JPS61292575A - 送配電線事故点標定方法 - Google Patents
送配電線事故点標定方法Info
- Publication number
- JPS61292575A JPS61292575A JP13544185A JP13544185A JPS61292575A JP S61292575 A JPS61292575 A JP S61292575A JP 13544185 A JP13544185 A JP 13544185A JP 13544185 A JP13544185 A JP 13544185A JP S61292575 A JPS61292575 A JP S61292575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- phase difference
- ground wire
- points
- power transmission
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は送配電系統における事故点標定方法に関する。
[従来の技術]
従来、送電系統における事故点標定方法として、主に超
高圧の送電系統において、サージ受信方式、パルスレー
ダ方式、ディジタルリレ一方式等が用いられている。
高圧の送電系統において、サージ受信方式、パルスレー
ダ方式、ディジタルリレ一方式等が用いられている。
また、送配電系統における事故点標定方法として、架空
地線の1点の電流の絶対値を測定してその絶対値により
事故の判定を行い、その測定点を複数の地点に設けるこ
とにより事故点の標定を行う方法が知られている。
地線の1点の電流の絶対値を測定してその絶対値により
事故の判定を行い、その測定点を複数の地点に設けるこ
とにより事故点の標定を行う方法が知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ
上述の従来のサージ受信方式、パルスレーダ方式、ディ
ジタルリレ一方式を154KV以下の送配電系統におい
て用いた場合、系統内での送配電線の分岐が多く高抵抗
接地を行っているために、事故時の電流が小さく標定精
度が低くなることや、複雑な測定を行うために測定装置
のコストが高くつくなどの理由で、154KV以下の送
配電系統においてほとんど適用されていない。
ジタルリレ一方式を154KV以下の送配電系統におい
て用いた場合、系統内での送配電線の分岐が多く高抵抗
接地を行っているために、事故時の電流が小さく標定精
度が低くなることや、複雑な測定を行うために測定装置
のコストが高くつくなどの理由で、154KV以下の送
配電系統においてほとんど適用されていない。
また、上述の架空地線の1点の電流の絶対値を測定して
その絶対値により事故標定を行う方法を送配電系統の分
岐部に用いた場合、標定精度が低くなるという問題点が
あった。
その絶対値により事故標定を行う方法を送配電系統の分
岐部に用いた場合、標定精度が低くなるという問題点が
あった。
[発明の目的]
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、154KV以
下の送配電系統において、また該系統の分岐部において
も標定精度が高く、さらにコストが安い送配電系統にお
ける事故標定方法を提供することにある。
下の送配電系統において、また該系統の分岐部において
も標定精度が高く、さらにコストが安い送配電系統にお
ける事故標定方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
送配電系統における架空地線の2点に電流検出手段を設
け、上記電流検出手段で検出された該検出点の2点の電
流と2点の電流の位相差を測定して、2点あ電流の平均
値と位相差から事故標定を行うことを特徴とする。
け、上記電流検出手段で検出された該検出点の2点の電
流と2点の電流の位相差を測定して、2点あ電流の平均
値と位相差から事故標定を行うことを特徴とする。
[作用]
以上の如く構成することによって、送配電系統における
架空地線の2点に設けられた電流検出手段で検出された
該検出点の2点の電流と、2点の電流の位相差を測定す
る。これより、さらに2点の電流の平均値を計算し、こ
の平均値と位相差が所定値以上大きくなったとき事故発
生と判定を行う。
架空地線の2点に設けられた電流検出手段で検出された
該検出点の2点の電流と、2点の電流の位相差を測定す
る。これより、さらに2点の電流の平均値を計算し、こ
の平均値と位相差が所定値以上大きくなったとき事故発
生と判定を行う。
また、測定点を複数の地点に設けることにより事故点を
標定することができる。
標定することができる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例である送配電線事故点標定方
法を示す図である。
法を示す図である。
1は鉄塔であり、鉄塔lより2方向に他の鉄塔(図示せ
ず)に向は架空地線2が架設され、上記2方向とは別の
方向に他の鉄塔(図示せず)に向は分岐架空地線5が架
設されている。該鉄塔lをはさんで架空地線2の2ケ所
の該鉄塔1の近傍に電流検出器3が設けられている。該
谷電流検出器3の出力は該鉄塔夏の近傍に設けられてい
る測定装置4に入力される。測定装置4においては、上
記2つの電流検出器3の出力より、2つの電流値及び位
相差を測定し、2つの電流の平均値及び位相差が表示さ
れる。
ず)に向は架空地線2が架設され、上記2方向とは別の
方向に他の鉄塔(図示せず)に向は分岐架空地線5が架
設されている。該鉄塔lをはさんで架空地線2の2ケ所
の該鉄塔1の近傍に電流検出器3が設けられている。該
谷電流検出器3の出力は該鉄塔夏の近傍に設けられてい
る測定装置4に入力される。測定装置4においては、上
記2つの電流検出器3の出力より、2つの電流値及び位
相差を測定し、2つの電流の平均値及び位相差が表示さ
れる。
以上のように構成することによって、分岐架空地線5が
分岐する該鉄塔lの近傍の架空地線2の2ケ所における
電流の平均値と位相差を測定することができる。
分岐する該鉄塔lの近傍の架空地線2の2ケ所における
電流の平均値と位相差を測定することができる。
なお、第1図の実施例のほか、第2図に示すように分岐
架空地線5を取り除いてもよい。
架空地線5を取り除いてもよい。
第3図は第1図の実施例における架空地線分岐部の電流
の平均値対位相差特性を示す図である。
の平均値対位相差特性を示す図である。
第3図において、○は事故発生のない場合、・は事故発
生時で非事故区間の場合、×は事故発生時で事故区間の
場合を示している。事故発生のない場合、電流の平均値
は微少電流で位相差的155゜であり、事故発生時で非
事故区間である場合、位相差が夏20°未満もしくは位
相差120’以上の時電流の平均値が100A未満であ
る。また、事故発生時で事故区間の場合は電流の平均値
が100A以上かつ位相差120°以上である。
生時で非事故区間の場合、×は事故発生時で事故区間の
場合を示している。事故発生のない場合、電流の平均値
は微少電流で位相差的155゜であり、事故発生時で非
事故区間である場合、位相差が夏20°未満もしくは位
相差120’以上の時電流の平均値が100A未満であ
る。また、事故発生時で事故区間の場合は電流の平均値
が100A以上かつ位相差120°以上である。
従って、架空地線2の2点で測定された電流の平均値が
100A以上であって位相差120°以上の時、その2
点の間もしくはその2点の間から分岐する分岐架空地線
5において事故が発生したと標定することができる。
100A以上であって位相差120°以上の時、その2
点の間もしくはその2点の間から分岐する分岐架空地線
5において事故が発生したと標定することができる。
[発明の効果]
以上詳述したように、この発明は送配電系統における架
空地線の2点に電流検出手段を設け、上記電流検出手段
で検出された該検出点の2点の電流と2点の電流の位相
差を測定して、2点の電流の平均値と位相差から事故標
定を行うようにしたので標定精度が高くなり、たとえば
系統内において分岐点がある場合でも正確な事故区間の
標定かできるようになり、また上述の通り測定系が簡単
であるのでコストが安くなるという利点もある。
空地線の2点に電流検出手段を設け、上記電流検出手段
で検出された該検出点の2点の電流と2点の電流の位相
差を測定して、2点の電流の平均値と位相差から事故標
定を行うようにしたので標定精度が高くなり、たとえば
系統内において分岐点がある場合でも正確な事故区間の
標定かできるようになり、また上述の通り測定系が簡単
であるのでコストが安くなるという利点もある。
第1図及び第2図は本発明の一実施例である送配電線事
故点標定方法を示す図であり、第3図は第1図の実施例
における架空地線分岐部の電流平均値対位相差特性を示
す図である。 1・・・鉄塔、 2・・・架空地線、 3・・・電流検出器、 4・・・測定装置、 5・・・分岐架空地線。
故点標定方法を示す図であり、第3図は第1図の実施例
における架空地線分岐部の電流平均値対位相差特性を示
す図である。 1・・・鉄塔、 2・・・架空地線、 3・・・電流検出器、 4・・・測定装置、 5・・・分岐架空地線。
Claims (1)
- (1)送配電系統における架空地線の2点に電流検出手
段を設け、上記電流検出手段で検出された該検出点の2
点の電流と2点の電流の位相差を測定して、2点の電流
の平均値と位相差から事故点の標定を行うことを特徴と
する送配電線事故点標定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13544185A JPS61292575A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 送配電線事故点標定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13544185A JPS61292575A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 送配電線事故点標定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61292575A true JPS61292575A (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=15151791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13544185A Pending JPS61292575A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 送配電線事故点標定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61292575A (ja) |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13544185A patent/JPS61292575A/ja active Pending
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