JPS62161426A - プレス曲げ加工方法 - Google Patents

プレス曲げ加工方法

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Publication number
JPS62161426A
JPS62161426A JP486986A JP486986A JPS62161426A JP S62161426 A JPS62161426 A JP S62161426A JP 486986 A JP486986 A JP 486986A JP 486986 A JP486986 A JP 486986A JP S62161426 A JPS62161426 A JP S62161426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
punch
bending
flange
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP486986A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozaburo Yoshimura
吉村 庄三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP486986A priority Critical patent/JPS62161426A/ja
Publication of JPS62161426A publication Critical patent/JPS62161426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は成形素材にある曲率を有する曲げ線に沿って曲
げ加工を行ないフランジ等の折曲部を形成する場合にお
いそ、折曲部に発生するスプリングバック力によるプレ
ス成形品の変形を抑えるようにしたプレス曲げ加工方法
に関する。 (従来の技術) 従来、プレス曲げ加工において、品物の曲げ部分には弾
性限界以上の力を加えて曲げるように設計されるが、そ
れでもなお加わった力が除かれると、いくぶんもどの方
へ戻ろうとする傾向、つまりスプリングバックがある。 即ち、第6図に示すプレス曲げ型1において、第7図の
平板2を曲率半径Rの曲げ線でフランジ曲げを行なうに
は、ダイ3上にセットされた平板2をバッド4で押えて
固定した後、ポンチ5を下降させることによってフラン
ジ部6を形成し、第8図のようにプレス品7を成形する
。 しかし、この状態からポンチおよびパッド4を上昇させ
てプレス品7を無負荷状態にすると、プレス品7は第9
図に示すように弾性回復による変形が生じ、所望の形状
を得ることができない。 それ故、fiSlO図に示すよう番こ、伸びフランジ曲
げ成形後に発生する一般面8の変形を抑える方法として
、あらかじめフランジ面10を波形に変化させ、フラン
ジ先端の線長を伸ばしておく方法があった。 ところが、縮みフランジ曲げ成形後、発生する一般面の
変形を積極的に防ぐ方法はなく、単に変形量をあらかじ
め予測し、その変形量をプレス曲げ型に見込んで型設計
がなされていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、フランジの曲げ成形においては、伸びと
縮みの両方が作用する場合が多く。 フランジの幅方向の各位置で、その塑性変形量が異なる
ため、成形後の弾性応力の回復量に差が生じ、−設面へ
の曲げモーメントによる作用で一般面が変形する。 また、伸びフランジ曲げ成形における波形を形成する上
述の方法では、フランジ部を前もって波形にするプレス
工程が増加し、かつ−設面に微少ひずみ(而ひずみ)が
生じる等の問題点があった。 さらに、あらかじめ変形量を予測する方法では、正確な
予測が困難であるため、トライアンドエラーでプレス型
の補正を繰り返さなければならない等の問題点が生じて
いた。 未発明は上記事情に鑑みて、所定の形状に曲げ加工され
たフランジ等の折曲部に型開放時に起こる形状変化を伴
なう歪みを発生させないようにし、一般“面へ変形が及
ばないようにして成形品の形状のばらつきを抑えて精度
の向ヒを図ったプレス曲げ加工方法を提供することにあ
る。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明はダイとポンチを用い
て成形素材に折曲部を形成する際、曲げ加工の完了時に
、前記ダイとポンチとの間で、前記折曲部に当接する圧
縮手段により折曲部を圧縮させることを特徴としている
。 (作 用) このような構成としたことにより、曲げ加工された折曲
部の曲げ応力に対して型開放時にその反作用として起こ
るスプリングバック力は、曲げ加工の完了時にダイとポ
ンチとの間で圧縮手段が折曲部を圧縮させる力によって
吸収されることになる。 したがって、曲げ加工後の変形を伴なう歪を抑えること
が可能となり、成形品のばらつきをなくして寸法精度を
向上させることができる。 (実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 なお、従来例に示した構成要素と同等の機能を有するも
のは同一符号で表わすことにする。 第1図および第2図において、本発明のプレス曲げ加工
は、従来と同様に鋼板等の平板2をダイ3上に載置して
パット4により固定するとともに、ポンチ5の下降によ
り平板2の曲げ加工を行ない、折曲部としてのフランジ
部11を形成する。 第1図に示す第1実施例は、ダイ3に特徴を有するもの
で、曲げ加工の際、ダイ3とポンチ511、’Iに形成
される間隙、即ちクリアランス12を2段構成としてい
る。クリアランス12は、ダイ3の側壁上面3aと下降
したポンチ5の側壁面5aとで形成されるEmlクリア
ランスDおよびダイ3の側壁下面3bとポンチの側壁面
5aとで形成される、第1クリアランスDよりもわずか
に狭い第2クリアランスHとからなっている。このため
、ダイ3の側壁下面3bに段差を形成し、ポンチ5側に
突出する圧縮手段としての突出部13を設けており、こ
の突出部13に折曲げられたフランジ部Uの素材先端部
I4が当接するようになっている。 このような構成によるプレス曲げ方法を次に説明する。 まず、ダイ3上にa置された平板2がポンチ5の下降に
より折曲げられる。ポンチの先端面5bがダイの側壁下
面3bよりも下降すると、フランジ部の素材先端部14
は突出部13に当接し、さたにこの素材先端部14は強
い面圧を突出部!3から受けてフランジ部11が所定の
形状に形成される。 このとき、ポンチ5による押圧力によって、フランジ部
Itに生ずる曲げ変形力がフランジ幅方向で不均一とな
るため、型開放時にスプリングがツク力としてフランジ
部11シいては一般面の形状を変えることになるが、型
閉時において、所定の形状に加工されたフランジ部11
に上記突出部
【3による素材への圧縮力が加わるため、
フランジ部11に内在するスプリングバック力等の歪を
吸収することになる。よって、型開放時に起こる形状寸
法のばらつきをなくし、精度の高い成形品を得ることが
できる。 上記第1実施例の方法を第3図に示す実際の鋼板に適用
して測定した結果、第4図および第5図に示す測定デー
タが得られた。 第4図は加圧する部分のフランジ部全体に占める割合J
/Iに対する不具合の発生JIKを測定したもので、曲
線Aが従来例の場合1曲線Bは第1実施例の場合を示し
ている。ここでIはフランジ部11の折曲げ底面から先
端部端面までの長さ、Jは面圧が加わるフランジ部11
の素材先端部14の幅方向長さである。 したがって、第4図から加圧する部分の面積はフランジ
部の先端から10%程度が良いことがわかる。 第5図は第1.第2クリアランスの比H/Dに対する不
具合の発生IKを測定したもので、曲線りは従来例、曲
線Xは第1実施例を示している。 この結果、クリアランス比H/Dが小さくなれば加圧力
が大きくなり、不具合の量Kが減少する。しかし、現実
的にはフランジ長が伸びるとか、かじりが発生するとい
った別の問題が生じるため、)I1020.7〜0.9
程度の値が最適である。 次に、本発明の第2実施例を第2図に基づいて説明する
。 第2実施例はフランジ部の素材先端部14を加圧する手
段として第1実施例におけるクリアランスの差を設ける
方法でなくスライドコアによるカム又は油圧シリンダ等
の駆動力によって。 フランジ部先端を抑えつける方法である。 すなわち、ダイ3の側壁下面3bをその上面3aよりも
削り落してダイ3とポンチ5間に下方から突き上げ可能
な圧縮手段としての突き上げ部材15を配置している。 ダイの側壁下面3bにおける削り落し部分の上限は折曲
されたフランジ部11の素材先端部14における端面1
4aよりも上方位置にあり、ダイ3.フランジ部11お
よび突き上げ部材15とで囲まれた空間部Pを設けてい
る。 上記第2実施例のプレス曲げ方法を次に説明する。 まず、従来例と同様にポンチ5が下降して平板2を折曲
し始め、さらにポンチ5をダイの側壁下面3b位置下ま
で下降させると、フランジ部1】が所定の形状に曲げ加
工される。このポンチ5の下降後、突き上げ部材15が
上記カムやシリンダの作動により突き上げられてフラン
ジ部の素材先端部14をその端面側から押圧する。 この結果、曲げ成形完了とほぼ同時期に曲げ成形を受け
たフランジ部の素材先端面14に局部的に圧縮力が負荷
されることにより、型開放後に発生するスプリングバッ
ク力を、変形が許されない型閉時に吸収することになる
ので、所定の形状に曲げ加工されたフランジ部11はそ
の形状を型開放後も保つことができる。 本発明は丘記第1.第2実施例において説明した方法に
限らず、フランジ先端部に負荷する荷重の種類や方向(
引張り、圧縮、せん断)はどのようなものであってもよ
く、荷重を負荷する部位はフランジ先端からフランジ幅
■の10〜30%程度であればよい。また突出部13は
、ダイ3の側壁部に貫通する横孔を設けてカム等の作動
によりポンチ5の下降後ダイの側壁から突出する摺動部
材であってもよい。 また、第2実施例における突き上げ手段の方法は、フラ
ンジ先端を押圧できる構成であれば、カム、油圧駆動以
外のもので良く、たとえばウレタン、コイルバネを用い
た弾性部材を用いてもよい。 (発明の効果) 以上説明したことから明らかなように、木発明は曲げ加
工の完了時にダイとポンチとの間で圧縮手段により折曲
部が圧縮されるので1曲げ加工による折曲部に内在する
歪が原、因で起こる一般面に及ぶスプリングバック力を
相殺して寸法精度にばらつきのないプレス曲げ加工品を
製造することができる。 また、プレス金型に弾性回復による曲げ加工品の変形量
を見込む必要がなくなり、金型の寸法形状の特定が容易
となり、型製作費の低減、リードタイムの短縮を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における金型構造を説明す
る構成断面図、 第2図は本発明の第2実施例における第1図と同様な構
成断面図、 第3図は第1実施例の実験データを得るための素材寸法
を示す上面図と右側面図である。 第4図および第5図は、第3図の素材によりプレス曲げ
を行なった従来例と第1実施例の測定データを示してお
り、第4図は加圧する部分のフランジ部全体に占める割
合に対する不具合の発生量を表わし、第5図はクリアラ
ンス比に対する不具合の発生量を表わす各グラフである
。 第6図は従来例におけるフランジ曲げ型の構成断面図、 第7図ないし第9図は従来例におけるフランジ曲げ工程
を示す図、 第10図は従来例におけるスプリングバック除去方法を
説明する図である。 2・・・平板   3・・・ダイ 5・・・ポンチ  11・・・フランジ部(折曲部)1
3・・・突出部(圧縮手段) 15・・・突き上げ部材(圧縮手段) 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか1名) 第1図       第2図 第4図       第、。 JAN/Q (D=0.8mm) 第6図 第7図   第8図   第9図 @10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイとポンチを用いて成形素材に折曲部を形成す
    る際、曲げ加工の完了時に、前記ダイとポンチとの間で
    、前記折曲部に当接する圧縮手段により折曲部を圧縮さ
    せることを特徴とするプレス曲げ加工方法。
JP486986A 1986-01-13 1986-01-13 プレス曲げ加工方法 Pending JPS62161426A (ja)

Priority Applications (1)

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JP486986A JPS62161426A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 プレス曲げ加工方法

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JP486986A JPS62161426A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 プレス曲げ加工方法

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JPS62161426A true JPS62161426A (ja) 1987-07-17

Family

ID=11595678

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104550439A (zh) * 2013-10-15 2015-04-29 龙承精密股份有限公司 冲压成品的制造方法
CN107745043A (zh) * 2017-12-01 2018-03-02 柳州市钜嘉机械有限公司 一种汽车覆盖件回弹处理模具结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104550439A (zh) * 2013-10-15 2015-04-29 龙承精密股份有限公司 冲压成品的制造方法
CN107745043A (zh) * 2017-12-01 2018-03-02 柳州市钜嘉机械有限公司 一种汽车覆盖件回弹处理模具结构

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