JPS62159828A - Vベルト - Google Patents

Vベルト

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JPS62159828A
JPS62159828A JP276986A JP276986A JPS62159828A JP S62159828 A JPS62159828 A JP S62159828A JP 276986 A JP276986 A JP 276986A JP 276986 A JP276986 A JP 276986A JP S62159828 A JPS62159828 A JP S62159828A
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JP
Japan
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pulley
pin
belt
main load
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP276986A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nakano
正樹 中野
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の無段変速a等に用いられるVベルト
に関する。
(従来の技術) 従来のVベルトとしては、例えば、特開昭57−224
42す公報に記載されているようなものが知られている
この従来のVベルトは、相互に重ね合せたリンク100
から成る複数のリンク100の組と、前記リンク100
の関節作用を可能となす様に各個のリンク100の組を
相隣るリンクlooの組に連結するピン101と、各相
隣るピン101,101の間に配置され、駆動装置と接
触する様に附形された側縁を有する荷重ブロック102
とより構成されたものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のVベルトにあっては、
荷重ブロック102が各相隣るピンlOf 、101の
間に配置されているものであったため、プーリ(駆動装
置)に荷重ブロック102が接触し始めるブーり入口側
では、第10図に示すように、第1荷重ブロック(プー
リ入口側から順に第1.第2・・・とする。)102+
がブーりから急にプーリ推力を受けて径方向の外側に向
かう押出力となり、この押出力がリンク接触部103か
ら第1リンク1001へ伝達され、この第1すンク10
0+ により関節作用をなす第1ピン1011及び第2
ピン1012をピン走行円Rから軌道逸脱させてしまう
従って、この第1荷重ブロック1021が図中のほぼ第
2ピン1012位首まで周方向移動する間は、プーリと
の接触位置が径方向外側に移動し。
第2ピン1012位置から第3ビン1013  、・・
・位置へと周方向移動する間は、プーリとの接触位置が
径方向内側に移動する。すなわち、荷重プロ、り102
とプーリとの接触位置がプーリ径方向にすべってしまい
、プーリ入口側の第1荷重ブロック102+や第2荷重
ブロック1022では、正規接触位置より外側に位置す
るため、プーリm力の受支荷重が小さく、動力伝達ロス
を出してしまうという問題点があった。
そして、この問題点により、プーリと接触する荷重ブロ
ック102の数が少なく、荷重ブロック102の1個当
りの負担荷重が最も大きくなるプーリ最小径の時に、更
に動力伝達ロスにより実質的には非常に数少ない荷重ブ
ロック102で高トルクを伝達させる動力伝達条件とな
って、荷重ブロック102自体も型成形鍛造品等の高強
度品にしなければならないものであった。
尚、特開昭57−22442号公報のFig6 。
Fig7 、  Fig9 、 Fig 9Aには、ピ
ン間とピン位置にそれぞれ荷重ブロックが配設された図
面が示されているが、このピン位置に配設された荷重ブ
ロックは、ビン間に配設された荷重ブロックと面接触さ
せ、組立体のプーリ間を移動する部分において両ブロッ
クによる組立体をプーリ接触による回転方向の逆方向に
曲がらぬ様にし、組立体が蛇状運動を行なって振動・騒
音を生じる傾向を排除するために設けられているにすぎ
ない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明で
は、交互に重ね合せられる多数のリンク要素と、該リン
ク要素をチェーン状に連結させるピンと、各ピン位1δ
に配設され、ブーりのV溝に対応するプーリ接触面を両
側部分に有する主荷重ブロックと、主荷重ブロック間に
配設され、プーリ最小径の時にプーリのV溝に接触する
プーリ接触面を両側部分に有する副荷重ブロックと、を
備えていることを特徴とするVベルトとした。
(作 用) 従って1本発明のVベルトでは、上述のように、関節作
用をなすピン位置に主荷重ブロックを配設した構成とし
たことで、プーリと主荷重ブロンクとの接触位置にすべ
りがほとんど生じなく、動力伝達効率を高めることがで
きる。
また、前述のように動力伝達ロスを低減させていると共
に、主荷重ブロック間には、プーリ最小径の時にプーリ
のV溝に接触する副荷重プロ1.りを配設したことで、
プーリ最小径の時には、主荷重ブロックと副荷重ブロッ
クとを合せたプロ1.りで荷重分担がなされ、各荷重プ
ロ・ンクの負4す荷重が小さく、ブロック寿命延長やプ
レス成形品による荷重ブロックの適用が可能である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、自動車用無段変速
機に用いられるVベルトを例にとる。
まず、第1実施例の構成を説明する。
第1実施例のVベル)Aは、第2図に示すように、駆動
側プーリ1のV溝1aと従動側プーリ2のV ?+■2
aとに掛は渡されるもので、駆動側プーリ1は駆動側固
定プーリLotと駆動側可動ブー9102とから構成さ
れ、従動側プーリ2は従動側固定プーリ201と従動側
可動プーリ202とから構成されている。
尚、両可動プーリ102,202が外力(油圧力やバネ
力や遠心力等)により回転方向は一体回転し、かつ、軸
方向に移動し、■ベル)Aの回転半径を変えることで無
段変速比が得られる。
■ベルトAは、第1図及び第3図〜第5図に示すように
、リンク要素3と、ピン4と、主荷重リング(主荷重ブ
ロンク)5と、副荷重ブロック6によって構成されてい
るもので、以下各構成要素を旦体的に述べる。
リンク要素3は、前記駆動側プーリl及び従動側プーリ
2から加わるVベルトAへの引張力を受ける部材で、長
円板状の金属材により形成され、■ベルトAの長さ方向
に交互に重ねられたリンク要素3がベルト幅方向に複数
配列されている。
ピン4は、関節作用を可能となすように、前記リンク要
素3をチェーン状に連結させる部材で、このピン4はリ
ンク要素3のピン穴3aに差し込まれ、主荷重リング5
へのカシメにより固定される。
尚、このピン4には、リンク要素3を介して、■ベルト
Aの引張力に伴なう剪断力が主に加わる。
主荷重リング5は、前記駆動側プーリ1及び従動側プー
リ2から加わるVベルトAへの面圧力(ブーり推力)を
主に受ける部材で、前記各ピン4の位置に配設され、リ
ンク要素3を取り囲む環状にプレス成形された細長い鋼
板材により形成されている。
この前型リング5は、第5図に示すように、両プーリ1
,2のV溝1a、2aに対応する傾斜による両側部分5
01,501と、プーリ軸側となる内径部分502と、
■ベル)Aの外周側にあたる外径部分503と、を有す
る逆台形環状に成形されている。
前記両側部分501には、前記ピン4を貫通させるビン
穴504が開穴されていると共に、ピン4の両端部であ
るピン頭部401とカシメ部402とをブーり接触面5
06.506の内側に収納する四部505が形成されて
いる。
尚、ブーり接触面506.506は、 +it+#摩耗
性を高めるために熱処理及び表面加工が施されている。
前記外径部分503には、細長い鋼板材を環状にするた
め溶接部503aが設けられているもので、この溶接部
503aは、■ベルトAの長手方向及び荷重リング5を
形成する鋼板材の厚さ方向に対して、共に斜め方向に形
成されている。
副荷重ブロック6は、前記主荷重リング5の間に配設さ
れ、駆動側プーリ1または従動側プーリ2のプーリ最小
径の時にプーリの■溝1aまたは2aに接触するプーリ
接触面601,601を両側部分に有する部材で、厚手
の鋼板を素材とし、打ち抜きや穴開は加工等により、中
央部にリンク挿通穴602が形成された逆台形状のブロ
ックである。
尚、この副荷重ブロック6は、第7図に示すように、主
荷重リング5の外径とはほぼ同形であり、プーリ最小径
の時にプーリのV溝1a、2aに接触させるため、図面
X方向(使用時には外側に向かうプーリ径方向)に寸法
tだけずらした形状にしている。
次に、第1実施例の作用を説明する。
まず、■ベルトAの使用時の一般的作用を述べると、駆
動力伝達に伴なうベルト方向の引張力は、リンク要素3
に直接作用するが、荷重リング5からピン4を介してリ
ンク要素3に作用し、リンク要素3とピン4とからなる
チェーンによって受けられる。そして、■ベルトAに対
し両プーリ1.2から加わる面圧力は、プーリ接触面5
06.506に作用し、閉鎖空間をもつ高強度の環状構
造体による荷重リング5の全体で受けられる。
次に、最大減速比位置や最大増速比位置で、両プーリ1
,2の一方が最小半径になった時の作用について述べる
主荷重リング5がプーリ1(2)に接触し始めるブーり
入口側では、第8図に示すように、第1主荷屯リング5
1がプーリ1(2)から急に面圧力(プーリ推力)を受
け、径方向の外側に向かう押出力が発生するが、この押
出力は関節作用をなす第1ピン41に作用し、第1ピン
41をピン走行円Rから幾分外側へ押し出すことはあっ
ても、関節作用によって第2ビン42へはほとんど影響
をかえず、第2ピン42以降は、そのピン位置がピン走
行円R上に位置する。
従って、この第1主荷重リング51が図中の第1ピン4
1位置からほぼ第2ビン42位置まで周方向移動する間
に、プーリ1(2)との接触位置が正規接触位置に向か
う方向である径方向内側に少し移動することがあっても
ブーり径方向のすベリとしではわずかである。つまり、
第1主荷重リング51では面圧力の受支荷重がわずかに
減少しても、第2主荷重リング52以降はプーリ1(2
)との正規接触位置が確保され、動力伝達ロスを小さく
することができる。
尚、この作用は、プーリ1(2)との接触半径が最小径
に限らず、全ての径において同様な作用となる。
また、前述のように動力伝達ロスを小さくできると共に
、このプーリ1(2)が最小半径時は。
第8図に示すように、主荷重リング5と副荷重ブロック
6との両者によってプーリ1(2)からの面圧力を受け
る状態となることで、個々の分担荷重が減り、実施例の
ように、プレス成形品による主荷重リング5や板材の打
抜きや穴開は成形品による副荷重ブロック6であっても
、強度的に満足させることができ、耐久性も向上させる
ことができる。
さらに、このプーリ1(2)の最小半径時は、主荷重リ
ング5と副荷重ブロック6との両者による接触でピッチ
半減となり、接触音に可聴周波数域を超えた高周波数域
が含まれることになるので、ベルトノイズを大幅に低減
することができる。
次に、第9図に示す第2実施例について説明する。
このfjS2実施例実施正副荷重ブロック、バネ鋼を素
材とし、主荷重リング5.5間に圧入させたスプリング
式副荷重ブロック7を適用した例である。
従って、この第2実施例では、使用時において主荷重リ
ング5とスプリング式副荷重プロ、−/り7とを常時圧
接状態に保つことができ、これによって、■ベルトA′
のバイブレーションによる衝突音が減少し、第1実施例
よりさらにベルトノイズを低減させることができる。
尚、リンク要素3及びピン4については、第1実施例と
同様であるので説明を省略する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体°的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
例えば、本発明のVベルトの適用分野としては、自動車
の無段変速機に限られず、動力伝達用ベルトとして実施
例以外のものに適用してもよい。
また、実施例では主荷重プロ・ンクとして、主荷重リン
グの一例を示したが、この主荷重リングとしては、先に
出願した。特願昭60−192968号(昭和60年8
月310出願)や実願昭60−165512号(昭和6
0年10月280出願)等に示すような荷重リングを用
いてもよl、)し、鍛造品等の一体成形による荷重プロ
・ンク構造のものを用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のVベルトにあっては
、関節作用をなすビン位置に主荷重ブロックを配設した
構成としたため、ブーりと主荷重ブロックとの接触位置
にすべりがほとんど生じなく、動力伝達効率を高めるこ
とができるという効果が得られる。
また、前述のように動力伝達ロスを低減させていると共
に、主荷重ブロック間には、プーリ最小径の時にプーリ
のV溝に接触する副荷重ブロックを配設したため、プー
リ最小径の時には、主荷重ブロックと副荷重ブロックと
を合せたブロックで荷重分1■がなされ、各荷重ブロッ
クの負担荷重が小さく、ブロック寿命延長やプレス成形
品による荷重ブロックの適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のVベルトを示す斜視図、第
2図は第1実施例のVベルトを適用した無段変速機を示
す概略図、第3図は第1実施例のVベルトを示す平面図
、第4図は第1実施例のVベルトを示す側面図、第5図
は第1実施例のVベルトに用いられる主荷重リングを示
す斜視図、第6図は第1実施例のVベルトに用いられる
副荷重ブロックを示す斜視図、第7図は主荷重リングと
副荷重ブロックとの形状関係を示す図、第8図は第1実
施例のVベルトのブーり最小半径走行時を示す図、第9
図は第2実施例のVベルトを示す平面図、第10図は従
来のVベルトのプーリ最小半径走行時を示す図である。 A・・・Vベルト 3・・・リンク要素 4・・・ピン 5・・・主荷重リング(主荷重ブロック)6・・・副荷
重ブロック 506・・・プーリ接触面 601・・・ブーり接触面 特  許  出  願  人 日産自動車株式会社 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)交互に重ね合せられる多数のリンク要素と、該リン
    ク要素をチェーン状に連結させるピンと、各ピン位置に
    配設され、プーリのV溝に対応するプーリ接触面を両側
    部分に有する主荷重ブロックと、 主荷重ブロック間に配設され、プーリ最小径の時にプー
    リのV溝に接触するプーリ接触面を両側部分に有する副
    荷重ブロックと、 を備えていることを特徴とするVベルト。
JP276986A 1986-01-09 1986-01-09 Vベルト Pending JPS62159828A (ja)

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JP276986A JPS62159828A (ja) 1986-01-09 1986-01-09 Vベルト

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JP276986A Pending JPS62159828A (ja) 1986-01-09 1986-01-09 Vベルト

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722442A (en) * 1980-03-17 1982-02-05 Borg Warner Metallic chain belt
JPS5821043A (ja) * 1981-07-27 1983-02-07 Aisin Warner Ltd 駆動用無端ベルト

Patent Citations (2)

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