JPS62168303A - 電力ケ−ブル用ラミネ−トテ−プ - Google Patents

電力ケ−ブル用ラミネ−トテ−プ

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JPS62168303A
JPS62168303A JP61010359A JP1035986A JPS62168303A JP S62168303 A JPS62168303 A JP S62168303A JP 61010359 A JP61010359 A JP 61010359A JP 1035986 A JP1035986 A JP 1035986A JP S62168303 A JPS62168303 A JP S62168303A
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plastic layer
semiconductive
layer
semiconductive plastic
ethylene
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田中 武男
健次 鈴木
石原 寧
落合 正俊
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Nitto Denko Corp
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Nitto Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、ゴム又はプラスチック絶縁電力ケーブルに好
適に用いられる電力ケーブル用ラミネートテープに関す
るものであり、更に、詳しくは、ゴム又はプラスチック
絶縁電力ケ−プルにおいて、ケーブルコアの絶縁体層上
或いは外部半導電層上に密着一体力に積層する遮水層と
して用いられる電力ケーブル用ラミネートテープの改良
に関するものである。
(b)従来の技術 ゴム又はプラスチック電力ケーブルにおけるケーブルコ
アの絶縁体層上或いは外部半導電層上に設ける遮水層と
して、金属箔の少なくとも片側に半導電性プラスチック
層を積層して成るラミネートテープを用いることが提案
されている(実公昭60−23854号公報)。
(c)発明が解決しようとする問題点 このラミネートテープは、金属箔の少なくとも片面に、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、アイオノ
マー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合
体、インブレンゴム、アクリロニトリル−ブタノエンゴ
ム、スチレン−ブタジェンゴム、インブレンゴムなどか
ら選ばれた1種類のゴム又はプラスチックにカーボンブ
ラックを添加して成る半導電性プラスチック層を積層し
たものである。
しかしながら、この種のラミネートテープを遣水層とし
て使用した場合、金属箔と半導電性プラスチック層との
密着性が不充分で耐熱性、耐水性などが劣る欠点がある
即ち、このようなラミネートテープを遣水層として使用
した電力ケーブルにおいては、ケーブルの長期のヒート
サイクルにより、ラミネートテープに繰返し作用するス
トレスのために金属箔と半導電性プラスチック層に剥離
を生ずる場合がある。
この剥離は電力ケーブルの遮水性能を低下させたり、或
いは、保護シースより水が浸透した場合、金属箔と半導
電性プラスチック層の重ね合わせ部等より水や湿気が侵
入して金属箔と半導電性プラスチック層間に剥離を生じ
遣水性能を低下させ、この結果、電力ケーブルの電気特
性を低下させるなどの問題があっ七 又、金属箔に半導電性プラスチック層を形成するにあた
り、半導電性樹脂組成物を押出しフィルム化する際のメ
ルトインデックス等の物性やフィルムの巻き戻し性など
が悪く、生産性が悪くなるという欠点もあった。
(d)問題点を解決するための手段 本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意検討を重ね
た結果、金属箔の片面或は両面に設ける半導電性プラス
チック層として、エチレン−エチルアクリレート共重合
体の酸変成物、低圧法低密度ポリエチレン (L −L
 DPE)及びカーボンブラックから成る半導電性樹脂
組成物で形成することを見い出し、本発明を完成するに
至ったものである。
即ち、本発明は、ゴム又はプラスチック絶縁電力ケーブ
ルにおけるケーブルコアの絶縁体層上或いは外部半導電
層上に一体的に積層する遮水層であって、該遮水層を、
金属箔と当該金属箔の片面或いは両面に設けた半導電性
プラスチック層から成るラミネートテープで形成し、該
半導電性プラスチック層がエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体の酸変成物、低圧法低密度ポリエチレン (
L −L D PE)及びカーボンブラックから成る半
導電性樹脂組成物で形成されていることを特徴とするも
のである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられるゴム又はプラスチックとしては、電
力ケーブル絶縁用のゴム又はプラスチックであれば特に
限定されるものではない。
そして、本発明の最も大きな特徴は、ゴム又はプラスチ
ック絶縁電力ケーブルにおけるケーブルコアの絶縁体層
上或いは外部半導電層上に一体的に積層する遮水81を
、金属箔と当該金属箔の片面或いは両面;二設けた半導
電性プラスチック層から成るラミネートテープで形成し
、該半導電性プラスチック層は、エチレン−エチルアク
リレート共重合体酸変成物と低圧法低密度ポリエチレン
 (L −L D PE)及び導電性カーボンブラック
から成る半導電性樹脂組成物で形成されている点にある
本発明に用いられる金属箔としては、金属製のものであ
れば特に限定されるものではないが、例え11厚さ10
〜100μmの鉛或は鉛合金、鉄、亜鉛、アルミニウム
、銅などが挙げられる。
そして、その金属箔の片側或は両面に設けられる半導電
性プラスチック層としては、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体の酸変成物と低圧法低密度ポリエチレン 
(L −L DPE)の混合樹脂にカーボンを含有させ
た半導電性樹脂組成物で形成された層が挙げられる。
本発明に用いられるエチレン−エチルアクリレート共重
合体の酸変成物としては、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体に不飽和カルボン酸をグラフト重合させたも
のであれば特に限定されるものではない。
上記不飽和カルボン酸としては、例えば酢酸ビニル、ア
クリル酸、メタアクリル酸等の不飽和−塩基酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、無水7マル酸、7マル酸、イタ
コン酸等の不飽和二塩基酸が挙げられ、これらは単独も
しくは211以上併用しうる。
そして、エチレン−エチルアクリレート共重合体の酸変
成物(A)中の酸含有量としては、(A)全体に対して
0.05〜12重量%、好ましくは0.5〜5重量%、
最も好ましくは0.2〜1重量%の範囲とするのが望ま
しい。
酸含有量が0.05重量%未満のときには金属箔との接
着性が不充分となり、一方、酸含有量が12重量%を超
えるとフィルム化する際の特性が悪化するから好ましく
ない2本発明において、酸含有量とはエチレン−エチル
アクリレート共重合体の酸変性物中の酸の含有量をいう
又、エチレン−エチルアクリレート共重合体中のエチル
アクリレートの含有量としては、1〜30重量%の範囲
、特に3〜15重量%の範囲とするのが好ましい。
又、本発明においては、フィルム化のための物性、耐熱
性及び耐水性を向上させるために、上記エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体の酸変成物(A)に低圧法低密
度ポリエチレン(C)が配合される。そして、この場合
、上記の(A>と(C)の配合割合は(A)100重景
部に対して(C)が50〜150重量部とするのが望ま
しく、(C)の配合割合が、この範囲内でなければ、金
amとの密着性、耐熱性、耐水性更にフィルム化する際
の緒特性やフィルムの巻き戻し性など、電力ケーブル用
ラミネートテープとして使用するに良好な特性が得られ
ない。
そして、本発明においては、上述の各成分の割合を変え
ることにより混合樹脂(A + C)のメルトインデッ
クスを適宜調整する。
この混G 13(脂(A 十C)のメルトインデックス
は、成形性、耐熱性、強度等を考慮して決定されるが、
この場合、通常0.05〜30g/分、好ましくは0.
1〜10g/分とするのが望ましい。
又、本発明に用いられる低圧法低密度ポリエチレン(L
 −L D P E )としては特に限定されるもので
はないが、エチレン−エチルアクリレート酸変性物と混
合したときにその接着性を低下させないと共に相溶性が
良く、しかも、耐熱性やフィルム加工性を向上させるも
のが最も望ましい。
そして、上記の(A)と(C)の混合樹脂の市販品の例
としては、NUC社!!f!GA−0048に等が挙げ
られる。
上記混合樹脂(A + C)には、その導電度を向上さ
せるため、カーボンブランク(D)が配合されるが、こ
の(D)の配合割合は、混合樹脂(A+C)100重量
部に対して10〜100重量部の範囲とするのが望まし
い。(D)の配合割合が10重量部未満であると所望の
導電度が得られず、一方100重量部を超えると金属箔
との接着性が悪くなるから好ましくない。
この場合、用いられるカーボンブラックとしては特に限
定されるものではないが、商品名ケッチェンブラックE
C(アクゾ社製)は少量で高い導電度が得られると共に
、ヒートサイクルによる導電度の変化も少なく、良好な
半導電性プラスチック層を得ることができるから好まし
い。
このようにして得られた半導電性樹脂組成物をフィルム
化して金属箔と積層、接着させてラミネートテープを得
るが、半導電性樹脂組成物は、押出ラミネート法、Tグ
イ押出性成いはイン7レーシコン押出法等によってフィ
ルム化される。この場合のフィルムの厚さとしては10
〜300μmの範囲とするのが好ましく、特に25〜2
00μmが望ましい。
そして、本発明の好ましい実施態様としては、半導電性
プラスチック層が、金III箔と接着する第1の半導電
性プラスチック層と該第1の半導電性プラスチック層上
に積層して成る第2の半導電性プラスチック層で構成さ
れ、該第1の半導電性プラスチック層をエチレンー二チ
ル7クリレート共重合体の酸変成物、低圧法低密度ポリ
エチレン(L−LDPE)及1導電性カーボンブラック
から成る導電性61脂組成物で形成し、第2の半導電性
プラスチック層はエチレン系重合体にカーボンブラック
を添加して成る半導電性プラスチック層より成ることを
特像とするものである。
即ち、第1の半導電性プラスチック層としては上記の半
導電性プラスチック層を用い、これによって金属箔との
接着性等の諸特性の向上を図る一方、@2の半導電性プ
ラスチック層としてはエチレン系重合体にカーボンブラ
ックを配合したものを泪い、これによって半導電性プラ
スチック層を、2種の半導電性プラスチック層の複合体
とすることにより耐熱性、耐水性等の諸特性を一層向上
させたものである。
上記エチレン系重合体としては、特に限定されるもので
はないが、特にエチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマー、更にこれらとエチレン−エチルアクリレート共
重合体との混合物を用いたものが、上記fjS1の半導
電性プラスチック層との融着性が優れるから好ましい。
そして、第1の半導電性プラスチック層上にfjS2の
半導電性プラスチック層を形成する方法としては、イン
フレーシ3ン法、T−グイ押出法、押出し成形法、押出
しコーティング法等、公知の積層法、又は塗装法或はこ
れらを組み合わせた方法等、任意の方法を採用しうる。
この場合、上記の第1の半導電性プラスチック層と第2
の半導電性プラスチック層との好ましい厚さの比率はこ
の第1の層が全厚みの2〜9″’IILJの範囲となる
ようにするのが望ましい。
尚、本発明に用いる半導電性プラスチック層には、所望
により酸化防止層、紫外線吸収剤等の安定剤、滑剤、無
機充填剤、界面活性剤、帯電防止剤、銅害防止剤、難燃
剤、発泡剤、顔料等の着色側、可塑剤等を添加混合して
もよいのである。
(e)作用 本発明の電力ケーブル用ラミネートテープにおいて、金
属箔と半導電性プラスチック層との接着性が良好である
理由は明確ではないが、エチレン−エチルアクリレ−)
共重合(Eの酸変成物とすることにより、当該共重合体
にカルボキシル基が導入され、この結果、このカルボキ
シル基と金属箔の表面との間に水素結合が生じるためと
推考される。
又、エチレン−エチルアクリレート共重合体の酸変成物
に低圧法低密度ポリエチレン(L−LDPE)を混合し
、この低圧法低密度ポリエチレンがフィルム化する際の
成形性を向上させると共に、耐熱性や耐水性を向上させ
る作用を有するのである。
(「)実施例 (イ)本発明の電力ケーブル用ラミネートテープ、及び
これを用いた電力ケーブルの構造側本発明の電力ケーブ
ル用ラミネートテープの構造例を第1図、第2図及びf
ma図に各々示し、又本発明の電力ケーブル用ラミネー
トテープを用いた電力ケーブルの構造例を1@4図に示
す。
第1図〜第3図において、(1)はラミネートテープで
あって電力ケーブル用の遮水層として用いられるもので
あり、該ラミネートテープ(1)は、第1図又は第2図
に示すように、金属M(2)と、該金属M(2)の片面
或いは両面に設けられた半導電性プラスチック層(3)
で構成されている。
そして、この場合、上記半導電性プラスチック層(3)
は、第3図に示すように、金属箔(2)側の第1の半導
電性プラスチック層(3a)と該第1の層(3a)上の
第2の半導電性プラスチック層(3b)で構成し、これ
によって、半導電性プラスチック層(3)の特性を一層
向上させてもよいのである。
なお、tJfJ4図は、本発明の電力ケーブル用ラミネ
ートテープ(1)を用いて成る電力ケーブル(10)で
あり、該電力ケーブル(10)は、導体(11)を中心
とし、これから外方に同心円状に順次、内部半導電層(
12)、絶縁体層(13)、外部半導電層(14)、遮
水層 (ラミネートテープ)(1)、金属遮蔽層(15
)及び外部保護シース(16)が積層された構造を有す
る。
(ロ)実施例1〜3 以下、本発明の実施例1〜3について述べるが、ラミネ
ートテープを構成する金属箔としては鉛合金又はアルミ
ニウムを用い、その厚さは両者共に50μlとした。
又、後述の実施例1及び実施例2の半導電性プラスチッ
ク層は、エチレン一二チルアクリレート(エチルアクリ
レート9重量%含有)の酸変性物(R含有量0.5重量
%)50重量%と低圧法低密度ポリエチレン50重景%
から成る混合樹脂86重量部に、カーボンブラック (
商品名 ケッチェンブチ22801フ21社!!り14
重量部を配合して得た半導電性樹脂組成物(体積抵抗率
102Ωam)をイン7レーシaン法により厚さが10
0μlとなるように成形したフィルムを用いた。
上記半導電性プラスチック層は実施例3における第1の
半導電性プラスチック層として用いた。
又、実施例3における第2の半導電性プラスチック層は
エチレン−酢酸ビニル共重合体く酢酸ビニルの含有fi
19重量%)100重量部に導電性カーボンプラ・ンク
(商品名 ケッチェンブラック;アクゾ社製)20重量
部を配合して得た半導電性樹脂組成物(体積抵抗率10
3ΩcI11)をイン7レーシコン法により厚さが10
0μmとなるように成形したフィルムを坩いた。
実施例1 上記半導電性プラスチック層/鉛合金/上記半導電性プ
ラスチック層 実施例2 上記半導電性プラスチック層/アルミニウム/上記半導
電性プラスチック層 実施例3 tjSlの半導電性プラスチック層と第2の半導電性プ
ラスチック層の一体的積層体/鉛合金/第1の半導電性
プラスチック層と第2の半導電性プラスチック層の一体
力m層体比較例1〜4 比較例1 アイオノマーにカーボンブラック添加(電気化学社製;
商品名デンカブラック、カーボンブラックの含有量28
重量%)の生導電性プラスチック層/鉛合金/アイオ/
マにカーボンブラックを添加(電気化学社製;商品名デ
ンカブラック、カーボンブランクの含有量28重量%)
の半導電性プラスチック層比較例2 エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチルアクリ
レートの含有量18重量%)にカーボンブラック添加(
比較例1と同様)の半導電性プラスチツク1@/鉛合金
/エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチルアク
リレートの含有量18重量%)にカーボンブラック添加
(比較例1と同様)の半導電性プラスチック層 比較例3 エチレン−アクリル酸共重合体(アクリル酸の含有量8
重量%)にカーボンブラックを添加(比較例1と同様)
の半導電性プラスチツク1/鉛合金/エチレン−アクリ
ル酸共重合体(アクリル酸の含有量8重量%)にカーボ
ンブラックを添加(比較例1と同様)の半導電性プラス
チック層 比較例4 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量19
重量%)にカーボンブラック添加(比較例1と同様)の
半導電性プラスチック層/鉛合金/エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(酢酸ビニル含有量19重量%)にカーボン
ブラック添加(比較例1と同様)の半導電性プラスチッ
ク層 これらの各実施例と各比較例をこれを構成する金属箔と
半導電性プラスチック層との剥離強度、及びこれらを温
度60℃の温水に48時間浸漬した後の剥離強度の試験
結果を第1表に示す。
(以下余白) なお、第1表の試験方法について以下に述べる。
争 PIrr′の試験アン− 試料の作成は、金属箔と半導電性プラスチック層を温度
70〜120℃の2枚の板の間に通して接着させ、その
ものより幅10mm、長さ200IIII11の試験片
を採取し、引張速度100tnII/分、剥離角度18
0度で万能引張試験機などを用いて剥離強度を求める。
又、温水浸漬後の試験については、上述の試験片を温度
60℃の温水中に48時間投入し、取り出して上述と同
様に剥離強度を求めた。
テープ ねAわせII   i験方t テープ2枚を重ね合わせ、温度140℃のプレスにて5
 kg/ cm2の圧力で1分間加圧して形成した各実
施例又は各比較例の試料を試料幅10IIII11に切
断し、剥離角度180度で引張強度100+nm/分に
て万能引張試験機にて剥離強度を求めた。
ケーブルコアとの剥 強 試験方法 ケーブルコアの外部半導電層を想定して、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体にカーボンブラックを添加し
て形成した板状の被着体上に各実施例又は各比較例を重
ね、温度140℃で1分間5kg/ca+2加熱圧着し
たものを、試料幅10ao++どなるように切断し、こ
の各試料を剥離角度180度、引張速度100IIII
@/分で万能引張試験機WJ、8!にて剥離強度を求め
た。
第1表より、各実施例のものは金属箔との剥離強度が極
めて高く、比較例に対して約2倍以上ある。
又、実施例のものは、温水浸漬後も剥離強度の変化は見
られないが、比較例では大きく低下が見られる。このよ
うな点からも明らかであるように、本発明の電力ケーブ
ル用ラミネートテープは、金属箔と十分に且つ安定した
接着性を示し、しかも耐熱性、耐水性が至極優れること
が認められる。
(g)発明の効果 本発明の電力ケーブル用ラミネートテープは、上記構成
を有し、金属箔と半導電性プラスチ/り層との接着性が
者しく良く、又、耐、8性、耐水性などに優れており、
更には、この半導電性プラスチック層はケーブルコアの
絶縁体、又は外部半導′7J1層と接着或いは密着一体
化が得られやすいことより、遮水層としての電力ケーブ
ル用ラミネートテープの信頼性を茗しく向上させる効果
を有する。
又、この上うな遮水層としてのラミネートテープの信頼
性は、長期使用での電力ケーブルにがかるヒートサイク
ルや曲げなどいろいろなストレスに対して着しい耐久力
があり、この結果、電力ケーブルの信頼性を向」ニさせ
る等の効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
f51図〜第3図はそれぞれ本発明の電力ケーブル用ラ
ミネートテープの実施例を示す断面図、第4図は本発明
の電力ケーブル用ラミネートテープを遮水層として用い
た電力ケーブルの断面図である。 (1)・・・電力ケーブル用ラミネートテープ、(2)
・・・金Iil箔、(3)・・・半導電性プラスチック
層、(3a)・・・第1の半導電性プラスチン、り層、
(3b)・・・第2の半導電性プラスチック層、(10
)・・・電力ケーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴム又はプラスチック絶縁電力ケーブルにおける
    ケーブルコアの絶縁体層上或いは外部半導電層上に一体
    的に積層する遮水層であって、該遮水層を、金属箔と当
    該金属箔の片面或いは両面に設けた半導電性プラスチッ
    ク層から成るラミネートテープで形成し、該半導電性プ
    ラスチック層がエチレン−エチルアクリレート共重合体
    の酸変成物、低圧法低密度ポリエチレン(L−LDPE
    )及びカーボンブラックから成る半導電性樹脂組成物で
    形成されていることを特徴とする電力ケーブル用ラミネ
    ートテープ。
  2. (2)半導電性プラスチック層が、金属箔と接着する第
    1の半導電性プラスチック層と該第1の半導電性プラス
    チック層上に積層されて成る第2の半導電性プラスチッ
    ク層で構成され、上記第1の半導電性プラスチック層が
    エチレン−エチルアクリレート共重合体の酸変成物、低
    圧法低密度ポリエチレン(L−LDPE)及びカーボン
    ブラックから成る導電性樹脂組成物で形成され、又、第
    2の半導電性プラスチック層がエチレン系重合体にカー
    ボンブラックを添加して成る半導電性樹脂組成物で形成
    されている特許請求の範囲第1項記載の電力ケーブル用
    ラミネートテープ。
  3. (3)エチレン系重合体がエチレン−酢酸ビニル共重合
    体、アイオノマー或いはこれらとエチレン−エチルアク
    リレート共重合体の混合物である特許請求の範囲第2項
    記載の電力ケーブル用ラミネートテープ。
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