JPS62156793A - 空港自動改札システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）技術分野 この発明は空港の搭乗ゲートの自動改札システムに関す
る。

（ｂ）発明の概要 この発明に係る空港自動改札システムは、改札する便の
搭乗予約者数をセンタから入力し、搭乗ゲートを通過し
た乗客、すなわち、改札された有効な搭乗券を計数する
。両者が一致したとき、搭乗すべき乗客は全て搭乗した
と判断して搭乗完了を出力するようにした。これによっ
て、係員が手作業にて搭乗者を計数する手間が省け、省
人力比を実現したものである。

（Ｃ１従来技術とその欠点 空港の搭乗ゲートにおいては、搭乗手続き（搭乗予約）
をした全ての顧客が実際に搭乗しているか否かを確認す
るようにしている。この確認を従来は、係員が乗客から
回収した搭乗券の半券を数えて行っていた。しかし、こ
の方式では、搭乗量は付は中には半券を回収する係員お
よびその半券を計数する係員が必要であり、係員の作業
負担が大きくなるため、顧客サーヒスを行えない等の欠
点があった。

（ｄ）発明の目的 この発明は上記欠点に鑑み、自動改札機において、セン
タから受は取った搭乗予約者数と一致するまで搭乗者を
計数することによって、搭乗予約者全員の搭乗を確認す
ることのできる空港自動改札システムを提供することを
目的とする。

（Ｇ１発明の構成及び効果 この発明は、搭乗予約ファイルを仔するセンタと、空港
の搭乗ゲートに設置され搭乗券を改札する自動改札機と
を有する空港自動改札システムにおいて、 前記センタに、前記自動改札機に対して改札すべき便の
搭乗予約者数を出力する手段を設け、前記自動改札機に
、 前記センタから人力された搭乗予約者数を記憶する搭乗
予約者数記憶手段と、 改札した有効搭乗券の数を計数する搭乗者計数手段と、 前記搭乗予約者数記憶手段の内容と前記搭乗者計数手段
によって計数された数が一致したとき搭乗完了を出力す
る手段と、 を設けたことを特徴とする。

以上の構成において、 自動改札機はセンタから改札する便の搭乗予約者数を入
力して改札を開始する。有効な搭乗券を搭乗者計数手段
によって計数し、計数値が前記搭乗予約者数と一致した
とき、全員の搭乗が完了したと判断してその旨を出力す
る。この出力は表示器等に表示するようにすればよい。

これによって、搭乗受は付け（改札）の間係員は搭乗ゲ
ートでの作業が少な（なり、他の顧客サービスに従事す
ることができる。また、係員が搭乗完了を確認したとき
、その便の出発準備が完了したことを管制室に伝えるこ
とができる。

（ｆ）実施例 第１図ＧＡ）、　（Ｂ）はこの発明の実施例である空港
自動改札システムに使用される自動改札機の概略構造図
である。この自動改札機は空港の搭乗ゲートの左右に設
けられた一対の装置からなり、この図はそのうち右側の
装置を示している。この図において乗客は右から左に通
行する。装置前面には乗客が搭乗券を挿入する挿入口６
が設けられている。この挿入口６から装置上面後方の排
出ロアに至る装置内部には搭乗券搬送路ｔが形成されて
いる。搭乗券搬送路を上には搭乗券に形成された磁気ス
トライプを読み取る磁気ヘッド１が設置されている。

また、前記左右装置の通路側には乗客の通過を検知する
通過検知器５（５ａ〜５ｄ）が設置されている。この通
過検知器５ａ〜５ｄはフォトセンサであり、通行人が光
を遮ることによって“Ｈ１１を出力し通行人の存在を検
知する。通過検知器５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄが順に“Ｈ
”を出力したとき制御部は、通行人（乗客）が通行方向
（待合ロビー９搭乗ブリッジ）へ通過したことを検知す
る第２図は上記自動改札機の制御部のブロック図である
。ＣＰＵｌ０にはＲＯＭＩ　１．ＲＡＭＩ　２およびＩ
１０インターフェイス１３が接続され、Ｉ１０インター
フェイス１３には前記磁気ヘッド１を含む磁気ストライ
プリーダ１′、改札便の設定等を行う係員操作部４．搭
乗完了等を表示する表示部１６．前記通過検知器５．挿
入口６から挿入された搭乗券を排出ロアまで搬送する搬
送装置１５およびセンタとデータ等の送受を行う伝送部
１４が接続されている。

前記伝送部１４と回線を介して接続されているセンタ２
は搭乗予約ファイルを有し、各便毎にチェックインした
顧客の数等を記憶している。

第３図は上記ＲＡＭ１２の部分構成図である。

エリアＭ１は搭乗予約者記憶エリアであり、改札する便
の搭乗予約者数が記憶される。この搭乗予約者数はセン
タ２から送られてくる。エリアＭ２は改札した有効搭乗
券の枚数を記憶するエリアである。エリアＭ３はゲート
を通行した搭乗者の人数を記憶するエリアである。

第４図は上記自動改札機の制御部の動作を示すフローチ
ャートである。ステップｎｌ（以下、ステ、プｎｉを単
にｎｉと言う。）で係員操作部４が操作されて、改札を
開始する便の設定が行われると、センタ２と交信し搭乗
予約者（チェックイン済の顧客）数を受信する（ｎ２）
。次に、ＲＡＭ１２のエリアＭ２．Ｍ３をクリアする等
のイニシャル処理を行って（ｎ３）、改札を開始する。

改札を開始すると搭乗券が挿入されるか（ｎ４）、乗客
が通行を開始する（ｎ１４）まで待機する。

搭乗券か挿入されると、その磁気ストライプを読み取っ
てその搭乗券が有効券であるか否かを判定する（ｎ５）
。有効券であればエリアＭ２に１を加算して（ｎ６）、
搭乗券にパンチ穴を開ける等の通行法処理を行って排出
ロアから排出する（ｎ７）。次に乗客が通行を開始する
まで待機しくｎ８）、通行が開始されると通行乗客人数
（エリアＭ　３　）に１を加算しくｎ９）、通行が終了
すれば（ｎ１０）、有効搭乗券の枚数（エリアＭ２）と
通行搭乗者の人数（エリアＭ３）とが一致することを確
認する（ｎｉｌ）。一致すれば有効搭乗券枚数（エリア
Ｍ２）がセンタ２から人力された搭乗予約者数（エリア
Ｍｌ）と一致するか否かを判断しくΩ１２）、−敗すれ
ば搭乗完了の旨を表示部１６に表示して動作を終える。

なお、ｎ５で搭乗券を無効と判定した場合にはアラーム
を鳴動させて（ｎ２０）動作を中断し、ｎｉｌで有効搭
乗券の枚数と通行搭乗者の人数とが不一致であればエラ
ーダウン状態となる（ｎ　１９）。また、有効搭乗券枚
数（エリアＭ　２　）か搭乗予約者数（エリアＭｌ）に
満たなかった場合はまだ搭乗する乗客がいるためｎ４に
戻って待機する。

一方、搭乗券挿入（ｎ４）をせずに通行が開始された（
通過センサ５が検知を開始した）場合にはｎ１４の判断
で、ｎｉ５．ｎ１Ｇに進む。

ｎ１６で通行が終了したことを判断するまでに搭乗券が
挿入されるか否かをｎ１５で判断し、その間に搭乗券が
挿入されれば、その搭乗券は有効券であるか否かを判断
する（ｎ１７）。有効券であればｎ９に進み、有効券で
ない場合および搭乗券の挿入がある前に通行が終了して
しまった場合（ｎ１６）は、ｎ１８に進んでアラームを
鳴動して、動作を中断する。

前記ＲＡＭ１２のエリアＭ１およびｎ２が、この発明の
搭乗予約者記憶手段に対応し、前記ＲＡＭ１２のエリア
Ｍ２およびｎ５．ｎ６がこの発明の搭乗者計数手段に対
応し、前記表示部１６およびｎ１２．ｎ１３がこの発明
の「搭乗完了を出力する手段」に対応する。

このように、この空港自動改札システムによれば、搭乗
の改札を開始するとき、係員が改札便を設定すれば、自
動改札機は自動的にセンタ２と交信して搭乗予約者の人
数を受信する。改札を開始すれば、改札した人数が前記
予約者数と一致するまで改札をｍ続し、一致したとき搭
乗完了を表示する。このような構成にしたことによって
、係員は、最初に改札便を設定すれば、障害（無効搭乗
券の挿入、搭乗券無し乗客の通過等）が発生しないかぎ
り、改札に関与する必要が無くなり、他の顧客サービス
に従事することができる。これによって、係員の作業を
軽減し、顧客のサービス向上を図ることができる。

また、この実施例においては、搭乗券無しで乗客が通過
したときにはアラームを鳴動させ、改札した搭乗券の枚
数と通過した乗客の人数とが不一致のときにはエラース
トップするようにされているため、係員が監視しなくて
も乗客の不正な搭乗を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａｌ、　ＣＢ＋はこの発明の実施例である空港
自動改札システムに使用される自動改札機の概略構造図
、第２図は上記自動改札機の制御部のブロック図、第３
図は上記自動改札機のＲＡ、Ｍの部分構成図、第４図は
上記自動改札機の制御部の動作を示すフローチャートで
ある。 １′−磁気スドライブリーグ、２−センタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）搭乗予約ファイルを有するセンタと、空港の搭乗
   ゲートに設置され搭乗券を改札する自動改札機とを有す
   る空港自動改札システムにおいて、前記センタに、前記
   自動改札機に対して改札すべき便の搭乗予約者数を出力
   する手段を設け、前記自動改札機に、 前記センタから入力された搭乗予約者数を記憶する搭乗
   予約者数記憶手段と、 改札した有効搭乗券の数を計数する搭乗者計数手段と、 前記搭乗予約者数記憶手段の内容と前記搭乗者計数手段
   によって計数された数が一致したとき搭乗完了を出力す
   る手段と、 を設けたことを特徴とする空港自動改札システム。