JPS62160776A - 光起電検知器およびその製造方法 - Google Patents

光起電検知器およびその製造方法

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JPS62160776A
JPS62160776A JP62000618A JP61887A JPS62160776A JP S62160776 A JPS62160776 A JP S62160776A JP 62000618 A JP62000618 A JP 62000618A JP 61887 A JP61887 A JP 61887A JP S62160776 A JPS62160776 A JP S62160776A
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ダニエル・アマニユアル
ピエール・フエリ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平面構造のHgClTeからなる光起電検知器
およびその製造方法に関するものである。その半導体材
料HgCdTeが小さな禁止帯幅を有するこの検知器は
とくに赤外線の検知に適する。
半導体化合物は実際vcは弐I(gl−エC(lxTθ
のテルル化水銀(HgTe)およびテルル化カドミウム
(caTs)からなる固溶体である。一般に組成と呼ば
れる0と1との間のパラメータx2はテルル化カドミウ
ム:テルル化水銀比を決定する。それはまた、化合物の
禁止帯幅FBgを決定しかつこれは順次放射線のスペク
トル検知範囲を決定する。禁止帯幅Bgはλ。
= 1.24/Eg (λ。はμioでかEg Fie
vで表わされる〕を有する検知器の遮断波長λ。以下の
波長のフォトンの検知を可能にする。
組成x2は連続的に調整されることができ、したがって
λ。=0.8μm (x = 1 )から非常に大きな
波長Cx=o、17でEeg=0)の広いスペクトル範
囲のカバーが可能となり、30μmの波長までの検知が
明らかにされている。
通常最大の関心は大気透過窓、例えば波長3〜5μmお
よび8〜12μmの窓に適合されるスペクトル範囲に帰
らせられる。これらの透過窓は、周囲温度(290°K
)に近い温度で物体が約10μmの波長で最大の固有放
出を有するため、実際には熱的作像に良く適合させられ
る。0.30および0.20に近い組成x2はそれぞれ
3〜5および8〜12μmのスペクトル範囲に対応する
化合物HgCdTeは高性能赤外線装置を具備する検知
器を製造するのに一般に採用されている。これらの検知
器は光電型かまたは光起電型からなる。
本発明は第2の型の装置に関する。
HgCdTeはまた将来赤外線装置を具備するため集積
電子読取り検知器のモザイクを製造するのに最も有望で
あると思われる。したがって、それは非常に低い消散を
有する読取り回路への最適結合を許容する高品質の光起
電検知器の製造を可能にする。
以下に、光起電検知器にエリ考慮されるような種々の性
能基準について説明する。かかる検知器の特性I = 
t (v)を示す、添付第1図に現われる最も重要なパ
ラメータは、 入射フォトンフラックスの関数である短絡電流またはフ
ォト電流工。、 フォト電流工。に比して小さくなければならない、検知
器の逆バイアスに対応する暗電流工。、高くなければな
らないゼロバイアスダイナミック抵抗IR0、 検知器が逆バイアスされるときダイナミック抵抗に対応
しかつ電子読取り回路への最適結合のためかつ逆バイア
スされた検知器の雑音を最小にするために高くなければ
ならない分路抵抗R8、および 高アバランシェ電圧vAである。
もちろん、これらの性能は使用温度に対する上限を付与
し、それは禁止帯長agが減少しかつ遮断波長λ。が高
いとき小さくなる。とくに、Roは使用温度範囲にした
がって、exp(−[iig/kT)またはexp(B
g/2にτ)として変化し、kはボルツマン係数そして
Tはケルビン温度である。
しかしながら、低温度に向って、温度に関係なくかつ検
知器の表面上の漏洩電流現象と結合される電流発生の結
果として性能に限度がある。これらの漏洩電流の原因は
遮断波長にL9極めて急速に増大する中間帯トンネル効
果とすることができる。高性能は、とくに制限された7
オトンフラツクス、例えば赤外線天文学における周囲条
件により低温に向って求められることができる。
最初に、プラナ−(平面)技術を使用して、光起電検知
器はHgCdTe半導体材料における単−PN接合の形
で製造された。添付第2図はプラナ−(平面)構造のH
gCdTθ検知器を示す。この検知器は単結晶CdTe
基板1上の検知器の能動領域を構成する拡散N型区域5
を有するO<1<1を持つP型のHgニーxCdxTo
  からなる単結晶層6からなる。
半導体層3の上方には、例えばN型区域5上への電気的
接触を許容する窓9を有するZn8からなる絶縁被覆7
がある。接触は、例えばクロミニラム−金からなる接点
要素11によって保証される。
かかる検知器はとくに、1981年のアカデミツク・プ
レス発行の「セミコンダクタズ・アンド・セミメタルズ
J、第18巻、第201頁の第6章テルル化水銀カドミ
ウムに記載されている。
残念ながら、これらの簡単なプラナ−構造検知器は、そ
れらのスペクトル範囲かつしたがってそれらの使用を制
限する、過度の暗電流工。かつしたがって不適切なダイ
ナミック抵抗R0を有してい九HgCdTe光起電検知
器の性能を実行するために、小さな禁止帯幅を有するP
N接合およびより太きな禁止帯幅を有°するPN接合を
持つヘテロ接合の形で検知器を製造することが検討され
た。1983年の「ソリッドeステート・エレクトロニ
クス」第26巻第1号の第65〜69頁に明らかにされ
カつ[コモン・アニオン・ヘテロジャンクションズ(共
通アニオンへテロ接合) : C4’l’e−CdHg
Te Jと題されたピー・ミグリオラートおよびニー・
デー・ホワイトによる論文において、0(z(1による
N cDτe/P HgエーエC(1xTeヘテロ接合
および工り一般的には禁止帯幅EglおよびEiig2
 t″有し、 EglがEg  より小さくかつX工が
I2より小さいペテロ接合NHg   Cd  Ts/
PHg   Cd  Toについて1 ” X IX 
1l−X IX 2記載されている。
この型のへテロ接合は第3図のLうに略示されることが
できる。このへテロ接合はN型の注入または拡散区域1
7を有する他のP型Hg1−エ Cd工Te単結晶層1
5が上方にある単結晶p W mgよ−エ、C(i工、
Te単結晶層13からなる。
かかるヘテロ構造において、エネルギ帯の接続は実質上
結合帯を決定する共通アニオン法則に従う。この結合帯
はへテロ接合においてギャップを持たず、ギャップEg
2− gg工は導通帯に転送される。さらに、ヘテロ接
合は急である。すなわち組成第2から組成I工に急に変
化する。
導通帯の不連続性に鑑みて、大きな波長のフォトンは検
知されることができない。したがって、8g2およびa
g工間のエネルギフォトンは組成X工の材料に単に吸収
されることができる。その構造の照射中に発生される電
子はそれらがポテンシャル障害に遭遇するためへテロ接
合を横断することができない。
ミグリオラートおよびホワイトは電子によるヘテロ接合
の通過に対抗するポテンシャル障壁の除去を可能にする
逐次ヘテロ接合に工ってこの問題を切り抜けることを提
案した。
ポテンシャル障壁は組成x2の部分において十分に高く
かつ前記ドーピングおよび組成のへテロ接合において十
分逐次的変化である逐次Nドーピングのため消滅する。
添付第4図は一方で半導体材料の深さ2(第3図)の関
数としてNドーピング(DN)の変化をかつ他方で2の
関数として前記材料の組成Xの変化を示す。
明らかに非常に魅力的ではあるけれども、かかる屏決は
、すべてのパラメータが正確に調整されねばならないた
め、多くの製造上の困難を生じる。
したがって、以下の条件が満されねばならない。
すなわち、 電気的接合(N型材料からP型材料への通過)および冶
金学的接合(組成Iの最大変化)は一致しなければなら
ず、 組成x2の領域NのドーピングDHは十分高くなければ
ならず、そして 組成Iの変化はドーピングDNの変化に比して逐次的過
ぎてはならない。
ヘテロ接合を通る電子の通過に対抗するポテンシャル障
壁がそこに存するようにこれらの条件の1つが満たされ
ないことが必要である。これらの電子は小さな禁止帯幅
Eg工を有するI□の組成の半導体の照射の結果として
発生される。
他の公知のHgCdTeの詳細は、1976年オプテイ
カ・アプリカータV工、3.第99〜103頁に発表さ
れた「保護接合面を有する新規なCdHgTeフォトダ
イオード型式」と題するイー・イブラスおよびジエイー
ピョートロスキーによる論文における半導体層の厚さに
したがう組成Xの連続的変化を使用する。これらの検知
器において、Xの最大値は絶縁材との中間面に生じる。
しかしながら大きな禁止帯幅を有するN型のHgCdT
eに接触する場合に、高波長において同一の感度損失を
持続する。
本発明はとくに上述した検知器に比して改善された性能
特性を有するプラナ−構造およびヘテロ接合を備えたH
gCdTa光起電検知器に関する。さらに、この検知器
は危険な工程を伴なわず簡単な製造方法によって製造さ
れることができる。それゆえ、本発明はとくに、第1の
導′1型式′f:備えかつ第2の導電型式の第1領域を
含みそしてそのI□が0と1の間の数である第1 Hg
CdTe Cd、 Te単結晶半導体層、この第1半導
体層の上方に配置された電気的絶縁材および前記第1領
域に発生された電気信号を集めるのに使用する前記絶縁
材上に配置された電気接点要素を有する平面構造を備え
、第1の導電型式の第2のIlg   Cd’I’s単
結晶半導1−X 2  X 2 体重が前記第1半導体層と前記絶縁材との間に挿入され
、 X2は0と1との間x1を越える数であり、前記第
2半導体層は前記第1領域と向い合いかつそれと接触す
る第2の導電型式の第2領域を含みそして前記接点要素
が前記第2部分を横切りかつ前記第1領域を部分的に貫
通する部分からなる光起電検知器に関する。
本発明による検知器は従来技術に比して以下の利点を有
する。すなわち、 とくに組成およびドーピング外観に関連して危険のない
技術的構成、 温度に依存する暗電流の減少の結果として高い動作温度
に対して改善された性能特性、温度に関係なく、暗電流
の減少かっとくに表面漏洩電流により一低塩においてカ
ニつ弱いフォトンフラックスによる改善された性能特性
を有する。
組成X工とx2の半導体間の組成外観は臨界的でなくか
つ急激または逐次的にすることができる(約1ミクロン
の厚さに関しての変化による)。したがって、導電体が
小さな禁止帯幅、すなわち組成X工の半導体にまで変化
するとき、検知器の照射中前記半導体に発生された電子
は上述したポテンシャル障壁により構成される如何なる
妨害もなく外部回路に自由に通過することができる。
好ましくは、第1および第2半導体層はP壓導電性をか
つ第1および第2区域はN型導電aを有する。好都合に
は、第1区域は0.5〜5μmの厚さを有する。
本発明による光起電検知器はこれを前面によりすなわち
絶縁材側から照射することによりまたは後面により、す
なわち絶縁材と反対側から照射することにより使用され
ることができる。第1使用モードにおいて、検知器の感
知領域、すなわち第2導電性例えばN型の区域は金属化
によって部分的にのみ被覆されねばならない。
好都合には、本発明による検知器は前記第1区域に発生
された信号を処理するための手段からなる。
本発明はまたプラナ−構造およびヘテロ接合を有する光
起電検知器の製造方法に関する。
本発明によれば、この方法は、以下の工程、すなわち、 (a)工、が0と1との間の数である第1導電型式の第
1 Hg x−x  Cd x  Te単結晶半導体上
に、x2がXzより大きくかつ0と1との間の数である
前記第1導電型式の第2Hg   C(I  T@単結
晶半導体層を蒸1−工2   第2 着し、 (b)第1電気的絶縁材層を前記第2半導体層上に蒸着
し、 (b)感知領域を実現するために前記第1絶縁材層に窓
を開け、 (d)前記感知領域を構成する第2導電型式からなる2
つの重畳領域、前記第1半導体層の第1領域および前記
第2半導体層の第2領域を形成するため前記第1および
第2半導体層を前記第1絶縁材層を通してドーピングし
、 (e)前記第2半導体層を完全にかつ前記第1半導体層
を部分に横切る能動領域の位置に電気接点ホールを形成
し、 (f)前記電気接点孔を金属化する工程からなる。
この方法は実施が簡単でかつ危険な工程を有しない。
・本発明による方法を実施する好適な方法に工れば、工
程(d)は工程(θ)の後に行なわれ、第1絶縁膚の窓
がまた接点孔を製造するのに役立つ。これはとくに減じ
られた外辺部を有するN型の纂1区域の形成を可能にす
る。
好都合には、工程(f)の前に、接点ホールの底部に第
2導電型式の過ドーピングが存在する。
以下に、本発明を非限定的な実施例および添付図面に関
連して詳細に説明する。
第5図は本発明によるプラナ−(平面)構造を有する光
起電検知器の第1実施例を示す。
この検知器は検知されるべき放射を透過する単結晶基板
20からなる。赤外線を検知する特別な場合において、
基板20は0<x工く1を有する第1Hgエーエ Cd
xTs単結晶半導体層22に工って被覆される。とくに
、!は0.2(x□<0.3のようにすることができか
つ例えば0.2に等しい。X工の値は検知器によって検
知し得る光線の中心波長を決定する。この半導体層22
はP型を有しかつその厚さは5〜15μmの間で変化す
ることができる。
層22は光起電検知器の能動領域を実質上構成するN型
拡散または注入区域24t−含む。この区域24は0.
5〜5μmの間の厚さeを有する。
半導体層22はO<:Y2< 1 f有するHg l−
、、Cd x2’rs単結晶半導体層26に裏って被覆
される。組成I2は組成X工より大きくかつ0.3< 
x2<0.8のようにすることができる。x2の値は考
えられる用途に依存する。
単に、検知器の良好な特性I = f (v) (第1
図)のために、x2は0.3または0.4に等しくする
ことができる。能動領域に発生された信号を処理するた
めの電子回路を備えた検知器に関しては、x2は0.7
にかつ同様に0.8までにすることρにする。
前記半導体層26FiP型導電性を有しかつその厚さは
0.5〜5μmの間にすることができる。半導体層26
はN型拡散または注入区域28を含んでいる。このN型
区域28はまた光起電検知器の感知領域の一部を形成す
る。2つのN型区域24および28は重畳されかつ隣接
する。
第2半導体層26は、例えば硫化亜鉛または酸化ケイ素
(81oまたは5tO2)からなる第1絶縁材層30に
よって被覆される。この絶縁材層30は検知器のN型区
域と同一の寸法を有する開口32を備えている。この第
1絶縁材30は第1絶縁材30と同一の性質の第2絶縁
材層34によって被覆される。これら2つの絶縁材層6
0および34は約0.5μmの厚さを有する。
第2絶縁材34は検知器の能動領域、すなわちN型区域
における電気的接触を許容する開口36を備えている。
接触は検知器の感知領域に形成された電気接点孔41に
配置される電気接点要素38によって保証される。この
接点要素38は第2絶縁材54の下方に配置された部分
67およびN型区域28を完全に横切りかつN型区域2
4を部分的に横切る部分39にエリ形成される。この接
点要素38は2つの重畳された層、すなわち約25nm
のクロミウム層および約1μmの金属の形にすることが
できる。
第5図に示した検知器は前面40、すなわち絶縁材34
の側によってか、または後面42、すなわち基板20の
自由側から照射されることができる。検知器の能動領域
または区域Nがその前面40により、矢印によって記号
化された放射を検知する。ことができるようにするため
、接点要素38の表面上の部分37は前記能動領域(第
5図の左方部)を完全に被覆してはならない。
この実施例において、本発明による検知器は好都合には
基板20を持たない。この場合に、半導体層22は15
μmを越える厚さを有しかつ例えば500μmである。
さらに、半導体層22および26はN型導電性を有する
ことができ、その結果検知器の感知領域を形成する拡散
または注入領域はその場合にP型である。
第6図は本発明によるプラナ−構造光起電検知器の第2
実施例を示す。第5図に示した検知器の部分とすべての
点において同一の前記検知器の部分は同一参照符号を有
する。異なってはいるが、同一機能を満す構造的部分は
同一参照符号にat−付して示す。
第6図に示した検知器は、上述のごとく、検知されるべ
き放射を透過しかつN型拡散または注入区域24を含ん
でいる0<x工〈1を有する第1P型Hg   C(I
  Teによって被覆される単結晶基板20からなる。
後者は0.5〜5μmの間の厚さを有する。半導体層2
2はO<xl<x2< 1を有するIE2p型)1g 
  Cd  To単結晶半導体層26によ1−3C23
:2 って被覆される。この半導体層26は第1半導体層22
に配置されたN型区域24aの上方に配置されかつ接触
するN型区域zaat含んでいる。
第2半導体層26は検知器の能動領域における電気的接
触を許容する開口36を有する絶縁層64によって被覆
される。電気的接触は絶縁材34の上方に配置された部
分57aおよびN型区域28aを完全に横断しかつN型
区域24aを部分的に横断する部分39aを有する接点
要素38aによって保証される。
@5図の検知器の構造により簡単な構造を有しかつとく
に単一絶縁層のみを有する第6図の検知器は後面42(
基板の自由側)によって検知器の照射によるのみの使用
に向けられる。これらの条件下で、絶縁材34の上方に
ある接点要素38aの部分37aは検知器の感知領域ま
たはN型区域を完全に被覆することができる。この実施
例において、N型区域2B&の外辺部は第5図の検知器
の外辺部に比して減じられる。さらに、前記検知器のN
型区域24aの形状は第5図に示した形状は第5図に示
した形状と異なる。
前述のごとく、基板20に任意に除去することができる
。この場合に、照明または照射が後面によるのみである
ことに留意して、半導体層は約10μmの比較的小さな
厚さを有しなければならない。
第5図の検知器と第6図の検知器との間の構造的差異は
、後で示されるように、とくにこれらの検知器のN型区
域の形成に関連してその僅かに異なる製造方法に関連づ
けられる。
本発明によるかつ第5図および第6図に示された光起電
検知器は、暗電流源の顕著な減少により弱いフォトンフ
ラックスの場合に高低再動作温度において性能特性を改
善した。これらの暗電流は半導体材料の禁止帯幅に指数
関数的に依存して、とくに組成Xの2つの異なる半導体
層の使用により減じられ、最も弱い組成I工を有する層
は基板に隣接しかつ最も強い組成x2を有する層は絶縁
材34に隣接する。
さらに、組成X工の材料のN型区域24または24aの
厚さeを前記材料の孔の拡散長さ以下かつ例えば0.5
〜5μmの間でI□の値の関数として使用、することに
エリ、さらに暗電流を減少することができる。
最後、暗電流源をさらに減じるために、電気接点要素の
直ぐ近傍において、すなわち電気接点孔41の底部44
(第5図および第6図)にN過ドーピングを有すること
ができる。とくに、半導体層24および28のNドーピ
ングインの濃度は1015〜10   aシーの間にす
ることができかつ接点孔4゛1の底部のこれらの同一イ
オンのm度は1018at/cJを越えることができる
第7図は受は入れられる信号を処理するための装置を備
えた本発明による光起電検知器を示す。
検知器は後面型による照明からなりかつ10μmの赤外
線に向けることができる。前述のごとく、この検知器は
Q(x工く1を有するP型HgエーエCd工To、かつ
とくに拡散または注入N領域24&を含んでいるHgo
、8Cd0.、Teの半導体層22および0<X□〈x
2く1かつ例えば0.2 < X2 < 1を有する第
2Hg   Cd  Te半導体層24からなる。
1− x 2  x 2 組成x2は、できるだけ危険のない処理回路の製造を行
なうために、例えば考え得る最大の禁止帯幅Eg2のご
とき、全く電気的な条件の関数としてのみ選択される。
し念がって、半導体層26は検知器の能動領域に発生さ
れた信号の処理のために保有されかつ0.5〜5μmの
間の厚さを有する。
光起電検知器はまた検知器の感知領域(N区域)におけ
る接触のため開口36を備えた絶縁体34(例えば釦S
)からなる。接触は接点孔41に配置された電気接点要
素38aK−よって保証される。
前述のように、この接点要素38aは半導体層26を横
切りかつ半導体層22を部分的に貫通する部分39aか
らなる。
組成X□のN型区域24aに主として発生された信号の
処理は組成x2の層26に発生されたIRCCDの電荷
転送装置51に結合されるNMO8)ランジスタ45に
よって検知されることができる。光起電検知器と自体さ
れた信号を処理するための装置の例はとくにサンフラン
シスコでの1984年のrBDM会議の議事録に発表さ
れたコツホおよびフィリップス−〇BRC−による[オ
ン・チップ信号処理を備えたモノリシック・イントリン
シックNMO8HgCdTe IRCCD Jと題する
論文に記載されている。
NMO8)ランジスタ45は組成x2の半導体層26中
の水銀の拡散またはイオンの注入によって得られたN型
ソース46、絶縁材34上に配置されたゲート1i極4
8および絶縁材上に配置されかつゲート電極48に平行
なドレイン電極50を有する層26に誘起されるドレイ
ンからなる。ゲート電極48およびドレイン電極50は
例えばクロミウムー金により作られることができる。
電荷転送装置51は1126への電荷の転送のために使
用されかつゲート電極52および転送された電荷用のマ
ルチプレキシングミ極54を有する転送ゲートからなる
。ゲート電極52とマルチプレキシングミ極54は両方
とも絶縁材34上に配置される。
検知器の検知領域24aと回路入力を処理するためのN
MO8)ランジスタのソースとの間の結合はトランジス
タのソース46の下に配置された電気接点要素38&の
部分37aお工びN型区域24alC,!:つて直接実
施される。
次に前述された本発明による光起電検知器の2つの実施
例用の製造方法について説明する。
第8図ないし第15図は第5図に示した検知器の製造に
おける種々の工程を示す。
この方法の第1工程は、第8図に示すごとく、検知され
るべき放射を透過しかつ例えば赤外線検知のためサファ
イアまたCdTeからなる単結晶基板20上に、第1単
結晶半導体層22を蒸着することからなる。0と1との
間かつ例えば0.2に等しいl1t−有するこのHg□
−、CdxTo層22は層板20からエピタキシによっ
て形成されることができる。使用されることができかつ
従来公知であるエピタキシ法は液相エピタキシ、分子ジ
ェットエピタキシおよび水銀プラズマ内でのまたは有機
金属カドミウムおよびテルル化合物がらの陰極スパッタ
リングである。このP型半導体層22は例えば5〜15
μmの間の厚さを有する。
もし基板20が除去されるならば、半導体層22はブリ
ッジマン成長、固相結晶化またはトラベラ加熱法(TH
M)により固体形状で製造されることができる。
半導体層22上には、この層からのエピタキシによって
、第2のP型Hg   C(I  To単結晶半導1−
 X 2  X 2 体層26が蒸着(堆積)され、x2はX□を越えかっ0
および1の間にある数であり、例えば0・4に等しい。
この層26を形成するのに使用できるエピタキシ法は前
述した方法の1つであっても良い。
この半導体層26は0.5〜5μmの間の厚さを有して
いる。
第2半導体126は次いで約0.5μmの厚さを有する
第1絶縁層30により被覆される。例えば硫化亜鉛また
は酸化ケイ素からなるこの絶縁層は化学気相成長法によ
って堆積されることができる。
本方法の次の工程は第9図に示されるように、絶縁層3
0内に、その寸法が製造されるべき感知領域の寸法を画
成する孔32t−開口することからなる。窓32は例え
ば20μmの直径を有する。
この窓32は通常のフォトリングラフィ法により得られ
九レジンマスクを使用することにエリかつマスクされて
ない絶縁区域を除去、例えば化学的にエツチングするこ
とにエリ開口されることができる。エツチング剤は例え
ば硫化亜鉛層32の場合に塩酸にすることができる。
第10図に示されるごとく、本方法の次の工程は拡散ま
たは注入マスクとしてエツチングされた絶縁層30を使
用する半導体層26お工び22にイオンを拡散または注
入することからなる。
この感知領域はそれぞれの組成Xよおよびx2の2つの
N型区域24、28から形成される。N型区域28はそ
こに形成される半導体層26の厚さに等しい厚さを有し
かつN型区域24はそこに形成される層22の厚さ以下
の厚さを有する。例えば区域24は0.5〜5μmの間
の厚さを有する。検知器の感知領域の全体の厚さは、イ
オンの拡散の場合に、前記拡散の温度および持続時間に
よってかつイオン注入の場合に注入量およびエネルギに
1って決定される。
!11図に示されるごとく、本方法の次の工程は0.5
μmである第2絶縁層34にエリ完全な構造を被覆する
ことからなる。例えば硫化亜鉛または酸化ケイ素からな
るこの絶縁層は化学気相成長法によって堆積されること
ができる。
通常のフォトリングラフィ法を使用してかつ第12図に
示されるように、次いで陽のレジンマスク55が絶縁7
134上に製造され、開口57を備えている。使用され
るレジンは、シラプリーにより販売されているレジンA
 Z 1350のごとき、フェノールフォルムアルデヒ
ドレジンである。
検知器の感知領域(N区域)の直上に位置決めされる開
口57は例えば5μmの直径を有しかつ製造されるべき
電気接点孔の寸法の画成を可能にする。
次いで開口36はレジによって被覆されない絶縁材区域
を除去することにより絶縁層34に作られる。この除去
は化学的エツチングまたはイオン加工によって行なわれ
ることができる。硫化亜鉛絶縁材層34の場合に、化学
的エツチングはエツチング材として塩酸により実施され
ることができる。
第13図に示されるごとく、N型区域28の厚さ全体に
わたって、除去は電線材34お工びレジン55によって
マスクされない前記区域28の面積およびN型区域24
の厚さより小さい一定の浮上にわたって行なわれる。、
除去は、検知器の電気接点孔41を形成するために、絶
縁材およびレジンによりマスクされない前記区域24の
面積について行なわれる。
形成される接点孔41の直径はレジンマスク55の窓の
直径に等しくかつ例えば5μmに等しくそして前記孔の
深さは例えば5μmである。接点孔41の開口は、また
レジンマスク55の部分的除去を可能にするイオン加工
によって行なわれることができる。したがって、レジン
マスクは、これがアルゴンイオンのごとき、粗いイオン
によるその加工に関係なくスクリーンとして役立つこと
ができるために、2μmより大きい顕著な厚さを持たね
ばならない。HgCdTe半導体材料の加工率は約15
0 n m/1oinでかフレジンマスク55のエツチ
ング率は30nm/minである。イオン加工によるエ
ツチングは比較的深い接点孔(5μm)の発生を可能に
する。より浅い孔をエツチングしたいとき、あまり正確
でない化学的エツチング法が使用されることができる。
第14図に示されるように、化学的方法により残部を清
掃後、構造の金属化(メタライゼーション)が、より詳
細には陰極スパッタリングにより行なわれる。この金属
化58は2つの積み重ねられた層、すなわちそれぞれ厚
さ25nmお工び1μmを有するクロミウム層かつ次い
で金属によって形成されることができる。陰極スパッタ
リングによる堆積は接点孔41の底部および側部を被覆
する一様な厚さの2層金属化58を得させしめる。
第15図に示される工うに、本方法の次の工程は最終形
状に電気接点要素38を付与するように2層金属化58
をエツチングすることからなる。
このエツチングはレジンマスクにエリイオン加工または
化学的エツチングにより実施されかつ通常のフォトリン
グラフィ法にしたがって実施されることができる。クロ
ミウムー金属化による化学的エツチングの場合に、金エ
ツチングに関してはヨー化カリウムがかつクロミウムエ
ッチングに関しては水性NaOH+に3FeCN6水溶
液が使用される。絶縁材64を被覆する電気要素からな
る部分37はとくに第7図に示された回路である電気的
処理回路への得られた光起電検知器の接続を可能にする
合体された処理装置を有するモノリシック構造のこの特
別な場合において、一方でNMO8)ランジスタ45の
ゲート電極48およびドレイン電極52および他方で電
荷転送装置のマルチプレキシングミ極54は電気接点要
素38t−製造するためそのエツチング中金属化58に
より形成されることができる。
暗電流源を減じることにより得られる光起電検知器の性
能特性を強めるために、電気接点孔41(第13図〕の
形成に続いて、その底部44のN+型過通ドーピング実
施することができる。この過ドーピングは5・10  
・、t/c11の注入量および100Kevのエネルギ
によるホウ素イオンの注入により実施されることができ
る。
次に、後面からかつ第6図に示されるような照射の場合
における本発明による光起電検知器の製造方法について
説明する。
第16図に示されるごとく、帥述のように、連続的堆積
は、例えばテルル化カドミウム単結晶基板20上に2つ
のP型半導体層22.26のエピタキシによって行なわ
れる。層22はHgエーエ、Cd工、Teからなりかつ
層26は0<x工(x2< 1を有するHgCdTeか
らなる。基板20′ft除去する最1−12  X 2 適な場合において、半導体層22はCF2またはブリッ
ジマン法による結晶成長によって得られることができ、
これにその後面による検知器の照射を許容するために約
10μmに厚さを減じることが続く。これに例えば釦8
である絶縁層34の半導体層26上への直接堆積が続く
。とくにCVOによって堆積されるこのr@34は0.
5μmの厚さを有する。
第17図に示されるように、通常のフォトリングラフィ
法を使用して、2μmの厚さをもつレジンマスク55が
製造され、このマスクは例えば5μmの直径を持つ開口
57を有する。開口57の直径は製造されるべき電気接
点孔の寸法の画成を可能にする。次いで前記レジンマス
ク55を通ってレジンにエリ被覆されない前記絶縁層の
区域を除去することにエリ絶縁N34に開口36が形成
される。この除去は化学的エツチングまたはイオン加工
によって実施される。
本方法の次の工程は前記作業のマスクとしてレジンマス
ク55を使用する半導体層26および半導体層22のイ
オン加工からなる。加工は、層26の全体の厚さにわた
ってかつj−22の部分上で、0.5〜5μmの厚さに
わたって行なわれる。またそれはレジンマスク55の部
分的な除去を可能にする。かくして形成された第18図
に示す電気接点孔41は5μmの直径および約5μmの
深さを有する。半導体層22.26のイオン加工による
エツチング量は150nio/minでありそして残存
しているエツチングは3Qnm/minで行なわれる。
レジン残部の化学的清掃に続いて、イオン拡散または注
入は、光起電検知器の感知領域を形成するために、エツ
チングされた絶縁層341Cより、接点孔41内に行な
われる。第19図に示されるように、前記感知領域は2
つのN型区域28a。
24aから形成され、これらの区域の組成Iはそれぞれ
これらが画成される半導体層26および22の組成であ
る。
電気接点孔41内のイオン注入または拡散によるN区域
28&および24aの形成は、第8図ないし第15図に
関連して説明された方法に比して最も強い組成x2を有
する半導体層に形成されたN区域28aの外辺部の減少
を可能にする。導電性の逆転を許容するために、拡散の
場合に水銀イオンをかつイオン注入の場合にホウ素イオ
ンを使用することができる。
これらイオンの拡散または注入かつしたがって得られる
N区域の形状はこれらが拡散または注入される半導体層
の組成Xに依存する。とくに水銀イオンの拡散の場合に
おいて、1982年に結晶成長59の雑誌に発表されか
つ「CdxHgエーエTe中の拡散および関連材料」と
題するエヌ・ブラウンお工びニー・エフ・ダブリュー・
ライロビーによる論文は、水銀が同一作業条件下で組成
x = 0.4の材料におけるエリ組成X=0.2の半
導体材料において約10倍早く拡散することを示す。
さらに、本出願人は、半導体材料の組成Xが0.2から
0.3に変化するとき、同−水銀拡散条件下で得られた
拡散N区域の深さが2の因数以上により変化することを
見い出した。
本発明によって、組成X□=0.2の半導体材料に約1
0マイクロメータにわたってN型の横方向拡散があるな
らば、組成x2=0.4の半導体材料への対応する拡散
は約1μmである。組成X工の半導体材料中に形成され
るN区域はまた、組成X2の半導体材料のN区域により
発生されるかなりの表面差に留意して、「埋込み」区域
と呼ばれることができる。
N型区域24aおよび28aの形成に続いて、接点孔4
1の底部に過ドーピングするために任意のホウ素イオン
注入がある。最後にかつ再20図に示されるように、例
えば2つの層、すなわち次いで光起電検知器の電気接点
要素38a’i形成するためにエツチングされる金属お
よびクロミウム層によって形成される構造の表面の金属
化が存する。この場合に絶縁層34上に配置された接点
要素3811の部分37&は、検知器がその後面によっ
て、すなわち基板20側から照射されるため、検知器の
能動領域を完全に゛被覆することができる。
前面からの照射による光起電検知器の場合において、後
面からの照射による検知器の製造に関連して第17図な
いし第19図に関して説明されたように、接点孔を製造
した後のN区域の形成は、これらN区域の形状および寸
法が良好に制御されないかも知れないため、望ましくな
い。
第20図に示した構造は前に得られた(第15図)構造
より簡潔でかつ簡単である。それはとくに高密変の性質
のかつ多数の点をもつ赤外線光起電検知器のモザイクの
製造に申し分なく適合させられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はHgCciTs光起電検知器の端子に印加され
た電圧Vの関数としての電流工の変化を示しかつかかる
検知器によって満足されるべき種々のパラメータを示す
のに役立つ特性曲線図、 第2図は従来技術を示すプラナ−構造、単一接合型のH
gCdTe光起電検知器を略示する断面図、第3図は従
来技術を示すHgCdTsヘテロ接自の概略図、 第4図は一方でペテロ構造の半導体材料の深さくZ)の
関数としてのNドーピング(DN)の変化をかつ他方で
深さくZ)の関数としての前記材料の組成Xの変化を示
す特性図、 第5図は「前面、後面」照射を有する本発明による光起
電検知器を示す概略図、 第6図は「後面」照射を有する本発明による光起電検知
器を示す概略図、 第7図は検知器の能動領域において発生された合体され
た信号を処理するための装置を備えた本発明による光起
電検知器を示す概略図、第8図ないし第15図は第5図
の光起電検知器の製造における種々の工程を示す概略図
、第16図ないし第20図は第6図の光起電検知器の製
造における種々の工程を示す概略図である。 図中、符号20は基板、22は第1半導体層、24.2
4a、28.28aはN型区域、26は第2半導体層、
30は第1絶縁材1.62は窓、34は第2絶縁材層、
36は開口、37.37aは部分、38.38aは電気
接点要素、39゜59aは部分、40は前面、41は電
気接点孔、45はNMO8)ランジスタ、46はN型ノ
ース、48はゲート電極、50はドレイン電極、51は
電荷転送装置である。 二、・2 (外3名)  − ■    ト      ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1の導電型式を備えかつ第2の導電型式の第1
    領域を含みそしてそのx_1が0と1の間の数である第
    1Hg_1_−_x__1Cd_x__1Te単結晶半
    導体層、この第1半導体層の上方に配置された電気的絶
    縁材および前記第1領域に発生された電気信号を集める
    のに使用する前記絶縁材上に配置された電気接点要素を
    有する平面構造を備えた光起電検知器において、第1の
    導電型式の第2のHg_1_−_x__2Cd_x__
    2Te単結晶半導体層が前記第1半導体層と前記絶縁材
    との間に挿入され、x_2は0と1との間のx_1を越
    える数であり、前記第2半導体層は前記第1領域と向い
    合いかつそれと接触する第2の導電型式の第2領域を含
    みそして前記接点要素が前記第2部分を横切りかつ前記
    第1領域を部分的に貫通する部分からなることを特徴と
    する光起電検知器。 (2)前記第1半導体層は単結晶基板上に載置すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光起電検知
    器。 (3)前記第1および第2半導体層はP型導電をかつ前
    記第1および第2領域はN型導電を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の光起電検知器。 (4)前記第1領域は0.5〜5μmの間の厚さを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光起
    電検知器。 (5)x_1が0.2に等しくかつx_2が0.4に等
    しいことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光
    起電検知器。 (6)前記接点要素は前記第1および第2領域を部分的
    にのみ被覆することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の光起電検知器。 (7)前記第1領域に発生された信号を処理するための
    集積手段からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の光起電検知器。 (8)平面構造の光起電検知器を製造するための光起電
    検知器製造方法において、 (a)x_1が0と1との間の数である第1導電型式の
    第1Hg_1_−_x__1Cd_x__1Te単結晶
    半導体層上に、x_2がx_1より大きくかつ0と1と
    の間の数である前記第1導電型式の第2Hg_1_−_
    x__2Cd_x__2Te単結晶半導体層を蒸着し、 (b)第1電気的絶縁材層を前記第2半導体層上に蒸着
    し、 (c)感知領域を実現するために前記第1絶縁材層に窓
    を開け、 (d)前記感知領域を構成する第2導電型式からなる2
    つの重畳領域、前記第1半導体層の第1領域および前記
    第2半導体層の第2領域を形成するため前記第1および
    第2半導体層を前記第1絶縁材層を通してドーピングし
    、 (e)前記第2半導体層を完全にかつ前記第1半導体層
    を部分的に横切る能動領域の位置に電気接点孔を形成し
    、 (f)前記電気接点孔を金属化する工程からなることを
    特徴とする光起電検知器の製造方法。 (g)前記工程(d)と(e)との間で第2絶縁層の蒸
    着および前記接点孔を形成するための前記第2絶縁層へ
    の窓の開口が連続的に行なわれることを特徴とする特許
    請求の範囲第8項に記載の光起電検知器の製造方法。 (10)前記工程(d)は前記工程(e)の後に行なわ
    れ、前記第1絶縁層の前記窓はまた前記接点孔を製造す
    るのに使用されることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項に記載の光起電検知器の製造方法。 (11)前記工程(f)の前に、前記接点ホールの底で
    の第2導電型式の過ドーピングが存することを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項に記載の光起電検知器の製造方
    法。
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