JPS62165205A - 重力負荷に対するバランス補正装置 - Google Patents

重力負荷に対するバランス補正装置

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JPS62165205A
JPS62165205A JP822086A JP822086A JPS62165205A JP S62165205 A JPS62165205 A JP S62165205A JP 822086 A JP822086 A JP 822086A JP 822086 A JP822086 A JP 822086A JP S62165205 A JPS62165205 A JP S62165205A
Authority
JP
Japan
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force
motor
gravity
load
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP822086A
Other languages
English (en)
Inventor
Chika Konishi
親 小西
Masayuki Okubo
雅之 大久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS62165205A publication Critical patent/JPS62165205A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は産業用ロボットにおいて、ロボットの駆動源で
あるモータに重力方向の負荷が、絶えずかかる場合、重
力方向と逆向きのかつ大きさが等しい力を発生して重力
負荷とバランスさせながらロボットの制御をおこなう産
業用ロボットの重力負荷に対するバランス補正装置に関
するものである。
従来の技術 産業用ロボットの一般的なサーボ系のブロック図を第4
図に示す。1は指令パルスCPとフィードバックパルス
FpQ差をカウントする偏差カウンター、2は前記偏差
カウンター1のデジタル量をアナログ量に変換するD/
A 変換器、3は電圧増幅器、5は電力増幅器、6はモ
ータ、7はパルスジェネレータ、8は前記パルスジェネ
レータのパルス周波数を電圧に変換するF/V 変換器
、9は前記パルスジェネレータのパルスから方向判別を
してカウンターパルスを発生するパルス整形器である。
産業用ロボットの移動部で水平方向に移動する場合、そ
のモータには停止時に何の力も作用しない。ところが大
抵のロボットは上下に移動する軸をもつ。この上下に移
動する軸を駆動するモータには移動中はもちろん、停止
中においても重力方向に力が作用する。この力に対して
ロボットの停止位置を維持するために一般にサーボロッ
クド呼ばれる力が作用する。サーボロックは位置すれが
発生したときそのずれ量をゼロにしようとする力である
。D/A変換器の1パルスに対する出力電圧をvAとす
ると Vdt)=VAx/(Cp(t)−Fp(t))dt 
 −−−−−−−−−−・−(1)となる。停止中はC
P、:Fpばつりあって(1)式の積分項はゼロである
。上下軸が停止時に重力負荷によって落下したときパル
スジェネレータ7より落下した距離に相当するパルスが
フィードバックされてFpが発生し、(1)式の積分項
がゼロでなくなってvcが発生し、落下した分を元に戻
そうとする。元に戻ると今度は前記同様パルスジェネレ
ータ7より戻った距離がフィードバックされて(1)式
の積分項は再びゼロになる。積分項がゼロになるとVC
もゼロになりモータ出力はゼロになる。
すると再度重力負荷によって落下する。
このようにサーボロック力によって上下方向に移動する
軸の停止位置を維持しようとする場合、停止位置にて微
震動が発生している。この微震動は、 (1)停止位置精度を悪くする、 (2)不快音を発生する、 ・ という問題を発生する。通常、これが問題とならな
いレベルまでだするために、追従性・連応性の改善、電
流帰環回路の採用等様々なサーボ系の改善をおこなうが
なかなかうまくいかなかったり、1だ多くの労力を要す
る。根本的にサーボロック力は、ずれ量に対して作用す
る力であり、いくら改善しても微震動は残存する。
さらにもう1つの移動時における問題点を第5図を用い
て説明する。第5図a、bはモータをフルパワーで使用
したときの下降の場合、上昇の場合それぞれの速度特性
を示すものである。下降の場合は、加速時には加速に対
して重力がプラスに作用し、減速時にはマイナスだ作用
するため第5図aのように加速は短時間ですむが減速に
はより長い時間を要する。上昇の場合は第5図すのよう
にその反対に加速に時間を要し、減速は短時間ですむ。
サーボ系を構成する場合、加速特性、減速特性を下降の
場合と上昇の場合の両方でなめらかに加速、減速させな
ければならないため第6図Cのように加速は上昇の場合
に、減速は下降の場合に合わせることになる。その結果
、第6図Cに示すように41時間だけ移動時間を多く要
してしまう。
前述のような問題点を解消する方法として、メカニカル
に重力負荷を補正しようとする方法がある。第6図にそ
の構成例を示す。21は重力負荷と等しい力で重力と反
対方向に押し上げるシリンダー、22はエアーの圧カ一
定を調整するレギュレータ、15はエアー圧力を表示す
るインジケータ、16はエアー源、17はモータの回転
運動を直進運動に変換するポールネジ、18は前記ボー
ルネジに固定された移動ブロック、19は前記移動ブロ
ックに取付けられた負荷、2oはエアーOFF  のと
きの落下防止用のシリンダーである。
産業用ロボットの移動中、停止中Kかかわらず負荷19
には負荷重量をM、重力加速度を9とするとMqなる重
力が働ら〈。シリンダー13はこのMqと等しい力で負
荷19を押し上げる。シリンダー21の押し上げ力を一
定に保つためにレギュレータ22が作用するものである
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのようなメカニカルな方法では、(1)
  エアー源が必要となる、 (2)装置として大きくなる、 (3)  コスト高となる、 等の問題がある。
問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、従
来のサーボ系の構成要素のなかに重力負荷を補正する回
路を設けるものである。
作  用 この技術的手段による作用は次のようになる。
補正回路より出力される微小電圧によって位置制御ルー
プ、速度制御ループとは無関係にモータに常に一定のト
ルクを出じさせる。このトルクは重力負荷にバランスす
るように自動的に調整、あるいは初期設定される。
この結果モータに重力による負荷がかかっていても、そ
れに影響を受けないだめ、震動のない停止状態を得るこ
とができるのである。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図、第2図、第3図にもと
づいて説明する。
第1図において補正回路4が本発明に依るものである。
従来例の第4図において電力増幅器5に入力される入力
電圧をvw、F/V変換器8より出力される速度フィー
ドバック電圧をVF、電圧増幅器3のアンプゲインをμ
とすると、 VW(t)=μ(Vc(t)−VF(t))   −・
−・−・−・・−・(2)となる。さらに(1)式を代
入すると vw(t)=μ(VA/’ (Cdt)−Fp(t))
dt−VF(t))−・−・・−・(3)となる。本発
明による補正回路より出力される電圧をvR1前記vR
を加えた本発明による電力増幅器5に入力される入力電
圧をvW′とするとvw’(t)=ttcJAf (C
p(t)−Fp(t))dt−VB−(t)’)+VR
=vw(t)+vR・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(4)となる。
停止中を考えたとき(3)式に示される従来方法の場合
、VW=Oで重力負荷の項が存在しない。従って負荷に
よって重力方向に力が作用したとき落下がおこり、その
落下によるFpの位置変位によってはじめてvwが発生
して負荷を上昇させる。
元の位置まで上昇するとFPが再び元に戻ってvwはゼ
ロになり再度重力による落下が発生し、結局このサイク
ルの繰り返しで微震動が発生する。
(4)式に示される本発明の場合、補正回路4より出力
される電圧vRを可変抵抗器、スイッチ等であらかじめ
設定しておく。設定ポイントは負荷に作用する重力によ
ってモータ軸が受ける力に大きさが等しく向きが逆向き
のトルクをモータて生ぜしめるようなりRに合わせる。
この結果、(4)式における定数項vH分によって発生
する一定のモータトルクが負荷に作用する重力のモータ
軸換算トルクと絶えず約り合った状態だ保たれるだめ、
重力による影響を全く受けなくなる。言い換えれば第1
図の補正回路4によって、重力の作用するモータ軸が、
重力の全く作用しない状態で第4図のサーボ系で制御さ
れている状態になったといえる。
第2図、第3図はそれぞれ補正回路4の実施例を示すも
のである。第2図は可変抵抗1oによってvRの調節を
おこなうものである。vRは電力増幅器の増幅度にもよ
るが通常の場合、微小値であるためvRをより細かく調
節可能なように+V〜−■の範囲を固定抵抗11.12
によってしぼっている。第3図はスイッチ13によって
vRの調節をおこなうものである。14はD/A変換器
でスイッチ13によって設定された2進数値をアナログ
電圧て変換してvRとしている。第2図。
第3図ともに産業用ロボットに負荷が取り付けられる最
初の状態でvRQ値を設定しなければならないものであ
るため負荷が変化、変換される毎に設定をやり直す必要
があるが、負荷を検出する機能を付加すれば、vHの自
動設定も可能になる。
発明の詳細 な説明したような本発明の装置によって、産業用ロボッ
トの駆動源であるモータ軸に常に負荷に作用する重力に
よって力を受ける上下方向に移動する軸の場合において
も重力が全く作用しないものとして扱えるだめ次のよう
な効果を得ることができる。
(1)停止時におけるサーボロックによる微震動がなく
なり、停止位置精度が良くなる。
(謁 停止時における微震動による震動音がなくなる0 (3)加速時間、減速時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例における重力負荷に対するバラ
ンス補正装置のサーボ系のブロック図、第2図、第3図
は同回路図、第4図は従来のサーボ系のブロック図、第
5図は従来の移動速度を表わすグラフ、第6図は従来の
メカニカルな方法疋よる重力補正を表わすブロック図で
ある。 4・・・・・・補正回路、10・・川・可変抵抗、11
゜12・・・・・・固定抵抗、13・・印・スイッチ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第2
図 +■ 一■ 第 3 図 第 5 図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 産業用ロボットに取りつけられた負荷に作用する重力の
    ためにモータ軸が力を受ける場合、この力に対するバラ
    ンスを補正する装置であって、前記モータ軸が重力によ
    って受ける力と等しい大きさで向きが逆向きの力をモー
    タに定常的に生ぜしめるよう補正回路を設けたことを特
    徴とする重力負荷に対するバランス補正装置。
JP822086A 1986-01-17 1986-01-17 重力負荷に対するバランス補正装置 Pending JPS62165205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP822086A JPS62165205A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 重力負荷に対するバランス補正装置

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JP822086A JPS62165205A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 重力負荷に対するバランス補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62165205A true JPS62165205A (ja) 1987-07-21

Family

ID=11687117

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JP822086A Pending JPS62165205A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 重力負荷に対するバランス補正装置

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JP (1) JPS62165205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01138991A (ja) * 1987-11-24 1989-05-31 Okuma Mach Works Ltd 電動機制御方式
JP2012020367A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Toyota Motor Corp ロボット装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01138991A (ja) * 1987-11-24 1989-05-31 Okuma Mach Works Ltd 電動機制御方式
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