JPS60112897A - カプセル含有界面活性剤組成物 - Google Patents

カプセル含有界面活性剤組成物

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JPS60112897A
JPS60112897A JP58220420A JP22042083A JPS60112897A JP S60112897 A JPS60112897 A JP S60112897A JP 58220420 A JP58220420 A JP 58220420A JP 22042083 A JP22042083 A JP 22042083A JP S60112897 A JPS60112897 A JP S60112897A
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JP
Japan
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capsule
capsules
specific gravity
surfactant solution
surfactant
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Application number
JP58220420A
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English (en)
Inventor
涌井 二男
松下 貴男
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Lion Corp
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Lion Corp
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Publication date
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は界面活性剤溶液と肉眼で見ることのできるカプ
セルとからなる界面活性剤組成物に関するものである。
〔従来技術〕
従来、界面活性剤溶液とカプセルとからなる界面活性組
成物は種々知られている。また、このような組成物にお
いて、カプセルを肉眼的に見える比較的大きな寸法とし
、その分散させたカプセルによる美感を利用したものも
知られている。例えば、特開昭47−39111号公報
によれば、界面活性剤を含む高粘性のゲルを分散媒とし
、その中に肉眼で見えるカプセルを空間配置的に安定に
分散させたものが開示されている。このような界面活性
剤組成物は、その中に分散させたカプセルが空間配置的
に安定化され、長期間にわたって浮上及び沈降を生じな
いものではあるが、分散媒として用いる界面活性剤溶液
が極めて高粘性のものであるため、容器からの流出性に
著しく劣り、実際の使用には著しい不便が伴った。
〔目 的〕
本発明は、従来技術に見られる前記欠点を克服した界面
活性剤溶液と比較的大きな寸法を有するカプセルとから
なる界面活性剤組成物を提供することを目的とする。
〔構 成〕
本発明によれば、粘度1000cp以下の界面活性剤溶
液と粒子直径が0.5〜5mmのカプセルとがらなり、
該カプセル含量は0.01〜5重量%であり、かつ界面
活性剤溶液とカプセルとの間の比重差を±0.1の範囲
内に調節したことを特徴とするカプセル含有界面活性剤
組成物が提供される。
本発明において、カプセルの分散媒として用いる界面活
性剤溶液は一般的に市販されている界面活性剤溶液と同
程度の粘性を有するもので、その粘度は10〜1000
cρ(25℃での測定値、以下同じ)、好ましくは50
〜600cpである。この場合、界面活性剤としては、
従来公知のアニオン系、ノニオン系、カチオン系及び両
性の界面活性剤が包含され、その種類は特に制約されな
い。このようなものの具体例としては、アニオン系界面
活性剤としては、例えば、高級アルコールの硫酸エステ
ル塩、高級、アルコールのエチレンオキシド付加物の硫
酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、パラフィ
ンスルホン酸塩等;ノニオン系界面活性剤としては、例
えば、アミンオキシド、高級脂肪酸ジェタノールがアマ
イド、アルコールやアルキルフェノールのエチレンオキ
シド付加物、糖アルコール脂肪酸エステル等;カチオン
系界面活性剤としては、例えば、長鎖アルキルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ジ長鎖アルキルジメチルア
ンモニウムクロライド等;両性界面活性剤としては、例
えば、カルボキシベタイン、スルホベタイン等を挙げる
ことができる。本発明で用いる界面活性剤溶液は、前記
のような界面活性剤の他、従来一般に用いられる補助添
加剤が添加され、このような補助添加剤は、組成物の用
途に応じて適宜選択され、一般的には、芒硝や食塩等の
無機塩類、ビルダー類、湿潤剤、可溶化剤、紫外線吸収
剤、軟化剤、キレート化剤、粘度調節剤等が挙げられる
。この界面活性剤溶液において、界面活性剤含量は、通
常、1〜40重量%、好ましくは5〜25重量%である
本発明の界面活性剤組成物は、前記の界面活性剤溶液に
対し、肉眼で見える寸法、通常、粒子直径0.5〜5m
m、好ましくは1〜4mmのカプセルを添加することに
よって形成される。このカプセルは、使用に際して、易
破壊性のもの、即ち、使用に際しての物理的応力によっ
て容易に破壊されたり、あるいは使用に際しての水中で
の溶解によって破壊されるものであれば良く、その種類
は特に制約されない。このようなカプセルについては従
来既に公知であり、従来公知の方法、例えば、米国特許
第3341466号明細書や米国特許第3726803
号明細書に記載されたコアセルベーション法等の方法に
よって製造される。
本発明で用いる好ましいカプセルとしては、カプセル壁
材として、水溶性高分子を用いたものが挙げられる。こ
のような水溶性高分子としては、例えば、ペクチン、カ
ラギーナン、アルギン酸、アミロペクチン、グアガム等
の多糖類、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体
の他、ポリビニルアルコール、ゼラチン等が挙げられる
。このようなカプセル壁材を用いてカプセルを好ましく
製造するには上記コアセルベーション法の他、例えば、
同心の細孔を有する2重ノズルを用い、中心ノズルから
カプセル化すベーき芯物質を含む溶液又は懸濁液を、及
びその中心ノズルを包囲する環状ノズルからカプセル壁
材を同時に押出す方法も採用することができる。このよ
うな水溶性高分子をカプセル壁材としたカプセルを用い
る場合は、カプセル壁材の架橋剤による不溶化法の他、
組成物中においてはその溶解を防止することが必要であ
るが、このようなカプセルの溶解防止は、組成物のρ■
を調節したり、あるいは組成物中に電解質を加えたり、
アルコール等の水溶性高分子に刻する貧溶媒を加えるこ
と等により、水溶性高分子の界面活性剤溶液に対する溶
解度を減少させることによって行うことができる。
カプセル化すべき芯物質としては種々のものがへあり、
組成物の用途との関連で種々の添加剤が用いられるが、
一般的には、少量で高価な添加剤や、物理的及び化学的
に不安定な添加剤が適用され、例えば、香料、シリコー
ン、動植物油、鉱油等が挙げられる。また、本発明で用
いるカプセルは製品の美感を高めるために、着色剤や、
チタンマイカ、魚すン箔等のパール剤を芯物質や壁材に
添加することもできる。
本発明の組成物において、カプセル含量は、通常0.0
1〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%程度であり
、また、カプセルとその分散媒となる界面活性剤溶液と
の間の比重差は±0,1の範囲内、即ち、界面活性剤溶
液の比重をXとし、カプセルの比重をYとすると、両者
の比重の関係を次の式ように規定する。
X−0,1≦Y≦X+0.1 本発明者らの研究によれば、カプセルと界面活性剤溶液
との間の比重差をこのような関係に規定する時には、界
面活性剤溶液の粘度が1000cp以下であっても、簡
単な攪拌あるいは容器に入れて数回の振り混ぜによって
均一に分散させることができ、しかもその均一分散され
たカプセルは、そのまま静置しても、少なくともその使
用時間、例えば、少なくとも5分間程度はその均一分散
状態を保持し、使用に際しては一定濃度で流出すること
が見出された。この比重差が±0.1より大きくなると
、カプセルの均一分散が、困難になる上、分散し−たカ
プセルが容易に浮上又は沈降するようになるので、カプ
セルによる美感も得られず、また使用に際してカプセル
が界面活性剤溶液と共に均一に流出しないという欠点が
生じる。本発明においては、前記比重差は、特に、±0
.02の範囲内に保持するのが好ましい。
本発明において用いられるカプセルは、美感を高めるた
めに、赤、青、黄等の着色物あるいはそれらの着色物の
混合物として用いたり、あるいはパール光沢を付与して
用いるのが有利であり、またこの場合、界面活性剤溶液
の色あるいは本発明の組成物を入れる容器の色をそのカ
プセルの黄色となるように適当に透明着色することが望
ましい。
さらに、本発明の場合、カプセルが分散媒としての界面
活性剤溶液中に均一分散することを促進させるために、
カプセルの殆ど全部の比重を界面活性剤溶液の比重より
もわずかに軽くする事が有利である。又、カプセルの一
部の比重を界面活性剤溶液の比重よりもわずかに軽くし
残部のカプセルの比重を界面活性剤溶液の比重よりもわ
ずかに重くすることも有利であり、本発明においては全
カプセルのうち10%以上、好ましくは50%以上のカ
プセルの比重が界面活性剤の溶液の比重よりも軽いこと
が望ましい。
〔効 果〕
本発明のカプセル含有界面活性剤組成物は、通常、透明
容器に入れた形で市販及び適用され、液体シャンプー、
液体洗浄剤、液体リンス、液体化粧料、液体柔軟剤等と
して使用される。本発明のカプセル含有界面活性剤組成
物を容器に入れる場合、内容物の振り混ぜに適するよう
に、容器の」法としては内容積100〜500m Hの
ものを用い、ヘッドスペース(容器内の液体と蓋体との
間に形成させる空間)を5mQ以上、好ましくは]Om
Q以」二にするのがよい。このような容器に収容させた
本発明のカプセル含有界面活性剤組成物は、それを静置
しておくと、カプセルは、その界面活性剤溶液との間の
比重差に応じて浮上及び/又は沈降するが、この場合の
比重差は特定範囲内に保持されているために、使用に際
し、わずか3〜5回の振り混ぜによって界面活性剤溶液
中に均一に分散し、かつその均一分散は使用時間中、例
えば少なくとも5分間は保持される。しかも、本発明の
製品は、その粘度が比較的低いことから、製造に際して
の容器への充填及び使用に際しての容器からの流出が容
易であるという使用上の利点を有している。
従って、容器に充填された本発明の製品は、使用に際し
、容器を数回振り動かすと、美麗なカプセルが内容物中
に均一に分散されて、使用する人に美感を生しさせると
共に、容器から流出させる時は、その流出には不便はな
く、しかもカプセル濃度の均一な流出物が得られる。そ
して、界面活性剤溶液と共に流出したカプセルは、使用
に際しての物理的応力によって破壊されたり、水中に溶
解する等して、内部に包蔵された芯物質が外部へ放出さ
れる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 カプセルとしては、壁材としてゼラチンを用いて常法に
よって得られた内部に芳香油(リモネン)及びシリコン
油の混合物を含有する粒子径約1.5〜2.5mm(平
均粒子径2mm)を有するもので、比重が1.03のも
の(カプセルA)、比重が1.05のもの(カプセルB
)、比重が0.99のもの(カプセルC)、0.94の
もの(カプセルD)及び0.89のもの(カプセルE)
をそれぞれ用いた。
また、界面活性剤溶液としては、液体シャンプー組成物
として慣用されている次の成分組成のものを用いた。
成 分 重量部 AES −Na (p = 3) 20ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド 4.5Na2SO42,0 カチオン化セルロース 0.5 精製水 73 なお、前記AES −Na (p = 3)は、ポリオ
キシエチレン(3モル付加物)ラウリルエーテル硫酸ナ
トリウムを示す。
次に、前記カプセルA及び/又はBと界面活性剤溶液と
を200m Qの透明ボトルに、ヘットスペース5mQ
を残して充填し、開口部を蓋体により密封した。このよ
うにしてカプセルと界面活性剤溶液を充填したボトルを
静置して、カプセルを浮上及び/又は沈降させた後、ボ
トルを上下に5回振り動かして、液中におけるカプセル
の分散均一性を目視により判定し、またその振り動かし
てから5分後におけるカプセルの分散均一性を調べて分
散安定性の良否を判定した。その結果を表−1に示す。
なお、表−1において、比重差(X −Y)は、界面活
性剤溶液の比重(X)とカプセルの比重(Y)との間の
比重差を示すもので、(+)の符号はカプセルの比重の
方が界面活性剤よりも小さいこと、及び(−)の符号は
カプセルの比重の方が界面活性剤溶液よりも大きいこと
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘度1000cp以下の界面活性剤溶液と粒子直
    径が0.5〜5+++n+のカプセルとからなり、該カ
    プセル含量は0.01〜5重量%であり、かつ界面活性
    剤溶液とカプセルとの間の比重差を±0.1の範囲内に
    調節したことを特徴とするカプセル含有界面活性剤組成
    物。
JP58220420A 1983-11-22 1983-11-22 カプセル含有界面活性剤組成物 Pending JPS60112897A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62161712A (ja) * 1986-01-10 1987-07-17 Shiseido Co Ltd 化粧料
JPS635011A (ja) * 1986-06-24 1988-01-11 Morishita Jintan Kk 寒天皮膜カプセルを含有する化粧用組成物

Cited By (3)

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JPS62161712A (ja) * 1986-01-10 1987-07-17 Shiseido Co Ltd 化粧料
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JPH06104606B2 (ja) * 1986-06-24 1994-12-21 森下仁丹株式会社 寒天皮膜カプセルを含有する化粧用組成物

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