JPS62168073A - 送電線事故点監視方法 - Google Patents
送電線事故点監視方法Info
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- JPS62168073A JPS62168073A JP898486A JP898486A JPS62168073A JP S62168073 A JPS62168073 A JP S62168073A JP 898486 A JP898486 A JP 898486A JP 898486 A JP898486 A JP 898486A JP S62168073 A JPS62168073 A JP S62168073A
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- electrostatic induction
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は架空送電線の保守に関するものである。
(従来技術)
架空送電線では電線が架空地線や樹木等に接触する地絡
事故或いは電線同志が接触する相間短絡事故が発生する
。これらの事故を監視する方法として従来は架空地線に
流れる電流が地絡事故等の事故点付近で変化することを
利用して第5図に示すように、架空地線1に電流変換器
CTl0を設置し、架空地線に流れる電流iを該電流変
換器CTで検出し、電流iの変化により事故点を検知し
ていた。
事故或いは電線同志が接触する相間短絡事故が発生する
。これらの事故を監視する方法として従来は架空地線に
流れる電流が地絡事故等の事故点付近で変化することを
利用して第5図に示すように、架空地線1に電流変換器
CTl0を設置し、架空地線に流れる電流iを該電流変
換器CTで検出し、電流iの変化により事故点を検知し
ていた。
しかしながら、架空地線1に流れる電流iの変化は架空
地線と電線が接触する地絡事故の場合は大きくなるが、
樹木等への地絡事故や相間短絡事故の場合にはあまり大
きくならず、従って電流変換器CTによって各種の事故
を精度よく検知することは難しく、特に事故点を正確に
検知することは極めて困難であった。
地線と電線が接触する地絡事故の場合は大きくなるが、
樹木等への地絡事故や相間短絡事故の場合にはあまり大
きくならず、従って電流変換器CTによって各種の事故
を精度よく検知することは難しく、特に事故点を正確に
検知することは極めて困難であった。
(本発明の構成)
本発明はかかる従来の欠点を解消し、架空送電線事故時
の事故点を精度よ(検知する送電線の監視方法を開発し
たもので、送電線路に沿って複数個の静電誘導検知装置
を設置し、該静電誘導検知装置からの出力信号を監視所
に伝送し、伝送された信号の変化により送電線の事故点
を検知する送電線監視方法に関するものである。
の事故点を精度よ(検知する送電線の監視方法を開発し
たもので、送電線路に沿って複数個の静電誘導検知装置
を設置し、該静電誘導検知装置からの出力信号を監視所
に伝送し、伝送された信号の変化により送電線の事故点
を検知する送電線監視方法に関するものである。
(本発明の実施例)
以下、本発明を図示した一実施例にもとづいて詳細に説
明する。図において1は架空地線、2は架空送N、線、
3は送電線路に沿って適当な間隔で配置された複数個の
静電誘導検知装置で、該静電誘導検知装置3は、例えば
第2図に示すように、鉄塔4や大地5等のアース物体9
から碍子や樹脂等の絶縁物6で絶縁した金属体7を抵抗
日を通じてアース物体9に接続した構成となっている。
明する。図において1は架空地線、2は架空送N、線、
3は送電線路に沿って適当な間隔で配置された複数個の
静電誘導検知装置で、該静電誘導検知装置3は、例えば
第2図に示すように、鉄塔4や大地5等のアース物体9
から碍子や樹脂等の絶縁物6で絶縁した金属体7を抵抗
日を通じてアース物体9に接続した構成となっている。
かく構成した静電誘導検知装置3を送tvA路に沿って
複数個配置すると、該静電誘導検知装置3の金属体7に
は送電線2からの静電誘導により電流Iが流れ、金属体
7に電流■が流れると抵抗8の両端に電位差Eが生ずる
。この電位差E、即ち送電線2からの静電誘導の強さは
送電線のどれかの相に事故が発生し電圧が変わると急激
に変化する。
複数個配置すると、該静電誘導検知装置3の金属体7に
は送電線2からの静電誘導により電流Iが流れ、金属体
7に電流■が流れると抵抗8の両端に電位差Eが生ずる
。この電位差E、即ち送電線2からの静電誘導の強さは
送電線のどれかの相に事故が発生し電圧が変わると急激
に変化する。
第3図は送電線に電圧■を印加したときの距離と電圧と
の関係を示したもので、送電線2の電圧■は通常のとき
は第3図aに示す如くほぼ一定である。しかし、例えば
A点で地絡事故が発生すると第3図すに示す如く電圧V
はA点までほぼ直線的に下がりA点では零となる。この
時、静電誘導検知装置3で検知する電位差Eは送電線2
の電圧に比例して変化する。従って複数配置した静電誘
導検知装置3の電位差Eの変化を監視すれば送電線路の
どこで事故が発生したかを検知することができる。
の関係を示したもので、送電線2の電圧■は通常のとき
は第3図aに示す如くほぼ一定である。しかし、例えば
A点で地絡事故が発生すると第3図すに示す如く電圧V
はA点までほぼ直線的に下がりA点では零となる。この
時、静電誘導検知装置3で検知する電位差Eは送電線2
の電圧に比例して変化する。従って複数配置した静電誘
導検知装置3の電位差Eの変化を監視すれば送電線路の
どこで事故が発生したかを検知することができる。
静電誘導検知装置3の設置場所は鉄塔4や大地5上が考
えられる。大地5上に設置する場合には、第4図に示す
如く送電N1..2の弛み等から送電線2と各静電誘導
検知装置3との間の距離を一定にすることが困難であり
、送電線が正常な場合でも各静電誘導検知装置の出力(
電位差E)は一定とならず補正係数等を考慮して監視す
る必要がある。
えられる。大地5上に設置する場合には、第4図に示す
如く送電N1..2の弛み等から送電線2と各静電誘導
検知装置3との間の距離を一定にすることが困難であり
、送電線が正常な場合でも各静電誘導検知装置の出力(
電位差E)は一定とならず補正係数等を考慮して監視す
る必要がある。
一方、第1図に示す如く鉄塔4と送TH,線2との位置
関係が一つの送電線路で一定となる位置を選らんで各鉄
塔に静電誘導検知装置を設置すれば、各静電誘導検知装
置での出力はほぼ一定となり、事故時には事故点に近い
もの程出力の変化が大きくなるので各静電誘導検知装置
から伝送されてくる出力信号を監視することにより事故
点を容易に検出することができる。
関係が一つの送電線路で一定となる位置を選らんで各鉄
塔に静電誘導検知装置を設置すれば、各静電誘導検知装
置での出力はほぼ一定となり、事故時には事故点に近い
もの程出力の変化が大きくなるので各静電誘導検知装置
から伝送されてくる出力信号を監視することにより事故
点を容易に検出することができる。
なお、静電誘導検知装置の出力信号を架空地線1に内臓
せしめた光ファイバ(図示せず)で変電所等の監視所に
伝送すれば外部からの誘導の影響を受けずに長距離伝送
ができ、送電線路の状況を正確に監視することができる
。
せしめた光ファイバ(図示せず)で変電所等の監視所に
伝送すれば外部からの誘導の影響を受けずに長距離伝送
ができ、送電線路の状況を正確に監視することができる
。
(本発明の効果)
本発明は事故点に近い程送電線路の電圧が大きく変化す
ることを利用して事故点を検出するのであらゆる種類の
事故に対応でき、事故点を的確に検知できる優れた効果
を有するものである。
ることを利用して事故点を検出するのであらゆる種類の
事故に対応でき、事故点を的確に検知できる優れた効果
を有するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は静電
誘導検知装置の一例を示す拡大説明図、第3図は送電線
路の電圧と距離との関係を示す説明図、第4図は本発明
の他の実施例を示す説明図、第5図は従来の送電線監視
方法を示す説明図である。
誘導検知装置の一例を示す拡大説明図、第3図は送電線
路の電圧と距離との関係を示す説明図、第4図は本発明
の他の実施例を示す説明図、第5図は従来の送電線監視
方法を示す説明図である。
Claims (2)
- (1)送電線路に沿って複数個の静電誘導検知装置を設
置し、該静電誘導検知装置からの出力信号を監視所に伝
送し、伝送された信号の変化により送電線の事故点を検
知する送電線監視方法 - (2)前記静電誘導検知装置を各鉄塔のほぼ同じ位置に
取付けた特許請求の範囲第1項記載の送電線監視方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61008984A JPH0756499B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 送電線事故点監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61008984A JPH0756499B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 送電線事故点監視方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168073A true JPS62168073A (ja) | 1987-07-24 |
JPH0756499B2 JPH0756499B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=11707952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61008984A Expired - Lifetime JPH0756499B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 送電線事故点監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756499B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03199982A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-30 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 送電線故障点標定方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142265A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-24 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉装置用送電線故障点標定装置 |
JPS59131179A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | 送電線故障位置検出装置 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP61008984A patent/JPH0756499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142265A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-24 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉装置用送電線故障点標定装置 |
JPS59131179A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | 送電線故障位置検出装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03199982A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-30 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 送電線故障点標定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756499B2 (ja) | 1995-06-14 |
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