーム
機構3の重量支持補強の効果の他に振動がベース
1側に伝わらないで済むと云う効果が得られる。
上下動を吸収する部材33の適用は必須ではな
く、キヤスタ9によるアーム機構3の支持補強が
本考案における必須事項であり、これによつて所
謂“こじれ”の発生がなく且つパイプを厚肉にし
ないで済むと云う利益が与えられる。
第2実施例は第2図、第5図、第6図に示され
ており、この例では体軸線lと交叉方向の前記開
口溝5に加えて体軸線lに平行な方向に開口して
いる開口溝51内にも別のアーム機構3が適用さ
れており、アーム機構3は2個共キヤスタ9の上
下動を吸収する前例とは別の部材33を含んでお
り、この部材33は水平アーム31に対して独立
して上下動可能な支持アーム32にその長手方向
に沿つて貫設された長溝321と、水平アーム3
1に突設されてこの長溝321に遊嵌せるピン3
22とより成るものである。詳しくは第5図、第
6図のように水平アーム31の先端には垂直なフ
ランジ筒部315が連設され、このフランジ筒部
315に支持アーム32が上下動可能に嵌合連結
され、上記長溝321及びピン322は直径上に
一対宛組設されている。その他の部材は前例と同
一であるからこゝでは符号のみを付しておく。
第2実施例も第1実施例と同様、アーム機構3
の重量支持補強とキヤスタ9の上下動の吸収と云
う利益をもたらすものであり、部材33の具体的
構成に於て第1実施例と差がある他に、作用の上
では支持アーム32が水平アーム31と完全に独
立していて水平アーム31は支持アーム32の旋
回用に供せられるために前例に較べて強度上有利
であると云う点が挙げられる。なお、第2実施例
に於て開口溝51単独のアーム機構3の場合も本
考案の範囲に含まれる。尚、本考案は上記2つの
実施例以外にも、特に図示しないが、キヤスタ支
脚10とユニツトテーブル支持アーム32との間
に緩衝スプリングを介装するようなものについて
も本考案の範囲に含まれる。
叙述の所から理解されたように、本考案によれ
ば、先行技術の問題点であつた摺動機構部分での
“こじれ”の発生が抑止されると共にパイプの厚
肉化が不要で軽快なキヤスタの転動と協働してア
ーム機構の操作性も改善される効果がある。そし
て上下動吸収部材を採択した場合は治療台上の患
者に不快音を伝達しないで済む利益も上乗せせら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す歯科治療台
装置の斜視図、第2図は本考案の第2実施例を示
す同斜視図、第3図は第1図の要部拡大縦断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
第2図の要部拡大縦断面図、第6図は第5図の
−線断面図を夫々示す。 符号の説明、1……ベース、2……歯科治療
台、3……アーム機構、4……ユニツトテーブ
ル、5,51……開口溝、9……キヤスタ、31
……水平アーム、32……支持アーム、33……
部材、311,312……アーム分体、313…
…枢軸、321……長溝、322……ピン、F…
…床面、l……体軸線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベース1上に載置された歯科治療台2と、ア
    ーム機構3によつて旋回自在に支持されたユニ
    ツトテーブル4とを含み上記アーム機構3が治
    療台2の体軸線lに交叉して治療台2の頭部方
    向に開口したベース1の開口溝5及びもしくは
    体軸線lに平行に開口せる開口溝51内に摺動
    自在となるように上記ベース1に取着されてい
    る装置に於て、上記アーム機構3が上記開口溝
    5,51に摺動自在とされた水平アーム31
    と、この水平アーム31に対してほゞ垂直関係
    を維持し上部にユニツトテーブル4を保持した
    支持アーム32と、この支持アーム32の下端
    と床面Fとの間に介装されたキヤスタ9とより
    成る歯科治療台装置。 2 キヤスタ9の床面F上の転動によつて生ずる
    上下動を吸収する部材33をアーム機構3が更
    に備えている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の装置。 3 上下動を吸収する部材33が支持アーム32
    と一体とされた水平アーム31の長手方向の途
    中より2つに割分されたアーム分体311及び
    312と両分体311,312を水平に枢支連
    結して支持アーム32側の分体312をして上
    下揺動可能とした水平な枢軸313とより成る
    実用新案登録請求の範囲第2項記載の装置。 4 上下動を吸収する部材33が、水平アーム3
    1に対して独立して上下動可能な支持アーム3
    2にその長手方向に沿つて貫設された長溝32
    1と、水平アーム31に突設されてこの長溝3
    21に遊嵌せるピン322とより成る実用新案
    登録請求の範囲第2項記載の装置。
JP6488483U 1983-04-28 1983-04-28 歯科治療台装置 Granted JPS59169824U (ja)

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JP6488483U JPS59169824U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 歯科治療台装置

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JP6488483U JPS59169824U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 歯科治療台装置

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Publication Number Publication Date
JPS59169824U JPS59169824U (ja) 1984-11-13
JPS6217071Y2 true JPS6217071Y2 (ja) 1987-04-30

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ID=30195075

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JP6488483U Granted JPS59169824U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 歯科治療台装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350909Y2 (ja) * 1987-10-02 1991-10-30
JP6134044B1 (ja) * 2016-03-23 2017-05-24 杉山 公一 医療用診療椅子

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Publication number Publication date
JPS59169824U (ja) 1984-11-13

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