JPS62168845A - 二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製造方法 - Google Patents
二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製造方法Info
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- JPS62168845A JPS62168845A JP61314127A JP31412786A JPS62168845A JP S62168845 A JPS62168845 A JP S62168845A JP 61314127 A JP61314127 A JP 61314127A JP 31412786 A JP31412786 A JP 31412786A JP S62168845 A JPS62168845 A JP S62168845A
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば炭酸ガス含を飲料水、或いは炭酸ガス
を含有しない通常の飲料水などを充填するに適する二軸
延伸さ山た合成樹脂型層およびその製造方法に関する。
を含有しない通常の飲料水などを充填するに適する二軸
延伸さ山た合成樹脂型層およびその製造方法に関する。
この種の飲料水等は、本来その対価における容器代、或
いは輸送コストが占める割合が大であり、従ってそのコ
ストの低減はその全体対価に及ぼす影2が大である。と
ころで従来この種の容器としてガラス環が使用されて来
たが、ガラス環は重量が大であるために輸送コストがか
さむこととなり、又取扱いも不便であった。
いは輸送コストが占める割合が大であり、従ってそのコ
ストの低減はその全体対価に及ぼす影2が大である。と
ころで従来この種の容器としてガラス環が使用されて来
たが、ガラス環は重量が大であるために輸送コストがか
さむこととなり、又取扱いも不便であった。
」−記欠点を除去するために、二軸延伸してその強度を
高めると共に軽量化させた合成樹脂型層を容器として使
用することが行われているが、4底jλての二軸延伸は
一般に不充分であるために、特に高内圧で液体充填され
た壜の場合はその底壁が破損し易い欠点があった。
高めると共に軽量化させた合成樹脂型層を容器として使
用することが行われているが、4底jλての二軸延伸は
一般に不充分であるために、特に高内圧で液体充填され
た壜の場合はその底壁が破損し易い欠点があった。
本発明は、このような欠点を除去したものであり、以下
図面について説明する。
図面について説明する。
■は本発明に係る二軸延伸させた合成樹脂型層である0
合成樹脂材としては飽和ポリエステル樹脂がよいが、ポ
リプロピレン、塩ビ等二軸延伸により壜の機械的強度が
高められる合成樹脂であればよい。その胴部2は円筒状
とする。胴部上端がらは肩部3を介してキャップ螺合用
のねし部4を外面にをする口頚部5が上方へ突出させで
ある。
合成樹脂材としては飽和ポリエステル樹脂がよいが、ポ
リプロピレン、塩ビ等二軸延伸により壜の機械的強度が
高められる合成樹脂であればよい。その胴部2は円筒状
とする。胴部上端がらは肩部3を介してキャップ螺合用
のねし部4を外面にをする口頚部5が上方へ突出させで
ある。
胴部下端の底壁6は、その強度を高めるために種々の形
状に形成させることが出来る。第1図実施例は、球面状
に下方へ膨出させた例を示す。この場合は壜の起立が不
能となるから、壜起立用のハカマ7を槽下端部へ嵌合す
ることが必要となる。
状に形成させることが出来る。第1図実施例は、球面状
に下方へ膨出させた例を示す。この場合は壜の起立が不
能となるから、壜起立用のハカマ7を槽下端部へ嵌合す
ることが必要となる。
従って胴下部外面にはハカマの上端部係合用の係合部8
を設けることが必要となる。又第2図実施例は、底壁中
心部から放射状にその断面を連続波形状とする凹凸のリ
ブ9.lO・・・を、その凹凸の高低差が底壁中心部か
ら周縁部にいたるに従い次第に大きくなるよう、更にそ
の凹部9の底壁周縁部1りの端部の下面を壜起立のため
の接地面11・・・に形成させたものである。
を設けることが必要となる。又第2図実施例は、底壁中
心部から放射状にその断面を連続波形状とする凹凸のリ
ブ9.lO・・・を、その凹凸の高低差が底壁中心部か
ら周縁部にいたるに従い次第に大きくなるよう、更にそ
の凹部9の底壁周縁部1りの端部の下面を壜起立のため
の接地面11・・・に形成させたものである。
」二工場の下部内面には突条リブ12を設ける。それ等
突条リブは、底壁において底壁中心部から周縁部に向は
放射状に突出させ、かつその端部から胴下部へその母線
方向に沿って縦設させて形成する。その突条リブは胴部
よりも上方まで、つまり肩部内面にまで延長させてもよ
く、又壜外面に設けてもよい。
突条リブは、底壁において底壁中心部から周縁部に向は
放射状に突出させ、かつその端部から胴下部へその母線
方向に沿って縦設させて形成する。その突条リブは胴部
よりも上方まで、つまり肩部内面にまで延長させてもよ
く、又壜外面に設けてもよい。
に工場の形状は、次のようにして行う。まず有底で上端
開口管状の二軸延伸に適する合成樹脂製の中間素材15
を設ける。咳中間素材は射出成形により形成すればよい
。その口頚部16はそのまま壜の1−1頚部とすること
が可能にねし部17を設けておくとよい。中間素材の下
部側面には既述突条リブ12・・形成用の突条18・・
・をその母線方向に沿って複数縦設させておく。尚既述
実施例のように胴部へ長く縦設させる場合は、その突条
18・・・も当然口頚部16近くまで設けることが必要
である。又壜外面に突条リブを設ける場合は、中間素材
外面にも設Cノでおく。
開口管状の二軸延伸に適する合成樹脂製の中間素材15
を設ける。咳中間素材は射出成形により形成すればよい
。その口頚部16はそのまま壜の1−1頚部とすること
が可能にねし部17を設けておくとよい。中間素材の下
部側面には既述突条リブ12・・形成用の突条18・・
・をその母線方向に沿って複数縦設させておく。尚既述
実施例のように胴部へ長く縦設させる場合は、その突条
18・・・も当然口頚部16近くまで設けることが必要
である。又壜外面に突条リブを設ける場合は、中間素材
外面にも設Cノでおく。
そのように形成させた中間素材15を、適宜温度まで加
熱し、吹込み成形用金型内にセットし、その内部に圧縮
空気を吹込むと同時に押下げ棒等で中間素材の底部19
内面を押下げして二軸延伸させる。金型は壜lの外形を
形成可能な内面形状を有するものとする。
熱し、吹込み成形用金型内にセットし、その内部に圧縮
空気を吹込むと同時に押下げ棒等で中間素材の底部19
内面を押下げして二軸延伸させる。金型は壜lの外形を
形成可能な内面形状を有するものとする。
本発明は上記構成とするものであり、二軸延伸により肉
薄に形成された横断面円形の胴部を有するから、壜の機
械的強度が大であると共に肉薄であるため極めて軽量で
あり、又底壁と胴部とには、底壁中心部から底壁周縁部
へ放射状に、かつ底壁周縁部から母線方向に沿って胴部
上方向へ複数の突条リブを付設させたから、炭酸ガス含
f丁飲料水のように、高内圧で液体充填した場合もよく
その内圧に耐えて特に壜底部の強度を飛躍的に高めるこ
とが可能となる。文壇のような中空成形品は、ブロー成
形するためにその内面又は外面に突条リブを設けること
が出来ないが、既述のように予め突条を有する中間素材
を設けておき、これを二軸延伸することでその中間素材
の突条を壜の突条リブとして残すことも可能である。尚
飽和ポリエスチル型理とすることで、溶剤等有害物の1
$出がなく、しかも廃棄後の焼却時に際しての有毒ガス
の発生を防止することが可能である。
薄に形成された横断面円形の胴部を有するから、壜の機
械的強度が大であると共に肉薄であるため極めて軽量で
あり、又底壁と胴部とには、底壁中心部から底壁周縁部
へ放射状に、かつ底壁周縁部から母線方向に沿って胴部
上方向へ複数の突条リブを付設させたから、炭酸ガス含
f丁飲料水のように、高内圧で液体充填した場合もよく
その内圧に耐えて特に壜底部の強度を飛躍的に高めるこ
とが可能となる。文壇のような中空成形品は、ブロー成
形するためにその内面又は外面に突条リブを設けること
が出来ないが、既述のように予め突条を有する中間素材
を設けておき、これを二軸延伸することでその中間素材
の突条を壜の突条リブとして残すことも可能である。尚
飽和ポリエスチル型理とすることで、溶剤等有害物の1
$出がなく、しかも廃棄後の焼却時に際しての有毒ガス
の発生を防止することが可能である。
第1図は本発明に係る壜をその一部を切欠いて示す正面
図、第2図は他実施例で示す壜の一部を切欠いた正面図
、第3図は第2図の壜の底面図、第4図は本発明に係る
壜を成形するための中間素材の縦断面図、第5図は他の
実施例で示す中間素材の縦断面図である。 l・・・壜 2・・・胴 部6・・・底
璧 7・・・ハカマ9・・・凹状のリブ
lO・・・凸状のリブ11・・・接地面 12
・・・突条リブ15・・・中間素材 18・・・
突 条・☆ 、′ 1つ19 [l藩旧61年12月に日 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都江東区大島3の2の6 名 称 (690)株式会社吉野工業所代表者吉野弥太
部 4、代 理 人 住 所 東京都新宿区新宿2−4−3大1廓2ビルl
IF5、補正命令の日付 自発補正 全文訂正明細書 1、発明の名称 二軸延伸させた合成樹脂製槽およびその製造方法 2、特許請求の範囲 (1) 口頚部以外の部分を二軸延伸により薄肉に形
成し、胴部を横断面円形に形成し、底壁を下方へ膨出す
る球面状に形成すると共に、該底壁の内面又は外面に底
壁中心部から周縁部へ放射状に伸出する突条リブを形成
し、また、底壁の外側に壜起立用のハカマを装着したこ
とを特徴とする二軸延伸させた合成樹脂製槽。 (2) 上端開口の筒状で、かつ、球面状に突出する
底部を有し、該底部の内面又は外面に中心部から放射状
に伸出する突条を設けた合成IM脂製中間素(オを射出
成形し、該中間素材を適宜温度に加熱し、これを吹込み
成形用金型内にセントして口頚部以外の部分を二軸延伸
させて薄肉に形成し、而して、胴部を横断面円形に形成
し、底を下方へ膨出する球面状に形成すると共に、底壁
の内面又は外面に底壁中心部から周縁部へ放射状に伸出
する突条リブを形成して、壜を成形し、また、別途に壜
起立用のハカマを造り、該ハカマを壜の下部に装着する
ことを特徴とする二軸延伸させた合成樹脂製槽の製造方
法。 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば炭酸ガス含有飲料水、或いは、炭酸ガ
スを含有しない通常の飲料水などの充填に通ずる二軸延
伸させた合成樹脂製槽およびその製造方法に関する。 「従来の技術と発明が解決しようとする問題点」この種
の飲料水等は、本来、その幻(市における容器代、或い
は、輸送コストが占める割合が大であり、したがって、
そのコストの低減はその全体の対価に及ぼす影響が大で
ある。 ところで、従来、この種の容器としてガラス壜が使用さ
れて来たが、ガラス壜は、重量が大であるために輸送コ
ストがかさむこととなり、また、取扱いも不便であった
。 上記欠点を除去するために、二軸延伸してその強度を高
めると共に軽量化させた合成樹脂製槽を容器として使用
することが行われているが、一般に壜底壁の二軸延伸が
十分でないことから、特に高内圧で液体を充填する場合
、その底壁が破mし易い欠点があった。 本発明は、斯る欠点を除去しようとするものである。 「問題点を解決するための手段」 本発明の二軸延伸させた合成+1脂製壜は、口頚部以外
の部分を二軸延伸により薄肉に形成し、胴部を横断面円
形に形成し、底壁を下方へ膨出する球面状に形成すると
共に、該底壁の内面又は外面に底壁中心部から周縁部へ
放射状に伸出する突条リブを形成し、また、底壁の外側
に壜起立用のハカマを装着して成る。 而して、その製造にあたっては、一方において、上端開
口の筒状で、かつ、球面状に突出する底部を有し、該底
部の内面又は外面に中心部から放射状に伸出する突条を
設けた適宜合成樹脂製中間素材を射出成形し、該中間素
材を適宜温度に加熱し、これを吹込み成形用金型内にセ
ットして口頚部以外の部分を二軸延伸させ、上述の壜を
形成する。 また、他方において、ハカマを適宜合成樹脂により射出
成形し、該ハカマを壜の下部に装着する。 「作用」 如上の構成であるから、高内圧での液体の充填を可能な
らしめ、最も高い圧力が加わる底壁は、球面状の膨出に
より良好に二軸延伸させることができ、該膨出と突条リ
ブとにより高い耐圧性をもたせることができる。また、
斯様な底壁の壜であるにもかかわらず、ハカマにより支
障なく起立させることができる。 「実施例」 図面は、本発明の実施例であり、本発明に係る二軸延伸
さセた合成樹脂製槽を示している。 使用する合成樹脂材としては、飽和ポリエステル樹脂が
よいが、ポリプロピレン、塩化ビニール等の二軸延伸に
より場の機械的な強度が高められる合成樹脂であればそ
れでもよい。 壜lは、胴部2が円筒状であり、咳胴部の上方に1部3
を介して口頚部5を突設し、該口頚部の外周にキャップ
螺合用のねし部4を形成している。 胴部下端の底壁6は、その強度を高めるために、下方へ
球面状に膨出させ、底壁内面に中心部から周縁部へ放射
状に伸出する突条リブ12・・・を形成し、胴部下端に
係合部8を設けて、該係合部に壜起立用のハカマ7を装
着している。なお、突条リブ12・・・は、胴部乃至肩
部へ母線に沿って伸出させてもよい、また、理外面に設
けてもよい。 ハカマ7は、適宜合成樹脂により射出成形し、孔明き底
を有する有底円筒状に形成し、上端内縁に係合突条9を
周没し、該係合突条9を上記係合部8に係合さゼている
。該係合には接着手段を講してもよい。 上記槽の形成は、次のようにして行う。 まず、第2図に示すように、底部が下方へ球面状に突出
した上端開口管状の二軸延伸に通する合成JH脂製の中
間素材15を設ける。該中間素材は、射出成形により形
成すればよい、その日頚部工6は、そのまま増目頚部と
することが可能にねじ部17を設けておくとよい。底部
19には、内面において中心部から周縁部へ放射状に、
既述突条リブ12・・・形成用の突条18・・・を突設
しておく。壜の胴部2乃至肩部3にまで既述突条リブ1
2・・・を伸出させるときは、第2図に二点鎖線で示す
ように、突条18・・・を母線に沿って上方へ伸出させ
る。なお、第2図に二点鎖線で示すように、中間素材1
5の外面に設けてもよい。 次に、そのように形成した中間素材15を、適宜温度ま
で加熱し、吹込み成形用金型内にセットし、その内部に
圧搾空気を吹込むと同時に押下げ棒等で中間素材の底部
19内面を押下げて二軸延伸させる。金型は、壜1の外
形を形成可能な内面形状を有するものとする。 1−発明の効果」 本発明によれば、二軸延伸により薄肉に形成された横断
面円形の胴部を有するから、壜の機械的強度が人である
と共に薄肉であるためきわめて軽量であり、また、底壁
を球面状に膨出させてその中心部から周縁部へ放射状に
複数の突条リブを伸出させているので、炭酸ガス含有飲
L1水のように高内圧で液体を充填した場合もよくその
内圧に耐える。特に槽底壁には最も高い圧力が加わるこ
ととなるが、該底壁は、良好に二軸延伸されて高い機械
的強度を生し、これに放射状の突条リブが助力して、強
度を飛躍的に高めることができる。ハカマにより起立に
支障を生ずることなく、頗る便利m宝である。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例で、第1図は、裁断側面図、第2
図は、中間素材の縦断側面図である。 1・・・N4 2・・・胴部6・・・底壁
7・・・ハカマ12・・・突条リブ
15・・・中間素材18・・・突条
図、第2図は他実施例で示す壜の一部を切欠いた正面図
、第3図は第2図の壜の底面図、第4図は本発明に係る
壜を成形するための中間素材の縦断面図、第5図は他の
実施例で示す中間素材の縦断面図である。 l・・・壜 2・・・胴 部6・・・底
璧 7・・・ハカマ9・・・凹状のリブ
lO・・・凸状のリブ11・・・接地面 12
・・・突条リブ15・・・中間素材 18・・・
突 条・☆ 、′ 1つ19 [l藩旧61年12月に日 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都江東区大島3の2の6 名 称 (690)株式会社吉野工業所代表者吉野弥太
部 4、代 理 人 住 所 東京都新宿区新宿2−4−3大1廓2ビルl
IF5、補正命令の日付 自発補正 全文訂正明細書 1、発明の名称 二軸延伸させた合成樹脂製槽およびその製造方法 2、特許請求の範囲 (1) 口頚部以外の部分を二軸延伸により薄肉に形
成し、胴部を横断面円形に形成し、底壁を下方へ膨出す
る球面状に形成すると共に、該底壁の内面又は外面に底
壁中心部から周縁部へ放射状に伸出する突条リブを形成
し、また、底壁の外側に壜起立用のハカマを装着したこ
とを特徴とする二軸延伸させた合成樹脂製槽。 (2) 上端開口の筒状で、かつ、球面状に突出する
底部を有し、該底部の内面又は外面に中心部から放射状
に伸出する突条を設けた合成IM脂製中間素(オを射出
成形し、該中間素材を適宜温度に加熱し、これを吹込み
成形用金型内にセントして口頚部以外の部分を二軸延伸
させて薄肉に形成し、而して、胴部を横断面円形に形成
し、底を下方へ膨出する球面状に形成すると共に、底壁
の内面又は外面に底壁中心部から周縁部へ放射状に伸出
する突条リブを形成して、壜を成形し、また、別途に壜
起立用のハカマを造り、該ハカマを壜の下部に装着する
ことを特徴とする二軸延伸させた合成樹脂製槽の製造方
法。 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば炭酸ガス含有飲料水、或いは、炭酸ガ
スを含有しない通常の飲料水などの充填に通ずる二軸延
伸させた合成樹脂製槽およびその製造方法に関する。 「従来の技術と発明が解決しようとする問題点」この種
の飲料水等は、本来、その幻(市における容器代、或い
は、輸送コストが占める割合が大であり、したがって、
そのコストの低減はその全体の対価に及ぼす影響が大で
ある。 ところで、従来、この種の容器としてガラス壜が使用さ
れて来たが、ガラス壜は、重量が大であるために輸送コ
ストがかさむこととなり、また、取扱いも不便であった
。 上記欠点を除去するために、二軸延伸してその強度を高
めると共に軽量化させた合成樹脂製槽を容器として使用
することが行われているが、一般に壜底壁の二軸延伸が
十分でないことから、特に高内圧で液体を充填する場合
、その底壁が破mし易い欠点があった。 本発明は、斯る欠点を除去しようとするものである。 「問題点を解決するための手段」 本発明の二軸延伸させた合成+1脂製壜は、口頚部以外
の部分を二軸延伸により薄肉に形成し、胴部を横断面円
形に形成し、底壁を下方へ膨出する球面状に形成すると
共に、該底壁の内面又は外面に底壁中心部から周縁部へ
放射状に伸出する突条リブを形成し、また、底壁の外側
に壜起立用のハカマを装着して成る。 而して、その製造にあたっては、一方において、上端開
口の筒状で、かつ、球面状に突出する底部を有し、該底
部の内面又は外面に中心部から放射状に伸出する突条を
設けた適宜合成樹脂製中間素材を射出成形し、該中間素
材を適宜温度に加熱し、これを吹込み成形用金型内にセ
ットして口頚部以外の部分を二軸延伸させ、上述の壜を
形成する。 また、他方において、ハカマを適宜合成樹脂により射出
成形し、該ハカマを壜の下部に装着する。 「作用」 如上の構成であるから、高内圧での液体の充填を可能な
らしめ、最も高い圧力が加わる底壁は、球面状の膨出に
より良好に二軸延伸させることができ、該膨出と突条リ
ブとにより高い耐圧性をもたせることができる。また、
斯様な底壁の壜であるにもかかわらず、ハカマにより支
障なく起立させることができる。 「実施例」 図面は、本発明の実施例であり、本発明に係る二軸延伸
さセた合成樹脂製槽を示している。 使用する合成樹脂材としては、飽和ポリエステル樹脂が
よいが、ポリプロピレン、塩化ビニール等の二軸延伸に
より場の機械的な強度が高められる合成樹脂であればそ
れでもよい。 壜lは、胴部2が円筒状であり、咳胴部の上方に1部3
を介して口頚部5を突設し、該口頚部の外周にキャップ
螺合用のねし部4を形成している。 胴部下端の底壁6は、その強度を高めるために、下方へ
球面状に膨出させ、底壁内面に中心部から周縁部へ放射
状に伸出する突条リブ12・・・を形成し、胴部下端に
係合部8を設けて、該係合部に壜起立用のハカマ7を装
着している。なお、突条リブ12・・・は、胴部乃至肩
部へ母線に沿って伸出させてもよい、また、理外面に設
けてもよい。 ハカマ7は、適宜合成樹脂により射出成形し、孔明き底
を有する有底円筒状に形成し、上端内縁に係合突条9を
周没し、該係合突条9を上記係合部8に係合さゼている
。該係合には接着手段を講してもよい。 上記槽の形成は、次のようにして行う。 まず、第2図に示すように、底部が下方へ球面状に突出
した上端開口管状の二軸延伸に通する合成JH脂製の中
間素材15を設ける。該中間素材は、射出成形により形
成すればよい、その日頚部工6は、そのまま増目頚部と
することが可能にねじ部17を設けておくとよい。底部
19には、内面において中心部から周縁部へ放射状に、
既述突条リブ12・・・形成用の突条18・・・を突設
しておく。壜の胴部2乃至肩部3にまで既述突条リブ1
2・・・を伸出させるときは、第2図に二点鎖線で示す
ように、突条18・・・を母線に沿って上方へ伸出させ
る。なお、第2図に二点鎖線で示すように、中間素材1
5の外面に設けてもよい。 次に、そのように形成した中間素材15を、適宜温度ま
で加熱し、吹込み成形用金型内にセットし、その内部に
圧搾空気を吹込むと同時に押下げ棒等で中間素材の底部
19内面を押下げて二軸延伸させる。金型は、壜1の外
形を形成可能な内面形状を有するものとする。 1−発明の効果」 本発明によれば、二軸延伸により薄肉に形成された横断
面円形の胴部を有するから、壜の機械的強度が人である
と共に薄肉であるためきわめて軽量であり、また、底壁
を球面状に膨出させてその中心部から周縁部へ放射状に
複数の突条リブを伸出させているので、炭酸ガス含有飲
L1水のように高内圧で液体を充填した場合もよくその
内圧に耐える。特に槽底壁には最も高い圧力が加わるこ
ととなるが、該底壁は、良好に二軸延伸されて高い機械
的強度を生し、これに放射状の突条リブが助力して、強
度を飛躍的に高めることができる。ハカマにより起立に
支障を生ずることなく、頗る便利m宝である。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例で、第1図は、裁断側面図、第2
図は、中間素材の縦断側面図である。 1・・・N4 2・・・胴部6・・・底壁
7・・・ハカマ12・・・突条リブ
15・・・中間素材18・・・突条
Claims (6)
- (1)少くとも口頚部以外の部分を二軸延伸により肉薄
に形成させた横断面円形の胴部を有する合成樹脂製壜に
おいて、該壜の底壁と胴部とへ、底壁中心部から底壁周
縁部へ放射状に、かつ底壁周縁部から母線方向に沿って
胴部上方向へ複数の突条リブを付設させたことを特徴と
する二軸延伸させた合成樹脂製壜。 - (2)複数の突条リブを壜内面に付設させたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の二軸延伸させた合成
樹脂製壜。 - (3)複数の突条リブを壜外面に付設させたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の二軸延伸させた合成
樹脂製壜。 - (4)底壁を球面状に下方へ膨出させてなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の二軸延伸させた合成
樹脂製壜。 - (5)底壁中心部から放射状に、その断面を連続波形状
とする凹凸のリブを、その凹凸の高低差が中心部から周
縁部にいたるに従い次第に大きくなるよう、更にその凹
部の底壁周縁部側の端部の下面部を接地面に形成させた
底壁を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の二軸延伸させた合成樹脂製壜。 - (6)有底かつ上端開口の筒状で少くともその底部の周
縁を含む胴下部には、その壁面に沿って上下方向に複数
の突条を縦設させた合成樹脂製の中間素材を設けておき
、該中間素材を適宜温度に加熱し、又これを吹込み成形
用金型内にセットして二軸延伸させることで、少くとも
口頚部以外の部分が二軸延伸により肉薄とされ、かつ横
断面円形の胴部を有し、又底壁と胴部とに底壁中心部へ
放射状に、かつ底壁周縁部から母線方向に沿って胴部上
方へ複数の突条リブを付設させた壜を成形させることを
特徴とする二軸延伸させた合成樹脂製壜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314127A JPS62168845A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314127A JPS62168845A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168845A true JPS62168845A (ja) | 1987-07-25 |
JPH0236457B2 JPH0236457B2 (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=18049567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61314127A Granted JPS62168845A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62168845A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0491924A (ja) * | 1990-08-06 | 1992-03-25 | Toppan Printing Co Ltd | プラスチックボトルの製造方法 |
JP2006103735A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 合成樹脂製容器 |
JP2010126193A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製壜体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS493073A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-11 | ||
JPS5170086A (ja) * | 1974-11-14 | 1976-06-17 | Du Pont | |
JPS5296170A (en) * | 1976-02-09 | 1977-08-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Container stretched along two axes |
JPS52103282A (en) * | 1976-02-23 | 1977-08-30 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Polyethylene terephthalate resin bottle and mold and method of forming same |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP61314127A patent/JPS62168845A/ja active Granted
Patent Citations (4)
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JPS5296170A (en) * | 1976-02-09 | 1977-08-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Container stretched along two axes |
JPS52103282A (en) * | 1976-02-23 | 1977-08-30 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Polyethylene terephthalate resin bottle and mold and method of forming same |
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JP2006103735A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 合成樹脂製容器 |
JP2010126193A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製壜体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236457B2 (ja) | 1990-08-17 |
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