JPS62157554A - 試料成分の濃度を測定するための試験具及び試験方法 - Google Patents

試料成分の濃度を測定するための試験具及び試験方法

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JPS62157554A
JPS62157554A JP61304039A JP30403986A JPS62157554A JP S62157554 A JPS62157554 A JP S62157554A JP 61304039 A JP61304039 A JP 61304039A JP 30403986 A JP30403986 A JP 30403986A JP S62157554 A JPS62157554 A JP S62157554A
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/521Single-layer analytical elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/14Heterocyclic carbon compound [i.e., O, S, N, Se, Te, as only ring hetero atom]
    • Y10T436/142222Hetero-O [e.g., ascorbic acid, etc.]
    • Y10T436/143333Saccharide [e.g., DNA, etc.]
    • Y10T436/144444Glucose

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、グルコースのような化学物質;エタノールの
ような低級アルコール;コレステロール;尿酸;ヘモグ
ロビン;及びカリウムの存在を測定するための、新規か
つ改良された、流体分析用の試験具、特に、試験流体中
の化学物質の濃度を表示する反射率の読取りをより高い
正確度で行うと共に補正することができる新規かつ改良
された方法及び試験具に関する。更に詳しくは1本発明
は、主色原体を形成することができる反応体系と、上記
反応体系に既知の濃度で包含せしめた、主色原体につい
て測定された反射率の読取り値を補正するための2次的
不活性色原体物質を包含する新規かつ改良された試薬片
に関する。
[発明の背景及び従来技術] 既知濃度を有する1以上の化合物をまずガスクロマトグ
ラフィーなどにより測定して試料中の他の1以上の化合
物の未知の濃度を計算するための基鵡として用いる。1
以上の、グラフのピーク高又はピーク域を得ることによ
り、種々の化合物の濃度を測定することは良く知られて
いる。ピーク高及びピーク域の両者を用いた定量分析技
術のうち、広く用いられるものとしては、測定すべき未
知の化合物、すなわち分析対象物に類似した特性を有す
る公知化合物を添加する技術が挙げられる。この方法に
よれば、一定濃度の公知化合物を未知の試料に加えてク
ロマトグラム中に別個のピークを得、この別個のピーク
を内部マーカーとして用い、上記マーカーの読取りの不
正確度に比例して未知化合物の測定濃度が調整される。
このようにして、論理的には、未知化合物の測定におけ
る損失又は利得には、全く等しい損失又は利得が内部マ
ーカー化合物の測定において必ず伴うので、検出器のマ
ーカーに対する不正確な応答から得られた補正係数が未
知化合物に対する検出器の応答に適用されることになる
。対象となる化合物及び内部マーカーの測定における損
失又は利得の同一性は種々の要因、特に対象成分及び内
部マーカー化合物の構造的同等性(特に抽出性、溶媒溶
解性、反応、測定装置から測定可能な信号を得るために
上記マーカー及び試料に施される他の操作手順に対する
検出器の応答及び許容能力における同等性)によって決
まる。
スナイダー及びカークランド(Snyder andK
irkland)のイントロ クシ ン・ツー・モ 7
554頁に記載されるように、公知のマーカー化合物か
らの選択は極めて難かしい、すなわち、内部マーカーは
妨害のない完全に分離されたピークを有するものでなけ
ればならず、対象化合物(類)に近接して溶離されねば
ならず(K’値が殆ど同じである)、予備処理、銹導体
の形成等が伴う分析について対象化合物(類)と同等の
挙動を示すものでなければならず、最も高い精度を得る
ためには多成分混合物にとって1以上の内部マーカー化
合物が必要とされ、対象化合物と殆ど一致するピーク域
又はピーク高の比を与える濃度となるように加えねばな
らず、試料中には本来存在せずまた安定なものでなけれ
ばならず、また試料成分、カラム充填物や可動相とは不
反応性のものでなければならない。
これらの難かしい必要条件のために必然的に完壁とは言
えない内部マーカー化合物を用いなければならないこと
から、不正確度を低減する方法として公知の内部マーカ
ー化合物を加えることは。
主にガスクロマトグラフィー分析に限られており、赤外
線及び発光分光分析法においては殆ど用いられず、定量
分析のための反射率又は吸光度が測定される試料におい
ては全く用いられていない。
試薬片は、低濃度の種々の化合物の定量分析、特に体液
中の病因学的に重要な物質の分析、例えば血液中グルコ
ースの定量分析に広く用いられている0通常、試薬片は
試料中の対象化合物と反応することができる試薬を担持
した液体吸収性又は吸着性の試薬材料から成る。未知化
合物の定量測定は1反応生成物の出現又は試薬片中に既
知の濃度で含浸せしめられた既知反応剤の消失を検知す
ることにより行なわれる0例えば、マイルス・ラボラト
リーズのエイムス・ディビジョン(AIIleSDiv
ision、 Miles LabaratorieS
、 Inc、)は、グルコース、コレステロール、トリ
グリセリド、尿酸、血液中法窒素(BUN)、ヘモグロ
ビン、カリウム及び他の病因学的に重要な物質に対して
反応性の試薬を包含する種々の試薬片を製造している。
通常、試薬片に吸収された反応生成物は反射光度計で定
量的に測定される。体液が、反応剤を吸収した試薬片と
反応した後に測定された試薬片の反射率により、検出さ
れた化合物の比色法的定量測定を行うことができる。こ
れらの試薬片は定量分析にとって非常に有効であり、通
常的±2〜10%のばらつきはあるものの精度の高いも
のである。
全ての臨床的に用いられる試薬において見られる通常の
化学的可変性以外の、試薬片の定量測定におけるばらつ
きの最も重要な理由は下記の通りである。
(1)  特に反射率及び吸収能若しくは吸着能におけ
るばらつき;及び (2)形成された反応生成物の量の測定又は反応剤の消
失の測定に用いられる装置のばらつき(検出器の応答)
6本発明によれば、試薬片又は他の反応剤若しくは触媒
を含有する材料は既知濃度の不活性色原体マーカーを含
み、これは試料成分の濃度に比色定量的に応答を示す色
原体染料の比色定量的応答とは別個の波長ピークを有す
る比色定量的反射率応答を与える。
大きく異る波長で測定された反射率又は吸光度の読取り
値の間にはかなりの差が生ずる。したがって、液体試料
成分の定量的測定に用いられる反射率(吸光度)の読取
り値を補正せんとする先の試みは、低波長若しくは高波
長で測定された試薬片中色原体の既知濃度における読取
り値を得ることにより、装置を初期較正することに向け
られていた。
本発明によれば、既知の不活性な2次的色素材料から得
られた反射率又は吸光度の読取り値が、色原体の測定波
長や液体試料中で定量的に測定される成分の濃度に関ら
ず、液体試料と試薬成分との相互作用によって形成され
た主色原体材料の反射率測定又は吸光度測定における不
正確度をそのまま表示するものである。この特色は最も
意外であり、主色原体以外に2次的不活性色素材料を包
含せしめられていないものから得られたものと比較して
濃度測定値の正確度を約2倍とすることができる。
[発明の概要] 要するに、本発明の目的とするところは新規かつ改良さ
れた反応剤キャリア、又は試薬片、並びに試料中のある
成分の存在及びその相対濃度をより正確に測定する方法
にある0反応剤キャリア、又は試薬片としては、セルロ
ールのような発色性の所定の試料成分と相互作用せしめ
、測定可能な応答を生じせしめるために選択された反応
体系を担持することができる反応剤吸収性若しくは反応
剤吸着性材料が挙げられる。試薬片のマトリックス又は
キャリアを形成する好適な反応剤吸収(着)性材料とし
ては、濾紙のような吸収性材料、発泡材料、不織布、ゲ
ルの発泡材料、転相フィルム、その他の好適な不活性の
多孔質マトリックス、ポリマーフィルム等が挙げられる
。当業界で公知のように、試薬片は通常、不活性ポリマ
ーシート材のような支持体層に固定された1以上の反応
剤及び/又は反応触媒を含浸せしめたか紙から成るもの
である。所定の試料成分との相互作用又は反応を達成す
るには、試薬片を試料中に浸漬するか又は試料を試薬片
上にピペットで滴下する。化学反応又は相互作用により
試薬片の反射−率に変化が生じる0次に、試料中の所定
成分の濃度を、カラーチャートと目視比較してやや大ま
かな定量測定値を得るか、又は試薬片を反射率測定装置
中に配置してより正確な定量測定結果を得ることによっ
て測定する。
本発明によって、主発色性指示薬若しくは主色変化性指
示薬以外に、主指示薬又は色原体の吸光波長ピークとは
少くとも80nm、好ましくは120n鵬異る吸光波長
ピークを有する、2次的不活性色素化合物として色素若
しくは染料を反応剤キャリア中又は液体試料中に包含せ
しめることにより液体試料中の成分の存在及びその濃度
の定量に用いられる反射率若しくは吸光度測定値の正確
度が予期しない程高められ、種々の反応剤キャリアのば
らつきや1反射率測定装置又は吸光度測定装置における
ばらつきが実質的に排除されることが判明した0本発明
の利点を十分活用するためには、色素物質又はマーカー
はキャリア中の反応体系に対して不活性であり、かつ液
体試料に対しても不活性であることが必要で、主色原体
の光反射率の応答とは木質的に異った光反射率又は吸光
度の応答を与えて測定値のばらつきが補償できるもので
なくてはならない、このようにして、キャリア又は試料
中に包含せしめた2次的色素マーカーの反射率又は吸光
度測定から得られたいかなる不正確度も、試料と試薬組
成物との相互作用又は反応の結果形成された主色原体の
反射率又は吸光度の測定値の補償に用いることができ、
したがって、液体試料中の所定成分の濃度が測定される
非常に意外なことに、2次的不活性色素マーカーを試薬
若しくは反応剤キャリア、又は液体試料中に、既知濃度
で包含せしめることにより、試料成分と試薬片中の反応
剤との反応又は相互作用の結果として得られら主色原体
による発色又は色変化から得られる反射率又は吸光度の
測定値の補正に使用可能な正確度補正係数が提供される
ことが判明した。
したがって、本発明の目的は、液体中の化学物質の相対
濃度を測定するための新規かつ改良された方法及び試験
具を提供することである。
本発明の他の目的は、液体試料中のグルコース、コレス
テロール、尿酸、ヘモグロビン、又はカリウムと反応し
て、試験具申の主及び2次的不一活性色原体染料におい
て比色的に測定可能な変化を生じせしめ、2つの明らか
に異った波長において反射率を測定して主色原体の反射
率測定値を補正するための新規かつ改良された方法及び
試験具を提−供することである。 。
本発明のまた更なる目的は、2種類の材料が反応剤系、
すなわち試薬片又は試料のどちらかに包含され、既知濃
度の2次的着色材料が、主色゛原体形成材料の反射率測
定値のための反射率読取り値の補正係数を提供して濃度
測定を正確なものとする、新規かつ改良された方法及び
試薬片を提供することである。
本発明の上記の及びその他の目的及び利点は。
下記のより詳細な説明と共に図面を合わせ用いることに
より明らかとなろう。
[好ましい実施態様の詳細な説明] 本発明の製品及び方法は、反応剤組成物との反応又は相
互作用により反射率又は吸光度測定装置で測定すること
のできる。測定可能な色変化を生ずることのできる、い
かなる液体試料成分の相対濃度の測定においても有用で
ある。2次的不活性色素マーカーを包含せしめることの
できる好適な試薬片としては、セラライザー(5ERA
LYZER)の商標によりマイルス・ラボラトリーズ社
のエイムズ・ディビジョンによって製造される、コレス
テロール、尿酸、ヘモグロビン、トリグリセリド及びカ
リウムの定量測定用試薬片が挙げられる0本発明の試験
具呼び方法は、色変化率を測定して液体試料中の所定成
分の相対的終極濃度を得るよりも、終点分析において最
も有用である。
試料と試薬との反応又は相互作用により形成された主色
原体、及び2次的不活性色素マーカーの光反射率又は吸
光度は用いられる特定の染料の特徴を湿る光波長におい
てそれぞれ測定される。
本発明の利点を十分に活用するためには、生色原体と2
次的不活性色素マーカーの反射率は。
それぞれ、吸光波長ピークで測定し、主色原体及び2次
的色素マーカーは少くとも80n+s異る吸光波長ピー
クを有するものでなければならない。
2次的不活性色素マーカーの見掛濃度は、最大吸光波長
にて得られた反射率と共に不活性色素マーカーの既知濃
度から計算され、この見掛濃度を用いて、最大吸光波長
における主色原体の反射率の測定から得られた分析対象
物の濃度の補正係数が提供される。この補正係数により
1分析対象物の計算濃度が試薬片の特性1例えば厚さ及
び散乱係数(scatterirlg coeHici
ent)におけるばらつき並びに装置のばらつきについ
て補正される。
本発明の試験具及び方法により、濃度測定の正確度が約
2倍改善されることは非常に驚くべきことである0例え
ば、2次的不活性色素マーカーを用いないコレステロー
ル試薬片において、同一試験による変動係数は約4%で
あるのに対して、2次的不活性色素マーカーを加えるこ
とにより、同−試験における変動係数は2%未満に低減
される。
2次的不活性色素マーカーは、キャリア又は試薬片に含
痺れる反応剤組成物に対しても、また分析される試料に
対しても不活性の染料である。上記不活性染料は、試料
中に既知の濃度となるように均一に混合しても、また反
応剤組成物と共に試薬片中に含浸せしめてよい。
本発明によれば、試料中の所定成分の濃度に応答を示す
主色原体又はaf薬と共に2次的不活性色素物質を包含
せしめることにより、不活性色素物質及び色原体の測定
波長や、所定の試料成分の濃度に関わらず、既知の濃度
で存在する2次的不活性色素物質について行なわれた反
射率又は吸光度測定値に基いて、主色原体物質について
行なわれた反射率又は吸光度の不正確度の相関関係が、
得られることが明らかになった。理論的には、ある染料
の反射率測定における不正確度は、上記の2つの染料の
反射率が全く同一で1分析対象物のある特定の濃度にお
ける場合のみに、試料成分反射率測定値の不正確度と相
関させることができるため、これらの結果は最も予期し
得ないものであった。しかしながら、分析対象物が試験
具の試薬成分と実質的に完全に反応した後に得られる反
射率測定値補正用の2次的不活性色素物質の反射率から
得られた不正確度の相関関係は、広い範囲の測定波長(
約300〜約100Or+m)にわたって、また不活性
色素物質と2次的色原体の無数の組合せ(反射率範囲約
5〜約70%)において、更に広範な、分析対象物の濃
度範囲にわたって正確度の高いものである。
分析対象物の濃度の有用な補正値を与える2次的不活性
色素マーカーの測定についても、上記相。
量関係は濃度単位並びに反射率測定値において正確度の
高いものではなくてはならない、これを実証するために
、クベルカームンクの無限厚等式: を用いて上記反射率をに/Sに変換した。上記式中、K
は吸光度係数であり、Sは散乱係数であり、Rは、試薬
片の基材又はパッドの支持材の反射率に影響されないよ
うな十分な厚さく無限厚)を有する試料の反射率である
血清又は全血中グルコースの定量分析に用いられる試薬
片は周知である。上記試薬片には、グルコースからグル
コン酸と過酸化水素への酸化反応に触媒として作用する
、グルコースのような酵素;0−トリジンのような指示
薬又は酸化性染料(主色原体);及び上記指示薬の酸化
反応に触媒として作用する過酸化活性を有する物質から
成る反応体系が含まれる。上記染料又は示指薬は血液試
料中のグルコース濃度に応じた酸化の程度に従って視認
可能な色調の変化をもたらす。
反応系中に生じる反応は次式: %式% グルコース+02    グルコン酸+H20□現下の
試薬片には1通常、上記のようなグルコースと反応する
ことができる反応剤組成物を含浸させた1例えばセルロ
ース系の吸収性材料のようなマトリックス材料及びマト
リックス材料の血球による汚染を防止するための、血球
を炉別することのできるマトリックス被覆材が包含され
ている。
指示薬の酸化による色変化は、反射分光光度計で測定さ
れ、試料(例えば全血)中のグルコース濃度が測定され
る。
全血や尿の他にも、グルコースを測定できる他の体液が
ある。公表された資料によれば、汗は低くかつ変化する
グルコース濃度を有する、血液の限外濾過物であること
が示されている。上記文献によれば、細胞外の間隙及び
筋肉内又は皮下部位におけるグルコース濃度は、血液中
のグルコース濃度よりも低いが、これは血液グルコース
の格好な尺度であると考えられている。このように、グ
ルコースは、その潜在的有効量が皮フの下部に到達する
本発明は、広い観点においては、試薬組成物と相互作用
して主色原体又は色変化を示すことの可能な化合物を生
成することができる試料成分の測定を目的とするもので
ある0例えばグルコースを伴う反応中に形成された化合
物は、更にそれい自体では全く色変化を生じないか又は
僅かな色変化しか生じないが、発色物質とは反応して色
を生じる他の物質と反応させることができる。2以上の
物質が、反応中に形成された化合物と発色物質との間に
介在することができる。酵素は生物学的触媒であり、そ
れらの多くはある唯一特定の決った化学物質との特定の
反応に触媒として作用する変った特異性を有している0
例えばグルコース、コレステロール及び尿酸の酵素は、
検体液中にグルコース、コレステロール及び尿酸が含ま
れている場合には、それぞれこれらの反応に触媒として
作用して所定の反応生成物を生成するものである。主色
原体又は指示薬物質は反応生成物又は中間物質の存在下
に発色又は色変化することの可能なものである。酵素や
発色若しくは色変化性成分は、ある程度のりアクタンス
を惹起するに十分な量又は反応組成物中に検知可能な変
化を生じるに十分な量を試験具又は試薬片の吸収性又は
吸着性材料の反応系に包含せしめることができる。グル
コース、コレステロール又は尿酸の酵素1例えばグルコ
ースオキシダーゼ、コレステロールオキシダーゼ若しく
はウリカーゼ;及び過酸化活性を有する物質、例えば西
洋わさびペルオキシダーゼの適量とは、例えば約20g
の吸収性マトリックス材に対して1.000〜100.
000単位である0発色剤又は色変化性薬剤の適量とは
、例えば、乾燥しているものを基準として、マトリック
ス材料と試薬組成物との総重量のo、oi〜30重量%
、好ましくは1〜10重量%である。
主発色物質は1反応剤系(試薬片又は液体試料のどちら
か)に包含させるが、これは試薬組成物又は液体試料と
相互作用して着色物質又は当所の物質の色とは異る色を
発する0発色物質は、試薬組成化合物の直接の作用の結
果として色変化するのではなく、それ自体では鮮明には
発色しない他の化合物を介在せしめてこれに反応生成物
を作用させることによって色変化するのである。
グルコースの定量分析のための、本発明試験具の試薬組
成物の好ましいグルコース指示薬は、グルコースオキシ
ダーゼ、グルコースペルオキシダーゼ又は過酸化活性を
有するペルオキシダーゼ様物質、及び過酸化水素の存在
下に発色又は色変化することができる主色原体化合物か
ら成る0本発明試験具のマトリックス中に包含されたこ
の反応体系がグルコース又はグルコース含有物質、例え
ば糖尿病患者の血液と接触させた場合、ペルオキシダー
ゼは過酸化水素と主色変化性化合物との反応の触媒とし
て作用して上記化学物の酸化物を生成する。第1の色変
化性化合物は、過酸化活性を有する物質の存在下に発色
又は色変化することができる化合物であればいかなるも
のでもよい、2種以上の、過酸化活性を有する物質を反
応体系に存在させてもよい0例・えば、ヨウ化ナトリウ
ムをテトラメチルベンジジン又はグアヤ゛クゴムと共に
存在させてもよい。
グルコース、コレステロール及び尿酸の定量測定のため
の、過酸化水素及び過酸化活性を有する物質の存在下に
発色する、ペルオキシダーゼの発色物質及びペルオキシ
ダーゼ様物質としては下記の物質が挙げられる。
(1)  モノアミン、例えばアニリン及びその誘導体
、オルト−トルイジン、パラ−トルイジン等; (2)  ジアミン、例えばオルト−フェニレンジアミ
ン、N、N’−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、
N、N’−ジエチルフェニレンジアミン、ベンジジン及
びその誘導体1例えばテトラメチルベンジジン(青色又
は茶色を発色する)、ジアニシジン(緑色又は茶色に変
色する)等;(3)  フェノール、例えばフェノール
自体(M色を発色する)、チモール、オルト−、メタ−
及びパラ−クレゾール(緑黄色、桃色及び乳白色をそれ
ぞれ発色する)、α−ナフトール(深紅色を発色する)
、β−ナフトール(白色沈澱を生成す−る)等; (4)  ポリフェノール、例えばカテコール、グアイ
ヤコール(橙色を発色)、オルシノール、ピロガロール
(赤色系色又は黄色を発色する)、p。
p−ジヒドロキシジフェニル及びフロログルシノール; (5)芳香族酸、例えばサリチル酸、ピロカテチュイッ
ク酸(P7rocatechuic acid) 、没
食子耐: (8)  ロイコ染料、例えばロイコマラカイトグリー
ン(マラカイトグリーン色を発色)及びロイコフェノー
ルツクレイン(好ましくはアルカリ性媒体中で用いる)
; (7)有色染料、例えば2.6−シクロロフエノリンド
フエノール; (8)種々の生物学的物質、例えばエピネフリン、フラ
ボンチロシン、ジヒドロキシフェニルアニリン(橙赤色
を発色する)及びトリプトファン;及び (8)  その他の物質1例えばグアヤクゴム、グアイ
ヤコール酸、ナシ試薬(青色系色を発色)、カリウム、
ナトリウム、その池水溶性ヨウ化物及びビリルビン(緑
色系色を発色)。
過酸化活性を有する、代表的物質としては、植物ペルオ
キシダーゼ、例えば西洋ワサビペルオキシダーゼ、バレ
イショベルオキシダーゼ;ヨウ化物、モリブデン酸塩、
例えばヨウ化カリウム及びモリブデン酸ナトリウム;計
量された少量の全血、赤血球のみ、凍結乾燥した血液;
ウロヘミン及びその他の過酸化活性を有するポルフィリ
ン物質並びに、ここで参照例として用いる米国特許第3
,298,789号及び同第2.981,806号に開
示されるような化合物及び化合物の組合せが挙げられる
本発明の試験具又は試薬片及び方法は、グルコース、コ
レステロール又は尿酸と酸素との反応に触媒として作用
することのできる化合物、例えばグルコースオキシダー
ゼを含有する反応系に対して特に有用であり、この場合
、下記の例示的触媒反応: から結果的に形成されるある濃度のH2O2は、。
別の反応系の成分と相互作用してキャリアマトリックス
中に目視的に検知可能な色変化を生じる。主色原体の反
射率は好適な分光光度計によって検出される。
本発明によれば、試薬系に包含せしめた2次的不活性染
料は、主色原体について測定された反射率を補正して実
質的に改良された濃度の正確度を与えることを可能にす
る。試料成分の定量測定に用いられる他のいかなる試薬
片も、本発明の原理に従って、試薬片中又は試料中に、
2次的不活性色原体染料を既知の濃度で包含させること
により改良することができる。マイルス・ラボラトリー
ズ社のエイムズ赤ディビジョンによって現在製造される
、グルコースの測定と類似した血清中コレステロールの
定量測定用の試薬片は、酵素存在下にコレステノンと過
酸化水素とを生成する、コレステロールの融イl/万広
に梼六+スムの一飢−る0反応中に形成された過酸化水
素はペルオキシダーゼの存在下に3−メチル−1−ペン
ゾチアゾリノンヒドロゾン(MBTH)とシリン酸プリ
マキンとの着色複合体を形成する酸化結合反応によって
測定される。上記着色複合体の光反射率は600nmに
おける反射率測定によって測定される。
一一一一→  コレステロール 一一一一→ コレステノン+H20□ H2O2+MBTH+シリン酸プリマキン。
上記のコレステロール定量試験の正確度は、試薬片又は
試料中に2次的不活性色原体マーカーを既知濃度におい
て包含せしめることにより約2倍に改良される0本発明
によれば、試薬組成物は通常、1.2%w / wペル
オキシダーゼ−100IU/mg(西洋ワサビ);2.
7%w / wコレステロールオキシダーゼ−9,2単
位/mg(微生物);1.0%W / Wコレステロー
ルエステルヒドロラーゼ−15,4単位/mg(微生物
);2.0%w / w 3−メチル−2−ベンゾチア
ゾリノンヒドラゾン、15.3%W / Wシリン酸プ
リマキン;9.4%w/w緩衝剤;0.02%W/Wイ
ンドシアニングリーン;及び残余部分として不反応性成
分を含む。
現在製造されている血清中尿酸の定量分析用試薬片は、
ウリカーゼ反応によって生じた過酸化水素を、ペルオキ
シダーゼ存在下の3−メチル−2−ベンゾチアゾリノン
ヒドラゾン(MBTH)とシリン酸プリマキンとの酸化
結合反応によって測定する反応に甚くものである。上記
方法には2種類の別個の反応が含まれている。第1の反
応においては、尿酸、酸素及び水が、ウリカーゼの存在
下に、7ラントイン、二酸化炭素及び過酸化水素を生成
する。
ウリカーゼ 尿酸+02+H2〇 一一→H20+アラントイン+co2+H2o2第1の
反応で発生した過酸化水素は、次にペルーオキシダーゼ
の存在下にMBTHとシリン酸プリマキンと結合して着
色複合体を形成する。
H2O2+MBTH+シリン酸プリマキンーー→一定期
間のインキュベーションを行なった後、560nmにお
ける反射率の変化を測定することにより、血清尿酸の濃
度を測定した。同様にして、上記尿酸の定量試験の正確
度を試薬片中又は試料中に、既知濃度にて、2次的不活
性色原体マーカーを包含させることによって約2倍改良
することができる。尿酸分析用の試薬片は、通常。
13.4%w/wシリン酸プリマキン;8.3%W /
 Wメチルベンゾチアゾリノンヒドラゾン;5.5%w
 / w緩衝剤、29.1%w / wウリカーゼ(豚
肝III);2.6%w / wペルオキシダーゼ(西
洋ワサビ);0.08%w/wインドシアニングリーン
;及び残余部分として無反応性成分を包含する。2次的
不活性染料の800nsにおける測定を行なって、主色
原体の560nmにおける反射率の補正係数を得た。
本発明によれば、2次的不活性色原体、例えばインドシ
アニングリーンを試薬片又は試料(血清)中に約2XI
O4〜2XlO−’重量%包合せしめることにより、濃
度測定における正確度が意外なほど改善される0本明細
書中に開示した試薬片のための他の好適な2次的不活性
色素マーカー、染料又は着色剤材料も、試薬組成物及び
試料に対して不活性である限り用いることができ、例え
ば3,3′−ジエチルチアトリ力ルポシアニンイオダイ
ド、1.1’、3,3.3’3’−へキサメチル−4,
4’、5.5−ジベンゾ−2゜2′−インドトリカルポ
シアニンペルクロレー);1,1’−ジエチル−4,4
′−カルポシアニンイオダイド;5,5’−ジクロロ−
11−ジフェニルアミノ−3,3′−ジエチル−10゜
12−エチレンチアトリカルボシアニンペルクローレー
ト:アンヒドロ−1,1−ジメチル−2−(7−(1、
l−ジメチル−3−(4−スルホブチル)−2−(IH
)−ベンゼン(e)インドリニリデン)−1,3,5−
ヘプタトリエニル)−3−(4−スルホブチル)−1H
−ベンズ(e)−インドリウムヒドロキシドナトリウム
塩;アンヒドロ−11−(4−エトキシカルボニルピペ
ラジン−1−イル) −10,12−エチレン−3゜3
.3’、3’−テトラメチル−1,1′−ビス−(3−
スルホプロピル)−4,4’、5.5’−ジベンゾイン
ドトリカルボシアニンヒドロキシドトリエチルアミン塩
;及びチオニンが挙げられる。これらの染料の全ては、
所定の試料成分の濃度に比例して形成される主色原体物
質について測定された反射率測定値を補正するための有
効な相関関係を反射率の読取り値において提供すること
が証明されている。
現在製造されている。全血中ヘモグロビンの定量分析用
の試薬片は、ヘモグロビンをメトヘモグロビンの形で定
量測定することに基くものである。ヘモグロビンは細胞
膜の溶解により赤血球から遊離される0次に、ヘモグロ
ビン中の2価の鉄をフェリシアン化カリウムによって3
価の状態となるように酸化してメトヘモグロビンを形成
する。535nmにおける色(主色原体)の範囲は反応
した試料中のメトヘモグロビン(内在するもの及び新規
に変換されたもの)の濃度に比例する。
45〜180秒のインキュベーションと試験時間の後に
、血液試料中のヘモグロビンの濃度を、535n腸(メ
トヘモグロビンの特性を示す)における反射率を測定す
ることによって得た。
本発明によれば、上記反応のための試薬組成物は、通常
、49%W/Wフェリシアン化カリウム;39%w/w
リン酸塩緩衝剤;2次的染料として0.5%w / w
 1 、 l ’−ジエチルー4.4′−カルポシアニ
ンイオダイド;及び残余部分として不反応性成分を含む
0本発明によれば、反射率の測定は、535nm(主色
原体)及び535nmにおける読取り値の補正を行うた
めに710nm(2次的色原体)にて行う。
血清又は血漿からのトリグリセリドの定量分析に用いら
れる試薬片はトリグリセリドから遊離されるグリセロー
ルを酵素を用いて比色的定量を行うことに基くものであ
る。この工程に伴う一連の反応は下記の通りである。
p)1B −一一→ グリセロール+遊離脂肪酸 M g + 2 一一→グリセロールー3−ホスフェート+ADPグリセ
ロール−3−ホスフェート + NAD” グリセロール−3−ホスフェート デヒドロゲナーゼ ーー→ジヒドロキシアセトンー3−ホスフヱート+ NADH 波長=580n層 NAD◆+I NTH 内在するグリセロール及びトリグリセリドの酵素的加水
分解によって生成されたグリセロールをグリセロールキ
ナーゼ(GK)を触媒とする反応においてトリリン酸ア
デノシン(ATP)によってホスホリル化し、グリセロ
ール−3−ホスフェートとADPとを得た。グリセロー
ル−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼ(G−3−PD
H)は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NA
D)の存在下においてNADHを生成するグリセロール
−3−ホスフェートの酸化反応に触媒として作用する。
上記のNADHはジアホラーゼを触媒とする反応におい
てホルマザン染料(INT)を還元するのに用いられる
0反射率光度計により、主及び2次的色原体の反射率に
おける変化を測定することによって試料トリグリセリド
の濃度が得られる0本発明によれば2次的色原体約2X
104〜2X10−1重量%をトリグリセリド試薬片又
は試料(血清)中に包含させることにより濃度測定の正
確度が予期しないほど改良される。
上記のトリグリセリド定量測定用の試薬組成物は、通常
、1.2%w / wリパーゼ(微生物)−3600I
U/mg;0.5%w / wグリセロールキナーゼ(
微生物)−60IU/曹g: l 、 1%W / W
グリセロール−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼ(兎
) −110I U/+wg; l 、 4w/wジア
ホラーゼ(微生物) −35IU/mg; 7 、3%
w/wNAD ; 3.05w / w A T Pジ
ナトリウム塩;1.6%W/W硫酸マグネシウムヘプタ
ハイドレート;5.0%w/wINT;0.025%w
/wl、1−ジメチルー2−(7゜−(1、1−ジメチ
ル−3−(4−スルホブチル)−2−(IH)−ベンゼ
ン(e)インドリニリデン)−1,3,5−ヘプタトリ
エニル)−3−(4−スルホブチル) −LH−ベンズ
(e)インドリウムヒドロキシドナトリウム塩;71%
w/wゼラチン;及び残余部分として不反応性成分を含
む、試薬組成物は、支持体片1例えばポリエチレンテレ
フタレートの層上にフィルムの形に流延し、所望の反射
率測定は580nm(主色原体)と790nm(2次的
不活性色原体)において行なわれる。
血清又は血漿中のカリウムの定量測定に用いられる試薬
片は、比色法による、イオノフオアを媒体とする水性相
と有機相聞のカチオン−プロトン交換反応に基〈もので
ある、試薬域は、有機相と水性相を形成する成分を含有
する紙製マトリックスから成る。試料を施すと、水溶性
の緩衝剤が溶解して上記の水性相は再構成される。有機
相中のに+−選択性イオノフオアである2、3−(ナツ
ト)−15−クラウン−5を媒体としてカリウムイオン
は水性相から有機相へ移送される。有機相中の電荷は、
同一相中の指示薬染料、7−ゾシルー M e D P
 I Nから同時にプロトンが失われることによって中
和状態に維持される。染料の脱プロトン化の結果、64
0nmにおける吸収ピークが現われる。
上記反応のしくみは下記の通りである。
水性相      有機相 反応による発色の程度は試料中のカリウムの量に比例し
、これは640nm(主色原体)における反射分光分析
によって監視される。
木°発明によれば、カリウム分析用の試薬組成物は、例
えば、2.4%w/w7−(n−デシル)−2−メチル
−4−(3’、5’−ジクロルフェン−4′−オン)−
インドナフトール;6.9%w/w2,3−ナフトー1
5−クラウン−5;83.0%w/w緩衝剤、0.16
%w/w5゜5′−ジクロロ−11−ジフェニルアミノ
−3゜3′−ジエチル−10,12−エチレン−チアト
リカルボシアニンペルクロレート;及び残余部分として
不反応性成分から成る。試薬組成物は濾紙に含浸させ、
反射率測定は640r++s(主色原体)と800nm
(2次的色原体)において行なう。
本発明によれば、2次的色原体を、カリウム試薬片又は
試料(血清)中に2X104〜2X10−1重量%包含
させることによって濃度測定の正確度が予期しないほど
改良される。
本発明により、(1)2次的不活性色原体染料マーカー
を試薬片又は試料中に包含せしめた場合の、その測定に
おける計算可能な、m定の不正確度と、(2)試薬組成
物と試料中の特定成分との相互作用に比色的応答を示す
主色原体染料の反射率の測定値との間には非常に重要な
相関関係が見出された。主色原体の反射率測定値に2次
的不活性色原体マーカーを関係させることにより、測定
の正確さが約2倍に改良される。2次的不活性色原体マ
ーカーは、試薬パッドの散乱係数、パッドの厚さ、パッ
ドの嵩、試薬片の基板若しくは支持体材料の反射率にお
けるばらつき、試薬パッドの位置のばらつき及び分光光
度計内のドリフトを補正する。主色原体について測定し
た反射率は、主及び2次的色原体染料の吸収波長ピーク
が少くとも80nm異るものである限り、2次的色原体
の濃度や波長に関わらず、2次的不活性マーカー色原体
の反射率測定値における不正確度と密接に関連させるこ
とができるのは非常に驚くべきことである。
2次的不活性染料の反射率の予測値及び実測値に基〈主
色原体の反射率測定値の補正の例として、下記の、試料
1〜3に示した計算値(補正値及び未補正値)は1本明
細書の32〜33頁に記載した尿酸と試薬組成物に基〈
ものである。
L=低カリプレータ(低濃度測定標準物質)の濃度 H=高カリブレータ(高濃度測定標準物質)の濃度 Kx1=主色原体の波長における試料のに/S値 Kx2=+2次的色原体の波長における試料のに/S値 KL1=主色原体の波長における低力リプレータのに/
S値 KL2=2次的色原体の波長における低力リブレータの
に/S値 KH1=主色原体の波長における高カリブレークのに/
S値 KH2=2次的色原体の波長における高力リブレータの
に/S値 X=試料の濃度 またキャリブレータのデータとしては下記の通りである
L = 1 、9mg/di H=7.2mg/d見  、 KLl=0.6644 KL2=1.124 KH1=1.717 KH2=1.102 試料データ 試料1 : L、9mg/d文で検定 Kxl=0.7168 Kx2=1.312 補正前の計算値 = 2 、16+ag/lin  誤差=−13,9%
補正後の計算値 、 =L、833g/dl  誤差=−3,7%試料2:4
.5+eg/d文で検定 Kx1=1.103 K   =0.998 補正前の計算値 =4.108mg/d文 誤差=−8、7%補正後の計
算値 =4.58mg/di   誤差=+t、a%試料3ニ
ア、2mg/d文で検定 Kx1=1.400 Kx2=0.9199 補正前の計算値 = 5 、60mg/ di  誤差=−22,2%補
正後の計算値 =6.78mg/dti  誤差=−5,8%第1図に
示すように、主色原体として種々の、アマラントの混合
物と、2次的不活性色原体染料として種々の濃度の3.
3′−ジエチルチアトリ力ルポシアニンイオダイドとを
用いて、種々の波長及び濃度の組合わせから得られたデ
ータは、主及び2次的染料の両者について広範囲にわた
る反射率を示した。主及び2次的染料の混合物の水溶液
を種々の濃度で調製した。上記混合物7ILlをタイプ
54の濾紙〔ニュー・シャーシー州、クリフトンのホワ
ットマン社(WhatmanInc、 of C目No
n、 N、J、)]のパッド(0,5XlcI又は0.
2X0.4インチ)上にピペットで滴下し、種々の波長
で反射率の測定を行なって、・主及び2次的色原体染料
の間に相関関係が有るか否かを調べた0表1には、第1
図中の記号に対応する測定波長及び濃度を示す。
表−」。
木1  !  1G−44203x  1G−5130
0$     3  x  10−4   520  
  1  x  10−4     800X    
 3  x  10−5   520    3  X
  10−4      [003x  10−5  
 520    3  !  10−4     88
01  x  10−4   420    3  x
  10−4      [!00雲1x10−442
03110−48801    3  x  1G−4
5201110−470021!  10−3   4
20    3 1 10−4     7003  
  1  !  1G−35203!  10−4  
   8004    3  x  10−3   5
00    1  !  10−3     7005
    3 x  10−3   420    1 
 x  10−3     700第1図に示すように
、一定のどの測定波長及び濃度においても、2次的色原
体染料について測定された反射率における増加は、主色
原体染料の測定された反射率においても同様の増加があ
ることを意味するものである。したがって、2つの波長
における測定値(1つは主色原体染料、もう1つは2次
的色原体染料)を用いることにより、試薬片及び分光光
度計の応答におけるばらつきによる、主色原体染料の反
射率測定値の不正確度を補正するのに有用な相関関係が
示された。第1図のデータは、第1及び2次的色原体染
料の反射率が、有用な相関関係を得るために同一である
必要はないことを示している。
分析対象物の濃度の有用な補正値を提供するための2次
的色原体マーカーの測定を行なうためには、濃度単位に
おいて相関関係がなければならない、これを証明するた
めに、第2図に示すように、第1図の反射率測定値を、
クベルカームンクの無限厚等式を用いてに/S値に変換
した。観察された相関関係は反射率測定値において観察
されたものと非常に類似していた。に/S値のばらつき
率が第1及び2次的色原体について同様であるならば、
第1及び2次的色原体のに/S値の比率に対するグラフ
と第1及び2次的色原体染料のに/S値の相関勾配は同
一の勾配となるはずである。第2図に示すように、この
関係は、当該技術において非常に驚くべきことであり、
主色原体の濃度測定値の補正を可能にする。第2図の右
上部。
の、飛び離れた位置にある測定値は非常に高いKZS値
を示しているが、これはパッド表面からの反射率が大き
いためにに/S値に影響したものである。
第1の相関関係において残される誤差は、濃度単位にお
けるばらつき係数1.5〜2%の範囲に相当する。これ
は、1つの波長における測定によって得られるものより
もはるかに良好である。
コレステロール   ゛ 紙製試薬片に、1.2%W / Wペルオキシダーゼ−
103IU/mg(西洋ワサビ);2.7%W / W
コレステロールオキシダーゼ−9,2単位/ag(微生
物);1.0%w / wコレステロールエステルヒド
ラーゼ−15、411位/mg(fat生物);2.0
%w / w 3−メチル−2−ベンゾチアゾリノンヒ
ドラゾン; 15.3%W/Wシリン酸プリマキン;9
.4%w/w緩衝剤;0.02%インドシアニングリー
ン染料及び残余成分として無反応性溶媒等を含浸させて
マイルス・ラボラトリーズ社のエイムズディビジョンか
ら得られるセラライザー・コレステロール用試薬片と同
様のものを得た。
上記コレステロール用試薬を用いて得られたデータは第
3図に示す通りである。内部標準が無くても相互関係は
明白であるが(表nの左欄のデータが示すように)、性
能が改良されるほど十分良好なものではない、試薬中に
、2次的不活性色原体マーカーが存在することにより、
驚くべきほどより良好な相関関係が観察され、データの
補正により性能が2倍改良される。ばらつき係数を表■
中に示した。不活性の、2次的色原体は、理論的には反
復実験において誤差1.5%の精度を示すことができる
。これは、主色原体染料のみの反射率測定による現下の
試薬片を用いて得られるものよ番】も−1士ス貞)に自
す了で訊スー表−J 低濃度(0,13wt、 り    5.1    1
.8高濃度(0,4wt、 り    4.5    
3.1紙製試薬片に、13.4%W/Wシリン醜プリマ
キン;8.3%W/Wメチルベンゾチアゾリンヒドラゾ
ン;5.5%w/w緩衝剤;29.1%w/wウリカー
ゼ(豚肝臓);2.6%w / wペルオキシダーゼ(
西洋ワサビ);0.08%W / Wインドシアニング
リーン染料及び残余の試薬組成物として無反応性溶媒を
含浸させて、マイルス・ラボラトリーズ社のエイムズー
ディビジ重ンのセラライザー尿酸用試薬片と同様のもの
を得た。
尿酸についても、コレステロールと同様の挙動が得られ
たに/Sデータのグラフを第4図に示す。変動係数は表
m中に示した。上記図中の右上部に飛び離れて存在する
値を除けば、内部標準を有する高濃度の尿酸試料の変動
係数は3.5%に低下する。
低濃度(0,0019wt、 $)   ?、6   
 2.6高濃度(0,0072wt、 り   7.7
    4.5低源度十インドシアニン グリーン    4.9    1.9高濃度十インド
シアニン グリーン    12.3   7.8BUN (血液
法窒素)及びクレアチニン用の試薬系により指示薬に/
Sの変化率が測定される。上記指示薬の変化率を内部標
準の定@に/Sと相関させようとしても、これらの試薬
にとって有用な関係は得られない。
ヘモグロビン 微細孔性ポリウレタン片に、49%W / Wフェリシ
アン化カリウム、39%W/Wホスフェート緩衝剤;0
.05%w / w 1 、 l ’−ジエチルー4.
4′−カルポシアニンイオダイド及び残余部分として無
反応性成分からなる試薬組成物を含浸させた0次いで試
薬片にB@の全血を接触せしめ、535nm及び710
nmにおける反射率を測定した。2次的不活性染料の反
射率を710nmにて測定することにより、535n1
1における反射率の測定値の補正が可能となり、血液試
料中ヘモグロビンの計算濃度の正確度を約2倍にする。
リグリセリゝ 1.2%w/wリパーゼ(微生物)−3600I U/
mg; 0 、5%w / wグリセロールキナーゼ(
微生物)−60IU/mg; 1.1%w/wグリセロ
ールー3−ホスフェートデヒドロゲナーゼ(兎)−11
0IU/mg; 1.4%w/wジアホラーゼ(微生物
)−35IU/mg; 7.3%w/wNAD ; 3
 、O%w/wADPジナトリウム塩;l、6%w/w
i酸マグネシウムヘプタハイドレート;5.0%w/w
INT;0.025%w / w 1 、1−ジメチル
−2−(7−(1、1−ジメチル−3−(4−スルホブ
チル)−2−(IH)−ベンズ(e)インドリニリテン
)−1,3,5−へブタトリエニル)−3−(4−スル
ホブチル)−1H−ベンズ(e)インドリウムヒドロキ
シドナトリウム塩);71%W / Wゼラチン及び残
余部分として不反応性成分から成る試薬組成物を調製し
た。上記の試薬組成物をフィルム上に流延し、乾燥した
。フィルムに1滴の血清を接触せしめ、580n層及び
790nmにおける反射率を測定した。2次的不活性染
料の790nmにおける反射率の測定値により、50n
mにおいて測定された反射率測定値の補正が可能となり
、血清中のトリグリセリドの計算濃度の正確度を倍加す
ることができ、有利である。
カリウムの  幡 濾紙製試薬片に、2.4%w / w 7− (n−デ
シル)−2−メチル−4−(3’、5′−ジクロ−6,
9%w / w 2 、3−ナフト−15−クラウン−
5、83、0%w/w緩衝剤;0.016%w/w5,
5’−ジクロロ−11−ジフェニルアミノ−3,3′−
ジエチル−10,12−エチレンチアトリカルボシアニ
ンペルクロレート;及び残余部分として不反応性成分か
ら成る試薬組成物を含浸させた。上記試薬片に1滴の血
清を接触せしめ1反射率を640na+及び800nm
において測定した。2次的不活性染料の800nmにお
ける反射率を測定することにより、640 nmにおけ
る反射率測定値の補正が可能となり、血清試料中のカリ
ウムの計算濃度の正確度を約2倍にすることができる。
上記の教示を鑑みれば、本発明の修正及び変形が数多く
可能である。したがって、特許請求の範囲内で、上記に
詳述した以外にも本発明を実施することが可能であるこ
とは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、種々の波長及び濃度で測定された。 主1び2改的弘原体化合物の反射率を汁悴1−たグラフ
であり、2次的染料について測定された反射率の上昇が
主色原体の反射率測定における上昇と関連性を有するこ
とを示すものである。 第2図は、主色原体と2次的色原体のに/S値の比率に
対する。主色原体のに/S及び2次的色原体のに/Sの
相関勾配の関係を示すグラフである。 第3図は、2次的色原体を使用して、あるいは使用せず
に、各色原体の吸収帯の最大波長及び種々のコレステロ
ール濃度にて測定された、コレステロール(主)色原体
とインドシアニングリーン(2次的)色原体のに/S値
の関係を示すグラフである。 第4図は、2次的色原体を使用して、あるいは使用せず
に、各色原体の吸収帯の最大波長及び種々の尿酸濃度に
て測定された、尿酸(主)色原体とインドシアニングリ
ーン(2次的)色原体のに/S値の関係を示すグラフで
ある。 %反射率(第2の色及体操科)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試験流体中の試験化合物の相対濃度を測定するため
    の試験具であって、試験流体との相互作用により、主色
    原体を形成してキャリアの光反射率若しくは吸光度に変
    化を生じせしめることができる試薬組成物を均一に包含
    する試薬キャリアと、上記キャリア中に均一に、若しく
    は上記試験流体中に所定の濃度で包含させた2次的不活
    性色素マーカーとから成り、上記2次的色素マーカーが
    試験流体及び試薬組成物に対して不活性であり、かつ主
    色原体の吸光波長ピークから少くとも80nm離れた吸
    光波長ピークを有することを特徴とする試験具。 2、試薬キャリアが液体吸収性又は液体吸着性の吸収性
    材料である特許請求の範囲第1項記載の試験具。 3、試薬キャリアが、発泡材料、不織布、ゲルのフィル
    ム、ポリマーフィルム、転相フィルム及びその他の液体
    透過性材料より成る群から選ばれる特許請求の範囲第1
    項記載の試験具。 4、2次的不活性色素マーカーが、試験具と試料との接
    触により形成された主色原体の最大吸光ピークから少く
    とも120nm離れた、高い最大吸光ピークを有する染
    料から成る特許請求の範囲第1項記載の試験具。 5、液体試料中の化学物質の存在を感知するための試薬
    片であって、液体反応剤組成物を吸収又は吸着して、こ
    れを均一に分配することができるキャリア材と、上記キ
    ャリア中に均一に分配された反応剤組成物とから成り、
    上記反応剤組成物が液体試料中の所定成分と相互作用し
    て、反応剤組成物中に、主色原体を形成し、所定波長に
    おけるキャリアの光反射率又は吸光度に測定可能な変化
    を生じせしめることのできる化合物を含み、また、該反
    応剤組成物が、主色原体の吸光波長ピークから少くとも
    80nm離れた吸光波長ピークを有する、2次的不活性
    色素材料を含むことを特徴とする試薬片。 6、試薬キャリアが液体吸収性又は液体吸着性の吸収性
    材料である特許請求の範囲第5項記載の試薬片。 7、試薬キャリアが、発泡材料、不織布、ゲルのフィル
    ム、ポリマーフィルム、転相フィルム及びその他の液体
    透過性材料より成る群から選ばれる特許請求の範囲第5
    項記載の試薬片。 8、2次的不活性色素マーカーが、主色原体の最大吸光
    ピークから少くとも120nm離れた、高い最大吸光ピ
    ークを有する染料から成る特許請求の範囲第5項記載の
    試薬片。 9、試薬組成物と液体試料との接触後、上記液体試料中
    の化合物と相互作用して、試薬組成物中に測定可能な主
    色原体を生成することができる試薬組成物を包含した定
    量測定用の試験具において、既知濃度で試薬組成物中又
    は液体試料中に均一に包含せしめられ、かつ形成された
    主色原体から少くとも80nm離れた吸光ピークを有す
    る、液体試料及び試薬組成物に対して不活性な2次的色
    素材料から成ることを特徴とする試験具。 10、試薬キャリアが液体吸収性又は液体吸着性の吸収
    性材料である特許請求の範囲第9項記載の試験具。 11、試薬キャリアが、発泡材料、不織布、ゲルのフィ
    ルム、ポリマーフィルム、転相フィルム及びその他の液
    体透過性材料より成る群から選ばれる特許請求の範囲第
    9項記載の試験具。 12、2次的不活性色素材料が、試験具と試料との接触
    により形成された主色原体の最大吸光ピークから少くと
    も120nm離れた、高い最大吸光ピークを有する染料
    から成る特許請求の範囲第9項記載の試験具。 13、液体試料中の所定の化学物質の濃度を測定する方
    法であって、 所定量の試薬組成物を試薬キャリアに分配し、(ここで
    試薬組成物は液体試料中の所定成分と相互作用して、主
    色原体に発色もしくは色変化を惹起することにより、所
    定波長に於けるキャリアの光反射率又は吸光度に測定可
    能な変化をもたらすことのできる化合物を包含し、また
    、該反応剤組成物は、主色原体の吸光波長ピークから少
    くとも80nm離れた吸光波長ピークを有する2次的不
    活性色素マーカーを含む); キャリアを乾燥し; 乾燥したキャリアの表面に液体試料を接触せしめて、該
    キャリア中の主色原体及び2次的色素の両者の特性を示
    す波長において検知可能な色変化を惹起し; 第1の色原体の光反射率又は吸光度の特性を示す波長に
    おいて、キャリアの光反射率又は吸光度を測定し、かつ
    不活性な2次的色素マーカー物質の光反射率又は吸光度
    の特性を示す波長において、キャリアの光反射率又は吸
    光度を測定し;更に第1の色原体における色変化の程度
    に基いて該所定化学物質の濃度を、2次的色素マーカー
    物質についての光反射率又は吸光度の測定値に基いて補
    正されたものとして測定することから成ることを特徴と
    する方法。 14、キャリアの反射率又は吸光度の測定が主色原体及
    び2次的不活性色素マーカー物質の吸光度が最大となる
    波長で行なわれる特許請求の範囲第13項記載の方法。 15、液体試料が生物学的流体である特許請求の範囲第
    13項記載の方法。 16、液体試料が全血、血清又は血漿である特許請求の
    範囲第15項記載の方法。
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