JPS6252238A - Vベルト - Google Patents

Vベルト

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Publication number
JPS6252238A
JPS6252238A JP19296885A JP19296885A JPS6252238A JP S6252238 A JPS6252238 A JP S6252238A JP 19296885 A JP19296885 A JP 19296885A JP 19296885 A JP19296885 A JP 19296885A JP S6252238 A JPS6252238 A JP S6252238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load ring
belt
pulley
surface pressure
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP19296885A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nakano
正樹 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19296885A priority Critical patent/JPS6252238A/ja
Publication of JPS6252238A publication Critical patent/JPS6252238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の無段変速機等に用いられるVベルト
に関する。
(従来の技術) 従来のVベルト・とじては、例えば、特開昭56−52
647号公報に記載されているようなものが知られてい
る。
この従来のVベルトは、両側面に傾斜面を有するととも
に他の隣接した金属ブロックと対する面にも傾斜面を有
する金属ブロックを単一部材にて形成し、その金属ブロ
ックを多数用いてエンドレスに形成した金属Vベルトに
おいて、隣合う金属ブロック毎に各々リンク結合したこ
とを特徴とするものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のVベルトにあっては、
プーリからの面圧力を1に受ける金属ブロックが、特開
昭56−52647号公報の第4図及び第5図に示すよ
うな、型成形による鍛造品や鋳造品等であったため、以
下に列挙するような問題点があった。
■ 金属ブロックにプーリからの面圧力に酎えるだけの
強度をもたせる必要があることで、重措的に重くなる。
■ 金属ブロックを1個ずつ型成形により製造しなけれ
ばならず、生産性の面で劣ると共に、コスI・高となる
巾) ブーりの■溝と接触するプーリ接触面に耐摩耗性
をもたせるため表面焼入れを行なうが、型成形品である
ために焼入れ限界があり、十分な耐摩耗性がt’Jられ
ないことがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明で
は、交互に重ね合せられる多数のリンク要素と、該リン
ク要素をチェーン状に連結させるピンと、各ビン位置に
配設され、リンク要素を取り囲む環状の略均等肉厚材に
より形成され、かつ、プーリのV溝に対応するプーリ接
触面を両側部分に有すると共に、両側部分を貫通するピ
ンの両端部をプーリ接触面より内側に収納する凹部が形
成された荷重リングと、を備えていることを4¥徴とす
るVベルトとした。
(作 用) 従って、本発明のVベルトでは、上述のように、プーリ
からの面圧力を受ける面圧力受材をブロック構造体では
なく、環状の略均等肉厚材による荷重リングとしたこと
で、プーリ接触面からの面圧力を閉鎖空間をもつ高強度
の環状構造体による荷重リング全体で受ける受圧作用を
示し、荷重リングの軽暖化を図ることができる。
また、面圧力受材を構造強度の高い荷重リングとしたこ
とで、生産性が高く、耐摩耗性を高める表面熱処理が有
効な板材の成形品を荷重リングとして適用することが可
能である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、自動車田無   
段変速機に用いられるVベルトを例にとる。
まず、第1実施例の構成を説明する。
第1実施例のVベルトAは、第2図に示すように、駆動
側プーリlの■溝1aと従動側プーリ2のV溝2aとに
掛は渡されるもので、駆動側プーリlは駆動側固定プー
リ101と駆動側可動プーリ102とから構成され、従
動側プーリ2は従動側固定プーリ201と従動側可動プ
ーリ202とから構成されている。
尚、両可動プーリ102,202が外力(油圧力やバネ
力や遠心力等)により回転方向は一体回転し、かつ、軸
方向に移動し、■ベルl−Aの回転半径を変えることで
無段変速比が得られる。
■ベル)Aは、第1図及び第3図〜第5図に示すように
、リンク要素3と、ピン4と、荷重リング5とによって
構成されているもので、以下各構成要素を具体的の述べ
る。
リンク要素3は、前記駆動側プーリ1及び従動側プーリ
2から加わるVベルトAへの引張力を受ける部材で、長
円板状の金属材により形成され、■ベルトAの長さ方向
に交互に重ねられたリンク要素3がベルト幅方向に複数
配列されている。
ピン4は、関節作用を可能となすように、前記リンク要
素3をチェーン状に連結させる部材で、このピン4はリ
ンク要素3のビン穴3a、3bに差し込まれ、荷重リン
グ5へのカシメにより固定yれる。
尚、このピン4には、リンク要素3を介して、■ベルト
Aの中張力に伴なう剪断力が主に加わる。
荷重リング5は、前記駆動側プーリ1及び従動側プーリ
2から加わるVベルトAへの面圧力を主に受ける部材で
、前記各ピン4の位置に配設され、リンク要素3を取り
囲む環状にプレス成形された細長い鋼板材により形成さ
れている。
この荷重リング5は、両プーリ1,2のV溝la、2a
に対応する傾斜による両側部分501゜501と、プー
リ軸側となる内径部分502と、■ベルトAの外周側に
あたる外径部分503と。
を有する逆台形環状に成形されている。
前記両側部分501には、前記ピン4を貫通させるピン
穴504が開穴されていると共に、ビン4の両端部であ
るビン頭部401とカシメ部402とを後述するプーリ
接触面506,506の内側に収納する凹部505が形
成されている。
また、ブ1/ス成形により凹部505を中心としてVベ
ルトAの幅方向に凹陥部501aが形成され、この凹陥
部501aにより相対的に凹部505の■ベルトAの長
fフ」向である前後位置に形成される突起部501b、
501bにプーリ接触面506.506が形成されてい
る。
尚、このプーリ接触面506.506は、プレス成形精
度が高ければ突起部5otb、5oxB1体をプーリ接
触面としてもよいが、第1実施例では、突起部501b
、501bの高い部分に研摩油■によるプーリ接触面5
06.506が形成されている、 前記内径部分502は、■ベルl−Aの長手方向に対し
て円弧状(第4図にRで示す曲率で)にプレス成形させ
ているもので、この円弧成形により内径部分502のド
面をプーリ軸の軸径にほぼ等しい径の円弧面502aを
形成きせている。
前記外径部分503には、細長い鋼板材を環状にするた
め溶接部503aが設けられているもので、この溶接部
503aは第3図に示すように、■ベルトAの長手方向
及び荷重リング5を形成する鋼板材の厚さ方向に対して
、共に斜め方向に形成されている。
次に、荷重リング5の製造1程を、第6図により述べる
まず、プレス成形型の下枠型10と中枠型11とで荷重
リング5の内PI部分502と両側部分501.501
とをプレス成形する(第6図(イ))。
尚、この成形で内径部分502には円弧面502aが形
成され、両側部分501,501には凹陥部501a及
び突起部501b、501bと凹部505とが形成され
る。
次に、第1I:枠型12で片方の外径部分503がプレ
ス成形され(第6図(ロ))、さらに第21−枠型13
で他方の外径部分がプレス成形される(第6図(ハ))
以1−のプレス]稈を経て成形されたプレス成形品の外
径部分503の突き合せ部を溶接(溶接部503a)1
.て環状の荷重リング5となる(第614(ニ))。
その後、ビン穴504.504をドリル加圧により開穴
し、次いで、表面熱処理を行ない、さらにプーリ接触面
506.506を研摩加工により形成して荷重リング5
が製造される。
次に、第1実施例のVベル)Aを使用する時の作用を述
べる。
■ペルーー Aによる駆動力伝達に伴なうベルト方向の
引張力は、リンク要素3に直接作用するが、荷重リング
5からビン4を介してリンク要素3に作用し、リンク要
素3とビン4とからなるチェーンによって受けられる。
■ペルー・Aに対し両プーリ1,2から加わる面圧力は
、プーリ接触面506.506に作用し、閉鎖空間をも
つ高強度の環状構造体による荷重リング5の全体で受け
られる。
以上説明してきたように、第1実施例のVベル1− A
にあっては、面圧力受材を荷重リング5とし、しかも、
荷重リング5を鋼板材によるプレス成形品としたため、
荷重リング5の軽量化が図れると共に、生産性が高く、
耐摩耗性も高い荷重リング5を提供できる。
また、プーリ接触面506.506を凹部505の左右
位置の突起部501b、501bに形成させたことで、
面圧力の作用面が分離した2面の接触面に規定され、3
次元曲面であるプーリへの接触時において荷重リング5
への面圧力作用のバラツキが少なくなると共に、荷重リ
ング5の挙動が安定し、騒音低減も図れる。
また、荷重リング5の内径部分502の下面に、プーリ
軸の軸径にほぼ等しい径の円弧面502aを形成ξせた
ことで、荷重リング5の内径部分502の下面がプーリ
軸にほぼ面接触状態となるまでVベルトを移動可能で、
同一軸径のプーリにおいては内径部分の下面が平面であ
る場合に比べて、無段変速機を大型化することなく変速
比を拡大させることができる。
また、荷重リング5の溶接部503aを剥めに形成させ
たことで、強度−1−問題の生じ易い溶接部の面積を広
く確保して応力を下げて面圧力作用時と面圧力解除時と
で繰り返し応力が加わる溶接部503aの溶接強度を高
めることができる。
次に、第7図に示す第2実施例について説明する。
この第2実施例の荷重リング15は、外径部分153に
切欠部153aを形成することで、より軽量化を図った
例である。
尚、第7図において、151,151は両側部分、15
2は内径部分、153bは溶接部、156はプーリ接触
面、155は凹部、154はビン穴である。
また、リンク要素3及びビン4については、第1実施例
と同様であるので省略する。
尚、この例は、両側部分151.151をそのままプー
リ接触面としである。
次に、第8図に示す第3実施例について説明する。
t この第3実施例の荷重リング25は、引き抜き成形によ
るシームレス鋼管を材料とし、輪切りにして荷重リング
25を成形させ、溶接を不用とした例である。
尚、第8図において、251,251は両側部分、25
2は内径部分、253は外径部分、256はブーり接触
面、255は凹部、254はビン穴である。
また、リンク要素3及びビン4については、第1実施例
と同様であるので省略する。
この例も、第8図と同様に両側部分251,251をそ
のままブーり接触面としである。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、本発明のVベルトの適用分野としては、自動車
の無段変速機に限られず、動力伝達用ベルトとして実施
例以外のものに適用してもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のVベルトにあっては
、環状の略均等肉厚材による荷重リングとしたため、プ
ーリ接触面からの面圧力を閉鎖空間をもつ高強度の環状
構造体による荷重リング全体で受ける受圧作用を示し、
荷重リングの軽量化を図ることができるという効果が得
られる。
また、面圧力受材を構造強度の高い荷重リングとしたた
め、生産性が高く、耐摩耗性を高めるための表面熱処理
が有効な板材の成形品を荷重リングとして適用すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のVベルトを示す斜視図、第
2図は第1実施例のVベルトを適用した無段変速機を示
す概略図、第3図は第1実施例のVベルトを示す平面図
、第4図は第1実施例のVベルトを示す側面図、第5図
は第4図I−I線及びII −II線による断面図、第
6図は第1実施例の荷重リングの製造工程を示す工程概
略図、第7図は第2実施例のVベルトの荷重リングを示
す斜視図、第8図は第3実施例のVベルトの荷重リング
を示す斜視図である。 3・・・リンク要素 4・・・ビン 5・・・荷重リング 505・・・凹部 506・・・プーリ接触面 特  許  出  願  人 日産自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)交互に重ね合せられる多数のリンク要素と、該リン
    ク要素をチェーン状に連結させるピンと、各ピン位置に
    配設され、リンク要素を取り囲む環状の略均等肉厚材に
    より形成され、かつ、プーリのV溝に対応するプーリ接
    触面を両側部分に有すると共に、両側部分を貫通するピ
    ンの両端部をプーリ接触面より内側に収納する凹部が形
    成された荷重リングと、を備えていることを特徴とする
    Vベルト。 2)前記プーリ接触面が、前記凹部の前後位置に形成し
    た突起部で構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のVベルト。 3)前記荷重リングの内径部分の下面に、プーリ軸の軸
    径にほぼ等しい径の円弧面が形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のVベル
    ト。
JP19296885A 1985-08-31 1985-08-31 Vベルト Pending JPS6252238A (ja)

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JP19296885A JPS6252238A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 Vベルト

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JP19296885A JPS6252238A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 Vベルト

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ID=16300037

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JP19296885A Pending JPS6252238A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 Vベルト

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JP (1) JPS6252238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317449U (ja) * 1989-06-30 1991-02-21
US7303496B2 (en) * 2002-12-03 2007-12-04 Van Doorne's Transmissie B.V. Transverse element having a distance surface between a supporting surface and a pulley sheave contact surface

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317449U (ja) * 1989-06-30 1991-02-21
US7303496B2 (en) * 2002-12-03 2007-12-04 Van Doorne's Transmissie B.V. Transverse element having a distance surface between a supporting surface and a pulley sheave contact surface

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