JPH025998A - 電気洗濯機の糸屑収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、攪拌翼の回転を利用し、洗濯水の循環を行な
い、洗濯水中の糸屑を収集する装置を有する電気洗濯機
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の洗濯機の糸屑収集装置は、攪拌翼底面裏側に形成
した羽根の回転を利用し、洗濯水を循環させて袋状のフ
ィルターにより収集するものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、糸屑収集装置のフィルターが袋状であ
り、糸屑の流入口側から指を入れ、フィルターを裏返し
て清掃する方式であった。しかし、流入口の開口面積が
小さいため、フィルターを裏返すのが困彊であった。

本発明の目的は、フィルターを清掃する際に裏返すこと
なく容易に清掃できる構造にすることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、従来の問題を解消し、清掃時の操作性を向上
させるものである。本発明の糸屑収集装置のフィルター
は、形状が筒状でかつ両端を開口としフィルタ一部材を
固定する固定具を備えたものであり、この構成により、
フィルターを裏返すことなく、流入［１反対側から容易
に清掃できるようにしたものである。

〔作用〕

糸屑収集装置のフィルターを筒状にすることは、収集さ
れた糸屑を流入口の反対側から取ることができ、フィル
ターを裏返すことなく容易に清掃することができる。

〔実施例〕

以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。

第１図において、１は洗濯水を受ける外槽、２は外槽１
の内部に設けた洗濯兼脱水槽で、中央内底部には攪拌翼
３を、側壁には洗濯水を循環するため、および脱水時の
水抜き用の多数の小穴で洗濯兼脱水槽穴４を設けている
。以降図示しないが、洗濯時には攪拌翼３を、脱水時に
は洗濯兼脱水槽２を回転させるためのモータ、モータの
駆動を伝達する機構（ベルト、プーリー、減速機構等の
メカケース等）等が、外槽１の底部に配置されている。

次に従来の糸屑収集装置の構成を説明すると、第１図お
よび第３図、第４図に示す様に、攪拌翼３の裏羽根５は
、洗濯兼脱水槽２の底部に埋没され、洗濯兼脱水槽２と
ｂ１拌翼３の外周との間隙は小さく、循環水の漏れを防
止している。また、洗濯兼脱水槽２の内側壁に糸屑収集
袋′？１８を設置し。

これは、フィルターケース８ａが洗濯兼脱水槽２にネジ
等により固定され、フィルターカバー８ｂが爪等により
、着脱自在として構成されている。

次に第５図に示す様に、フィルターカバー８ｂには、着
脱の際の取手８ｃおよびフィルターカバー四部１２．フ
ィルター９．フィルター固定具９ａ。

洗濯水の流入口１１．吐出口１０を備えている。

上記構成において動作を説明すると、攪拌Ｒ３の回転に
よって、攪拌翼裏羽根５の周囲の洗濯水は、遠心力によ
って外周方向へ押し出される。この水は、第３図の矢印
の如く、洗濯兼脱水槽２の内部から洗濯兼脱水槽穴４を
通り、外槽１に流れ。

フランジ６を経由し、洗濯水の流入口１１および吐出口
１０を通過して、洗濯兼脱水槽２の内部へ戻って行く。

この際、水に含まれる糸屑が、フィルター９により収集
される。この収集された糸屑を清掃する際に、フィルタ
ー９が袋状のため、糸屑の流入口１１側から指を入れ、
フィルターを裏返して清掃する方式であり、流入口１１
の開口面積が小さいため、フィルターを裏返すのが困這
であった。

本発明では、構成と動作は前記従来の糸屑収集装置と同
様であるが、第５図に示すフィルター９を、第６図、第
７図に示す様に、筒状にすることにより、洗濯時にはフ
ィルターケース８ａとフィルターカバー８ｂによって、
流入口１．１と反対側の口が閉ざされ、袋状になるため
、効率良く糸屑が収集できる。また、フィルター１３を
清掃する際には、筒状になるため、フィルター１３を裏
返すことなく流入口１１の反対側から容易に清掃するこ
とができる。このフィルター１３は、フィルターカバー
８ｂに取り付けてあり、フィルター固定具１３ａを設け
ることにより、フィルターカバー８ｂをフィルターケー
ス８ａに取り付けの際、フィルター１３のこしが弱いの
で、倒れ防止のためにフィルター１３とフィルターカバ
ー８ｂを固定することにより、かみ込みを防止している
。さらに、このフィルター固定具１３ａは、フィルター
ケース８ａとフィルターカバー８１）によって、フィル
ター１３の流入口１１の反対側をはさむ時のフィルター
１３の位置決めを容易にしている。

このフィルター固定具１３ａが無いと、フィルター１３
が倒れてしまうため、流入口１】の反対側の口が洗濯時
においても開口してしまい、糸屑が漏れてしまう。

〔発明の効果〕

以上の様に、本発明の糸屑収集装置は、フィルターを洗
濯槽底部の一部に撹拌翼と近接させて設置しである従来
の糸屑収集装置のフィルターの形状を、袋状から筒状に
変更して、収集効率を変えることなく、清掃時の操作性
の向上を計ったものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における断面図、第２図およ
び第３図、第４図は間部部分断面図、第５図は従来の糸
屑収集装置の主要部部分拡大図、第６図および第７図は
本発明の主要部部分拡大図である。 ８・・・糸屑収集族ｆｉ、８ａ・・・フィルターケース
、８ｂ・・・フィルターカバー　９・・・フィルター、
９ａ・・・フィルター固定具、１３・・・フィルター（
筒状）、寓２−図 帛６図 拓″１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外槽と、この外槽内に回転自在に置かれる洗濯兼脱
   水槽と、この洗濯兼脱水槽内に回動自在に置かれる攪拌
   翼と、この攪拌翼の裏側に設けたポンプ用の裏羽根と、
   洗濯兼脱水槽の側壁に設けた糸屑収集装置とからなり、
   この糸屑収集装置は洗濯兼脱水槽に着脱自在なるフィル
   ターケースとこのフィルターケースの裏面内部に着脱自
   在なるフィルタとから構成し、しかもフィルターケース
   の裏面内部をフィルタケースの下端をもつて攪拌翼の裏
   側と連通するとともにフィルターケースの前面に流入口
   を形成しているものにおいて、 フィルタを筒状に形成するとともに両端に開口を設け、
   一方の開口をフィルターケースの下端にセットし、他の
   開口を上向きにセットしたことを特徴とする電気洗濯槽
   の糸屑収集装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、フィル
   ターの上側開口部を固定具をもつてフィルターケースに
   取り付けたことを特徴とする電気洗濯機の糸屑収集装置
   。