JPS62157294A - 回転式土砂礫圧送機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ノールドエ法や推進工法ｆこおいて、切羽で
掘さくされた礫混り土砂を庁内の狭い作業空間に能率よ
く圧送して立坑外へ連続的に搬送するものに係る。

〔従来の技術〕

従来、このような土砂礫を圧送して運搬する技術として
は、シリンダーのピストン運動によるものが主体であり
、その機構は土砂礫を圧送室に送り込んでから圧送管側
のゲートを開き同時に圧送室への土砂礫投入側のゲート
を閉じた後、ピストン運動で圧送するもの、および摺動
伸縮するパイプの両側（こゲートを設け、圧送管側のゲ
ートを閉じて土砂礫投入側のゲートを開いたままこの区
間のパイプを伸長させた後、圧送側のゲートを開き、投
入側のバルブを閉じてこの区間のパイプを縮めることに
よって土砂礫を圧送するものが、その代表的なものであ
るが、何れも圧送時と土砂礫投入時にバルブの開閉を行
わなければならない。そのために、特（こ達見りのとき
はバルブの開閉が不充分であったり故障する事が多く、
かつ圧送がピストン式の往復動のために長延長の土砂礫
圧送の機構は複雑であり、又その搬送も能率的でないの
が現状である〔発明が解決しようとする問題〕 従来の土砂礫圧送機の弱点の一つはバルブを使用するこ
とであり、もう一つの弱点は、ピストンを使用する往復
動による圧送のために機構が複雑になるとともに高価な
ものになることである。　そこで従来のこれらの弱点を
排除して、バルブを使用せず、かつ往復動圧送を回転式
円運動圧送にすることによって、土砂礫圧送機の機構を
簡単なものにし、スムーズで故障の少い安価な土砂礫の
長延長連続圧送できるものを提供するものである。

〔問題点を解決するための手段および作用〕一般的断面
がドーナツ状円板ｌとこれにかぶさるケーシング旦から
なり、ドーナツ状円板上とケーシング且との組合せ部分
には、ノール材工をはさみ込んでケーシング内部長内の
土砂礫の逸失を防ぎ、ドーナツ状円板上は、ケーシング
旦を固定したまま、中心線旦を軸として回転することが
できる。

次にドーナツ状円板上には、その中心に対し対称的位置
にスリット２が設けられる。

更に、このスリット２には掻き板ヱが上下できるよう差
し込まれ、掻き板ヱの下部には案内欅旦が取り付けられ
る。　案内桿旦の下端はガイドレール且にはまり込み、
ガイドレール旦はドーナツ状円板上と同じ中心をなし、
平面的には同心円状１こ設置され、お簡約には１個所が
ガイドＵの位置まで下っており、ガイドレールの下って
いる位置では案内禅冬が下降し、それにともなりて掻き
板りも下降し、その上面が丁度ドーナツ状円板上の上面
まで下降するように設置する。

次にケーシング旦は、その−個所が閉塞板形で閉塞され
、ドーナツ状円板上の回転方向に対して、この閉塞仮世
の手前の位置の外側側面に土砂礫取出し目脂を開穴し、
その開穴部に圧送管Ｕを取りつける。

一方、ドーナツ状円板上の回転方向に対して閉閉塞板格
の後方のケーシング旦の上面に土砂礫投入口１５を開穴
し、と記のガイドレールの下降部Ｕが、ケーシング且の
閉塞板淫の直下にくるように設置する。

このようにして、ドーナツ状円板上を廻転させるととも
に、土砂礫投入時税からケーシング内部へ土砂礫を投入
すると最初、投入された土砂礫は回転するドーナツ状円
板上にのりてケーシング内部に入９て行く。　次に掻き
板ヱがくるとこの掻き板りより先の土砂礫は、この掻き
板ヱに押されてドーナツ状円板上の廻転方向につまって
行くが、ケーシング且の閉塞部場のところまでつまって
行くと、掻き板ヱに押された土砂礫は、土砂礫取出し口
胆を経て圧送管撚へ押り出される。　一方掻き板ヱは、
ガイドレール旦に従って、ケーシングｌの閉塞邪淫の手
前から次第に下降し、閉塞部化にかかるところでは完全
にドーナツ状円板上の上面の下方へ入ってしまうので、
掻き板ヱは閉塞部格下側を通り抜け、その後ガイドレー
ル主によって再び上昇し、ケーシング旦に内接するとこ
ろに達し、土砂礫投入口臣にさしかかることになる。　
この時、掻き板りが２枚のときは、その対称位置にある
もう１枚の掻き板ヱによって、その前方の土砂礫は、圧
送パイプＡの方へ押しやられる。　このように土砂礫投
入口喝から土砂礫が連続して投入されると交互に土砂礫
投入口拶を通過する掻き板ヱによって、連続的に圧送パ
イプ撚に押し込まれて圧送される。　この課程が、ドー
ナツ状円板上の回転によって連続釣行われるので、回転
円運動によって土砂礫が連続的に圧送され、かつ開閉す
るバルブは皆無であり、かつ掻き板二が上昇してくる閉
塞板場から土砂礫投入口授の区間には、全く土砂礫は存
在しないので、スムーズに上昇し、極めて能率的でかつ
故１１の少い土砂礫圧送機としての機能を果すことがで
きる。

〔実　施　例〕

本発明の１実施例を第１図、第６図、第７図に示し具体
的に説明する。

土砂投入口】５、土砂排出口】３を備えたドーナツ状、
且口字型ケーシング３とこれに同心同軸重を回転する円
板ｌから本体はなる。ケーシング３に内接する掻き板７
は円板１と共に回転し、ケーシングに設けた閉塞部近く
で案内環８及びガイド１０．１１の働きで円板１に設だ
スリット穴２を上下する構造となっている。

土砂投入口１５より投入された土砂礫は、原動機１６の
回転はアーム１７により、円板ｌに伝り回転し、後方か
ら押して来る掻き板７Ｉこよってケーシング３に沿りて
寄せ集められ圧送される。

円板ｌと掻き板７の回転が進み、ケーシング３の閉塞部
１２に近づくと掻き板７は案内環８及びガイド１１の働
きにより、円板■こ設けられたスリット２を下降し、土
砂礫を土砂礫取出し口Ｉ３を経て圧送管１４へ送り込む
。

閉塞部を通り過ぎた掻き板７は案内環８及びガイド１１
の働きで円板ｌに設けられたスリット２を上昇し、再び
土砂を集める。

掻き板７は土砂の性質、量の多少により２枚若しくは、
それ以上複数仮設け、土砂礫圧送を連続的に行う。

〔発明の効果〕

本発明は、円形の回転板と掻き板の作用で土砂礫を回転
圧送する装置で、他の土砂礫搬送装置に比較し、ピスト
ン駆動源の油圧切換弁の燥音や磨耗の激しいバルブ機構
がないため操作、維持管理が容易な特徴をもつ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による回転式土砂礫圧送機の断面図、
第２図は円板の平面図。第３図、第４図は各々円板のＡ
Ａ、ＢＢ断面図。第５図は掻き板及案内桿、第６図は掻
き板、案内環、ガイドの構造図、第７図はケーシングの
平面図を示し、なお図中、１３円板、２．スリット、３
．ケーシング、４．シール材、５．土砂礫回転圧送空間
、６９回転軸、７．掻き板、８．案内環、９．ガイドレ
ール、１０．１１．ガイド、！２．閉塞部、ＬＬ±砂礫
取出し口、１４．圧送管、１６．土砂礫投入口、１６．
原動機、＋７．アームを表わす。 第６図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 二枚又はそれ以上の掻き板が自由に上下できるようにし
   て、その中心に対して対称的位置に差し込まれた水平に
   回転することのできるドーナツ状円板または、単なる円
   板に、前記掻き板に外接する■型断面のケーシングを、
   円板がその中心を軸として自由にケーシングと関係なく
   回転できるように上からかぶせて組み合わせ、このケー
   シングの一個所の内断面を完全に閉塞するとともに、そ
   の隣接部の外側面に圧送用パイプ取付け穴をあけて圧送
   用パイプを取り付け、一方その反対隣接部のケーシング
   上面に土砂礫投入用の開口を設ける。次に円板とケーシ
   ングが組み合わされたまま、円板のみが廻転する時に、
   掻き板は円板下方からの案内桿によって上下できるよう
   にし、ケーシングの閉塞部では掻き板の上面が完全に円
   板表面の下方にくるように案内される事によって、円板
   は掻き板がケーシングの閉塞部に引っかかることなく自
   由に廻転できる。このようにして土砂礫投入口から投入 された土砂礫が円板の回転によって、後方から押してく
   る掻き板によって閉塞個所に寄せられ、その閉塞個所の
   すぐ手前にある圧送管に押し込められるとともに掻き板
   は円板の下方に導びかれて閉塞個所に引っかかることな
   く通過し、通過後再び上方に案内されてケーシングに内
   接してその前方にあるすでに投入された土砂礫を圧送管
   の方に押し込むことを連続的に行うことを特徴とする回
   転式土砂礫圧送機。