JPS6216026B2 - - Google Patents

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JPS6216026B2
JPS6216026B2 JP52023609A JP2360977A JPS6216026B2 JP S6216026 B2 JPS6216026 B2 JP S6216026B2 JP 52023609 A JP52023609 A JP 52023609A JP 2360977 A JP2360977 A JP 2360977A JP S6216026 B2 JPS6216026 B2 JP S6216026B2
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JP
Japan
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region
type
conductivity type
regions
semiconductor layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP52023609A
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English (en)
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JPS53108786A (en
Inventor
Mitsutoshi Sugawara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP2360977A priority Critical patent/JPS53108786A/ja
Publication of JPS53108786A publication Critical patent/JPS53108786A/ja
Publication of JPS6216026B2 publication Critical patent/JPS6216026B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロジツク用回路素子に関する。
従来の電流注入型ロジツク回路(以下I2Lと略
す)は逆方向トランジスタ動作を利用しているた
め注入効率が悪く、低電力化及び高速化するのに
適していなかつた。
第1図は従来のI2Lの1例の断面図、第2図は
第1図のI2Lの等価回路図である。
図において、1はN+型半導体基板、2はN-
エピタキシヤル層、3及び5はP+型拡散層、6
はN+型拡散層である。このI2Lは通常、基板1を
接地し、P+型領域3(以下インジエクタと呼
ぶ)を電源7に接続して使用する。4はエピタキ
シヤル層2の一部であるから接地電位であり、イ
ンジエクタ3との接合は順方向となり、インジエ
クタ3より正孔の注入が起る。この正孔は近くの
P+型領域5に達し、3,4,5の各領域で第2
図の10で示す等価的な横方向PNPトランジスタ
を形成する。P+型領域5に達した正孔は信号の
入力端子8が開放の場合はこのような領域に溜
り、この電位が領域5と2との間の接合のしきい
値電圧(約0.5〜0.7V)を超ると基板1からエピ
タキシヤル層2を介して領域5へ電子の注入が起
つて上記正孔を中和するが、上記電子の一部はこ
こを通り抜けN+型層6へ達し出力端子9に現わ
れる。換言すると、領域2,5,6からなる等価
的NPNトランジスタ11が導通する。一方、入
力端子8が等価トランジスタ11のしきい値電圧
以下の場合、上記の領域5に注入された正孔は入
力端子を介して接地へ流れるため等価トランジス
タ11は非導通となる。出力端子9は次の段(図
示せず)の入力端子につながれるのは勿論であ
る。
上記構造のI2Lは、等価トランジスタ10が横
方向PNPトランジスタとして動作するため電流増
幅率が悪いこと、等価トランジスタ11が通常の
NPNトランジスタのエミツタとコレクタを逆に
した構造をしているため電流増幅率が低く、かつ
等価トランジスタ11のエミツタに相当するエピ
タキシヤル層2が低濃度のため電子の注入が起り
難く、ベースに相当する領域5は拡散によつて作
られるため上方ほど高濃度となり領域9に向つて
流れる電子(出力電流になるもの)に対し抑制電
界を作るため、ベース走行時間が長くなり高周波
特性が悪くなり高速動作ができないこと、またコ
レクタに相当する領域6は面積が小さいために収
集効率も悪い欠点がある。
本発明は上記欠点を除去し、高効率及び高速動
作のロジツク用回路素子を提供するものである。
本発明のロジツク用回路素子は、第1伝導型の
第1領域を有する半導体基板の該第1領域上に第
2伝導型埋込領域を設け、前記半導体基板上に第
1伝導型エピタキシヤル層を設け、該層表面から
前記埋込領域に達する第2伝導型第2領域を設け
て前記エピタキシヤル層を少くとも二つの領域に
分割し、前記分割された一方の領域に第2伝導型
の第3領域を前記埋込領域に対向して設け、前記
分割された他方の領域に少くとも一つのシヨツト
キー・バリア・ダイオードを設け、前記第1領域
を共通電位、第2領域を入力電極、第3領域を電
源電極、シヨツトキー・バリア・ダイオードの金
属側を出力電極とすることを特徴とする。
本発明を実施例により説明する。
第3図は本発明のロジツク用回路素子の1実施
例の断面、斜視図、第4図は第3図のロジツク用
回路素子の等価回路図である。
図において、21はN+型半導体基板、22は
P+型埋込領域23,24はN-型エピタキシヤル
層、25はP+型分離領域、26はP+型領域(イ
ンジエクタ)27は領域24と金属との接合によ
つて生ずるシヨツトキー・バリア・ダイオード
(以下SBDと略す)である。
領域26を電源に、基板21を接地にそれぞれ
接続すると、領域26と領域23との間の接合が
順方向となり領域26から注入された正孔の大部
分は領域22の左半分に達し、領域26をエミツ
タ、領域23をベース、領域22をコレクタとす
る縦型PNPトランジスタが動作する。一方、領域
25に接続された入力端子28が開放(ハイレベ
ルに当る)のときは、上記の領域22に達した正
孔のためかかる領域全体の電位が上昇し、領域2
2,21の接合部のしきい値電圧(0.5〜0.7V)
を超えると領域21から領域22に電子の注入が
起り、正孔を中和する。領域22に注入された電
子の大部分は領域24へ達し、SBD27を介して
出力端子29に現われる。即ち領域21をエミツ
タ領域22をベース、領域24をコレクタとする
NPNトランジスタが導通する。
一方、入力端子28がしきい値電圧より低い場
合は領域22に注入された正孔はすべて入力端子
28を介して接地へ流れ等価NPNトランジスタ
は非導通となる。
上記構造にしたことにより多くの利点が得られ
る。第1に領域22,24,26をそれぞれコレ
クタ、ベース、エミツタとする等価トランジスタ
が縦型PNPトランジスタであるため、従来の横型
に比べhFEやfTが数桁良い点であり、これは低
電力化に対し極めて効果的である。第2に領域2
1,22,24をそれぞれエミツタ、ベース、コ
レクタとする等価NPNトランジスタの濃度分が
通常のNPNトランジスタに近く、従来の逆トラ
ンジスタ型より1〜2桁良いhFEやfTが得られ
る点である。即ちエミツタに相当する基板21が
極めて高濃度であるため電子の注入効率が高く、
ベースに相当する領域22は高濃度ではあるが基
板21よりは低濃度であるため、かかる方向への
拡散(埋込拡散)は無視でき、コレクタに相当す
るエピタキシヤル層24の方向には誤差関数状に
拡散するためこの部分を通過する電子に対し加速
電界を生じ、ベース走行時間が短くなり、fT
上り、高周波特性が向上し、従つて高速動作が可
能になる。また、領域24はエピタキシヤル層で
あるから等性が良い。更にまた、従来のI2Lに比
しコレクタに相当する領域の面積が大きくなり効
率が良くなる。更にまた、エピタキシヤル層と金
属(アルミニウムあるいは他の金属)とにより
SBD27が作られるが、コレクタに直列にSBD2
7を入れることにより論理振幅(ハイレベルとロ
ーレベルの差)を0.5V程度小さくできるため速
度が向上する。
上記実施例はSBDを一つだけ設けた場合を示し
たが、SBDをいくつか作ることにより出力をいく
つも分離して取出せ、次段(図示せず)の入力で
ワイアード・オアが可能になるため僅かのペレツ
ト面積の増加でオア用のロジツクを略すことがで
きる効果が得られる。
尚、従来のI2Lでは等価NPNトランジスタのコ
レクタが高濃度のためSBDが作れず上記のような
ことは簡単にはできない。(SBDを個別に作れば
可能であるがそのために余計にペレツト面積が必
要となつてしまう)。本発明のロジツク回路素子
の製造は従来のI2Lより1回マスク工程が増加す
るが、合計3回のマスク工程で高性能の素子がで
きるのでその効果は大きい。
第5図は本発明のロジツク用回路素子の他の実
施例の断面図である。
これはアナログ動作を含む集積回路上に構成さ
れたもので、ロジツク回路素子41、NPNトラ
ンジスタ42、PNPトランジスタ43から成る。
P型半導体基板44にN+型埋込領域45,4
6,47とP+型埋込領域48,49,50が形
成される。これと同時にN+型埋込領域45,4
7の上にもP+型埋込領域51,52が形成され
る。この基板44の上にN型エピタキシヤル層を
成長させ、P+型入力引出領域53〜56とP+
分離領域57〜59とを拡散により同時に形成
し、N型エピタキシヤル層を領域60〜66に分
離する。次に、拡散によりP+型のインジエクタ
67、ベース領域68、エミツタ領域69を同時
に形成する。N+型埋込領域45の電極引出し領
域70、チヤンネルストツパのためのN+型領域
71、N+型エミツタ領域72、コレクタ引出し
のためのN+型領域73、ベース引出しのための
N+型領域74を拡散により同時に形成する。こ
れらの従来の製法と同じ方法で製造することがで
き、新しい工程を追加する必要はない。従つて高
性能縦型PNPトランジスタを含むアナログ集積回
路の製造方法で作ることができ、デジタルとアナ
ログを単一チツプで実現する必要のある場合に極
めて有効である。
また、従来、縦型PNPトランジスタを含む製造
方法を用いない場合と比較してもP+型埋込領域
形成用のマスク工程を1回増すことで本発明によ
るロジツク回路素子とPNPトランジスタを得るこ
とができ絶縁酸化時間を大幅に短縮できるため、
P+型埋込領域形成用マスク工程の追加によるデ
メリツトに比し、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電流注入型ロジツク回路の1例
断面図、第2図は第1図の電流注入型ロジツク回
路の等価回路図、第3図は本発明のロジツク用回
路素子の1実施例の断面斜視図、第4図は第3図
の素子の等価回路図、第5図は本発明のロジツク
回路素子の他の実施例の断面図である。 1……N型半導体基板、2……N型エピタキシ
ヤル層、3……P型拡散層、4……N型領域、5
……P型領域、6……N型領域、7……電源、8
……入力端子、9……出力端子、21……N型半
導体基板、22……P型埋込領域、23,24…
…N型エピタキシヤル層、25……P型分離領
域、26……P型インジエクタ、27……シヨツ
トキー・バリア・ダイオード、28……入力端
子、29……出力端子、30……電源、41……
ロジツク回路素子、42……NPNトランジス
タ、43……PNPトランジスタ、44……P型半
導体基板、45,46,47……N型埋込領域、
48,49,50,51,52……P型埋込領
域、53,54,55,56……P型入力引出領
域、57,58,59……P型分離領域、60,
61,62,63,64,65,66……N型領
域、67……P型インジエクタ、68……P型ベ
ース領域、69……P型エミツタ領域、70,7
1,73,74……電極引出し領域、72……N
型エミツタ領域、75……シヨツトキー・バリ
ア・ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の不純物濃度を有する一導電型の第1の
    領域上に、前記第1の不純物濃度より低濃度の第
    2の不純物濃度を有する他の導電型の第2の領域
    を設け、該第2の領域上に前記一導電型で前記第
    2の不純物濃度より低濃度の半導体層を設け、該
    半導体層の表面から前記第2の領域に達する前記
    他の導電型の第3の領域を設けて前記半導体層を
    二つの領域に分割し、前記分割された一方の半導
    体層で前記第2の領域上に前記他の導電型の第4
    の領域を設け、前記分割された他方の半導体層に
    シヨツトキー接触電極を設け、前記第1の領域か
    ら共通端子、前記第3の領域から入力端子、前記
    第4の領域から電源端子、前記シヨツトキー接触
    電極から出力端子をそれぞれ引出したことを特徴
    とする半導体装置。
JP2360977A 1977-03-04 1977-03-04 Semiconductor device Granted JPS53108786A (en)

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JPS53108786A JPS53108786A (en) 1978-09-21
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