JPS62158471A - グロビンを用いたソ−セ−ジ - Google Patents

グロビンを用いたソ−セ−ジ

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JPS62158471A
JPS62158471A JP60298798A JP29879885A JPS62158471A JP S62158471 A JPS62158471 A JP S62158471A JP 60298798 A JP60298798 A JP 60298798A JP 29879885 A JP29879885 A JP 29879885A JP S62158471 A JPS62158471 A JP S62158471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
globin
sausage
protein
plasma
filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP60298798A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoro Nakamura
豊郎 中村
Tadashi Yoshihara
吉原 忠志
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Shihoko Inoue
井上 志保子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ito Ham KK
Itoham Foods Inc
Tosoh Corp
Original Assignee
Ito Ham KK
Itoham Foods Inc
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ito Ham KK, Itoham Foods Inc, Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Ito Ham KK
Priority to JP60298798A priority Critical patent/JPS62158471A/ja
Publication of JPS62158471A publication Critical patent/JPS62158471A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、グロビンを用いたソーセージ、特に未利用蛋
白質である食用動物のグロビンを蛋白1増饅材として使
用したグロビンを用いたソーセージに関するものである
[発明の技術的背景とその問題点] 従来、牛、豚などの食用動物の血液成分のうちでプラズ
マ(血漿)は、ソーセージ製造などの食品加工に利用さ
れている。しかし血球′はヘモグロビンを主成分とする
蛋白質含有量30〜35%のa蛋白質物質であるにも拘
らず、ヘム色素の除去が困難であるため、食品には殆ん
ど利用されておらず、飼料や肥料として一部が使われて
いるにすぎない。
そして、ヘム色素の除去方法としては、従来、酵素分解
法及びCMセルロース法等の物理化学的方法が検討され
てきたが、前週は得られるグロビンがペプチドにまで分
解されているために、グロビンの特徴である乳化力など
の特性が失われること、又、後者は工業的規模へのスケ
ールアップが国難であることから、現在はいずれら企業
化されていない。
上記したように、工業的規模でグロビンを1!7ること
が出来ないために、食用動物の血球の利用はこれまでと
どまっていたが、近年、その生産が可能となり、商品化
が進みつつある。
こうした状況の中で、特徴ある新しい動物性蛋白素材で
あるグロビンを食品加工に応用するための研究開発の必
要性が高まってきた。
現在、ソーセージ製造において、蛋白増量材としては植
物性蛋白(大豆蛋白、グルテンなど)やカゼイン、卵白
などの異種蛋白が用いられている。
しかし、これらに代る安価で良質な動物性蛋白が求めら
れており、この点グロビンは無味、無臭で殆んど着色の
ない純粋な動物性蛋白であるため、ソーセージ製造にお
ける蛋白増量材として最も適した条件を備えていると考
えられる。
[発明の目的] 本発明は、上記した状況に鑑みてなされたものであり、
食用動物から得られたグロビンを蛋白増ffi +4と
して加えたグロビンを用いたソーセージを提供すること
を目的としている。
[発明の概要コ 本発明では、食用動物から得られるグロビンを動物性蛋
白増は材として、単独若しくはプラズマと併用し、その
まま若しくはpH調整剤(リン酸塩、重合リンlI!塩
又は有機酸など)で前処理してP3〜6.5或いはPH
7,5〜10に調整したものを用い、ソーセージとした
ものである。
[発明の構成] 本発明で用いられるグロビンは、食用動物から得られた
ものであれば全て使用出来る。例えば、牛、豚、などの
他に、羊、鶏、馬、うさぎ、家鴨などのグロビンも利用
出来るが、工業的に製造する場合には、多聞の血液を得
易い点、牛、豚が望ましい。
グロビンは乾燥物、含水物(例えば水分70%のウェッ
トケーキ)のいずれでも良く、粉体については、予め水
分65〜〜75%となるように加水して、放置若しくは
ミキサーなどにより混練し、十分吸水させておく。
グロビンを蛋白増量材としてソーセージ類に用いる場合
には、グロビン含水物単独若しくはプラズマと併用し、
そのまま若しくはpH調整剤(リン酸塩、重合リン酸塩
又は有機酸など)で前処理して、P3〜6.5或いはP
H7,5〜10に調整したものを、原料肉の2〜20重
量%、好ましくは5〜15重但%と置換することにより
、味、匂い、テクスチV−の良好なソーセージを得るこ
とが出来る。
なお、グロビン単体若しくはプラズマとの混合物は、そ
のまま蛋白増量材として用いても良好なソーセージを得
ることが出来る。しかし、使用する前に、前記したPl
−1調整剤で前処理して、PH3〜6.5或いはpH7
,5〜10に調整した方が分散性の点で優れている。
グロビン単体はその特性として、通常、加熱ゲル形成能
を有しない。従って、ソーセージ製造に際して、原料配
合中に占めるグロビン含水物の割合が10重量%を越え
ると、テクスチャーが劣化するため、1〜7重量%が望
ましい。
なお、PH調整する揚台に用いるリン酸塩、重合リン酸
塩又は右)幾酸などの種類、及び調整すべきPl値は、
最終製品の品質に影響を及ぼさない範囲にとどめなけれ
ばならない。
又、本方法は、所謂畜肉ソーセージに限らず、ハンバー
グ、ミートボール、レバーペーストなど、ソーセージタ
イプの食肉加工品にも適用することができる。
以下実施例を説明する。
(実施例1) 粉体のグロごンは、予め水分65〜75%となるよう加
水して、放置若しくはミキサーなどにより混練し、十分
吸水させておく。
配合割合 上記した配合割合のソーセージを常法に従い製造した。
これにより得られたソーセージは、味、匂い、テクスチ
ャー共に、良好であった。
(実施例2) 粉体のグロビンは、予め水分65〜75%となるよう加
水して、放置若しくはミキサーなどにより混練し、十分
吸水させておく。このグロビン含水物10部に濃縮プラ
ズマ(固形分15%)20部を加え、ミキサーなどによ
り十分混練して、グロビン−プラズマ混合物とする。
配合割合 上記した配合割合のソーセージを常法に従い製造した。
ソーセージ製造時のグロビン−プラズマ混合物の分散性
は、上記(実施例1)の場合よりもよかった。これによ
り得られたソーセージは、味、匂い、テクスチャー共に
、良好であった。
(実施例3) 粉体のグロビンは、予め水分65〜75%となるよう加
水して、放置若しくはミキサーなどにより混練し、十分
吸水させておく。このグロビン含水物にトリポリリン酸
ナトリウム2重世%を加え、ミキサーなどで十分混練し
ておく。このpH調整グロビン含水物のPHは、8.0
であった配合割合 上記した配合割合のソーセージを常法に従い製造した。
ソーセージ製造時のグロビン含水物の分散性は、上記(
実施例1)の場合よりもよかった。これにより得られた
ソーセージは、味、匂い、テクスチャー共に、良好であ
った。
(実施例4) 粉体のグロビンは、予め水分65〜75%となるよう加
水して、放置若しくはミキサーなどにより混練し、十分
吸水させておく。このグロビン含水物10部に濃縮プラ
ズマ(固形分15%)20部を加え、更にトリポリリン
酸ナトリウム2重量%を加えてミキサーなどにより十分
混練した。このPH調整グ0ビン−プラズマ混合物のP
l−1は8,3であった。
配合割合 上記した配合割合のソーセージを常法に従い製造した。
PH調整グロビン−プラズマ混合物は非常にキメ細かい
クリーム状で、ソーセージ製造時の分散性は、上記(実
施例2)の場合よりもよかった。
これにより得られたソーセージは、味、匂い、テクスチ
ャー共に、良好であった。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明によれば食用動物から得られ
るグロビンを動物性蛋白増量材として使用した結果、風
味、匂い、テクスチャー共に、良好なソーセージを提供
できた。
特許出願人 伊藤ハム株式会社(ほか1名)代理人 弁
理士 石 井 紀 男 手続補正書(自発)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原料肉に対して動物性蛋白を増量材として加えた
    ソーセージにおいて、前記増量材は食用動物のグロビン
    であることを特徴とするグロビンを用いたソーセージ。
  2. (2)増量材はグロビンとプラズマとを併用したもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のグロ
    ビンを用いたソーセージ。
  3. (3)原料肉と増量材との配合割合は、原料肉の2〜2
    0重量%であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のグロビンを用いたソーセージ。
  4. (4)増量材は、P^H調整剤にて前処理してP^H3
    〜6、5或いはP^H7、5〜10に調整したものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又
    は第3項記載のグロビンを用いたソーセージ。
JP60298798A 1985-12-28 1985-12-28 グロビンを用いたソ−セ−ジ Pending JPS62158471A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417158A (en) * 1977-07-06 1979-02-08 Niigata Engineering Co Ltd Coloring of ham and sausage
JPS58919A (ja) * 1981-06-15 1983-01-06 ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ 血球たん白質およびヘムの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417158A (en) * 1977-07-06 1979-02-08 Niigata Engineering Co Ltd Coloring of ham and sausage
JPS58919A (ja) * 1981-06-15 1983-01-06 ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ 血球たん白質およびヘムの製造方法

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