JPS62161712A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPS62161712A JPS62161712A JP309886A JP309886A JPS62161712A JP S62161712 A JPS62161712 A JP S62161712A JP 309886 A JP309886 A JP 309886A JP 309886 A JP309886 A JP 309886A JP S62161712 A JPS62161712 A JP S62161712A
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- capsules
- capsule
- oil
- cosmetic
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/11—Encapsulated compositions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/41—Particular ingredients further characterized by their size
- A61K2800/412—Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は水溶性高分子を含む水相中に、疎水性成分を内
包したゼラチンカプセルを含有してなり、皮膚に対し滑
沢及び湿潤性を付与する上で優れた効果を有する化粧料
に関する。更に詳しくは、カプセルの膜物質としてゼラ
チンを使用し、かつカプセル中の疎水性成分とゼラチン
の重量、カプセルの粒径及び系の粘度を一定の範囲内に
定めることにより使用時における掌上での°゛逃げ°。
包したゼラチンカプセルを含有してなり、皮膚に対し滑
沢及び湿潤性を付与する上で優れた効果を有する化粧料
に関する。更に詳しくは、カプセルの膜物質としてゼラ
チンを使用し、かつカプセル中の疎水性成分とゼラチン
の重量、カプセルの粒径及び系の粘度を一定の範囲内に
定めることにより使用時における掌上での°゛逃げ°。
(逃げとは指や掌で、基剤である水相とカプセルを均一
に混合しようと指や掌を擦り合わせる時、カプセルが指
や掌を擦り抜けてしまって潰せない状態をいう)がなく
カプセルが容易に破壊して内包物が漏出して水相とよく
混ざり、かつ破壊後のカプセル膜の残存による異物感も
全く生じないという利点を持ち、使用性が良(皮膚に対
し滑沢及び湿潤性を付与する上で優れた効果を有する化
粧料に関する。
に混合しようと指や掌を擦り合わせる時、カプセルが指
や掌を擦り抜けてしまって潰せない状態をいう)がなく
カプセルが容易に破壊して内包物が漏出して水相とよく
混ざり、かつ破壊後のカプセル膜の残存による異物感も
全く生じないという利点を持ち、使用性が良(皮膚に対
し滑沢及び湿潤性を付与する上で優れた効果を有する化
粧料に関する。
[従来の技術]
一般に基礎化粧料としては、化粧水、乳液、クリーム等
がある。これらは人体の皮膚保湿機構のバランスが、種
々の外的条件(風、温度、湿度等)や内因性の条件(年
齢等)によって崩れた場合に、良質の油性成分や保湿性
の高い親水性物質をバランス良く皮膚に与える目的で使
用されている。例えば、化粧水は保湿成分やアルコール
、水などからなる親水性の透明な外観を有する化粧品で
あり、乳液、クリームは油性成分と水性成分が適当な割
合で混和している化粧品である。
がある。これらは人体の皮膚保湿機構のバランスが、種
々の外的条件(風、温度、湿度等)や内因性の条件(年
齢等)によって崩れた場合に、良質の油性成分や保湿性
の高い親水性物質をバランス良く皮膚に与える目的で使
用されている。例えば、化粧水は保湿成分やアルコール
、水などからなる親水性の透明な外観を有する化粧品で
あり、乳液、クリームは油性成分と水性成分が適当な割
合で混和している化粧品である。
[発明が解決しようとする問題点]
ここで、化粧水は透明な外観を保つのに油分(エモリエ
ント剤)、香料、薬剤等を可溶化して作られ、またO/
W型の乳液やクリームは多量や油分を乳化したエマルシ
ョンとして作られており、それにより皮膚への保湿効果
、エモリエント効果を高めている。従って、皮膚へのエ
モリエント効果を高めるためには、多量の油分を多量の
乳化剤により可溶化あるいは乳化して配合すれば良いわ
けであるが、一般に使用されているいずれの乳化剤もそ
の界面活性能とは裏腹に皮膚に対し多少とも刺激性を有
している。そのため、安全性の面から界面活性剤の配合
量は制限されており、当然、可溶化及び乳化されるべき
油分量も制限されてしまう。つまり、所望の保湿効果や
エモリエント効果を付与できないという問題があった。
ント剤)、香料、薬剤等を可溶化して作られ、またO/
W型の乳液やクリームは多量や油分を乳化したエマルシ
ョンとして作られており、それにより皮膚への保湿効果
、エモリエント効果を高めている。従って、皮膚へのエ
モリエント効果を高めるためには、多量の油分を多量の
乳化剤により可溶化あるいは乳化して配合すれば良いわ
けであるが、一般に使用されているいずれの乳化剤もそ
の界面活性能とは裏腹に皮膚に対し多少とも刺激性を有
している。そのため、安全性の面から界面活性剤の配合
量は制限されており、当然、可溶化及び乳化されるべき
油分量も制限されてしまう。つまり、所望の保湿効果や
エモリエント効果を付与できないという問題があった。
これらの問題点を解決する手段としては、従来から油分
を内包したマイクロカプセルを化粧料中に配合すること
が考えられていた。例えば特開昭60−112897号
公報には比重調整により分散性をよくしな功ブセル含有
界面活性剤溶液が開示されている。また、特開昭59−
73510号公報によれば、皮膚柔軟成分、香料、薬効
成分を内包した重合性高分子の膜から成るカプセルを化
粧料に配合することにより、メイクアップ化粧料の使用
感等を向上できることが開示されている。しかし、本発
明者等が追試してみたところ、前者の公報では、使用時
にカプセルの°゛逃げ°が生じ、容易にカプセルを圧縮
崩壊することができず、内包物の漏出が起こらない。ま
た、後者の公報で使用されるカプセルは、化粧水、クリ
ーム等に配合し使用した際、カプセル径が1〜100μ
mと極めて微小なため圧縮崩壊が困難であり、さらに崩
壊できた場合でもカプセルの膜物質が残存して皮膚に対
して異物感を生ずるいう欠点を有していた。
を内包したマイクロカプセルを化粧料中に配合すること
が考えられていた。例えば特開昭60−112897号
公報には比重調整により分散性をよくしな功ブセル含有
界面活性剤溶液が開示されている。また、特開昭59−
73510号公報によれば、皮膚柔軟成分、香料、薬効
成分を内包した重合性高分子の膜から成るカプセルを化
粧料に配合することにより、メイクアップ化粧料の使用
感等を向上できることが開示されている。しかし、本発
明者等が追試してみたところ、前者の公報では、使用時
にカプセルの°゛逃げ°が生じ、容易にカプセルを圧縮
崩壊することができず、内包物の漏出が起こらない。ま
た、後者の公報で使用されるカプセルは、化粧水、クリ
ーム等に配合し使用した際、カプセル径が1〜100μ
mと極めて微小なため圧縮崩壊が困難であり、さらに崩
壊できた場合でもカプセルの膜物質が残存して皮膚に対
して異物感を生ずるいう欠点を有していた。
本発明者等は、この問題点を解決すべく鋭意検討を行っ
た結果、疎水性成分を内包するカプセルの膜物質として
ゼラチンを使用し、ざらにカプセル中の疎水性成分とゼ
ラチンの重量比、カプセルの粒径および水溶性高分子を
含む外相の粘度を、ある特定の範囲内に限定するならば
、皮膚への塗布の際、指掌からのカプセルの°°逃げ°
゛がなく容易に圧縮崩壊きせることができ、また膜の残
存による異物感がない優れたカプセル含有化粧料が製造
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
た結果、疎水性成分を内包するカプセルの膜物質として
ゼラチンを使用し、ざらにカプセル中の疎水性成分とゼ
ラチンの重量比、カプセルの粒径および水溶性高分子を
含む外相の粘度を、ある特定の範囲内に限定するならば
、皮膚への塗布の際、指掌からのカプセルの°°逃げ°
゛がなく容易に圧縮崩壊きせることができ、また膜の残
存による異物感がない優れたカプセル含有化粧料が製造
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
[問題を解決するための手段]
すなわち、本発明は、疎水性成分を内包したゼラチンカ
プセルを、水溶性高分子を含む水相中に含有してなり、
該疎水性成分とゼラチンの重量比が 1=10〜100
:1であり、ゼラチンカプセルの平均粒子径が100〜
1000μmであり、かつ系の粘度が1000〜200
00cpsであることを特徴とする化粧料である。
プセルを、水溶性高分子を含む水相中に含有してなり、
該疎水性成分とゼラチンの重量比が 1=10〜100
:1であり、ゼラチンカプセルの平均粒子径が100〜
1000μmであり、かつ系の粘度が1000〜200
00cpsであることを特徴とする化粧料である。
以下、本発明の構成について述べる。
本発明の化粧料の水相中に配合される水溶性高分子とし
ては、天然高分子、半合成高分子、合成高分子が挙げら
れ、これらを更に具体的に例示すると、天然高分子では
、カラゲナン、アルギン酸、トラガント、ペクチン、デ
ンプン、キサンタンガム、ゼラチン、ガゼイン、寒天、
アラビアガム等、半合成高分子では、デンプン、セルロ
ース、アルギン酸の誘導体等、合成高分子では、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリアクリル
酸ソーダ等が挙げられるが、一般に化粧品に使用きれる
水溶性高分子ならば良くこれらに限定するものではない
。
ては、天然高分子、半合成高分子、合成高分子が挙げら
れ、これらを更に具体的に例示すると、天然高分子では
、カラゲナン、アルギン酸、トラガント、ペクチン、デ
ンプン、キサンタンガム、ゼラチン、ガゼイン、寒天、
アラビアガム等、半合成高分子では、デンプン、セルロ
ース、アルギン酸の誘導体等、合成高分子では、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリアクリル
酸ソーダ等が挙げられるが、一般に化粧品に使用きれる
水溶性高分子ならば良くこれらに限定するものではない
。
本発明においては、上記水溶性高分子の一種または二種
以上を水相中に配合するが、そうして得た水相の粘度値
がブルックフィールド型回転粘度計による測定値で10
00〜20000cpsの範囲内にあることが必要であ
る。1000cpsより低いと皮膚上に塗布する際指掌
からのカプセルの°°逃げ°°が生じ、また20000
cpsより高いと使用感触が著しく低下し好ましくない
。ここで本発明者等が使用した粘度測定器は、具体的に
は株式会社東京精機製B型粘度計B8L型であり、測定
条件はローターナンバー4.12rpmである。
以上を水相中に配合するが、そうして得た水相の粘度値
がブルックフィールド型回転粘度計による測定値で10
00〜20000cpsの範囲内にあることが必要であ
る。1000cpsより低いと皮膚上に塗布する際指掌
からのカプセルの°°逃げ°°が生じ、また20000
cpsより高いと使用感触が著しく低下し好ましくない
。ここで本発明者等が使用した粘度測定器は、具体的に
は株式会社東京精機製B型粘度計B8L型であり、測定
条件はローターナンバー4.12rpmである。
本発明の化粧料に配合されるゼラチン膜のカブセルを製
造する方法としては公知の方法を用いればよく、例えば
単純コアセルベーションやコンプレックスコアセルベー
ションその他種々が挙げられるが、一般的にはコンプレ
ックスコアセルベーション法が採用される。
造する方法としては公知の方法を用いればよく、例えば
単純コアセルベーションやコンプレックスコアセルベー
ションその他種々が挙げられるが、一般的にはコンプレ
ックスコアセルベーション法が採用される。
次に、上記ゼラチン膜カプセルに内包される疎水性成分
としては、動植物油、炭化水素油、エステル油、シリコ
ーン油、高級脂肪酸、高級アルコール、ワックス、ビタ
ミン及びビタミン様作用物質、各種香料が挙げられ、こ
れらをざらに具体的に例示すると、動植物油ではミンク
油、タードル油、サフラワー油、グレープシード油、大
豆油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油
、綿実油、アボガド油、オリーブ油、サザンカ油、ツバ
キ油、バーシック油、ヒマシ油、ホホバ油、落花生油、
オレンジ油等、炭化水素油では流動パラフィン、スクワ
ラン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等、エ
ステル油ではイソプロピルミリステート、イソプロピル
パルミテート、ブチルステアレート、ヘキシルラウレー
ト、イソノニルイソノナネート、イソトリデシルノナネ
ート、2−エチルへキシルパルミテート、2−へキシル
デシルラウレート、2−オクチルデシルパルミテート、
2−オクチルドデカニルミリステート、ジー2−へキシ
ルデシルアジベート、ジー2−エチルへキシルサクシネ
ート、リンゴ酸ジイソステアリル、乳酸2−オクチルド
デカノール、グリセリントリイソステアレート、ジグリ
セリントリイソステアレート等、シリコーン油ではメチ
ルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、脂
肪酸変性ポリシロキサン、脂肪酸アルコール変性ポリシ
ロキサン、ポリオキシアルキレン変性ポリシロキサン等
、高級脂肪酸ではミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リルイ
ン酸、°イソステアリン酸等、高級アルコールではセタ
ノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、
ラノリンアルコール等、ワックスでは密ロウ、キャンデ
リラワックス、鯨ロウ、カルナバワックス等、ビタミン
ではビタミンA、B2、D。
としては、動植物油、炭化水素油、エステル油、シリコ
ーン油、高級脂肪酸、高級アルコール、ワックス、ビタ
ミン及びビタミン様作用物質、各種香料が挙げられ、こ
れらをざらに具体的に例示すると、動植物油ではミンク
油、タードル油、サフラワー油、グレープシード油、大
豆油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油
、綿実油、アボガド油、オリーブ油、サザンカ油、ツバ
キ油、バーシック油、ヒマシ油、ホホバ油、落花生油、
オレンジ油等、炭化水素油では流動パラフィン、スクワ
ラン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等、エ
ステル油ではイソプロピルミリステート、イソプロピル
パルミテート、ブチルステアレート、ヘキシルラウレー
ト、イソノニルイソノナネート、イソトリデシルノナネ
ート、2−エチルへキシルパルミテート、2−へキシル
デシルラウレート、2−オクチルデシルパルミテート、
2−オクチルドデカニルミリステート、ジー2−へキシ
ルデシルアジベート、ジー2−エチルへキシルサクシネ
ート、リンゴ酸ジイソステアリル、乳酸2−オクチルド
デカノール、グリセリントリイソステアレート、ジグリ
セリントリイソステアレート等、シリコーン油ではメチ
ルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、脂
肪酸変性ポリシロキサン、脂肪酸アルコール変性ポリシ
ロキサン、ポリオキシアルキレン変性ポリシロキサン等
、高級脂肪酸ではミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リルイ
ン酸、°イソステアリン酸等、高級アルコールではセタ
ノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、
ラノリンアルコール等、ワックスでは密ロウ、キャンデ
リラワックス、鯨ロウ、カルナバワックス等、ビタミン
ではビタミンA、B2、D。
E等、ビタミン様作用物質ではα−リボ酸、フェルラ酸
等が挙げられるが、一般に化粧品に適用できる脂溶性原
料であれば良(、これ等に限定するものではない。
等が挙げられるが、一般に化粧品に適用できる脂溶性原
料であれば良(、これ等に限定するものではない。
本発明に適用されるカプセルの粒子径は100〜100
0μmである。カプセル粒子径が100μmより小ざい
と、壁膜強度が高いため化粧水、クリーム等の化粧料と
して使用した際指掌等の圧力のみでは破壊が困難になり
(内包物を放出することができない場合があり)、また
1000μmを越えると皮膚への塗布の際指掌からのカ
プセルの°°逃げ゛が著しくなる。
0μmである。カプセル粒子径が100μmより小ざい
と、壁膜強度が高いため化粧水、クリーム等の化粧料と
して使用した際指掌等の圧力のみでは破壊が困難になり
(内包物を放出することができない場合があり)、また
1000μmを越えると皮膚への塗布の際指掌からのカ
プセルの°°逃げ゛が著しくなる。
更に、各種疎水性成分を内包したカプセルの化粧料にお
ける配合量としては、0.1〜95重景%重量囲内が好
ましい。
ける配合量としては、0.1〜95重景%重量囲内が好
ましい。
また、カプセルを形成する疎水性成分とゼラチンとの重
量比は1;10〜100:1の範囲で選ばれる。疎水性
成分に対するゼラチンの重量比が1:10より大きいと
、カプセルの壁膜が厚くなるため、皮膚への塗布の際指
掌がらのカプセルの°゛逃げ°°が著しくなって容易に
破壊できず、さらに破壊できても壁膜が残存して皮膚に
対して異物感を生じる。また、重量比が100:1より
大きいと、カプセル皮膜の強度が著しく低下し、製品製
造時点でカプセル破壊が生ずる可能性もあることから実
用には適きない。
量比は1;10〜100:1の範囲で選ばれる。疎水性
成分に対するゼラチンの重量比が1:10より大きいと
、カプセルの壁膜が厚くなるため、皮膚への塗布の際指
掌がらのカプセルの°゛逃げ°°が著しくなって容易に
破壊できず、さらに破壊できても壁膜が残存して皮膚に
対して異物感を生じる。また、重量比が100:1より
大きいと、カプセル皮膜の強度が著しく低下し、製品製
造時点でカプセル破壊が生ずる可能性もあることから実
用には適きない。
本発明の上記ゼラチンカプセル膜は、それ自体は非品性
で透明性があり、更に内包物に対して十分な非透過性を
有するものである。
で透明性があり、更に内包物に対して十分な非透過性を
有するものである。
本発明は、上記のようにして得られるマイクロカプセル
を化粧水、乳液、クリーム等の化粧料中に配合し、これ
までにない効果を付与したものである。
を化粧水、乳液、クリーム等の化粧料中に配合し、これ
までにない効果を付与したものである。
[発明の効果]
本発明のカプセル含有化粧料は、使用時にカプセルの”
逃げ”がなく指掌等で容易に破壊して内容物が漏出でき
、皮膚上への油分の展開が容易で、かつ破壊後のカプセ
ル膜の残存による異物感も全く生じないという利点を持
ち、使用性が良く皮膚に対し滑沢及び湿潤性を付与する
上で優れた効果を有する化粧料である。
逃げ”がなく指掌等で容易に破壊して内容物が漏出でき
、皮膚上への油分の展開が容易で、かつ破壊後のカプセ
ル膜の残存による異物感も全く生じないという利点を持
ち、使用性が良く皮膚に対し滑沢及び湿潤性を付与する
上で優れた効果を有する化粧料である。
[実施例]
以下に実施例をあげて本発明をざらに具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
酸処理ゼラチン10gとアラビアゴム10gを40℃の
精製水200gに溶解し、スクワラン150gを加えて
プロペラ攪拌機で300 r p mの条件で攪拌した
。ざらにこの油滴分散液に10%酢酸水溶液を滴下して
pHを463に調整し、40℃の精製水600gを加え
て希釈した。次いで攪拌を続けながら容器外より冷却し
、液温を8℃にしてカリウム明ばん10%水溶液20g
を加え、2時間攪拌しカプセル膜を硬化させた。
精製水200gに溶解し、スクワラン150gを加えて
プロペラ攪拌機で300 r p mの条件で攪拌した
。ざらにこの油滴分散液に10%酢酸水溶液を滴下して
pHを463に調整し、40℃の精製水600gを加え
て希釈した。次いで攪拌を続けながら容器外より冷却し
、液温を8℃にしてカリウム明ばん10%水溶液20g
を加え、2時間攪拌しカプセル膜を硬化させた。
この様にして得られた生成物をデカンテーション法によ
り水相と分離し、ざらに水洗を繰り返すことにより、ゼ
ラチンとスクワランの重量比が1:30で平均粒子径が
700 u mのカプセルを得た。
り水相と分離し、ざらに水洗を繰り返すことにより、ゼ
ラチンとスクワランの重量比が1:30で平均粒子径が
700 u mのカプセルを得た。
このカプセルを、以下のような処方で配合して3000
cpsの粘度を有する透明ゲル状の化粧水を得た。なお
、粘度は株式会社東京精機製B型粘度肝B8L型により
ローターナンバー4.12rpmの条件で測定した。以
下、水沫に準する。
cpsの粘度を有する透明ゲル状の化粧水を得た。なお
、粘度は株式会社東京精機製B型粘度肝B8L型により
ローターナンバー4.12rpmの条件で測定した。以
下、水沫に準する。
グリセリン 5重量%プロピレ
ングリコール 4 ゼラチンカプセル 5エタノール
10ポリアクリル酸ソーダ
1防腐剤 適量 精製水 75また比較例とし
て、上記処方でポリアクリル酸ソーダの配合量を0.2
% と低くし、系の粘度を800cpsにしたゲル状化
粧水(比較例1)、処方は同等で、特開昭59−735
10号公報に記載のIn 5itu重合法により調製し
たメチルメタクリレートの膜から成る粒径100 u
mのカプセルを配合したゲル状化粧水(比較例2)、カ
プセルを配合せず処方中に実施例1と同量のスクワラン
のみを分散したゲル状化粧水(比較例3)の各々を調製
し、上記実施例との比較評価を行った。
ングリコール 4 ゼラチンカプセル 5エタノール
10ポリアクリル酸ソーダ
1防腐剤 適量 精製水 75また比較例とし
て、上記処方でポリアクリル酸ソーダの配合量を0.2
% と低くし、系の粘度を800cpsにしたゲル状化
粧水(比較例1)、処方は同等で、特開昭59−735
10号公報に記載のIn 5itu重合法により調製し
たメチルメタクリレートの膜から成る粒径100 u
mのカプセルを配合したゲル状化粧水(比較例2)、カ
プセルを配合せず処方中に実施例1と同量のスクワラン
のみを分散したゲル状化粧水(比較例3)の各々を調製
し、上記実施例との比較評価を行った。
その結果を表−1に示すが、実施例1は他の例に較べて
評価項目のいずれについても優れていた。
評価項目のいずれについても優れていた。
9; (スクワラン漏出量/スクワラン配合量)の値が
1に近い程漏出し易いと判定 実施例2 乳液 メチルフェニルシロキサン:ビタミンE=1=0.1の
割合の油分を内包し実施例1と同様の方法で調製したカ
プセル(ゼラチン:内包物=120平均粒子径500u
m)を、以下の様な処方で配合して1500cpsの粘
度を有するゲル状乳液を得た。
1に近い程漏出し易いと判定 実施例2 乳液 メチルフェニルシロキサン:ビタミンE=1=0.1の
割合の油分を内包し実施例1と同様の方法で調製したカ
プセル(ゼラチン:内包物=120平均粒子径500u
m)を、以下の様な処方で配合して1500cpsの粘
度を有するゲル状乳液を得た。
ステアリン酸 2重量%セタノー
ル 2ワセリン
3ラノリンアルコール 2 流動パラフイン 10ポリオキシエチ
レン モノオレイン酸エステル(IOEO) 2防腐剤、酸
化防止剤 適量 グリセリン 3 プロピレングリコール 5トリエタノール
アミシ 1ゼラチンカプセル
8 ポリアクリル酸ソーダ 0.5精製水
61.5実施例5 クリーム 実施例1と同様の方法で調製したγ−リルイン酸を内包
したゼラチンカプセル(ゼラチン:内包物=1:30、
平均粒子径600μm)及び流動パラフィン:香料=1
0.1の割合の油性成分を内包したゼラチンカプセル(
ゼラチン:内包物=1=25、平均粒子径600μm)
の2種を、以下の処方で配合し、18000cpsの粘
度を有するクリームを得た。
ル 2ワセリン
3ラノリンアルコール 2 流動パラフイン 10ポリオキシエチ
レン モノオレイン酸エステル(IOEO) 2防腐剤、酸
化防止剤 適量 グリセリン 3 プロピレングリコール 5トリエタノール
アミシ 1ゼラチンカプセル
8 ポリアクリル酸ソーダ 0.5精製水
61.5実施例5 クリーム 実施例1と同様の方法で調製したγ−リルイン酸を内包
したゼラチンカプセル(ゼラチン:内包物=1:30、
平均粒子径600μm)及び流動パラフィン:香料=1
0.1の割合の油性成分を内包したゼラチンカプセル(
ゼラチン:内包物=1=25、平均粒子径600μm)
の2種を、以下の処方で配合し、18000cpsの粘
度を有するクリームを得た。
ミツロウ 2重量%ステアリ
ルアルコール 5 ステアリン酸 8スクワラン
10自己乳化型プロピレン グリコールモノステアレート 3 ポリオキシエチレン セチルエーテル(20EO) 1 防腐剤、酸化防止剤 適量プロピレングリ
コール 8 グリセリン 4 トリエタノールアミン 1ゼラチンカプセ
ル 2 (内包物質 γ−リルイン酸) ゼラチンカプセル 10(内包物質
ルアルコール 5 ステアリン酸 8スクワラン
10自己乳化型プロピレン グリコールモノステアレート 3 ポリオキシエチレン セチルエーテル(20EO) 1 防腐剤、酸化防止剤 適量プロピレングリ
コール 8 グリセリン 4 トリエタノールアミン 1ゼラチンカプセ
ル 2 (内包物質 γ−リルイン酸) ゼラチンカプセル 10(内包物質
Claims (1)
- 疎水性成分を内包したゼラチンカプセルを、水溶性高分
子を含む水相中に含有してなり、該疎水性成分とゼラチ
ンの重量比が1:10〜100:1であり、ゼラチンカ
プセルの平均粒子径が100〜1000μmであり、か
つ系の粘度が1000〜20000cpsであることを
特徴とする化粧料
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP309886A JPS62161712A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 化粧料 |
US08/996,020 US6231873B1 (en) | 1986-01-10 | 1997-12-22 | Cosmetic containing fine soft microcapsules |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP309886A JPS62161712A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161712A true JPS62161712A (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=11547867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP309886A Pending JPS62161712A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161712A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125313A (ja) * | 1987-11-07 | 1989-05-17 | Shiseido Co Ltd | 化粧料 |
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JPH01265007A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-23 | Shiseido Co Ltd | 外用剤 |
JPH03287511A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-18 | Sunstar Inc | 化粧料およびその使用方法 |
Citations (3)
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JPS60112897A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-19 | ライオン株式会社 | カプセル含有界面活性剤組成物 |
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-
1986
- 1986-01-10 JP JP309886A patent/JPS62161712A/ja active Pending
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