JPS62164762A - 自動車外装部品 - Google Patents
自動車外装部品Info
- Publication number
- JPS62164762A JPS62164762A JP603586A JP603586A JPS62164762A JP S62164762 A JPS62164762 A JP S62164762A JP 603586 A JP603586 A JP 603586A JP 603586 A JP603586 A JP 603586A JP S62164762 A JPS62164762 A JP S62164762A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- acid
- diamine
- polyamide
- mixture
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はプラスチック製自動車外装部品に関し、更に詳
しくは、特定のポリアミドと強靭化剤を配合してなる樹
脂組成物を溶融成形することにより得られる軽量且つ耐
熱性、寸法安定性、耐衝撃性にすぐれた自動車外装部品
に関するものである。
しくは、特定のポリアミドと強靭化剤を配合してなる樹
脂組成物を溶融成形することにより得られる軽量且つ耐
熱性、寸法安定性、耐衝撃性にすぐれた自動車外装部品
に関するものである。
〈従来の技術〉
近年、自動車製造分野においては、車体重量の軽量化、
設計デザインの自由度向上、製造工程の簡略化などを目
的に従前の金属製部品からプラスチック製部品への転換
が数多くなされている。なかでもいわゆるナイロン6や
66に代表されるポリアミド樹脂は強度、剛性、強靭性
、耐摩耗性などの機械的特性が優れている上に耐熱性、
耐油性、成形性も良好なため、自動車のラジェタータン
ク、シリンダヘッドカバー、ホイールキャップなどのア
ンダーフード部品材料として好適に用いられている。
設計デザインの自由度向上、製造工程の簡略化などを目
的に従前の金属製部品からプラスチック製部品への転換
が数多くなされている。なかでもいわゆるナイロン6や
66に代表されるポリアミド樹脂は強度、剛性、強靭性
、耐摩耗性などの機械的特性が優れている上に耐熱性、
耐油性、成形性も良好なため、自動車のラジェタータン
ク、シリンダヘッドカバー、ホイールキャップなどのア
ンダーフード部品材料として好適に用いられている。
しかし自動車製造分野における金属製部品からプラスチ
ック製部品への転換は最近一層テンポを速め、その検討
は従来のアンダーフード部品や内装部品だけでなくフェ
ンダ−、ドアパネル、スポイラ−などの大型外装部品に
ついてもなされている。このような大型外装部品用材料
に要求される特性としては、1)高温での焼付は塗装プ
ロセスにおいても変型をきたさない優れた耐熱性を有す
ること、 2)成形時の収縮、吸湿時の膨張などが小さ
く寸法安定性が良好なこと、3)吸湿による剛性低下が
小さいことおよび4)耐衝撃性が高いこと、等を挙げる
ことができる。
ック製部品への転換は最近一層テンポを速め、その検討
は従来のアンダーフード部品や内装部品だけでなくフェ
ンダ−、ドアパネル、スポイラ−などの大型外装部品に
ついてもなされている。このような大型外装部品用材料
に要求される特性としては、1)高温での焼付は塗装プ
ロセスにおいても変型をきたさない優れた耐熱性を有す
ること、 2)成形時の収縮、吸湿時の膨張などが小さ
く寸法安定性が良好なこと、3)吸湿による剛性低下が
小さいことおよび4)耐衝撃性が高いこと、等を挙げる
ことができる。
ナイロン6やナイロン66などの汎用的な結晶性脂肪族
ポリアミドおよび該ポリアミドと変性ポリオレフィンと
を配合した組成物が例えば特公昭54−4743号公報
に開示されている。
ポリアミドおよび該ポリアミドと変性ポリオレフィンと
を配合した組成物が例えば特公昭54−4743号公報
に開示されている。
〈発明が解決しようする問題点〉
しかしながら、上記公報記載の組成物は、強度、耐摩耗
性、耐衝撃性に優れてはいるが、ベースとなるポリアミ
ドが結晶性でガラス転移点が低く、吸湿性が高いため、
熱変形温度が低く、また、成形時の収縮や、吸湿時の寸
法変化および剛性低下が大きく、大型外装部品用材料と
しては特性が不充分でおる。
性、耐衝撃性に優れてはいるが、ベースとなるポリアミ
ドが結晶性でガラス転移点が低く、吸湿性が高いため、
熱変形温度が低く、また、成形時の収縮や、吸湿時の寸
法変化および剛性低下が大きく、大型外装部品用材料と
しては特性が不充分でおる。
そこで本発明者らは、ポリアミドが本来布する強度、耐
摩耗性、耐薬品性などの特徴を生かし、且つ耐熱性、寸
法安定性、耐湿性などの要求特性を全て満足できるプラ
スチック製自動車用大型外装部品をポリアミド系素材を
もとに設計するべく鋭意検討した結果、本発明者らが先
に知見した極めて組成の限定された特定の高いガラス転
移点を有する非晶性ポリアミドと強靭化剤を配合してな
る樹脂組成物を溶融成形することによって得られる自動
車外装部品が要求特性全てを満足することを見出し、本
発明に到達した。
摩耗性、耐薬品性などの特徴を生かし、且つ耐熱性、寸
法安定性、耐湿性などの要求特性を全て満足できるプラ
スチック製自動車用大型外装部品をポリアミド系素材を
もとに設計するべく鋭意検討した結果、本発明者らが先
に知見した極めて組成の限定された特定の高いガラス転
移点を有する非晶性ポリアミドと強靭化剤を配合してな
る樹脂組成物を溶融成形することによって得られる自動
車外装部品が要求特性全てを満足することを見出し、本
発明に到達した。
く問題点を解決するための手段〉
すなわち本発明は(I > (1)(a)下記一般式で
示される脂環族ジアミンの少なくとも一種90〜1重量
%および(b)炭素数6〜12の直鎖脂肪族ジアミンの
少なくとも一種10〜99重量%の混合物と (2)イソフタル酸100〜20重母%およびテレフタ
ル酸O〜80@fi%からなる該ジアミン混合物と実質
的に等モル量のジカルボン酸との混合物或いはナイロン
塩を縮重合することにより得られる非晶性ポリアミド1
00重量部および (式中R1、R2は水素原子又はメチル基を表し、R1
とR2は互いに同じでも異なっていてもよい。)(n)
強靭化剤5〜100重量部を配合してなる樹脂組成物を
溶融成形することにより得られる自動車外装部品を提供
するものでおる。
示される脂環族ジアミンの少なくとも一種90〜1重量
%および(b)炭素数6〜12の直鎖脂肪族ジアミンの
少なくとも一種10〜99重量%の混合物と (2)イソフタル酸100〜20重母%およびテレフタ
ル酸O〜80@fi%からなる該ジアミン混合物と実質
的に等モル量のジカルボン酸との混合物或いはナイロン
塩を縮重合することにより得られる非晶性ポリアミド1
00重量部および (式中R1、R2は水素原子又はメチル基を表し、R1
とR2は互いに同じでも異なっていてもよい。)(n)
強靭化剤5〜100重量部を配合してなる樹脂組成物を
溶融成形することにより得られる自動車外装部品を提供
するものでおる。
本発明の非晶性ポリアミドの原お1となる(a)成分の
脂環族ジアミンは通常、各々相当する芳香族ジアミンの
核水添によって得ることが出来るものであり、これら脂
環族ジアミンの代表的な例としては、ビス−p−アミノ
シクロヘキシルメタン(以下PACMと略す)、ビス−
p−アミノシクロヘキシルプロパン(以下PACPと略
す)および2,2−一又は3,3′−ジメチル−ビス−
p−アミノシクロヘキシルメタン(以下diMe −p
ACMと略す)などを挙げることができる。これら脂環
族ジアミンは、通常、その核水添過程で生成するシクロ
ヘキサン環の1,4−位を占めるアミン基と炭素原子に
関する三種の幾何異性体すなわちトランス−トランス(
1−1)体、トランス−シス(t−c)体およびシス−
シス(C−C)体の混合物である。一般に1−1体含有
量が多いほど生成するポリアミドのガラス転移点(T(
1)は高くなり、結晶性も増大し、逆にC−C体の含有
量が多いと■9は低下し、非晶化効果が大きくなる傾向
があるので異性体の含有量は目的とするポリアミドの性
質、原料組成に応じて適宜選択すればよい。
脂環族ジアミンは通常、各々相当する芳香族ジアミンの
核水添によって得ることが出来るものであり、これら脂
環族ジアミンの代表的な例としては、ビス−p−アミノ
シクロヘキシルメタン(以下PACMと略す)、ビス−
p−アミノシクロヘキシルプロパン(以下PACPと略
す)および2,2−一又は3,3′−ジメチル−ビス−
p−アミノシクロヘキシルメタン(以下diMe −p
ACMと略す)などを挙げることができる。これら脂環
族ジアミンは、通常、その核水添過程で生成するシクロ
ヘキサン環の1,4−位を占めるアミン基と炭素原子に
関する三種の幾何異性体すなわちトランス−トランス(
1−1)体、トランス−シス(t−c)体およびシス−
シス(C−C)体の混合物である。一般に1−1体含有
量が多いほど生成するポリアミドのガラス転移点(T(
1)は高くなり、結晶性も増大し、逆にC−C体の含有
量が多いと■9は低下し、非晶化効果が大きくなる傾向
があるので異性体の含有量は目的とするポリアミドの性
質、原料組成に応じて適宜選択すればよい。
本発明で用いられる(b)成分の直鎖脂肪族ジアミンの
例としてはへキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジ
アミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン
およびドデカメチレンジアミンを挙げることができるが
中でもヘキサメチレンジアミンが好適に用いられる。
例としてはへキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジ
アミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン
およびドデカメチレンジアミンを挙げることができるが
中でもヘキサメチレンジアミンが好適に用いられる。
上記(a)成分と(1))成分の混合割合は(a)の脂
環族ジアミン90〜1重量%および(b)の直鎖脂肪族
ジアミン10〜99重量%の範囲内であり、(a)の脂
環族ジアミン80〜5重量%および(b)の直鎖脂肪族
ジアミン20〜95重量%の範囲内にあることが好まし
い。(a)の脂環族ジアミンの量が1重量%に満だない
場合生成するポリアミドの耐熱性が不足するので好まし
くない。また(a)の脂環族ジアミン量が90重置部を
越えると生成するポリアミドの溶融粘性が高くなり過ぎ
溶融成形が困難になり好ましくない。
環族ジアミン90〜1重量%および(b)の直鎖脂肪族
ジアミン10〜99重量%の範囲内であり、(a)の脂
環族ジアミン80〜5重量%および(b)の直鎖脂肪族
ジアミン20〜95重量%の範囲内にあることが好まし
い。(a)の脂環族ジアミンの量が1重量%に満だない
場合生成するポリアミドの耐熱性が不足するので好まし
くない。また(a)の脂環族ジアミン量が90重置部を
越えると生成するポリアミドの溶融粘性が高くなり過ぎ
溶融成形が困難になり好ましくない。
上記(a)および(b)のジアミン混合物には生成する
ポリアミドの耐熱性、溶融安定性等の特性を損わない限
りにおいて少量の他のジアミンを添加導入することがで
きる。それらの例としては2゜2.4−および2,4.
4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、イソホロンジ
アミン、m−gよび叶キシリレンジアミン、1,3−お
よび1,4−ビスアミノメチルシクロヘキサンなどを挙
げることができる。
ポリアミドの耐熱性、溶融安定性等の特性を損わない限
りにおいて少量の他のジアミンを添加導入することがで
きる。それらの例としては2゜2.4−および2,4.
4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、イソホロンジ
アミン、m−gよび叶キシリレンジアミン、1,3−お
よび1,4−ビスアミノメチルシクロヘキサンなどを挙
げることができる。
本発明で用いられるジカルボン酸は、上記ジアミン混合
物と実質的に等モル量のイソフタル酸とテレフタル酸の
混合物であり、イソフタル酸とテレフタル酸の割合は1
0010〜20/80重量%の範囲であり、10010
〜30/70重量%の範囲が好ましい。
物と実質的に等モル量のイソフタル酸とテレフタル酸の
混合物であり、イソフタル酸とテレフタル酸の割合は1
0010〜20/80重量%の範囲であり、10010
〜30/70重量%の範囲が好ましい。
テレフタル酸の含有量が80重量%を越えると生成する
ポリアミドが高い融点を有するようになり、安定な重合
および溶融成形が困難になり好ましくない。イソフタル
酸およびテレフタル酸の混合物には生成するポリアミド
の重合性、耐熱性等を損わない限りにおいて、少量の他
のジカルボン酸を添加導入することができる。これらジ
カルボン酸の例としてはアジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカンニ酸、シクロヘキサンジカルボン酸
、ナフタレンジカルボン酸などを挙げることができる。
ポリアミドが高い融点を有するようになり、安定な重合
および溶融成形が困難になり好ましくない。イソフタル
酸およびテレフタル酸の混合物には生成するポリアミド
の重合性、耐熱性等を損わない限りにおいて、少量の他
のジカルボン酸を添加導入することができる。これらジ
カルボン酸の例としてはアジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカンニ酸、シクロヘキサンジカルボン酸
、ナフタレンジカルボン酸などを挙げることができる。
本発明のポリアミドを重縮合させる方法については特に
制限はなく、通常公知の溶融重合、溶液重合、界面重合
などの方法を用いることができる。
制限はなく、通常公知の溶融重合、溶液重合、界面重合
などの方法を用いることができる。
なかでも好適なのは、溶融重合でおり、その代表的な例
としては、原料を5〜50%の水と共に加圧重合鎖に仕
込み、水蒸気加圧下150〜250°Cで反応せしめた
後、徐々に水分を除去しながら250〜330’Cで重
合せしめる加圧重合法を挙げることができる。
としては、原料を5〜50%の水と共に加圧重合鎖に仕
込み、水蒸気加圧下150〜250°Cで反応せしめた
後、徐々に水分を除去しながら250〜330’Cで重
合せしめる加圧重合法を挙げることができる。
本発明のポリアミドの重合度についても特に制限はなく
、通常98%濃硫酸中1重量%濃度で25°Cで測定し
た溶液相対年度が1.3以上のものを用いることができ
る。
、通常98%濃硫酸中1重量%濃度で25°Cで測定し
た溶液相対年度が1.3以上のものを用いることができ
る。
本発明の(II>強靭化剤とは、エチレン、プロピレン
、ブテン−1、ペンテン−1,4−メチルペンテン−1
、イソブチレン、1,4−へキサジエン、ジシクロペン
タジェン、2.5−ノルボルナジェン、5−エチリデン
ノルボルネン、5−エチル−2,5−ノルボルナジェン
、5− (’l ”−プワペニル)−2−ノルボルネン
、ブタジェン、イソプレン、スチレンの内から選ばれた
少なくとも一種のオレフィンをラジカル重合して得られ
るポリオレフィンにカルボン酸基、カルボン酸エステル
塞、カルボン酸金属塩基、カルボン酸無水物基、カルボ
ン酸アミド基、イミド基、アミノヒドロキシエチル基の
内から選ばれた少なくとも一種の官能基を有する単量体
成分(以下官能基含有成分と称する)を導入して得られ
る変性ポリオレフィンである。
、ブテン−1、ペンテン−1,4−メチルペンテン−1
、イソブチレン、1,4−へキサジエン、ジシクロペン
タジェン、2.5−ノルボルナジェン、5−エチリデン
ノルボルネン、5−エチル−2,5−ノルボルナジェン
、5− (’l ”−プワペニル)−2−ノルボルネン
、ブタジェン、イソプレン、スチレンの内から選ばれた
少なくとも一種のオレフィンをラジカル重合して得られ
るポリオレフィンにカルボン酸基、カルボン酸エステル
塞、カルボン酸金属塩基、カルボン酸無水物基、カルボ
ン酸アミド基、イミド基、アミノヒドロキシエチル基の
内から選ばれた少なくとも一種の官能基を有する単量体
成分(以下官能基含有成分と称する)を導入して得られ
る変性ポリオレフィンである。
官能基含有成分の例を挙げると、アクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸
、メチルマレイン酸、メチルフマル酸、メサコン酸、シ
トラコン酸、グルタコン酸およびこれらカルボン酸の金
属塩、マレイン酸水素メチル、イタコン酸水素メチル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロ
キシエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタク
リル酸アミノエチル、マレイン酸ジメチル、イタコン酸
ジメチル、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シト
ラコン酸、エンドビシクロ−[2,2,1]−5−ヘプ
テン−2,3−ジカルボン酸、エンドビシクロ−[2,
2,1]−5−へブテン−2,3−ジカルボン酸無水物
などのα、β−不飽和カルボン酸誘導体ならびにここで
記したα、β−不飽和カルボン酸、そのエステル、その
無水物あるいはアクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジル、アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジ
ルエーテルなどのエポキシ含有不飽和化合物にアンモニ
ア、メチルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、ヘキ
シルアミン、ドデシルアミン、オレイルアミン、ステア
リルアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジルア犬ノ、
アニリン、ナフチルアミン、ジメチルアミン、ジブチル
アミン、メチルエチルアミン、ジブチルアミン、ジステ
アリルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エチルシクロ
ヘキシルアミン、メチルアニリン、フェニルナフチルア
ミン、メラミン、エタノールアミン、3−アミノ−1−
プロパツール、ジェタノールアミン、モルホリン、α−
アミノ−2−ピロリドン、α−アミノ−ε−カプロラク
タム、α−モノメチルアミノ−ε−カプロラクタム、α
−モノエチルアミノ−ε−カプロラクタム、α−モノベ
ンジルアミノーε−カプロラクタム、末端アミノ基のナ
イロンオリゴマー等を付加せしめて得られるN−置換ア
ミド化合物、N−置換イミド化合物、N−置換ヒドロキ
シエチル化合物などである。
ル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸
、メチルマレイン酸、メチルフマル酸、メサコン酸、シ
トラコン酸、グルタコン酸およびこれらカルボン酸の金
属塩、マレイン酸水素メチル、イタコン酸水素メチル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロ
キシエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタク
リル酸アミノエチル、マレイン酸ジメチル、イタコン酸
ジメチル、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シト
ラコン酸、エンドビシクロ−[2,2,1]−5−ヘプ
テン−2,3−ジカルボン酸、エンドビシクロ−[2,
2,1]−5−へブテン−2,3−ジカルボン酸無水物
などのα、β−不飽和カルボン酸誘導体ならびにここで
記したα、β−不飽和カルボン酸、そのエステル、その
無水物あるいはアクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジル、アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジ
ルエーテルなどのエポキシ含有不飽和化合物にアンモニ
ア、メチルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、ヘキ
シルアミン、ドデシルアミン、オレイルアミン、ステア
リルアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジルア犬ノ、
アニリン、ナフチルアミン、ジメチルアミン、ジブチル
アミン、メチルエチルアミン、ジブチルアミン、ジステ
アリルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エチルシクロ
ヘキシルアミン、メチルアニリン、フェニルナフチルア
ミン、メラミン、エタノールアミン、3−アミノ−1−
プロパツール、ジェタノールアミン、モルホリン、α−
アミノ−2−ピロリドン、α−アミノ−ε−カプロラク
タム、α−モノメチルアミノ−ε−カプロラクタム、α
−モノエチルアミノ−ε−カプロラクタム、α−モノベ
ンジルアミノーε−カプロラクタム、末端アミノ基のナ
イロンオリゴマー等を付加せしめて得られるN−置換ア
ミド化合物、N−置換イミド化合物、N−置換ヒドロキ
シエチル化合物などである。
これらの官能基含有成分を導入する方法は、特に制限は
なく、主成分のオレフィン類と混合して共重合せしめた
り、ポリオレフィンにラジカル開始剤を用いてグラフト
導入するなどの方法を用いることができる。官能基含有
成分の導入量は通常、変性ポリオレフィン全体に対して
、0.001〜40モル%、好ましくは0.01〜35
モル%の範囲内であるのが適当である。官能基含有成分
量が0.001モル%に満たないと変性ポリオレフィン
と非晶性ポリアミドとの親和性が不足し、靭性付与効果
が不充分でおる傾向がある。一方、官能基含有成分量が
40モル%を越えるとゲル化などの副反応が起こりやす
くなる傾向がある。
なく、主成分のオレフィン類と混合して共重合せしめた
り、ポリオレフィンにラジカル開始剤を用いてグラフト
導入するなどの方法を用いることができる。官能基含有
成分の導入量は通常、変性ポリオレフィン全体に対して
、0.001〜40モル%、好ましくは0.01〜35
モル%の範囲内であるのが適当である。官能基含有成分
量が0.001モル%に満たないと変性ポリオレフィン
と非晶性ポリアミドとの親和性が不足し、靭性付与効果
が不充分でおる傾向がある。一方、官能基含有成分量が
40モル%を越えるとゲル化などの副反応が起こりやす
くなる傾向がある。
本発明で特に有用な変性ポリオレフィンの具体例として
はエチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/メタクリ
ル酸共重合体およびこれら共重合体中のカルボン酸部分
の一部又は全てをナトリウム、リチウム、カリウム、亜
鉛、カルシウムとの塩としたもの、エチレン/アクリル
酸メチル共重合体、エチレン/アクリル酸エチル共重合
体、エチレン/メタクリル酸メチル共重合体、エチレン
/メタノクリル酸エチル共重合体、エチレン/アクリル
酸エチル−q−無水マレイン酸共重合体(°“qI+は
グラフトを表す。以下同じ)、エチレン/メタクリル酸
メチル−〇−無水マレイン酸共重合体、エチレン/アク
リル酸エチル−〇−マレイミド共重合体、エチレン/ア
クリル酸エチル−q−N−フェニルマレイミド共重合体
およびこれら共重合体の部分ケン化物、エチレン/プロ
ピレン−q−無水マレイン酸共重合体、エチレン/ブテ
ン−1−q−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロ
ピレン/1.4−へキサジエン−〇−無水マレイン酸共
重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジェン
−q−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピレン
/2,5−ノルボルナジェン−9−無水マレイン酸共重
合体、エチレン/プロピレン−CI−N−フェニルマレ
イミド共重合体、エチレン/ブテン−1−Q−N−フェ
ニルマレイミド共重合体、スチレン/ブタジェン−q−
無水マレイン酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共
重合体などを挙げることができ、これらは各々単独酸い
は混合物の形で用いることができる。
はエチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/メタクリ
ル酸共重合体およびこれら共重合体中のカルボン酸部分
の一部又は全てをナトリウム、リチウム、カリウム、亜
鉛、カルシウムとの塩としたもの、エチレン/アクリル
酸メチル共重合体、エチレン/アクリル酸エチル共重合
体、エチレン/メタクリル酸メチル共重合体、エチレン
/メタノクリル酸エチル共重合体、エチレン/アクリル
酸エチル−q−無水マレイン酸共重合体(°“qI+は
グラフトを表す。以下同じ)、エチレン/メタクリル酸
メチル−〇−無水マレイン酸共重合体、エチレン/アク
リル酸エチル−〇−マレイミド共重合体、エチレン/ア
クリル酸エチル−q−N−フェニルマレイミド共重合体
およびこれら共重合体の部分ケン化物、エチレン/プロ
ピレン−q−無水マレイン酸共重合体、エチレン/ブテ
ン−1−q−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロ
ピレン/1.4−へキサジエン−〇−無水マレイン酸共
重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジェン
−q−無水マレイン酸共重合体、エチレン/プロピレン
/2,5−ノルボルナジェン−9−無水マレイン酸共重
合体、エチレン/プロピレン−CI−N−フェニルマレ
イミド共重合体、エチレン/ブテン−1−Q−N−フェ
ニルマレイミド共重合体、スチレン/ブタジェン−q−
無水マレイン酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共
重合体などを挙げることができ、これらは各々単独酸い
は混合物の形で用いることができる。
変性ポリオレフィンの配合間は、非晶性ポリアミド10
0重量部に対して5〜100重量部でおり、好ましくは
10〜90重量部の範囲内である。
0重量部に対して5〜100重量部でおり、好ましくは
10〜90重量部の範囲内である。
配合量が5重量部に満たないと、得られる成形部品の耐
衝撃性が不足するので好ましくなく、逆に配合量が10
0重量部を越えると成形部品の耐熱性が不満足となり好
ましくない。
衝撃性が不足するので好ましくなく、逆に配合量が10
0重量部を越えると成形部品の耐熱性が不満足となり好
ましくない。
非晶性ポリアミドと変性ポリオレフィンの配合方法は特
に限定されないが、両者の粉末或いはペレットの混合物
を押出し混練機に供給し、溶融混練する方法が一般的で
ある。このようにして1qられる樹脂組成物を射出成形
、押出成形、吹込成形などの溶融成形をすることにより
得られるフェンダ−、ドアパネル、クォーターパネル、
バンパー、スポイラ−、ホイールキャップ、フューエル
リッド、サイトシールド、ルーバーフード、エプロンな
どの自動車外装部品は、高温の焼付は塗装に耐える耐熱
性を有し、寸法安定性、耐衝撃性も良好な極めて価値の
高いものである。
に限定されないが、両者の粉末或いはペレットの混合物
を押出し混練機に供給し、溶融混練する方法が一般的で
ある。このようにして1qられる樹脂組成物を射出成形
、押出成形、吹込成形などの溶融成形をすることにより
得られるフェンダ−、ドアパネル、クォーターパネル、
バンパー、スポイラ−、ホイールキャップ、フューエル
リッド、サイトシールド、ルーバーフード、エプロンな
どの自動車外装部品は、高温の焼付は塗装に耐える耐熱
性を有し、寸法安定性、耐衝撃性も良好な極めて価値の
高いものである。
また、本発明の自動車外装部品には配合、成形時に成形
品の諸物性を損わない限りにおいて他の成分、例えば顔
料、染料、補強材、充填材、耐熱剤1、酸化防止剤、耐
候剤、滑剤、可塑剤、難燃剤、流動性改良剤、帯電防止
剤などを添加導入することができる。
品の諸物性を損わない限りにおいて他の成分、例えば顔
料、染料、補強材、充填材、耐熱剤1、酸化防止剤、耐
候剤、滑剤、可塑剤、難燃剤、流動性改良剤、帯電防止
剤などを添加導入することができる。
〈実施例〉
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
なお、実施例および比較例に記したポリマおよび成形品
の特性評価は次の方法により実施したものでおる。
の特性評価は次の方法により実施したものでおる。
(1)ポリアミドの相対粘度:JIS K6810(
2)ガラス転移点(Tg) :パーキンエルマー(株)
製 DSC−18型示差差動熱量計を用い、20’C/
分の昇温速度で昇温した際に観測される変曲点 (3)メルトインデックス:JIS K7210(4
)引張特性:ASTM D638(5)曲げ特性:A
STM D790(6)アイゾツト衝撃強度:AST
M D256(7)熱変形温度:ASTM D64
8(8)ヒートサグ:長さ150m、幅12.7m、厚
さ3履の試験片を突き出し部分が100sになるよう水
平に片側支持し、固定した。これを160”C/1時間
熱処理し、支持と逆側の先端の垂れ下がり量をm単位で
測定した。
2)ガラス転移点(Tg) :パーキンエルマー(株)
製 DSC−18型示差差動熱量計を用い、20’C/
分の昇温速度で昇温した際に観測される変曲点 (3)メルトインデックス:JIS K7210(4
)引張特性:ASTM D638(5)曲げ特性:A
STM D790(6)アイゾツト衝撃強度:AST
M D256(7)熱変形温度:ASTM D64
8(8)ヒートサグ:長さ150m、幅12.7m、厚
さ3履の試験片を突き出し部分が100sになるよう水
平に片側支持し、固定した。これを160”C/1時間
熱処理し、支持と逆側の先端の垂れ下がり量をm単位で
測定した。
(9)寸法安定性:成形後の引張ダンベル試験片の長さ
を金型原寸と比較した成形収縮率を寸法安定性の尺度と
した。
を金型原寸と比較した成形収縮率を寸法安定性の尺度と
した。
実施例1
ヘキサメチレンジアミン5.0Kff(43,1モル)
、di−MePACM5.0Kg(21,0モル)、
イソフタルM5.32Kg(32,05モル)、テレフ
タル酸5.32Kg<32.05モル)、安息香酸78
.29および水4.0に9の混合物を重合缶に仕込み、
窒素置換した後、密閉下に加熱し、内圧15Kg/C/
lGにもたらした。この加圧を保持しつつ約2時間反応
せしめた後、徐々に放圧し、常圧に戻してから更に窒素
気流下280〜290°Cで1時間反応せしめ、重合を
完了した。ここで得られたポリアミド(ポリアミドA)
はへキサメチレンジアミン・イソフタル酸/ヘキサメチ
レンジアミン・テレフタル酸/di−M e PA C
M・イソフタル酸/di−MePACM・テレフタル酸
(6・I/6 ・T/di−Me PACM ・I/d
i −MePACM−T)からなるランダム共重合体で
あり、相対粘度1.80.丁a: 201°Cであった
。
、di−MePACM5.0Kg(21,0モル)、
イソフタルM5.32Kg(32,05モル)、テレフ
タル酸5.32Kg<32.05モル)、安息香酸78
.29および水4.0に9の混合物を重合缶に仕込み、
窒素置換した後、密閉下に加熱し、内圧15Kg/C/
lGにもたらした。この加圧を保持しつつ約2時間反応
せしめた後、徐々に放圧し、常圧に戻してから更に窒素
気流下280〜290°Cで1時間反応せしめ、重合を
完了した。ここで得られたポリアミド(ポリアミドA)
はへキサメチレンジアミン・イソフタル酸/ヘキサメチ
レンジアミン・テレフタル酸/di−M e PA C
M・イソフタル酸/di−MePACM・テレフタル酸
(6・I/6 ・T/di−Me PACM ・I/d
i −MePACM−T)からなるランダム共重合体で
あり、相対粘度1.80.丁a: 201°Cであった
。
このポリアミドA75ffiffi部と、無水マレイン
酸を1モル%含有し、メルトインデックス0.4g/1
0分のエチレン/ブテン−1−Cl−無水マレイン酸共
重合体を混合し、押出機に供給し、シリンダ一温度29
0’Cの条件で溶融混練した。ここで得られた樹脂組成
物を溶融温度295℃で射出成形することにより各種試
験片および上底450rrwn、下底350m、高さ3
00mのほぼ台形状をした厚さ5mのリアクォーターパ
ネルを得た。
酸を1モル%含有し、メルトインデックス0.4g/1
0分のエチレン/ブテン−1−Cl−無水マレイン酸共
重合体を混合し、押出機に供給し、シリンダ一温度29
0’Cの条件で溶融混練した。ここで得られた樹脂組成
物を溶融温度295℃で射出成形することにより各種試
験片および上底450rrwn、下底350m、高さ3
00mのほぼ台形状をした厚さ5mのリアクォーターパ
ネルを得た。
試験片を用いて測定した諸物性は第1表に示す通りであ
り、この材料が高い熱変形温度と小さいヒートサグによ
って示される優れた耐熱性を有し寸法変化も小さく耐衝
撃性も良好なことが判明した。
り、この材料が高い熱変形温度と小さいヒートサグによ
って示される優れた耐熱性を有し寸法変化も小さく耐衝
撃性も良好なことが判明した。
また、実際に成形して得られたリアクォーターパネルは
表面外観良好であり、実用的なオンライン塗装の条件下
で焼付は塗装を行なっても変型などは起こらず、極めて
実用価値の高いものでおることが判明した。
表面外観良好であり、実用的なオンライン塗装の条件下
で焼付は塗装を行なっても変型などは起こらず、極めて
実用価値の高いものでおることが判明した。
比較例1
実施例1で用いた非晶性ポリアミドの代りに相対粘度2
.9のナイロン66を使用する以外は実施例1と全く同
様に溶融混線、射出成形を行ない、N−66と変性ポリ
オレフィンとの組成物からなる各種試験片およびリアク
ォーターパネルを得た。
.9のナイロン66を使用する以外は実施例1と全く同
様に溶融混線、射出成形を行ない、N−66と変性ポリ
オレフィンとの組成物からなる各種試験片およびリアク
ォーターパネルを得た。
試験片の物性は第1表に示す通りでおり、このものは耐
熱性、寸法安定性が不足であった。また、クォーターパ
ネルはオンライン塗装条件下での焼付は塗装の際、著し
く変型し、全く実用に耐えないものであった。
熱性、寸法安定性が不足であった。また、クォーターパ
ネルはオンライン塗装条件下での焼付は塗装の際、著し
く変型し、全く実用に耐えないものであった。
実施例2
異性体含有量がt−主体52%、C−C体5%であるP
ACM7.0Kg(33,3モル)、ヘキサメチレンジ
アミン3.OKy (25,9モル)、イソフタル11
9.8Kg(59,2モル)、安息香酸144gおよび
水5.0Kgの混合物を重合色に仕込み、以下実施例1
で記されたのと全く同様の方法で重合し、相対粘度1.
75、TC1192℃の非晶性ポリアミド(ポリアミド
B)を得た。
ACM7.0Kg(33,3モル)、ヘキサメチレンジ
アミン3.OKy (25,9モル)、イソフタル11
9.8Kg(59,2モル)、安息香酸144gおよび
水5.0Kgの混合物を重合色に仕込み、以下実施例1
で記されたのと全く同様の方法で重合し、相対粘度1.
75、TC1192℃の非晶性ポリアミド(ポリアミド
B)を得た。
ポリアミドB80fuffi部と、メルトインデックス
1.0g/10分のエチレン/メタクリル酸/メタク、
リル酸亜鉛共重合体20重量部を実施例1と同じ条件で
溶融混練し、射出成形を行ない、各種試験片およびクォ
ーターパネルを得た。試験片の物性は第1表に示す通り
であり、このものも耐熱性、寸法安定性、耐衝撃性が良
好であり、クォーターパネルも表面外観良好且つ焼付は
塗装においても変型のない極めて優れたものでおること
が判明した。
1.0g/10分のエチレン/メタクリル酸/メタク、
リル酸亜鉛共重合体20重量部を実施例1と同じ条件で
溶融混練し、射出成形を行ない、各種試験片およびクォ
ーターパネルを得た。試験片の物性は第1表に示す通り
であり、このものも耐熱性、寸法安定性、耐衝撃性が良
好であり、クォーターパネルも表面外観良好且つ焼付は
塗装においても変型のない極めて優れたものでおること
が判明した。
実施例3
ヘキサメチレンジアミン5.0Kg(43,1モル)、
実施例2で用いたPACM5.0Ky(23゜8モル)
、イソフタル酸5.55Nぴ(33,45モル)、テレ
フタル酸5.55ffg(33,45モル)、安息香酸
1639および水5.0KFlの混合物を実施例1で記
したのと同様の方法で重合せしめ、相対粘度1.78、
Tg175℃の非晶性ポリアミド(ポリアミドC)を得
た。
実施例2で用いたPACM5.0Ky(23゜8モル)
、イソフタル酸5.55Nぴ(33,45モル)、テレ
フタル酸5.55ffg(33,45モル)、安息香酸
1639および水5.0KFlの混合物を実施例1で記
したのと同様の方法で重合せしめ、相対粘度1.78、
Tg175℃の非晶性ポリアミド(ポリアミドC)を得
た。
このポリアミド080重1部とメルトインデックス0.
4g/10分、無水マレイン酸含有母1゜0モル%のエ
チレン/プロピレン−q−無水マレイン酸共重合体20
重量部の混合物を実施例1に記したのと同じ条件で溶融
混線、射出成形を順次実施し、各種試験片および縦12
0m、横200mm、厚さ4 mtn kフューエルリ
ッド成形品を得た。
4g/10分、無水マレイン酸含有母1゜0モル%のエ
チレン/プロピレン−q−無水マレイン酸共重合体20
重量部の混合物を実施例1に記したのと同じ条件で溶融
混線、射出成形を順次実施し、各種試験片および縦12
0m、横200mm、厚さ4 mtn kフューエルリ
ッド成形品を得た。
試験片は第1表に示す物性を有しており、このものが耐
熱性、寸法安定性をはじめとする諸物性が良好な外装部
品用材料として優れたものであることが判明した。また
、フューエルリッドは高温の焼付は塗装過程(最高16
0℃/30分)においても何ら変型を起こさず極めて実
用価値の高いものでおることが判明した。
熱性、寸法安定性をはじめとする諸物性が良好な外装部
品用材料として優れたものであることが判明した。また
、フューエルリッドは高温の焼付は塗装過程(最高16
0℃/30分)においても何ら変型を起こさず極めて実
用価値の高いものでおることが判明した。
実施例4〜6
実施例3で得られたポリアミドCに強靭化剤の種類およ
び配合量を変えて実施例1と同様の条件で溶融混合/射
出成形を実施し、各々試験片を得た。これらの物性は第
1表に示す通りであり、いずれも寸法安定性、剛性、耐
衝撃性の良好な外装部品用材料として極めて優れたもの
であることが判明した。
び配合量を変えて実施例1と同様の条件で溶融混合/射
出成形を実施し、各々試験片を得た。これらの物性は第
1表に示す通りであり、いずれも寸法安定性、剛性、耐
衝撃性の良好な外装部品用材料として極めて優れたもの
であることが判明した。
〈発明の効果〉
上記の如く、通常の結晶性脂肪族ポリアミドとは全く異
なる組成の厳密に選択された非晶性且つ高いガラス転移
点を有する特定のポリアミドと強靭化剤との配合組成物
を溶融成形することにより、耐熱性、寸法安定性、耐衝
撃性などの諸物性が極めて良好で実用価値の高い自動車
外装部品を得ることが可能になった。
なる組成の厳密に選択された非晶性且つ高いガラス転移
点を有する特定のポリアミドと強靭化剤との配合組成物
を溶融成形することにより、耐熱性、寸法安定性、耐衝
撃性などの諸物性が極めて良好で実用価値の高い自動車
外装部品を得ることが可能になった。
省許唾人 東し二陳弐会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ( I )(1)(a)下記一般式で示される脂環族ジア
ミンの少なくとも一種90〜1重量%および(b)炭素
数6〜12の直鎖脂肪族ジアミンの少なくとも一種10
〜99重量%の混合物と (2)イソフタル酸100〜20重量%およびテレフタ
ル酸0〜80重量%からなる該ジアミン混合物と実質的
に等モル量のジカルボン酸との混合物或いはナイロン塩
を縮重合することにより得られる非晶性ポリアミド10
0重量部および ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2は水素原子又はメチル基を表し、
R_1とR_2は互いに同じでも異なっていてもよい。 )(II)強靭化剤5〜100重量部を配合してなる樹脂
組成物を溶融成形することにより得られる自動車外装部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP603586A JPS62164762A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 自動車外装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP603586A JPS62164762A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 自動車外装部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164762A true JPS62164762A (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=11627395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP603586A Pending JPS62164762A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 自動車外装部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62164762A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62236857A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-16 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリアミド組成物 |
EP0345486A2 (de) * | 1988-05-20 | 1989-12-13 | BASF Aktiengesellschaft | Thermoplastische Formmassen |
GB2262939A (en) * | 1991-12-20 | 1993-07-07 | Exxon Chemical Patents Inc | Thermoplastic compositions |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5051155A (ja) * | 1973-08-30 | 1975-05-07 | ||
JPS60221453A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-11-06 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | 高耐衝撃性を有する熱可塑性組成物 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP603586A patent/JPS62164762A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5051155A (ja) * | 1973-08-30 | 1975-05-07 | ||
JPS60221453A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-11-06 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | 高耐衝撃性を有する熱可塑性組成物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62236857A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-16 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリアミド組成物 |
EP0345486A2 (de) * | 1988-05-20 | 1989-12-13 | BASF Aktiengesellschaft | Thermoplastische Formmassen |
GB2262939A (en) * | 1991-12-20 | 1993-07-07 | Exxon Chemical Patents Inc | Thermoplastic compositions |
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