JPS62166317A - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents
液晶表示パネルの製造方法Info
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- JPS62166317A JPS62166317A JP953886A JP953886A JPS62166317A JP S62166317 A JPS62166317 A JP S62166317A JP 953886 A JP953886 A JP 953886A JP 953886 A JP953886 A JP 953886A JP S62166317 A JPS62166317 A JP S62166317A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
電極基板を一定の間隔に保つに使用するスペーサについ
て、非表示部を表示部に較べて撒布密度を少なく形成す
るか或いは全くスペーサを除いて形成する液晶表示パネ
ルの製造方法。
て、非表示部を表示部に較べて撒布密度を少なく形成す
るか或いは全くスペーサを除いて形成する液晶表示パネ
ルの製造方法。
C産業上の利用分野〕
本発明は気泡と表示ムラとを無くした液晶表示パネルの
製造方法に関する。
製造方法に関する。
液晶表示素子はガラス基板上に透明電極パターンを少な
くとも一方に備えた二枚の基板をそれぞれ電極パターン
を内側にして対向せしめ、この間に液晶を封入して選択
的に電界印加ができるようにしたものである。
くとも一方に備えた二枚の基板をそれぞれ電極パターン
を内側にして対向せしめ、この間に液晶を封入して選択
的に電界印加ができるようにしたものである。
すなわら、ドツトマトリックス型の場合、平行平板から
なるガラス基板の内側には線幅が400 μm程度、線
間隔が50.17 m程度の大きさで平行パターンが多
数形成されて透明電極と対向電極とが作られており、こ
れらの電極パターンの上に液晶制料の配向を規制する配
向膜が成膜された後、 厚ざが数μmのシール祠を用い
て周辺部を密封封止すると共に微少間隔を隔て一両電極
が互いに対向するように位置決めし、この間に液晶が封
入されている。
なるガラス基板の内側には線幅が400 μm程度、線
間隔が50.17 m程度の大きさで平行パターンが多
数形成されて透明電極と対向電極とが作られており、こ
れらの電極パターンの上に液晶制料の配向を規制する配
向膜が成膜された後、 厚ざが数μmのシール祠を用い
て周辺部を密封封止すると共に微少間隔を隔て一両電極
が互いに対向するように位置決めし、この間に液晶が封
入されている。
このように液晶表示素子を構成する二枚のガラス基板は
周辺部をシール祠で封止することによりシール材の厚さ
で決まる間隔で保持されているが、それだけで面積の大
きな側基板を一定間隔に保持することは無理であり、そ
の間に直径が間隔に等しいスペーサを撒布して配置する
ことにより、所定の間隔を保持するようになっている。
周辺部をシール祠で封止することによりシール材の厚さ
で決まる間隔で保持されているが、それだけで面積の大
きな側基板を一定間隔に保持することは無理であり、そ
の間に直径が間隔に等しいスペーサを撒布して配置する
ことにより、所定の間隔を保持するようになっている。
本発明はこのスペーサの配置を工夫することにより表示
品質を向上させるものである。
品質を向上させるものである。
従来、スペーサとしては無機系と有機系とがあり、無機
系の材料としてアルミナ粒、シリカ粒或いはガラスファ
イバが、また有機系として例えばジビニルベンゼンなど
の樹脂からなる球状粒が使用されている。
系の材料としてアルミナ粒、シリカ粒或いはガラスファ
イバが、また有機系として例えばジビニルベンゼンなど
の樹脂からなる球状粒が使用されている。
すなわら、電極がパターン形成されたガラス基板は通常
6〜8μmの間隔を保って配置されているが、例えば間
隔を6μmと規定した場合は、シール祠として厚さが6
μmの樹脂系接着剤を用いて側基板の周辺部を封止する
と共に、このガラス基板には予めトリクロロフルオロメ
タン(CFct 。
6〜8μmの間隔を保って配置されているが、例えば間
隔を6μmと規定した場合は、シール祠として厚さが6
μmの樹脂系接着剤を用いて側基板の周辺部を封止する
と共に、このガラス基板には予めトリクロロフルオロメ
タン(CFct 。
以下略してフレオン)などを分散剤として径が約6μm
で長ざが100〜数100μmに切断したガラスファイ
バ或いは球状のプラスチックをスプレィして分布し、配
置しておくことにより一定の間隔が保持されている。
で長ざが100〜数100μmに切断したガラスファイ
バ或いは球状のプラスチックをスプレィして分布し、配
置しておくことにより一定の間隔が保持されている。
次に、液晶の封止法としてはシール部の一部に設けられ
ている注入孔より液晶を注入した後、加圧して余分の液
晶を除去した状態で、接着剤を用いて封止する方法がと
られている。
ている注入孔より液晶を注入した後、加圧して余分の液
晶を除去した状態で、接着剤を用いて封止する方法がと
られている。
ここで、スペーサとしてガラスファイバを用いる場合は
スペーサが剛体であることからガラス基板の間隔幅に等
しい線径のものが使用され、またプラスチック粒を用い
る場合は幾分大きめのものを使用し、外部より加圧して
内部を多少減圧ぎみとするごとにより一定の間隔が保持
されるようになっている。
スペーサが剛体であることからガラス基板の間隔幅に等
しい線径のものが使用され、またプラスチック粒を用い
る場合は幾分大きめのものを使用し、外部より加圧して
内部を多少減圧ぎみとするごとにより一定の間隔が保持
されるようになっている。
然しなから、スペーサとしてガラスファイバを使用した
液晶表示素子を低温に保持するとパネルの内部に気泡を
生じ、一度生じた気泡は常温に戻しても消失しにく\、
気泡存在部は黒く視認されると云う問題がある。
液晶表示素子を低温に保持するとパネルの内部に気泡を
生じ、一度生じた気泡は常温に戻しても消失しにく\、
気泡存在部は黒く視認されると云う問題がある。
一方、スペーサとしてプラスチックを使用する場合は低
温放置により気泡が発生すると云う問題は減少するが、
表示部に色むらを生じると云う問題があり、これらは未
だ解決されていない。
温放置により気泡が発生すると云う問題は減少するが、
表示部に色むらを生じると云う問題があり、これらは未
だ解決されていない。
以上記したように液晶表示素子においてはガラス基板の
間隔を一定に保持するために間隔に見合ったスペーサを
介在させているが、表示素子を低温に保持すると気泡や
色むらを生じ品質を低下させていることが問題である。
間隔を一定に保持するために間隔に見合ったスペーサを
介在させているが、表示素子を低温に保持すると気泡や
色むらを生じ品質を低下させていることが問題である。
上記の問題は電極パターンを形成して後、スペーサを撒
布したガラス基板をシール材を挟んで前記電極パターン
が対向するように位置合わせし、液晶を注入してなる液
晶表示パネルにおいて、対向する二枚のガラス基板内に
分布させるスペーサを非表示部を除いて撒布するか、或
いは非表示部を表示部に較べて撒布密度を少なく撒布す
ることを特徴とする液晶表示パネルの製造方法により解
決することができる。
布したガラス基板をシール材を挟んで前記電極パターン
が対向するように位置合わせし、液晶を注入してなる液
晶表示パネルにおいて、対向する二枚のガラス基板内に
分布させるスペーサを非表示部を除いて撒布するか、或
いは非表示部を表示部に較べて撒布密度を少なく撒布す
ることを特徴とする液晶表示パネルの製造方法により解
決することができる。
液晶表示素子は一20℃程度の低温でも充分に動作する
ことが必要であるが、環境温度がこのような低温にまで
降下すると気泡や色むらを生じて表示品質を損い易い。
ことが必要であるが、環境温度がこのような低温にまで
降下すると気泡や色むらを生じて表示品質を損い易い。
この原因は液晶とガラスとの膨張係数の差によるもので
ある。
ある。
すなわら、液晶の体積膨張率は5 Xl0−5/ ’C
程度であるのに対し、ガラスの体積膨張率は4×10−
71”、2程度と大きく異なるために低温に置くと液晶
とガラスファイバとの間に隙間を生じ、これが気泡とな
るのである。
程度であるのに対し、ガラスの体積膨張率は4×10−
71”、2程度と大きく異なるために低温に置くと液晶
とガラスファイバとの間に隙間を生じ、これが気泡とな
るのである。
またスペーサとしてプラスチックを用いる場合はこの体
積膨張率は液晶に近似しているため気泡はできにくいが
、スペーサの分布は表示部の全域に互って均一には行わ
れていないため分布の少ない部分はプラスチックスペー
サが弾性体であるため収縮の結果、セル厚が薄くなり、
そのために色むらを生じるのである。
積膨張率は液晶に近似しているため気泡はできにくいが
、スペーサの分布は表示部の全域に互って均一には行わ
れていないため分布の少ない部分はプラスチックスペー
サが弾性体であるため収縮の結果、セル厚が薄くなり、
そのために色むらを生じるのである。
すなわちプラスチックよりなるスペーサは弾性体である
ために分布数が少ない場合は液晶の収縮に従って変形す
るため、パネル内が収縮により減圧となるに従ってセル
厚の減少となって現れるのである。
ために分布数が少ない場合は液晶の収縮に従って変形す
るため、パネル内が収縮により減圧となるに従ってセル
厚の減少となって現れるのである。
そこで本発明はパネルを構成するガラス基板で全領域が
必ずしも表示に使用されていない点に着目し、非表示部
のスペーサ分布を表示部に較べて少なくするか、或いは
無くするごとにより、この部分でセル厚を変動させ、液
晶収縮の影響を吸収させることにより、表示部でめ表示
欠陥の発生を防止するものである。
必ずしも表示に使用されていない点に着目し、非表示部
のスペーサ分布を表示部に較べて少なくするか、或いは
無くするごとにより、この部分でセル厚を変動させ、液
晶収縮の影響を吸収させることにより、表示部でめ表示
欠陥の発生を防止するものである。
第1図は本発明の実施領域を示す液晶パネルの平面図で
あって、対向するガラス基板1,2の周辺部はシール材
3で封止されており、その中に液晶が封入されている。
あって、対向するガラス基板1,2の周辺部はシール材
3で封止されており、その中に液晶が封入されている。
ここで、各々のガラス基板1.2の上には先に記したよ
うに線幅が400μm程度、線間隔が50μm程度の大
きざの透明電極パターンが多数形成されており、ガラス
基板1.2はこの透明電極パターンが直交するよう配置
されているが、この直交位置すなわら表示部4は一点破
線で示すようにシール材3よりもかなり内側でその間に
非表示部5がある。
うに線幅が400μm程度、線間隔が50μm程度の大
きざの透明電極パターンが多数形成されており、ガラス
基板1.2はこの透明電極パターンが直交するよう配置
されているが、この直交位置すなわら表示部4は一点破
線で示すようにシール材3よりもかなり内側でその間に
非表示部5がある。
そこで本方法はこの非表示部5を除いてスペーサを撒布
するか、あるいは表示部4に較べて撒布密度を少なくす
るのである。
するか、あるいは表示部4に較べて撒布密度を少なくす
るのである。
なおキャラクタタイプの場合はこの非表示部以外に行間
が6〜7mlあることからこの非表示部をマスクしてス
ペーサを撒布しないようにすればよい。
が6〜7mlあることからこの非表示部をマスクしてス
ペーサを撒布しないようにすればよい。
第2図は本発明を適用した液晶表示パネルの断面図であ
って、低温に保持した場合、スペーサ6の撒布の無い或
いは少ない非表示部5は液晶の収縮によりガラス基板1
,2が弯曲し、この部分で歪が吸収されるため表示部4
での色むらの発生や気泡の発生が抑制される。
って、低温に保持した場合、スペーサ6の撒布の無い或
いは少ない非表示部5は液晶の収縮によりガラス基板1
,2が弯曲し、この部分で歪が吸収されるため表示部4
での色むらの発生や気泡の発生が抑制される。
面積が200 X100 +amのガラス基板上に従来
と同様に酸化インジウム(1n203)と酸化錫(Sn
02)との固溶体からなるITO膜を形成し、写真食刻
技術(ホトリソグラフィ)を用いて幅400μm。
と同様に酸化インジウム(1n203)と酸化錫(Sn
02)との固溶体からなるITO膜を形成し、写真食刻
技術(ホトリソグラフィ)を用いて幅400μm。
パターン間隔50μmの透明電極パターンを形成し、こ
の電極上を配向膜で被覆した後、配向処理を施した。
の電極上を配向膜で被覆した後、配向処理を施した。
次に画素の形成が行われないガラス基板の周辺部(縁端
部より8鰭まで)をマスクし、かかる基板に直径6μm
のガラスファイバスペーサを60〜90個/1112の
密度で撒布した。
部より8鰭まで)をマスクし、かかる基板に直径6μm
のガラスファイバスペーサを60〜90個/1112の
密度で撒布した。
この方法としてはガラスファイバスペーサを1g/βの
比率でフレオン(CFCI コ)溶液に添加し、超音波
振動を加えて充分に分散させた状態で前記の透明電極を
パターン形成したガラス基板の上にスプレィした。
比率でフレオン(CFCI コ)溶液に添加し、超音波
振動を加えて充分に分散させた状態で前記の透明電極を
パターン形成したガラス基板の上にスプレィした。
以下従来と同じようにしてグラフィックタイプの液晶表
示素子を形成した。
示素子を形成した。
その結果、従来の表示素子は一20°C程度の低温に保
持すると気泡が生じていたが、実施例については表示部
で気泡は発生しなくなった。
持すると気泡が生じていたが、実施例については表示部
で気泡は発生しなくなった。
次にマスクを調節して表示部と非表示部との撒布密度を
変え、非表示部のガラスファイバスペーサの密度を20
〜30個7112と表示部に較べて少なく形成したが結
果は同様であった。
変え、非表示部のガラスファイバスペーサの密度を20
〜30個7112と表示部に較べて少なく形成したが結
果は同様であった。
なお、本発明を更に効果的に実施するにはガラス基板の
厚ざを薄くするとよく、実施例によれば表示パネルの裏
面側のガラス基板の厚ざを従来の1.1mmから0.6
mm程度まで薄くすると効果的であった。
厚ざを薄くするとよく、実施例によれば表示パネルの裏
面側のガラス基板の厚ざを従来の1.1mmから0.6
mm程度まで薄くすると効果的であった。
以上記したように本発明は液晶とガラスとの体積膨張率
の差による影否を非表示部において吸収するものであっ
て、本発明の実施により低温環境下で使用する際の表示
品質を向上づ゛ることができる。
の差による影否を非表示部において吸収するものであっ
て、本発明の実施により低温環境下で使用する際の表示
品質を向上づ゛ることができる。
第1図は本発明の実施領域を示す液晶表示パルの平面図
、 第2図は本発明を適用した液晶表示パネルの面図、 である。 図において、 1.2はガラス基板、 3はシール材、4は表示部、
5は非表示部、6はスペーサ、 である。
、 第2図は本発明を適用した液晶表示パネルの面図、 である。 図において、 1.2はガラス基板、 3はシール材、4は表示部、
5は非表示部、6はスペーサ、 である。
Claims (1)
- 電極パターンを形成して後、スペーサを撒布したガラス
基板をシール材を挟んで前記電極パターンが対向するよ
うに位置合わせし、液晶を注入してなる液晶表示パネル
において、対向する二枚のガラス基板内に分布させるス
ペーサを非表示部を除いて撒布するか、或いは非表示部
を表示部に較べて撒布密度を少なく撒布することを特徴
とする液晶表示パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP953886A JPS62166317A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP953886A JPS62166317A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62166317A true JPS62166317A (ja) | 1987-07-22 |
Family
ID=11723045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP953886A Pending JPS62166317A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 液晶表示パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62166317A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6304307B1 (en) | 1995-12-19 | 2001-10-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
JP2005049633A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Asahi Glass Co Ltd | 液晶素子および光ヘッド装置 |
JP2007094102A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
US7567334B2 (en) | 2002-07-31 | 2009-07-28 | Nec Lcd Technologies, Ltd | Liquid-crystal display device comprising a depression formed on inner surface of a substrate for receiving excess liquid crystal |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP953886A patent/JPS62166317A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6304307B1 (en) | 1995-12-19 | 2001-10-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
KR100356118B1 (ko) * | 1995-12-19 | 2003-03-06 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 액정표시장치및그제조방법 |
US7567334B2 (en) | 2002-07-31 | 2009-07-28 | Nec Lcd Technologies, Ltd | Liquid-crystal display device comprising a depression formed on inner surface of a substrate for receiving excess liquid crystal |
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