JPS62157774A - 機上ドレツシング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は成形研削盤の研削用砥石をドレッシングするた
めのドレッシング装置に関する。

［従来の技術］ 成形研削盤の研削用砥石は、研削するワークに合せて正
確な形状にドレッシングする必要がある。従来、この種
の作業は、成形研削盤から研削用砥石を外し、専用の独
立したドレッシング装置により行っていた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、前記した作業は、研削用砥石の取外し、
再取付けのための作業に手間がかかるのみならず、取付
は誤差のために研削用砥石の形状精度が必ずしも満足い
くものではなく、また振れを生じるなどの問題点があっ
た。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消すること
ができる機上ドレッシング装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記従来技術の問題点を解消するための本発明の構成を
実施例に対応する第１図乃至第３図によって説明する。

成形研削盤のワークテーブル２上に成形研削盤の研削用
砥石１０．１１をドレッシングするドレッシング装置２
０を取付けてなる。

［作用］ 成形研削盤のワークテーブル２上に載置可能で、研削用
砥石１０．１１を成形研削盤から取外すことなくそのま
まドレッシング装置２０でドレッシングすることができ
る。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図乃至第３図に示すように、成形研削盤は、ベッド
ｌと、このベッド１上に設けられ、直交する水平なＸＹ
方向に移動可能なワークテーブル２と、このワークテー
ブル２をＸＹ方向に駆動するＸＹモータ３．４と、ベッ
ドｌに固定されたコラム５に支持案内され、垂直なＺ方
向に昇降可能な主軸頭６と、この主軸頭６をＺ方向に駆
動するＺモータ７と、前記主軸頭６に１８０度割出し回
転可能に支持された研削類８と、この研削類８に回転可
能に支持され、両端が研削類８の外方に突出した主軸９
と、この主軸９の両端に固定された研削用砥石１０．１
１とを備えており、図示しない制御装置によって前記ｘ
ＹＺの各方向に沿う移動は数値制御される。ワークテー
ブル２には研削用砥石１０に対向してワークを保持する
割出し台１２と、研削用砥石１１に対向してドレッシン
グ装置２０とが載置されている。

前記ドレッシング装置２０は第４図乃至第６図に示すよ
うな構造よりなる。成形研削盤の研削用砥石１０．１１
をドレッシングするためのドレッシング用砥石２１は、
ヘッド２２に回転可能に支持され、モータ２３により動
力駆動される。前記ヘッド２２は案内レール２４に案内
されモータ２５に駆動され回転する偏心軸２６の回転に
よってドレッシング用砥石２１の回転中心軸方向に往復
動が可能となっている。案内レール２４を支える移動台
２７はドレッシング用砥石２１の回転中心軸に直交する
方向に沿う揺動台２８の案内路２８ａに支持案内され、
モータ２９によって駆動される送りねじ３０によって移
動することができる。

また前記揺動台２８はドレッシング用砥石２１の接線方
向に沿って配置された垂直のビポツ）３１を中心として
モータ３２によりつオーム機構３３を介して揺動するこ
とができる。前記ピボット３１を支える本体３５は油圧
シリンダ３６によって案内レール３７に沿ってドレッシ
ング用砥石２１の回転中心軸に直交する方向に移動可能
となっている。案内レール３７は固定台３８に支持され
、固定台３８はワークテーブル２に取外し可能に固定さ
れている。

次にかかる構成よりなる機上ドレッシング装置の作用に
ついて説明する。成形研削盤の研削用砥石ｌＯ又は１１
をドレッシングしようとする場合、研削類８を割出して
、例えば研削用砥石１１をドレッシング装置２０に対し
て位置決めを行う。そして、主軸９を回転させ、研削用
砥石１１を回転させる。しかる後、ドレッシング装置２
０の油圧シリンダ３６を作動させ、ドレッシング用砥石
２１を研削用砥石１１のドレッシング位置へ前進させる
。モしてモータ２３を起動してドレッシング用砥石２１
を回転させ、モータ２９を回転させてドレッシング用砥
石２１を研削用砥石１１に対して切込みを与えるように
前進させ、この後モータ２３．３２を回転させドレッシ
ング用砥石　−２１にトラバース方向の送りを与えると
共に、研削用砥石１１に丸味を付けるためドレッシング
用砥石２１に研削用砥石ｌｌの外接線を中心とする揺動
運動を与えて研削用砥石１１をドレッシングする。

このようにしてドレッシング作業が終ると、再び油圧シ
リンダ３６によってドレッシング用砥石２１を研削用砥
石１１から後退させる。研削用砥石１０のドレッシング
は研削類８を１８０度割出し、ドレッシング装置２０に
対して位置決めして同様の作業を繰返えせばよい。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明になる機上ドレ
ッシング装置によれば、研削用砥石を成形研削盤から取
外すことなくドレッシング作業を行うことができ、ドレ
ッシング精度の優れた研削用砥石を得ることができると
共に、プロファイル研削の自動化がより可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる機上ドレッシング装置を載置した
成形研削盤の一実施例を示す正面図、第２図は第１図の
側面図、第３図は第１図の平面図、第４図はドレッシン
グ装置の正面図、第５図は第４図の左側面図、第６図は
第４図の平面図である。 ■：ベッド、　　　　　２：ワークテーブル、３：ｘモ
ータ、　　　　４：Ｙモータ、５：コラム、　　　　　
６：主軸頭、 ７：Ｚモータ、　　　　８：研削頭、 ９：主軸、　　　　　１０．１１：研削用砥石、１２：
割出し台、　　　２０ニドレツシング装置、２１ニドレ
ッシング用砥石、 ２２：ヘッド、　　　　２３：モータ、２４：案内レー
ル、　　２５：モータ、２６：偏心軸、　　　　２７：
移動台、２８：揺動台、　　　　２９：モータ、３０：
送りねじ、　　　３１：ピボット、３２：モータ、　　
　　３３：ウオーム機構、３５：本体、　　　　　３６
：油圧シリンダ、３７：案内レール、　　３８：固定台
。 第１図 第２図 第５図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）成形研削盤のワークテーブル上に成形研削盤の研
   削用砥石をドレッシングするドレッシング装置を取付け
   た機上ドレッシング装置。
2. （２）ドレッシング装置は、成形研削盤のワークテーブ
   ル上に載置可能で、ドレッシング用砥石を回転可能に支
   持するヘッドと、前記ドレッシング用砥石を回転駆動す
   る回転駆動手段と、前記ヘッドを前記ドレッシング用砥
   石の回転中心軸方向に往復動させる往復動手段と、前記
   ヘッドを前記往復動手段と共に前記ドレッシング用砥石
   の回転中心軸に直交する方向に移動せしめる移動手段と
   、前記ヘッドを前記移動手段と共に前記ドレッシング用
   砥石の接線方向に沿う軸の周りに揺動せしめる揺動手段
   とを備え、前記成形研削盤の機上でその研削用砥石をド
   レッシングすることが可能な特許請求の範囲第１項記載
   の機上ドレッシング装置。