JPS62169638A - 繊維補強集成マイカシ−ト - Google Patents
繊維補強集成マイカシ−トInfo
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- JPS62169638A JPS62169638A JP1109986A JP1109986A JPS62169638A JP S62169638 A JPS62169638 A JP S62169638A JP 1109986 A JP1109986 A JP 1109986A JP 1109986 A JP1109986 A JP 1109986A JP S62169638 A JPS62169638 A JP S62169638A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、繊維補強集成マイカシートに係り、特に表裏
両面がフラットな構造で、しかもこれに含浸させる接着
剤量を少なくできるようにしたマイカシートに関するも
のである。
両面がフラットな構造で、しかもこれに含浸させる接着
剤量を少なくできるようにしたマイカシートに関するも
のである。
従来の技術
マイカシートは、特に高温時の電気絶縁特性が優れてい
ることから電気絶縁材料として広く使用されている。例
えば回転機の巻線は、第5図に示すように感体に絶縁被
覆膜を施した複数本の絶縁電線1.1・・からなるコイ
ル本体2を絶縁層3で被覆したものであるが、この絶縁
層3としては、通常ガラスクロス等で裏打ちしたマイカ
テープが上記絶縁電線に巻き付けられて使用される。
ることから電気絶縁材料として広く使用されている。例
えば回転機の巻線は、第5図に示すように感体に絶縁被
覆膜を施した複数本の絶縁電線1.1・・からなるコイ
ル本体2を絶縁層3で被覆したものであるが、この絶縁
層3としては、通常ガラスクロス等で裏打ちしたマイカ
テープが上記絶縁電線に巻き付けられて使用される。
このマイカテープには、半硬化状態の熱硬化性樹脂を予
め含有させた、いわゆるプリプレグマイカチーブが使用
されたり、あるいは予め樹脂を少量含浸させておいて上
記絶縁電線に巻き付け、その後に多くの樹脂を真空含浸
させる、いわゆるVPI方式によるドライマイカテープ
とがある。
め含有させた、いわゆるプリプレグマイカチーブが使用
されたり、あるいは予め樹脂を少量含浸させておいて上
記絶縁電線に巻き付け、その後に多くの樹脂を真空含浸
させる、いわゆるVPI方式によるドライマイカテープ
とがある。
これらのいずれの場合も、最終的には絶縁電線とマイカ
テープの間にボイド(気泡)が発生しないように、巻回
したマイカテープを外方から加熱加圧して固定する。こ
のようにボイドの発生を嫌うのは、回転機の巻線のよう
に高電圧が印加されるものではこのボイド部分でのコロ
ナ放電により絶縁破壊が起こり易いからである。
テープの間にボイド(気泡)が発生しないように、巻回
したマイカテープを外方から加熱加圧して固定する。こ
のようにボイドの発生を嫌うのは、回転機の巻線のよう
に高電圧が印加されるものではこのボイド部分でのコロ
ナ放電により絶縁破壊が起こり易いからである。
ところが、従来のマイカテープは第6図に示すようにガ
ラスクロス4に集成マイカ層5を樹脂6で張り合わせた
もので、上記のブリプレグマイカテープ及びVPI方式
のいずれのものも、ガラスクロス側はガラス糸が集成マ
イカ層に線接触するためガラス糸及びその織り目による
凹凸面を生じる。このように凹凸面を生じると、ガラス
クロスから集成マイカ層が剥離し易いのみならず、この
マイカテープを重ね巻きするときに重ね合わせた部分に
隙間が生じることがあって絶縁破壊電圧を大きくとれな
いことがある。そこで、この凹凸面を少なくしかつガラ
スクロスの接着を良くしようとすると、これが平坦面に
なるように樹脂を充填しなければならなくなり、樹脂量
を必要以上に多く必要とすることになる。
ラスクロス4に集成マイカ層5を樹脂6で張り合わせた
もので、上記のブリプレグマイカテープ及びVPI方式
のいずれのものも、ガラスクロス側はガラス糸が集成マ
イカ層に線接触するためガラス糸及びその織り目による
凹凸面を生じる。このように凹凸面を生じると、ガラス
クロスから集成マイカ層が剥離し易いのみならず、この
マイカテープを重ね巻きするときに重ね合わせた部分に
隙間が生じることがあって絶縁破壊電圧を大きくとれな
いことがある。そこで、この凹凸面を少なくしかつガラ
スクロスの接着を良くしようとすると、これが平坦面に
なるように樹脂を充填しなければならなくなり、樹脂量
を必要以上に多く必要とすることになる。
この樹脂量が多くなるということは、この樹脂がマイカ
層に含浸される際には溶剤も使用・されるため、できあ
がったマイカテープからはこの溶剤が揮発除去される操
作が成されてもその残留溶剤の存在を避けることができ
ず、これがマイカテープを導体に被覆し、加熱加圧する
ときにボイドとなり易い。これはマイカテープに予め含
浸させる樹脂量の少ないドライマイカテープにあっては
予め含浸させた樹脂層によるボイドの発生の機会を多(
することになる。また、VPI方式のものより含浸樹脂
量のはるかに多いプリプレグマイカチーブにあってはさ
らにその残留溶剤が多いことによるボイドの発生を多く
することになり、絶縁破壊を一層起こし易くする。
層に含浸される際には溶剤も使用・されるため、できあ
がったマイカテープからはこの溶剤が揮発除去される操
作が成されてもその残留溶剤の存在を避けることができ
ず、これがマイカテープを導体に被覆し、加熱加圧する
ときにボイドとなり易い。これはマイカテープに予め含
浸させる樹脂量の少ないドライマイカテープにあっては
予め含浸させた樹脂層によるボイドの発生の機会を多(
することになる。また、VPI方式のものより含浸樹脂
量のはるかに多いプリプレグマイカチーブにあってはさ
らにその残留溶剤が多いことによるボイドの発生を多く
することになり、絶縁破壊を一層起こし易くする。
発明が解決しようとする問題点
以上のように、従来のマイカテープはガラスクロスを使
用することにより凹凸面を生じて樹脂量が少ないとマイ
カ層が剥離し易かったり、重ね巻きのときに空隙を生じ
易く、また樹脂量を多くするとボイドが′発生L−pす
く絶縁破壊電圧を大きくできないという問題点を生じ、
その改善が望まれていた。
用することにより凹凸面を生じて樹脂量が少ないとマイ
カ層が剥離し易かったり、重ね巻きのときに空隙を生じ
易く、また樹脂量を多くするとボイドが′発生L−pす
く絶縁破壊電圧を大きくできないという問題点を生じ、
その改善が望まれていた。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記問題点を解決するために、繊維基材の片
面又は両面にマイカりん片を主要成分にするマイカりん
片混入液を供給してこの繊維基材上に集成マイカ層を抄
造した補強マイカ体を形成し、この補強マイカ体に樹脂
を含有させたことを特徴とする繊維補強集成マイカシー
トを提供するものである。
面又は両面にマイカりん片を主要成分にするマイカりん
片混入液を供給してこの繊維基材上に集成マイカ層を抄
造した補強マイカ体を形成し、この補強マイカ体に樹脂
を含有させたことを特徴とする繊維補強集成マイカシー
トを提供するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明の繊維補強集成マイカシートには、例え有させた
もの、あるいは第3図に示すように繊維本発明において
使用される繊維基材は補強材として機能するもので、こ
の基材には例えばガラスクロス、ガラス不織布、ポリエ
ステルクロス、ポリエステル不織布、その他の不織布等
の繊維材が使用される。
もの、あるいは第3図に示すように繊維本発明において
使用される繊維基材は補強材として機能するもので、こ
の基材には例えばガラスクロス、ガラス不織布、ポリエ
ステルクロス、ポリエステル不織布、その他の不織布等
の繊維材が使用される。
本発明における集成マイカ層のマイカには、マイカ原鉱
を例えば約750℃で焼いて結晶水の一部を除いた後に
粉砕するタイプのいわゆる焼成マイカ、焼かないで粉砕
するタイプのいわゆる無焼成マイカのいずれも使用でき
、またこれらを併用することもできる。また、マイカと
しては軟質、硬質のいずれも使用でき、また、これらを
併用することもできる。これらのマイカはマイカりん片
が抄紙するときのように抄造されて集成マイカ層として
使用される。
を例えば約750℃で焼いて結晶水の一部を除いた後に
粉砕するタイプのいわゆる焼成マイカ、焼かないで粉砕
するタイプのいわゆる無焼成マイカのいずれも使用でき
、またこれらを併用することもできる。また、マイカと
しては軟質、硬質のいずれも使用でき、また、これらを
併用することもできる。これらのマイカはマイカりん片
が抄紙するときのように抄造されて集成マイカ層として
使用される。
本発明に使用される樹脂としては熱硬化性樹脂、熱可塑
性樹脂のいずれも使用でき、両者を併用することもでき
る。
性樹脂のいずれも使用でき、両者を併用することもでき
る。
熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂
が例示される。エポキシ樹脂としてはビスフェノール型
、臭素化ビスフェノール型、ノボラック型、環状脂肪族
型、グリシジルエステル型を、単独又は2つ以上組み合
わせて用いることができる。この際の硬化剤には潜在性
硬化剤、酸無水物、脂肪族ポリアミン、ポリアミド樹脂
、ルイス酸錯化合物、フェノール樹脂、ジシアンジアミ
ド、第三級アミン、イミダゾール、芳香族アミン、イソ
シアネートなどが用いられる。
が例示される。エポキシ樹脂としてはビスフェノール型
、臭素化ビスフェノール型、ノボラック型、環状脂肪族
型、グリシジルエステル型を、単独又は2つ以上組み合
わせて用いることができる。この際の硬化剤には潜在性
硬化剤、酸無水物、脂肪族ポリアミン、ポリアミド樹脂
、ルイス酸錯化合物、フェノール樹脂、ジシアンジアミ
ド、第三級アミン、イミダゾール、芳香族アミン、イソ
シアネートなどが用いられる。
耐熱性が必要な場合にはポリイミド系樹脂やトリアジン
系樹脂も用いられる。これらの純粋な樹脂はガラス転移
温度が300℃にも達する。
系樹脂も用いられる。これらの純粋な樹脂はガラス転移
温度が300℃にも達する。
熱可塑性樹脂としては、耐熱性の高いポリスルホン(U
CC社製)、ポリエーテルスルホン(ICI社製)、ポ
リエーテルイミド(GE社製)なども使用される。
CC社製)、ポリエーテルスルホン(ICI社製)、ポ
リエーテルイミド(GE社製)なども使用される。
本発明の繊維補強集成マイカシートは回転機巻線用に限
らず、他の用途例えば耐火電線用のテープ、プリント配
線板等にも使用され、これらにはさらに上記のほかの成
分も併用できる。例えば水酸化アルミニューム、水酸化
マグネシウム、炭酸カルシウム、アルミナが挙げられる
。
らず、他の用途例えば耐火電線用のテープ、プリント配
線板等にも使用され、これらにはさらに上記のほかの成
分も併用できる。例えば水酸化アルミニューム、水酸化
マグネシウム、炭酸カルシウム、アルミナが挙げられる
。
本発明の繊維補強集成マイカシートを製造するには、例
えば第2図に示すように、繊維基材11を無端回動する
金網コンベヤ14に沿って導き、この繊維基材11と上
記金網コンベヤ14の間及び繊維基材11の上にマイカ
りん片を水に混入したマイカりん片混入液15.16を
供給してそれぞれに集成マイカ層12.12°を抄造し
、これら繊維基材11と表裏の集成マイカ層12.12
゛ をさらにクーチロール17により駆動するフェルト
18を介して乾iドラム19に導き、集成マイカ層12
.12″に繊維基材11を埋め込んだ繊維補強集成マイ
カシート原反2oを作成する。
えば第2図に示すように、繊維基材11を無端回動する
金網コンベヤ14に沿って導き、この繊維基材11と上
記金網コンベヤ14の間及び繊維基材11の上にマイカ
りん片を水に混入したマイカりん片混入液15.16を
供給してそれぞれに集成マイカ層12.12°を抄造し
、これら繊維基材11と表裏の集成マイカ層12.12
゛ をさらにクーチロール17により駆動するフェルト
18を介して乾iドラム19に導き、集成マイカ層12
.12″に繊維基材11を埋め込んだ繊維補強集成マイ
カシート原反2oを作成する。
この後、繊維補強集成マイカシート原反2oに必要に応
じて溶剤を加えた上記樹脂からなる溶液を塗布又は含浸
させる。この際、樹脂が熱硬化性のものであれば加熱し
て半硬化状態(Bステージ)にした、いわゆるプリプレ
グマイカシートを形成する。また、その樹脂含浸量を1
710ないし1/3に減らしたドライマイカシートも従
来の方法に準じて作成される。
じて溶剤を加えた上記樹脂からなる溶液を塗布又は含浸
させる。この際、樹脂が熱硬化性のものであれば加熱し
て半硬化状態(Bステージ)にした、いわゆるプリプレ
グマイカシートを形成する。また、その樹脂含浸量を1
710ないし1/3に減らしたドライマイカシートも従
来の方法に準じて作成される。
これらのプリプレグマイカシート等はこれを積層して熱
プレスすることによりプリント配線基板用積層板を作成
しても良い。このように熱プレスすると樹脂が軟化流動
してマイカりん片間の空隙を埋めるので一体化される。
プレスすることによりプリント配線基板用積層板を作成
しても良い。このように熱プレスすると樹脂が軟化流動
してマイカりん片間の空隙を埋めるので一体化される。
この際繊維基材は任意の組み白刊と配列で用いられる。
上記のようにして集成マイカ層に繊維基材が埋設され樹
脂が含浸された第1図に示すような繊維補強集成マイカ
シートが作成されるが、上記のようにして製造されると
マイカりん片が繊維基材と絡みあって両者の接着がより
よくなされ、この接着のための樹脂量を少なくできると
ともに、樹脂は集成マイカ屡の空隙を埋める程度で良い
のでその使用量を少なくして緻密な組織を作ることかで
きる。
脂が含浸された第1図に示すような繊維補強集成マイカ
シートが作成されるが、上記のようにして製造されると
マイカりん片が繊維基材と絡みあって両者の接着がより
よくなされ、この接着のための樹脂量を少なくできると
ともに、樹脂は集成マイカ屡の空隙を埋める程度で良い
のでその使用量を少なくして緻密な組織を作ることかで
きる。
なお、上記は集成マイカ層を繊維基材の両側に形成する
製造法を説明したが、第3図のように集成マイカ層12
を繊維基材11の上側に抄造するには、第4図に示すよ
うに繊維基材11の上側に上記のマイカりん片混入液1
5を供給し、第2図の場合と同様にして繊維補強マイカ
シート20°を作成すればよい。この片側に集成マイカ
層を設けるにはまた、第2図において繊維基材11とマ
イカりん片混入液16のみにより作成することもできる
。また、第1図に示す繊維基材の両側に集成マイカ層を
有するものも、これらの片側に集成マイカを抄造する方
法を繰り返して作成することができる。
製造法を説明したが、第3図のように集成マイカ層12
を繊維基材11の上側に抄造するには、第4図に示すよ
うに繊維基材11の上側に上記のマイカりん片混入液1
5を供給し、第2図の場合と同様にして繊維補強マイカ
シート20°を作成すればよい。この片側に集成マイカ
層を設けるにはまた、第2図において繊維基材11とマ
イカりん片混入液16のみにより作成することもできる
。また、第1図に示す繊維基材の両側に集成マイカ層を
有するものも、これらの片側に集成マイカを抄造する方
法を繰り返して作成することができる。
実施例
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1
第2図にしたがって、繊維基材11としてガラスクロス
(日東紡社製、厚さ0.03n+)を60メツシユの金
網コンベヤ14に沿って導き、その上下にマイカりん片
混入液(水95重量部、硬質焼成マイカりん片5重量部
)15.16を供給し、ガラスクロスの表裏に集成マイ
カ層を抄造し、これらをフェルト18を介して乾燥ドラ
ム19に導いて乾燥し、繊維補強集成マイカシート原反
20を作成する。これに、次の配合の樹脂溶液を塗布し
て含浸し、120℃で加熱乾燥して厚さ0.18mのガ
ラスプリプレグマイカシートを作成する。このシートの
マイカ量は55.6%、樹脂量は32.6%であった。
(日東紡社製、厚さ0.03n+)を60メツシユの金
網コンベヤ14に沿って導き、その上下にマイカりん片
混入液(水95重量部、硬質焼成マイカりん片5重量部
)15.16を供給し、ガラスクロスの表裏に集成マイ
カ層を抄造し、これらをフェルト18を介して乾燥ドラ
ム19に導いて乾燥し、繊維補強集成マイカシート原反
20を作成する。これに、次の配合の樹脂溶液を塗布し
て含浸し、120℃で加熱乾燥して厚さ0.18mのガ
ラスプリプレグマイカシートを作成する。このシートの
マイカ量は55.6%、樹脂量は32.6%であった。
AER661(旭化成社製エポキシ樹脂> 60重量部
AER33H旭化成社製エポキシ樹脂)40重量部三フ
ッ化ホウ素モノエチルアミン 3重量部メチルエチルケ
トン 10重量部このガラスプリプレグマ
イカシートの引っ張り強度は32Kgf/15mであり
、その絶縁破壊電圧を測定した結果は6.OKV/mm
であった。これらをまとめて表に示す。
AER33H旭化成社製エポキシ樹脂)40重量部三フ
ッ化ホウ素モノエチルアミン 3重量部メチルエチルケ
トン 10重量部このガラスプリプレグマ
イカシートの引っ張り強度は32Kgf/15mであり
、その絶縁破壊電圧を測定した結果は6.OKV/mm
であった。これらをまとめて表に示す。
実施例2
表の各項目に記載された条件以外は実施例1と同様にし
てドライガラスマイカシートを作成し、これについても
表のような測定値を得た。
てドライガラスマイカシートを作成し、これについても
表のような測定値を得た。
比較例1.2
表の各項目のそれぞれに該当する条件以外は実施例1と
同様にしてそれぞれガラスプリプレグマイカシート、ド
ライガラスマイカシートを得、これらについても表のよ
うな測定値を得た。
同様にしてそれぞれガラスプリプレグマイカシート、ド
ライガラスマイカシートを得、これらについても表のよ
うな測定値を得た。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、集成マイカ層を繊
維基材の両側又は片側に抄造したので、両面がフラット
なマイカシートを提供できる。
維基材の両側又は片側に抄造したので、両面がフラット
なマイカシートを提供できる。
これにより例えば回転機巻線の絶縁テープとして重ね巻
きして使用してもその重ね部分を密着することができる
。
きして使用してもその重ね部分を密着することができる
。
また、繊維基材に集成マイカ層を抄造することにより繊
維とマイカの絡み合いが生じ、これにより両者の接着が
行なわれるので、樹脂を含有させる量はマイカ層の空隙
を埋める程度でよいからその含有樹脂量を少なくできる
。これによりマイカシートを例えば回転機巻線に使用す
るときのボイドの発生の機会を少なくし、絶縁破壊電圧
の低下を抑制することができる。
維とマイカの絡み合いが生じ、これにより両者の接着が
行なわれるので、樹脂を含有させる量はマイカ層の空隙
を埋める程度でよいからその含有樹脂量を少なくできる
。これによりマイカシートを例えば回転機巻線に使用す
るときのボイドの発生の機会を少なくし、絶縁破壊電圧
の低下を抑制することができる。
第1図は本発明の繊維補強マイカシートの一実施例を示
す断面図、第2図はその製造工程の要部を示す説明図、
第3図は他の実施例の繊維補強マイカシートを示す断面
図、第4図はその製造工程の要部を示す説明図、第5図
は回転機巻線の断面図、第6図は従来の繊維補強マイカ
シートを示す断面図である。 図中、11は繊維基材、12.12゛ は集成マイカ層
、13は樹脂、14は金網コンベヤ、15.16はマイ
カ混入液である。 昭和61年O1月23日
す断面図、第2図はその製造工程の要部を示す説明図、
第3図は他の実施例の繊維補強マイカシートを示す断面
図、第4図はその製造工程の要部を示す説明図、第5図
は回転機巻線の断面図、第6図は従来の繊維補強マイカ
シートを示す断面図である。 図中、11は繊維基材、12.12゛ は集成マイカ層
、13は樹脂、14は金網コンベヤ、15.16はマイ
カ混入液である。 昭和61年O1月23日
Claims (1)
- (1)繊維基材の片面又は両面にマイカりん片を主要成
分にするマイカりん片混入液を供給してこの繊維基材上
に集成マイカ層を抄造した補強マイカ体を形成し、この
補強マイカ体に樹脂を含有させたことを特徴とする繊維
補強集成マイカシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109986A JPS62169638A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 繊維補強集成マイカシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109986A JPS62169638A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 繊維補強集成マイカシ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62169638A true JPS62169638A (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=11768555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1109986A Pending JPS62169638A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 繊維補強集成マイカシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62169638A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002272548A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-24 | Nippon Soda Co Ltd | 引き出し構造 |
JP2019514746A (ja) * | 2016-05-04 | 2019-06-06 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company | 樹脂相溶性積層体構造物 |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP1109986A patent/JPS62169638A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002272548A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-24 | Nippon Soda Co Ltd | 引き出し構造 |
JP2019514746A (ja) * | 2016-05-04 | 2019-06-06 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company | 樹脂相溶性積層体構造物 |
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