JPS6216019Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216019Y2 JPS6216019Y2 JP14165280U JP14165280U JPS6216019Y2 JP S6216019 Y2 JPS6216019 Y2 JP S6216019Y2 JP 14165280 U JP14165280 U JP 14165280U JP 14165280 U JP14165280 U JP 14165280U JP S6216019 Y2 JPS6216019 Y2 JP S6216019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- wave filter
- surface wave
- piezoelectric substrate
- conductors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 33
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 8
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 4
- 229910013641 LiNbO 3 Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
本考案は表面波フイルタ装置に係り、特に周波
数特性の優れた表面波フイルタ装置に関するもの
である。 近年表面波フイルタ装置は無調整で且つ小型で
あり、優れた周波数特性が得られるなどの利点が
あるので、従来のL,C同調回路を複数個使用し
たTV受像機用のIF回路、TV放送機用のVSB増
幅器のバンドパスフイルタ、復調器のナイキスト
フイルタに代つて使用されるようになつてきた。 この表面波フイルタ装置は表面波フイルタ素子
と、この素子を保護し、使用し易くするため、例
えば導線を植設したステム上に載置固定し、導線
と入力電極及び出力電極などを導接し、最後にシ
エルをかぶせた構造を有している。 次に、従来の表面波フイルタ装置の一例を第1
図に示す。 即ちLiTaO3,LiNbO3,セラミツクスなどから
なる圧電基板1の一主面11にインターデジタル
電極より形成された入力電極2と、同じくインタ
ーデジタル電極より形成された出力電極3と、こ
の入力電極2と出力電極3間に設けられたシール
ド電極4及び両側に設けられた吸音層5とからな
る表面波フイルタ素子を接着剤層6を介してステ
ム7上に載置固定し、このステム7に絶縁部材
8,8を介して貫通植設された信号導線9,9及
びステム7と同電位の接地導線10,10,1
0,10のうち、信号導線9,9には入力電極2
及び出力電極3の一方がボンデイング線11,1
1を介して導接され、接地導線10,10,1
0,10には入力電極2及び出力電極3の他方及
びシールド電極4がボンデイング線12,12,
12,12を介して導接され、最後にシエル13
をかぶせ気密シールされている。 この様な表面波フイルタ装置に於て信号導線
9,9は、ほぼ長方形のステム7の対角線上に配
設され、他の接地導線10,10,10,10は
ステム7の両対辺に沿つてほぼ等間隔に配設され
ている。 然るに前述した構造の表面波フイルタ装置は数
10乃至数100MHzと云う高い周波数用に使用さ
れ、その周波数特性は理想的には第2図のトラツ
プ周波数の振幅Tを有する実線曲線21の様に
なることが望ましいが、上述の様にステム7に載
置固定すると、信号導線9,9や接地導線10,
10,10,10など、入力電極2から出力電極
3へ直接信号が飛び込む現象(一般的に誘導と言
う)により破線曲線22の様に不所望な特性とな
り、表面波フイルタ装置の周波数特性を悪化させ
る原因となつていた。 本考案は前記従来の諸欠点に鑑みなされたもの
で周波数特性の優れた表面波フイルタ装置を提供
することを目的としている。 即ち、第3図に示す本考案の一実施例では、
LiTaO3,LiNbO3,セラミツクスなどからなる圧
電基板31の一主面311にインターデジタル電
極より形成された入力電極32と、同じくインタ
ーデジタル電極より形成された出力電極33と、
この入力電極32と出力電極33間に設けられた
シールド電極34及び両側に設けられた吸音層3
5とからなる表面波フイルタ素子を接着剤層36
を介してステム37上に載置固定し、このステム
に絶縁部材38,38を介して貫通植設された信
号導線39,39及びステム37と同電位の信号
導線40,40のうち、信号導線39,39には
入力電極32及び出力電極33の一方がボンデイ
ング線41,41を介して導接され、接地導線4
0の一方にはシールド電極34の一方ボンデイン
グ線421を介して導接され、入力電極32、出
力電極33及びシールド電極34の他方はボンデ
イング線422,422,422を介してステム
37に直接導接され、最後にシエル43をかぶせ
気密シールされている。そして本実施例に於ては
信号導線39,39にそれぞれ間隔lをもつて近
接するよう接地導線40,40が設けられている
ことを特徴としている。
数特性の優れた表面波フイルタ装置に関するもの
である。 近年表面波フイルタ装置は無調整で且つ小型で
あり、優れた周波数特性が得られるなどの利点が
あるので、従来のL,C同調回路を複数個使用し
たTV受像機用のIF回路、TV放送機用のVSB増
幅器のバンドパスフイルタ、復調器のナイキスト
フイルタに代つて使用されるようになつてきた。 この表面波フイルタ装置は表面波フイルタ素子
と、この素子を保護し、使用し易くするため、例
えば導線を植設したステム上に載置固定し、導線
と入力電極及び出力電極などを導接し、最後にシ
エルをかぶせた構造を有している。 次に、従来の表面波フイルタ装置の一例を第1
図に示す。 即ちLiTaO3,LiNbO3,セラミツクスなどから
なる圧電基板1の一主面11にインターデジタル
電極より形成された入力電極2と、同じくインタ
ーデジタル電極より形成された出力電極3と、こ
の入力電極2と出力電極3間に設けられたシール
ド電極4及び両側に設けられた吸音層5とからな
る表面波フイルタ素子を接着剤層6を介してステ
ム7上に載置固定し、このステム7に絶縁部材
8,8を介して貫通植設された信号導線9,9及
びステム7と同電位の接地導線10,10,1
0,10のうち、信号導線9,9には入力電極2
及び出力電極3の一方がボンデイング線11,1
1を介して導接され、接地導線10,10,1
0,10には入力電極2及び出力電極3の他方及
びシールド電極4がボンデイング線12,12,
12,12を介して導接され、最後にシエル13
をかぶせ気密シールされている。 この様な表面波フイルタ装置に於て信号導線
9,9は、ほぼ長方形のステム7の対角線上に配
設され、他の接地導線10,10,10,10は
ステム7の両対辺に沿つてほぼ等間隔に配設され
ている。 然るに前述した構造の表面波フイルタ装置は数
10乃至数100MHzと云う高い周波数用に使用さ
れ、その周波数特性は理想的には第2図のトラツ
プ周波数の振幅Tを有する実線曲線21の様に
なることが望ましいが、上述の様にステム7に載
置固定すると、信号導線9,9や接地導線10,
10,10,10など、入力電極2から出力電極
3へ直接信号が飛び込む現象(一般的に誘導と言
う)により破線曲線22の様に不所望な特性とな
り、表面波フイルタ装置の周波数特性を悪化させ
る原因となつていた。 本考案は前記従来の諸欠点に鑑みなされたもの
で周波数特性の優れた表面波フイルタ装置を提供
することを目的としている。 即ち、第3図に示す本考案の一実施例では、
LiTaO3,LiNbO3,セラミツクスなどからなる圧
電基板31の一主面311にインターデジタル電
極より形成された入力電極32と、同じくインタ
ーデジタル電極より形成された出力電極33と、
この入力電極32と出力電極33間に設けられた
シールド電極34及び両側に設けられた吸音層3
5とからなる表面波フイルタ素子を接着剤層36
を介してステム37上に載置固定し、このステム
に絶縁部材38,38を介して貫通植設された信
号導線39,39及びステム37と同電位の信号
導線40,40のうち、信号導線39,39には
入力電極32及び出力電極33の一方がボンデイ
ング線41,41を介して導接され、接地導線4
0の一方にはシールド電極34の一方ボンデイン
グ線421を介して導接され、入力電極32、出
力電極33及びシールド電極34の他方はボンデ
イング線422,422,422を介してステム
37に直接導接され、最後にシエル43をかぶせ
気密シールされている。そして本実施例に於ては
信号導線39,39にそれぞれ間隔lをもつて近
接するよう接地導線40,40が設けられている
ことを特徴としている。
【表】
即ち間隔lは15mm以下、信号導線39,39に
接地導線40,40が当接しない範囲とすること
により装置のトラツプ周波数の振幅を大とするこ
とが可能であることがわかる。 前述のように信号導線に接地導線を近傍するよ
うに配設することにより、表面波フイルタ装置の
周波数特性を向上させ、第2図の実線曲線21に
示す理想的特性に近づけることが可能となつた。 前述した実施例では1本の信号導線に1本の接
地導線を近傍して設けたがこれに限定されるもの
ではなく、1本の信号導線を挾むように2本の接
地導線を設けるか、更に信号導線を取り囲むよう
に複数本の接地導線を設けることにより、更に周
波数特性を良くするこが可能であるが、これらの
接地導線の配列は表面波フイルタ装置の組み込ま
れる装置などにより限定されてくることは勿論で
ある。
接地導線40,40が当接しない範囲とすること
により装置のトラツプ周波数の振幅を大とするこ
とが可能であることがわかる。 前述のように信号導線に接地導線を近傍するよ
うに配設することにより、表面波フイルタ装置の
周波数特性を向上させ、第2図の実線曲線21に
示す理想的特性に近づけることが可能となつた。 前述した実施例では1本の信号導線に1本の接
地導線を近傍して設けたがこれに限定されるもの
ではなく、1本の信号導線を挾むように2本の接
地導線を設けるか、更に信号導線を取り囲むよう
に複数本の接地導線を設けることにより、更に周
波数特性を良くするこが可能であるが、これらの
接地導線の配列は表面波フイルタ装置の組み込ま
れる装置などにより限定されてくることは勿論で
ある。
第1図は従来の表面波フイルタ装置の一例を示
す1部切欠斜視図、第2図は第1図の表面波フイ
ルタ装置の周波数特性を理想的な周波数特性と対
比して示す曲線図、第3図は本考案の表面波フイ
ルタ装置の一実施例を示す1部切欠斜視図であ
る。 1,31……圧電基板、2,32……入力電
極、3,33……出力電極、4,34……シール
ド電極、5,35……吸音層、7,37……ステ
ム、9,39……信号導線、10,40……接地
導線、13,33……シエル。
す1部切欠斜視図、第2図は第1図の表面波フイ
ルタ装置の周波数特性を理想的な周波数特性と対
比して示す曲線図、第3図は本考案の表面波フイ
ルタ装置の一実施例を示す1部切欠斜視図であ
る。 1,31……圧電基板、2,32……入力電
極、3,33……出力電極、4,34……シール
ド電極、5,35……吸音層、7,37……ステ
ム、9,39……信号導線、10,40……接地
導線、13,33……シエル。
Claims (1)
- 平面形状が略四辺形な圧電基板と、この圧電基
板の一主面に形成された入力電極と出力電極及び
この入力電極と出力電極間にシールド電極が設け
られた表面フイルタ素子と、この表面フイルタ素
子が載置固定されたステムと、このステムに絶縁
部材を介して貫通植設され、かつ前記入力電極及
び前記出力電極とにそれぞれ導接する1対の信号
導線と、前記ステムと同電位の前記シールド電極
と導接する接地導線を含む複数の接地導線とを具
備する表面波フイルタ装置において、1対の前記
信号導線は、前記圧電基板の対角線をはさみ、前
記圧電基板の対角の近傍に位置し、かつ前記接地
導線のうち少なくとも2本は、前記圧電基板の対
角線をはさみ、この2本間の距離が前記信号導線
間の距離よりも短く、前記2本の接地導線はそれ
ぞれの前記信号導線に近接するように最大15mmか
ら互いに当接しない範囲に配置されていることを
特徴とする表面波フイルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14165280U JPS6216019Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14165280U JPS6216019Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764925U JPS5764925U (ja) | 1982-04-17 |
JPS6216019Y2 true JPS6216019Y2 (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=29501473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14165280U Expired JPS6216019Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6216019Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59134919U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-08 | 株式会社フジ電科 | 回路部品用ステム |
-
1980
- 1980-10-06 JP JP14165280U patent/JPS6216019Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764925U (ja) | 1982-04-17 |
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