JPS62167799A - 真核性のバラスト部分を有する融合タンパク質 - Google Patents

真核性のバラスト部分を有する融合タンパク質

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JPS62167799A
JPS62167799A JP61306185A JP30618586A JPS62167799A JP S62167799 A JPS62167799 A JP S62167799A JP 61306185 A JP61306185 A JP 61306185A JP 30618586 A JP30618586 A JP 30618586A JP S62167799 A JPS62167799 A JP S62167799A
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plasmid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インターロイキン−2の最初の100個のアミノ酸と実
質的に一致するC−又はN−末端部分を有する融合タン
パク質は既に提案されている(西独特許出願節P3,5
41,856.7号明細書)。これらのうちインターロ
イキン−2部分は、哺乳類インターロイキン−2、例え
ば公開箱0.091,539号の欧州特許出願(以下、
“EP−A″と略する)明細書に開示されているマウス
又はラットのインターロイキン−2に由来していてもよ
いが、ヒトインターロイキン−2に由来していることが
好ましい。これらの融合タンパク質は驚くべきことに宿
主細胞中で安定であって、しかもそれらの溶解性が低い
ため、宿主に固有の可溶性タンパク質から容易に分離す
ることができる。
この発明概念を更に発展させたものとして、インターロ
イキン−2分子の著しく小さな部分がこのタイプの融合
タンパク質の“バラスト(ballast ) ”部分
として適していることは、驚くべきことに今ここに見出
されたのである。本発明は特許請求の範囲に規定されて
いる。好ましい態様は以下詳細に説明されている。
EP−A第0.163.249号明細書で開示されかつ
表中に記載されたヒトインターロイキン−2(以下、“
IL−2”と略する)の合成遺伝子から始めることが特
に好都合である。この合成遺伝子は、IL−2をコード
するDNAを分解して“扱いやすい(IIlanage
ab I e)“セグメントにするためのいくつかの独
特な制限切断部位を存している。これらのセグメントを
用い、モジュラ−原理(g+odular prlnc
lple )により融合タンパク質のバラスト部分を調
節するとかできるが、得られる融合タンパク質の溶解性
が高いか低いかは、セグメントの組合せと所望のタンパ
ク質の性質とにかかっている。
このように、本発明では、産物の可能な又は望ましい生
産のために最も有利となるように溶解性を調節すること
ができ、即ち産物がクロマトグラフィー、例えば抗体カ
ラムにより精製されるべき場合には高溶解性に、又は予
備精製として宿主に固有の可溶性タンパク質が例えば遠
心分離によって除去されるべき場合には低溶解性に調節
することができる。
本発明の特に有利な点は、非常に小さい“バラスト部分
″ををする融合タンパク質を生産することができること
であって、それにより所望のタンパク質の相対的収率が
著しく増大するようになる。
本発明のもう一つの利点は、“バラスト部分“が、所望
のタンパク質の空間構造をできる限り阻害せず、その結
果例えば折り重なり(folding up)を阻害す
ることのないような方法で構成され得る、ということで
ある。
融合タンパク質の切断により、所望のタンパク質ばかり
ではなく、所謂IL−2誘導体たる“バラスト部分“も
得られる。これはIL−2活性(T−細胞増殖試験)を
有していても又はIL〜2レセプターに結合していても
よい。本発明の“モジュラ−原理”は、したがって、多
かれ少なかれある程度のIL−2生物活性を有するIL
−2誘導体を“副産物“として産生ずるためにも利用す
ることができる。
本発明の特に有利な点は、EP−A第 0.163,249号明細書に記載された合成遺伝子に
関して以下に説明されている。この遺伝子は、制限エン
ドヌクレアーゼEcoRIにより5′未満で、5alI
により3′未満で切断される。このような遺伝子を構成
するために使用された酵素Ps t L Xba I及
びSac I用の三つの独特な制限切断部位の他に、M
 l u I及びPvu I用の独特な切断部位が存在
していることも好ましい。これら切断部位間に存在する
配列がA〜Fである場合には、合成遺伝子は概略的に(
EcoRI)−A−Ps t I−B−Mlu I−C
−XbaI−D−SacI−E−PvuI−F−(Sa
lI) で示される。
セグメントA〜Fは、このように本発明のモジュラ−系
にとって特に適切な“単位″である。上記表示において
、西独特許出願第 P3,541,856.7号明細書に記載された融合タ
ンパク質についての“バラスト部分”はセグメントA−
Eと一致し、同上出願に記載された完全IL−2遺伝子
を含有する2官能性タンパク質についての“バラスト部
分”はすべてのセグメントA〜Fと一致する。一方、本
発明の遺伝子構造は、セグメントA〜F、好ましくはこ
れらセグメントのうちの4個未満のセグメントからなる
別の組合せに関するものであるが、ここでセグメントA
は融合タンパク質のN−末端をコードしている。他のセ
グメント配列は任意的であって、場合により適切なアダ
プター又はリンカ−が使用される。適切なアダプター又
はリンカ−配列も“バラスト部分”のC−末端に導入す
ることができるが、この場合において、それらは酵素的
又は化学的に所望のタンパク質からの“バラスト部分“
の切除を可能ならしめ又は促進させるようなアミノ酸又
は短鎖アミノ酸配列をコードすることができる。
アダプター又はリンカ−配列は、特定の融合タンパク質
についての”バラスト部分”を調節するために、例えば
所望の溶解性を達成するためにも当然利用することがで
きる。これと関連するが、融合タンパク質の溶解性は分
子の大きさとは無関係であり、逆に比較的小さな分子で
あっても低溶解性であることが驚くべきことに判明した
のである。
下記諸例中に詳細に説明されているこれらの関連性から
明らかなように、当業者であればさほど実験上の労苦を
することがなく、小さな“バラスト部分”を有しかつ特
定の望ましい性質を有する本発明の融合タンパク質を得
ることができる。
したがって、所望のタンパク質が真核細胞タンパク質で
ある場合には、本発明により得られる融合タンパク質は
全面的には又は事実上全面的に真核細胞タンパク質配列
からなる。しかしながら、驚くべきことに、タンパク質
は原核宿主細胞において外来タンパク質として認識され
ないため、宿主に回付のプロテアーゼにより急速に分解
されることはない。このような分解は、宿主にとって外
来でありかつ細菌中で発現すべきcDNA配列によって
コードされるタンパク質の場合に特に頻発する。cDN
A配列が本発明のセグメント中に“埋め込まれ”ている
場合にこのcDNA配列は極めて効果的に発現し得るこ
とが今ここに判明したのである。cDNA配列に関して
いくつかのクローニング部位を有するポリリンカー配列
を本発明の配列中に含有する特定のベクターを上記目的
のために製造することができる。複製されたCDNAが
停止コードンを有していない場合には、cDNA配列に
よりコードされるポリペプチド配列はC−末端セグメン
トがコードするポリペプチドによって付加的に保護され
る。
融合タンパク質は化学的又は酵素的に自体公知の方法に
より切断することができる。適切な方法をいかに選択す
るかは、特に所望のタンパク質のアミノ酸配列にかかっ
ている。後者が例えばメチオニンを有していない場合に
は、結合要素はMetを表わすことができ、このときに
は塩化もしくは臭化シアンによる化学的切断が行なわれ
る。
結合要素のカルボキシル末端にシスティンが存在する場
合、即ち結合要素がCysを表わす場合には、例えば特
異的S−シアニル化後にシスティン特異性の酵素的切断
又は化学的切断を行なうことができる。結合要素のカル
ボキシル末端にトリプトファンが存在する場合、即ち結
合要素がTrpを表わす場合には、N−ブロモスクシン
イミドによる化学的切断が行われる。
自己のアミノ酸配列中にちAsp−Proを有せず、か
つ酸に対して十分に安定である所望のタンパク質は、融
合タンパク質が上記結合要素を有する場合に、自体公知
の方法によってタンパク質分解により切断することがで
きる。その結果、N−末端にプロリンを有するか又はC
−末端にアスパラギン酸を有するタンパク質が得られる
。したがって、この方法により改変タンパク質を合成す
ることもできる。
この結合要素(Asp)  −Pro又はGlu−(A
sp)   −Proであり、nが1〜3を表わす場合
には、Asp−Pro結合は酸に対する安定が低くなる
ことがある。
酵素的切断の例も同様に公知であり、改善された特異性
をもつ改変酵素を使用することもできる(C,!If、
 Craik et al、、 5cience 22
8(1985)291−297参照〕。所望の真核細胞
ペプチドがプロインシュリンである場合に選択される配
列は、トリプシンによる切断が可能なアミノ酸(A r
 g。
Lys)がプロインシュリンのN−末端アミノ酸(Ph
e)結合しているペプチド配列、例えばAla−8er
−Met−Thr−Argであることが有利であるが、
その理由はこの場合においてアルギニン特異的切断がト
リプシンプロテアーゼによって行ない得るからである。
所望のタンパク質がアミノ酸配列: 11e−Glu−Gl y−Arg を有していない場合には、適切な結合要素を有する融合
タンパク質はXa囚子により切断することができる(E
P−A第0.025,190号及び第0.161,97
3号明細書)。
融合タンパク質は、自体公知の方法により適切な発現系
で発現させることによって得られる。すべての公知の宿
主−ベクター系、即ち、例えば補乳類細胞及び、酵母、
好ましくは細菌、特に大腸菌等の微生物はかかる目的の
ために適している。
所望のタンパク質についてコードするDNA配列は、選
択された発現系での満足すべき発現を確実化するベクタ
ー中に公知の方法で組込まれる。
細菌宿主においては、1acs tac、erpsファ
ージλのP もしくはPR,hs p、ompl。
又は例えば西独特許公開節3,430,683号(EP
−A第0.173,149号)明細書で開示されている
ような合成プロモーターからなる群よりプロモーター及
びオペレーターを選択することが有利である。tacプ
ロモーター−オペレーター配列が有利であり、現在市販
されている〔例えば、発現ベクターpKK223−3、
ファルマシア(Pbara+acia )、”Mo1e
cular Blologicals。
CI+emicals and IEquipa+en
L for Mo1ecular Bio−+ogy’
 1984年、第63頁〕。
本発明による融合タンパク質の発現に際し、mRNAレ
ベルでの塩基の対合を阻止するために、ATG開始コー
ドン下流の最初の数個のアミノ酸に関して個々のトリブ
レットを改変することが有利のようである。このタイプ
の改変は、■t、−2タンパク質部分における個々のア
ミノ酸の改変、削除又は付加と同様に、当業者にとって
周知であり、本発明は同様にそれらにも関する。望まし
くないジスルフィド結合の形成を防止するためのシステ
ィンの削除又は他のアミノ酸によるシスティンの置換は
、例えばEP−A第109,748号明細書に開示され
ているように、例示として述べられている。
第1〜13図は、同一番号の例中に記載された合成方法
を工程図により説明するものである。理解を容易化させ
るために、出発物質及び中間体の製造法は第14A〜1
4C図に示されている。明確化のため、第1〜13図の
参照番号はそれぞれ別の新しい10位から始まり、第1
図では(11)から始まる。本発明では言及していない
出発物質の参照番号は0で終わり、したがって例えば第
2図では(20)となる。図は縮尺通りでは描かれてお
らず、特に尺度はポリリンカー配列領域において適度に
拡大されている。IL−2配列は太線で示されており、
所望のタンパク質についての構造遺伝子は他の方法で強
調されている。
本発明は下記諸例中で詳細に説明されており、その例の
番号は図の番号と一致する。他に記載のない限り、%は
重量に関する。
例A(第14A図参照) 出発プラスミドp159/6はEP−A第0.163,
249号明細書(第5図)に記載されている。そこでI
L−2”として又は本明細書中“DNA配列l”として
記載されている配列は、酵素EC0RI% PSt L
 Mlu l5Xba L Sac I%Pvu I及
び5a11の切断部位を介して結合したセグメントA〜
Fとして第14A図では分けられている。適切な酵素で
二重切断すると、セグメント(A)〜(P)又は隣接セ
グメントが得られ、例えばEcoRI及びMluIによ
るとセグメント(A、B)が得られる。
例B(第14B図参照) 発現プラスミドpEW1000の製造法は(公開前の)
西独特許出願第 P3,541,856.5号明細書(第1図)に開示さ
れている。このプラスミドはプラスミドp t a c
 11 (Amann et al、、 Gene 2
5(1983)1B?−178)の誘導体であり、その
EcoRI認識部位に5all切断部位含有合成配列が
組込まれたものである。このようにして発現プラスミド
pKK177.3が得られる。lacリプレッサー(F
arabaugh、 Nature 274(1978
)765−789)の挿入によりプラスミドpJF11
8が得られる。これをAvalの唯一の制限切断部位で
開環し、公知の方法でエキソヌクレアーゼ処理して約1
000bp短縮して、結合させる。それによってプラス
ミドpEW1000を得る。酵素EcoRI及びHin
dII[,5alI%PstlもしくはSmalにより
ポリリンカー中でこのプラスミドを開環し、直鎖発現プ
ラスミド(Ext) 、(EX2) 、(Ex3)及び
(Ex4)を得る。
例C(第14図C図参照) 市販プラスミドpUC12をEcoRI及び5alIで
開環し、直鎖プラスミド(1)を分離する。(1)をセ
グメント(A)、合成リンカ−配列(2)及びセグメン
ト(F)と結合して、プラスミドp W 226 (3
)を得る。
大腸菌79102株を公知の方法により結合混合体由来
プラスミドDNAで形質転換する。細胞をイソプロピル
−β−D−チオガラクトピラノシド(IPTG)、5−
ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D−ガラク
トピラノシド(X−gal)及びアンピシリン(Ap)
20μg/ml含有寒天プレート上で培養する。プラス
ミドDNAを白色クローンから得、プラスミド(3)の
形成を制限分析及びDNA配列分析により確認する。
小さなEcoRI−HindII[フラグメント(4)
をプラスミド(3)から切断し、分離する。このフラグ
メントをT4DNAリガーゼ反応により直鎖発現プラス
ミド(IExl)と結合する。得たプラスミドpW22
6−1(5)を制限分析により確認する。
大腸菌Mc1061株のコンピテント細胞をプラスミド
pW226−1由来DNAで形質転換する。アンピシリ
ン耐性クローンをAp含を寒天プレート上で分離する。
プラスミドDNAをMc1061細胞から再分離し、し
かる後制限分析により再度確認する。大腸菌W3110
株コンピテント細胞を大腸菌Mc1061細胞から分離
したプラスミドDNAで形質転換する。大腸菌W311
0細胞を以後常に発現用として使用する。
以後の諸例中でのすべての発現実験は下記条件で行なわ
れる。
プラスミド(5)含有大腸菌細胞の一夜培養物をアンピ
シリン50μg/ml含有I、B培地(J、II。
Miller、 ExpermenLs in Mo1
ecular Genetics。
Co1d Spring l1arbor Labor
atory、 1972 ]で約1:100の比に希釈
し、増殖を吸光度測定により追跡する。吸光度が0.5
のときに培養物をIPTG中1mMに調整し、150〜
180分間後細菌を沈降させる。細菌を5分間混合緩衝
液(7M尿素、0.1%SDS、0.1Mリン酸ナトリ
ウム、pH7,0)中で沸騰させ、試料をSDSゲル電
気泳動プレートに塗布する。電気泳動後、プラスミド(
5)含有細菌は予期されたタンパク質の大きさく 6 
K D )に相当するタンパク質バンドを生じる。
以」二の誘導条件は、培養物を振盪する場合に妥当する
。大規模発酵の場合では、吸光度を適度に変更しかつ適
切であればIPT(4度をわずかに変更することが有利
である。
得られたタンパク質はIL−2依存細胞系(CTLL2
)での細胞増殖試験において生物活性を示されない。
例  1 プラスミド(3)をMluI及びS a 1.1で開環
し、得られた二つのフラグメントをゲル電気泳動により
分離する。大きなフラグメント(11)を分離する。
合成オリゴヌクレオチド(12)をプロインシュリンを
コードするプラント末端D N A (13)(Wct
ckam at al、+ Gene 19(1982
) 179−183 )と結合して、DNA配列(14
)を得る。後者をM l uI及び5ailで切断し、
これによりDNA配列(15)を得る。後者をフラグメ
ント(11)と結合して、プラスミドp K H40(
1B)を形成する。後者を制限分析により確認する。
プラスミド(16)をEcoRI及びHindmで消化
し、小さなフラグメント(17)をゲル電気泳動により
分離する。直鎖状とした発現プラスミド(Ext)と結
合して、発現プラスミドp K40 (tg)を得る。
例Cで示す発現により、細胞破壊後の細胞性タンパク質
の可溶性画分に存在するタンパク質を得る。プロインシ
ュリン配列が完全であることを証明するために、ウェス
ターンプロット法を利用する。
例  2 出発物質はプラスミドpPH30であるが、これは(未
公開の)西独特許出願箱 P3,541,856.7号明細書中の第3C図に示さ
れている。本発明での意味の範囲内において、第2図の
IL−2部分配列は“A−E“(20)として示されて
いる。この配列の末端から結合要素及びプロインシュリ
ン配列までは第2図中(20a)として示されている。
プラスミド(20)をPvu I及びHindI[[で
消化し、小さなフラグメント(22)を分離する。更に
、プラスミド(3)をEcoRI及びPvuIで開環し
、小さなフラグメント(23)を分離する。しかもベク
ターpUC12をEcoRI及びHindII[で切断
し、大きなフラグメント(21)を分離する。
フラグメント(21)、(23)及び(22)を結合し
て、プラスミドp S L 11 (24)を得る。
プラスミド(24)をHinduで及び部分的にEco
RIで切断し、セグメントA及びプロインシュリン遺伝
千金をフラグメント(25)を分離する。
(25)を直鎖状とした発現プラスミド(Ext)に結
合して、発現プラスミドp S L 12(2B)を得
る。
例Cで示される発現及びその後の操作により、可溶性融
合タンパク質を得る。インシュリン抗体でのウェスター
ンプロット分析により、このタンパク質が完全なインシ
ュリン配列を有していることを確認する。
例  3 プラスミドp t rpED5−1(30)(llal
lcwcll at at、、 Gen09(1980
)27−47 )をプロインシュリン遺伝子の増幅用に
使用する。プラスミドをHindln及び5ailで開
環して、大きなフラグメント(31)を分離する。フラ
グメント(31)をDNA配列(14)と結合して、プ
ラスミドp H106/4 (32)を得る。
プラスミド(32)を5alI及びMluIで消化して
、小さなフラグメント(15)を分離する。直鎖状とし
た発現プラスミド(Ex2) 、セグメント(A、B)
及びフラグメント(15)を結合して、発現プラスミド
p K 50 (33)を得る。
コードされた融合タンパク質の発現を例Cで示したよう
に行なう。細胞を培養ブイヨン中から沈降させ、フレン
チプレス(French press)で破壊する。タ
ンパク質懸濁物を遠心分離し、その可溶性及び不溶性の
両タンパク質成分に分離する。二つの画分を公知の方法
で17.5%SDSポリアクリルアミドゲルのゲル電気
泳動に付し、しかる後タンパク質をクマシー(Cooa
+asslo )ブルー染料で染色することにより分析
する。驚くべきことに、融合タンパク質は不溶性沈降物
中に存在していることが判明した。インシュリン抗体で
のウェスターンプロット法分析により、完全プロインシ
ュリンが融合タンパク質中に存在していることを確認す
る。
フレンチプレス破壊による沈降物は更にプロインシュリ
ン分離用として直ちに使用することができる。
例4 出発物質はプラスミドp P H20(40)であり、
これは西独特許出願第P3,541,856.7号明細
書の第3C図に記載されている。このプラスミドをEc
oRIで切断し、突出端を埋填し、HindIIIで切
断してフラグメント(41)を得るが、そこには本発明
において重要な(40)の一部のDNA配列が存在して
いる。
直鎖状とした発現プラスミド(Ex4)をセグメント(
A、B) 、合成オリゴヌクレオチド(42)及びフラ
グメント(41)と結合して、プラスミドpK51(4
3)を得る。
例5 直鎖状にした発現プラスミド(Ex2)をセグメント(
A、B) 、合成オリゴヌクレオチド(51)及びDN
A配列(15)と結合して、プラスミドp K 52 
(52)を得る。オリゴヌクレオチド(51)の正確な
配向性を配列分析により確認する。このプラスミドは、
オリゴヌクレオチド(51)に対向するアミノ酸配列を
含有する融合タンパク質をコードしており、このため活
性因子Xaで切断することができる。
プラスミド(52)は、下記方法によっても得ることが
できる。
プラスミド(33)をM 1 u Iで部分的に切断し
、得られた開環プラスミド(53)をDNA配列(51
)と結合して、同様にプラスミドpK52を得る。
例  6 プラスミド(43)をM l u Iで部分的に切断し
、得られた直鎖状プラスミド(61)を合成りNA配列
(51)と結合して、プラスミドp K 5 B (1
32)を得る。
後者は、活性因子Xaで切断することができる融合タン
パク質を同様にコードしている。配列(51)の正確な
配向性を例5のようにDNA配列分析により確認する。
例  7 プラスミド(2G)をXbaIで及び部分的にM l 
u Iで切断して、大きなフラグメント(71)を分離
する。セグメント(C)と結合させてプラスミドp S
 L 14 (72)を得る。発現及び細胞破壊後、融
合タンパク質は細胞性タンパク質の可溶性画分中に存在
する。
例8 プラスミド(20)をXbaIで部分的に及びEcoR
Iで切断し、突出端を埋填して、DNA配列(81)を
得る。プラント末端条件下で結合させてプラスミドp 
P H31(82)を得る。融合タンパク質は、細胞性
タンパク質の不溶性画分中に存在する。
例9 使用する出発物質はEP−A第 0.171,024号明細書(第3図)に記載されたプ
ラスミド(90)である。このプラスミドを5allL
、かる後AccIと反応させて、小さなフラグメント(
旧)を分離する。後者を合成オリゴヌクレオチド(92
)と結合して、DNA配列(93)を1する。後者をM
luIで切断して、DNAフラグメント(94)を得る
プラスミド(33)をMluIで部分的に及び5all
で消化して、大きなフラグメント(95)を分離する。
後者をDNA配列(94)と結合して、発現プラスミド
p K 192 (9B)を得る。後者は、IL−2の
最初の38個のアミノ酸の後にメチオニン次いでヒルジ
ンアミノ酸配列が続く融合タンパク質をコードするもの
である。融合タンパク質は、細胞性タンパク質の可溶性
画分中に存在する。
例10 使用する出発物質はプラスミドp H023(100)
であり、これはEP−A第0.183,350号明細書
に記載されており、アメリカン・タイプ・カルチア−・
コレクション(American Type(:ult
ure Cot Iection)の寄託番号ATCC
39000号として一般的に人手できる。このプラスミ
ドを5faNIで切断し、突出端を埋填し、しかる後P
stlとの反応を行ない、小さなフラグメント(101
)を分離する。直鎖状発現プラスミド(Exa)をセグ
メント(A、B) 、合成オリゴヌクレオチド(102
)及びフラグメント(101)と結合して、発現プラス
ミドpW214 (103)を得る。このプラスミドは
、IL−2の最初の38個のアミノ酸の後に、オリゴヌ
クレオチド(102)由来であってかつXa因子で分子
を切断させ得る配列、次いでCSFアミノ酸配列配列く
融合タンパク質をコードするものである。細胞破壊後、
融合タンパク質は細胞性タンパク質の不溶性画分中に存
在する。
例11 出発物質pW216(110)は、西独特許出願節P3
,545,568.3号明細書(第2b図)に開示され
ている。このプラスミドでは、セグメントA−E(Pv
uI切断部位)に相当するIL−2配列の後に、アミノ
酸As p−As p −Proをコードするリンカ−
1すぐその後にC8Fアミノ酸配列、が続いている。I
L−2及びCSF間の結合配列により、融合タンパク質
をタンパク質分解によって切断することができる。
配列(111)を、Pvu I及びHindn[で切断
することにより、プラスミド(110)から分離する。
プラスミド(3)をMluI及びXbaIで切断して、
大きなフラグメント(112)を分離する。後者をセグ
メント(C)と結合して、プラスミドpW227 (1
13)を得る。このプラスミドをEcoRI及びHin
dmと反応させ、短鎖フラグメント(114)を分離す
る。このフラグメントが直鎖状発現プラスミド(Ext
)と結合している場合には、プラスミドpW227−1
 (115)が得られる。プラスミドは、IL−2由来
ではあるもののIL−2活性を有していていないタンパ
ク質をコードするものである。
プラスミド(113)を更にEcoRI及びPvuIで
切断し、短鎖フラグメント(11B)を分離する。
直鎖状発現フラグメント(IExl)をフラグメント(
11B)及び(ill)と結合して、発現プラスミドp
W233(117)を得る。後者は不溶性融合タンパク
質をコードしているが、この融合タンパク質は上記リン
カ−の存在によりタンパク質分解によって切断すること
ができる。
例12 プラスミド(3)をXbaI及びSac Iで切断し・
大きなフラグメント(121)を単離する。セグメント
(D)と結合させてプラスミドp W 223(122
)を得る。後者をEcoRI及びHindIIIで切断
して、小さなフラグメント(123)を分離する。直鎖
状発現プラスミド(Ext)をフラグメント(123)
と結合させて発現プラスミドpW228−1 (124
)を得る。このプラスミドは生物学的に不活性のIL−
22導体をコードしている。プラスミドをEcoRI及
びPvuIで消化して、短鎖フラグメント(125)を
分離する。直鎖状発現プラスミド(Exl)をフラグメ
ント(125)および(lll)と結合させて、発現プ
ラスミドpW234(12B)を得る。後者は難溶性融
合タンパク質をコードしており、この融合タンパク質も
同様にタンパク質分解によって切断することができる。
例13 適切なプラスミドの製造のために、特にcDNA配列の
発現のために、まずポリリンカー配列(131)を合成
する。
直鎖状プラスミド(1)をセグメント(A)、ポリリン
カー配列(131)及びセグメント(P)と結合させて
、プラスミドp H200(132)を得る。
プラスミド(132)をEcoRI及びMluIと反応
させて、大きなフラグメント(133)を分離する。後
者をセグメント(A、B)と結合して、プラスミドp 
H201(134)を得る。
プラスミド(134)をEcoRI及びHindnIと
反応させ、短鎖フラグメント(135)を分離する。
このフラグメントを直鎖発現プラスミド(Ext)と結
合し、発現プラスミドp H202(13B)を得る。
プラスミド(tae)をBamHIで閉環し、発現すべ
きcDNAを直鎖プラスミド中に市販BamHIアダプ
ターを介して組込む。cDNAの配向性に従い、すべて
の第三の配列が読取り枠中で(A、B)と結合している
。cDNA配列が停止コードンを有していない場合には
、それがコードするポリペプチド配列はセグメント(P
)に対応するアミノ酸配列によって付加的に保護されて
いる。
cDNAが正しい読取り枠中に結合していない場合には
、読取り枠の移動は、例えばcDNA含有(最初の又は
複製された)プラスミドをMluI又はXbaIで切断
しくcDNAがこれら酵素の切断部位を有していないと
きに限る)、クレノウボリメラーゼ反応により突出端を
埋填することによって行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はpUc12誘導体たるpKH40及び発現プラ
スミドpK40の製造法を示すフローシートである。こ
れらのプラスミドは、セグメントAに対応するタンパク
質配列、即ちIL−2の最初の22個のアミノ酸の後に
、結合要素Thr−Arg、次いでプロインシュリンア
ミノ酸配列が続く融合タンパク質をコードしている。 第2図は、プラスミドpSL11及び発現プラスミドp
SL12の構造を示す説明図である。これらのプラスミ
ドは、セグメントAの後にポリリンカー配列(2)及び
(20a)に相当する結合要素次いでプロインシュリン
アミノ酸配列が続くポリペプチドをコードしている。 第3図は、発現プラスミドpK50の構造を示す説明図
である。このプラスミドは、セグメントA及びB1即ち
IL−2の最初の38個のアミノ酸、に直接プロインシ
ュリンアミノ酸配列が続くポリペプチドをコードしてい
る。 第4図は、発現プラスミドpK51の構造を示す説明図
である。このプラスミドは、セグメントAおよびBの後
に配列(42)及び(41)に相当する結合要素、次い
でプロインシュリンアミノ酸配列、が結合したポリペプ
チドをコードしている。 第5図は、MluIリンカ−(51)が挿入されている
点でpK51と異なる発現プラスミドpK52の構造を
示す説明図である。このプラスミドは、Xa因子で切断
されるアミノ酸配列をコードしている。pK52は、M
luIで切断しかつ上記M1uIリンカ−を組込むこと
によって、pK50(第3図)からも得ることができる
ものである。 第6図は、M 1 u Iリンカ−の同様の組込みによ
ってpK51(第4図)から得られる発現プラスミドp
K53の構造を示す説明図である。 第7図は、フラグメントCのポリリンカーへの組込みに
よってpsi、12 (第2図)から得られる発現プラ
スミドpsL14の構造を示す説明図である。それによ
り、セグメントCがセグメントAに直接結合することに
なる。下記ポリリンカーにおいて、最初の2個のアミノ
酸(いずれもGlu)はIL−2の60位及び61位の
アミノ酸と一致する。したがって、IL−2部分は1〜
22位及び37〜61位のアミノ酸からなる。その後の
アミノ酸配列は、プラスミドpsL12(第2図)によ
りコードされたアミノ酸配列と一致する。 第8図は、発現プラスミドpPH31の構造を示す説明
図である。このプラスミドは、セグメントA−Cの後に
配列(81)で示される結合要素、次いでプロインシュ
リンアミノ酸配列、が続く融合タンパク質をコードして
いる。 第9図は、プラスミドpK192の構造を示す説明図で
ある。このプラスミドは、セグメントA及びBの後にメ
チオニン、次いでヒルジンアミノ酸配列、が続く融合タ
ンパク質をコードしている。 第10図は、プラスミドpW214の構造を示す説明図
である。このプラスミドは、セグメントA及びBの後に
Xa因子で切断されるアミノ酸配列、次いで顆粒球/マ
クロファージコロニー刺激因子(CSP)アミノ酸配列
、が続く融合タンパク質をコードしている。 第11図は、発現プラスミドpW233の構造に示す説
明図である。このプラスミドは、セグメントA及びC(
IL−2の1〜22位及び37〜61位のアミノ酸と一
致する)の後に結合要素Leu−Thr−11e−As
p−Asp−Pro、次いでCSFのアミノ酸配列、が
続く融合タンパク質をコードしている。 第12図は、発現プラスミドpW234の構造を示す説
明図である。このプラスミドは、次のアミノ酸配列:即
ち、セグメントA(1〜22位のアミノ酸)の後に結合
要素Thr−Arg、次いでセグメントD (IL−2
の59〜96位のアミノ酸)、もう一つの結合要素Th
r−Asp−Asp−Pro、及び最後にC8F、が続
く融合タンパク質をコードしている。 第13図は、プラスミドpH200及びpH201、並
びに発現プラスミドpH202の構造を示す説明図であ
る。これらのプラスミドは、セグメントA〜F間又はA
、B−F間にポリリンカーを有しており、その多数の切
断部位に外来DNAを組込んでこれを復製することがで
きる。 これらのプラスミドは、cDNA配列を複製するために
特に適している。 第14A図は、本発明のセグメントA〜F並びにセグメ
ントA及びBの組合せについての概略図である。出発物
質はプラスミドp159/6であって、その製造法はE
P−A第 0.163,249号明細書で詳細に記載されており、
しかもそのプラスミドは該公報の第5図で規定されてい
る。 第14B図は発現プラスミドpEW1000を示す説明
図である。このプラスミドの製造法は西独特許出願筒P
3.541,856.7号明細書に記載されかつその第
1図に示されている。このプラスミドは適切な二重切断
によってポリリンカー配列中で開環され、それにより直
鎖プラスミド(Exl) 〜(Ex4)が得られる。 第14C図はpUc12誘導体たるpW226及び発現
プラスミドpW226−1の製造法を示す説明図である
。いずれのプラスミドもポリリンカー配列から分離され
たセグメントA及びFを有している。 出願人代理人  佐  藤  −雄 (12)・+131−T141 EcoRl (16)、、、am [EcoRl)−A−MIuI−
(B1−A2’)−5aII−(Hind lll1 
(17)(33)目art。 FIG、10 [100) ”’  1sacll−E −tPvuIl IEIP
vuI 恒二fPvuIl −F−fsalll 、 fFIa
ll ”−(EcoR1]−A−Pst−B−(MluIl 
 (A、B)lul 巨[Ex41 mal

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インターロイキン−2(IL−2)のアミノ酸配列
    と実質的に一致するが、100個よりも有意に少ないア
    ミノ酸からなるC−又はN−末端部分を含有する融合タ
    ンパク質。 2、アミノ酸配列がヒトIL−2のアミノ酸配列と一致
    するものである、特許請求の範囲第1項記載の融合タン
    パク質。 3、IL−2をコードする遺伝子が第1表のDNA配列
    Iの一部を含有している、特許請求の範囲第2項記載の
    融合タンパク質。 4、IL−2部分をコードする遺伝子が、アダプター又
    はリンカー配列を介してしかも任意の配列で、IL−2
    遺伝子: (EcoRI)−A−PatI−B−MluI−C−X
    baI−D−SacI−E−PvuI−F−(SalI
    ) のセグメントA〜Fのうちの1、2又は3個から実質的
    に構成される、特許請求の範囲第3項記載の融合タンパ
    ク質。 5、IL−2配列と所望のタンパク質アミノ酸配列との
    間に、化学的又は酵素的にIL−2部分から所望のタン
    パク質を切除し得るアミノ酸又はアミノ酸配列が存在し
    ている、特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項
    に記載の融合タンパク質。 6、アミノ酸がMet、Cys、Trp、 LysもしくはArgであるか、又はアミノ酸配列がC
    −末端にこれらアミノ酸を有している、特許請求の範囲
    第5項記載の融合タンパク質。 7、アミノ酸配列がAsp−Proであるか、又はC末
    端にこのアミノ酸配列を有する、特許請求の範囲第6項
    記載の融合タンパク質。 8、アミノ酸配列がIle−Glu−Gly−Argで
    あるか、又はC−末端にこのアミノ酸配列を有する、特
    許請求の範囲第6項記載の融合タンパク質。 9、宿主細胞中で融合タンパク質をコードする遺伝子を
    発現させることからなる、特許請求の範囲第1項〜第8
    項のいずれか1項に記載の融合タンパク質の生産法。 10、遺伝子を発現ベクター中に組込んで、細菌細胞中
    で発現させる、特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、使用される細菌細胞が大腸菌である、特許請求の
    範囲第10項記載の方法。 12、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に
    記載の融合タンパク質又は特許請求の範囲第9項〜第1
    1項のいずれか1項に記載のようにして得ることができ
    る融合タンパク質の、所望のタンパク質生産用としての
    用途。 13、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に
    記載の融合タンパク質をコードする遺伝子構造。 14、特許請求の範囲第13項に記載された遺伝子構造
    を含有するベクター。 15、プラスミドpW226、pW226−1、pK4
    0、pSC12、pK50、pK51、pK52、pK
    53、pS214、pPH31、pK192、pW21
    4、pW227、pW227−1、pW233、pW2
    28、pW228−1、pW234、pH200、 pH201、pH202。 16、特許請求の範囲第14項又は第15項記載のベク
    ターを含有する宿主細胞。
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