JPS62167247A - 陶磁器の製造方法 - Google Patents

陶磁器の製造方法

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JPS62167247A
JPS62167247A JP501186A JP501186A JPS62167247A JP S62167247 A JPS62167247 A JP S62167247A JP 501186 A JP501186 A JP 501186A JP 501186 A JP501186 A JP 501186A JP S62167247 A JPS62167247 A JP S62167247A
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萩原 宏
啓一 三浦
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Onoda Cement Co Ltd
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Onoda Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は偽珪灰石を陶磁器原料の一部として使用する陶
磁器の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
−iに陶磁器製造における媒触剤として長石が従来から
使用されているが、珪灰石(CaS io りも比較的
新しい媒触剤として極一部の分野で併用されている。特
に珪灰石は迅速焼成用として使用した場合にも強度や白
色度の低下を起こさないという特徴を利用した使用が試
みられている。しかし、CaS io *には、低温型
の珪灰石(天然珪灰石は全て低温型)と高温型の偽珪灰
石(全て合成品)の2種類があるが、天然珪灰石は針状
結晶であるために、被粉砕性や成形時のバッキング性が
悪いので緻密な磁器原料として使用する渇きには媒触剤
としての効果を充分に発揮できない。また、微粒子が皮
膚につきささり、かぶれ、湿疹等を起こす為作業玉取り
扱い難い。その上、不純物が含まれているので製品の白
色度が低下したり不純物中のCa COyから焼成中に
発生するCo2の為に製品中に空隙が生じ易くなるとい
う問題点がある。
また、高温型である偽珪灰石については、湿式粉砕時の
粉砕性や配合物の泥漿の性質に悪影響を及ぼす遊離石灰
、2Ca○・5in2あるいは3Ca0・2SiO2を
含まない高純度偽珪灰石の安価な製造法として一般に採
用されている、焼結法では製造するのが非常に困難であ
るという問題点がある。
一般に、陶磁器製造時の成形は、粘土、石英、長石及び
石灰石を適当な割合で配合した原料粉末に水を加えて泥
漿を作り、この泥漿を吸水性の型に流し込み着肉層を形
成させる「泥漿鋳込み成形」が行われている。
この場合に、泥漿の流動性が悪過ぎると型の細部まで泥
漿が入りにくくなり成形体の欠陥の原因になったりさら
には成形時間が長くなるという問題が生じる。
流動性は一般に泥漿中のCaイオンとMgイオンが存在
すると悪くなる。従って、通常珪酸ソーダ、炭酸ソーダ
、燐酸ソーダ、アルミン酸ソーダ等の解膠剤(主に珪酸
ソーダと炭酸ソーダの混合物)を添加することにより流
動性を改善している。
しかし、解膠剤を多く使用すると石膏型の損耗を早める
のでできるだけ添加量を少なくしなければならない。
また、流動性を良くする為に水分量を多くする方法は、
着肉時間を長くするので好ましくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、珪灰石を媒触剤として使用する場合に、
天然珪灰石は被粉砕性、成形時のバッキング性が悪く、
さらに含有される不純物が焼結体の白色度や緻密性に悪
影響を及ぼす等の問題点がある。
また、合成した偽珪灰石を媒触剤として使用した場合に
も、偽珪灰石中に未反応鉱物である遊離石灰や中間生成
物である2CaO−3i02と3CaO・2S;02が
存在する場合には、被粉砕性や配合物の泥漿の特性に悪
影響を及ぼす。しかし、遊離石灰、2Ca○・Sio2
及び3CaO−2Si○2を含まない高純度の偽珪灰石
を焼結法により製造するのは非常に困難である。
そこで本発明者等は、未反応鉱物である遊離石灰や中間
生成物である3Ca0・2SiOz、2Ca○・Sio
2を含まない高純度の偽珪灰石(以下高純度偽珪灰石と
称する)の焼結法による製造について鋭意検討した結果
、44μmふるい残分が20%以下、平均一次粒子径が
1μm以下、がつ、B 、E 、T 、比表面積が2I
I12/g以上である非晶質シリカを珪酸質原料として
、さらに、消石灰、生石灰及び石灰石より選ばれた少な
くとも1種を石灰石原料として回転窯で焼結して製造す
ることにより高純度偽珪灰石ができるという知見を得、
発明者等は既に特許を出M(特願昭59−230337
号)しているが、さらに高純度偽珪灰石の用途について
検討を進めた結果、この高純度偽珪灰石を使用した陶磁
器坏土では遊離石灰、2Ca○・5iOz及び3Ca0
・2 S ! 02等の不純鉱物を単に含まないことに
起因する効果以上の泥漿の流動性面での改善が達成でき
ることを知見し本発明に至った。
本発明は、陶磁器製造用の媒触剤として珪灰石を使用す
る場合に、天然珪灰石や従来の合成偽珪灰石を使用した
時に生じる、被粉砕性、バッキング性、焼結性及び配合
物の泥漿の流動性等の問題を解決することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、陶磁器製造用の媒触剤とし1−丁+
l;f;T、fyn田1考−ノ−+SL、イ!i−1.
−i4す+T−t=ratT:JbiMs±411)焼
結法により製造した合成偽珪灰石を使用した時に生じる
、被粉砕性、バッキング性、焼結性及び配合物の泥漿の
流動性等の問題を解決するために、44μmふるい残分
が20%以下、平均一次粒子径が1μm以下、かつB 
、E 、T 、比表面積が2m27g以上である非晶質
シリカを珪酸質原料として、さらに消石灰、生石灰及び
石灰石より選ばれた少なくとも1種を石灰質原料として
焼結法により製造した高純度偽珪灰石を媒触剤として使
用する陶磁器の製造方法に存する。
〔作用〕
本発明に用いられる珪灰石は、44μ「nふるい残分が
20%以下、平均一次粒子径が1μm以下、かつB 、
E 、T 、比表面積が2ff127g以上である非晶
質シリカを珪酸質原料として、さらに、消石灰、生石灰
及び石灰石より選ばれた少なくとも1種を石灰質原料と
して焼結法により製造した高純度偽珪灰石である。
第1表 原料の化学組成 以下、実験例及び実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。
実験例 第1表に示す化学組成の従来の偽珪灰石(特公昭42−
19321号の方法に準じて製造したもの、以下「偽珪
灰石」と称す)または、高純度偽珪灰石、ろう石、カオ
リンを陶磁器素地用原料として用いた。ここで偽珪灰石
は第2表に示した化学組成の消石灰を石灰質原料として
、石英質珪石を珪酸質原料としてそれぞれを重量割合で 58.7:41.3に調合してボール・ミルで88μI
n篩い残分が1.0%になるまで粉砕した後、パン型ペ
レタイザーにてペレットに成形しこれを回転窯を用いて
1380℃の温度で焼結して製造したものである。
また、高純度偽珪灰石は、第2表に示した化学組成の消
石灰を石灰質原料として、また、平均一次粒子径は0.
3μm程度、B 、E 、T 、比表面積は5n2/g
である非晶質シリカを珪酸質原料として、重量比で53
.8:46.2に調合しボール・ミルで44μ頂ふるい
残分が15%以下になるように混合・粉砕した後、ベレ
ットに成形して回転窯を用いて1370°Cの温度で焼
結して製造したものである。
本ΔLCh + Fe2(1+の合計 ここで偽珪灰石には未反応鉱物である遊離石灰や中間生
成物である3Ca0・2SiO2あるいは2CaCIS
i○2が含まれているが、高純度偽珪灰石には含まれて
いない。
これらの原料を第3表に示した配合割合(重量比)に秤
量してアルミナ製ポット・ミルで325メツシユ以下ま
で湿式粉砕した。
この様にして得られた泥漿の粘度をB型粘度計で測定し
た。ローターはNo、4を用い、この時の回転数と粘度
の関係を図に示した。
偽珪灰石及び高純度偽珪灰石をそれぞれ単味て使用した
泥漿の粘度を比較すると高純度偽珪灰石単味の泥漿の方
が粘度が小さい。
リンに配合すると、偽珪灰石を配合した場合には、ろう
石とカオリンのみの泥漿より大幅に粘度が大きくなるが
、高純度偽珪灰石を配合した場合には、ろう石とカオリ
ンのみの泥漿より粘度が小さくなる。
この様に、高純度偽珪灰石は、従来の偽珪灰石と異なり
その配合物の粘度の増加がないだけでなく、粘度を下げ
流動性を改善する。
実施例 第4表に示した化学組成のカオリン、珪石、石灰石及び
高純度偽珪灰石を原料として用いた。ここて、高純度偽
珪灰石は実験例で用いた高純度偽珪灰石と同じ方法で製
造されたものである。これらを第5表に示した配合割合
に秤量し、さらに、これら原料粉末100に対して重量
比が水30、水ガラス0.14、炭酸ソーダ0.06に
なるように秤量し、アルミナ製ポット・ミルで325メ
ツシユ以下まで温き・粉砕を行い、泥漿を調製した。
この様にして得られな泥漿は、従来の偽珪灰石を添加し
たν会のようなエージング(所謂−ねかし)中の粘度上
昇もなく、さらには、解膠剤の作用をする水ガラスと炭
酸ソーダの添加量を長石を配合した場合の半分に減らし
たにもかかわらず、流動性の良い、鋳込み成形に適した
泥漿であった。
〔発明の効果〕
高純度偽珪灰石を配きした陶磁器用原料は、泥漿の流動
性が良く、その上焼結性がよいので成形性が改善される
と共に緻密な陶磁器を従来よりも低温、短時間で製造す
ることができ最近注目され4、図面の説明 図は偽珪灰石単味及びそれにろう石、カオリンを配合し
た配合物の泥漿のB型粘度計N0140−ターの回転数
と粘度との関係を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 44μmのふるい残分が20%以下、平均一次粒子径が
    1μm以下かつB.E.T比表面積2m^2/g以上で
    ある非晶質シリカを珪酸質原料として、さらに、消石灰
    、生石灰及び石灰石より選ばれた少なくとも1種を石灰
    質原料とし焼結法により製造した高純度偽珪灰石を粘土
    、長石等一般陶磁器原料と共に使用することを特徴とす
    る陶磁器の製造方法。
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