JPS6216667B2 - - Google Patents
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- JPS6216667B2 JPS6216667B2 JP59071156A JP7115684A JPS6216667B2 JP S6216667 B2 JPS6216667 B2 JP S6216667B2 JP 59071156 A JP59071156 A JP 59071156A JP 7115684 A JP7115684 A JP 7115684A JP S6216667 B2 JPS6216667 B2 JP S6216667B2
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- Japan
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- lint
- washing tub
- pulsator
- washing
- filter device
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- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 61
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 37
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 101150114468 TUB1 gene Proteins 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 1
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は洗濯槽の内底部にパルセータを配し、
このパルセータの回転によるポンプ作用により、
洗濯槽内下方の水をリント捕集用の過フイルタ
ーに供給する洗濯機のリントイルター装置に関す
るもである。
このパルセータの回転によるポンプ作用により、
洗濯槽内下方の水をリント捕集用の過フイルタ
ーに供給する洗濯機のリントイルター装置に関す
るもである。
従来例の構成とその問題点
一般に、洗濯、すすぎ時には洗濯物より必ずと
いつてよいほどリントが発生し、このリントが洗
濯物に付着することにより、洗濯後、乾き上がつ
た洗濯物が非常に見苦しいものとなつていた。そ
こで、洗濯、すすぎ中に前記リントを捕捉あるい
は排出する方法が種々提案されていた。例えば、
洗濯槽の内底部にパルセータを配し、この洗濯槽
内下方の水を循環路を介して洗濯槽側壁に配した
過フイルタに供給するものが提案されていた。
しかし、洗濯槽底部壁の凹部周縁に、循環路に至
る連通孔にリントが引掛かるという欠点があつ
た。
いつてよいほどリントが発生し、このリントが洗
濯物に付着することにより、洗濯後、乾き上がつ
た洗濯物が非常に見苦しいものとなつていた。そ
こで、洗濯、すすぎ中に前記リントを捕捉あるい
は排出する方法が種々提案されていた。例えば、
洗濯槽の内底部にパルセータを配し、この洗濯槽
内下方の水を循環路を介して洗濯槽側壁に配した
過フイルタに供給するものが提案されていた。
しかし、洗濯槽底部壁の凹部周縁に、循環路に至
る連通孔にリントが引掛かるという欠点があつ
た。
即ち、リントには、非常に小さなもの、例えば
綿くず状のものから数cmに及ぶものまで種々あ
る。リントが連通孔に引掛るのを防止するために
当然考えられることは、前記連通孔を大きくする
ことであつて、これにより水の循環量が増えリン
トの捕獲性能は良くなる。しかしながら、洗濯物
にはボタンなどがついており、このボタン等が大
きな連通孔に引掛かり破損したり、ちぎれたりす
るといつた問題があり、むやみに大きくすること
はできないのが現状である。
綿くず状のものから数cmに及ぶものまで種々あ
る。リントが連通孔に引掛るのを防止するために
当然考えられることは、前記連通孔を大きくする
ことであつて、これにより水の循環量が増えリン
トの捕獲性能は良くなる。しかしながら、洗濯物
にはボタンなどがついており、このボタン等が大
きな連通孔に引掛かり破損したり、ちぎれたりす
るといつた問題があり、むやみに大きくすること
はできないのが現状である。
また、連通孔を大きくするということは、洗濯
槽の底部壁に対する開口率の問題であり、適当な
大きさの円孔で孔間の距離を小さくすれば良いこ
とになる。しかしながら、この孔間の距離を小さ
くすれば、長いリントが孔間にまたがつてひつか
かり、孔をふさいでしまうことが実験により確認
された。そのため、逆にリントの捕獲性能が低下
し、また、孔にたまつたリントを取り除くのに手
間がかかることになるものである。
槽の底部壁に対する開口率の問題であり、適当な
大きさの円孔で孔間の距離を小さくすれば良いこ
とになる。しかしながら、この孔間の距離を小さ
くすれば、長いリントが孔間にまたがつてひつか
かり、孔をふさいでしまうことが実験により確認
された。そのため、逆にリントの捕獲性能が低下
し、また、孔にたまつたリントを取り除くのに手
間がかかることになるものである。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消し、連通孔にリ
ントが引掛かるのを防止し、水の循環性能の低下
を未然に防止してリント捕集性能を長期に亘つて
良好に維持しようとするものである。
ントが引掛かるのを防止し、水の循環性能の低下
を未然に防止してリント捕集性能を長期に亘つて
良好に維持しようとするものである。
発明の構成
上記目的を達するため、本発明の洗濯機のリン
トフイルター装置は、底部壁にパルセータ設置用
の凹部を有した洗濯槽と、一端が前記凹部に連通
し他端側が前記洗濯槽の周壁に至るとともに前記
他端開口にはリント捕集用のフイルターを具備し
てなる循環路と、前記洗濯槽の底部壁側に形成し
前記パルセータの回転によるポンプ作用にて洗濯
槽内の水を循環路内に送り込む連通孔とを備え、
前記連通孔をパルセータの回転中心位置を中心と
する円周方向に長く両端の孔縁部を円弧とした長
穴形状とし、かつ、前記円周方向にて適当間隔を
介して複数個形成してなるものである。
トフイルター装置は、底部壁にパルセータ設置用
の凹部を有した洗濯槽と、一端が前記凹部に連通
し他端側が前記洗濯槽の周壁に至るとともに前記
他端開口にはリント捕集用のフイルターを具備し
てなる循環路と、前記洗濯槽の底部壁側に形成し
前記パルセータの回転によるポンプ作用にて洗濯
槽内の水を循環路内に送り込む連通孔とを備え、
前記連通孔をパルセータの回転中心位置を中心と
する円周方向に長く両端の孔縁部を円弧とした長
穴形状とし、かつ、前記円周方向にて適当間隔を
介して複数個形成してなるものである。
実施例の説明
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。図において、、1は少なくとも上端を除
く周壁を無孔壁とした洗濯槽で、その内底部中央
には裏羽根等の形成によつてその回転時にポンプ
作用を発揮するパルセータ2が回転自在に配して
ある。また、前記洗濯槽1は水受槽(図示せず)
内に脱水回転自在に配してある。
明する。図において、、1は少なくとも上端を除
く周壁を無孔壁とした洗濯槽で、その内底部中央
には裏羽根等の形成によつてその回転時にポンプ
作用を発揮するパルセータ2が回転自在に配して
ある。また、前記洗濯槽1は水受槽(図示せず)
内に脱水回転自在に配してある。
3は洗濯槽1の上端部周縁に取付けた環状のバ
ランサーで、洗濯槽1の脱水回転時におけるアン
バランスを証正する。4はバランサー3と洗濯槽
1の上端部との間に形成した排水孔で、洗濯槽1
の脱水回転により、洗濯槽1内の水を前記水受槽
内に排出する。前記水受槽内に排出された水は、
排水ホース(図示せず)を介し機外に排出され
る。5は洗濯槽1の底部壁上に間隙を介し位置す
るように洗濯槽1に一体成形した上方底部壁で、
その中央部にはパルセータ2設置用の凹部6を形
成している。7は洗濯槽1の底部壁と上方底部壁
5との間の間隙にて形した連通路である。8は凹
部6の底壁中央部分に形成した吸入口で、連通路
7と凹部6内とを連通する。
ランサーで、洗濯槽1の脱水回転時におけるアン
バランスを証正する。4はバランサー3と洗濯槽
1の上端部との間に形成した排水孔で、洗濯槽1
の脱水回転により、洗濯槽1内の水を前記水受槽
内に排出する。前記水受槽内に排出された水は、
排水ホース(図示せず)を介し機外に排出され
る。5は洗濯槽1の底部壁上に間隙を介し位置す
るように洗濯槽1に一体成形した上方底部壁で、
その中央部にはパルセータ2設置用の凹部6を形
成している。7は洗濯槽1の底部壁と上方底部壁
5との間の間隙にて形した連通路である。8は凹
部6の底壁中央部分に形成した吸入口で、連通路
7と凹部6内とを連通する。
9は上方底部壁5の凹部6周縁の水平面部分に
形成した複数個の連通孔で、連通路7内と洗濯槽
1内下部とを連通する。
形成した複数個の連通孔で、連通路7内と洗濯槽
1内下部とを連通する。
10は凹部6の周側壁一部に開口してなる吐出
口で、洗濯槽1周壁に縦方向に設け、かつ下端が
洗濯槽1の底部壁に至る循環路11の下端側開口
が連通している。循環路11の上端側は洗濯槽1
内の洗濯、すすぎの規定水位近傍にて開口してお
り、この開口部分にはリント捕集用のフイルター
12が着脱自在に覆設してある。12aはフイル
ターカバーである。
口で、洗濯槽1周壁に縦方向に設け、かつ下端が
洗濯槽1の底部壁に至る循環路11の下端側開口
が連通している。循環路11の上端側は洗濯槽1
内の洗濯、すすぎの規定水位近傍にて開口してお
り、この開口部分にはリント捕集用のフイルター
12が着脱自在に覆設してある。12aはフイル
ターカバーである。
上記循環路11は洗濯槽1と一体成形しても良
いしパイプ状部材にて構成しても良い。また、実
施例の如く洗濯槽1の周壁に形成した凹状溝13
を略L字状をなすカバー14にて覆つて構成して
も良い。
いしパイプ状部材にて構成しても良い。また、実
施例の如く洗濯槽1の周壁に形成した凹状溝13
を略L字状をなすカバー14にて覆つて構成して
も良い。
15はパルセータ2の回転中心部分に上端を固
定し下端をモータを主とする動力源に連絡してな
る洗濯軸で、この洗濯軸15は上記水受槽を脱水
回転せしめる脱水軸(図示せず)と同軸上に配し
ている。16はセパレータ2の回転中心位置を示
す。
定し下端をモータを主とする動力源に連絡してな
る洗濯軸で、この洗濯軸15は上記水受槽を脱水
回転せしめる脱水軸(図示せず)と同軸上に配し
ている。16はセパレータ2の回転中心位置を示
す。
ここで、上記連通孔9につて詳述する。連通孔
9はパルセータ9の回転中心位置16を中心とす
る円周方向において長く両端の孔縁部を円弧とし
かつ孔全体として円弧状をなした長穴形状をな
し、しかも、同一円周上において適当間隔17を
介して複数個存在する。さらに、実施例において
は、複数個の連通孔9が同一円周方向に存在する
ことにより形成される列が、回転中心位置16を
中心とする径方向にて複数列適当間隔を介して存
在する。
9はパルセータ9の回転中心位置16を中心とす
る円周方向において長く両端の孔縁部を円弧とし
かつ孔全体として円弧状をなした長穴形状をな
し、しかも、同一円周上において適当間隔17を
介して複数個存在する。さらに、実施例において
は、複数個の連通孔9が同一円周方向に存在する
ことにより形成される列が、回転中心位置16を
中心とする径方向にて複数列適当間隔を介して存
在する。
上記構成において、次に作用効果について説明
する。洗濯またはすすぎ中には、パルセータ2の
回転によるポンプ作用によつて洗濯槽1内の水が
連通孔9を介して連通路7に吸入され、さらに吸
入口8を介して凹部6内に入り込むと同時に吐出
口10から循環路11内に送り込まれ、フイルタ
ー12を通過して洗濯槽1内に戻る。
する。洗濯またはすすぎ中には、パルセータ2の
回転によるポンプ作用によつて洗濯槽1内の水が
連通孔9を介して連通路7に吸入され、さらに吸
入口8を介して凹部6内に入り込むと同時に吐出
口10から循環路11内に送り込まれ、フイルタ
ー12を通過して洗濯槽1内に戻る。
本実施例によれば、パルセータ2の回転中心位
置16と中心とする円周方向において長い長穴形
状をなす複数個の連通孔9を同一円周方向に適当
間隔を介して形成したものであり、これより、上
記したような従来の不具合を解決できる。
置16と中心とする円周方向において長い長穴形
状をなす複数個の連通孔9を同一円周方向に適当
間隔を介して形成したものであり、これより、上
記したような従来の不具合を解決できる。
即ち、洗濯、すすぎ中の水の流れは、パルセー
タ2を中心に円周方向に流れている。水に浮遊し
ているリントも当然ながら円周方向に流れること
になる。したがつて連通孔9を円周方向に長い長
穴形状とすることにより、リントは連通孔9を容
易に通過できる。
タ2を中心に円周方向に流れている。水に浮遊し
ているリントも当然ながら円周方向に流れること
になる。したがつて連通孔9を円周方向に長い長
穴形状とすることにより、リントは連通孔9を容
易に通過できる。
このことは実験によつても確認された。即ち、
連通孔を円孔にて形成し、この円孔を同一円周上
にて一定間隔を介して配した場合と、本実施例に
おける連通孔を一定間隔を介して設けた場合とで
は、後者の方がリントのひつかかりが少ないこと
が歴然としている。
連通孔を円孔にて形成し、この円孔を同一円周上
にて一定間隔を介して配した場合と、本実施例に
おける連通孔を一定間隔を介して設けた場合とで
は、後者の方がリントのひつかかりが少ないこと
が歴然としている。
なお、実施例のように、連通孔9全体を円弧状
としてリントの流れと合致する形状とすることに
より、リントはより効果的に連通孔9を通過する
ことになる。そしてまた、連通孔9の両端の孔縁
部を円弧としたことにより、洗濯中において洗濯
物が連通孔9と接触しても引掛かることが少なく
良好な洗濯が行なえるものである。また、連通孔
9を同一円周上に設け、さらにこの列を径方向に
て複数列設けた構成によれば、上記した通りの効
果をさらに高め得るものであるが、次の如き構成
を採ることにより、連通孔9間にまたがつてリン
トが引掛かる恐れが極減する。
としてリントの流れと合致する形状とすることに
より、リントはより効果的に連通孔9を通過する
ことになる。そしてまた、連通孔9の両端の孔縁
部を円弧としたことにより、洗濯中において洗濯
物が連通孔9と接触しても引掛かることが少なく
良好な洗濯が行なえるものである。また、連通孔
9を同一円周上に設け、さらにこの列を径方向に
て複数列設けた構成によれば、上記した通りの効
果をさらに高め得るものであるが、次の如き構成
を採ることにより、連通孔9間にまたがつてリン
トが引掛かる恐れが極減する。
即ち、第5図に示すように径方向にて隣接する
連通孔9の長さ方向の中心位置を、円周方向にて
ずらすことにより、径方向に隣接する連通孔9同
志の対向面積が小さくなつて、この連通孔9間に
またがつてリントが引掛かる機会を極力少なくで
きる。第5図によれば、径小な連通孔9の列にお
いて、連通孔9の中心位置間の角度をαとした場
合、1/2αの角度である角度βの位置に、径大な
列における連通孔9の長さ方向の中心位置が存在
している。
連通孔9の長さ方向の中心位置を、円周方向にて
ずらすことにより、径方向に隣接する連通孔9同
志の対向面積が小さくなつて、この連通孔9間に
またがつてリントが引掛かる機会を極力少なくで
きる。第5図によれば、径小な連通孔9の列にお
いて、連通孔9の中心位置間の角度をαとした場
合、1/2αの角度である角度βの位置に、径大な
列における連通孔9の長さ方向の中心位置が存在
している。
上記したことは実験によつて確認された。第6
図は、径方向に隣接する連通孔9の長さ方向の中
心位置が、円周方向において角度αを一律に保つ
ように存在する場合を示す。この構成によれば、
円周方向に長い長穴形状の連通孔9を形成したこ
とによる効果は十分に発揮できるが、径方向にて
隣接する連通孔9間にまたがつてリントが引掛か
りやすく、その引掛かり度合は、第5図に示す構
成に比し、明らかに多かつた。
図は、径方向に隣接する連通孔9の長さ方向の中
心位置が、円周方向において角度αを一律に保つ
ように存在する場合を示す。この構成によれば、
円周方向に長い長穴形状の連通孔9を形成したこ
とによる効果は十分に発揮できるが、径方向にて
隣接する連通孔9間にまたがつてリントが引掛か
りやすく、その引掛かり度合は、第5図に示す構
成に比し、明らかに多かつた。
なお、第5図、第6図に示すように、連通孔9
の同一円周方向での列を径方向にずらして複数列
設けることにより、洗濯槽1の底部壁側での開口
率が大となり、水の循環量が増大して、リントの
捕獲性能が向上することは言うまでもない。
の同一円周方向での列を径方向にずらして複数列
設けることにより、洗濯槽1の底部壁側での開口
率が大となり、水の循環量が増大して、リントの
捕獲性能が向上することは言うまでもない。
なお、本実施例によれば、パルセータの回転に
よるポンプ作用にて洗濯槽内の下部の水を連通孔
9を介して循環路内に送り込む構成としたが、水
受槽内の水を上記ポンプ作用にて循環路内に送り
込む構成を併用しても良い。このことは、洗濯槽
を必ずしも上端を除く周壁が無孔壁である必要は
ないことを意味する。さらに、上記ポンプ作用に
よつて、パルセータの周縁部とパルセータ設置用
の凹部周側壁との間の隙間を介して循環路に水を
送り込む構成を併用しても良く、本実施例におい
ても、このような構成を有しているものである。
よるポンプ作用にて洗濯槽内の下部の水を連通孔
9を介して循環路内に送り込む構成としたが、水
受槽内の水を上記ポンプ作用にて循環路内に送り
込む構成を併用しても良い。このことは、洗濯槽
を必ずしも上端を除く周壁が無孔壁である必要は
ないことを意味する。さらに、上記ポンプ作用に
よつて、パルセータの周縁部とパルセータ設置用
の凹部周側壁との間の隙間を介して循環路に水を
送り込む構成を併用しても良く、本実施例におい
ても、このような構成を有しているものである。
また、本実施例においては、一槽式のいわゆる
脱水兼用洗濯機について説明したが、脱水槽を別
途備えたいわゆる二槽式洗濯機の洗濯槽に、本実
施例と同様な構成を具備せしめ、同等な効果を発
揮せしめることが容易にあることは言うまでもな
い。
脱水兼用洗濯機について説明したが、脱水槽を別
途備えたいわゆる二槽式洗濯機の洗濯槽に、本実
施例と同様な構成を具備せしめ、同等な効果を発
揮せしめることが容易にあることは言うまでもな
い。
発明の効果
以上のように本発明によれば、パルセータの回
転によるポンプ作用によつて、洗濯槽内の水を洗
濯槽底部壁側の連通孔を介して、リント捕獲用の
循環路内に送り出す構成において、前記連通孔を
上記パルセータの回転中心位置を中心とする円周
方向に長く両端の孔縁部を円弧とした長六形状と
なし、かつ、この連通孔を前記円周方向にて適当
間隔を介し複数個形成したものであり、連通孔に
洗濯物やボタンが引掛かることが少なく良好な洗
濯ができ、しかも、パルセータの回転にて円周方
向に流動する水中のリントが、前記連通孔をすみ
やかに通過することとなつて、リントの捕獲性能
が良好になる等その実用上の価値はきわめて大き
い。
転によるポンプ作用によつて、洗濯槽内の水を洗
濯槽底部壁側の連通孔を介して、リント捕獲用の
循環路内に送り出す構成において、前記連通孔を
上記パルセータの回転中心位置を中心とする円周
方向に長く両端の孔縁部を円弧とした長六形状と
なし、かつ、この連通孔を前記円周方向にて適当
間隔を介し複数個形成したものであり、連通孔に
洗濯物やボタンが引掛かることが少なく良好な洗
濯ができ、しかも、パルセータの回転にて円周方
向に流動する水中のリントが、前記連通孔をすみ
やかに通過することとなつて、リントの捕獲性能
が良好になる等その実用上の価値はきわめて大き
い。
第1図は本発明の実施例における洗濯機の洗濯
槽部分の縦断面図、第2図は第1図X―X′線断
面図、第3図は同洗濯槽の底部壁側の拡大斜視
図、第4図は同底部壁側に形成した連通孔の配設
状態を示す図、第5図および第6図は同配設状態
の具体例を示す図である。 1……洗濯槽、2……パルセータ、6……凹
部、9……連通孔、11……循環路、12……フ
イルター、16……(パルセータの)回転中心位
置、17……適当間隔。
槽部分の縦断面図、第2図は第1図X―X′線断
面図、第3図は同洗濯槽の底部壁側の拡大斜視
図、第4図は同底部壁側に形成した連通孔の配設
状態を示す図、第5図および第6図は同配設状態
の具体例を示す図である。 1……洗濯槽、2……パルセータ、6……凹
部、9……連通孔、11……循環路、12……フ
イルター、16……(パルセータの)回転中心位
置、17……適当間隔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 底部壁にパルセータ設置用の凹部を有した洗
濯槽と、一端が前記凹部に連通し他端側が前記洗
濯槽の周壁に至るとともに前記他端開口にはリン
ト捕集用のフイルターを具備してなる循環路と、
前記洗濯槽の底部壁側に形成し前記パルセータの
回路によるポンプ作用にて洗濯槽内の水を循環路
内に送り込む連通孔とを備え前記連通孔をパルセ
ータの回転中心位置を中心とする円周方向に長両
端の孔縁部を円弧とした長穴形状とし、かつ、前
記円周方向にて適当間隔を介して複数個形成して
なる洗濯機のリントフイルター装置。 2 連通孔の全体形状を円弧状とした特許請求の
範囲第1項記載の洗濯機のリントフイルター装
置。 3 連通孔を同一円周上にて適当間隔を介し複数
個形成して列を構成し、この列をパルセータの径
方向において複数列設けてなる特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の洗濯機のリントフイルター
装置。 4 径方向において隣接する連通孔の長さ方向の
中心位置をずらせてなる特許請求の範囲第3項記
載の洗濯機のリントフイルター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59071156A JPS59209389A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 洗濯機のリントフイルタ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59071156A JPS59209389A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 洗濯機のリントフイルタ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59209389A JPS59209389A (ja) | 1984-11-27 |
JPS6216667B2 true JPS6216667B2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=13452474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59071156A Granted JPS59209389A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 洗濯機のリントフイルタ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59209389A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04108553A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-04-09 | Kobe Steel Ltd | 自動車の塗装システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297267A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Washer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740946Y2 (ja) * | 1977-06-06 | 1982-09-08 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP59071156A patent/JPS59209389A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297267A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Washer |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04108553A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-04-09 | Kobe Steel Ltd | 自動車の塗装システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59209389A (ja) | 1984-11-27 |
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