JPS62162256A - 光デイスク - Google Patents

光デイスク

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Publication number
JPS62162256A
JPS62162256A JP61002064A JP206486A JPS62162256A JP S62162256 A JPS62162256 A JP S62162256A JP 61002064 A JP61002064 A JP 61002064A JP 206486 A JP206486 A JP 206486A JP S62162256 A JPS62162256 A JP S62162256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
weight
parts
optical disc
cured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61002064A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tajima
田島 哲夫
Hiroaki Miwa
広明 三輪
Ryoichi Sudo
須藤 亮一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61002064A priority Critical patent/JPS62162256A/ja
Publication of JPS62162256A publication Critical patent/JPS62162256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は光ディスクに係シ、例えばデジタルオーディオ
ディスク、光学式ビデオディスク。
メモリーディスクなど光で読みとる方式の光ディスクに
適用することができる光ディスクに関するものである。
〔発明の背景〕
光ディスクは、例えば第1図に示すようにガラス、透明
プラスチックス(ポリメチルメタクリレート、ポリカー
ボネートなど)などの透明基体1と、この上に形成され
たサーボトラック用などの溝状や穴状の凹凸を有する下
地層2と、この下地層2の上に形成されたBi、Iル#
 T a e Sa e A # #Ph 、Sn系な
どの記録用金属膜3とからなる光デイスク基板二枚を、
きょう体4で記録用金属膜3が互いに一定間隔で対向す
るように保持し、このきょう体と透明基体間を接着剤(
図示せず)で封着させたものである。
そして、光ビームを記録用金属膜3上に照射し、照射部
分の記録用金属膜を除去し、情報の単位としている。
このような光ディスクは第2図(,1〜((?lに示す
ように製造される。すなわち、第2図(α)のごとく所
定の凹凸を有するニッケルなどの金属製スタンパ5と透
明基体1との間に紫外線硬化型しンンをはさみ込み、こ
れを紫外線硬化させて、下地層2を形成し、第2図<h
>のどとく金属製スタンパ5をはがし、更に第2図(C
1のごとく凹凸を有する下地層の上に記録用金属膜3を
形成し、これら2枚の光デイスク基板を、きよう体によ
シ記録用金属膜が互いに一定間隔になるようにして対向
させ、きょう体と光デイスク基板を接着して得ている。
上記の下地層に用いる紫外線硬化レジン組成物は、次の
諸条件を満たさなければならない。
すなわち、 (Il  硬化物が光学的に透明であること。
(Ill  ガラス、透明プラスチックなどの透明基板
に良く接着すること。
画 スタンパとはく離し易いこと。
□□□長期間使用によって吸湿によシ記録用金属膜の形
状が変化[−たシ、金属膜が膨潤しクラックを発生する
ようなことがないこと。また、吸湿によシ硬化物から溶
出した腐食性物質が記録用金属膜を酸化し、金属膜の透
過率を増大するようなことがないこと。すなわち、吸湿
環境下においても、記録した信号を正確に読みとれるこ
と。
(■ 記録用金属膜を蒸着した凹凸の溝の熱安定性が優
れ、溝の深さや形状が変化せず、また、金属膜にクラッ
クが発生しないこと。
(資)光ビームの照射によシ記録用金属膜が速かに溶融
して除去され丸い良好な穴があき易いこと。
(VID  500yPm 以上の高速回転に耐える機
械強度のあること。
が必要である。
しかし、従来の紫外線硬化樹脂組成物は、上記(11〜
浦の条件を同時に満たしていない。代表的な従来例とし
て、光ディスクに関する特開昭56−127946号が
ある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、性
能の安定した光ディスクを提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的は、下地層に下記の一般式(1)で示される化
合物と、下記の一般式(2)で示される化合物と、光重
合開始剤とからなる紫外線硬化型樹脂組成物、もしくは
下記の一般式(1)で示される化合物と、光重合開始剤
とからなる紫外線硬化型樹脂組成物を硬化させたものを
用いることで達成される。
(但し、L、tyiは整数で1または2)(但し、R1
,へは水素又はメチル基・、ルは整数で5=5〜12 
) 好ましくは下地層が一般式(1)の化合物50〜I@重
量部、一般式(2)の化合物50〜0重量部よシなる混
合物1■重量部と、この混合物1(至)重量部に対して
光重合開始剤Q、1〜5.0重量部を配合した紫外線硬
化型樹脂組成物を硬化させたものを用いる。
上記一般式(1)の化合物の配合量が50重量部よシ少
ないと、スタンパとの離型性、硬化物の耐湿性、耐熱性
が低下し、また成型歪が大きく機械強度の弱いものとな
る。
さらに、上記組成物を速やかに硬化するのに必要な光重
合開始剤としては、たとえば以下に示すようなものが有
効である。すなわち、ベンジル類 ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ペンゾインイ
ソグロビルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルな
どのベンゾイン類 1−ヒドロキシシクロへキシルベンゾフェノンなどのベ
ンゾフェノン類 アセトフェノン類 2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン
などのチオキサントン類 2−エチルアントラキノン、2−メチルアントラキノン
などのアントラキノン類 ベンジルジメチルケタールなどのベンジルケタール類 などである。上記の如く、光重合開始剤の配合量は、上
記一般式(1)と(2)の合計1圓重量部に対して0.
1〜5.0重量部とするのが有効である。0.1重量部
よシ少ないと反応性が低下し硬化物の諸特性が低下する
。また、5.0重量部よシ多いと反応が速すぎ、発熱が
大きく、硬化物にクラックを発生したシネ均一に硬化し
諸特性が低下する。
なお、上記光重合開始剤は単独もしくは二種類以上混合
して用いる。
また、粘度調節、硬度調節、熱膨張係数の調節、吸湿性
の低減、スタンバとの離型性向上などを目的として、例
えば以下に示すようなアクリレートやメタクリレートを
用いても良い。すなわち、ラウリルアクリレート、ラウ
リルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、イン
ボルニルアクリレート、インボルニルメタクリレート、
トリメチロールエタントリアクリレート、トリメチロー
ルエタントリメタクリレート。
トリメチロールプロパントリアクリレート、ドーリメチ
ロールプロパントリメタクリレートなどが有用である。
これらは、単独もしくは二種類以上混合して用いる。配
合割合は前記一般式(1)と(2)の合計団重量部に対
して0〜40重量部である。
さらに、上記レジンの吸湿時の接着性をさらに安定化す
るために、例えば以下に示すようなシランカップリング
剤を添加することができる。
すなわち、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシグロビルトリメトキシシラン、
ビニルトリメトキシシラン。
ビニルトリエトキシシラン、N−β−(N−ビニルベン
ジルアミノ)エチル−γ−アミノフロピルトリメトキシ
シラン・モノハロゲンクロライドなどが有用である。こ
れらは単独もしくは二種類以上混合して使用する。配合
割合は前記一般式(1)と(2)の合計lIl[1重量
部に対してO−6,0重量部が好ましい。
〔部間の実施例〕
次に、本発明“を実施例により更に詳細に説明する。前
記一般式(1)で示される紫外線硬化型樹脂成分は以下
(、(l 、 (Blの化学式で表わされるものを用い
た。
前記一般式(2)で示される紫外線硬化型樹脂成分は以
下(C) 、 (aの化学式で表わされるものを用いた
また、比較例には本発明用成分(前記一般式(11、1
21のもの)の配合範囲を越えたものの他に、以下の(
イ)、 (Kl 、 (Zlの化学式で表わされるもの
を用いた。
(分子量:約400) 次に、レジン硬化物の各穫特性の測定法を以下に示す。
fil  記録感度ニガラス基体(透明基体)の光ディ
スクを用いて信号を記録した。下記の条件でレーザ光ビ
ームをT#系記録膜に照射して溶融して除去し、記録膜
に直径約1μ隅の丸い良好な穴があき実用に耐えるもの
を「○」、穴がきれいにあかず実用に耐えないものを「
×」とした。
ディスク回転数: 960rP准 記録周波数  :2.5MH2 半導体レーザ :波長830ルm 記録パワー  二約7mF (膜面) (2)  耐湿性:60℃、95チRH中、1@時間光
ディスクを放置して判定した。
吸湿によって、記録用金属膜の溝の形状変化や、金属膜
膨潤による膜面クラック発生、レジン硬化物から溶出す
る腐食性物質による金属膜の酸化で生ずる金属膜の透過
率増大な・ どが起らず実用に耐えるものを「O」、上
記変化を生じ実用に耐えないものを「×」とした。
(3)  耐熱性:I[K1℃、4時間光デイスクを放
置して判定した。
記録用金属膜を蒸着した凹凸の溝の熱安定性が優れ、溝
の深さや形状が変化せず、金属膜にクラックが発生しな
い実用に耐えるものを「O」、上記変化を生じ実用に耐
えないものを「×」とした。
(4)  光透過率:厚さ1調のレジン板を作シ、分光
光度計で830f&mの光の透過率を測定して求めた。
(5)  引張シ強さ二元ディスクが50Orpm 以
上の高速回転に耐える機械強度の目安として必要なもの
で、レジン硬化物について25’CでJISf6911
に準じて求めた。
(6)接着性二元ディスクをωC,9SiRH中1ω時
間放置した後、あるいはI(K1℃、4時間加熱した後
に、ガラスまたは透明プラスチック(エポキシ系、アク
リル系)などの透明基体と接着していて実用上問題がな
いものを「O」。
問題があるときを1×」とした。
用いたレジン組成な第1表に示す。曵1〜16は本発明
の実施例であり、N117〜26は比較例である。これ
ら紫外線硬化型レジン組成物を紫外線硬化した場合の特
性を第2表にまとめた。なお、上記特性のうちで(1)
 、 (21、+31 、161の特性は実機を用いて
測定した。すなわち、溝およびビットを有するニッケル
スタンパ(!: 直径300 tm 。
厚さt2鰭のガラス板との間に第1表に示す組成随1〜
26の紫外線硬化レジン組成物をはさみ込みtoy/c
yl(2〜20 t / cj 、好ましくは5〜15
t/−)で加圧した後、高圧水銀灯で150m1F’/
c=d(50〜400i殉、好ましくは100〜250
シ鷹)の紫外線を照射してレジン組成物を硬化させた。
そして、ガラス板をスタンパからはがしたところスタン
パと硬化した紫外線硬化型レジン組成物との間ではがれ
、硬化した紫外線硬化型レジン組成物面上にはスタンパ
上の凹凸加工部が正確に転写された。
ガラス板に接着したレジンの凹凸面上にTd系記録膜を
蒸着法によシ約2SO,; の厚さに付着せしめた後、
二枚を記録膜面を向い合わせにして約1關の空間をとシ
ながらガラス板周辺部分をエポキシ系接着剤を用いて接
着し、光ディスクを作成し、実機の特性を求めた。
第1表と第2表を比較すると、本発明の一般式(1)で
示される化合物が50重量部よυ少ない比較側音17〜
20は、ともに引張り強さが実施側音1〜16に比べて
悪く、もろいものであることがわかる。
また、光重合開始剤の配合量が本発明範囲より少ない比
較側音21と多い比較例Pu22は、ともに実施例N1
11〜】6に比べて耐湿性だけでなく耐熱性、引張9強
さ、接着性も著しく劣るものであった。
また、従来品を用いた比較例部23 、25は、記録感
度、耐湿性、耐熱性、接着性が実施側音1〜16に比べ
て著しく劣るものであった。さらに、従来品を用いた比
較例Na 24 、26は記録感度、耐湿性、耐熱性が
実施側音1〜16に比べて著しく劣るものであった。
すなわち、これらのすべての特性を満足する紫外線硬化
型樹脂組成物は実施側音1〜16のものであシ、元ディ
スクとしての実機の動作特性、寿命特性を満足する樹脂
組成物は実施例の「し1〜16のみであった。
・〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば下地層に上記した紫
外線硬化型樹脂組成物を硬化したものを用いることによ
り高記録感度、高密度、高信頼性の光ディスクが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する光ディスクの説明図、第2図
は光ディスクを作製する方法を示す説明図である。 1・・・透明基体     2・・・下地層3・・・記
録用金属漠   4・・・きよう体5・・・金属製スタ
ンパ 第 1[X] 第 2 図 手続補正書(自ヨ、 事件の表示 昭和61  年特許願第 2064    号発明の名
称 光ディスク 補正をする者 ・If件トノ関”    特許出願人 名  称    4510)株式会社  日  立  
製  作所名 称  (581)日立マクセル株式会社
代   理   人 全文訂正明細書 1、発明の名称 光ディスク 2、特許請求の範囲 1、透明基体と、その上に設けられた情報信号と対応し
た凹凸を有する下地層と、この上に設けられた記録膜層
が順次積層されてなる光ディスクにおいて、上記下地層
が、下記の一般式(11で示される化合物と、下記の一
般式(2)で示される化合物と、光重合開始剤とからな
る紫外線硬化型レジン練成物もしくは下記の一般式(1
)で示される化合物と、光重合開始剤とからなる紫外線
硬化型レジン組成物を硬化させたものよりなることを特
徴とする光ディスク。 +0−CH2−CH2−) 0−C−CH=CH2・・
・川・・(1)lI+ (但しI l l ”は整数で、1または2)(但し、
R1,R2は水素またはメチル基、ルは整数で、rL=
5〜12) 2、 下地層が一般式(1)の化合物50〜100重量
部。 一般式(2)の化合物50−0重量部よりなる混合物1
00重量部と、この混合物100重量部に対して光重合
開始剤0.1〜5.0重量部を配合した紫外線硬化型レ
ジン組成物を硬化させたものであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の光ディスク。 3、発明の詳細な説明 〔発明の利用分野〕 本発明は光ディスクに係り1例えばデジタルトデイオデ
ィスク、光学式ビデオディスク、メモリーディスクなど
光で読みとる方式の光ディスクに関するものである。 〔発明の背景〕 光ディスクは0例えば第1図に示すようにガラス、透明
プラスチックス(ポリメチルメタクリレート、ポリカー
ボネートなど)などの透明基体1と。 この上に形成されたサーボトラック用などの溝状や穴状
の凹凸を有する下地層2と、この下地層2の上に形成さ
れたBi 、 IrL、 Tt 、 St 、 As 
、 Ph 、 Sn糸などの記録用金属膜3とからなる
光デイスク基板二枚を、きよう体4で記録用金属膜3が
互いに一定間隔で対向するように保持し、このきよう体
と透明基体間を接着剤(図示せず)で封着させたもので
ある。 そして、光ビームを記録用金属膜3上に照射し、照射部
分の記録用金属膜を除去し、情報の単位としている。 このような光ディスクは第2図(α)〜(C)に示すよ
うに製造される。すなわち、第2図(α)のごと(所定
の凹凸を有するニッケルなどの金属製スタンバ5と透明
基体lとの間に紫外線硬化型レジン組成物をはさみ込み
、これを紫外線硬化させて、下地層2を形成し、第2図
(h)のごとく金属製スタンパ5をはがし、更に第2図
IC))のどと(凹凸を有する下地層の上に記録用金属
膜3を形成し、これら2枚の光デイスク基板を、きよう
体により記録用金属膜が互いに一定間隔になるようにし
て対向させきよう体と光デイスク基板を接着して得てい
る。 上記の下地層に用いる紫外線硬化型レジン組成物は1次
の諸条件を満たさなければならない。すなわち。 (I)  硬化物が光学的に透明であること。 fit)  ガラス、透明プラスチックなどの透明基板
に良く接着すること。 +l[[)  スタンパとはく離し易いこと。 頂 長期間使用によって吸湿により記録用金属膜の形状
が変化したり、金属膜が膨潤しクラックを発生するよう
なことがないこと。また、吸湿により硬化物から溶出し
た腐食性物質が記録用金属膜を酸化し、金属膜の透過率
を増大するようなことがないこと。すなわち、吸湿環境
下においても、記録した信号を正確に読みとれること。 M 記録用金属膜を蒸着した凹凸の溝の熱安定性が優れ
、溝の深さや形状が変化せず、また、金属膜にクラック
が発生しないこと。 (資)光ビームの照射により記録用金属膜が速かに溶融
して除去され丸い良好な穴があき易いこと。 (ll[D  5QQrpn以上の高速回転に耐える機
械強度のあること。 が必要である。 しかし、従来の紫外線硬化型レジン組成物は。 上記(1)〜−の条件を同時に濶だしていない。代表的
な従来例として、光ディスクに関する特開昭56−12
7946号がある。 〔発明の目的〕   “ 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、性
能の安定した光ディスクを提供することにある。 〔発明の概要〕 上記目的は、下゛地層に下記の一般式(1)で示される
化合物と、下記の一般式(2)で示される化合物と。 光重合開始剤とからなる紫外線硬化型レジン組成、物、
もしくは下記の一般式(1)で示される化合物と。 −光重合開始剤とからなる紫外線硬化型レジン組成物を
硬化させたものを用いることで達成される。 (但し、l、mは整数で1または2) (但し、R1,R2は水素又はメチル基、ルは整数でル
=5〜12) 好ましくは下地層に一般式(11の化合物50〜100
重童部、一般式(2)の化合物50−0重量部よりなる
混合物100重量部と、この混合物100重量部に対し
て光重合開始剤0.1〜5.0重量部を配合した紫外線
硬化型レジン組成物を硬化させたものを用いる。上記一
般式(1)の化合物の配合量が50重量部より少ないと
、スタンパとの離型性、硬化物の耐湿性、耐熱性が低下
し、また成型歪が大きく機械強度の弱いものとなる。 さらに、上記組成物を速やかに硬化するのに必要な光重
合開始剤としては、たとえば以下に示すようなものが有
効である。すなわち。 ベンジル類 ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルな
どのペンシイ/類 1−ヒドロキシシクロへキシルベンゾフェノンなどのベ
ンゾフェノン類 アセトフェノン類 2−クロロチオキ廿ントン、2−メチルチオキサントン
などのチオキサントン類 2−エチルアントラキノン、2−メチルアントラキノン
などのアントラキノン類 ベンジルジメチルケタールなどのベンジルケタール類 などである。上記の如く、光重合開始剤の配合量は、上
記一般式(1)と(2)の合計100重量部に対して0
.1〜5.0重量部とするのが有効である。旧重量部よ
り少ないと反応性が低下し硬化物の緒特性が低下する。 また、5.0重量部より多いと反応が速すぎ。 発熱が大きく、硬化物にクラックを発生したり不拘−建
硬化し緒特性が低下する。 なお、上記光重合開始剤は単独もしくは二種類以上混合
して用いる。 また、粘度調節、硬度調節、熱膨張係数の調節。 吸湿性の低減、スタンバとの離型性向上などを目的とし
て0例えば以下に示すような了クリレートやメタクリレ
ートを用いても良い。すなわち、ラウリルアクリレート
、ラウリルメタクリレート。 トリデシルメタクリレート、インボルニルアクリレート
、インボルニルメタクリレート、トリメチロールエタン
トリアクリレート、トリメチロールエタントリメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレートなどが有用で
ある。 これらは、単独もしくは二種類以上混合して用いる。配
合割合は前記一般式(1)と(2)の合計100重量部
に対して0〜40重量部である。 さらに、上記レジン硬化物の吸湿時の接着性をさらに安
定化するために1例えば以下に示すようなシランカップ
リング剤を添加することができる。 すなわち、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン
、N−β−(N−ビニルベンジルアミノ)エチル−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン・モノハロゲンクロ
ライドなどが有用である。これらは単独もしくは二種類
以上混合して使用する。配合割合は前記一般式(1)と
(2)の合計100重量部に対して0〜6.0重量部が
好ましい。 〔発明の実施例〕 次に1本発明を実施例により更に詳細に説明する。前記
一般式(1)で示される紫外線硬化型レジン成分は以下
(,4、(aの化学式で表されるものを用いた。 H3 前記一般式(2)で示される紫外線硬化型レジン成分は
以下に5 、 IDIの化学式で表されるものを用いた
。 また、比較例には本発明用成分(前記一般式(1)。 (2)のもの)の配合範囲を越えたものの他に、以下の
n 、 IY) 、 (Z)の化学式で表されるものを
用いた。 (分子量:約400) H3 次だ、レジン硬化物の各種特性の測定法を以下に示す。 (1)記録感度ニガラス基体(透明基体)の光ディスク
を用いて信号を記録した。下記の条件でレーザ光ビーム
をTt系記録膜に照射して溶融して除去し、記録膜に直
径約1μmの丸い良好な穴かあき実用に耐えるものを「
O」 、穴がきれいにあかず実用に耐えないものを「×
」とした。 ディスク回転数: 960 rprn 記録周波数  : 2.5 MFIz 半導体レーザ :波長830+zm 記録パワー  :約7mW (膜面) (2)耐湿性:60℃、95%RH中、100時間光デ
ィスクな放置して判定した。 吸湿によって、記録用金属膜の溝の形状変化や、金属膜
膨潤による膜面クランク発生、レジン硬化物から溶出す
る腐食性物質による金属膜の酸化で生ずる金属膜の透過
率増大などが起らず実用に耐えるものを「○」、上記変
化を生じ実用に耐えないものを「×」とした。 (3)  耐熱性: 100℃、4時間光デイスクを放
置して判定した。 記録用金属膜を蒸着した凹凸の溝の熱安定性が優れ、溝
の深さや形状が変化せず、金属膜にクラックが発生しな
い実用に耐えるものを「○」。 上記変化を生じ実用に耐えないものを「×」とした。 (4)光透過率:厚さ1朋のレジン板を作り0分光光度
計で830rLTnの光の透過率を測定して求めた。。 (5)引張り強さ:光ディスクが5QOrpm以上の高
速回転に耐える機械強度の目安として必要なもので、レ
ジン硬化物について25℃でJISK69LLに准じて
求めた。 (6)接着性:光ディスクを60’C,95%RH中1
00時間放置した後、あるいは100°G、4時間加熱
した後に、ガラスまたは透明プラスチック(エポキシ系
、アクリル系)などの透明基体と接着していて実用上問
題がないものを「○」 9問題があるときを「×」とし
た。 用いたレジン組成を第1表に示す。Nn1−16は本発
明の実施例であり、 Nn17〜26は比較例である。 これら紫外線硬化型レジン組成物を紫外線硬化した場合
の特性を第2表にまとめた。なお、上記特性のうちで(
1) 、 [21、(3) 、 (6)の特性は実機を
用いて測定した。すなわち、溝およびビットを有するニ
ッケルスタンパと直径300 mm 、厚さ1.2朋の
ガラス板との間に第1表に示す組成Nnl〜26の紫外
線硬化型レジン組成物をはさみ込み10g/7(2〜2
05/d、好ましくは5〜15ダ/7)で加圧した後、
高正水銀灯で150mF/CrIt(50〜400mF
/ffl 、好ましくは100〜250 mF/lyd
 )の紫外線を照射してレジン、組成物を硬化させた。 そして、ガラス板をスタン・くからはがしたところスタ
ンパと硬化した紫外線硬化型レジン組成物との間ではが
れ、硬化した紫外線硬化型レジン組成物面上にはスタン
バ上の凹凸加圧部が正確に転写された。 ガラス板に接着したレジン硬化物の凹凸面上にTt系記
録膜を蒸着法により約250ノの厚さに付着せしめた後
、二枚を記録膜面を向い合わせにして約l xmの空間
をとりながらガラス板周辺部分をエポキシ系接着剤を用
いて接着し、光ディスクを作成し、実機の特性を求めた
。 第1表と第2表を比較すると0本発明の一般式(1)で
示される化合物が50重量部より少ない比較例N[11
7〜20は、ともに引張り強さが実施例陽1〜16に比
べて悪く、もろいものであることがわかる。 また、光重合開始剤の配合量が本発明範囲より少ない比
較例Nn21と多い比較例N[122は、ともに実施例
Null−16に比べて耐湿性だけでな(耐熱性。 引張り強さ、接着性も著しく劣るものであった。 また、従来品を用いた比較例Nn23 、25は、記録
感度、耐湿性、耐熱性、接着性が実施例Nnl〜16に
比べて著しく劣るものであった。さらに、従来品を用い
た比較例N[124、26は記録感度、耐湿性。 耐熱性が実施例阻1〜16に比べて著しく劣るものであ
った。 すなわち、これらのすべての特性を満足する紫外線硬化
型レジン組成物は実施例階1〜16のものであり、光デ
ィスクとしての実機の動作特性、寿命特性を満足するレ
ジン組成物は実施例のNCLI〜16のみであった。 〔発明の効果〕 以上述べたように1本発明によれば下地層に上記した紫
外線硬化型レジン組成物を硬化したものを用いることに
より高記録感度、高密度、高信頼性の光ディスクが得ら
れる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明を適用する光ディスクの説明図。 第2図は光ディスクを作製する方法を示す説明図である
。 1・・・透明基体、     2・・・下地層。 3・・・記録用金属膜、  4・・・きよう体。 5・・・金属製スタンパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明基体と、その上に設けられた情報信号と対応し
    た凹凸を有する下地層と、この上に設けられた記録膜層
    が順次積層されてなる光ディスクにおいて、上記下地層
    が、下記の一般式(1)で示される化合物と、下記の一
    般式(2)で示される化合物と、光重合開始剤とからな
    る紫外線硬化型樹脂線成物もしくは下記の一般式(1)
    で示される化合物と、光重合開始剤とからなる紫外線硬
    化型樹脂組成物を硬化させたものよりなることを特徴と
    する光ディスク。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・・・・(1)(但し、l、mは整数で、1または
    2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・(2) (但し、R_1、R_2は水素またはメチル基、nは整
    数で、n=5〜12) 2、下地層が一般式(1)の化合物50〜100重量部
    、一般式(2)の化合物50〜0重量部よりなる混合物
    100重量部と、この混合物100重量部に対して光重
    合開始剤0.1〜5.0重量部を配合した紫外線硬化型
    樹脂組成物を硬化させたものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の光ディスク。
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