JPS62169694A - 熱染料転写において使用する高分子量ポリカ−ボネ−ト受容層 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工業における分野 本発明は熱染料転写において用いる染料受容素子および
、さらに具体的には、少くとも２５．０００の数平均分
子量をもつポリカーボネートから成る染料画像受容層を
上にもつ支持体の使用に関するものである。

近年において、熱転写系はカラービデオカメラから電子
的に発生させた画像からプリン）１−得るために開発さ
れてきた。その種のプリン）？得る一つの方式によると
、電子的画像をまずカラーフィルターによる色分離にか
ける。それぞれの色分１ｌｌｔ行なった画ｒｌｌｌｌ−
次に゛成子信号に変換する。これらの信号は次にシアン
、マゼンタ、および黄色の信号をりくシ出すように処理
される。これらの信号は次に熱プリンターへ伝達される
。プリントを得るには、シアン、マゼンタ、ある鱒は黄
色の染料供与素子を染料受容素子と面を向い合わせて置
く。この二つを次に熱プリントヘッドとプラテンローラ
ーとの間に挿入する。線型の熱プリントヘッドを使って
染料ドナーシートの裏から熱を付与する。熱プリントヘ
ッドは多くの加熱用素子をモチ、シアン、マゼンタ、お
よび黄色の信号に応答して順次に昇温される。次にこの
工程は池の二つの色について繰返される。カラー・ハー
ドコピーがこのようにして得られ、それはスクリーン上
に見られる原画に相当する。

従来技術 特開昭６０−１９１３８号にお−で、熱染料転写プリン
トが開示されている。開示された染料画像受容層は可塑
剤を富むポリカーボネートから成る。使用される特定的
ポリカーボネートは比較的低分子量をもってｉる。

本発明によって解決されるべき問題 ポリカーボネートはそれの効果的な染料相容性および受
容性のゆえに染料画像受容１−にとって望ましい物質で
あるが、上記文献において開示される特定のポリカーボ
ネートを用−ることに関する問題が存在しておシ、それ
は、それらが熱的な表面変形をきわめて受は易いことが
見出されて−るからである。これは熱プリントヘッドと
ゴムローラーとの間のすきま内の加熱と圧力接触のため
に起シ、それが熱プリントヘッドの凹凸パターンを受容
層上に打ち出させる。この受容層の追加的変形はまた加
熱差からおこることがある。受容層表面上の荒φレリー
フ画像は望ましくない光沢差をもたらし、そしてまた極
端な場合にお−て最高濃度の低下をもたらす。

本発明の目的は、上記で論じた欠点をもたず。

かつ永久的表面変形がおこることが少なく、目に見える
レリーフ画像のな一均一光沢のよシ楽し一プリントをつ
くり出すことのできるポリカーボネート染料画像受容層
を提供することである。

問題を　決するための手段 これらおよびその他の目的は本発明によって達成される
ものであシ、それは、ポリカーボネート染料画像受容層
を担持する支持体から成シ、そのポリカーボネートが少
くとも２５，０００の数平均分子量をもつことを特徴と
する。熱染料転写用の染料受容素子から成る。

「ポリカーボネート」というここで用しる言葉は炭酸と
グリコールまたは２価フェノールのポリエステルを意味
する。その種のグリコールまたは２価フェノールの例は
ｐ−キシレングリコール。

２．２−ビス（４−オキシフェニル）−プロパン。

ビス（４−オキシフェニル）メタン、１．１−ビス（４
−オキシフェニル）エタン、１．１−ビス（オキシフェ
ニル）ブタン、１，１−ビス（オキシフェニル）シクロ
ヘキサン、２．２−ピ子（オキシフェニル）ブタン、な
どである。

本発明の好ましい具体化においては、ポリカーボネート
はビスフェノールＡポリカーボネートである。本発明の
もう一つの好ましφ具体化におしては、ビスフェノール
Ａポリカーボネートは式をもち、ｎが１００から５００
である繰返し単位から成る。

そのようなポリカーボネートの例はゼネラル・ｘ　Ｖ　
／□、２社。Ｖヤ？２■。カー。−４樹脂すＭＬ−４７
３５（’数平均分子量約３６，０００）オｊＣＦ、　”
イヤーＡＧＯｘ、ａ　ｏｙ＋５７０５”（数平均分子量
約ｓａ、ｏｏｏ）をぎむ。

本発明の染料受容素子用支持体はポリ（エーテルスルホ
ン）、ポリイミド、酢酸セルロースのようなセルロース
エステル、　ホ！ｊ　（ビニルアルコールーコーアセタ
ール）するいはポリ（エチレンテレフタレート）のよう
な透明フィルムであってよい。染料受容素子用支持体は
またバリタ被覆紙。

白色ポリエステル（白色顔料を中に組込んだポリエステ
ル）、および象牙紙、コンデンサー紙またはデーボンの
タイペ・り■のような合成紙のような反射性のものであ
ってよ一〇好ましい具体化におりては、白色顔料を中に
組入れた。ポリエステルが用ｉられる。それは１通常は
５０μｍから１００μｍの、所望の任意の厚さで用−て
よ―。

本発明の染料受容素子と一緒に用いられる染料供与素子
は染料層を上にもつ支持体から成る。どの染料でも、そ
れが熱の作用によって本発明の染料受容素子の染料受容
層へ転写可能であるかぎシ。

その種の層の中で使用できる。特に良好な結果は次のよ
うな昇華性染料： 瞥 ＣＨ，Ｃル０ｔＣＮＨ−Ｃｏ　Ｈａ ある−は、米国特許４，５４１，８３０号に開示の染料
の−ずれかで以て得られた。上記染料は単独で。

あるｉは組合せで、単色を得るのに使用してよりり。

それらの染料はａ０５から１９／ｄの被覆率で使用して
よく、そして好ましくは疎水性である。

染料供与素子中の染料は、セルロース誘導体。

例えば、セルロースアセテート水素フタレート。

酢酸セルロース、セルａ−スアセテートフロピオネート
、セルロースアセテートブチレート、セルａ−ストリア
セテート；ポリカーボネート：ポリ（ステレンーコーア
クリロニトリル）；ポリ（スルホン）：するμはポリ（
フェニレンオキサイド）のようなポリマー質結合剤の中
で分散される。結合剤は［１１から５９／ｄの被覆率で
使用できる。

染料供与素子の染料層は支持体上に濾布してもよく、あ
るｉはグラビア法のような印刷技法によってその上に印
刷してもより。

いかなる物質でも染料供与素子用支持体として。

それが寸法的に安定であシかり熱プリントヘッドの熱に
耐えることができるかぎシ、使用することができる。そ
の種の物質はポリ（エチレンテレフタレート）のような
ポリエステル；ボリアミド：ポリカーボ不一ト；グ２シ
ン紙；コンデンサー祇：ボリアセタール；ポリオレフィ
ン；およびポリアミドｔ−富む。支持体は一般的には２
から３０μｍの厚さｔもり。それはまた必要ならば、下
塗層で以て被覆してもよい。

親水性ポリマーから成る染料層１ｒｒ／＃はまた染料供
与素子の中で、その支持体と染料層との間で使用しても
よく、改善された染料転写濃度を提供する。

染料供与素子の裏側はすベシ層（ストリッピング層）で
以て被覆し、プリントヘッドが染料供与素子へくっつく
のを防いでよい。このようなすベシ層は界面活性剤、液
状滑剤、固体滑剤、またはそれらの混合物のような滑性
物質から成シ、ポリマー質結合剤と併用しある−は併用
しなｉで用いられる。

上記のとおル、染料供与素子は染料転写像を形成するの
にｍ−られる。そのような工程は染料供与素子を画像ｅ
ｌＫ加熱し、その染料層＠を上述のとおルに染料受容素
子へ転写して染料転写像を形成させることから成る。

本発明のいくつかの具体化におして用いられる染料供与
素子はシート状ある−は連続ロールまたはリボンの形で
使用してよｉ、連続ロールまたはリボンを用ｉる場合に
は、それは単一染料のみを上にもち、あるｉはシアン、
マゼンタ、黄色、黒色などのような異なる染料の異なる
領域を米国特許４，５４１，８３０号に開示するとおル
にもって−でもよ―。

本発明の好まし一態嵌におｉては、染料供与素子であっ
てシアン、マゼンタおよび黄色の染料の順次的繰返しの
領域で以て塗布したポリ（エチレンテレフタレート）か
ら成る素子が用ｉられ、上記方法の各段階が三色染料転
写像を得るよう各色について順次に実施される。もちろ
ん、工程が単一色について実施されるだけであるときに
は、単色染料転写像が得られる。

本発明にお−て用いられる染料供与素子から染料を転写
するのに用いることができる熱プリントヘッドは商業的
に入手できる。例えば、富士通サーマルヘッド（ＦＴＰ
−０４０ＭＣ８ＯＯＩ）。

ＴＤＫサーマルヘッドＦ４１５　　ＨＨ７−１０８９゜
ｓるいはローム・サーマルへｙ）’ＫＥ２００８−Ｆ３
．　ｔ−出御ることができる。

本発明を用いる熱染料転写集成体は ａ）上述のとおシの染料供与素子および。

ｂ）上述のとおシの染料受容素子 から成シ、染料受容素子は染料供与素子と重ね合せの関
係にめって、供与素子の染料層が受容素子の染料画像受
容層と接触するようにされる。

これらの二りの素子から成る上記の集成体は単色像を得
べきときには一体的構成単位として予じめ集成されてｉ
てもよめ。これはこの二つの素子を一緒にそれらの縁に
お−て一時的に接着させることによってなされてよい。

転写後、染料受容素子を次に引剥がして染料転写像を現
わさせる。

三色画像を得た’Ａ場合には、熱プリントヘッドによっ
て黒が付与される間に上記集成状態が３回形成される。

第一の染料が転写されたのち、それらの素子を引剥がす
。第二の染料供与素子（ある−は異なる染料領域をもつ
供与素子の別の領域）を次に染料受容素子と整合状態に
し、そして工程を繰返す。第三の色が同じ方式で得られ
る。

以下の実施例は本発明の例証に提供されてしる。

実施例 マゼンタ染料供与素子を１次の層を記載の順で６μｍの
ポリ（エチレンテレフタレート）支持体上で塗布するこ
とによってつくった： １）ゼラチンナイトレートの染料遮断層（アセトン、メ
タノールおよび水の中で約２０：５：２の重量比のゼラ
チン、硝酸セルロース、およびサリチル酸）、および ２）ブタノンおよびシクロペンタノン溶剤混合性、ｊ、
デ、＃ｙｃＤＤＬＸ−６０００■ｙｔ”Ｊ（ｔ２ｉｌ化
エチレン）微粉末（１６１１１Ｐ／ｍ”）、およびセル
ロースアセテートプロピオネート（Ｚ！Ｍアセチル、４
５憾プロピオニル）（０，３７Ｆ／ゴ）、を含む染料層
。

との素子の裏側には代表的すペシ層が塗布された。

マゼンタ染料 染料受容素子は、□。Ｉ　／　ＩＪえ、り８９９ｏ■「
白色ポリエステル」支持体の上でジクロロメタン／トリ
クロロエチレン溶剤混合物から表１に列記のポリカーボ
ネート（２，９ｆ／ｖｊ）および３ＭのＦＣ−４３１０
界面活性剤の４１１１１９／ｌｌを被覆することにより
てつくった。

第二の組の染料受容素子は、それが可塑剤として０．２
９ｆ／ぜのジーｎ−ブテルフタレートヲ富んでｉた以外
は上記と同じにつくった。

幅が１．２５インチ（３０ｍｍ　）の各々の染料供与素
子帯状物の染料側を同じ幅の染料受容素子の染料画像受
容層と接触状態に置Ｖｈｆｃ、この集成体ｔステッパー
（５ｔｅｐｐｅｒ）モーター駆動引張シ装置のあごの中
に固定させた。この集成体ｔ、０．５５直径（１４■）
のゴムローラーの頂部に置き。

ＴＤＫ？−？Ａ”ｙ　ド（ＡＬ−１３３）ｔａＯボンド
（３，６Ｋｆ）の力のスプリングで集成体の染料供与素
子側へ向けて押しつけて、集成体をゴムローラーへ向け
て押した。

画像形成エレクトロニクスが活性化されて、プリントヘ
ッドとローラーの間で０．１２３インチ／秒（５，１ｍ
／秒）で集成体ｔその引張シ装置に引張らせた。同時に
、熱プリントヘッド中の抵抗要票が約８ミリ秒加熱され
て最高濃度−＠ｔ−発生させた。プリントヘッドへ供給
される電圧は約２２ボルトであり、最大電力（ｐｏｗｅ
ｒ）は約１．５ワツト／ドツト（１２ジユール７ドツト
）であった。

集成体を引離し、ステータスＡ反射最高濃度を読みとっ
た。

表面変形はゴウルド・マイクロトボグラフフーを使って
測定した。最高密度画像表面の三次元的トポグラフ的表
現は、プリントヘッド方向に関して４５°にお−て０．
０００１インチの半径のダイヤモンド針を駆動すること
によって発生された。

データをヒユーレット・パラカードのコンピュータープ
ログラムによって解析し突出部のマイクロインチで平均
表面粗度を示した。

第　　　１ 平爆暉堕醒由友　　ステータスＡ Ｂ　　　　　　　なし　１．６２±０．０８　　２．７
Ｃなし　１．１１±０．０６　　２．８Ａ（対照標準）
　　あシ　１．８５±α２５　　　２．９Ｂ　　　　　
　　あシ　１．４０±０．１８　　２．８Ｃあり　１．
６８±０．１４　　　　ｉ０ポリカーボネート： ポリカーボネートＡ社サイエンティフィック・ポリマー
・プロダクツ社、カタログ÷０３５（数平均分子量、２
４，０００）であシ、ｎ計算値は約。

９５であった。ポリカーボネートＢはゼネラル・ニック
トリック。ｖヤ、、＠、リカー。−Ｉ脂すＭＬ−４７３
５（数平均分子量、約３６，０００）であシ、ｎ計算値
は約１４０であった。ポリカー＆＄−）ＣはＡイ！７Ｌ
’ＡＱＯｆ？ｏｏｙ＋５７０５■（数平均分子量、約ｓ
ａ、ｏｏｏ）であシ、ｎ計算値は約２６０であった。

上記のデータは、三つのポリカーボネート受容体はすべ
て等価の最高Ｍｋ度を与えたことを示してしる。しかし
１表面粗度は本発明のポリカーボネートは高い分子量の
亀のを用いるほど顕著に減少する（変形がより少なＶｋ
）、同じ関係は可塑化試料についても観察された。この
ように、２５，０００をこえる数平均分子量をもつポリ
カーボネートが表面変形を最小化するために必要である
。

（外５名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ポリカーボネートが少くとも２５，０００の数平均分
   子量をもつことを特徴とする、ポリカーボネート染料画
   像受容層から成る熱染料転写用の染料受容素子。