JPS62170143A - 低圧水銀蒸気放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、放電灯外被の内部に配置され、気密に封止ら
れ、水銀及び希ガスが充填され、さらに多くの区域にお
いて曲げられた管状放電容器を具え、電極が前記放電容
器の両端部に配置されかつ放電灯外被内の空間の同じ側
、に配設される低圧水銀蒸気放電灯に関するものである
。この種の放電灯：よ、米国特許第４３８３２００号か
ら知られている。

この既知の放電灯は、放電灯外被の内部に配設されかつ
鉤状に曲げられた放電管を具えている。

この放電灯は寸法が小さく、一般照明用白熱電灯に代わ
るべき手段すなわち代替物として役立つ。

この放電灯の放電容器は、放電灯外被によって取り囲ま
れ、該外被中では、放電容器にて供給されたエネルギー
が水銀の紫外共振放射に変換されるための最適の水銀蒸
気圧（約６　Ｘｌ０−３ｔｏｒｒ　）を越えるような高
い値まで放電灯の作動中の温度が容易に上昇する。その
とき、例えば、放電容器中に水銀蒸気圧を制御するアマ
ルガムを設けることや、又は比較的低温を保つ附属物を
放電容器に設けること（米国特許第４５４６２８４号、
特開昭５５−５９６４８号参照）によって、前記数値の
温度にて水銀蒸気圧を安定化させるためには、特別の手
段を採ることが必要である。しかしながら、そのような
附属物を設けることは複雑でありわずられしい。

その上、この既知の放電灯の放電容器は、この放電灯外
被内の一方の側にだけ、固着されているにすぎない。し
かしこれはこの放電灯を振動や衝撃に対し傷つき易くす
る。

本発明の目的は、このような既知の放電灯の欠点をなく
した寸法の小型にして高効率の低圧水銀蒸気放電灯を提
供することである。

この目的のため本発明による冒頭の没落に記載された型
の低圧水銀蒸気放電灯は、管状放電容器が、各々一端部
にて電極を有し他端部にて気密に封止られている２個の
らせん状に曲げられた管部から構成され、該２個の管部
が、前記封止端部からある一定の距離において掛合して
いる連結接合箇所によって互いに連通され、該連結接合
箇所が、前記電極から距離の離れた放電灯外被の側に位
置することを特徴とする。

本発明による放電灯の管状放電容器は、同じ大きさ寸法
の既知の放電灯の放電容器よりも長さが長い。それ故、
本発明の放電灯の効率は、既知の放電灯の効率よりも大
きい。

これらのらせん状の管部は、例えば、発光層を設は次い
でその長さに沿って１７３及び２／３の位置において約
１８０　　°の角度に曲げられる最初は伸長した管から
作られる。ステムには、各管部の一端部に排気管及び電
極を設け、他端部が気密に封止られる。続いて、これら
の２個の管部が、連結接合箇所によって、前記の封止端
部の近（で−緒に連通され、かくして形成した放電容器
が、排気され、水銀及び希ガスの雰囲気を供給され、さ
らに排気管が気密に封止られる。そのとき、封止端部そ
れ自体と、放電灯の作動中放電が通過するある一定の距
離において掛合する連結接合箇所との商に、比較的低温
の空間が得られる。そのとき水銀蒸気圧は、作動中６　
Ｘ　１Ｏ−３ｔｏｒｒにおいて確立される一方、供給エ
ネルギーの前記紫外放射への転換が直通になる。この効
果は、電極から距離の離れた放電灯外被内の側に低温空
間を位置させる理由によりさらに一層高められる。

本発明による放電灯の好適の実施例においては、放電容
器と、放電灯外被（それは、好ましくは合成材料から成
る）とは、電極から距離の離れた管部の封止端部の近く
の区域において、−絡に機械的連結される。次し）でこ
の放電容器は、放電灯外被内で互いに向き合った（上下
の）２個面間に（ひっかけて）留められる。次いで、振
動及び衝撃の結果によるこの放電容器の破壊の危険は、
既知の放電灯におけるものより少ない。

本発明による放電灯の別の実施例においては、この放電
灯外被の連結接合箇所の区域にくぼみを設け、該くぼみ
の底部が、くぼみの内部に存在する管部の端部を収納す
る開口を有する。

このようにして、これらの管部の端部は、この放電灯を
取り囲む雰囲気によって冷却され、この放電灯外被から
突出する管部の端部を破壊する危険が少ない。

本発明による放電灯は、小型（すなわちコンパクト）で
あり、効率が高く、光の分布が著しく均一である。その
上、本発明の放電灯を多量生産方法にて比較的簡単に製
造することができる。

以下本発明を添付図面についてさらに説明する。

第１図に示す放電灯は、透明な合成材料から成る放電灯
外被１を具え、この外被ｌの内部に管状の放電容器が配
置され、この放電容器は気密に封止られ、水銀及び希ガ
スで充填され、この放電容器の両端部に電極２及び３が
配設される。これらの電極２及び３は放電灯外被１内の
空間の同じ側に配置されている。カラー４ａおよび４ｂ
によって放電容器が固着される合成材料板４は、これら
の電極２及び３と同じ側に設けられる。この合成材料板
４も又、放電灯外被１に接続されている。

内壁に発光層を設けた放電容器は、２個のらせん状に曲
げられた管部５及び６から構成される。これらの管部５
．６の各々は、一端部において電極を支持し、他端部（
７及び８）において気密に封止られている。これらの封
止端部からある一定の（例えば、これらの管部の内径の
１〜３倍の）距ｉ’ｉｌＩにおいて、該管部が、参照数
字９によって模式的に示される連結接合箇所によって、
−緒に連通される。（作動中放電が通過する）この連結
接合箇所は、管部壁において互いに向き合い開口を取り
囲むカラーを融合させることによって形成される。

この種の方法は、米国特許第４３２４４４７号に記載さ
れ、多数の屈曲管部を接合ずろのに著しく有利である。

その理由は、連結接合箇所を設ける目的のため、放電容
器のガラス壁を単に局部的に加熱すればよいからである
。

これらの管部５及び６の他端部７及び８は今や、放電容
器における比較的低温の区域を構成し、放電灯の作動中
における放電容器中の水銀蒸気圧の大きさを決定する。

前記端部７及び８は、合成材料から成る放電灯外被１の
一部を形成している円形カラー１０の形状の留め接合（
クランピングジヨイント）の助けによって固着される。

この放電容器は今や、放電灯外被１と合成材料４との間
で、堅く留められる。

各管部はらせん状に曲げられている。電極は、第１の伸
長部の端末において気密に取り入れられる。この第１の
伸長部は、Ｕ状に曲げられた部分を経て、第２の伸長部
に連結される。この第２の伸長部も又、池のＵ状に曲げ
られた部分を経て、端末（例えば、参照数字７において
）において封止られた第３の伸長部と連結する。

図面にみられるように、２個の管部５及び６の長手方向
の軸線は、接合箇所の近くて鋭角を構成する。この角度
は最大で１０°である。そのときカラー１０は前記端末
の外側壁との信頼性ある接合箇所を形成する。

さらにこの放電灯には、この放電灯を起動させ作動させ
るための電子回路（参照数字１２によって模式的に示さ
れる）を収納する合成材料の円錐状の電灯型（トレイ）
を設ける。この種の回路は、公衆審査に公開されたオラ
ンダ特許出願第８４００９２３号に記載される。その上
、この放電灯は、白熱電灯ホールグーにねじ込むことが
できるエジソンキャップ１３を有する。

第２図は、第１図による放電灯の、これに代わるべき別
の実施例の合成材料の放電灯外被の上側の詳細を示す。

第１図による放電灯と同じ部品は同一の参照数字を有す
る。この放電灯の外被壁は、内部に曲げられてくぼみを
形成し、これらの管部５及び６の端部７及び８を収納す
る開口１５が、このくぼみの底部１４に存在する。これ
らの端部７及び８は、この放電灯の雰囲気と直接通じて
いるので、これらの端部７及び８の温度は、比較的低い
。

このくぼみは、連結接合箇所９の上方に位置する管部の
低温の端部が、このくぼみに隣接する放電灯外被１の壁
から突出しないように形成され、かつ大きさ寸法を有す
る。

第１図による放電灯の実施例では、管状放電容器の全長
（かくして、個々の管部の長さの合計）は４５印である
。２種の螢光体の混合物、すなわち３（ｌｌＩｉのニー
ｂピウムで活性化した緑に発光する酸化イツトリウムか
ら成る発光層が、放電容器（内径約１１］ｎ＋ｍ）の内
壁に設けられた。この全体の放電灯の長さく放電灯外被
の頂部からキャップ１３の端Δ６まて測定した）は、１
４．５ｃｍであり、この放゛七灯の最大の幅は７．５ｃ
ｍであった。その発光効率は、約２０Ｗの放電灯に印加
された電力（電子回路を含む）に対し１２００＋２ｍで
あった。

以上型するに本発明による低圧水銀蒸気放電灯は、放電
灯外被（１）内に配置した管状の放電容器を具え、該放
電容器はらせん状；＝曲げられた２個の管部（５，６）
から成り、該管部（５，６）が連結接合箇所（９）によ
って−緒に連結され、かつこの連結接合箇所（９）の近
くの放電容器の前記管部中に低温区域が形成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による一実施例の一部切断し切欠いて
示す正面模式図であり、 第２図は、本発明による他の実施例の要部を示す断面図
である。 ｌ・・放電灯外被　　　　　２．３・・・電極４・・・
合成材料板　　　　　４ａ、４ｂ・・・カラー５．６・
・・２個のらせん状に曲げられた管部７．８・・・ＩＩ
Ｉ！端邪　端部　　９・・・連結接合箇所１０・・円形
カラー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、放電灯外被の内部に配置され、気密に封止られ、水
   銀及び希ガスが充填され、さらに多くの区域において曲
   げられた管状放電容器を具え、電極が前記放電容器の両
   端部に配置されかつ放電灯外被内の空間の同じ側に配設
   される低圧水銀蒸気放電灯において、 管状放電容器が、各々一端部にて電極を有 し他端部にて気密に封止られている２個のらせん状に曲
   げられた管部から構成され、該２個の管部が、前記封止
   端部からある一定の距離において掛合している連結接合
   箇所によって互いに連通され、前記連結接合箇所が、前
   記電極から距離の離れた放電灯外被の側に位置すること
   を特徴とする低圧水銀蒸気放電灯。 ２、互いに向き合いかつ管部壁の開口を取り囲んでいる
   カラーを融合させることによって、連結接合箇所を形成
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の低圧
   水銀蒸気放電灯。 ３、電極から距離の離れた管部の処理される端部の近く
   の区域において放電容器に対し放電灯外被を固着するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項いずれ
   かに記載の低圧水銀蒸気放電灯。 ４、放電灯外被の壁に、連結接合箇所の区域においてく
   ぼみを設け、該くぼみの底部が、くぼみの内部に存在す
   る管部の端部を収納する開口を有することを特徴とする
   特許請求の範囲第３項記載の低圧水銀蒸気放電灯。