JPS62167321A - ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法 - Google Patents

ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法

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JPS62167321A
JPS62167321A JP884486A JP884486A JPS62167321A JP S62167321 A JPS62167321 A JP S62167321A JP 884486 A JP884486 A JP 884486A JP 884486 A JP884486 A JP 884486A JP S62167321 A JPS62167321 A JP S62167321A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2価フェノールのアルカリ水浴液とホスゲンの
反応によるポリカーゼネートオリゴマーの製造法に関し
、更に詳しくは、該反応をホスゲン化反応とオリゴマー
化反応に分け、冷却されたオリゴマー化反応混合液をホ
スゲン化反応器に導入すること罠よって、適正な温度と
2価フェノールのアルカリ水溶液の適正濃度のもとに短
時間でホスゲン化反応を行わしめ、続いて大量の反応生
成混合液と合わせてオリゴマー化反応を行わしめる連続
製造法に関する。
〔従来技術〕
2価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンの反応によ
ってポリカーボネートオリゴマーを連続的に製造する方
法は公知である。
小型の攪拌機付き反応器を直列に連続したカスゲート方
式は、反応熱の除去が比較的容易でろるが、2価フェノ
ールの希薄なアルカリ水溶液にホスゲンを導入反応せし
めるためにホスゲ/の分解が多くなる問題がろる。原料
を充填塔を通過せしめる方法(特公昭41−4352号
公報)は反応熱の除去が困難であり1反応器合液の流動
が均一な定常状態になりにくいので、局部昇温か起きや
すく、そのためオリゴマーの性質が一定しないという問
題かめる。
前型反応器内で、噴霧状の2価フェノールのアルカリ水
溶液と溶媒に気相のホスゲンを接触させ1反応熱t−溶
剤の蒸発熱くよって除去する方法(特公昭46−214
60号公報、特公昭56−44091号公報)は1反応
が溶剤の沸点近くの温度で行われるためにホスゲンの分
解が多く1重合時の再現性がよくないという問題がある
。また、蒸発し九溶剤を凝縮液化せしめるために反応管
が長くなることも欠点である。これを解決するために反
応管に冷却ジャケットを付ける方法(特開昭58−10
8225号公報、特開昭58−108226号会報)が
提案されているが、冷却を効率的に行うためには管径を
細くする必要でろ沙、そうすると反応管内の霧滴とガス
の反応が円滑に進行し難くなるといラジレンマを生ずる
2価フェノールのアルカリ水溶液aホスゲンの有機溶剤
溶液を仕込管内で初期反応を行わしめ、ついで大型の反
応槽内で後期反応を行わしめる方法(特公昭54−40
280号公報)も初期反応の温度維持が困難であり、ホ
スグ/ヤクロロぎ醸エステルの分解を避けることが碓し
い。
2価フェノールのアルカリ水溶液t−o ’a以下にし
て反応器に仕込む方法(#開昭55−52321号会報
)は、有機溶剤として常用される塩化メチレ/l−使用
したときは反応混合液がシャーベット状になるので管型
反応塔や充填塔を使用する反応には適当でない。
かかる反応熱の除去方法として、冷却した高分子量の反
応混合物を再供給する高分子線状ポリカーボネートの連
続製造法(特開昭47−14297号会報)が提案され
ている。しかしながら、この方法はホスゲンを他の不活
性ガスで希釈して仕込むために5反応生成物を気赦分離
せねばならず、またアミンが存在し、かつ系が乳化状態
となり易いので、ホスゲンやクロロぎ酸エステルの分解
がむしろ大きくなる問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、簡単な設備で、21111iフエノー
ルのアルカリ水m液とホスゲ/との反応で生成する反応
熱の除去が容品であり、常に一定の除質を有するオリゴ
マーを連続的に製造する方法を提供することに、lる。
〔発明の構成〕
本発明は2価フェノールのアルカリ水溶液。
ホスゲン、有機溶剤および冷却された第2反応器の反応
生成混合液を2価フェノールのアルカリ水溶液の濃度が
55〜150 fil  となる量で第1反応器に導入
して、10#25℃で0.5〜20秒間反応せしめ、続
いて第2反応器で10〜30°0で1〜20分間反応せ
しめることを特徴とするポリカーボネートオリゴマーの
製造法である。
本発明に用いられる2価フェノールとしては。
ビスフェノール類が好t L<、%に2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下。
ヒスフェノールAという)が好ましい。この他のビスフ
ェノールとしては例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン、2.2ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、2
゜2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)4−メチルペン
タ7、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)1−
フェニルエタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキ+7.2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
3−メチルフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)へキサフロロプロパン、  2.2
−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパ71にどを挙げる事が出来る。
これらの2価フェノールはアルカリ水溶液に溶解して使
用される。アルカリとしては苛性ソーダ、苛性カリなど
のアルカリ金属水酸化物が好ましく用いられる。その濃
度は5〜10を量5が好ましい。2価フェノールとアル
カリのモル比は1 : 1.8〜1 : 3.5が好ま
しく、更にはl:2.0〜1 : 3.2  が好まし
い。2価フェノールのアルカリ水溶液の濃度は出来るだ
け高い方がよいが、2価フェノールの溶解度から150
〜180f/lが好ましい。これらの溶液を調製する際
には温度を20℃以上とする必要が6るが、余妙高いと
2価フェノールの酸化が起きるので必要最低温度とし、
かつ、窒素雰囲気で行うか、或いは、ハイドロサルファ
イド等の還元剤を少量添加することが好ましい。
ホスゲンは液状またはガス状で、また単独或いは有機溶
剤の溶液として使用される。その好ましい使用量は、反
応条件、と<K#E1反応器の温度とホスゲンと混合反
応される2価フェノールのアルカリ水溶液の濃度によっ
て影響をうけ、該温度が25℃を超えるときや該濃度が
55 Ill未溝のときは、2価フェノール1モルに対
するホスゲンのモル数は1.2モルを超え。
しばしば1.3モルを超えることがあるが1本発明の条
件においては1.0〜1.2モルで充分であり。
さらにはi、os〜1.15モルがより好ましい。
本発明で使用する有機溶剤は1反応に対して不活性でホ
スゲ/およびポリカーボネートを溶解し、水には実質的
に溶解しない溶剤でbす、例えば塩化メチレン、1.2
−塩化エタン、1.l。
z−3塩化エタン、クロロホルム、クロロベンゼン等を
挙げることが出来る。溶剤の使用量は特に制限されない
が、生成するポリカーボネート・オリゴマーの濃度がl
θ〜35重量5になる程度でろって、かつ、2価フェノ
ールのアルカリ水溶液、即ち水相に対して0.2〜1.
0の体積比であることが好ましい。
第1反応器に導入される第2反応器の反応生成混合液の
量は、その中の水相の量と、同時に導入される2価フェ
ノールのアルカリ水溶液の量との合計量lj中に2価フ
ェノールが55〜150 fの範囲内で存在するように
決めることが必要である。55f未満ではホスゲンの分
解が起こ9.15ONを超えるときは2価フェノールの
アルカリ塩が析出することがあり、また反応温度を下げ
る効果が不十分となるので好ましくない。
本発明に使用される第1反応器は、内部に混合機能を有
する小型の容器である。例えば攪拌機を備えた反応槽、
ガラス球、ラシヒリング。
ステンレス繊維等の充填材をいれた反応管、オリフィス
、スタティックミキサー等を内蔵した反応管1等である
が、これらのうち充填材をいれた反応管がとくに好まし
い。これらの第1反応器は長さ/内径は5以上が望まし
く、要すれば冷却ジャケットを付属してもよい。第2反
応器は混合機能を有し、内部および/または外部に冷却
機能を有する大型の容器であるが、攪拌機と冷却ジャケ
ットおよび/lたは外部循環冷却器を備えた反ろ槽が好
ましい。第1反応器と第2反応器は直接にまたは配管で
接続されており、その有効容量比は(0,5〜zo )
/(60〜1200)である。第2反応器と第1反応器
は別の配管で接続されその途中に送液ポンプおよび冷却
用熱交換器を付帯している。反応生成混合液取出口は送
液ポンプと冷却用熱交換器の間、又は第2反応器に直接
設けることができる。
第1−4図に装置の例を示す。
前記2価フェノールのアルカリ水溶液、ホスゲン、有機
溶剤および第2反応器より冷却用熱交換器を通って冷却
された反応生成混合液は第1反応器に導入されてホスゲ
ン化反応が行われる。これらの成分は単独に導入しても
よいが。
2価フェノールの水溶液と反応生成混合液を混合してか
ら導入することは好ましく、また、ホスゲンと有機溶剤
とを混合してから導入することも好ましい。これらの混
合に際しては、特に混合槽を設けずに配管を合体するだ
けで十分で、Sり、更に必要ならば1合体部から第1反
応器の導入口迄の間に充填材やスタティックミキサー等
を入れることができる。ホスゲンを有機m剤以外の成分
と混合することや、アミンや1価フェノール等のポリカ
ーボネートの重合に影響する成分が導入時に混合するこ
とは本発明の効果を妨げるので好ましくない。第1反応
器内の反応混合液の温度は10〜25゛0好ましくは1
2〜20°0に維持されることが必要で口妙1反応時間
は0.5〜20秒の間であることが必要である。
温度が10゛0未溝になると2価フェノールのアルカリ
塩が析出する事があり、25℃を超えるとホスゲンやク
ロロぎ酸エステルの分解反応を生ずるので好ましくない
。また、第1反応器でのホスゲン化反応が完全に行われ
るためには0.5秒以上を必要とするが20秒を超える
時間は必要でない4.かかる反応時間は原料の導入速度
の調節(よって調整することができる。反応器内の混合
液の温度は導入される有機溶剤および反応生成混合液の
温度Vこよって調節することができる。これらの温度は
通常20°0以下好ましく#ilOυ以下であるが実際
KFi反応器内の温度が10#25℃好ましくは12崎
20℃f:雑持するこうに決められる。
ホスゲン化した反応混合液は連続的に第2反応器に入っ
てオリゴマー化反応が進行する。ここでは混合液の温度
は10〜30℃に維持され。
反応時間は1〜20分の間にあることが必要である。温
度が10℃未満では反応速度が遅くなり、30’Oe超
える温度ではクロロぎ酸エステルの分解が多くなるので
適肖でない。反応時間が1分未満ではオリゴミー化反応
が不十分で69.20分を超えるときはオリゴマーの平
均分子量が高くなって、その後の重合反応において分子
量調節が困難になる。
生成したオリゴマー化反応混合液の一部は第2反応器か
ら直接或いは送液ボン1を経て系外に取出され、残りは
熱交換器で冷却されて第1反応器に導入される。系外に
排出された反応生成混合液は、水酸基とそれより過剰の
クロロぎ酸エステルを含むオリゴマーを含有するので。
そのまま或いは1価フェノール、アミン、アルカリ等を
追加して重合反応に供することができる。
〔発明の効果〕
本発明の製造法においては、ホスゲン化反応とオリゴマ
ー化反応を分けてそれぞれの反応に適正な条件を設け、
ホスゲン化反応における急激な反応を抑制し、かつ1反
応熱を吸収するために冷却した反応生成混合液を導入す
る方式にしたことによって、従来問題でめった適正な反
応温度の維持が2価フェノールのアルカリ水溶液の適正
な濃度を保ちながら容易にできる。そのためホスゲ/や
クロロぎ酸エステルの分解が抑制され、従って、得られ
るオリゴマーは水酸基とクロロぎ酸エステルの含有比の
バラツキが小さく、また、相対粘度も好ましい範囲内に
充分にコントロールされるのでその後の重合反応によっ
ても容易に均一なポリマーを得ることができる。
〔実施例〕
以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
なお、各特性値は下記の方法で測定した。
(相対粘妾) 排出された反応生成混合液に塩化メチレンを加えて混合
したのち静置して有機相と水相に分離する。この有機相
にはソ同量の純水を加え、十分に混合してから、p紙で
濾過して靜値分離する。水相中の塩素イオンが硝酸銀に
よって検出されなくなるまで、同様に操作して水洗を繰
返す。有機相から溶剤を蒸発し。
減圧乾燥して得られるオリゴマー又はポリマーの0.7
001t−塩化メチン:/100111/に醪解し、オ
ストワルド粘度計にて20°0で測定する。
(末端塩素) 平均分子量の!1lI)定に際して得たオリゴマー1.
000Fを塩化メチレフ250111/に俗解し。
トリエチルアミンと水を加えて、よく混合した後、指示
薬、希硝酸および硝酸銀を加え。
N/10のチオシアン酸アンモニウム水浴液で滴定する
。他方、トリエチルアミンを加えない以外は、 l1f
1様に操作して、プラ/りとする。
末端塩素(%)t−次式によって求める。
但し、 VQはブランクの滴定t (CnIり 、 V
I  Hサンプルの滴定i (+%/)、fはチオシア
/酸アンモニウム水浴液の力価、Wはサンプルt <y
)でろろ。
(水相中のビスフェノールへの濃度) 相対粘度測定に際して、最初に分離された水相の一部を
希アルカリ水溶液で希釈し。
Uマスベクトロメーター(日立製作新製 200−10
塁)にて、波長294nmおよび330nmの吸光度を
測定し、次式よ抄ビスフェノールA濃度を求める。
ビスフェノールA濃度(シt)−(へ−A6)XnX乙
但し、At −Aoはそれぞれ、294nmおよび33
0nmの吸光度、nは希釈倍率である。
(水相中の炭酸ソーダの濃度) ビスフェノールA濃晩の測定に使用した残りの水相につ
いて、 Wink10r法にて炭酸ソーダ濃度(f/l
)を求める。
(分子量分布) 相対粘度測定に際して得たポリマーの1重量シテトラヒ
ドロフランm液を調製し、ゲル壷パーミェーション・ク
ロマドグ5フイー(9オ一ターズ社製 ALC/GPC
2ot型)により、重量平均分子量と数平均分子量の比
(Mw/M″n)を求める。My/Mnが1に近い程。
分子量分布が狭いことを示す。
実施例1 第3図の装置を使用した。第1反応器(1)は長さ20
0 m 、内径15■の管に直径0.5麿のステンレス
繊維50fを充填し、下端が第2反応器内の反応生成混
合液面下になるように設置した(有効容量約28111
t)。第2反応器(2)は51のタンクで有効容量4t
の位置に反応生成混合液排出口(6)を設けた。ジャゲ
ット(3)および熱交換器(5,5’)Kは冷却水を通
した。
ビスフェノールA 24.1!If t−7,0重量う
の苛性ソーダ水浴液に30℃で溶解して165 f/l
のビスフェノールAの苛性ソーダ水溶液を、他方。
−isoOでホスゲン11.4fft−塩化メチジ/に
溶解して、1649/I! のホスゲンの塩化メチレン
m液をそれぞれ調製した。
まず、熱交換器(5′)の水を止め、ビスフェノールA
の苛性ソーダ水mfLを421/f4rの流量で導管7
,1lt−通して第2反応器に導入し、同時にホスゲン
の塩化メチレン溶液を20 //Hrの流量で第1反応
器を通して第2反応器に導入し。
反応せしめた。反応生成混合液が排出口(6)より排出
され始めたら、ポンプ(4)により反応生成混合液を8
001/Hr の流量で、熱交換器(5)に送り、その
14/ls容量を導管(ll)を通して第2反応器に戻
し、残1)1/15容9は水を通した熱交換器(5つお
よび導管(7)を通って、ビスフェノールへの苛性ソー
ダd液と会して、第1反応器(入るようにした。第1反
応器の入口では水相中のビスフェノールAの濃ih約i
o。
Vtであった。第1反応器内の温度が184:1’0を
維持するように熱交換器(5′)に通す水温を調節し、
第2反応器内の温度が25±1“0を維持するようにジ
ャゲット(3)の水温f:調節し念。第2反応器の排出
口(6)より排出された反応生成混合液を、30分毎に
6回サンプリングして。
前記の方法で分析したところ、3回目以降は、オリゴマ
ーの相対粘度は1.041〜1.045 、末端塩素は
5.2〜5.5%、また、水相のpHは13以上。
ビスフェノールAの濃度は23〜24971.炭酸ソー
ダの濃度は4.8〜5.5 f/lと、何れも極めて安
定した値であった。
次に、上記の3〜6回目にサンプリングした反応生成混
合液の残り合計1.5/を、30重量%苛性ソーダ水溶
液55F、t−ブチルフェノール3.2F、)リエチル
アミンo、ts9と共に攪拌機付き21フラスコに入れ
、25°Cで2時間反応せしめた。得られたポリカーボ
ネートの相対粘度は1.428で1My/Mnは2.4
8であった。
実施例2 実施例1と同じ装置を使用し、反応生成混合物の導管(
7)を経る第1反応器への送量を2/15容量にしたほ
かは実施例1と同様に操作した。
このときの第1反応器の入口での水相中のビスフェノー
ルAの濃度は約75 f/l  であった。サンプリン
グ3回目以降の反応生成混合液の分析結果は、オリゴマ
ーの相対粘度が1.042〜1.047 。
末端塩素量が5.3〜5.9 f/l 、また水相はp
Hが13以上、炭酸ソーダの濃度が4.7〜5.6 y
/l 。
ビスフェノールAの濃度は21〜239/l と安定し
ていた。
また、重合結果は相対粘度が1.425 、 Mw/M
nは2.73であった。
実施例3 実施例1の第1反応器に50fのステ/レス繊維に代え
て、10Fのステンレス繊維をまず充填し、その上に直
径3mのガラス球20jFを充填した(有効容量的27
al/)以外は実施例1と同じ装置を使用し、同じよつ
に操作した。サンプリング3回目以降の反応生成混合液
の分析結果は、オリゴマーの相対粘度が1.044〜1
.047 。
末端塩素量が5.0〜5.6 f/l 、  また水相
はpHが13以上、炭酸ソーダの濃度が4.6〜5.3
 f/l 。
ビスフェノールAの濃度は20〜22 f/lと安定し
ていた。
また1重合結果は相対粘度は1.428 、My/in
は2.68でめった。
比較例1 実施例1と同じ装置を使用し、反応生成混合液を導管(
7)の方に送らないようにしたほかは実施例1と同じに
操作した。第1反応器の温度は32〜39゛0の間で上
下した。サンプリング3回目以降の反応生成混合液の分
析結果は、オリゴマーの相対粘度は1.046〜1.0
54 、末端塩素は4.5〜5.3%、水相のpHは1
3以上、ビスフェノールAの濃度は20〜27 f/l
、炭酸ソーダの濃度は8〜10 f/lと、何れも不安
定であった。
また1重合反応の結果は、ポリマーの相対粘度は1.3
83で、MY/M nは2.90でめった。
比較例2 実施例1と同じ装置を使用し、反応生成混合液の導管(
7)を経る第1反応器への送量を6/15容量にしたほ
かは実施例1と同様に操作した。
このときの第1反応器の入口での水相中のどスフエノー
ルAの濃度は約48 f/lでめった。サンプリング3
回目以降の反応生成混合液の分析結果は、オリゴマーの
相対粘度が1.037〜1.045゜末端塩素量が4.
8〜5.811/l 、また水相けpHが13以上、ビ
スフェノールAの濃度は22〜29fl/l 、炭酸ソ
ーダの濃度は7.8〜9.9 f/lと何れも不安定で
めった。
また重合反応の結果は、ポリマーの相対粘度は1.39
5 、Mv+r/Mnは2.93でめった。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明において使用される装置の例の略図
である。 l:第1反応器   2:第2反応器 3:ジャフット    4:送液ポンプ5.5’:冷却
用熱交換器 6:反応生成混合液排出口 ア:冷却反応生成混合液導管 8: 2価フェノールのアルカリ水浴液導入口9 :ホ
スゲン導入口  lo:有機浴剤導入口11:反応生成
混合液循環配管 刺]目         才zip 才314           才417I手続補正書 昭和61年ノ月−乙日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  2価フェノールのアルカリ水溶液、ホスゲン、有機溶
    剤および冷却された第2反応器の反応生成混合液を2価
    フェノールのアルカリ水溶液の濃度が55〜150g/
    lとなる量で第1反応器に導入して、10〜25℃で0
    .5〜20秒間反応せしめ、続いて第2反応器で10〜
    30℃で1〜20分間反応せしめることを特徴とするポ
    リカーボネートオリゴマーの製造法。
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