JPS62164102A - 電子制御回路用安全装置 - Google Patents

電子制御回路用安全装置

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JPS62164102A
JPS62164102A JP61006061A JP606186A JPS62164102A JP S62164102 A JPS62164102 A JP S62164102A JP 61006061 A JP61006061 A JP 61006061A JP 606186 A JP606186 A JP 606186A JP S62164102 A JPS62164102 A JP S62164102A
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electronic control
control
control circuit
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JP61006061A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hyodo
兵藤 仁志
Tokihiko Akita
時彦 秋田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、入力信号に応じて出力信号を発生する電子制
御回路が暴走したときに、その出力状態を指定の出力状
態にし、電子制御回路によって制御される対象が好まし
くない状態に陥るのを防止する電子制御回路用安全装置
に関するもので、特に、マイクロコンピュータ等を電子
制御回路として用いる制御装置一般に使用できる電子制
御回路用安全装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の電子制御回路、例えば、マイクロコンピ
ュータの暴走監視には、デユーティ比50%の矩形波を
出力とするポンピング回路出力を監視して、所定の周波
数以上及び周波数以下のとき、マイクロコンピュータの
暴走として、マイクロコンビ1−夕の制御を停止させる
ものがある。
第16図は従来の一般的なマイクロコンピュータ等の電
子制御回路CPUを用いた定電)−〔電源回路及び出力
回路の要部の構成図である。
図において、車載用バッテリーEはイグニッションスイ
ッチI/Gを介して負荷、例えば、バルブ等のソレノイ
ドV1L、 V2L、 V3Lの電源とするものである
。更に、車載用バッテリーEはダイオード01を介して
定電圧電源回路に導いている。
前記定電圧電源回路は公知の回路であり、ダイオードD
1を介して=」ンデンサC1に導かれた電源電圧は、ト
ランジスタQ1及び集積回路ICにより安定化され、電
子制御回路CPUの定電圧出力Vcとなる。集積回路I
Cは、一般に、マイクロコンピュータの電源安定化及び
U走監視用集積回路(TA7900 )として用いられ
るものである。抵抗R5及び抵抗R6はプルアップ抵抗
であり、電子制御回路CPUのリセット端?−RESE
T及び出力ポートPOを通常゛H(ハイレベル)′とし
ている。出力ポートPOは、所定のパルス周期のポンピ
ング信号を出力するものであり、ポンピング信号が所定
の周期より長くなると、電源安定化及び暴走監視用集積
回路ICのリセット出力を“L(ローレベル)′°とし
、電子制御回路CPLJの動作を停止さ往る。このポン
ピング信号の処理については、電子制御回路CPUの暴
走をハードウェアーで監視するウォッチ・ドッグ・タイ
マとして公知である。
出力ポートP1の出力が“ト1”のとぎ、プルアップ抵
抗R10によって、抵抗R11と抵抗r<12との接続
点電位が上界し、トランジスタQ2をオンとし、トラン
ジスタQ3のベース電位を下げ、トランジスタQ3をオ
ーツとする。出カポ−h l) 1がII L IIの
とき、トランジスタQ2のベース電位が下がりオフとな
るから、抵抗r<13により1−ランジスタQ3のベー
ス心位を上げ、トランジスタQ3がオンとなり、負荷の
ソレノイドVILを励磁する。
同様に、出力ポートP2.P3においても、出力ポート
P2 、R3の出力が°゛H″のとき、プルアップ抵抗
R20,R30によって、抵抗R21,R31と抵抗R
22,R32との接続点電位が上昇し、トランジスタQ
4 、Q6をオンとし、トランジスタQ5、Qlのベー
ス電位を下げ、トランジスタQ5゜Qlをオフとする。
出力ポートP2 、R3がL″のとき、トランジスタQ
4 、Q6のベース電位が下がりオフとなるから、抵抗
R23,R33により]・ランジスタQ5 、Qlのベ
ース電位を上げ、トランジスタQ5 、Qlがオンとな
り、負荷のソレノイドV2L、 V3Lを励!iする。
なお、前記プルアップ抵抗R10、抵抗R11、抵抗R
12、抵抗R13、トランジスタQ2、トランジスタQ
3は0荷であるソレノイドVILの駆動回路を構成する
ものであり、同様に、プルアップ抵抗R20,R30、
抵抗R21,R31、抵抗R221犬32、抵抗R23
,R33、トランジスタQ4 、 Q6 、I−ランジ
スタQ5 、Qlも負荷であるソレノイドV 2L。
V3Lの各々駆動回路を構成するものである。また、ダ
イオードD2 、D3 、D4はフライホイールダイオ
ードである。
上記構成において、マイクロコンビ」−夕等の電子制御
回路CPUの暴走によって、ポンピング信号が所定の周
期より長くなると、電源安定化及び猛走監視用集積回路
ICのリセット出力をL“とじ、電子制御回路CPUの
動作を停止させる。
コノトキ、llj力、te−トPi 、P2 、P3は
11 HPIとなり、全負荷を消勢状態に設定する。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、ポンピング出力で暴走検出を行い、マイクロ
コンピュータでの制御を停止状態にしても、ぞ・の出力
状態は必ずしも特定の出力状態に定めることができない
場合がある。例えば、マイクロコンピュータのr630
3J等では、暴走時にその全出力ポートPi 、P2 
、P3が″HI+になるように設定されているが、異常
の種類によっては、必ずしも金山カポ−1−が14”に
定めることができない場合もある。?イクロコンビ1−
夕を駆動するクロックパルスの発振回路出力が短絡され
た場合等がその例である。この場合には、マイク【ココ
ンピュータで制御している対象によっては、非常に好ま
しくない状態も予測される。
即ち、通常、マイクロコンピュータの全出力ポートが“
Hppになることで、フェルセーフが維持されるように
マイクロコンピュータ1lIl 611が設定されてい
るが、全出力ボートがH+tにならない場合には制御系
自体が暴走するという問題が生ずる場合も予測される。
そこで、本発明は、E記問題を解決すべく、電子制御回
路が暴走したときに、その出力状態を指定の出力状態に
し、電子制御回路によって制御される対象が好ましくな
い状態に陥るのを防止し、その制御系の停止状態を保持
する電子制御回路用安全装置の提供を目的とするもので
ある。
[問題点を解決するための回路コ 本発明にかかる電子制御回路用安全装置は、入力信号に
応じて出力信号を発生する電子制御回路と、該電子制御
回路の出力信号に応じて負荷を駆動する駆動回路と、前
記電子制御回路の作動状態を出力するポンピング回路と
、該ポンピング回路の出力状態を判断する監視回路と、
前記電子Il制御回路の制御を開始させる信号及び前記
監視回路の出力を入力とする記憶手段と、該記憶回路の
出力で負荷の入力を制御するゲート手段から構成される
[作用] 本発明においては、入力信号に応じて出力信号を発生す
る電子制御回路の出力を、駆動回路を介して制御対象の
負荷に導くことによって制御系を構成する。前記電子制
御回路が正常に作動しているか、正常に作動していない
かを監視回路でポンピング回路の出力状態によって判断
する。例えば、ポンピング回路の出力状態が所定の周波
数または所定のデユーティ比でないと判断されたとさ、
前記電子制御回路の制御を開始させる信号ぐセット状態
とした記憶回路を監視回路の出力でリセット状態とする
。そして、前記記憶手段の出力で負荷の人力を制御する
ゲート手段を制御して、その制御対象の負荷を安全な状
態に設定する。この状態は、再度前記電子!+l制御回
路制御を開始させる信号を発生さVるまで継続する。
[実施例] 以下、本発明の電子制御回路用安全装置の具体例を示す
実施例について説明する。
第1図は本発明の電子制御回路用安全装置を用いた実施
例の定速走行装置の全体構成図を示す。
この構成において、電子制御回路CPUは従来例で示し
たマイクロコンピュータと同様に、シングルチップマイ
クロコンピュータにより構成され、車速信号を検出する
リードスイッチSW2、クラッチ(図示Uず)の踏み込
みを検出するクラッチスイッチSW3、ブレーキ(図示
ぜ゛ず)の踏み込みを検出するブレーキスイッチSW6
、セッl〜スイッチSW4、リジュームスイッチSW5
の出力が入力される。また、スロットルバルブSVの開
度を制御する負圧アクチュエータACを作動させる負圧
をバキュームポンプBPで作り、それを蓄積するサージ
タンクSTに配設したバキュームスイッチSW7の出力
が入力されている。
ここで、リジュームスイッチSW5は一旦解除された定
速走行制御を再び記憶された制御車速にて再開させるも
のであり、またクラッチスイッチSW3及びブレーキス
イッチSW6は定速走行l、IJ御の解除スイッチ回路
である。
リードスイッチSW2の近傍には、図示しないスピード
メータケーブルに接続された永久磁石PMが配置されて
おり、車輌の移動によって永久磁石PMが回転すると、
リードスイッチSW2の接点が開閉し、車速に比例した
周波数のパルス(111速信号)が電子制御回路CPU
に送られる。
クラッチスイッチSW3は、車輌のクラッチペダルに連
動して開閉し、ブレーキスイッチSW6は車輌のブレー
キペダルに連動し°【開閉する。ブレーキスイッチSW
6にはストップランプLが接続されており、ブレーキス
イッチSW6のオン(閉)でストップランプLが点灯す
る。
セットスイッチSW4及びリジュームスイッチSW5は
、押しボタンスイッチぐあり、ドライバの操作のし易い
位置に配置されている。セットスイッチSW4の押圧に
より車速が記憶されると共に定速走行制御が開始され、
ブレーキスイッチSW6の押圧で定速走行が解除される
が、記憶された車速は残る。リジュームスイッチSW5
を押けば、定速走行を解除する前の記憶車速で定速走行
制御が開始される。
なお、ブレーキスイッチSW6にはヒユーズFを介して
電源が供給され、電子1II11tX1回路CPUには
電源スィッチSW1を介して電源が供給される。
電子制御回路CPUの出力には後述する負圧アクチュエ
ータACを制御するコントロールパルIV1のソレノイ
ドはN0T1 (ノットまたはインバータ)及びゲート
手段を構成するナントゲートNへNDI及び駆動回路D
1を介して、ベントバルブ■2のソレノイドはN0T2
及びゲート手段を構成するナントゲートNAND2及び
駆動回路D2を介して、リリースバルブV3のソレノイ
ドはN0T3及びゲート手段を構成するナントゲートN
AND3及び駆動回路D3を介してそれぞれ接続される
。そして、バキュームポンプ[3Pのモータ等には駆動
回路D4を介して接続される。
前記ゲート手段を構成するナントゲートNAND1及び
ナントゲートNAND2及びナントゲートNΔND3の
他方の入力は、N0T4またはNo[5またはN0T6
を介してフリップフロップ「1:の0端子出力が導かれ
ている。
前記フリップフロップFFは、電子制1211回路CP
Uの制御を開始させる信号及び後述する監視回路の出力
を入力とする記憶手段を構成するセットーリセットフリ
ッゾフロツブ(R−S l= F= )で、端子Sのセ
ット入力は立ち上り信号で行われ、端子Rのリセット入
力は立ち、Fり信・弓で行われる。
前記フリップフロップFFのセット側端子Sには、電子
制御回路CPUの制御を開始させる信号として、セット
スイッチSW4及びリジュームスイッチSW5の信号を
、各々N0T7またはN。
T8及びOR1及びセット側端子Rの’ H”信号をN
0T9から受けてゲートを閉じるAND6を介して入力
されている。前記フリップ7OツブFFのリセット側端
子Rには、監視回路の出力として、コンパレータCoM
P1またハCOM P 2の出力、及びコンパレータC
OM P 3またはCOMP4の出力がAND4または
AND5及びNAND4を介して入力されている。
また、前記コンパレータCOMP1及びCOMP2には
、直列抵抗1で51. R52,R53により分圧した
高い閾値電圧V Fl+または低い閾値電圧VFLが一
方に入力されており、他方の入力には電子制御回路CP
U内の処即工程で、ソフトウェア的にその出力を“H″
、゛L”とするポンピング出力の周波数を電圧に変換す
る周波数/電圧変換回路F/■の出力が入力されている
。即ち、前記コンパレータCOMP1及びCOMP2、
直列抵抗R51゜R52,R53は、ウィンド形コンパ
レータを構成し、周波数/電圧変換回路F/Vと共に監
視回路を構成する。なお、前記周波数/電圧変換回路F
/ Vは、通常F/V変換回路と呼称されでいるもので
公知の回路である。そして、前記コンパレータCOMP
3及びCOMP4には、直列抵抗R61,R62、R6
3により分圧した高い閾値電圧MDIIまたは低い閾値
電圧VIALが一方に入力されており、他方の入力には
電子制御回路CPU内の処理工程で、ソフl〜ウェア的
にその出力をH″、11111とするポンピング出力の
デユーティ比を電圧に変換するデユーティ比/電圧変換
回路D/Vの出力が入力されている。即ち、前記コンパ
レータCOMP3及びCOMP4、直列抵抗R61,R
62,R63は、ウィンド形コンパレータを構成し、デ
ユーティ比/電圧変換回路F/Vと共に監視回路を構成
する。
なお、前記デユーティ比/電圧変換回路D/Vは、ロー
パスフィルターまたは積分回路と呼称されている・bの
で公知の回路である。
したがって、フリップフロラ1FFのリセット側端子R
が″L”のとき、セットスイッチSW4またはリジュー
ムスイッチSW5をオンとすると、その立ち下がり信号
がN0V7またはN0T8及び○R1、AND6を介し
て、フリップフロップF Fをセットし、フリップフロ
ップFFの出力側のQE子出出力l HII、Φ端子出
力が°゛L″となる。0端子出力の“L IIは、N0
T4及びN0T5及びN0T6によってナンドゲ−1−
N A N D 1及びNAND2及びNAND3の一
方の入力が゛トビ′となり、ナントゲートNAND1及
びNAND2及びNΔND3の出力は、他方の入力のN
0TIまたはN0T2またはN0T3の出力に依存する
ことになる。即ら、ゲートが開かれた状態となる。
ポンピング出力の周波数が所定の範囲内で、周波数/電
圧変換回路F/Vの出力が所定の電圧範囲内にあり、コ
ンパレータCOMPI及びGOMP2の出力がH″のと
き、AND4の出力はH++で、その出力はナントゲー
トNAND4に入力される。また、ポンピング出力のデ
ユーティ比が所定の範囲内で、デユーティ比/電圧変換
回路D/Vの出力が所定の電圧範囲内にあり、コンパL
/ −タCOM P 3 及(F G OM P 4 
(7) 出力力” H”のとき、AND5の出力はH″
で、その出力はナントゲートNAND4に入力される。
したがって、ポンピング出力の周波数及びデユーティ比
が所定の範囲内で、周波数/電圧変換回路F/V及びデ
ユーティ比/電圧変換回路D/Vの出力が所定の電圧範
囲内にあるとき、ナントゲートNΔND4の出力は“L
″で、フリップフロップFFの出力は変化しない。故に
、セットされたフリップフ[」ツブFFの出力側のO端
子出力の”L ++は、N0T4及びNoT5及びN0
T6によッテナンドグートNANDI及びNAND2及
びNANO3の一方の入力が゛” +4 ”となり、ナ
ントゲートNAND1及びNAND2及びNAND3の
出力は、他方の入力のN0T1またはN0T2またはN
−0T3の出力に依存する間の状態を維持する。したが
って、N0TIまたはN0V2またはN0T3の入力側
の出力ポートが’ H”のとぎ、ナントゲートNAND
1よたはNAND2またはNAND3の出力は゛トド′
となり、N0T1またはN0T2またはN0T3の入力
の出力ポートがL″のとき、ナントゲートNANDIま
たはNΔNO2またはNAND3の出力はL”となり、
電子制御回路CPUの出力ポートの118 PI、11
111により、コントロールバルブV1のソレノイドは
駆動回路D1またはベントバルブ■2のソレノイドは駆
動回路D2またはリリースバルブV3のソレノイドは駆
動回路D3によって励磁されることになる。
また、ポンピング出力の周波数が所定の範囲内から脱す
ると、周波数/電圧変換回路F/Vの出力は所定の電圧
範囲内が維持できなくなり、コンパレータCOMP1ま
たはGOMP2の出力の一方の出力がL″となり、NΔ
ND4の出力が“1」′′となる。また、は、ポンピン
グ出力のデユーティ比が所定の範囲内から脱すると、デ
ユーティ比/゛市圧変換回路D/Vの出力は所定の゛市
1r範囲内が維持できなくなり、コンパレータCOMP
3またはCOMP4の出力の一方の出力が“I L−1
1となり、NAND4の出力が’ l−1”となる。
このとき、フリップフロップFFは、NΔND4の出力
のH″の立ち上りでリセット状態となり、゛スリップフ
ロップFFの出力側のO端子出力をH”とする。同時に
、N0T9によってAND6を閉じて、セットスイッチ
SW1!I及びリジュームスイッチSW5の入力を否定
する。ノリツブ70ツブFFの出力側の0端了出力のH
″は、N0丁4及びN0T5及びN0T6によってナン
トゲートNANDI及びNAND2及びNΔND3の一
方の入力を゛[″とし、ナントゲートNAND1及びN
AND2及びNAND3の出力は、そのゲートが閉じた
状態となり、他方の入力のN0TI及びN0T2及びN
0T3の出力に左右されることなく、ナントゲートNA
ND1及びNΔND2及びNAND3の出力は“L I
+となる。即ち、電子制御回路CPUの出力ボートのH
″、“L′°に関係なく、ナントゲートNANDI及び
NAND2及びNAND3の出力は、111 I+とな
り、コントロールバルブ■1、ベントバルブ■2、リリ
ースバルブ■3のソレノイドは、各々励磁されるごとが
ない。
負圧アクヂュf−タACは次のように構成されており、
作動する。
負圧アクチュエータACはハウジングA5内に配設され
たダイアフラムA4によって封止された負圧室A1を構
成し、前記ダイアフラムA4の反対側は大気側A2とな
る。前記ダイアフラム△4は負圧室へ1側に配設された
圧縮コイルスプリングA3により附勢されている。なお
、前記ダイアフラムA4はスロットルバルブS■のバル
ブB2を開閉するスロットルロッドB1が接続されてい
る。
また、前記負圧アクチュエータACの負圧室A1には、
サージタンクSTの負圧をコントロールバルブ■1及び
ベントバルブ■2及びリリースバルブV3を介して導入
している。
前記コントロールバルブ■1はそのソレノイドが励磁状
態のとき、サージタンクSTの負圧を負圧アクチュエー
タAC側に送出し、非励磁状態のとき、それを遮断する
ものである。また、ベントバルブV2は、そのソレノイ
ドが励磁状態のとき、コントロールバルブV1側から送
出された負圧を負圧アクチュエータAC側に送出し、ジ
I励磁状態のとき、負圧アクチュエータAC側の負圧を
大気中に排出する。そして、リリースバルブ■3は制御
系に異常が生じて、適格な制御が不可能になったとき、
負圧アクチュエータACの負圧室A1の負圧を大気中に
排出し、負圧室A1を大気圧状態にするものである。こ
のとき、スロットルバルブSVは、スロットルロッドB
1に押し戻され、バルブB2を閉じる。通常、リリース
バルブV3のソレノイドは励磁状態にあり、ベントバル
ブ■2と負圧アクチュエータACの負圧室Δ1とが連通
状態となっている。
コントロールバルブV1及びベントバルブV2はその制
御が電子制御回路CPUによってデユーティ比制御され
る。即ち、定速走行制御時には、電子制御回路CPU内
で記憶車速とその時の車速とが比較され、その差が等し
くなるように、前記コントロールバルブV1及びベント
バルブV2のソレノイドを励磁する信号のデユーティ比
を決定する。例えば、減速が必要な場合にはデユーティ
比は小さくなり、ベントバルブ■2から大気を負圧アク
チュエータACに連通させる時間の割合を大きくして、
ダイアフラムA4によってスロットルバルブSVを閉じ
る。逆に、加速が必要なときはデユーティ比を大きくし
、負圧アクチュエータACによりスロットルバルブS■
を開ける。
次に、電子制御回路CPUのマイクロコンビ、′1−タ
の動作を第2図から第12図のフローチャートを用いて
説明する。
’IJ 3!スイツチSWIがオンとなり、本プログラ
ムがスタートすると、ステップ1でメモリを初期設定す
る。このとき、制御状態分岐プログラムの制御状態S−
0のr待機状態制御フロー」を設定する。ステップ2で
各スイッチSW2〜SW7の状態を読み込む。そして、
ステップ3でポンピングフラグをセット、即ち、ポンピ
ングフラグを立てる( ” l−1”とする)。
ステップ4は制御状isを判断して、それに応じた処理
機能の選択を行う分岐ステップである。
即ち、このプログラムが各制御状態に対応して分岐し、
その分岐されたプログラムに従って機能するようにプロ
グラミングされているから、各機能毎に制御状態Sを指
示して、各制御状態のフローの処理に入る。
ステップ1で制御状態S=Oに設定されているから、ス
テップ4でS=Oの「待機状態制御フロー」に入る。
制御状態S=0;r待機状態制御フロー」このフローで
は、リジュームスイッチSW5の操作状態を検出し、制
御系をキャンセル状態とする。
このフローに入ると、まず、ステップ01で全バルブ、
即ち、コントロールバルブ■1及びベントバルブ■2、
リリースバルブ■3をオフ状態とし、負圧アクチュエー
タACの制御を停止して、定速走行制御の停止を行う。
そして、ステップ02でリジュームスイッチSW5の操
作状態を検出する。オンされているときにはステップ0
3で記憶車速をみて、記憶車速OKm/h(クリア状態
)でないとき、ステップ04で制御状態S=1の「フル
オン制御フローJを設定し、更に、ステップ05でバキ
ュームポンプBPを作動状態とするバキュームポンプフ
ラグを立てる(H″とする)。
即ち、制御状態S=1の「フルオン制御フローJに入る
準備を行う。
また、リジュームスイッチSW5がオンされていないと
き、或いは、記憶車速がOK!R/h(クリア状態)の
ときは、リジューム機能を否定することであるから、制
御状isを変化させない。
制御状態S=1 ; rフルオン制御フロー」このフロ
ーは、負圧アクチュエータACを素早く所定の位置まで
駆動するために、見込制御を行うものである。即ち、制
御状態S=4の「減速制御フロー1では、コントロール
バルブ■1がオフとなっており、負圧アクチュエータA
Cの負圧室A1内の圧力が低下しており、r待機制御フ
ロー」では本定速走行制御に入った時点、或いは、「キ
ャンセル制御フロー」の後であるから、負圧アクチュエ
ータACの負圧室A1内の負圧と設定速度とが一致して
いないから、このまま定速走行制御を再開して、コント
ロールバルブV1をデユーティ比制御しても、直らには
、所定のスロワ1〜ル開度に達することができないため
である。そこで、ス1ツブ11で、このフローに初めて
入ったか判断して、初めて入ったとき、ステップ12で
全バルブV1、V2、v3をオンにして、ステップ13
で予め車速に比例して長くするように定めたフルオン制
御時間を設定する。ステップ11でこのフローに入って
フルオン制御時間を設定した後のときには、ステップ1
4r設定したフルオンili制御時間の経過をみる。フ
ルオン制御時間を経過すると、まず、ステップ15で、
コントロールバルブ■1をオフとし、ステップ16で制
御状態S=2を設定し、「定速制御フロー」に入る。
制御状態S=2; 「定速制御フロー」このフローは、
記憶された車速で定速走行を行うためのフU−である。
ステップ201でリードスイッチSW2のパルスから車
速を得て、車速からコントロールバルブ■1及びベント
バルブV2を開閉するデユーティ比を決定する。
ステップ202からステップ207はデユーティ比制御
による車速制御において、何等かの原因により車速が記
憶車速に制御できない場合のステップである。まず、ス
テップ205で車速偏差が15触/hより大きくなると
、ステップ2061−リリースバルブ■3をオフとし、
負圧アクチュエータACの負圧室A1内の負圧を減じて
大気圧に等しくし、スロットルバルブS■の制御を解除
する。
そして、ステップ207でブザーをオンとして、それを
報知する。そして、ステップ202でOfa偏差が10
1に/hより小さくなると、ステップ203でリリース
バルブ■3をオンとし、ステップ204でブザーをオフ
とし、ステップ208でコントロールバルブV1及びベ
ントバルブ■2のデユーティ比制御が有効に作用し、車
輌の定速走行制御が可能となる。このとき、ステップ2
02の車速偏差が101m/hから、ステップ205の
車速偏差が15KJR/hに加速される間、及び、ステ
ップ205の車速偏差が15KIR/hからステップ2
02の車速偏差が10KIR/hまで減速される間は、
負圧アクチュエータACの制御を再開する設定値のヒス
プリシスとなる。
ステップ209でリジュームスイッチSW5が所定時間
(ここでは、0.5秒)以上オンされると、ステップ2
10で制御状KS=3の「加速制御フロー」を設定する
そして、ステップ211でセットスイッチSW4がオン
となると、ステップ212で制御状態S=4の「減速制
御フロー」を設定する。ステップ213でクラッチスイ
ッチSW3がオンのとき、ステップ214で制御状態S
=1またはS=2であるかを判断する。即ち、クラッヂ
スイップーSW3にリジューム機能を持たせているから
、r加速制御フローJまたはr減速制御21170−J
のいずれから、このフローに入ったかを判断し、両フロ
ーのいずれかからこのフローに入ったときは、ステップ
215で制御状態S=6の「クラッチリジューム制御フ
ロー」が設定され、そうでないとき、ステップ216で
クラッチスイッチSW3のオンにともなうキャンセル機
能の制御状態S=5の1キャンセル制御フO−jが設定
される。ステップ217でブレーキスイッチSW6がオ
ンとなると、ステップ218で制御状BS=5の「キャ
ンセル制御フローJが設定される。ステップ219及び
ステップ220で、低速リミットを判断し、現車速が所
定の制御車速以下であると、制御状態S=7を設定し、
定速走行制御を禁止する。そして、ステップ221でr
バキュームポンプ制御号ブルーチン」の処理に入る。
制御状KS=3 ; r加1itlllll’70−J
このフローは、車輌の定速走行制御中に加速して、定速
走行速度を更新するためのフローである。
まず、ステップ31で全バルブ、即ち、コントロールバ
ルブ■1及びベントバルブ■2、リリースバルブV3を
オンとし、負圧アクチュエータACの負圧室A1の負圧
を上げ、スロットルバルブS■を間き、ステップ32ぐ
リジュームスイッチSW5がオフされるまで加速される
。リジュームスイッチSW5がオフされると、ステップ
33で制御状態S=2のr定速制御フロー」を設定し、
そのときの車速をステップ34でメモリに記憶する。
制御状態5=47r減速制御フロー」 このフローは定速走行制御中にυ制御重速を減速し、定
速走行制御を再開するためのフローであり、定速走行制
御中にセットスイッチSW4がオンされると制御状態S
=4となって、このr減速a++I 1211フロー」
に入る。ステップ41でキャンセル機能を有するクラッ
チスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6のいず
れかのスイッチかオンであるか判断し、いずれか一つで
もオンのとき、ステップ42で全バルブV1、V2、■
3をオフどして、「減速制御フロー」に入ってからの定
速走行制御の停止を行う。ステップ41でクラッチスイ
ッチSW3またはブレーキスイッチSW6のいずれのス
イッチもオンされていないとき、ステップ43でコント
ロールバルブV1及びベントバルブV2をオフ、リリー
スバルブV3をオンとする。
このように、負圧アクチュエータACの負圧供給を断つ
と、徐々にスロットルバルブSVが閉じて行き、車速が
漸次域することになる。ステップ44でセットスイッチ
SW4のオフを検出して、ステップ45でセットスイッ
チSW4がオフになった時点の車速を記憶する。そして
、ステップ46で再び、キャンセル機能を有するクラッ
チスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6のいず
れかがオンとなって、定速走行制御から脱しない限り、
ステップ48で制御状fms=1を設定し、rフルオン
制御フロー」に入る。即ち、減速制御はセットスイッチ
SW4がオンされている間継続し、セットスイッチSW
4がオフとなった時点での車速で定速走行を再開する。
ステップ46でクラッチスイッチSW3よlcはブレー
キスイッチSW6のいずれかがオンとなると、ステップ
47で制御状態S−5を設定し、「キャンセルLl制御
フローJに入る。そして、ステップ44でセットスイッ
チSW4がオンであると、ステップ49でバキュームポ
ンプフラグを立てる(”l−(”)。
制御状1s=5 : rlpンt/1zlllt[)o
−jこのフローは、制御状態S=2の「定速制御70−
Jの処理中にクラッチスイッチSW3またはブレーキス
イッチSW6がオンとなると定速走行制御を解除するも
のである。ステップ51でキャンセル機能を有するクラ
ッチスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6がオ
ンとなると、ステップ52で制御状BS=Oの「待機状
態シリ御70−Jが選択され、ステップ53で全バルブ
■1、■2、V3をオフ状態とする。
制御状態S=6:rクラッチリジューム$制御フロー」 このフローは、制御状態S=2の「定速tll 121
1フローjの処理中に、クラッチスイッチSW3がオン
となり、一旦、定速走行制御を解除して、再び、定速走
行制御に入るための70−である。まず、ステップ61
で全バルブVI V2、v3をオフ状態とし、ステップ
62でクラッチスイッチSW3がオフとなったことが判
断されると、ステップ63で制御状態S=1の「フルオ
ン制御フローJに入る。
制御状態S=7:r低速リミット制師フロー」このフロ
ーは、ステップ219及びステップ220で車速か所定
の速度よりも低い場合にキャンセル及び記憶速度をクリ
アするものである。ステップ71で記憶車速をクリアし
、ステップ72で全バルブVL V2、v3をオフとし
、ステップ73で制御状態S−〇の「待機状態制御フI
]−」に入る。
以上が各制御状態ブローの説明である。
ぞして、「バキュームポンプ1111 titサブルー
チン」は、次のように制御するものである。
「バキュームポンプ制御サブルーチンJスデップ221
で「バキュームポンプa11制御サブルーヂン」の処理
に入る。ステップ81でバキュームポンプフラグが立っ
ている(“H”)か判断して、バキュームポンプフラグ
が立つでいるとき(”H” ) 、ステップ82′cタ
イ? 1−1の設定時間が経過するまで、ステップ83
でバキュームポンプBPを作動状態とする。ステップ8
2でタイマT1の設定時間が経過すると、ステップ84
でバキュームポンプフラグを下ろしく ” L ” )
 、更に、ステップ85でタイマT1をクリアする。そ
して、ステップ81でバキュームポンプフラグが立って
いないとき(”L”)、ステップ86でバキュームスイ
ッチフラグが立っている(“’+1”)か判断し、バキ
ュームスイッチフラグが立っていないとき(” L ”
 ) 、ステップ91でバキュ−ムスイッチSW7がオ
ンしているかをみる2、ステップ91でバキュームスイ
ッチSW7がオンしていないとき、ステップ90でバキ
ュームポンプBPを停止させる。ステップ91でバキュ
ームスイッチSW7のオンが判断されると、ステップ9
2でバキュームスイッチフラグを立゛Cる(“H′″)
−q、ステップ92でバキュームスイッチフラグが立つ
(”H”)と、ステップ86でバキュームスイッチフラ
グが立っている(”H”)のを判断され、ステップ87
でタイマT2の設定時間が経過するまで、ステップ83
でバキュームポンプBPを作動状態とする。ステップ8
7でタイマT2の設定時間が経過すると、ステップ88
でバキュームスイッチフラグを下ろしく′L”)、ステ
ップ89でタイマエ2をクリアして、ステップ90でバ
キュームポンプBPを停止させる。
rタイマインタラブドJ 第13図は前記定速走行制御に割り込みをか(゛)る「
タイマインタラブド」のフローチャートである。
この処理は、次のように定速走行の制御中に、所定の時
間毎に割り込みをかけて、現在行われているプログラム
の処理を中断し、割り込み処理を行うしのである。この
割り込み処理を行うときは、元のプログラムのレジスタ
及びフラグ等の情報破壊が生じないように、この処理に
入るまでにスタック等にセーブし、割り込み処理が終了
したときに、再び情報をスタック等から回復させて、元
のプログラム処理に使用する。
まず、定速走行の制御中に、所定の時間毎にタイマで割
り込みがかかると、現在行われているプログラムの処理
を中断し、「タイマインタラブド」に入る。
ステップ101でポンピングフラグが立っている(“°
ト1”)か判所して、ポンピングフラグが立っていない
(“L″)とき、割り込み処理が終rし、再び情報を回
復させて、元のプログラム処理に戻る。ポンピングフラ
グが立っている(“H”)とき、ステップ102r″ポ
ンピング出カフラグが立っている(“1」”)かみて、
立っているときは、ステップ103で出力をL″とし、
ステップ104でポンピング出力フラグを下しく”L”
)た後に、ステップ105でこの割り込み制御に使用す
るタイマをポンピング周期の90%に設定する。
そして、ステップ109でポンピングフラグをドしくL
”)、定速走行の処理に入る。ステップ102でポンピ
ング出力フラグが立っていない(”L”)ときは、ステ
ップ106でポンピング出力を“ト1″とし、スラップ
107でポンピング出力フラグを立て(”l−1”)た
後に、ステップ108で、この割り込み制御に使用づる
タイマをポンピング周期の10%に設定する。そして、
ステップ109でポンピングフラグを下しく“L′°)
割り込み処理を終了する。
上記のように、本発明の電子制御回路用安全装置を用い
た定速走行装置でtよ、セットスイッチSW4またはリ
ジュームスイッチS W 5をオンとすると、制御状態
S=2の「定速制御フロー」に入ると共に、その立ち下
がり信号がN0T7またはN0T8及びOR1を介して
、フリップフロラ1FFをヒツトし、フリップフロップ
F[の出力側のQ端子出力が’H”、D端子出力がL″
となり、電子制御回路CPUの監視状態に入る。このと
き、フリップフロップFFの’CJQ子出力の“L”は
、N0T4及びN0T5及びN0T6によってナントゲ
ートNAND1及びNΔND2及びNAND3の一方の
入力が’ l−1”となり、ナントゲートNΔNDI及
びNAND2及σNΔND3の出力は、他方の入力のN
0T1またはN0T2またはN0T3の出力に依ひする
ことになる。叩ら、ゲートが開かれた状態となる。
したがって、電子制御回路CPUで定速走行制御を行う
ことができる。このとき、ステップ105で設定したポ
ンピング出力のデユーティ比が10%でしかも所定の周
波数範囲内のとき、周波数/電圧変換回路F/Vの出力
が所定の電圧範囲内にあり、コンパレータCOMP1及
びGOMP2の出)jh(1」′°であるから、NAN
O/Iの出力はIt L IIで、フリップフロップF
Fの出力は変化しない。改に、セットされたフリップフ
ロップFFの出力側の0端子出力のL″は、N0T4及
びN0T5及びN0T6によってナントゲートNAN[
)1及びNAND2及びNAND3の一方の入力が“’
 1」”となり、ナントゲートNANDI及びNΔND
2及びNAND3の出力は、他方の入力のN0T1また
はN0T2またはN0T3の出力に依存する開の状態を
維持する。この状態で、N0T1またはN0T2または
N0T3の入力側の出力ボートがH″のとき、ナントゲ
ートNAND1またはNANt)2またはN0T3の出
力は゛冒−ビ′となり、N OT 1またはN0T2ま
たはN0T3の入力の出力ボートが゛シ″のとき、ナン
トゲートNANDIまたはNAND2またはNAND3
の出力はL ”となり、電子制御回路CPUの出力ボー
トの゛l−ビ′、11 L 11により、コントロール
バルブ■1のソレノイドは駆動回路D1またはベントバ
ルブ■2のソレノイドは駆動回路D2、リリースバルブ
V3のソレノイドは駆動回路D3によって励磁されるこ
とになる。
ポンピング出力のデユーティ比が10%ひあるが所定の
周波数範囲外になっとだとき、周波数/電1〔変換回路
F/Vの出力が所定の電圧範囲外となり、コンパレータ
COMPI及びCOM I〕2の出力が“’L”、NA
ND4の出力は’ l−1”となり、フリップフロップ
FFの出力は反転する。故に、リセットされたフリップ
フロップFFの出力側の0端子出力の“トド′は、N0
T4及びN O1−5及びN OT 6によってナント
ゲートNAND1及びNAND2及びNAND3の一方
の入力を“L”とし、ナントゲートNAND1及びNA
ND2及びNAND3はそのゲートを閉じる。したがっ
て、電子制御回路CPUの出力ボートの’ l−1”、
“し”によって、コントロールバルブv1、ベントバル
ブV2、リリースバルブ■3のソレノイドは励磁される
ことがないから、定速走行制御が電子制御回路CPUの
暴走に陥ることがない。
ぞして、ソフトウェア−の設定ではポンピング出力のデ
ユーティ比が10%であるが、何笠かの影響でポンピン
グ出力の位相が反転する異常の場合には、デユーティ比
/電圧変換回路D/Vの出力は閾値電圧■叶より大とな
り、コンパレータCOMP3の出力のみが“L″となり
゛、フリップ70ツブFilよ、NAND4の出力のH
tlの立ち上りでリセット状態とし、フリップフロップ
FFの出力側の0端子出力をH″とする。そして、N0
T4及びN0T5及びN0T6によって、ナンドゲ−1
−N A N D 1及びNAND2及びNAND3を
閉じるから、電子制御回路CPLJの出力ボートの1」
”、°L”に関係なく、コントロールバルブ■1、ベン
トバルブV2、リリースバルブ■3のソレノイドは励磁
されることがないから、定速走行制御が電子制御回路C
PUの暴走に陥ることがない。
上記の実施例では、コンパレータCOMP1及びCOM
P2並びにコンパレータCOMP3及びCOM P 4
は、ウィンド形コンパレータを構成しているが、この構
成はポンピング出力を周波数/電圧変換回路F/Vまた
はデユーティ比/電圧変換回路D/Vに導いた後の出力
とした電圧出力を対象とし、その処理としてウィンド形
コンパレータを用いたものである。しかし、本発明を実
施する場合には、異常に対応するポンピング出力のデユ
ーティ比を検出しているから、パルス幅比較回路を使用
できる。前記パルス幅比較回路で判断する場合には、ポ
ンピング出力のパルスの立ち上りまたは立ち下りで基準
パルス幅艮の単安定回路をトリガすると共に、前記基準
パルス幅長とポンピング出力とを比較する構成とすれば
よい。または、パルス幅をクロックパルスによって計数
し、その結果を判断してもよい。これらは、周波数/電
圧変換回路F/V及びウィンド形コンパレータ、デユー
ティ比/電圧変換回路D/V及びウィンド形コンパレー
タの組み合せと同様の監視回路の機能を持たせることが
できる。
上記各実施例によれば、いずれの回路構成を用いても、
譬え、電子制御回路CPUの内部でポンピング出力の周
波数が増減しでも、或いはデューティ比が変化しても、
或いは位相が反転し7ても、異常時に電子制御回路CP
Uの出力をゲート手段を構成するゲート回路によって拘
束でることができる。
第14図は本発明の電子制御回路用安全K Ftを用い
た他の実施例の全体構成図を示す。
この電子制御回路の基本的構成は第16図の従来例の構
成と同一であるので、図において、従来例と同−符号及
び同一記号は、従来例と同一または相当部分を示すもの
である。また、フリップ70ツブFFは上記本発明の実
施例と同じセット−リセットフリップ70ツブである。
電子制御回路CPtJの出力ボートP1 、P2 、P
3の出力はアンドゲートAND1.AND2.AND3
を介して各駆動回路の入力となっている。そして、フリ
ップフロップFFのリセット側端子Rは制御開始信号が
“HITになった後、“し”に反転しないようにダイオ
ードD7及び抵抗R40及びコンデンサC40を具備し
ている。
本実施例の電子制御回路用安全装置は、ジェネラルフロ
ーチャートの実行中にポンピングフラグを立て、従来と
同様の制御処理を行う。このときの、「タイマインタラ
ブ1〜.1のフローチャートは、第15図の如くなる。
Vタイマインタラブド」 この処理は、ジェネラルフローチャートの実行中に、所
定の時間毎に割り込みをかけて、現在行われているプロ
グラムの処理を中断し、割り込み処理を行うものである
。この割り込み処理を行うとぎは、両名の場合と同様に
、元のプログラムのレジスタ及びフラグ等の情報破壊が
生じないように、この処理に入るまでにスタック等にセ
ーブし、割り込み処理が終了したときに、再び情報をス
タック等から回復させて、元のプログラム処理に使用す
る。
ステップ111でポンピングフラグが立っている(“’
H”)か判断して、ポンピングフラグが立っていないと
き、ジェネラルフローチャートの処理に戻る。ステップ
111でポンピングフラグが立っている(“H′°)と
き、ステップ112で電子制御回路CPUのポンピング
出力ボートがH″の場合にはL”に、L”の場合には’
 l−(”に反転させる。そして、ステップ113でポ
ンピングフラグを下しく ” L ” ) 、ジェネラ
ルフローチャートの処理に戻る。
上記のように、本実施例の電子制御回路用安全装置では
、制御開始信号の立ち上り信号が、フリップ70ツブF
Fをセットし、フリップフロップFFの出力側のQ端子
出力が“H”、01子出力が“L゛′となり、電子制御
回路CPUの監視状態に入る。このとき、フリップフロ
ップF F (7) Q r5子出力の′H”は、アン
ドゲートANDI及びAND2及びAND3の一方の入
力が゛[1″となり、アンドゲートANDI及びAND
2及びAND3の出力は、他方の電子制御回路CPUの
出力ボートの出力に依存することになる。即ち、ゲート
が開かれた状態となる。
したがって、電子制御回路CPUで制御処理を行うこと
ができる。このとき、ポンピング出力に異常がなければ
N0T7の出力が“L”であるから、フリップフロップ
FFの出力は変化しない。
しかし、ポンピング出力に異常があるとN OT7の出
力が1−1”となり、フリップフロップFFがリセット
され、アンドゲートANDI及びΔND2及びAND3
を閉じ、アンドゲートAND1及びAND2及びAND
3は、他方の電子制御回路CPUの出力ボートの出力を
拘束することになる。したがって、電子ai制御回路C
PUの暴走で制御系までも暴走することがない。
上記のように本発明の実施例では、入力信号に応じて出
力信号を発生ずる電子制御回路CP Uと、前記電子制
御回路CPUが正常に作動しているとぎ、所定のデユー
ティ比で出力するポンピング回路とを同一マイクロコン
ピュータ内で処理しているが、本発明を実施する場合は
、ポンピング回路を別の回路構成として、電子制御回路
CI) Uの出力で発振回路、分周回路、或いは電圧制
御形発振回路等を制御する構成としてもよい。
また、上記のように本発明の実施例では、ゲート手段を
構成するゲート回路としてN A N l)回路及びΔ
NDti”il路を使用しているが、本発明を実施1°
る場合は、それに限定されるしのではなく、NOR回路
、アナログゲート、リレー等の一方の入力で他方の入力
を拘束できる回路構成であればよい。これらのゲート手
段は制御対象の必要な箇所に設定すればよい。
そして、電子制御回路の制御を開始させる信号及び前記
監視回路の出力を入力とする記憶手段においても、本実
施例ではセット・リセットフリップ70ツブを用いてい
るが、本発明を実施する場合は、それに限定されるもの
ではなく、フリップフロップ、リレー等の入力信号を記
憶できる手段であればよい。
更に、本発明の実施例では、ポンピング出力のデユーテ
ィ比は通常状態で10%に設定しているが、これはポン
ピング出力の反転を判断するものであるから、本発明を
実施する場合には、デユーティ比50%以外であればよ
い。
なお、上記本発明の実施例では、主に定速走行装置の事
例で電子制御回路用安全装置を説明したが、本発明を実
施する場合には、前記定速走行装置に限定されるもので
はない。
[発明の効果] 以上のように、本発明の電子制御回路用安全装置は、入
力信号に応じて出力信号を発生する電子制御回路と、前
記電子制御回路の出力信号に応じて負荷を駆動する駆動
回路と、前記電子制御回路の作動状態を出力するポンピ
ング回路の出力状態を判IIiづる監視回路と、前記電
子制御回路の制御を開始させる信号及び前記監視回路の
出力を入力とする記憶手段の出力で負荷の入力を制御す
るゲート手段から構成されるものひあるから、電子シリ
卯回路が暴走したとぎに、その出力状態を指定の出力状
態にし、電子制御回路によって制す11される対象が好
ましくない状態に陥るのを防止し、その制御系の停止状
態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子制御回路用安全装置の実施例を定
速走行装置に用いた全体構成図、第2図から第12図は
電子制御回路の定速走行制御動作のフローチャート、第
13図は前記定速走行制御に割り込みをかけるタイマイ
ンタラブドの70−チ11−ト、第14図は本発明の電
子制御回路用安全装置の他の実施例の全体構成図、第1
5図は第14図の実施例の制御処理中に割り込みをかけ
るタイマインクラブドのフローヂV−ト、第16図は従
来の一般的なマイクロコンビ江−夕を用いた定電圧電源
回路及び出力回路の要部の構成図ひある。 図において、 BP・・・バキュームポンプ、 S■・・・スロットルバルブ、 AC・・・負圧アクチュエータ、 ST・・・サージタンク、 CPU・・・電子制御回路、 FF・・・フリップノロツブ、 F/V・・・周波数/電圧変換回路、 D/V・・・デユーティ比/電圧変換回路、NANDI
〜NΔND4・・・ナントゲート、GOMPI〜COM
P4・・・コンパレータ、ANDI〜ANO6・・・ア
ンドゲート、N0TI〜N0T9・・・ノット回路、Q
1〜Q7・・・トランジスタ、 01〜D1・・・ダイオード、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 入力信号に応じて出力信号を発生する電子制御
    回路と、該電子制御回路の出力信号に応じて負荷を駆動
    する駆動回路と、 前記電子制御回路の作動状態を出力するポンピング回路
    と、該ポンピング回路の出力状態を判断する監視回路と
    、 前記電子制御回路の制御を開始させる信号及び前記監視
    回路の出力を入力とする記憶手段と、該記憶手段の出力
    で負荷の入力を制御するゲート手段と、 から構成されることを特徴とする電子制御回路用安全装
    置。
  2. (2) 前記電子制御回路の作動状態を出力するポンピ
    ング回路と、該ポンピング回路の出力状態を判断する監
    視回路は、電子制御回路が正常に作動しているとき、所
    定の周波数と所定のデューティ比で出力するポンピング
    回路と、前記ポンピング回路の出力が所定の周波数と所
    定のデューティ比であるか判断する比較回路からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電子制御
    回路用安全装置。
  3. (3) 前記電子制御回路は、マイクロコンピュータと
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項に記載の電子制御回路用安全装置。
  4. (4) 前記ポンピング回路は、マイクロコンピュータ
    内での処理としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の電子制御回路用安全装置。
  5. (5) 前記電子制御回路及びポンピング回路は、マイ
    クロコンピュータ内での処理としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載の電子制御回路
    用安全装置。
  6. (6) 前記比較回路は、ウィンド形コンパレータとし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の電子
    制御回路用安全装置。
  7. (7) 前記比較回路は、パルス幅比較回路としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の電子制御回
    路用安全装置。
  8. (8) 前記記憶回路は、フリップフロップとしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電子制御回
    路用安全装置。
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